JP2004082715A - 自動車内装材用積層シート及びこれを用いた自動車内装材 - Google Patents

自動車内装材用積層シート及びこれを用いた自動車内装材 Download PDF

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JP2004082715A JP2003182921A JP2003182921A JP2004082715A JP 2004082715 A JP2004082715 A JP 2004082715A JP 2003182921 A JP2003182921 A JP 2003182921A JP 2003182921 A JP2003182921 A JP 2003182921A JP 2004082715 A JP2004082715 A JP 2004082715A
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山口 勝己
Hiroyuki Ueno
上野 裕之
Yuji Takahashi
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Abstract

【課題】本発明は、光漏れを生じず且つ複雑な形状に成形可能な自動車内装材用積層シートを提供する。
【解決手段】本発明の自動車内装材用積層シートAは、ポリフェニレンエーテル系樹脂を含む発泡シート1の両面にポリフェニレンエーテル系樹脂を含む表面層2、2が熱融着によって積層一体化されており、少なくとも一つの表面層2が厚み方向に全面的に着色されているので、自動車内装材用積層シートを成形した場合にあっても、発泡シート表面に熱融着一体化されている着色された表面層が発泡シートから剥離し、この剥離した隙間から光が漏れるといったことがないと共に、表面層の着色度が大きく低下するといったこともなく、たとえ自動車内装材用積層シートを複雑な形状に成形した場合にあっても、着色された表面層はその光遮断効果を確実に維持し、得られる成形品に光漏れが発生することはない。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光漏れのない自動車内装材用積層シート及び自動車内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スチレン−無水マレイン酸共重合体の発泡シートの両面に、スチレン−無水マレイン酸共重合体の表面フィルムを接着剤を介して積層一体化してなる自動車内装材用積層シートが汎用されている。
【0003】
一方、上記自動車内装材用積層シートを天井材として用いるにあたって、サンルーフやルームランプを設ける場合には、上記自動車内装材用積層シートの所定部分に両面間に亘って貫通する開口部を開設する。
【0004】
そして、サンルーフを設ける場合には、上記自動車内装材用積層シートの開口部に対応する車体の屋根部に開口部を開設し、この開口部に、前後方向に変位可能して上記開口部を開閉自在に閉止可能なスライド板を配設している。
【0005】
しかしながら、サンルーフを設けた場合、車体の屋根部の開口部とこの開口部内に配設したスライド板との間に隙間が生じ、この隙間を通じて車外の光が車内に入射し、この入射した光が上記自動車内装材用積層シートを透過して自動車内装材用積層シートが薄く透けたように見える、所謂、光漏れが発生し、上記自動車内装材用積層シートの見栄えが悪くなるといった問題点があった。
【0006】
そこで、特開2002−19047号公報には、耐熱性樹脂を基材樹脂とする発泡層の両面に、熱可塑性樹脂からなる非発泡層を積層した発泡積層シートにおいて、一方の非発泡層上に0.5重量%以上の着色剤を含有させた着色熱可塑性樹脂フィルムを設けてなる自動車内装材用発泡積層シートが提案されている。
【0007】
しかしながら、上記自動車内装材用積層シートは、その非発泡層上に積層一体化させた厚みの薄い熱可塑性樹脂フィルムを着色していることから、自動車内装材用積層シートの成形性を考慮すると、熱可塑性樹脂フィルムの厚みを厚くすることができず、自動車内装材用積層シートを所望形状に成形した際に、上記着色された熱可塑性樹脂フィルムが部分的に大きく延伸され、その延伸部分の着色度が低下したり、或いは、熱可塑性樹脂フィルムが非発泡層上から剥離してしまい、上記着色度が低下した部分や剥離部分から光が自動車内装材用積層シート内に透過して光漏れが発生する虞れがあるといった問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、光漏れを生じず且つ複雑な形状に成形可能な自動車内装材用積層シート及び自動車内装材を提供する。
【0009】
【課題を解決する手段】
