JP2011036768A - 除湿機 - Google Patents

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奈穂 美寿見
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Abstract

【課題】水分吸脱着部の再生に必要な消費エネルギーを低減することができる除湿機を得る。
【解決手段】再生風路内のデシカントロータ7の下流側に配置され、再生空気Cと、室内空気Aとを熱交換して、デシカントロータ7から放出された水分を凝縮する凝縮器6と、熱電素子9の吸熱側により構成され、再生風路内のデシカントロータ7の下流側に配置され、再生空気Cの熱を吸熱して、デシカントロータ7から放出された水分を凝縮する吸熱部9aとを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気に含まれる水分を吸着する水分吸脱着部を備えた除湿機に関するものである。
従来の技術においては、例えば、「…本体内に設置した除湿空気用ファンにより、本体内に取込んだ室内空気に含まれる水蒸気を除湿空気用ファンの上流に設置した除湿ロータで吸湿し、乾燥空気として室内に放出し、一方、再生空気用ファンにより送風される乾燥した再生空気を再生ヒータで加熱し、再生空気用ファンの下流に設置した除湿ロータに吹きかけ、除湿ロータから水分を奪って高湿となった再生空気を凝縮器にて凝縮する凝縮サイクルを搭載し、凝縮水をタンクに貯めることのできる除湿乾燥機…」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、「第1空気及び第2空気を取り込み、減湿された第1空気を利用する除湿運転と加湿された第2空気を利用する加湿運転の少なくとも一方を行う調湿装置であって、第1空気から吸湿して第2空気により再生される調湿部材(34)と、直流を流すと第1空気から吸熱して第2空気へ放熱し、加熱した第2空気を上記調湿部材(34)へ供給する熱電素子(60)とを備えている調湿装置。」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−218432号公報(請求項1) 特開2002−115869号公報(請求項1)
従来の技術では、水分吸脱着部の吸着剤として、一般的なシリカゲルやゼオライトなど、再生湿度(平衡吸着量が低下する相対湿度)が低いもの(例えば相対湿度10%以下)を用いている。このため、再生空気の相対湿度を下げるため、再生空気の温度を例えば100℃以上に加熱する必要があり、加熱に伴う消費電力が大きくなる、という問題点があった。
また、特許文献1の従来技術においては、水分吸脱着部を通過した再生空気は、凝縮器内を通過するとき、凝縮器の周辺を通過する除湿対象空気と熱交換を行って冷却され、再生空気に含まれる水分が凝縮する。
しかしながら、除湿対象空気との熱交換のみにより再生空気中の水分を凝縮するため、水分吸脱着部を通過した再生空気の温度(再生後の温度)が低い場合、凝縮器周辺を通過する除湿対象空気との温度差が小さく、凝縮量が少なくなる、という問題点があった。
また、特許文献2の従来技術においては、熱電素子の吸熱部、調湿部材、熱交換器の順に送風する風路を持ち、熱交換器では調湿部材での水分吸着熱によって加温された除湿空気と加湿対象空気の熱交換を行う。
しかしながら、除湿対象となる高湿度の空気が熱電素子の吸熱部を通過するため、吸熱部において結露が起きてしまい、熱電素子の吸熱部での吸熱効果(冷却効果)が低減し、凝縮量が少なくなる、という問題点があった。
また、水分吸脱着部の吸着剤として再生湿度が低いもの(一般的なシリカゲルやゼオライト)を用いて、熱電素子からの放熱のみで再生空気を加熱して水分吸脱着部(デシカントロータ)の再生を行っている。このため、再生空気の相対湿度が再生湿度となるまで加温するには、多数の熱電素子と消費電力とが必要となり、加熱に伴う消費電力が大きくなる、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、水分吸脱着部の再生に必要な消費エネルギーを低減することができる除湿機を得ることを目的とする。
また、水分吸脱着部を通過する再生空気の温度が低い場合であっても、水分の凝縮量を向上することができる除湿機を得ることを目的とする。
