JP2004085505A - 表示部材 - Google Patents

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JP2004085505A JP2002250123A JP2002250123A JP2004085505A JP 2004085505 A JP2004085505 A JP 2004085505A JP 2002250123 A JP2002250123 A JP 2002250123A JP 2002250123 A JP2002250123 A JP 2002250123A JP 2004085505 A JP2004085505 A JP 2004085505A
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Shinichi Tanaka
田中 慎一
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Abstract

【課題】所望するときに十分な明るさで発光させることができる。
【解決手段】光透過性を有する文字板5と、この文字板5に設けられ、且つ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光する発光剤からなる複数の時字23と、紫外線領域の光を発光する紫外線発光素子7と、この紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を各時字23の裏面側にそれぞれ導いて照射する複数の導光板8〜19とを備えた。従って、紫外線発光素子7を発光させると、紫外線領域の光が複数の導光板8〜19でそれぞれ独立して導かれて各時字23の裏面側に別々に照射され、この別々に照射された紫外線領域の光に各時字23の発光剤がそれぞれ反応して可視光線領域の光を発光するので、所望するときに複数の時字23をそれぞれ十分な明るさで発光させることができ、明るい所でも暗い所でも各時字23を鮮明に視認することができる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、時計や携帯電話機などの電子機器に用いられる表示部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、指針式の置き時計においては、暗い所でも時刻を知ることができるように、文字板や指針などの表示部材に夜光塗料や蓄光塗料などの発光性塗料を印刷などにより部分的に塗布して発光部を設けることにより、明るい所で外部光によって発光部にエネルギを蓄え、暗い所で発光部が蓄えたエネルギによって発光するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような置き時計では、発光部が発光性塗料を印刷などにより部分的に塗布した構造であるから、暗い所で発光部が発光する発光時間に限界があり、使用者が所望するときに発光部が発光していないことがあるばかりか、発光部を十分な明かるさで発光させることができないという問題もある。
【0004】
この発明の課題は、所望するときに十分な明るさで発光させることができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図5に示すように、光透過性を有する表示板(文字板5)と、この表示板に設けられ、且つ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光する発光剤からなる複数のマーク部(時字23)と、紫外線領域の光を発光する紫外線発光素子(7)と、この紫外線発光素子で発光した紫外線領域の光を前記複数のマーク部の裏面側にそれぞれ導いて照射する複数の導光板(8〜19)とを備えたことを特徴とする表示部材である。
【0006】
この発明によれば、紫外線発光素子を発光させると、紫外線領域の光が複数の導光板でそれぞれ独立して導かれて複数のマーク部の裏面側に別々に照射され、この別々に照射された紫外線領域の光に複数のマーク部の発光剤がそれぞれ反応して可視光線領域の光を発光するので、所望するときに複数のマーク部をそれぞれ十分な明るさで発光させることができ、これにより明るい所でも暗い所でも複数のマーク部を視認することができる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明によれば、図5に示すように、前記複数のマーク部(時字23)が前記表示板(文字板5)の裏面に設けられ、前記表示板には外部光のほとんどを遮断して前記複数のマーク部の前記発光剤でそれぞれ発光した光を透過する目隠し処理(目隠し層25)が施されていることを特徴とする請求項1に記載の表示部材である。
この発明によれば、明るい所で外部光のほとんどが表示板に施された目隠し処理により遮断されるので、表示板の裏面に設けられた複数のマーク部を視認することはできないが、紫外線発光素子で発光した紫外線領域の光が各導光板でそれぞれ導かれて複数のマーク部の裏面側に照射されると、複数のマーク部の発光剤がそれぞれ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光し、この発光した可視光線領域の光が表示板の目隠し処理を透過するので、複数のマーク部が目隠し処理の表面に浮かび上がって見える。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図4を参照して、この発明を置き時計に適用した第1実施形態について説明する。
図1はこの発明の置き時計の正面図、図2はその表示部材を示した状態の正面図、図3は図2のA−A矢視における要部の拡大断面図である。
この置き時計は、時計ケース1を備えており、この時計ケース1の前面には、図1に示すように、時計ガラス2が装着されている。また、この時計ケース1内における前面側には、表示部材3が時計ガラス2の内側に対応して配置されている。さらに、時計ケースの1の上面には、点灯用の押釦スイッチ4が設けられている。この場合、表示部材3は、図1に示すように、文字板5および指針6を備えているほか、図2に示すように、後述する紫外線発光素子7および複数の導光板8〜19を備えている。
【0009】
