JP2004089111A - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グレンタンク内の穀粒を機外へと排出するにあたり、穀粒排出口の位置変更を簡素な構成で広範囲に移動可能にする。
【解決手段】走行装置1を有する走行車体2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出オーガ5を第一オーガ5aと第二オーガ5bとから構成し、該第二オーガ5bは前記第一オーガ5aの先端側を軸芯Pとして旋回可能に構成するとともに、前記第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、該先端側筒5dは穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成したことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置とする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインの穀粒排出装置に関するもので、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術は、横送りスクリューコンベアの中間部に、この横送りスクリューコンベアを縦軸芯回りで屈曲可能な関節部を設ける構成である。そして、縦送りスクリューコンベアの中間部に、この縦送りスクリューコンベアを横軸芯回りで屈曲可能な関節部を設け、この関節部で縦送りスクリューコンベアを横軸芯回りで回動させることにより、横送りスクリューコンベアの穀粒排出口を長手方向に移動させる構成である(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】
特開平6ー292447号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような構成では、横送りスクリューコンベアの穀粒排出口を長手方向に移動させるには縦送りスクリューコンベアを横軸芯回りで回動させる必要があり、このため、装置が大がかりなものとなり大きな動力を必要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、請求項1記載の発明では、走行装置1を有する走行車体2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出オーガ5を第一オーガ5aと第二オーガ5bとから構成し、該第二オーガ5bは前記第一オーガ5aの先端側を軸芯Pとして旋回可能に構成するとともに、前記第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、該先端側筒5dは穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成したことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置としたものである。
【0005】
請求項1の作用は、グレンタンク3内の穀粒が満杯状態になるとコンバインを穀粒排出可能な位置に移動して穀粒排出の準備をする。穀粒排出口8を目標位置に位置付けるために揚穀筒4を旋回させると、この揚穀筒4と共に穀粒搬出オーガ5が旋回する。第二オーガ5bを軸芯Pを中心に旋回させたり、先端側筒5dを伸ばして穀粒排出口8位置の微調整を行う。
【0006】
請求項2記載の発明では、前記穀粒排出口8の近傍に距離測定手段Aを設け、前記穀粒排出口8から排出した穀粒と穀粒排出口8との距離が所定値以下になったことを前記距離測定手段Aが検出すると、警報手段Bで報知するように構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置としたものである。
【0007】
請求項2の作用は、穀粒排出口8から穀粒排出中において、穀粒排出口8から排出した穀粒と穀粒排出口8との距離が所定値以下になったことを前記距離測定手段Aが検出すると、警報手段Bで報知する。
【0008】
【発明の効果】
本発明は、前述のごとく構成したので、請求項1記載の発明では、穀粒排出位置8の位置変更が広範囲に実行できるようになる。さらに、穀粒排出位置8の位置の微調整が容易に可能となる。
【0009】
請求項2記載の発明においては、穀粒排出口8から排出した穀粒と穀粒排出口8との距離が所定値以下になった状態において穀粒を排出し続けると、穀粒排出口8において穀粒が詰まってしまうが、警報手段Bで報知することで詰まりを防止できる。さらに、このような詰まり状態を防止するために、第二オーガ5bを軸芯Pを中心に旋回させたり、先端側筒5dを伸縮させて穀粒排出口8の位置変更が広範囲に可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の実施の形態を具現化したコンバインが示されている。