本発明に係る除湿機は、
空気に含まれる水分を吸着させるための除湿風路と、
前記水分を脱着するための再生風路と、
前記除湿風路と前記再生風路とを跨いで回転自在に設置され、前記除湿風路に供給された空気に含まれる水分を吸着し、該吸着した水分を前記再生風路を流れる空気に放出する水分吸脱着部と、
前記再生風路内の前記水分吸脱着部の上流側に配置され、前記再生風路を流れる空気を加熱する加熱部と、
前記再生風路内の前記水分吸脱着部の下流側に配置され、前記再生風路を流れる空気と、前記除湿風路に供給された空気とを熱交換して、前記水分吸脱着部から放出された水分を凝縮する第1の凝縮部と、
熱電素子の吸熱側により構成され、前記再生風路内の前記水分吸脱着部の下流側に配置され、前記再生風路を流れる空気の熱を吸熱して、前記水分吸脱着部から放出された水分を凝縮する第2の凝縮部と
を備えたものである。
本発明は、第1の凝縮部により、再生風路を流れる空気と除湿風路に供給された空気とを熱交換して、水分吸脱着部から放出された水分を凝縮し、第2の凝縮部により、再生風路を流れる空気の熱を吸熱して、水分吸脱着部から放出された水分を凝縮する。このため、水分吸脱着部を通過する再生空気の温度が低い場合であっても、水分の凝縮量を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係る除湿機の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のシステム説明図である。 各種吸着剤の吸着等温線の概念図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の状態を表す空気線図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のシステム説明図である。 本発明の実施の形態2に係る除湿機のシステム説明図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る除湿機の斜視図である。
図2は本発明の実施の形態1に係る除湿機のシステム説明図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態1に係る除湿機は、本体1の背面には室内空気Aを取り込む吸込口2を備えている。また、本体1の上部には本体1内で除湿された乾燥空気Bを室内に排出する吹出口3を備えている。また、本体1の下部には室内空気Aから凝縮された水分をためるタンク4を備えている。
本体1の内部には、ファン5、凝縮器6、デシカントロータ7、再生ファン8、熱電素子9を備えている。また、デシカントロータ7は、再生部7aと、吸着部7bとを有している。また、熱電素子9は、吸熱部9aと、放熱部9bとを備えている。
なお、「凝縮器6」は、本発明における「第1の凝縮部」に相当する。
また、「デシカントロータ7」は、本発明における「水分吸脱着部」に相当する。
また、「吸熱部9a」は、本発明における「第2の凝縮部」に相当する。
また、「放熱部9b」は、本発明における「加熱部」に相当する。
本体1の内部には、室内空気Aを本体1内に吸い込み、デシカントロータ7により室内空気Aに含まれる水分を吸着させるための除湿風路と、デシカントロータ7が吸着した水分を脱着(再生)するための再生風路とが形成されている。
また、再生風路は、放熱部9b、デシカントロータ7の再生部7a、凝縮器6、吸熱部9aの順序に空気を循環させる循環風路により構成され、凝縮サイクルを形成している。
再生ファン8は、吸熱部9aと放熱部9bとの間に配置され、再生風路における凝縮サイクルの送風を行う。
なお、再生ファン8の配置位置はこれに限るものではなく、再生風路に再生空気Cを循環できれば任意の位置に配置することができる。例えば放熱部9bの下流側に配置しても良い。
ファン5は、室内空気Aを吸込口2から吸い込み、除湿された乾燥空気Bを吹出口3から本体1外へ排出する。このファン5は、図2に示すように、除湿風路のデシカントロータ7の下流側に配置される。
なお、ファン5の配置位置はこれに限るものではなく、除湿風路に室内空気Aを供給できれば任意の位置に配置することができる。例えば、デシカントロータ7や凝縮器6の上流側に配置しても良い。
