JP2004089158A - 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途 - Google Patents

海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途 Download PDF

Info

Publication number
JP2004089158A
JP2004089158A JP2002280623A JP2002280623A JP2004089158A JP 2004089158 A JP2004089158 A JP 2004089158A JP 2002280623 A JP2002280623 A JP 2002280623A JP 2002280623 A JP2002280623 A JP 2002280623A JP 2004089158 A JP2004089158 A JP 2004089158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
seaweed
carotene
lutein
extracting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002280623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004089158A5 (ja
Inventor
Hiroshi Hagino
萩野 浩志
Shiho Sato
佐藤 志保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRAKO KK
Shirako Co Ltd
Original Assignee
SHIRAKO KK
Shirako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRAKO KK, Shirako Co Ltd filed Critical SHIRAKO KK
Priority to JP2002280623A priority Critical patent/JP2004089158A/ja
Priority to KR1020030046300A priority patent/KR100576968B1/ko
Publication of JP2004089158A publication Critical patent/JP2004089158A/ja
Publication of JP2004089158A5 publication Critical patent/JP2004089158A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • A61K8/9706Algae
    • A61K8/9711Phaeophycota or Phaeophyta [brown algae], e.g. Fucus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/105Plant extracts, their artificial duplicates or their derivatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/31Hydrocarbons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/34Alcohols
    • A61K8/342Alcohols having more than seven atoms in an unbroken chain
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • A61K8/9706Algae
    • A61K8/9717Rhodophycota or Rhodophyta [red algae], e.g. Porphyra
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2250/00Food ingredients
    • A23V2250/20Natural extracts
    • A23V2250/202Algae extracts

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Abstract

【課題】海藻類からβ‐カロチン、ルテインなどの油溶性成分、あるいはこれらにエイコサペンタエン酸含有物を含む油溶性成分を安定的にかつ天然状態に近い状態で抽出し、健康食品や化粧品として提供する。