走行装置1を有する走行車体2の前方には、刈取装置6が設けられている。この刈取装置6には、植立穀稈を分草する分草具7と、植立穀稈を引き起こす引起装置9と、植立穀稈を刈り取る刈刃10と、該刈刃10にて刈り取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置11が設けられている。この株元搬送装置11の後方には、この株元搬送装置11から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置12が設けられている。
【0011】
前記刈取装置6は、走行伝動装置13の上方の支点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム14にて、その略左右中間部で支持されていて、刈取装置6は刈取装置支持フレーム14と共に上下動する構成である。
走行車体2の上方には、前記供給搬送装置12から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチェン15を有する脱穀装置16と、該脱穀装置16の右側方であって、この脱穀装置16で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3の前方の位置していてコンバインの各種操作を実行する操作部17が載置されている。
【0012】
脱穀装置16の後方には、前記フィードチェン15から搬送されてくる排稈を引き継いで搬送する排稈チェン18と、該排稈チェン18の終端部下方には排稈を切断するカッター装置19が設けられている。また、この実施例のカッター装置19の後方には、排稈を結束するノッター等の他の作業機を装着してもよい。
【0013】
前記グレンタンク3内の穀粒量が満杯となると、揚穀筒4と穀粒排出オーガ5から穀粒を機外へと排出する。揚穀筒4は電気モータ(図示せず)にて旋回可能に構成され、また、穀粒排出オーガ5は油圧シリンダ20にて昇降可能に構成されている。そして、穀粒排出オーガ5は揚穀筒4の上部に連結されていて一体構成なので、揚穀筒4が旋回すると、穀粒排出オーガ5も一緒に旋回する構成となっている。
【0014】
このようなコンバインを前進させて刈取作業を実行すると、圃場面に植立している穀稈は、分草具7にて分草され、その後、引起装置9にて引き起こされて刈刃10にて刈り取られる。その後、株元搬送装置11にて後方へ搬送され、供給搬送装置12へ引き継ぎ搬送される。この供給搬送装置12に引き継がれた穀稈は、さらに後方へと搬送されていく。そして、脱穀装置16のフィードチェン15へと引継ぎ搬送されて、穀稈はフィードチェン15で後方へ搬送されながら脱穀装置16にて脱穀選別される。
【0015】
このように脱穀選別された穀粒は、一番揚穀筒21からグレンタンク3内へと搬送されて一時貯留される。該グレンタンク3内に貯留される穀粒量が満杯になると、操作部17の報知手段(ブザーや表示装置)でオペレータに報知される。するとオペレータは刈取作業を中断して、グレンタンク3内の穀粒を機外へと排出する作業を開始する。コンバインを任意の位置(トラック近傍位置)へと移動させ、穀粒排出オーガ5をオーガ受け22から離脱させて穀粒排出口8をトラックの荷台等の位置へ移動させる。そして、操作部17に設けている穀粒排出レバー23を入り状態として、グレンタンク3内の穀粒を機外へと排出する。グレンタンク3内の穀粒排出が終了すると、穀粒排出オーガ5は再びオーガ受け22へと収納されていく。
【0016】
前記穀粒排出オーガ5において、穀粒搬出オーガ5を穀粒搬送方向上手側の第一オーガ5aと穀粒搬送方向下手側の第二オーガ5bとから構成し、前記第二オーガ5bを第一オーガ5aの先端側に構成する縦軸芯Pを中心として旋回可能に構成する。さらに、第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、この先端側筒5dを穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成する。
【0017】
具体的には、図2に示すように、モータ24を第一オーガ5aに固定して設け、このモータ24の出力軸24aにピニオン24bを固定している。また、第二オーガ5b側にはギヤ25を固定して設け、このギヤ25と前記ピニオン24bが噛み合っている構成であり、前記モータ24が駆動されると、縦軸芯Pを中心として第二オーガ5bが旋回する構成である。第二オーガ5bを左右方向に旋回させるスイッチは、操作部17の操作パネルに設けている。
【0018】
前記第二オーガ5bにおいては、この第二オーガ5bの基部側筒5cに対して先端側筒5dを嵌合して摺動自在に構成している。この先端側筒5dを伸縮駆動する伸縮駆動装置36について、さらに詳しく説明する。
基部側筒5cには伸縮制御モータ26が固定して設けられ、この伸縮制御モータ26の出力軸26aにはネジ軸26bが固定して設けられている。また、先端側筒5d側には移動体27が固定して設けられ、この移動体27の内径部には前記ネジ軸26bが噛み合う雌ネジが構成されている。そして、前記伸縮制御モータ26が正転駆動されると、ネジ軸26bが回転し、移動体27と共に先端側筒5dが伸びていく構成である。伸縮制御モータ26が逆転駆動されると、ネジ軸26bが逆回転し、移動体27と共に先端側筒5dが縮んでいく構成である。
【0019】
この先端側筒5dの伸縮螺旋構成について説明する。