本発明の自動車内装材用積層シートAは、図1に示したように、ポリフェニレンエーテル系樹脂を含む発泡シート1の両面にポリフェニレンエーテル系樹脂を含む表面層2、2が熱融着によって積層一体化されており、少なくとも一つの表面層2が厚み方向に全面的に着色されていることを特徴とする。
【0010】
上記発泡シート1を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂としては、特に限定されず、下記式1で表されるポリフェニレンエーテル、このポリフェニレンエーテルにスチレン系モノマーをグラフト共重合してなる変性ポリフェニレンエーテル、下記式2で表されるフェノール系モノマーとスチレンモノマーとを銅(II) のアミン錯体等の触媒存在下で酸化重合させて得られるブロック共重合体等が挙げられる。
【0011】
【化1】
Figure 2004082715
(R1 、R2 は炭素数が1〜4のアルキル基又はハロゲン原子を示し、nは重合
度を示す。)
【0012】
上記式1で表されるポリフェニレンエーテルとしては、例えば、ポリ(2、6−ジメチルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2、6−ジエチルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2、6−ジクロロフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2、6−ジブロモフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−エチルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−クロロ−6−メチルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−イソプロピルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2、6−ジ−n−プロピルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−ブロモ−6−メチルフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−クロロ−6−ブロモフェニレン−1、4−エーテル)、ポリ(2−クロロ−6−エチルフェニレン−1、4−エーテル)等が挙げられ、これらは単独で用いられても併用されてもよく、又、上記重合度nは、通常、10〜5000のものが用いられる。
【0013】
【化2】
Figure 2004082715
(R3 、R4 は炭素数が1〜4のアルキル基又はハロゲン原子を示す。)
【0014】
上記式2で表されるフェノール系モノマーとしては、例えば、2、6−ジメチルフェノール、2、6−ジエチルフェニノール、2、6−ジクロロフェノール、2、6−ジブロモフェノール、2−メチル−6−エチルフェノール、2−クロロ−6−メチルフェノール、2−メチル−6−イソプロピルフェノール、2、6−ジ−n−プロピルフェノール、2−ブロモ−6−メチルフェノール、2−クロロ−6−ブロモフェノール、2−クロロ−6−エチルフェノール等が挙げられ、これらは単独で用いられても併用されてもよい。
【0015】
又、ポリフェニレンエーテルにグラフト共重合され或いはフェノール系モノマーとブロック共重合するスチレン系モノマーとしては、例えば、スチレン;α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−メチルスチレン、エチルスチレン、p−t−ブチルスチレン等のアルキル化スチレン;モノクロロスチレン、ジクロロスチレン等のハロゲン化スチレン等が挙げられる。
【0016】
更に、上記ポリフェニレンエーテル系樹脂にポリスチレン系樹脂を混合してもよい。このようなポリスチレン系樹脂としては、例えば、ポリスチレン、スチレンとこれと共重合可能なビニルモノマーとの共重合体、ハイインパクトポリスチレン等が挙げられ、ハイインパクトポリスチレンが好ましい。又、ポリスチレン系樹脂は、単独で用いられても併用されてもよい。
【0017】
なお、上記ビニルモノマーとしては、例えば、メチルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ブチルアクリレート等が挙げられる。又、ハイインパクトポリスチレンとしては、ポリスチレンや上記スチレンとこれと共重合可能なビニルモノマーとの共重合体に、スチレン−ブタジエン共重合体やスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等のゴム成分を1〜20重量%添加してなるものが挙げられる。
【0018】