【解決手段】海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて撹拌した後、常温で、必要により磨砕剤を加えて、磨砕する。これによって、海藻類のβ‐カロチン、ルテイン、エイコサペンタエン酸含有物等の油溶性成分は常温でも高抽出率で油脂、ロウ類または炭化水素中に抽出され、かつ酸化されずに各成分が天然状態に近い状態で共存する。かかる方法で得られた抽出液は化粧品または健康食品の含有成分として有効である。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海藻に含まれるβ‐カロチン、ルテインなどの油溶性有効成分、あるいはこれらにエイコサペンタエン酸含有物を含む油溶性有効成分を、天然に含まれる状態でより効率的、安定的に抽出する方法、およびその抽出物を配合した化粧品および健康食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
海藻類はミネラル、ビタミン、食物繊維などの有用な栄養成分を含有しており、健康食品として注目されている。また、海藻パックのようにそれ自体で肌の美容にも用いられている。従来、海藻類の水溶性成分の抽出については種々の方法が検討されているが、海藻類にはβ‐カロチンやルテインなどの油溶性成分も含まれており、これらの油溶性成分は栄養成分として、あるいは化粧品素材として有用である。また、海藻にはさらにエイコサペンタエン酸含有物も含まれており、これも栄養成分として、あるいは化粧品素材として有用である。
【0003】
これらの油溶性成分を利用する従来技術としては、例えばクロレラ等の単細胞藻類からのβ‐カロチンの抽出液を油脂類に溶解させて、食品、医薬品、化粧品に利用するもの(特開平1−43167号)や、海藻よりエタノールなどの含水有機溶剤で高温下水溶性、油溶性成分を抽出し、化粧料に用いる方法(特開昭62−286907号)等が提案されている。また、海藻類のエイコサペンタエン酸含有成分を利用する従来技術としては、クロレラなど微細藻類より有機溶媒で抽出し、シリカゲルで分画する方法(特開平5−86796号)、紅藻類フダラクから有機溶媒で抽出後、超臨界二酸化炭素で処理する方法(特開平7−65066号)などの抽出方法が提案されている。しかし、油溶性成分の抽出として、β‐カロチン、ルテインなど、あるいはこれらにさらにエイコサペンタエン酸含有成分など複数の抗酸化油溶性成分が同時に効率的に抽出された例はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、海藻よりエタノールなどの含水有機溶剤で高温下水溶性、油溶性成分を抽出し、化粧料に用いる方法が提案されているが、このように高温で抽出するのは、海藻の細胞膜、細胞壁が強固で常温での抽出効率が高くないためである。しかし、高温で抽出すると、β‐カロチン、ルテインなどの油溶性成分は酸化されやすいため、必ずしも安定ではない。また、メチルアルコール、エチルアルコール等の水溶性有機溶媒で抽出すると、溶出後溶媒を除去することが必要になり、操作が煩雑でコスト的にも問題がある。また、安定的に抽出するために抗酸化剤を添加するということも考えられるが、抽出後の用途を考慮すると、このような添加剤等が含有されていないことが安全性の点から望ましい。また、抽出操作もできるだけ簡単なものが望ましい。
さらに、エイコサペンタエン酸含有物については、有機溶媒には可溶であるが油脂類や炭化水素には抽出されにくい。
【0005】
本発明はこのような問題に対処してなされたもので、例えば海苔、わかめ、こんぶ等の海藻類からβ‐カロチン、ルテインなどの油溶性成分を、あるいはこれらとエイコサペンタエン酸含有物とを、健康食品や化粧品として適するように、安定的にかつ各成分が共存する天然状態に近い状態で抽出することを目的とするものである。さらにかかる抽出方法によって天然状態のまま共存するように抽出した油溶性成分を、健康食品や化粧品として提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、海藻類に含まれるβ‐カロチン、ルテインなどの酸化されやすい油溶性成分を効率よく、かつ健康食品や皮膚化粧品として適するような安全性のあるものとして抽出する方法について鋭意研究した結果、海藻類の細片又は粉末に油脂、ロウ類または炭水化物を加えて湿潤状態で磨砕しながら抽出することにより、上記目的を達成できることが分かり、本発明に到達した。
【0007】
すなわち、本発明は、海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて撹拌後、常温で磨砕することによって海藻類の油溶性成分を油脂、ロウ類または炭化水素に溶解することを特徴とする海藻類から油溶性成分を抽出する方法に関する。