次に、伸縮移動ラセン群28は、図3に示すように、先端側筒5d内において、先端部を穀粒排出口8の上方位置に軸受して後部を基部側筒5c側に延長して基部側筒5c内の搬送螺旋29の軸内に摺動自由に挿入した伝動軸30を軸架して設け、この伝動軸30に多数のラセン単体の伸縮移動ラセン28aを摺動自由に嵌合して相互の間隔を調節できるように構成している。
【0020】
そして、前記ラセン単体の伸縮移動ラセン28aは、図4に示すように、前記伝動軸30に摺動自由に嵌合する軸受ボス31の外周に、略半円筒に形成した取付け部材31によってラセン部33を取り付けて構成している。そして、軸受ボス31は、図4に示すように、従来型より短く形成し、A(本案の軸受ボス31の寸法)<B(従来型の軸受ボスの寸法)の関係にある構成としている。したがって、ラセン単体の伸縮移動ラセン28aは、図6に示すようにラセン部33を隣接のラセン部33’に最も接近したとき(図6の左部分参照)、隣接の軸受ボス31’との間に間隔ができて接触しない短い長さに形成されている。そして、前記軸受ボス31は、その端部にスペ−サ用の突起34を設けて隣接の軸受ボス31’との間隔を保持する構成としている。35はラセン係止体であって、隣接のラセン部33’を係止して離脱を防止する(ラセン単体の伸縮移動ラセン28aが最大に離れてもラセン部33同志は繋がっている。)構成としている。
【0021】
このように構成されたラセン単体の伸縮移動ラセン28aは、角軸(実施例では六角軸)にした前記伝動軸30に対して、回転方向へは規制され、軸方向には摺動自由の状態にして嵌合され、複数によって一連の伸縮移動ラセン群28を構成している。
【0022】
前記伸縮駆動装置36は、図3に示すように、基部側筒5cの上部位置に装備した伸縮制御モ−タ26に減速装置を介してネジ軸26bの基端部を連結して強制駆動する構成としている。そして、移動体27は、上記ネジ軸26bのネジ溝に係合している伝動ピンを介して、強制的に軸方向に移動するように設け、前記先端側筒5dの基部側に一体的に連結して構成している。なお、伸縮駆動装置36は、図3に示すように、縮小側と伸長側とにそれぞれリミットセンサS1、S2を設けて前記移動体27が達すると伸縮制御モ−タ26を自動停止する構成としている。
【0023】
なお、伸縮制御モ−タ26は、操縦部17の操作パネル上と、先端側筒5dの先端部近傍に設けたスイッチ(伸縮スイッチ)のON操作に基づいて、正転又は逆転方向に駆動されてネジ軸26bを回転駆動する構成としている。
このようにして、先端側筒5dは、基部側筒5cに嵌合した状態で筒に沿って伸び縮みして、先端部の穀粒排出口8の位置を、基部の揚穀筒4に対して、遠ざけたり、近ずけたり調節して穀粒の落下位置を選択できる構成としている。
【0024】
なお、図3において、前記伸縮移動ラセン群28の下手側には、伝動軸30に対してボルト37にて固定しているラセン38が構成されている。
このように、穀粒搬出オーガ5を穀粒搬送方向上手側の第一オーガ5aと穀粒搬送方向下手側の第二オーガ5bとから構成し、前記第二オーガ5bを第一オーガ5aの先端側に構成する縦軸芯Pを中心として旋回可能に構成し、さらに、第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、この先端側筒5dを穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成したので、簡単な構成で穀粒排出位置8の位置変更が可能となり、しかも、穀粒排出口8の位置変更が広範囲に実行できるようになる。さらに、穀粒排出位置8の位置の微調整が容易に可能となる。
【0025】
次に、前記穀粒排出口8の近傍に距離測定手段Aを設ける構成とする。この距離測定手段Aの具体構成は超音波センサからなっており、超音波を発信して対象物に反射して帰って来る超音波を再び受信して、この時間からCPUで距離を算出する構成である。そして、穀粒排出口8から排出した穀粒の頂上付近と穀粒排出口8との距離が所定値以下になったことを前記距離測定手段Aが検出すると、警報手段Bで報知するように構成する。この警報手段Bの具体的構成としては、ホーン,音声出力,表示パネルへの文字出力等である。
【0026】
これにより、穀粒排出口8での穀粒の詰まりを未然に防止することができる。また、警報手段Bが作動後は、第二オーガ5bを軸芯Pを中心に旋回させたり、先端側筒5dを伸縮させて穀粒排出口8の位置変更を行い、穀粒を別の場所に排出するようにする。
【0027】
また、前記警報手段Bが作動すると、穀粒排出口8からの穀粒排出停止を自動的に行う構成としてもよい。これにより、作業者が穀粒排出口8の位置変更を忘れたり遅れたりしても、穀粒排出口8内での穀粒の詰まり状態を未然に防止することができる。
【0028】
次に、図7について説明する。
前記第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、この先端側筒5dを穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成するものにおいて、さらに、第二オーガ5bと対称構成の第三オーガ39を設ける構成とする。そして、この第三オーガ39においても、基部側筒40と穀粒排出口42を有する先端側筒41とから構成し、この先端側筒41を穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成する。
