JPS58225003A - 納豆抽出物含有化粧料 - Google Patents

納豆抽出物含有化粧料

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JPS58225003A
JPS58225003A JP57107775A JP10777582A JPS58225003A JP S58225003 A JPS58225003 A JP S58225003A JP 57107775 A JP57107775 A JP 57107775A JP 10777582 A JP10777582 A JP 10777582A JP S58225003 A JPS58225003 A JP S58225003A
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natto
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義博 近松
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蒸煮大豆に納豆菌(Bacillus 5ub
−tilisの一種、Aspergillus 0ry
zae )を繁殖させて、熟成して得られる、食用「納
豆」をスタート原料となし、これをもとに、その抽出物
を得て、化粧品類をはじめ、食品類に応用することに関
するものである。
納豆は、栄養価の高い食品の1つとして、わ7、□。、
お。、7゜i、8<lr、6o、1゜、。b a h 
T t t、−”が、しかし欠点としては、長期間の保
存は異臭(クサミ)か発生するために、すべての人々が
好んで食へるには至っていなかった。又、納豆特有の糸
引状の粘性物は、これもまた敬遠する人々も多く、シた
かつて納豆自体は、嗜好的な側面をもった食品として、
現在に至っている。
そこで、本発明者らは納豆中の異臭を除去し、栄養成分
を損うことなく抽出して、これを食品に利用することを
当初考え 種々の検討を加えた。その結果、納gj r
’−の糸引粘性物を主体に抽出した抽出物は、そのど 
の主体は蛋白質であり、これは栄養的にも優4〜いるば
かりか、さらに保湿滑性効果に優れ、とくに肌に塗布す
れば、すべすべした潤滑作用を示すことから、栄養保給
のみならず、化粧料への利用が有利であることを見出し
た。そこで、本発明者らは、さらに化粧料への応用に関
し、さらに4討を加え、抽出法と収量及び保湿効果との
関係について研究を続け、以下に述べるごとく、本発明
を完成した。
従来、納豆からの抽出物を化粧料に用いた例や為あるい
は食用として抽出物を用いた例は、他に見当らなかった
が、本発明における納豆からの抽出法としては、操作も
簡単であるから、新しい利用分野が展開され、るものと
期待される。すなわち、納豆自体は食べられながった人
々でも、その抽出物による飲料とが、あるいは顆粒状と
なし、さらには、錠剤やゼラチンカプセルに充填するな
どの加工により、適当な賦形剤や他の栄養剤と混合して
用いるなど、化粧品以外においても利用出来やすいもの
である。
〔実施例1〕 納豆を、あらかじめ加熱滅菌し、これに水を加えて破砕
し、カニ状物となしたら、次にカニ状物を濾過して、そ
の濾液を得る。この濾液は粘稠な液であるが、次に水に
混和しないところの公知な溶媒である、たとえばクロロ
ホルム、酢酸イソアミル、酢酸イソプロピル、酢酸イソ
ブチルなどのエステル類、n−ヘキシルアルコール、テ
シルアルコールなどのアルコール類、n−ヘキサン、n
−へブタン、ベンゼン、石油エーテル、シクロヘキサン
などの炭化水素から選びだした、いずれかの一種の溶媒
を、濾液に対して10〜50%程噴を加えて、よく攪拌
させてから、−昼夜程度、冷暗所に静置し、これによっ
て水層部(A 4 )と溶媒層部〔B層〕とに分離し、
A層を分取した後に、A層に対し水に混和する溶媒であ
る、たとえば、公知なエタノール、メタノール、アセト
ン、プロピルアルコールなどから選んだ一種類を、A層
に対して30〜90%程度を加えて攪拌する。攪拌後は
一昼夜程度、冷暗所に静置し、沈澱物層〔C層〕と上澄
液層〔D層〕に分離し、0層を分取し、沈澱物を取り出
す。このものは、粘性の高い蛋白質を主体とする抽出物
である。この抽出物は、さらに減匡下で溶媒や水分を除
去することにより、次第にゴムノリ状の弾力性のある固
形状物となるが、化粧料や食品に用いるときは、再度、
水に分散した懸濁(乳状)物を用いる。
〔実施例2〕 上記した実施例1の工程中で分離したB層を用い、これ
を、減圧蒸留して完全に溶媒を除去すると、油脂類が残