そして、上記ポリフェニレンエーテル系樹脂としては、フェニレンエーテル成分が15〜60重量%で且つスチレン成分が85〜40重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂が好ましく、フェニレンエーテル成分が20〜60重量%で且つスチレン成分が80〜40重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂がより好ましく、フェニレンエーテル成分が25〜50重量%で且つスチレン成分が75〜50重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂が特に好ましい。なお、上記ポリフェニレンエーテル系樹脂に上記ポリスチレン系樹脂を混合した場合には、上記ポリフェニレンエーテル成分及び上記スチレン成分とは、上記ポリスチレン系樹脂を含めたものをいう。
【0019】
これは、ポリフェニレンエーテル系樹脂中のフェニレンエーテル成分は、少ないと、発泡シートの耐熱性が低下することがあり、又、多いと、良質の発泡シートを得ることができないことがあるからである。
【0020】
上記発泡シート1の発泡倍率は、小さいと、得られる自動車内装材用積層シートAの断熱性及び遮音性が低下することがあり、又、大きいと、得られる自動車内装材用積層シートAの機械的強度及び成形性が低下することがあるので、5〜25倍が好ましく、7〜20倍がより好ましい。なお、上記発泡シートの発泡倍率とは、発泡シートを構成する合成樹脂の比重を発泡シートの比重で除したものをいう。
【0021】
又、上記発泡シート1の厚みは、薄いと、得られる自動車内装材用積層シートAを成形して得られる成形品の厚みが薄くなり、成形品の機械的強度、断熱性及び遮音性が低下することがあり、又、厚いと、得られる自動車内装材用積層シートAの成形性が低下することがあるので、1.5〜6mmが好ましく、2〜4mmがより好ましい。
【0022】
更に、上記発泡シート1の連続気泡率は、大きいと、得られる自動車内装材用積層シートAの成形性が低下することがあるので、25%以下が好ましい。なお、上記発泡シート1の連続気泡率は、ASTM D2856に準拠して測定されたものをいい、具体的には、発泡シートから一辺3cmの平面正方形状の小片を切り出し、この小片を厚み方向に複数枚重ね合わせて約4cmとしたものを試験片とし、この試験片をエアーピクノメーターを用いてASTM D2856に準拠して測定した。
【0023】
なお、上記発泡シート1には、発泡シートの物性を損なわない範囲内において、気泡調整剤としてタルク等の無機充填材、ステアリン酸の金属塩等の脂肪酸の金属塩、難燃剤、滑剤、耐衝撃性改良剤、顔料、安定剤等を添加してもよい。
【0024】
そして、上記発泡シート1の両面にはポリフェニレンエーテル系樹脂を含む非発泡の表面層2、2が熱融着によって積層一体化されている。この表面層2を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂としては、上記発泡シート1を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂と同様のものが用いられるが、フェニレンエーテル成分が10〜50重量%で且つスチレン成分が90〜50重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂が好ましく、フェニレンエーテル成分が10〜40重量%で且つスチレン成分が90〜60重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂がより好ましく、フェニレンエーテル成分が15〜40重量%で且つスチレン成分が85〜60重量%であるポリフェニレンエーテル系樹脂が特に好ましい。なお、上記ポリフェニレンエーテル系樹脂に上記ポリスチレン系樹脂を混合した場合には、上記ポリフェニレンエーテル成分及び上記スチレン成分とは、上記ポリスチレン系樹脂を含めたものをいう。
【0025】
これは、ポリフェニレンエーテル系樹脂中のフェニレンエーテル成分は、少ないと、上記表面層2の耐熱性及び剛性が低下することがあり、又、多いと、上記表面層2の厚みが不均一となって光遮断効果が不均一となることがあるからである。
【0026】
なお、上記表面層2を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂中に、自動車内装材用積層シートAの回収品を混合させてもよく、この場合、ポリフェニレンエーテル系樹脂100重量部に対して自動車内装材用積層シートAの回収品100重量部以下が好ましい。これは、表面層2中に自動車内装材用積層シートAの回収品を多く混合し過ぎると、表面層2の曲げ強度等の機械的強度が低下することがあるからである。
【0027】
