JP2004096997A - バスダクトハウジング及びそれを用いたバスダクト組み立て方法 - Google Patents

バスダクトハウジング及びそれを用いたバスダクト組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 組立て作業の簡素化及び製造作業の効率化、すなわち、作業時間の短縮、更には、製造コストの低減が可能なバスダクトハウジング及びバスダクト組み立て方法を得ること
【解決手段】 収納凹部22と、フランジ部23,24と及びこのフランジ部の端縁に付加形成された補強部25,26とを有する一対のハウジング半体21をフランジ部相互を接合させて結合するバスダクトハウジングにおいて、フランジ部23,24相互の結合は、ハウジング半体21相互が、フランジ部が接合された状態で自動的に位置決めされ、この位置決めされた状態で、接合されたフランジ部を挿通孔穿設の予備加工なしで結合するリベットにより行うようにしている。
【選択図】 図6

Description

 本発明はバスダクトハウジング、特に絶縁被覆導体を収容する収納凹部を有する一対のハウジング半体を互いに対向せしめてなる二分割体のバスダクトハウジング及びそれを用いたバスダクト組み立て方法に関する。
 バスダクトは、一般に平板状の電気導体を電気絶縁層で被覆した絶縁被覆導体をバスダクトハウジング内に収容するよう構成されている。
 このように構成されるバスダクトは、複数のケーブルを束ねて配線する配線システムに比べて火災等の発生防止や漏洩磁束防止等に極めて優れた機能を有することから工場施設やビル等における主電力供給ライン等に広く用いられている。
 このバスダクトは、例えば、下記特許文献1の公報(実公昭58−9472号公報)に開示され、かつ図8に示すように断面コ字形の収納凹部101aと、この収納凹部101aの開口部両端に延設されたフランジ部101b及びフランジ部101bの外方端縁に沿って付設形成された補強部101cとからなる一対のハウジング半体101を有している。
 そして、これら一対のハウジング半体101を前記収納凹部101aの開口部側を互いに対向せしめ互いのフランジ部101bを接合し、互いに接合するフランジ部101bに穿設されたボルト挿通孔101dに挿入するボルト102によって一体結合してバスダクトハウジング103を形成すると共に、対向する収納凹部101aによって形成された導体収納部103A内に電気導体104aを電気絶縁層104bで被覆した絶縁被覆導体104を複数積層して収容している。
実公昭58−9472号公報
 上記特許文献1に開示された技術においては、一対のハウジング半体を収納凹部の開口部側を互いに対向せしめ、互いのフランジ部を接合し、互いに接合するフランジ部に穿設されたボルト挿通孔にボルトを挿入して、ハウジング半体を一体結合してバスダクトハウジングを形成している。
 したがって、ボルト挿通孔を穿設する予備加工が必要となり、更に、ボルトの締結作業を常に行わなければならず、作業が繁雑なものとなり、作業時間の長期化につながっていた。
 従って、本発明の目的は、組立作業の簡素化及び製造作業の効率化、すなわち、作業時間の短縮、更には、製造コストの低減が可能なバスダクトハウジングを提供することにある。
 上記目的を達成するため、請求項1に係るバスダクトハウジングは、
 断面コ字形の収納凹部と、この収納凹部の開口部両端に延設されて互いに離反するように形成されたフランジ部及びフランジ部の端縁に付加形成された補強部とを有する一対のハウジング半体を前記フランジ部相互を接合させ、対向する収納凹部によって形成された導体収容部内に絶縁被覆導体を収容すると共に、互いに接合された前記フランジ部相互を結合するバスダクトハウジングにおいて、前記フランジ部相互の結合は、前記ハウジング半体相互が、前記フランジ部相互が接合された状態で自動的に位置決めされ、該位置決めされた状態で、前記接合された前記フランジ部を挿通孔穿設の予備加工なしで結合するリベットにより行うようにしたことを特徴としている。
 この様に、ボルト挿通孔の穿設等の予備加工なしでのリベットにより結合することにより、ボルト等の締付作業等が省略でき、作業の簡素化が得られしかも短時間で効率的に低コストで実行できる。
 また、上記リベットによる結合作業は、フランジ部を相互を接合させ、その接合動作によって、ハウジング半体は自動的に位置決めされた状態となり、その状態で行われるので、その結合作業は安定したものとなる。更に、この様なリベットにより結合したことにより、接合されたフランジ部からの締結部材の突出部が極めて少ないものとなっている。
 請求項2に係るバスダクトハウジングは、
 前記フランジ部相互の結合が、 前記予備加工なしのリベットによる結合に代え、前記接合された前記フランジ部をスポット溶接により行われることを特徴としている。