【0008】
また、かかる方法によると、海藻類を所定量以上使用することによって、エイコサペンタエン酸含有物がβ‐カロチン、ルテインなどとともに抽出されることを見出し、本発明に達した。
【0009】
すなわち、上記方法において、海藻類の量を、油脂、ロウ類または炭化水素の量に対して3w/v%以上とすることによって、油溶性成分としてエイコサペンタエン酸含有物を含むβ−カロチンおよびルテインを抽出する方法に関する。 また、本発明は、上記抽出方法によって得られた抽出液を含有することを特徴とする化粧料および健康食品に関する。
【0010】
海苔、わかめ、こんぶ、ヒジキは紅藻類、褐藻類に属する大型海藻であるが、β‐カロチン、ルテインが含まれており、中でも海苔は特にこれらの含有量が高い。前述したようにβ‐カロチンやルテインはいずれも酸化されやすく、抽出中の損失が大きいが、本発明では常温で湿式磨砕により抽出し、これらの成分を共存させながら同時に抽出するので、これらの成分が相互に抗酸化的に作用して安定性が高くなる。これはβ‐カロチンおよびルテインがいずれも抗酸化物質でもあり、相互に作用するからである。また原料の海藻類を抽出媒体である油脂、ロウ類または炭化水素類中で磨砕して抽出するので酸素との接触が少なくなり、β‐カロチンやルテインなどが酸化されにくくなる。また磨砕により抽出効率を高めるので高温で処理する必要がなく、常温処理が可能となることも酸化による成分損失を防いでいる。
【0011】
したがって表1に示すように、いずれの海藻においても、例えばβ‐カロチンでは97〜100%の抽出率が得られた。一方、海藻類を微細粉に粉砕後、油脂類で抽出を行う方法、すなわち粉砕と抽出を別操作で行った場合は、β‐カロチン抽出率が75〜85%であった。ルテインの場合も同様な傾向が認められた。
【0012】
β‐カロチンおよびルテインは共に抗酸化作用を有する化合物である。β‐カロチンはビタミンAの前駆物質であり、ビタミンAは眼の光感性タンパク質であるロドプシンの構成成分である。ルテインは眼の加齢性黄斑変性症に効果があることが明らかになっており、緑内障や白内障にも有効といわれている。また、β‐カロチン、ルテイン共に癌の予防にも効果があるといわれている。
【0013】
本発明の方法で抽出した海藻の油溶性成分抽出液は、β‐カロチンおよびルテインを多量に含有しているので、これらの栄養素補給源として適しており、健康食品として有効に用いることができる。この場合、他の成分と混合して用いることもでき、例えば、ビタミンE含量の高い胚芽油と混合すれば、β‐カロチン、ルテインおよびビタミンEを補給する健康食品となる。
【0014】
また、この抽出液を化粧料として用いると、肌の新陳代謝を良好にして肌荒れを防止または改善する効果がある。化粧料として用いる場合は、通常の各種化粧料基剤、例えばクリーム用基剤、オイルマッサージ用基剤、美顔用パック基剤、メークアップ用基剤、毛髪化粧料用基剤等の各種基剤と用いられて、各種化粧料を作製することができる。その場合、化粧料に通常用いられる配合成分、例えばアルコール類、保湿剤、エモリエント剤、酸化防止剤、美白剤、老化防止剤、界面活性剤、皮膜型製剤、蝋類、酸類などと用いることも可能である。
【0015】
また、エイコサペンタエン酸含有物は当初抽出物の中には見出せなかったが、海藻類の量を多くすることによってβ‐カロチン、ルテインと共存して抽出されることがわかった。これは、次のような理由によるものと考えられる。元来、エイコサペンタエン酸は燐脂質、糖脂質として存在するために、分子内に極性部分と脂溶性の非極性部分とをもつ両親媒性の性質を有しており、油脂類等に対する溶解性は高くないが、濃度が高まると油脂類等にも分配溶出されてくるものと考えられる。
【0016】
エイコサペンタエン酸は5つの2重結合を有する高度不飽和酸であり、その糖脂質、燐脂質化合物(本明細書ではこれを「エイコサペンタエン酸含有物」という)はエイコサペンタエン酸遊離型に比較して遥かに酸化安定性は高いが、やはり酸化されやすい化合物である。したがって、β‐カロチン、ルテインなどの抗酸化物質と共存することによって、その酸化安定性は高まる。したがってエイコサペンタエン酸含有物がβ‐カロチン、ルテインと共存して抽出される本発明の油溶性成分は、化粧料や健康食品として使用したとき、その安定性が高く、より高い効果を発揮することができる。
【0017】