そして、上記表面層2、2は、上記発泡シート1の両面に、接着剤層を介在させることなく直接、発泡シート1を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂と表面層2を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂との間の熱融着によって強固に積層一体化されている。
【0028】
即ち、上記表面層2と上記発泡シート1とは、両者を構成する同種類の樹脂、つまり、ポリフェニレンエーテル系樹脂同士の熱融着によって強固に一体化しており、上記自動車内装材用積層シートAをその表面層2が発泡シート1表面から剥離することなく複雑な形状に正確に且つ確実に成形することができる。
【0029】
更に、上記発泡シート1の両面に積層一体化された表面層2、2のうちの少なくとも一つの表面層2、好ましくは、双方の表面層2は、その厚み方向に全面的に、換言すれば、表面層2の表面から発泡シート1と表面層2との熱融着界面に至るまで全面的に着色されている。
【0030】
従って、本発明の自動車内装材用積層シートAを所望形状に成形した際に、表皮層2が部分的に延伸された場合にあっても、表面層2は充分な厚みを有していることも相まって、着色度が部分的に大きく低下して光遮断効果が低下するといったことはなく、自動車内装材用積層シートAを成形して得られる成形品は優れた光遮断効果を奏し、上述のように、自動車内装材用積層シートAを天井材として用いた場合にあっても光漏れは発生しない。
【0031】
上記表面層2は着色剤を含有させることによって着色されており、このような着色剤としては、上記表面層2に光遮断効果を付与することができるものであれば、特に限定されず、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アルミ等の無機充填剤、シアニンブルー、シアニングリーン、ミロリブルー、スレンブルー、カドミウムレッド、カドミウムイエロー、カドミウムオレンジ、弁柄、群青、フタロシアニンブルー等の顔料等が挙げられ、黒や灰色等の暗色を呈する着色剤が好ましく、カーボンブラックがより好ましい。
【0032】
そして、上記着色剤としてカーボンブラックが好ましいのは、以下の理由による。即ち、第一に、カーボンブラックは、少量の添加量でもって表面層2を着色して、表面層2に著しい光遮断効果を付与すると共に優れた酸化防止性及び耐候性を発揮するからである。
【0033】
第二に、自動車内装材用積層シートAは、成形時にオーブン等の加熱装置によって所定温度に加熱された上で成形されるが、カーボンブラックは、上記加熱装置の加熱源から発せられる遠赤外線を効果的に吸収して加熱されると共に表面層2全体に略均一に散在してなることから、表面層2はカーボンブラックによって全体的に均一に短時間で所定温度に加熱され、更に、発泡シート1も加熱装置の加熱源及び上記全体的に均一に加熱された表面層2によって短時間で所定温度に加熱される。
【0034】
従って、表面層2を着色させるための着色剤としてカーボンブラックを用いることによって、自動車内装材用積層シートAを全体的に短時間のうちに所望温度に加熱することができ、複雑な形状の成形品を成形歪みの少ない正確な状態に短時間で成形することができる。
【0035】
又、上記表面層2中の着色剤の含有量としては、少ないと、表面層2の光遮断効果が低下することがあるので、0.2重量%以上が好ましく、多すぎても、表面層2の引張強さや伸び等の機械的強度が低下することがあるので、0.2〜5重量%が好ましく、0.4〜5重量%がより好ましい。
【0036】
そして、上記表面層2の光線透過率は、上記自動車内装材用積層シートAの光線透過率が0%であればよく、高いと、得られる自動車内装材用積層シートAに光漏れが発生することがあるので、0〜5%が好ましく、0〜3%がより好ましい。なお、上記自動車内装材用積層シートA及び上記表面層2の光線透過率は、JIS K7150に準拠して測定されたものをいう。
【0037】
更に、上記表面層2の厚みは、薄いと、表面層2の光遮断効果が不十分となると共に得られる自動車内装材用積層シートAの機械的強度が低下することがあり、又、厚いと、得られる自動車内装材用積層シートの成形性及び軽量性が低下することがあるので、50〜300μmが好ましく、70〜200μmがより好ましい。
【0038】
次に、上記自動車内装材用積層シートAの製造方法について説明する。この自動車内装材用積層シートAにおける発泡シート1の製造方法は、従来から用いられている製造方法が用いられ、例えば、▲1▼ポリフェニレンエーテル系樹脂を押出機に供給して溶融混練すると共に押出機内に揮発性発泡剤を圧入した上で押出機から押出し、発泡させる発泡シートの製造方法、▲2▼予めポリフェニレンエーテル系樹脂に揮発性発泡剤を含浸させた上で押出機に供給して溶融混練し、押出機から押出し、発泡させる発泡シートの製造方法等が挙げられる。