 これにより、上記リベットによる結合の場合と同様に、ボルト挿通孔の穿設等の予備加工が不要となり作業の簡素化が得られ、極めて短時間で効率的に低コストで実行できる。また、接合されたフランジ部には、結合作業後においても突出部がなく、また、ボルト締めによる結合方法に比べ重量も軽減される。 更に、この結合作業は、上記請求項1の部分でも述べたように、フランジ部を接合した時にその状態で位置決めされているので、安定して行うことができる。
 また、請求項1のリベット或いは本項のスポット溶接による結合方法はバスダクトハウジングの組立完了後においても必要に応じて結合部を追加することが極めて容易に行えるという利点も有しており、バスダクトハウジングの結合に適している。
 請求項3に係るバスダクト組立て方法は、
 請求項1に係るバスダクトハウジングを用いたバスダクト組み立て方法において、一方の前記ハウジング半体内の収納凹部内に絶縁被覆導体を複数積層して収納し、他方のハウジング半体を前記一方のハウジング半体に対抗せしめその収納凹部内に前記絶縁被覆導体が収容されるように前記フランジ部を接合させる時に自動的に位置決めし、該接合されたフランジ部を挿通孔穿設の予備加工なしでのリベットにより結合する様にしている。
 本発明に係るバスダクトの組み立て方法により、バスダクトの設置のための作業において、ボルト等の締付作業等が省略でき、作業の簡素化が得られしかも短時間で効率的に低コストで実行できる。
 また、上記ボルト挿通孔の穿設等の予備加工を要しないリベットによる結合作業は、フランジ部を相互を接合させ、かつその状態で位置決めされた状態で行われるので、その結合作業は安定したものとなる。更に、この様なリベットにより結合したことにより、完成したバスダクトにおける接合されたフランジ部からの締結部材の突出部が極めて少ないものとなる。
 請求項4に係るバスダクト組立て方法は、
 前記接合されたフランジ部相互の結合を、前記予備加工なしのリベットによる結合に代え、スポット溶接により行うようにしている。
 これにより、バスダクトの設置のための組み立て作業において、上記リベットによる結合の場合と同様に、ボルト挿通孔の穿設等の予備加工は必要とされないので、作業の簡素化が得られ、極めて短時間で効率的に低コストで実行できる。また、接合されたフランジ部には、バスダクトの組み立て後においても突出部がなく、また、ボルト締めによる結合方法に比べ重量も軽減される。  更に、この結合作業は、上記請求項1の部分でも述べたように、フランジ部を接合した状態で位置決めされて行われるので、安定した作業となる。
 また、請求項1のリベット或いは本項のスポット溶接による結合方法はバスダクトの組立完了後においても必要に応じて結合部を追加することが極めて容易に行えるという利点も有しており、バスダクトの組み立てに適している。
 本発明に係るバスダクトハウジング及びそれを用いたバスダクトの組み立て方法によれば、バスダクトハウジングの形成、バスダクトの組立作業の簡素化及び作業時間の短縮、更には、製造コストの低減が可能であり、更に、安定した結合作業や結合後のフランジ部からの突出部が少ないバスダクト構造を得ることができる。
 本発明の最良の形態は、図6又は図7に示されている。図示のように、ハウジング半体21は、断面コ字形の収納凹部22と、この収納凹部22の開口部両端に延設されて互いに離反するように形成されたフランジ部23,24及びフランジ部23,24の端縁に付加形成された補強部25,26とを有している。そして、この一対のハウジング半体21は、フランジ部23,24相互が接合され、対向する収納凹部22によって形成された導体収容部内に絶縁被覆導体が収められる。
 ハウジング半体21の相互の結合は、図示のように、フランジ部23,24相互が接合された状態で行われる。そして、このフランジ部相互の接合動作により、ハウジング半体21相互は、自動的に位置決めされた状態となる。この位置決めされた状態で、接合されたフランジ部23,24の部分において、挿通孔穿設の予備加工なしのリベット41による結合が行われるものである。
 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する。なお、図1に示したバスダクト1の全体構成を参考にして説明するが、この図1及びその部分断面図である図2では、ハウジング半体21相互を結合する結合手段が、ボルト、ナットで構成された例が示されている。しかしながら、この結合手段の部分については本件発明の構成とは異なるものである。
 図1は、バスダクト1の斜視図であり、バスダクト1は例えば断面矩形或いは隅丸矩形の平板形状でアルミニウム或いは銅等からなる電気導体11をポリエステルシート等の電気絶縁層12で被覆した絶縁被覆導体13と、複数の絶縁被覆導体13を積層して収容保持するバスダクトハウジング20とを有している。