文字板5は、PC(ポリカーボネート)やPMMA(アクリル)などの透明または半透明な合成樹脂、つまり光透過性を有する合成樹脂からなり、図1に示すように、円形の板状に形成され、図3に示すように、その裏面(同図では下面)に両面接着テープ20によって押え板21が取り付けられ、この押え板21によって時計ケース1に取り付けられている。また、指針6は、図1に示すように、時針、分針、秒針などであり、文字板5および押え板21の中心部分の貫通孔(図示せず)に裏面側から前面側に向けて挿入されて突出した指針軸22の各先端部にそれぞれ取り付けられ、この状態で指針軸22を中心に文字板5の前面側を運針するように構成されている。また、この文字板5の前面における周縁部には、1時〜12時に対応する各時字23が等間隔で環状に設けられている。
【0010】
これら時字23は、波長が350〜420nm(ナノメートル:ナノは10億分の1メートル)または254〜365nmの紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光する発光剤を印刷や塗布によって形成されており、その発光色は、白色であっても良く、また赤、青、緑(黄色)を基本とする有色であっても良い。この場合の色バリエーションは10〜13種類ある。また、これら時字23の発光剤は、紫外線領域の光が照射されないときに透明な状態を呈するものであっても良く、また通常の状態で時字23を視認しやすくするために、所定の色を有する有色状態を呈するものであっても良い。この場合、文字板5の裏面側に配置された押え板21の周縁部には、図3に示すように、時字23にそれぞれ対応する挿入孔24が表裏面(同図では上下面)に貫通して設けられている。
【0011】
また、紫外線発光素子7は、図2に示すように、文字板5の裏面側における3時と9時とに対応する外周側にそれぞれ配置されている。これら紫外線発光素子7は、波長が350〜400nm、好ましくは350〜380nmの近紫外線(UV−A)を発光するブラックライトと呼ばれる紫外線発光ダイオード(LED)などで構成されている。また、これら紫外線発光素子7の周囲には、図2に示すように、発光した紫外線領域の光をそれぞれ各時字23の裏面側に導くための複数の導光板8〜19が配置されている。これら導光板8〜19は、紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を各時字23の裏面側に別々に導くために、それぞれ異なる形状に形成されている。
【0012】
すなわち、複数の導光板8〜19のうち、導光板8は、図2に示すように、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の1時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板9は、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の2時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板10は、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の3時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板11は、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の4時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板12は、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の5時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板13は、3時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の6時の時字23の裏面側に導くものである。
【0013】
また、導光板14は、図2に示すように、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の7時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板15は、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の8時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板16は、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の9時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板17は、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の10時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板18は、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の11時の時字23の裏面側に導くものであり、導光板19は、9時側の紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を文字板5の12時の時字23の裏面側に導くものである。
【0014】
これら導光板8〜19はそれぞれ異なる形状に形成されている。このため、例えば、9時に対応する導光板16は、図3に示すように、真直な角棒状に形成され、その一端面(同図では左端面)に入光面16aが9時側の紫外線発光素子7に対向して形成され、他端部の下面(同図では右端部の下面)に反射面16bがほぼ45°の角度で傾斜して形成され、この反射面16bに対向する上面に円柱状の出光部16cが形成され、この出光部16cが9時の時字23に対応する押え板21の挿入孔24に挿入された構成になっている。この9時に位置する導光板16は、紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を一端部面の入光面16aから採り込み、この採り込んだ紫外線領域の光を反対側に導いて反射面16bで反射させ、この反射された紫外線領域の光を出光部16cから9時の時字23の裏面側に向けて照射するように構成されている。