【0039】
上記揮発性発泡剤としては、従来から用いられているものであれば、特に限定されず、例えば、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ジメチルエーテル等が挙げられ、これらは単独で用いられても併用されてもよい。
【0040】
又、上記発泡シート1中に残留する残留発泡剤量が0.8〜4.0重量%となるように、上記揮発性発泡剤の種類や量を調整することが好ましい。これは、上記発泡シート1中の残留発泡剤量が少ないと、良質な発泡シートを得ることができず、又、多いと、発泡シート1の両面に表面層2、2を積層一体化した後に、発泡シート1から抜け出た発泡ガスが発泡シート1と表面層2との界面に溜まり、所謂、空気溜まりが発生することがあると共に発泡シート1の耐熱性及び寸法安定性が低下することがあるからである。
【0041】
更に、上記揮発性発泡剤の溶解度を示すKB値は、小さいと、得られる発泡シートの連続気泡率が大きくなり、発泡シート1の機械的強度が低下することがあり、又、大きいと、発泡シートに残留する残留発泡剤量を上記好ましい範囲内に調整することができないので、20以上のものが好ましく、KB値が20〜50のものがより好ましい。
【0042】
そして、上記の如くして得られた発泡シート1の両面に表面層2、2を積層一体化する方法としては、例えば、▲1▼発泡シート1の両面に表面層2を構成するポリフェニレンエーテル系樹脂を含むシートを重ね合わせ、熱ロールによって発泡シート1の両面に上記シートを熱融着一体化させる方法、▲2▼発泡シート1の両面に、押出機から押出された直後の表面層2を構成するシートを積層し、このシートを発泡シート1の表面に熱融着によって積層一体化する方法、▲3▼共押出により発泡シート1の両面に表面層2、2を熱融着によって積層一体化する方法等が挙げられ、上記▲2▼▲3▼の方法が好ましく、上記▲2▼の方法がより好ましい。
【0043】
更に、上記自動車内装材用積層シートAは、通常、その一面に、好ましくは着色された表面層2表面に、表皮材3を接着剤層4を介して積層一体化すると共に、その他面に異音防止層5を積層一体化した(図2参照)上で熱成形により所望形状に成形されて自動車内装材として用いられる。この表皮材3としては、不織布、織布、編布等が挙げられる。なお、表皮材3に難燃性を付与するために難燃剤を含有させてもよい
【0044】
そして、上記表皮材3を構成する繊維としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等の合成繊維;羊毛、木綿等の天然繊維等が挙げられ、ポリエステル繊維が好ましく、耐熱性に優れている点でポリエチレンテレフタレート繊維がより好ましい。なお、上記表皮材3を構成する繊維は単独で用いられても併用されてもよい。
【0045】
上記接着剤層4としては、上記表皮材3と上記表面層2とを接着一体化させることができれば、特に限定されず、例えば、熱可塑性接着剤、ホットメルト接着剤、ゴム系接着剤、熱硬化性接着剤、モノマー反応型接着剤、無機系接着剤、天然素材系接着剤などが挙げられるが、容易に接着させることができる点からホットメルト接着剤が好ましい。
【0046】
なお、上記ホットメルト接着剤としては、例えば、ポリオレフィン系、変性ポリオレフィン系、ポリウレタン系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、ポリアミド系、ポリエステル系、熱可塑性エラストマー系、スチレン−ブタジエン共重合体系、スチレン−イソプレン共重合体系などの樹脂を成分としたものが挙げられ、これらは、単独で用いられても併用されてもよい。
【0047】
又、上記自動車内装材用積層シートAの他面、即ち、上記表皮材3が積層一体化されていない面に異音防止層5が積層一体化されるが、この異音防止層5は、自動車の車体を構成する鋼板に自動車内装材用積層シートAが摺接した際に発生する摩擦音を低減するためのものであり、ポリオレフィン系樹脂フィルムや不織布が好ましく用いられ、不織布がより好ましく用いられる。
【0048】
上記ポリオレフィン系樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィン系樹脂フィルムが挙げられ、耐熱性に優れており周囲の温度変化にかかわらず長期間に亘って安定的に摩擦音の発生を低減させることができる点で、無延伸のポリプロピレンフィルムが好ましい。なお、上記ポリオレフィン系樹脂フィルムは、通常、その厚みが10〜100μm、25〜35μmのものが好ましく用いられる。
【0049】
更に、上記異音防止層5に用いられる不織布を構成する繊維としては、特に限定されず、例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の合成樹脂繊維;羊毛、木綿、セルロース繊維等の天然繊維等が挙げられる。