 バスダクトハウジング20は、同一断面形で相対向する一対のハウジング半体21による2分割体によって形成される。各ハウジング半体21は、断面コ字形の収納凹部22と、この収納凹部22の開口部両端に沿って互いに離反するように延設される所定幅のフランジ部23、24及び各フランジ部23、24の外側端縁に沿って付加形成される補強部25、26を有している。
 補強部25、26は、図2に図1のA−A線断面を示すように、互いに接合するフランジ部23、24に互いに離反するように外方に延設する第1補強部25a、26aと、第1補強部25a、26aの外側端から互いに対峙するようにフランジ部23、24と略平行に延設される第2補強部25b、26bと、第2補強部25b、26bの端部に互いに近接するよう延設される第3補強部25c、26cとからなる断面略U字状乃至コ字状であって、これら対向する補強部25及び26との共同によってバスダクトハウジング20の両側縁に沿って一対の閉断面形状を形成するよう構成されている。
 この補強部25、26の各第2補強部25b、26bの外側端面25b′、26b′は前記収納凹部22の外側面部22′に対して少なくとも一部が面一に形成されている。
 一方の補強部25を形成する第3補強部25cの内側端部には他方の補強部26を形成する第3補強部26cの内側端縁27aの板厚に相応する段差寸法を有して補強部25、26内に形成される階段状の段差部27bを有し、これら内側端縁27aと段差部27bとの係合により互いの第3補強部25c及び26cの内側端部を連結する係合部27を構成している。
 そして、本実施例では、係合部27の内側端縁27aと段差部27bとを嵌合することにより互いに接合する第3補強部25cと26cとの外表面が平坦に連続し、かつ対向する両ハウジング半体21の相対移動が規制されて両ハウジング半体21の相対位置決めがなされている。
 本実施例の特徴は、ハウジング半体21の結合に係るもので、この結合は、互いに対向するハウジング半体21のフランジ部23及び24の部分を接合した状態で行われる。フランジ部23及び24の接合の際には、上述したハウジング半体相互の位置決めも自動的に行われる。例えば、上述のような係合部27の内側端縁27aと段差部27bとを嵌合することで行われている。
 実施例1における結合手段の構成を図6に基づいて説明する。図6において図1と対応する部位には同一符号を付することでその説明を省略する。
 本発明における結合手段は、予備加工を不要とする結合手段であるが、先ず、図6(A)に示すように一対のハウジング半体21を対向せしめ、対向する一対の収納凹部22によって形成される導体収納部20A内に絶縁被覆導体(図示せず)を収容固定すると共に、ハウジング半体21をフランジ部23,24を接合させ、その時ハウジング半体21は相対位置決めされる。
 そして、接合された状態にあるフランジ部23、24の部分で、そこに予備加工により、ボルト挿通孔を穿設することなくリベットによる結合を行う。このリベット41は図6(A)に示すよう軸41aに中空部を有するチューブラリベットであり、リベッタでかしめることにより一方のフランジ部、例えばフランジ部24を穿孔すると共に貫通し、押し広げられる軸41aの先端により他方のフランジ部23を延出拡張せしめることによりかしめ結合する。
 このリベット41により結合されたバスダクトハウジング20は図6(B)に断面を示すようにフランジ部23、24からの突出部が極めて少なく、かつ前記ボルト締めによる結合方法に比べてボルト挿通孔の穿設等の予備加工が不要になり、ボルト等の締付作業等が省略でき、作業の簡素化が得られしかも短時間で効率的に低コストで実行できる。
 実施例2に係るバスダクトハウジングの結合手段を図7によって説明する。なお、図6と対応する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略する。
 先ず、図7(A)に示すようにハウジング半体21を対向せしめ、導体収納部20A内に絶縁被覆導体(図示せず)を収容固定すると共に、ハウジング半体21のフランジ部23及び24の部分を接合した状態とする。このときハウジング半体21は相対位置決めされている。
 続いて、互いに重合するフランジ部23と24を相対向する一対の電極42によってクランプし、加圧した状態で電極42間に通電して接合部にナゲット43を形成して溶着するいわゆるスポット溶接により結合する。
 スポット溶接によって結合されたバスダクトハウジング20は図7(B)に要部断面を示すように、そのフランジ部23、24に突出部がなく、前記ボルト締めによる結合方法に比べ重量が軽減され、ボルト挿通孔の穿設等の予備加工が不要となり作業の簡素化が得られ、極めて短時間で効率的に低コストで実行できる。