エイコサペンタエン酸含有物もβ‐カロチン、ルテイン等と同様に海藻類の中では海苔中の含量がもっとも高い。エイコサペンタエン酸はコレステロール低減、血液粘度低下、免疫機能亢進などの薬理作用が知られており、本発明の抽出物を化粧料として用いると、肌の新陳代謝を良好にして肌荒れを防止または改善する。また、抗アレルギー作用、メラニン産生抑制作用、抗アトピー作用などの効果が期待できる。化粧料とする場合の種類や配合成分については前記した通りである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の抽出方法は、海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて均質になるように撹拌した後、湿式磨砕して海藻類の油溶性成分を油脂、ロウ類または炭化水素中に抽出させるもので、必要ならば磨砕剤を加えてもよい。抽出後、海藻細胞残渣や磨砕剤を遠心分離または濾過により分離し、上清を得る。この工程は連続式、バッチ式いずれも可能であるが、工業的には連続式で行う方が効率的である。
【0019】
磨砕剤としては、例えば海砂、アルミナ、ビーズなど、一般的に化粧品や食品の製造に適したものがよいが、グラインダー方式(石臼)の粉砕機では必ずしも磨砕剤の添加は必要ではない。
【0020】
本発明に用いた海藻は、β‐カロチン、ルテインなど脂溶性成分を含むものであればいずれも用いることができるが、原料として手に入りやすい海苔、ワカメ、コンブを主に用いた。
【0021】
海藻原料は予め細片または粉末状にしておくことが望ましいが、特に微粉にしておく必要はない。海藻原料は抽出処理前に加熱殺菌、高圧殺菌などの操作で殺菌処理しておくことが望ましい。また、磨砕抽出装置としては、グラインダー方式の磨砕機、撹拌羽式の湿式の分散粉砕器などが工業的に使用できる。
【0022】
予め細片または粉末状にした海藻を油脂、ロウ類または炭化水素と混合し、均質になるように撹拌する。用いられる油脂、ロウ類または炭化水素としては、植物油として胡麻油、オリーブ油、椿油、ひまし油、椰子油、ラノリン、カカオ脂、大豆油、ピーナツ油、紅花油、シソ油、ヒマワリ油、各種胚芽油、イソプロピルステアレート、動物油として馬油、ミンク油、ロウ類としてホホバ油、炭化水素としてスクワレン、スクワランなどが挙げられる。これらの油脂、ロウ類または炭化水素は二種以上の組み合わせでもよい。
【0023】
次に抽出方法の実施例を示す。
(実施例1)
海苔の粉末1gにオリーブ油20mlを加え、海苔に油が充分浸透するように撹拌した後、海砂8gを加えて自動乳鉢(「ニットー自動乳鉢」、日陶科学株式会社製)で攪拌磨砕し、さらにオリーブ油20mlを加えて撹拌する。次に、これを遠心分離して海砂および海苔の細胞断片を除去し、海苔のオリーブ油抽出液を得た。同様の操作でオリーブ油の代わりにホホバ油およびスクワレンを用い、ホホバ油およびスクワレンの各抽出液を得た。
【0024】
(実施例2)
海苔に代えてワカメ粉末およびコンブ粉末について実施例1と同様に行い、それぞれオリーブ油、ホホバ油およびスクワレンの各抽出液を得た。
上記実施例1および2におけるオリーブ油によるβ‐カロチンの抽出率を表1に示す。
【0025】
【表1】
Figure 2004089158
【0026】
表1に示すように、β‐カロチンの抽出率は97〜100%と極めて高率であった。これに対して、原料海藻を乾燥状態で微粉砕した後、磨砕をせずに油脂で抽出した場合の抽出率は75〜85%であった。
【0027】
(実施例3)
海苔粉末1kgにスクワレン20リットルを加え、均質になるよう撹拌した後、グラインダー方式の粉砕機を用いて磨砕し、さらにスクワレン10リットルを加えて撹拌した。これをフィルターで濾過して抽出液を得た。
【0028】
(実施例4)
海苔粉末5gにオリーブ油50mlを加え、海苔にオリーブ油が充分浸透するように撹拌した後、海砂10gを加えて自動乳鉢(ニットー自動乳鉢、日陶科学株式会社製)を用い、室温で30分間撹拌磨砕した。その後、さらにオリーブ油50mlを加えて撹拌した後、これを遠心分離して海砂や海苔の細胞断片を除去し、海苔のオリーブ油抽出液を得た。同様の操作で、オリーブ油の代わりにホホバ油およびスクワレンを用い、ホホバ油およびスクワレンの各抽出液を得た。
【0029】
各抽出液中のエイコサペンタエン酸の定量を行った結果を表2に示す。なお、エイコサペンタエン酸の定量は、各抽出液を水酸化ナトリウムで鹸化し、三フッ化ホウ素−メタノール錯体でメチル化した後、ヘキサンで抽出してHPLCによりエイコサペンタエン酸量を測定して行う。なお、オリーブ油抽出液中のβ‐カロチン濃度は24ppm、ルテイン濃度は8.4ppmであった。
【0030】
【表2】
Figure 2004089158
【0031】
(実施例5)
ワカメ粉末、コンブ粉末およびヒジキ粉末、各10gにそれぞれオリーブ油50mlを加え、各海藻粉末とオリーブ油とを充分に混和させた後、海砂20gを加えて、自動乳鉢で実施例4と同様に撹拌磨砕して、オリーブ油抽出液を得た。それぞれのエイコサペンタエン酸の濃度を表3に示す。