なお、ファン5を設けない構成として、除湿機の外部から室内空気Aを供給しても良い。例えば除湿機を空気調和機の内部に設け、空気調和機から吐出された空気を当該除湿機内へ供給しても良い。
デシカントロータ7は、除湿風路と再生風路とを跨いで設置されている。このデシカントロータ7は、除湿風路に供給された室内空気Aに含まれる水分を、吸着部7bで吸着し、該吸着した水分を、再生部7aから再生空気Cに放出するものである。
デシカントロータ7は、円柱形状であり、水分を吸着及び脱着する吸着剤を担持している。また、デシカントロータ7は、支軸に回転自在に支持されており、その外周にギアを伴ったカバーで覆われている。そのカバーの外周にはモータが連結設置され、モータの回転がデシカントロータ7に伝えられて回転することにより、再生部7aと吸着部7bとが連続して入れ替わり、水分の吸着及び脱着(再生)を繰り返すことができる。
デシカントロータ7に担持される吸着剤としては、後述する第1の吸着剤または第2の吸着剤を用いる。この第1の吸着剤または第2の吸着剤は、例えばゼオライト、シリカゲル、活性炭等の一般的な吸着剤と比較して、吸着量が多く、吸着した水分を脱着するエネルギー(吸着エネルギー)の小さい吸着剤を使用する。この第1の吸着剤または第2の吸着剤は、多孔質基材に塗布、表面処理あるいは含浸、または紙基材に漉き込まれたものを使用しても良い。吸湿剤の詳細は後述する。
凝縮器6は、再生風路におけるデシカントロータ7の下流側、除湿風路におけるデシカントロータ7の上流側に配置される。
凝縮器6は、再生空気Cと室内空気Aとを熱交換して、デシカントロータ7から再生空気Cに放出された水分を凝縮するものである。
凝縮器6は、プラスチックの真空成型、ストロー状の管の集合体、または仕切り板などの集合体などで凝縮風路が構成されている。そして、この凝縮風路の内部には、高湿な再生空気Cが供給され、凝縮風路の外部には、室内空気Aが流れ、2つの空気流は完全に隔離され熱交換するものである。
熱電素子9は、吸熱部9aと放熱部9bとを有し、吸熱部9aから放熱部9bへ熱を移動させる素子である。
熱電素子9の吸熱部9aは、再生風路内のデシカントロータ7の下流側に配置され、再生空気Cの熱を吸熱して、デシカントロータ7から放出された水分を凝縮する。
熱電素子9の放熱部9bは、再生風路内のデシカントロータ7の上流側に配置され、吸熱部9aにより吸熱された熱により再生空気Cを加熱する。
この熱電素子9は、n型半導体とp型半導体を組み合わせて平板状に形成されており、直流電流を流すことにより、吸熱部9aから放熱部9bへ熱を移動させる。また、熱電素子9の両面には熱交換のためのフィンが設置されており、吸熱反応が起こる面(熱電素子の吸熱側)を吸熱部9a、他方の発熱反応が起こる面(熱電素子の放熱側)を放熱部9bとして利用する。この熱電素子9としては、例えばペルチェ素子を用いることができる。
図3は各種吸着剤の吸着等温線の概念図である。
図3において、横軸は対象空気の相対湿度、縦軸は水分の平衡吸着量を表している。
なお、符号31は、一般的なゼオライトの等温吸着線を示す。
また、符号32は、1.5〜2.5nm程度の径の細孔が複数設けられた多孔質ケイ素材料である第1の吸着剤の等温吸着線を示す。
また、符号33は、0.7nm前後(0.6〜0.8nm程度)の径の細孔が複数設けられたゼオライト系材料である第2の吸着剤の等温吸着線を示す。
また、Φ1は第1の相対湿度、Φ2は第2の相対湿度、Φ3は第3の相対湿度、Φ0は第4の相対湿度を示す。
一般的なゼオライトの場合、等温吸着線31に示されているように、相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率である傾斜は、第4の相対湿度Φ0以下の範囲における方が、第4の相対湿度Φ0を超える範囲における方よりも大きい。なお、第4の相対湿度Φ0は一般的に10%未満である。
一方、本実施の形態で用いる第1の吸着剤は、等温吸着線32に示されているように、第4の相対湿度Φ0より大きい第1の相対湿度Φ1から第2の相対湿度Φ2の範囲における平衡吸着量の変化率である傾斜が、第1の相対湿度Φ1未満または第2の相対湿度Φ2を超える範囲における傾斜よりも大きい。
なお、第1の吸着剤である多孔質ケイ素材料の細孔径を増加または減少することにより、第1の相対湿度Φ1及び第2の相対湿度Φ2を30%から60%の範囲で増加または減少することができる。ここでは、例えば、第1の相対湿度Φ1が40%程度、第2の相対湿度Φ2が60%程度になるように、第1の吸着剤である多孔質ケイ素材料の細孔径を調整する。