留する。このものには、納豆特有のクサミ (異臭)が
移行しているも、これをアルカリでケン化させてから、
その不ケン化物ヲ、エーテル又はn−ヘキサンを加えて
振散し1.フィトステロールを主体とする抽出物を得た
。この工程を得たものは、異臭が除去されている。
〔実施例3〕 前記した実施例1の工程中で分離したD層を用い、これ
を減圧蒸留して完全に溶媒を除去し、Na1l、KCl
、Na Soの内Aいずれかの一種に  4 よる水溶液に添加し、これによって析出された   ・
ト成分を分取し、次いで弱アルカリ性50%メタノール
に溶解させてから、濾過して濾液を取りだし、減圧濃縮
することによって、イソフラボンを主体とする、色素成
分からなる抽出物を得た。
以北の実施例1〜3で得られた各抽出物の総収量は、納
豆5 kgから約250〜3009程度であった。その
内、蛋白質を主体とする抽出物(実施例1で得た抽出物
)が、はとんどであっで、86〜90%をしめ、残りは
フィトステロールを主体とする抽出物(実施例2で得た
抽出物)が3〜6%、イソフラボンを主体とする色素t
ly、分からなる抽出物は、1〜3%程度であつζ だ。
前記実施例で得られたエキスは、それぞれ単独で、化粧
料9食品に用いることも可能であるが、とくに実施例1
で得た、蛋白質を主体とする抽出物は、粘度が高く、濃
縮した液体状態で50〜80 cps前後の数値を示す
。この粘度は、保湿滑性を示し、又エタノールや水の混
液中では、実施例2〜3で得られたところの各抽出物と
も良く混和し、滑性が高まる。すなわち、すべすべした
、べたつき感のない、保湿効果を有するもので、化粧料
や食品にも用いられやすい。又、味も良好であり、納豆
特有のコクを出すには、蛋白質を主体とする抽出物のみ
よりも、実施例2や3で得たところのステロールを主体
とする抽出物や、イソフラボンを主体とする色素成分か
らなる抽出物を併用すると良い。
基本的)こは、適当な香料や清涼剤を加え、水やエタノ
ールなどにより希釈すれば、簡単な化粧水や、飲料とし
て用いることが出来るも、その際の抽出物の添加量又は
含有量としては、粘度数値をもとに、10〜30 cp
s程度に調整すると、納豆抽出物が示す特有の滑性フィ
リングが良好となる。湿潤滑性効果は、ヒアルロン酸な
どの酸性ムコ多糖体と類似しており、べたつき感がない
のが特徴である。つまり、コラーゲンやアルブミンなと
のような、動物由来の蛋白質をもとにした保湿効果と異
なり、べたつきがなく、さらつとした感触が得られる。
次に、前記の実施例においては、原料である納豆を、あ
らかじめ加熱滅菌してから抽出する方法を採用したが、
高粘度な抽出物を得るには、加熱滅菌に要する時間が長
くなるほど、低下することがわかった。そこで、高粘度
な抽出物を得るために、滅菌操作について、さらに再検
討を加えることに1−だ。つまり、滅菌操作について、
抽出の際の中間工程や、最終工程などにおいて、種々の
検討を加えてみたが、いずれも作業性は細菌の増殖など
により困難であり、あらかじめ原料となる納豆を滅菌さ
せ、これをもとに抽出する方法が最善であることがわか
った。そこで、さらに滅菌操作について、粘度に影響し
ないで、工業的生産規模Gこおいても有利な方法につい
て、エチレンオキサイドガス滅菌を試みたところ、経過
時間により、むしろ粘度も高い抽出物が得られると共に
、さらに、収量的に増加することがわかった。
〔実施例4〕 納豆各々1009を用い、縦28cm×横15cmのハ
イゼツクスフイルム滅菌用バックに入し、エチレンオキ
サイドガスを第1表コこ示すごとく、所定時間封入して
放置したのち、細菌試験(寒天平板混釈法)を行い、滅
菌効果を判定したのち、それぞれのエチレンオキサイド
ガス殺菌済納豆について、精製+1000iを加えて、
温度15±1℃で攪拌させ、I OOrpmの回転数で
1時間、緩やかに攪拌させ、納豆表面にある糸引状の蛋
白質を主体とする、粘稠物を抽出した。得られた粘稠な
液を、吸引源d法により、濾紙(東洋濾紙/iG、 6
5 )で濾過する。次に、濾液に対して、同量のエチル
エーテルを加え、十分に振盪してから、分離する水層を
採り出して、これを減圧蒸留によって、水を留去させて
固形物(蛋白を主体とする抽出物)を得る。
次に、アセトンで固形物を十分洗浄し、減圧下でアセト
ンを留去させて・乾燥粉末を得る。収量は、それぞれ第
1表に示すごとくであった。
エチレンオキサイド滅菌処理における時間の経  1゛
過と共に、収量が増加し、粘度も上昇することがわかっ
た。x1水に対する溶解性も、加熱処理した納豆から抽
出したものに比べて高まる傾向を示した。