【0032】
【表3】
Figure 2004089158
【0033】
次に本発明による海苔の抽出液を化粧品に使用した実施例を示す。
(実施例6)
実施例1の海苔のスクワラン抽出液を用いて、下記組成の試験用オイルパックを調製した。
ホホバ油    65%
スクワラン   25%
海苔スクワラン抽出液 5%
ヒアルロン酸   5%
(いずれもw/w%)
【0034】
このオイルパックを用いて官能試験を行った。まず、水蒸気を当てて顔の皮膚を膨潤させてから、上記オイルパック5〜10mlを手指で顔全体に塗布し、その上から水蒸気を10分間当てながら、手指でオイルパックをよく馴染ませた。それからホツトタオルで顔の皮膚からオイルパックをふき取り、化粧水によって皮膚をクールダウンさせた。
【0035】
20名のパネラー(20代8名、30代12名、いずれも女性)がこの操作を行い、目視によって自分の皮膚の観察をして評価した。評価は、しわ、小じわ、はり、たるみ、かさつき、について行った。
【0036】
しわ、小じわに対する評価基準は、1)目立たなくなった、2)やや改善された、3)変化がない、4)少し増えた、5)増えた、の5段階で行った。
はり、たるみに対する評価基準は、1)非常に改善された、2)改善された、3)変化がない、4)やや目立つようになった、5)目立つようになった、の5段階で行った。
【0037】
かさつきに対する評価基準は、1)非常に改善された、2)改善された、3)変化がない、4)やや目立つようになった、5)目立つようになった、の5段階で行った。
これらの官能試験の評価結果を表4に示す。
【0038】
【表4】
Figure 2004089158
【0039】
(実施例7)
実施例1の海苔のオリーブ油抽出液を用いて、化粧クリームを製造した。
まず、下記のA組成物とB組成物とをそれぞれ調製して70℃まで加温し、B組成物にA組成物を撹拌しながら徐々に加えた後、ゆっくり撹拌しながら30℃まで冷却した。
【0040】
A:スクワラン20%、海苔オリーブ油抽出液3%、ミンク油1%、ホホバ油5%、ミツロウ5%、ステアリルアルコール2%、グリセリンモノステアレート1%、ソルビタンモノステアレート2%
B:精製水47%、ポリオキシエチレン(20E.O)ソルビタンモノステアレート2%、ポリオキシエチレン(60E.O)硬化ヒマシ油1%、グリセリン5%、1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液6%、パラオキシ安息香酸メチル0.1%
(いずれもw/w%)
【0041】
(実施例8)
実施例2で製造したワカメのオリーブ油抽出液を用いて、ローションを製造した。組成は下記の通りである。
ワカメのオリーブ油抽出液  2%
オリーブ油  0.5%
ポリオキシエチレン(20E.O)ソルビタンモノステアレート 2%
ポリオキシエチレン(60E.O)硬化ヒマシ油 2%
エタノール  10%
10%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液  5%
精製水  78.5%
(いずれもw/w%)
【0042】
(実施例9)
実施例1で製造した海苔のホホバ油抽出液を用いて、パックを製造した。まず下記の(1)〜(4)を溶解し、次に(6)〜(9)を溶解して、これらを混合する。そこへ(5)を徐々に添加し、均一に分散させてから30℃に加温して溶解する。これに実施例1の海苔のホホバ油抽出液を添加し、可溶化してパック剤とする。
【0043】
(1)エタノール10%、(2)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(15E.O)1%、(3)パラオキシ安息香酸メチル0.1%、(4)香料0.1%、(5)ポリビニルアルコール15%、(6)グリセリン5%、(7)1,3ブチレングリコール10%、(8)精製水58.8%
【0044】
(実施例10)
実施例1で製造した海苔のオリーブ抽出液および実施例2で製造したワカメのオリーブ抽出液、コンブのオリーブ抽出液をそれぞれゼラチンソフトカプセルに詰めてそれぞれ健康食製品とした。
【0045】
(実施例11)
実施例4の海苔スクワラン抽出液を用いて、下記組成の試験用オイルパックを調製した。
ホホバ油    65%
スクワラン   20%
海苔スクワラン抽出液 10%
ヒアルロン酸   5%
(いずれもw/w%)
【0046】
このオイルパックを用いて官能試験を行った。まず、水蒸気を当てて顔の皮膚を膨潤させてから、上記オイルパック5〜10mlを手指で顔全体に塗布し、その上から水蒸気を10分間当てながら、手指でオイルパックをよく馴染ませた。それからホツトタオルで顔の皮膚からオイルパックをふき取り、化粧水によって皮膚をクールダウンさせた。