【0050】
【実施例】
(実施例1)
ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂との混合物(ジーイープラスチックス社製 商品名「NORYL EFN4230」、フェニレンエーテル成分:70重量%、スチレン成分:30重量%)と、ポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「HRM−26」)とを、フェニレンエーテル成分が40重量%で且つスチレン成分が60重量%となるように調整しつつ混合した混合樹脂100重量部及びタルク0.8重量部を押出機に供給して溶融混練すると共に、押出機にイソブタン35重量%及びノルマルブタン65重量%からなる揮発性発泡剤4.5重量部を圧入し、押出機から押出し発泡させて発泡シートを得た。得られた発泡シート1は、その発泡倍率が18倍で且つ連続気泡率が10.0%であった。
【0051】
一方、ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂との混合物(ジーイープラスチックス社製 商品名「NORYL EFN4230」、フェニレンエーテル成分:70重量%、スチレン成分:30重量%)と、ポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「HRM−26」)と、ハイインパクトポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「E641N」)と、着色剤としてカーボンブラックマスターバッチ(大日精化社製 商品名「PS−M SSC 98H822A、カーボンブラック:40重量%)とを、フェニレンエーテル成分が20重量%で、スチレン成分が77.6重量%で、ゴム成分が2重量%で、カーボンブラックが0.4重量%となるように調整しつつ混合した混合樹脂を二機の押出機のそれぞれに供給し、一方の押出機から押出した直後の溶融状態のシートを上記押出機から押出した発泡シート1の一面に積層し熱融着一体化させると共に、他方の押出機から押出した直後の溶融状態のシートを上記発泡シート1の他面に積層し熱融着一体化させて、発泡シート1の両面に、厚み方向に全面的にカーボンブラックによって黒色に着色された表面層2A、2Bが直接、熱融着によって積層一体化されてなる自動車内装材用積層シートAを得た。
【0052】
なお、上記自動車内装材用積層シートAは、その坪量が400g/m2 で且つ厚みが2.65mmであった。又、上記自動車内装材用積層シートAの発泡シート1の厚みは、2.46mmであり、表面層2の厚みは、95μmであった。
【0053】
(実施例2)
ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂との混合物(ジーイープラスチックス社製 商品名「NORYL EFN4230」、フェニレンエーテル成分:70重量%、スチレン成分:30重量%)と、ポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「HRM−26」)と、ハイインパクトポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「E641N」)と、着色剤としてカーボンブラックマスターバッチ(大日精化社製 商品名「PS−M SSC 98H822A、カーボンブラック:40重量%)とを、フェニレンエーテル成分が20重量%で、スチレン成分が77.2重量%で、ゴム成分が2重量%で、カーボンブラックが0.8重量%となるように調整しつつ混合した混合樹脂を押出機に供給し、この押出機から押出された直後の溶融状態のシートを、実施例1と同様の要領で作製された押出機から押出された直後の発泡シート1の一面に積層し熱融着一体化させた。
【0054】
次に、ポリフェニレンエーテルとポリスチレン系樹脂との混合物(ジーイープラスチックス社製 商品名「NORYL EFN4230」、フェニレンエーテル成分:70重量%、スチレン成分:30重量%)と、ポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「HRM−26」)と、ハイインパクトポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「E641N」)とを、フェニレンエーテル成分が20重量%で、スチレン成分が78重量%で、ゴム成分が2重量%となるように調整しつつ混合した混合樹脂を上記とは別の押出機に供給し、この押出機から押出された直後の溶融状態のシートを、上記発泡シート1の他面に積層し熱融着一体化させて、発泡シート1の一面に厚み方向に全面的にカーボンブラックによって黒色に着色された表面層2Aが、他面に着色剤によって着色されていない無着色の表面層2Bが直接、熱融着によって積層一体化されてなる自動車内装材用積層シートAを得た。