【0029】
グレンタンク3内の穀粒は2個の穀粒排出口8と穀粒排出口42から機外へと排出され、しかも、穀粒排出口8と穀粒排出口42は長手方向に伸縮自在であり、さらに、第一オーガ5aとともに円周方向に回動するので、穀粒の排出範囲はより広範囲となり、効率良く排出可能となる。
【0030】
前述のようにして穀粒は機外へと排出されていくが、このような穀粒搬出オーガ5全体の動きを記憶しておけば、次回から同じトラックの荷台に排出時には、記憶している動きを再現させると、効率良く穀粒排出が可能となる。そこで、操作部17の操作パネルに記憶スイッチと再現スイッチを設ける構成とする。
【0031】
先ず、最初の穀粒排出時前に前記記憶スイッチを入り状態にしておくと、手動で穀粒搬出オーガ5を動かした動作が記憶手段に記憶される。次に、2回目以降の排出時には、前記再現スイッチを入り状態にすると、穀粒搬出オーガ5は自動的に記憶した通りに動きながら穀粒が排出される。従って、グレンタンク3内の穀粒は短い時間で効率良く機外へと排出されていき、荷台には均一に穀粒が排出されるようになる。
【0032】
次に、図8について説明する。
グレンタンク3内の穀粒を機外へ排出する穀粒搬出オーガ5において、揚穀筒4に固定搬送筒43を連結して設け、この固定搬送筒43に対して移動搬送筒44を嵌合させて構成、この移動搬送筒44を穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮させる構成である。前記固定搬送筒43には伸縮モータ45を設け、この伸縮モータ45の出力軸にネジ軸46が取り付けられている構成である。前記移動搬送筒44には移動体47が固定して設けられていて、前記ネジ軸46が移動体47内径部の雌ネジに対して噛み合っており、伸縮モータ45を正転駆動すると移動体47を介して移動搬送筒44が穀粒搬送方向下手側に伸びて行き、伸縮モータ45を逆転駆動すると移動体47を介して移動搬送筒44が穀粒搬送方向上手側に縮む構成である。また、固定搬送筒43は油圧シリンダ48で支持されていて、この油圧シリンダ48によって固定搬送筒43は移動搬送筒44とともに昇降する構成である。
【0033】
前記移動搬送筒44の穀粒排出口49には穀粒が詰まったことを検出する詰まりセンサ50を設けていて、また、穀粒排出口49の上手側近傍には作業灯51を設ける構成としている。前記詰まりセンサ50の近傍にはホーン54が設けられていて、詰まりセンサ50が穀粒の詰まり状態を検出すると、電線55からホーン54を鳴らす構成である。このような詰まりセンサ50,ホーン54,作業灯51のような電送品の電源は、従来コンバインの本体側から配線する構成としていたが、移動搬送筒44が穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮するので、電線の処理が難しいものとなっていた。
【0034】
そこで、移動搬送筒44に太陽電池52とバッテリー53とを設け、太陽電池52で発電した電力をバッテリー53に充電する構成とし、このバッテリー53から電線56,55を介して前記詰まりセンサ50,ホーン54へ電力を供給し、また、電線57を介して作業灯51へ電力を供給する構成とする。これにより、前記電線55,56,57の長さ調節が不要となり、簡素な構成となる。また、電線55,56,57が他の部材に引っ掛って切れるような不具合を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左側面図
【図2】左側面図
【図3】右側面図
【図4】右側面図
【図5】背面図
【図6】右側面図
【図7】右側面図
【図8】右側面図
【符号の説明】
1…走行装置、2…走行車体、3…グレンタンク、4…揚穀筒、5…穀粒搬出オーガ、5a…第一オーガ、5b…第二オーガ、5c…基部側筒、5d…先端側筒、8…穀粒排出口、A…距離測定手段、B…警報手段、P…軸芯。

Claims (2)

  1. 走行装置1を有する走行車体2上に、穀粒を一時貯溜するグレンタンク3と、該グレンタンク3にて一時貯溜していた穀粒を排出する揚穀筒4と穀粒搬出オーガ5とを設けたコンバインであって、該穀粒搬出オーガ5を第一オーガ5aと第二オーガ5bとから構成し、該第二オーガ5bは前記第一オーガ5aの先端側を軸芯Pとして旋回可能に構成するとともに、前記第二オーガ5bを基部側筒5cと穀粒排出口8を有する先端側筒5dとから構成し、該先端側筒5dは穀粒搬送方向上手側から下手側にかけて伸縮自在に構成したことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。
  2. 前記穀粒排出口8の近傍に距離測定手段Aを設け、前記穀粒排出口8から排出した穀粒と穀粒排出口8との距離が所定値以下になったことを前記距離測定手段Aが検出すると、警報手段Bで報知するように構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置。
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