【0047】
20名のパネラー(20代8名、30代12名、いずれも女性)がこの操作を行い、目視によって自分の皮膚の観察をして評価した。評価は、しわ、小じわ、はり、たるみ、かさつき、について行った。
しわ、小じわに対する評価基準およびかさつきに対する評価基準は実施例6と同様であり、表5に示す評価結果が得られた。
【0048】
【表5】
Figure 2004089158
【0049】
(実施例12)
実施例4の海苔のオリーブ油抽出液を用いて化粧クリームを製造した。
まず、下記のA組成物とB組成物とをそれぞれ調製して70℃まで加温し、B組成物にA組成物を撹拌しながら徐々に加えた後、ゆっくり撹拌しながら30℃まで冷却した。
【0050】
A:スクワラン20%、海苔オリーブ油抽出液5%、ミンク油1%、ホホバ油3%、ミツロウ5%、ステアリルアルコール2%、グリセリンモノステアレート1%、ソルビタンモノステアレート2%
B:精製水47%、ポリオキシエチレン(20E.O)ソルビタンモノステアレート2%、ポリオキシエチレン(60E.O)硬化ヒマシ油1%、グリセリン5%、1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液6%、パラオキシ安息香酸メチル0.1%
(いずれもw/w%)
【0051】
(実施例13)
実施例5で製造したワカメのオリーブ油抽出液を用いてローションを製造した。
ワカメのオリーブ油抽出液  2%
オリーブ油  0.5%
ポリオキシエチレン(20E.O)ソルビタンモノステアレート 2%
ポリオキシエチレン(60E.O)硬化ヒマシ油 2%
エタノール  10%
10%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液  5%
精製水  78.5%
(いずれもw/w%)
【0052】
(実施例14)
実施例4で製造した海苔のホホバ油抽出液を用いて、パックを製造した。まず下記の(1)〜(4)を溶解し、次に(6)〜(9)を溶解して、これらを混合する。そこへ(5)を徐々に添加し、均一に分散させてから30℃に加温して溶解する。これに実施例4の海苔のホホバ油抽出液を添加し、可溶化してパック剤とする。
【0053】
(1)エタノール10%、(2)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(15E.O)1%、(3)パラオキシ安息香酸メチル0.1%、(4)香料0.1%、(5)ポリビニルアルコール15%、(6)グリセリン5%、(7)1,3ブチレングリコール10%、(8)精製水58.8%
【0054】
(実施例15)
実施例4で製造した海苔のオリーブ油抽出液および実施例5で製造したワカメのオリーブ油抽出液、コンブのオリーブ油抽出液を、それぞれゼラチンカプセルに詰めて、健康食品とした。
【0055】
(実施例16)
実施例12で製造した化粧クリームを、アトピー性皮膚炎をもつボランティア20名の炎症部位に、3週間適宜塗布した。その改善結果を表6に示した。表に示されるように、75%の割合で改善が認められた。
【0056】
【表6】
Figure 2004089158
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、海苔、ワカメ、コンブ、ヒジキ等の海藻類からβ−カロチンやルテインなどの油溶性有効成分、あるいはエイコサペンタエン酸含有物を含むβ−カロチンやルテインなどの油溶性有効成分を、簡単な操作で、酸化安定性よく、天然に近い状態で、高抽出率で抽出できる。また、この抽出液は化粧品および健康食品として有効である。

Claims (15)

  1. 海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて撹拌した後、常温で磨砕することによって、海藻類の油溶性成分を油脂、ロウ類または炭化水素に溶解せしめることを特徴とする海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  2. 常温で磨砕する操作が磨砕剤を加えないで行うものである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  3. 常温で磨砕する操作が磨砕剤を加えて行うものである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  4. 海藻類の油溶性成分がβ−カロチンおよびルテインである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  5. 