 また、これらリベット或いはスポット溶接による結合方法はバスダクトハウジングの組立完了後においても必要に応じて結合部を追加することが容易なものとなっており、バスダクトの結合手段として適している。
 なお、上記参考として示した図1の全体構成に、図6及び図7で示した本発明の実施例に係るハウジング半体21の結合構造と結合手法を組み合わせた本発明のバスダクトの実施例によれば、一対のハウジング半体21を、その収納凹部22の開口部側が対向するよう対向せしめ、フランジ部23と24とを接合することにより係合部27を構成する内側端縁27aと段差部27bとが互いに係合して相対向するハウジング半体21の相対移動が規制されて相対位置決めが自動的に行われる。すなわち、フランジ部23,24の接合動作により相対位置決めが自動的に終了し、その後の結合動作も安定して行うことが可能となっている。
 また、係合部27がフランジ部23、24を介して収納凹部22から離間して形成されることから組立にあたり導体収納部20A内に収容される絶縁被覆体13の電気絶縁層12を係合部27によって噛み込むことが回避されて絶縁被覆体13の損傷を招くことなく極めて効率的に組立てられる。
 また、上記構成の場合、係合部27の内側端縁27aと段差部27bとを係合することにより互いに接合する第3補強部25cと26cとの外表面が平坦に連続して形成され、バスダクトハウジング20の組立及び取扱作業中に作業者が誤って手等を怪我する虞れがなく作業の安全性が確保できる。
 更に、接合する補強部25、26の内側端部が係合部27によって一体的に連結され、かつ補強部25、26によつてバスダクトハウジング20の両側縁に沿って長手方向に伸びる閉断面形が形成されてバスダクトハウジング20の機械的強度を確保すると共に、補強部25、26間を係合する係合部27によって導体収容部20A内への塵埃等の侵入が防止される。
 一方、補強部25、26の第2補強部25b、26bの外側端面25b′、26b′と収納凹部22の外側面部22′とを面一に形成され、かつ結合手段28が収納凹部22の外側面部22′と第2補強部25b、26bの外側端面25b′、26b′とを結ぶ仮想線29内に位置することと相俟って特にバスダクト1を横配置した場合、例えば図3に示す如く床面L上に配設した場合バスダクト1の荷重が床面Lに接する収納凹部22と両補強部25及び26によって分散支持される。
 従って、絶縁被覆導体13を収納する収納凹部22の下方への湾曲変形が防止され、絶縁被覆導体13、特に電気絶縁層12の損傷が回避されると共に、地震等に起因する衝撃荷重による導体収納部20Aの上下振動など種々の事故誘発が防止できる。
 更に、第2補強部25b、26bの外側端面25b′、26b′と収納凹部22の外側面部22′とが面一であることからバスダクト1の占有空間の断面形状が略矩形となり、バスダクト1の梱包作業が極めて容易でかつ運搬、保管等に伴う積載に際して安定的に維持される。また対向するハウジング半体21の断面形状が同一に形成することから製造及び保管等の管理が容易になりコスト低減が期待できる。
 次に、上述した実施例について強度向上を図った変形例の形態を図4によって説明する。なお、この変形例において、結合手段28の具体的構成は、図示されていないが、上述した図6又は図7に示した実施例に係る結合手段が用いられるものである。
 図4は、本例に係るバスダクトハウジングの要部断面を示し、図1乃至3と対応する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略するが、上述の実施例の形態におけるバスダクトハウジング20の強度を更に向上せしめるものである。
 具体的には、一方の補強部25の第1補強部25a或いは他方の補強部26の第1補強部26aの内側端部、例えば第1補強部26aの内側端部に係合凹部30aを形成し、かつ他方の第1補強部25aの内側端部に前記係合凹部30aに嵌合する係合突起30bを形成して係合部30を構成する。
 このように構成することにより、上記実施例の形態におけるバスダクトハウジング20に比較して補強部25、26の第3補強部25cと26cの内側端が互いに係合部27によって係合され、更に補強部25aと26aの内側端部間が係合部30によって相互に係合されてバスダクトハウジング20の強度が更に増大してバスダクトの強度向上がより確実なものとなり、かつ導体収納部20A内への塵埃等の侵入防止もより確実に達成できる。
 次に、上述の実施例について軽量化及びコンパクト化を図った他の変形例の形態を図5によって説明する。なお、この例において、結合手段28の具体的構成は、図示されていないが、上述した図6又は図7に示した実施例に係る結合手段が用いられるものである。