このとき、第1の相対湿度Φ1における平衡吸着量q1は、第4の相対湿度Φ0における平衡吸着量q0より小さく、かつ第2の相対湿度Φ2における平衡吸着量q2は、第4の相対湿度Φ0における平衡吸着量q0より大きい。
このため、第1の吸着剤を担持するデシカントロータ7の吸着部7bでは、室内空気Aの相対湿度が約95%から第2の相対湿度Φ2の範囲にて、平衡吸着量q2まで水分を吸着できる。これにより、平衡吸着量q0しか吸着しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、大幅に吸着量が増加する。
また、デシカントロータ7の再生部7aでは、再生空気Cの相対湿度を第1の相対湿度Φ1程度とすることにより、平衡吸着量q2−平衡吸着量q1という大きな吸着量差に応じた水分を放出できる。これにより、第4の相対湿度Φ0以下としなければ平衡吸着量が大きく変化しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、相対湿度が高い第1の相対湿度Φ1程度であっても、吸着した水分を放出できる。つまり、再生空気Cの相対湿度を低下させるために再生空気Cを加温する温度を、低くすることが可能となる。
なお、動作の詳細は後述する。
また、本実施の形態で用いる第2の吸着剤は、等温吸着線33に示されているように、第3の相対湿度Φ3以下の範囲における平衡吸着量の変化率である傾斜が、第3の相対湿度Φ3を超える範囲における傾斜よりも大きい。
このとき、第3の相対湿度Φ3は第4の相対湿度Φ0より大きく、かつ第1の相対湿度Φ1より小さい値であり、また、第3の相対湿度Φ3における平衡吸着量q3は、第4の相対湿度Φ0における平衡吸着量q0より大きい。
このため、第2の吸着剤を担持するデシカントロータ7の吸着部7bでは、室内空気Aの相対湿度が約95%から第3の相対湿度Φ3の範囲にて、平衡吸着量q3まで水分を吸着できる。これにより、平衡吸着量q0しか吸着しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、大幅に吸着量が増加する。
また、デシカントロータ7の再生部7aでは、再生空気Cの相対湿度を第3の相対湿度Φ3以下とすることにより、平衡吸着量の低下に応じた水分を放出できる。これにより、第4の相対湿度Φ0以下としなければ平衡吸着量が大きく変化しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、相対湿度が高い第3の相対湿度Φ3以下にすれば、吸着した水分を放出できる。つまり、再生空気Cの相対湿度を低下させるために再生空気Cを加温する温度を、低くすることが可能となる。
なお、動作の詳細は後述する。
次に、実施の形態1における除湿機の動作を説明する。
まず、除湿動作について説明する。
図1及び図2において、室内空気Aは、ファン5によって本体1内に吸い込まれ、凝縮器6の凝縮風路の外部を通過し、デシカントロータ7の吸着部7bを通過する際に水分が吸着されて低湿の乾燥空気Bとなり、この乾燥空気Bがファン5から本体1外に排出される。
次に、再生凝縮動作について説明する。
図2において、再生ファン8によって送風された再生空気Cは、熱電素子9の放熱部9bにて加温され、高温低湿空気となる。
そして、高温低湿空気となった再生空気Cは、デシカントロータ7の再生部7aを通過する。これにより、デシカントロータ7の吸着部7bで水分を含んでゆっくり回転してきた吸着剤から水分が除去(脱着)される。
デシカントロータ7の再生部7aを通過した再生空気Cは、水分を含んだ高湿空気となる。そして、高湿となった再生空気Cは、凝縮器6の凝縮風路の内部に進入し、凝縮器6の外部を通過する室内空気Aと熱交換する。これにより、再生空気Cに含まれる水分が凝縮されて凝縮水となる。この凝縮水は、凝縮器6の下部に配置されたタンク4に回収される。
その後、再生空気Cは、熱電素子9の吸熱部9aを通過する。この際、再生空気Cは、吸熱部9aにより熱が吸熱され、さらに水分が凝縮される。この凝縮水も、凝縮器6の下部に配置されたタンク4に回収される。
そして、再生空気Cは、再度、再生ファン8によって送風されて、上記凝縮サイクルを繰り返す。