海藻類の量が、油脂、ロウ類または炭化水素の量に対して3w/v%以上であり、油溶性成分が、エイコサペンタエン酸含有物を含むβ−カロチンおよびルテインである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  6. 油脂が胡麻油、オリーブ油、椿油、ひまし油、椰子油、ラノリン、カカオ脂、大豆油、ピーナツ油、紅花油、シソ油、ヒマワリ油、各種胚芽油、イソプロピルステアレート等の植物油または馬油、ミンク油等の動物油である請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  7. 炭化水素がスクワレンまたはスクワランである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  8. ロウ類がホホバ油である請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  9. 海藻類が海苔、ワカメ、コンブまたはヒジキである請求項1記載の海藻類から油溶性成分を抽出する方法。
  10. 海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて撹拌した後、常温で磨砕することによって得られた海藻類の油溶性成分抽出液を含有することを特徴とする化粧料。
  11. 海藻類の油溶性成分抽出液がβ−カロチンおよびルテインである請求項10記載の化粧料。
  12. 海藻類の油溶性成分抽出液がエイコサペンタエン酸含有物を含むβ−カロチンおよびルテインである請求項10記載の化粧料。
  13. 海藻類の細片または粉末に油脂、ロウ類または炭化水素を加えて撹拌した後、常温で磨砕することによって得られた海藻類の油溶性成分抽出液を含有することを特徴とする健康食品。
  14. 海藻類の油溶性成分抽出液がβ−カロチンおよびルテインである請求項13記載の健康食品。
  15. 海藻類の油溶性成分抽出液がエイコサペンタエン酸含有物を含むβ−カロチンおよびルテインである請求項13記載の健康食品。
JP2002280623A 2002-07-10 2002-09-26 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途 Pending JP2004089158A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002280623A JP2004089158A (ja) 2002-07-10 2002-09-26 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途
KR1020030046300A KR100576968B1 (ko) 2002-07-10 2003-07-09 해조의 유용성 성분 추출 방법 및 추출액의 용도

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002200753 2002-07-10
JP2002280623A JP2004089158A (ja) 2002-07-10 2002-09-26 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004089158A true JP2004089158A (ja) 2004-03-25
JP2004089158A5 JP2004089158A5 (ja) 2005-04-21

Family

ID=32072132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002280623A Pending JP2004089158A (ja) 2002-07-10 2002-09-26 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2004089158A (ja)
KR (1) KR100576968B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070114A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Fuji Chem Ind Co Ltd カロテノイド類含有抽出物の製法
JP2013543890A (ja) * 2010-11-25 2013-12-09 株式會社アモーレパシフィック ホンダワラ抽出物、ミル抽出物及びワカメ抽出物を含む化粧料組成物