第1 表v;i 、エチレンオキサイド滅菌による、納
豆を用いて抽出された、蛋白質を主体とする抽出物の収
量及び粘度についてみたものである。尚、溶解率(%)
は、蛋白質を主体とする抽出物(実施例4で得られた抽
出物)各々1gを精秤し、20℃の精製水250m/中
に入れて攪拌し、回転数300 rpmで1時間行い、
乳濁蛋白液となした後、この液体を0.8ミクロンのメ
ンブランフィルタ−により、強制濾過させて、得られた
透明な溶液について測定したものである。つまり、実施
例1又は実施例4において得られるところの、納豆から
抽出された蛋白質を主体とする抽出物は、水によ−く分
散するも、・乳白色又は乳黄色の懸濁液を呈するもので
あるが、透明な水溶液を呈した液体、すなわち完全に水
に可溶性の蛋白質部分は、ごくわずかであり、第1表に
示す溶解率は、この水溶性蛋白質について示したもので
あり、粘度についても、同作によるものである。つまり
、納豆の有する特有の粘度は、水に乳濁分散するところ
の蛋白質部分が、その主体をなしていることがわかった
。一方、実施例4によって得られたところの、蛋白質を
主体とする抽出物の乾燥粉末自体が示す粘度は、これを
水に分散させて、一番高い数値の上限は、l OOcp
s程度となり、平均的には80〜90 cpsにピーク
を示す。この結果、加熱処理した納豆を用いるよりも、
エチレンオキサイドガス滅菌処理した納豆を用いる方が
、枯草菌に対する殺菌に有効なばがりでなく、同時に処
理時間の延長は、これにともなって納豆から抽出される
、粘稠な蛋白質の量も増加することがわかった。同時に
水に対する分散性及び溶解性も向上することが判明した
。この原因は、エチレンオキサイドが枯草菌に附加して
、殺菌効果を表わすと共に、納豆蛋白にも附加して、こ
れがために溶解性が向上し、収量的にも増加を示したも
のと考えられる。
次に実施例1〜4で得られた各々の抽出物について、そ
の用途面に関して述べる。
実施例〕及び4で得られた蛋白質を主体とする抽出物は
、そのまま単独でも味も良好であり、食用とすることも
できる。又、保湿剤としても各種の加圧食品中に添加し
て用いることも出来るが、化粧料や飲料では、蛋白質を
主体とする抽出物を、水などに分散させて、粘度につい
て1〜20 cps程度になるように調整して用いると
良い。さらに、実施例2〜3で得られたところのフィト
、ステロールを主体とする抽出物や、インフラボンを主
体とする色素成分を含む抽出物とは、実施例1や4で得
られたところの蛋白質を主体とする抽出物とは、よく混
和するので一緒に添IJI t、て用いると、保湿作用
は蛋白質を主体とする抽出物と変らないが、味は納豆時
Hのコクが増し、滑性効果は向上する。以下に、処方例
を示す。
〔参考処方例〕
(1)飲料 実施例1又は4で得た蛋白質を主体とする抽出物を、水
と少量のエタノール中で分散させ、粘度を50 cps
に調整した溶液・・・1〜30%乳   酸・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・  0.2クエ
ン酸・・争・・・・・囃■嗜・舎慟−・*a@@・・ 
0.9甘味料拳・@Φ・@俸・−・拳・1・番・拳・一
台・3〜t。
防腐剤(パラベン類)・・・・・・・・・・・ 0.1
香   料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・  適  歇精−製氷をもって全量を100とす
る。
(2)化粧料〈ローション〉 実施例1又は4で得た蛋白質を主体とする抽出物を、水
を加えて分散させ、粘度を30 cpsに調整した溶液
・・・・・・・・、・・・・・・・・・  5.0%鯨
ロウ  Φ・・・・蕾・・・・番・・拳・・e・・・拳
・−2,0ミツロウ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・11拳・−16,0流動ハラフイン・・・・・・
・e・・−・・■・1146.5セチルアルコール 精製水・・・・lIII・・―・自・・■・働・・11
j111+26.8ホ  ウ  砂 @@*@・・・0
・****e・0・晦・1     1.0香料及びパ
ラベン(メチル)・・・・・ 適量(3)〈バニシング
クリーム〉 ステアリン酸*****a*e**++s**e*ss
@l 5+Q%ソルビタン・モアステアレート修・@2
.0ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート・争・・・・−・・・・  1.5実
施例1又は4で得た、蛋白質を主体とする抽出物・・争
・・@611・■轡φ・■・−・・暢・・φ・・・3.