【0015】
また、7時に対応する導光板14は、図4に示すように、角棒をほぼZ字状に折り曲げた形状に形成され、その一端面(同図では左端面)に入光面14aが9時側の紫外線発光素子7に対向して形成され、第1角部の側面に反射面14bがほぼ45°の角度で傾斜して形成され、この反射面14bに対向する第2角部の側面に反射面14cがほぼ45°の角度で傾斜して形成され、この反射面14cに対向する他端部の下面(同図では右端部の下面)に反射面14dがほぼ45°の角度で傾斜して形成され、この反射面14dに対向する上面に円柱状の出光部14eが形成され、この出光部14eが7時の時字23に対応する押え板21の挿入孔24に挿入されるように構成されている。
【0016】
この7時に対応する導光板14は、紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光を一端部の入光面14aから採り込んで各反射面14b〜14dで順次反射させて出光部14eに導き、この出光部14eから紫外線領域の光を7時の時字23の裏面側に向けて照射するように構成されている。
このように、各導光板8〜19は、紫外線発光素子7から各時字23までの距離および位置に応じてそれぞれ異なる形状に形成されているが、その機能は全て同じ機能を有するように構成されている。また、これら導光板8〜19は、その全ての側面に鏡面加工などの表面処理が施され、これにより入射した光が外部に漏れるのを抑制して導光効果を高めるように構成されている。
【0017】
このような置き時計によれば、点灯用の押釦スイッチ4を操作して3時側と9時側とに配置された各紫外線発光素子7を発光させると、紫外線領域の光が各導光板8〜19でそれぞれマーク部である1時〜12時の各時字23に導かれて各時字23の裏面側に光透過性を有する文字板5を介して照射される。すなわち、1時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板8で導かれて照射され、2時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板9で導かれて照射され、3時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板10で導かれて照射され、4時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板11で導かれて照射され、5時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板12で導かれて照射され、6時の時字23は、3時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板13で導かれて照射される。
【0018】
また、7時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板14で導かれて照射され、8時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板15で導かれて照射され、9時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板16で導かれて照射され、10時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板17で導かれて照射され、11時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板18で導かれて照射され、12時の時字23は、9時側に位置する紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が導光板19で導かれて照射される。
【0019】
このように、各紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が各導光板8〜19でそれぞれ独立して導かれて文字板5の1時〜12時の各時字23の裏面側に別々に照射され、この別々に照射された、紫外線領域の光に1時〜12時の各時字23の発光剤がそれぞれ反応して可視光線領域の光を発光するので、所望するときに紫外線発光素子7を発光させることにより、1時〜12時の各時字23を十分な明るさでそれぞれ別々に発光させることができ、これにより明るい所でも暗い所でも各時字23を鮮明に視認することができる。
【0020】
この場合、紫外線領域の光が照射されないときに、各時字23の発光剤が透明な状態を呈するものであっても、紫外線発光素子7を発光させることにより、明るい所でも暗い所でも各時字23を視認することができる。また、紫外線領域の光が照射されないときに、各時字23の発光剤が有色状態を呈するものであれば、紫外線発光素子7を発光させると、上記と同様、明るい所でも暗い所でも各時字23を視認することができるほか、特に紫外線領域の光を含まない明るい所では、各時字23がそれぞれ有色状態を呈するので、紫外線発光素子7を発光させなくても、通常の時計と同様、各時字23を視認することができる。
【0021】
[第2実施形態]
次に、図5を参照して、この発明を置き時計に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図4に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この置き時計は、文字板5の裏面に発光剤からなる時字23を設け、文字板5の表面に目隠し層25を設けた構造で、これ以外は第1実施形態と同じ構造になっている。すなわち、時字23は、第1実施形態と同様、紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光し、紫外線領域の光が照射されないときに、透明な状態を呈する発光剤を印刷や塗布により文字板5の下面における1時〜12時の位置に対応させて設けた構造になっている。
【0022】