JP2018068245A (ja) * 2016-11-01 2018-05-10 日本粉末薬品株式会社 藻類から脂溶性成分を抽出する方法
KR101901859B1 (ko) 2018-03-09 2018-09-27 (주)아모레퍼시픽 모자반 추출물, 청각 추출물 및 참미역 추출물을 함유하는 화장료 조성물

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100937781B1 (ko) * 2008-09-18 2010-01-20 화성용 에나활성미네랄 a 활성수를 유효성분으로 함유하는 간손상 방지 또는 간기능 개선용 약학조성물
KR101233116B1 (ko) 2010-09-30 2013-02-14 강원대학교산학협력단 콩으로부터 루테인을 다량 수득하는 방법
CN102525868B (zh) * 2012-01-19 2013-06-26 广西还珠海洋生物科技有限公司 从珍珠母贝的珍珠胎囊中提取珍珠胎囊液的方法
KR102310044B1 (ko) * 2019-12-31 2021-10-08 파이코일바이오텍코리아(주) 큐보좀으로 나노캡슐화된 루테인을 유효성분으로 하는 화장용 조성물

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070114A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Fuji Chem Ind Co Ltd カロテノイド類含有抽出物の製法
JP2013543890A (ja) * 2010-11-25 2013-12-09 株式會社アモーレパシフィック ホンダワラ抽出物、ミル抽出物及びワカメ抽出物を含む化粧料組成物
JP2018068245A (ja) * 2016-11-01 2018-05-10 日本粉末薬品株式会社 藻類から脂溶性成分を抽出する方法
KR101901859B1 (ko) 2018-03-09 2018-09-27 (주)아모레퍼시픽 모자반 추출물, 청각 추출물 및 참미역 추출물을 함유하는 화장료 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
KR100576968B1 (ko) 2006-05-10
KR20040005674A (ko) 2004-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8795743B2 (en) Natural lycopene concentrate and method for production thereof
KR20120042806A (ko) 여드름 치료용 약제학적 조성물
JP6195976B2 (ja) 分散組成物及び化粧料
JP6546578B2 (ja) 藻類から脂溶性成分を抽出する方法
JP2004089158A (ja) 海藻油溶性成分の抽出方法および抽出液の用途
JP2002121112A (ja) 皮膚外用剤
JPH0253705A (ja) 化粧料
JP4279319B2 (ja) 粉末組成物及びその製造方法、並びにこれを含む食品組成物、化粧品組成物及び医薬品組成物
JP2000212026A (ja) 皮膚外用剤
JP2004107245A (ja) 目元のくすみ・クマ・むくみ改善用キット
JP2009013234A (ja) 粉末組成物及びその製造方法、並びにこれを含む食品組成物、化粧品組成物及び医薬品組成物
JPH0532556A (ja) 皮膚外用剤
JPH09118612A (ja) 皮膚外用剤
JPS58225003A (ja) 納豆抽出物含有化粧料
JP2009209063A (ja) 皮膚外用剤または皮膚化粧料
JPH0899835A (ja) 乳液の製造方法
JP5641665B2 (ja) 皮膚外用剤及びその製造方法
JP4124318B2 (ja) 抗酸化剤及び皮膚外用剤
JPS58224645A (ja) 納豆抽出物の製造法
JPH10203922A (ja) 化粧料
JP3454386B2 (ja) 洗顔料の製造方法
JP3826698B2 (ja) 微生物性リパーゼ阻害剤、及びこれを含有するニキビ用皮膚外用剤並びにフケ用皮膚外用剤
CN115137677B (zh) 山茶水醇提取物和包含它的化妆品组合物
JP2002370960A (ja) 皮膚外用剤及びその使用方法
FR2829927A1 (fr) Nouvelles compositions cosmetiques et leur procede d'obtention

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060221