5〜4.5プロピレングリコールa11・11串eam
・・−@.10.0香料及びパラベン(メチル)・・嗜
・−・  0.2精製水をもって全量を100とする。
(4)く化粧水) エタノール・・・・拳・・・・・・・・・・・拳・・・
・・  9.0%乳     酸・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・   0.2り:L ’7 
酸111111.11@114@11@拳・・曇・・争
・・・拳・ 0,9ソルビット・・拳・・・・・**拳
・拳・・・・・・・・−   4.0香料、着色料、防
腐剤・・・・・・・・・・・・・ 適 量実施例1又は
4で得た蛋白質を主体とする抽出物20%に、実施例3
で得たインフラボンを主体とする色素成分を含有する抽
出物0.8%を混和した水溶液・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ 2 0.0精製水をもって、全量を1
00とする。
(5)〈コールドクリーム〉 ミツロウ・・・・・Φ・・・φ・・・・働・・・・・・
串・・ l O.0%セレシン・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ ]、0.0ワ セ リ 
ン ・−・・φ・・・・番・φ・拳e・・・・・・・・
・  1  5.0ラノリン・・・・・・−・1・・■
・番・・611611611   5.0流動ハラフイ
ン拳・■・■・・・・φ・・II@・Φ 17.5オリ
ーブ油又は米胚芽油・・・・0・・・・ 10.0実施
例1又は4で得られた蛋白質を主体とする抽出物・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  3.0
実施例2で得られたフィトステロールを主体とする抽出
物・・・・・・・・・・・φ・・・・・・・  0.5
実施例3で得られたインフラボンを主体とする抽出物・
・・・・拳・・・・・・・・φ・・・・・・・・  0
.271− IJ−+yノール壷・・・・・・Φ・e・
・φ壷・・・・@1.0精  疲  水 ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・  22.7香   
  料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   1.0防  腐  剤・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・    0.3〔保湿作用〕 次に、実施例1又は4で得られた蛋白質の保湿作用につ
いてみると、あらかじめ水で分散させて、粘度を30 
cps程度に調整させた溶液を用い、これをさらに20
倍希釈したlυを検液とし、恒温恒湿機により、設定し
た相対温度下において、検液が逸出する水分量を、恒量
に至った時点で重計法コこよって求めた。標品としては
、ピロリドンカルボン酸ナトリウムの5%含有水溶液を
用いて比較したが、その成績結果は第1図に示すごとく
、はぼ同じ保湿作用を有していることがわかった。一方
、前記試験に用いた20培希釈液を用いて、次に示す化
粧水を作り無添加の化粧水と、使用感について、40名
の女性を対象にして、肌に対する塗布試験を行ったが、
その結果は第2表に示すごとく、べたつき感がす<、す
べすべした感触が良好で滑性効果に優れ、さっばりとし
た使用感が得られた(処方:化粧水) エタノールΦ・・・・・・・・・・・・・・・・・−・
  9.0%乳   酸・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・   0.2クエン酸e・・・・・・
・・・・拳・・・111・・・・  0.9ソルビツト
・・・・111111・・・・・・・・・・・−4,0
抽出物の希釈液(粘度3〜5cps)・・8.0香  
 料・e・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
  0.1         a!1精製水で全量10
0とする。
〔第 2 表〕 納豆蛋白抽出物含有化粧水の使用感応