このような凝縮サイクルにおける空気温度と絶対湿度との関係を、図4により説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る除湿機の状態を表す空気線図である。
以下、除湿動作及び再生凝縮動作における空気温度と絶対湿度との関係を、図4に基づき説明する。
まず、本体1内に吸い込まれた室内空気Aは点アの状態にあり、凝縮器6内を通過する再生空気C(点ク)と熱交換して吸熱し、温度が上昇するので点イの状態となる。逆に、凝縮器6内の再生空気C(点ク)は冷却される。
次に、点イの状態となった空気は、デシカントロータ7の吸着部7bを通過し、内部の吸着剤と接触して水分が吸着されて除湿された後、ファン5によって、吹出口3から本体1外に排出される。このとき、点イの状態となった空気は、等エンタルピ変化を起こし、絶対湿度が低下、温度が上昇して、点ウの状態となる。
一方、再生風路において、再生ファン8に送風された再生空気Cは、点カの状態にあり、熱電素子9の放熱部9bを通過することで加熱され、温度が上昇するので、点キの状態になる。
次に、点キの状態となった空気は、デシカントロータ7の再生部7aを通過し、吸着部7bにて吸着した水分を再生するので、等エンタルピ変化を起こし、絶対湿度が上昇、温度が低下して点クの状態となる。
次に、点クの状態となった空気は、凝縮器6の凝縮風路の内部を通過し、凝縮器6の外部を通過する室内空気A(点ア)と熱交換し、冷却されて温度が低下する。そして、露点温度に達すると凝縮を開始するので、点ケの状態になる。
さらに、点ケの状態となった空気は、熱電素子9の吸熱部9aを通過することで熱が吸熱され、さらに温度が低下する。そして、さらに凝縮が進み、再び、点カの状態に戻る。 そして、点カの状態となった再生空気Cは、再生ファン8に送風されて上記凝縮サイクルを繰り返す。
ここで、デシカントロータ7に担持する吸着剤として第1の吸着剤を用いる場合、点キの状態での再生空気Cの相対湿度が、第4の相対湿度Φ0と第1の相対湿度Φ1との間の範囲となるように、再生空気Cを加温する。例えば、再生空気Cの相対湿度が、第1の相対湿度Φ1近傍となるように、再生空気Cを加熱する。このとき、デシカントロータ7の再生部7aでは、第1の吸着剤の平衡吸着量q2−平衡吸着量q1という吸着量差に応じた水分を放出できる。
これにより、相対湿度Φ0以下となるまで再生温度を上げなければならない一般的なゼオライトに比べ低温で再生が可能となる。
例えば、図3に示した第1の相対湿度Φ1が40%程度、第2の相対湿度Φ2が60%程度となるように第1の吸着剤の多孔質ケイ素材料の細孔径を調整した場合、例えば室内空気Aの温度が約20℃、相対湿度が約60%であれば、熱電素子9の放熱部9bにより、再生空気Cの温度を30℃程度になるまで加温して、点キの状態における再生空気Cの相対湿度を40%程度とする。
つまり、従来の一般的なゼオライトを用いる場合には、相対湿度を第4の相対湿度Φ0以下とするため、再生空気Cを図4の点コの状態となるまで加熱する必要があるが、本実施の形態1では、これより温度が低い点キの状態の空気を再生空気Cとして利用することができる。したがって、従来の一般的なゼオライトを用いる場合と比較して、再生空気Cの加熱に伴うエネルギー消費量を低減することができる。
また、デシカントロータ7に担持する吸着剤として第2の吸着剤を用いる場合、点キの状態での再生空気Cの相対湿度が、第4の相対湿度Φ0と第3の相対湿度Φ3との間の範囲となるように、再生空気Cを加温する。このとき、デシカントロータ7の再生部7aでは、第2の吸着剤の平衡吸着量の低下に応じた水分を放出できる。
これにより、相対湿度Φ0以下となるまで再生温度を上げなければならない一般的なゼオライトに比べ低温で再生が可能となる。
したがって、従来の一般的なゼオライトを用いる場合と比較して、再生空気Cの加熱に伴うエネルギー消費量を低減することができる。
次に、実施の形態1における除湿機の凝縮量について説明する。
凝縮量は、凝縮サイクルにおける絶対湿度の変化に依存する。
図4に示すように、従来の除湿機においては再生空気Cを点コの状態まで加温する。この場合、再生後の空気は点サの状態となる。そして、従来の除湿機では、凝縮器6のみで再生空気Cを凝縮するので、凝縮後の空気は点ケの状態となる。このとき、絶対湿度X2−X0に応じた凝縮量となる。