 図5は、バスダクトハウジングの要部断面を示し、図4と対応する部位に同一符号を付することにより詳細な説明を省略するが、バスダクトハウジングの軽量化及びコンパクト化を図るものである。
 即ち、補強部25、26を、互いに接合するフランジ部23、24から相互に離反するように延設する第1補強部25a、26aと、第1補強部25a、26aの外側端から互に対向するようにフランジ部23、24と略平行に、かつ収納凹部22に近接するよう延設形成される第4補強部25d、26dからなる断面L字形に形成することにより補強部25、26の小型化が得られ、バスダクトハウジングの軽量化及びコンパクト化を図っている。
 また、補強部25、26の各第4補強部25d、26dの外側端面25d′、26d′を収納凹部22の外側面部22′に対して面一に構成することによりバスダクトを横配置した場合バスダクトの重量を収納凹部22と補強部25、26に分散支持せしめると共に、バスダクトハウジング20の占有空間の断面形状が略矩形に形成され、バスダクトの梱包を容易にし、かつバスダクトの積載の安定化が得られる。
 この変形例の形態においても補強部25の第1補強部25a或いは他方の補強部26の第1補強部26aの内側端部、例えば第1補強部26aの内側端部に係合凹部30aを、また他方の第1補強部25aの内側端部に係合凹部30aに嵌合する係合突起30bを各々形成して係合部30を構成することによりバスダクトハウジング20の強度を確保すると共に相互に接合する第1補強部25aと26aとの外表面を平坦に連結せしめて作業の安定性を確保している。
本発明の実施例の全体構成を示すための参考図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のバスダクトの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施例についての変形例示す要部断面図である。 本発明の実施例についての変形例示す要部側面図である。 本発明の実施例に係るバスダクトハウジングの結合手段の説明図であり、(A)はリベットによる結合手段の説明図を示し、(B)はリベットによる結合手段によって結合されたバスダクトハウジングの要部断面図である。 本発明の実施例に係るバスダクトハウジングの結合手段の結合手段の説明図であり、(A)はスポット溶接による結合手段の説明図を示し、(B)はスポット溶接による結合手段によって結合されたバスダクトハウジングの要部断面図である。 従来のバスダクトハウジングを説明する斜視図である。
符号の説明
1 バスダクト
13 絶縁被覆導体
20 バスダクトハウジング
20A 導体収納部
21 ハウジング半体
22 収納凹部
22′ 外側面部
23 フランジ部
24 フランジ部
25 補強部
26 補強部
28 結合手段
30 結合手段

Claims (4)

  1.  断面コ字形の収納凹部と、この収納凹部の開口部両端に延設されて互いに離反するように形成されたフランジ部及びフランジ部の端縁に付加形成された補強部とを有する一対のハウジング半体を前記フランジ部相互を接合させ、対向する収納凹部によって形成された導体収容部内に絶縁被覆導体を収容すると共に、互いに接合された前記フランジ部相互を結合するバスダクトハウジングにおいて、
     前記フランジ部相互の結合は、
     前記ハウジング半体相互が、前記フランジ部相互が接合された状態で自動的に位置決めされ、
     該位置決めされた状態で、前記接合された前記フランジ部を挿通孔穿設の予備加工なしで結合するリベットにより行うようにしたことを特徴とするバスダクトハウジング。
  2.  前記フランジ部相互の結合を、
    前記予備加工なしのリベットによる結合に代え、
     前記接合された前記フランジ部をスポット溶接により行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバスダクトハウジング。
  3.  請求項1に係るバスダクトハウジングを用いたバスダクト組み立て方法において、
    一方の前記ハウジング半体内の収納凹部内に絶縁被覆導体を複数積層して収納し、
     他方のハウジング半体を前記一方のハウジング半体に対向せしめその収納凹部内に前記絶縁被覆導体が収容されるように前記フランジ部を接合させた状態で自動的に位置決めし、
     該接合されたフランジ部を挿通孔穿設の予備加工なしでリベットにより結合することを特徴とするバスダクト組み立て方法。
  4.  前記接合されたフランジ部相互の結合を、
     前記予備加工なしのリベットによる結合に代え、スポット溶接により行うようにしたことを特徴とする請求項3に記載のバスダクト組み立て方法。
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