テスト1安全性〕 本発明による抽出物における女装性Gこつし)では、そ
のスタート原料が納豆であり、食用Gこ供されており、
何ら問題はないものと推定されたが、念のために、マウ
スによる経口投与器こより、実施例1及び4において得
られた、蛋白質を主体とする抽出物について、これを精
製水で分散させて、粘度を約308pa附近に調整した
溶解液をもとに実施したが、LD5゜値は40fnl以
旧であり、何ら間項なく安全性が高いものであると評価
された。一方、−次刺激性試験(こつt’ Nては、前
記の溶解液をもとに、48時間のパッチテストを、前述
した使用感応テストと同一の女性40名を対象Gご実施
したが、紅斑などの異状は認められなかった。
さらに、注目されることは、実施例1や実施例4で得ら
れたところの、蛋白質を主体とする抽出物には、保湿滑
性作用と共に、チロシナーゼ活性の阻害作用があり、さ
らに、この点に興味をもって、実施例1〜4で得られた
、それぞれの抽出物において、追試を行ったところ、実
施例2以外で得られた抽出物には、いずれもその作用が
あることがわかった。
したがって納豆抽出物は、保湿滑性作用と共に、肌の美
白的効果も期待出来るものとして有利なものである。第
3表は、本発明の実施例1〜4で得られたところの納豆
抽出物が示す、メラニン有色々素生成抑制作用について
、インビトロにおける成績結果を示したものである。
試験における反応系は、L−チロシン(1,0m9 /
 ” ) 0.5 m/、リン酸緩衝液(pH6,8)
 2.0ml、蒸留水又は阻害剤液(抽出物) 2,0
m7.Cu++イオン(1%溶液) 0’、05ml、
チロシナーゼ(1m9/ ml)l。0rnlにより、
37.5℃の恒温槽中60分の反応を進行させ、終了後
に分光々度計640 nm  の吸光度を求め、生成率
を算出した。比較検体としては、アスコルビン酸(ビタ
ミンC)を用いた。
〔第3表〕納豆抽出物のメラニン生成抑制作用さらに、
実施例4で得られたところの抽出物の乾燥粉末は、これ
を用時溶解させて用いると、一段と感触のよい、滑性の
あるフィリングが得られることである。
つまり、乾燥粉末を、単独か又は別の粉末状の化粧料基
剤と混1合しておき、これとは別に水溶液又は、既知の
化粧水や乳液、あるいはクリームなどをもちいて、溶解
させて用いる方法である。以下に示すような、粉末化粧
料を作り、化粧水などを使用する際に、手の平などで両
方を取り、粉末化粧料を指先などで練って溶解させて用
いるものである。
〔粉末化粧料〕
(1)実施例4で得た乾燥粉末・・・・ 1〜70%ビ
タミンCIIII・・・・・・・・・・・・・・ o、
3〜3゜デンプンをもって全量100となす。
(2)実施例4で得た乾燥粉末・・・・ 90〜95%
CMO又はアルギン酸・・・Φ・・ 5〜10(3)実
施例2で得られた抽出物・・ 1〜2%//   3 
                  ・・  0.3
〜1〃    4                 
   ・・  80〜95オリザノール (微粉末化品
)―・・・ 0.2〜0.3ビタミンC−・・・・・0
・・1・・・・・・  1〜3(4)実施例4で得られ
た乾燥粉末・・・・・・、   95%アロエ多糖体粉
末(ベラゲル−200)・・0     0,3 ビタミンC・・・・・・・1111・・・拳・・lI 
3〜4オリザノール (微粉末化品)・・・・ 0.6
〜2.7上記した粉末タイプの化粧料は、いずれも吸水
性(吸湿性)が高いため、充填溶器は声ぺいした包装が
良く、さらに1回分として、0゜1〜2g程度に分包状
態にしておくと用い易い。この他、ファンチージョン類
やパック類などにも配合出来るか、その際はとくに、シ
ルクパウダーやシルクの低分子化されたペプチドなどと
の併用が良い。化粧料向には、他の化粧料基剤との処方
上、あらかしめ、実施例1〜4で得られた抽出物を、自
由な組合せで混合し、水又は水とエタノール、あるいは
、水とエタノール及びポリオール系などの溶剤中に分散
溶解させた液を作り、これを配合することが便利である
一方、実施例1〜4の抽出工程では、あらかじめ加熱又
はエチレンオキサイドガスによる、滅菌処理した後の納