本実施の形態1では、図4に示したように、点キの状態の空気により低温再生を行う。そして本実施の形態1においては、凝縮器6による凝縮と、熱電素子9の吸熱部9aとによる凝縮を行うので、凝縮後の空気は点カの状態となる。このとき、凝縮器6による絶対湿度X1−X0に応じた凝縮量に加え、吸熱部9aによる絶対湿度X0−X3に応じた凝縮量を確保することができる。つまり、再生空気Cの温度が従来の除湿機より低い低温再生であっても、絶対湿度X1−X3に応じた凝縮量を確保することができる。
また、再生空気Cの温度を低くすることで、室内空気Aの上昇(点イ)を抑えることもでき、本体1から排出される乾燥空気Bの温度(点ウ)の上昇を抑え、室内温度を上昇させずに除湿することができる。
また、熱電素子9の吸熱部9aにより再生空気Cの熱を吸熱し、放熱部9bから放熱する熱により再生空気Cを加熱するので、熱電素子9の排熱を利用して加温することができ、エネルギー効率を向上することができる。
また、再生空気Cを加熱するために、別途、ヒーターなどの加熱手段を設ける必要がなく、加熱に伴う消費エネルギーを低減することができる。
以上のように本実施の形態においては、再生空気Cと室内空気Aとを熱交換して、デシカントロータ7から放出された水分を凝縮する凝縮器6と、熱電素子の吸熱側により構成され、再生空気Cの熱を吸熱して、デシカントロータ7から放出された水分を凝縮する吸熱部9aとを備える。
このため、デシカントロータ7の再生部7aを通過する再生空気Cの温度が低く、室内空気Aと再生空気Cとの温度差が小さい場合であっても、再生空気Cに含まれる水分の凝縮量を向上することができる。
また、放熱部9bは、熱電素子の放熱側により構成され、吸熱部9aにより吸熱された熱により再生空気Cを加熱する。
このため、再生空気Cの熱を吸熱部9aにより吸熱して水分を凝縮すると共に、吸熱した熱を、再生空気Cの加熱に利用することができ、デシカントロータ7の再生に必要な消費エネルギーを低減することができる。
また、デシカントロータ7は、水分を吸着及び脱着する第1の吸着剤を有している。
このため、室内空気Aの相対湿度が約95%から第2の相対湿度Φ2の範囲にて、平衡吸着量q2まで水分を吸着できる。これにより、平衡吸着量q0しか吸着しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、大幅に吸着量が増加する。再生空気Cの相対湿度を第1の相対湿度Φ1程度とすることにより、平衡吸着量q2−平衡吸着量q1という大きな吸着量差に応じた水分を放出できる。これにより、第4の相対湿度Φ0以下としなければ平衡吸着量が大きく変化しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、相対湿度が高い第1の相対湿度Φ1程度であっても、吸着した水分を放出できる。つまり、再生空気Cの相対湿度を低下させるために再生空気Cを加温する温度を、低くすることが可能となる。
よって、デシカントロータ7の再生に必要な消費エネルギーを低減することができる。
また、デシカントロータ7は、水分を吸着及び脱着する第2の吸着剤を有している。
このため、室内空気Aの相対湿度が約95%から第3の相対湿度Φ3の範囲にて、平衡吸着量q3まで水分を吸着できる。これにより、平衡吸着量q0しか吸着しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、大幅に吸着量が増加する。
また、デシカントロータ7の再生部7aでは、再生空気Cの相対湿度を第3の相対湿度Φ3以下とすることにより、平衡吸着量の低下に応じた水分を放出できる。これにより、第4の相対湿度Φ0以下としなければ平衡吸着量が大きく変化しない一般的なゼオライト(等温吸着線31)と比較し、相対湿度が高い第3の相対湿度Φ3以下にすれば、吸着した水分を放出できる。つまり、再生空気Cの相対湿度を低下させるために再生空気Cを加温する温度を、低くすることが可能となる。
よって、デシカントロータ7の再生に必要な消費エネルギーを低減することができる。
また、第1の吸着剤または第2の吸着剤を用いることにより、再生空気Cを従来のような高温(100℃程度)にする必要がなく、加熱に伴う消費エネルギーの低減を図ることできる。また、再生空気Cと室内空気Aとの熱交換による室内空気Aの温度上昇を抑え、室内温度を上昇させずに除湿することができる。