【0055】
なお、上記自動車内装材用積層シートAは、その坪量が400g/m2 で且つ厚みが2.70mmであった。又、上記自動車内装材用積層シートAの発泡シート1の厚みは、2.47mmであり、表面層2、2の厚みは共に115μmであった。
【0056】
(実施例3)
実施例1で作製した自動車内装材用積層シートAの一面上にホットメルトフィルム(クラボウ社製 商品名「X−2200、30μm)及び表皮材(坪量:140g/m2 )をホットメルトフィルム4を内側にして重ね合わせると共に、他面上に異音防止層5となるホットメルトパウダー付きサーマルボンド不織布(クラセン社製 商品名「PN15P」、坪量:19g/m2 )を重ね合わせて重合せシートを作製し、この重合せシートを、表面温度が115〜135℃に維持されたポリテトラフルオロエチレン製のベルトを有するローラプレス機に6m/minの速度で供給して重合せシートを両面から厚み方向に圧縮して押圧一体化した。
【0057】
上記自動車内装材用積層シートAの一面にはホットメルトフィルムからなる接着剤層4を介して表皮材3が積層一体化されていると共に、他面には異音防止層5が積層一体化されていた。
【0058】
そして、上記自動車内装材用積層シートAにおける表面層2、2の表面温度が145℃になるまで加熱し、図3に示したような、有底筒状体の上端縁の全周から水平方向に鍔部が外方に向かって延設された形状の成形品Bをプラグ成形により得た。なお、自動車内装材用積層シートAの表皮材3が成形品Bの内側となるように成形した。なお、図3において、成形品Bの詳細な層構成については省略した。
【0059】
(実施例4)
実施例2で作製した自動車内装材用積層シートAを用いたこと以外は、実施例3と同様にして成形品Bを得た。なお、表皮材3は、自動車内装材用積層シートAの黒色に着色された表皮層2A側に積層一体化した。
【0060】
(比較例1)
ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリスチレン系樹脂との混合物(ジーイープラスチックス社製 商品名「NORYL EFN4230」、フェニレンエーテル成分:70重量%、スチレン成分:30重量%)と、ポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「HRM−26」)と、ハイインパクトポリスチレン(東洋スチレン社製 商品名「E641N」)とを、フェニレンエーテル成分が20重量%で、スチレン成分が78重量%で、ゴム成分が2重量%となるように調整しつつ混合した混合樹脂を二機の押出機のそれぞれに供給し、一方の押出機から押出した直後の溶融状態のシートを、実施例1と同様の要領で作製された押出機から押出した発泡シート1の一面に積層し熱融着一体化させると共に、他方の押出機から押出した直後の溶融状態のシートを上記発泡シート1の他面に積層し熱融着一体化させて、発泡シート1の両面に、着色剤によって着色されていない無着色の表面層2A、2Bが直接、熱融着によって積層一体化されてなる自動車内装材用積層シートAを得た。
【0061】
なお、上記自動車内装材用積層シートAは、その目付けが400g/m2 で且つ厚みが2.70mmであった。又、上記自動車内装材用積層シートAの発泡シート1の厚みは、2.47mmであり、表面層2、2の厚みは共に115μmであった。
【0062】
(比較例2)
比較例1で作製した自動車内装材用積層シートAを用いたこと以外は、実施例3と同様にして成形品Bを得た。
【0063】
得られた自動車内装材用積層シートA及び表面層2A、2Bの光線透過率、並びに、自動車内装材用積層シートA及び成形品Bの光遮断性を下記に示した方法で測定し、その結果を表1及び表2に示した。
【0064】
(光線透過率)
自動車内装材用積層シートA及び自動車内装材用積層シートAから剥離した表面層2A、2Bの夫々から一辺が5cmの平面正方形状の試験片を切り出し、この試験片をヘーズ・透過率計(村上色彩技術研究所社製 商品名「Heze−meterHM−150」)を用いてJIS K7150に準拠して自動車内装材用積層シートA及び表面層2A、2Bの光線透過率を測定した。
【0065】
(光遮断性)
自動車内装材用積層シートAの表面層2Bと、成形品Bの底面部の異音防止層5とに、これら表面層2B及び異音防止層5から1m離れたところより光源(東芝社製 商品名「フォトリフレクターフラッドD 100V−350W)を用いて光を照射し、この光の照射面と反対側の面から自動車内装材用積層シートA及び成形品Bを目視観察し、下記基準により判断した。
【0066】
○・・・光漏れがない
×・・・光漏れがある
【0067】
【表1】
Figure 2004082715