また、目隠し層25は、光透過性を有する淡い色調のインクを文字板5の上面全体に印刷や塗布により設けた構造のもの、あるいは上面全体に印刷や塗布によって設けられた遮光性を有するインク層に肉眼では見えにくい微細な孔を多数設けた構造のもので、表面側(図5では上面側)から照射される外部光のほとんどを遮断(反射)し、文字板5の下面の時字23の発光剤が紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光したときに、その可視光線領域の光を透過するように構成されている。なお、この場合にも、紫外線発光素子7は、文字板5の3時側と9時側とに配置されており、これら紫外線発光素子7の周囲には、発光した紫外線領域の光を1時〜12時の各時字23の裏面側にそれぞれ導くための導光板8〜19が配置されている。
【0023】
このような置き時計によれば、明るい所では外部光のほとんどが文字板5の表面(図5では上面)に設けられた目隠し層25で遮断されるので、文字板5の裏面(同図では下面)に設けられた各時字23を視認することはできないが、紫外線発光素子7で発光した紫外線領域の光が各導光板8〜19でそれぞれ導かれて各時字23の裏面側に照射されると、各時字23の発光剤が紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光し、この発光した可視光線領域の光が光透過性を有する文字板5を透過し、この透過した可視光線領域の光が目隠し層25を透過するので、各時字23が目隠し層25の表面側(図5では上面側)に浮かび上がって見える。このため、第1実施形態と同様、所望するときに各紫外線発光素子7を発光させて各時字23をそれぞれ十分な明るさで発光させることができ、これにより明るい所でも暗い所でも各時字23を視認することができると共に、第1実施形態よりも装飾性の高いものを得ることができる。
【0024】
なお、上記第2実施形態では、文字板5の表面(上面)に目隠し層25を設けたが、必ずしも目隠し層25を設ける必要はなく、文字板5自体を淡い色調の半透明な合成樹脂で形成することにより、文字板5自体に目隠し処理を施した構造でも良く、また文字板5自体を淡い色調の半透明な合成樹脂で形成した上、その表面に目隠し層25を設ければ、更に目隠し効果を高めることができる。
また、上記第1、第2実施形態では、複数のマーク部として、1時〜12時の時字23を発光剤で形成した場合について述べたが、これに限らず、文字板5に図形や記号、または模様や絵柄などの複数のマーク部を発光剤でそれぞれ形成した構造であっても良い。このようにすれば、装飾的にも優れたものを得ることができる。
【0025】
また、上記第1、第2実施形態では、表示板として、文字板5を用いた場合について述べたが、必ずしも文字板5である必要はなく、時刻などの情報を電気光学的に表示する液晶表示素子などの光透過性を有する表示板であっても良い。このような表示板に複数のマーク部を設けても、第1、第2実施形態と同様の作用効果がある。
さらに、上記第1、第2実施形態では、置き時計に適用した場合について述べたが、これに限らず、腕時計やトラベルウォッチ、または掛け時計などの時計にも適用することができるほか、表示部を有する携帯電話機、電子辞書、電子手帳、モバイルなどの電子機器にも広く適用することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、光透過性を有する表示板に、紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光する発光剤からなる複数のマーク部を設け、これらマーク部の裏面側に紫外線発光素子で発光した紫外線領域の光を複数の導光板でそれぞれ独立して導いて照射することにより、各マーク部の発光剤がそれぞれ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光するので、所望するときに紫外線発光素子を発光させることにより、複数のマーク部をそれぞれ十分な明るさで発光させることができ、これにより明るい所でも暗い所でも複数のマーク部を鮮明に視認することができる。
【0027】
この場合、複数のマーク部を表示板の裏面に設け、表示板に外部光のほとんどを遮断して各マーク部の発光剤でそれぞれ発光した光を透過する目隠し処理を施すことにより、明るい所で外部光のほとんどが表示板の目隠し処理によって遮断されるので、表示板の裏面に設けられた複数のマーク部を視認することはできないが、紫外線発光素子で発光した紫外線領域の光が複数の導光板でそれぞれ導かれて各マーク部の裏面側に照射され、各マーク部の発光剤がそれぞれ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光すると、この発光した可視光線領域の光が表示板の目隠し処理を透過するので、複数のマーク部が目隠し処理の表面に浮かび上がって見え、これにより装飾性に優れたものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を置き時計に適用した第1実施形態を示した正面図。
【図2】図1における表示部材を示した状態の正面図。
【図3】図2のA−A矢視における要部の拡大断面図。
【図4】図2の7時に対応する導光板を示した拡大斜視図。
【図5】この発明を置き時計に適用した第2実施形態の要部を示した拡大断面図。
【符号の説明】
1 時計ケース
2 時計ガラス
3 表示部材
5 文字板
6 指針
7 紫外線発光素子
8〜19 導光板
23 時字
25 目隠し層

Claims (2)

  1. 光透過性を有する表示板と、
    この表示板に設けられ、且つ紫外線領域の光に反応して可視光線領域の光を発光する発光剤からなる複数のマーク部と、
    紫外線領域の光を発光する紫外線発光素子と、
    この紫外線発光素子で発光した紫外線領域の光を前記複数のマーク部の裏面側にそれぞれ導いて照射する複数の導光板と
    を備えたことを特徴とする表示部材。
  2. 前記複数のマーク部は前記表示板の裏面に設けられ、前記表示板には外部光のほとんどを遮断して前記複数のマーク部の前記発光剤でそれぞれ発光した光を透過する目隠し処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載の表示部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108107701A (zh) * 2012-12-18 2018-06-01 安溪钟泰专利技术转移有限公司 时钟及其工作方法

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