なお、本実施の形態1では、再生空気Cの加熱を熱電素子9の放熱部9bのみにより行う構成について説明した。本発明はこれに限らず、再生空気Cを加熱する手段を別途設けても良い。このような構成の例を図5に示す。
図5は本発明の実施の形態1に係る除湿機のシステム説明図である。
図5に示すように、放熱部9bに加えて、再生空気Cを加熱するヒーター10を備える。そして、熱電素子9の放熱部9bを通過した再生空気Cを、ヒーター10によってさらに加熱しても良い。そうすることにより、室内空気Aの温度が低く、凝縮後の温度が再生空気Cの温度が低くなってしまっても、充分に再生することができる。
また、低温再生が可能な吸着剤を使用しているため一般的なデシカント式除湿機ほど消費電力を必要とせず、室内の温度を上げることもないという効果がある。
なお、「放熱部9b」及び「ヒーター10」は、本発明における「加熱部」に相当する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、再生風路は、放熱部9b、デシカントロータ7の再生部7a、凝縮器6、吸熱部9aの順序に空気を循環させる循環風路により構成した。
本実施の形態2では、再生風路は、本体1外から供給された空気を、放熱部9b、デシカントロータ7、凝縮器6、吸熱部9aの順序に通過させ、本体1外へ排出する風路により構成する。
図6は本発明の実施の形態2に係る除湿機のシステム説明図である。
図6に示すように、本実施の形態2の除湿機においては、再生ファン8は、本体1の外部に通じる風路(図示せず)と接続し、熱電素子9の放熱部9b、デシカントロータ7の再生部7a、凝縮器6、熱電素子の吸熱部9a、本体1外部に通じる風路(図示せず)の順に風路を構成する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
次に、実施の形態2の除湿機の動作を説明する。
なお、除湿動作は、上記実施の形態1と同様である。
再生凝縮動作について、上記実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
再生ファン8によって本体1外部から取り込まれた空気は、再生空気Cとして熱電素子9の放熱部9bにて加温され、高温低湿空気となる。
次に、上記実施の形態1と同様に、デシカントロータ7の再生部7aを通過して高湿空気となる。そして、凝縮器6及び熱電素子9の吸熱部9aを通過して水分が凝縮された後、本体1外部に通じる風路から本体1外(室内)に排出される。
以上のように本実施の形態においては、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
また、本実施の形態においては、再生風路は、本体1外から供給された空気を、放熱部9b、デシカントロータ7、凝縮器6、吸熱部9aの順序に通過させ、本体1外へ排出する風路により構成する。
このため、再生風路を循環させなくて良いので、部品の配置を単純化することができる。これにより、本体1を小さくすることが可能となる。
また、再生温度が従来の除湿機よりも低いので、本体1外(室内)に凝縮後の空気を放出しても室内の温度上昇を抑えることができる。
なお、本実施の形態2においても、例えば図5に示したヒータ10など、再生空気Cを加熱する手段を別途設けても良い。これにより本実施の形態2においても上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施の形態2では、再生ファン8により外部から空気を取り込む構成について説明したが、本発明はこれに限らず、再生ファン8を設けない構成として、除湿機の外部から再生空気Cを供給しても良い。
以上、各実施の形態によって説明した本発明は、除湿性能が良好でかつ消費電力量を低減できるので、家庭及び業務用の除湿機として広く利用することができる。
1 本体、2 吸込口、3 吹出口、4 タンク、5 ファン、6 凝縮器、7 デシカントロータ、7a 再生部、7b 吸着部、8 再生ファン、9 熱電素子、9a 吸熱部、9b 放熱部、10 ヒーター、31 一般的なゼオライトの等温吸着線、32 第1の吸着剤の等温吸着線、33 第2の吸着剤の等温吸着線、A 室内空気、B 乾燥空気、C 再生空気。