【0068】
【表2】
Figure 2004082715
【0069】
【発明の効果】
請求項1に記載の自動車内装材用積層シートは、ポリフェニレンエーテル系樹脂を含む発泡シートの両面にポリフェニレンエーテル系樹脂を含む表面層が熱融着によって積層一体化されており、少なくとも一つの表面層が厚み方向に全面的に着色されていることを特徴とするので、自動車内装材用積層シートを成形した場合にあっても、発泡シート表面に熱融着一体化されている着色された表面層が発泡シートから剥離し、この剥離した隙間から光が漏れるといった不測の事態は発生しない。
【0070】
しかも、自動車内装材用積層シートを成形した場合にあっても、着色された表面層は、厚み方向に全面的に着色されていることから、成形によって延伸された場合にあっても着色度が大きく低下するといったことはなく、たとえ自動車内装材用積層シートを複雑な形状に成形した場合にあっても、着色された表面層はその光遮断効果を確実に維持し、光漏れが発生することはない。
【0071】
又、請求項2に記載の自動車内装材用積層シートは、請求項1に記載の自動車内装材用積層シートにおいて、表面層が着色剤を含有させることによって着色されていることを特徴とするので、表面層は、厚み方向に全面的に且つ略均一に着色されており、自動車内装材用積層シートを成形した際に、着色された表面層が延伸された場合にあっても、その着色された表面層の着色度が大きく低下することはなく、自動車内装材用積層シートを成形して得られた成形品に光漏れが発生するのをより確実に防止することができる。
【0072】
そして、請求項3に記載の自動車内装材用積層シートは、請求項2に記載の自動車内装材用積層シートにおいて、着色剤がカーボンブラックであることを特徴とするので、自動車内装材用積層シートを成形する際の加熱時において、加熱源から照射される遠赤外線をカーボンブラックが効果的に吸収し、この遠赤外線を吸収したカーボンブラックによって表面層を内部からも均一に且つ短時間のうちに所望温度に加熱することができ、ひいては、自動車内装材用積層シート全体を確実に加熱することができる。
【0073】
従って、自動車内装材用積層シートは、短時間のうちに複雑な形状に成形することができると共に、この自動車内装材用積層シートを成形して得られる成形品は、成形歪みが少なく寸法安定性に優れている。
【0074】
更に、請求項4に記載の自動車内装材用積層シートは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動車内装材用積層シートの一面に表皮材が積層一体化されていると共に他面に異音防止層が積層一体化されていることを特徴とするので、着色された表面層によって優れた光遮断効果を発揮して光漏れを生じることはない。
【0075】
最後に、請求項5に記載の自動車内装材は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の自動車内装材用積層シートを熱成形してなることを特徴とするので、着色された表面層によって優れた光遮断効果を発揮して光漏れを生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車内装材用積層シートを示した縦断面図である。
【図2】自動車内装材用積層シートを示した縦断面図である。
【図3】成形品を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 発泡シート
2(2A、2B)表面層
3 表皮材
4 接着剤層
5 異音防止層
A 自動車内装材用積層シート
B 成形品

Claims (5)

  1. ポリフェニレンエーテル系樹脂を含む発泡シートの両面にポリフェニレンエーテル系樹脂を含む表面層が熱融着によって積層一体化されており、少なくとも一つの表面層が厚み方向に全面的に着色されていることを特徴とする自動車内装材用積層シート。
  2. 表面層が着色剤を含有させることによって着色されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車内装材用積層シート。
  3. 着色剤がカーボンブラックであることを特徴とする請求項2に記載の自動車内装材用積層シート。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動車内装材用積層シートの一面に表皮材が積層一体化されていると共に他面に異音防止層が積層一体化されていることを特徴とする自動車内装材用積層シート。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の自動車内装材用積層シートを熱成形してなることを特徴とする自動車内装材。
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