豆を用いて、抽出処理操作に入っているも、あらかじめ
滅菌処理しない納豆を用いて、抽出することも出来る。
その際は、抽出処理工程においては、なるべ(20’0
前後又は、それ以下の温度で抽出処理を行い、とくに、
得られた蛋白質を主体とする抽出物については、これを
減圧下で濃縮して粉末とするか、凍結乾燥機にかけて、
粉末となしたのち、最終工程うこおいて、この粉末に対
して、エチレンオキサイドガス滅菌処理により、無菌化
することが望ましいことがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1又は4で得られた、納豆から蛋白質
を主体とする抽出物の、水溶液としたもので、粘度が約
3〜5 、 cps附近に調整した状態にあるものの、
保湿作用を示すグラフ。 lは、本願抽出物の希釈液 2は、ピロリドンカルボン酸ナトリウムの5%含有水溶
液。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)納豆を、あらかじめ加熱滅菌又はエチレンオキサ
    イドガス滅菌させてから、水を加えて破砕させたのち、
    その濾液をとり、水に混和しないところの溶媒を加えて
    、攪拌したら、冷暗所に静置させて、分離された水層部
    (A)と、溶媒層部(B)の二つに分取する。 分取した内、水層部〔A〕には、水に混和する溶媒を加
    えて、攪拌後、冷暗所に静置し、沈澱要部((3)と、
    上澄層部CD)に分離させて、その両層部を別々に取り
    だす。沈澱要部〔C〕は、粘性の高い、蛋白質を主体と
    する抽出物であるが、これを減圧下で溶媒や水分を除去
    さ、上澄層部(D)は、減圧下で溶媒を完全に除去させ
    て、Na1l、KCl、N a S O4の内、いずれ
    かの一種類に」=ろ水溶液に添加し、これによって析出
    した成分を取りたし、次に弱アルカリ性50%メタ/−
    ルに溶解させてから、濾過して濾液を取り、減圧濃縮に
    より、インフラボンを主体とする色素成分からなる抽出
    物〔D層由来抽出物〕↓漬皐曇る。 さらに、あらかしめ分取した水に混和しない溶媒層部〔
    B〕は、これを減圧蒸留して、完全に溶媒を除去したの
    ち、アルカリでケン化させて、その不ケン化物をエーテ
    ル又はn−ヘキサンを加えて振散し、フィトステロール
    を主体とする抽出物〔B層由来抽出物〕が得られるので
    、上記の工程で得られた、それぞれの納豆抽出物から、
    0層由来の抽出物の単独又は、0層由来抽出物と共に、
    8層由来抽出物、9層由来抽出物の両方又は一方を含有
    することを特徴とする化粧料。
  2. (2)納豆をあらかじめエチレンオキサイドガス滅菌し
    てから、水を加えてゆるやかに攪拌し、納豆表面にある
    、糸引状の粘稠物を、剥離させて、先に加えた水に移行
    させてから、濾過する。 次に、濾液に対して、同量のエタノールを加え、十分に
    振盪したら、分離した水層部を取りたして、減圧蒸留に
    よって水分を留去して得られた、蛋白質を主体に含有す
    る抽出物に対し、さらにアセトンを用いて、十分洗浄し
    てから、減圧下でアセトンを留去させて得られた、乾燥
    粉末を含有することを特徴とする化粧料。
  3. (3)納豆をあらかしめエチレンオキサイドガス滅菌し
    てから、水を加えてゆるやかに攪拌し、納豆表面にある
    、糸引状の粘稠物を梁す離させ、加えた水に移行させて
    から、濾過する。 次に濾液に対して、同量のエタノールを加え、十分に振
    盪したら、分離した水層部を取りだして、減圧蒸留によ
    って、水分を留去して得られた、蛋白質を主体に含有す
    る抽出物に、さらにアセトンを用いて、十分洗浄してか
    ら、減圧下でアセトンを留去させて得られた、乾燥粉末
    を特徴する特許請求の範囲、第2項記載の化粧料が、用
    時溶解して用いることを特徴とする、粉末化粧料。
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