Claims (10)

  1. 空気に含まれる水分を吸着させるための除湿風路と、
    前記水分を脱着するための再生風路と、
    前記除湿風路と前記再生風路とを跨いで回転自在に設置され、前記除湿風路に供給された空気に含まれる水分を吸着し、該吸着した水分を前記再生風路を流れる空気に放出する水分吸脱着部と、
    前記再生風路内の前記水分吸脱着部の上流側に配置され、前記再生風路を流れる空気を加熱する加熱部と、
    前記再生風路内の前記水分吸脱着部の下流側に配置され、前記再生風路を流れる空気と、前記除湿風路に供給された空気とを熱交換して、前記水分吸脱着部から放出された水分を凝縮する第1の凝縮部と、
    熱電素子の吸熱側により構成され、前記再生風路内の前記水分吸脱着部の下流側に配置され、前記再生風路を流れる空気の熱を吸熱して、前記水分吸脱着部から放出された水分を凝縮する第2の凝縮部と
    を備えたことを特徴とする除湿機。
  2. 前記加熱部は、前記熱電素子の放熱側により構成され、
    前記第2の凝縮部により吸熱された熱により前記再生風路を流れる空気を加熱する
    ことを特徴とする請求項1記載の除湿機。
  3. 前記加熱部は、前記再生風路を流れる空気を加熱するヒーターを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の除湿機。
  4. 前記再生風路は、
    前記加熱部、前記水分吸脱着部、前記第1の凝縮部、前記第2の凝縮部の順序に空気を循環させる循環風路により構成される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の除湿機。
  5. 前記再生風路は、
    本体外から供給された空気を、前記加熱部、前記水分吸脱着部、前記第1の凝縮部、前記第2の凝縮部の順序に通過させ、本体外へ排出する風路により構成される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の除湿機。
  6. 前記水分吸脱着部は、水分を吸着及び脱着する第1の吸着剤を有し、
    前記第1の吸着剤は、
    細孔が複数設けられたケイ素材料で構成され、
    第1の相対湿度と、該第1の相対湿度よりも高い湿度である第2の相対湿度との間の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が、前記範囲外における相対湿度に対する前記変化率よりも大きく、前記第1の相対湿度及び前記第2の相対湿度が、30%〜60%の範囲である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の除湿機。
  7. 前記加熱部は、
    前記水分吸脱着部を通過する空気の相対湿度が前記第1の相対湿度近傍となるように、前記再生風路内の空気を加熱する
    ことを特徴とする請求項6記載の除湿機。
  8. 前記第1の相対湿度は、相対湿度が10%未満である第4の相対湿度よりも高い湿度であり、
    前記加熱部は、
    前記水分吸脱着部を通過する空気の相対湿度が、前記第1の相対湿度と前記第4の相対湿度との間の範囲となるように、前記再生風路内の空気を加熱する
    ことを特徴とする請求項6記載の除湿機。
  9. 前記水分吸脱着部は、水分を吸着及び脱着する第2の吸着剤を有し、
    前記第2の吸着剤は、
    細孔が複数設けられたゼオライト系の材料で構成され、
    第3の相対湿度以下の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が、前記第3の相対湿度を超える範囲における相対湿度に対する前記変化率よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の除湿機。
  10. 前記第3の相対湿度は、相対湿度が10%未満である第4の相対湿度よりも高い湿度であり、
    前記加熱部は、
    前記水分吸脱着部を通過する空気の相対湿度が、前記第3の相対湿度と前記第4の相対湿度との間の範囲となるように、前記再生風路内の空気を加熱する
    ことを特徴とする請求項9記載の除湿機。
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