JP2004081266A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機間で関連した演出を可能として、他の遊技機で大当り等が発生した場合の遊技者の大当り等への期待を高め、興趣を向上する。
【解決手段】遊技制御手段からの指令情報に関連して変動表示ゲームを含む演出制御を行う演出制御手段を備え、変動表示ゲームの結果態様に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、演出制御手段150,250,300は、他の遊技機の制御情報を受信可能とし、遊技制御手段100からの指令情報に基づいて主演出となる当該遊技機の遊技に関わる演出の制御を行う主演出制御手段と、他の遊技機からの制御情報に基づいて主演出に対して従属演出となる演出の制御を行う従属演出制御手段と、を含んで構成され、他の遊技機から特定の制御情報を受信した場合に、従属演出制御手段により、他の遊技機における遊技内容に関連した演出を当該遊技機で実行可能とする。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、変動表示装置の変動表示ゲームの結果に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機にあっては、変動表示装置に複数の識別情報(識別図柄)を変動表示する変動表示ゲームを行わせ、その結果に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当り)を発生するようになっている。
【0003】
このような遊技機は、始動口への入賞等により乱数を取得し、その乱数を判定した結果により様々な演出を含む変動表示ゲームを実行する。また、同じ機種であったとしても、釘調整等により始動口ヘの入賞頻度や入賞タイミングが異なるので、大当りの発生回数や、リーチの出現回数、様々なリーチパターンの出現具合等が各遊技機毎に異なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
遊技場において、遊技者は、他の遊技機、特に隣接する遊技機で、大当りが発生したり、スペシャルリーチ等が発生すると、自分が遊技している変動表示ゲームでも同様に大当りあるいはスペシャルリーチ等が発生しないかと期待するが、各々の遊技機が独立に制御されているので、隣接する遊技機で大当り等が発生したからといって、自分が遊技している変動表示ゲームでも大当り等が発生するとは限らない。この一方、隣接する遊技機で大当りあるいはスペシャルリーチ等が発生して趣向に富む演出が行われる半面、自分が遊技している変動表示ゲームでリーチも発生しないような場面が続いたのでは、大当り等への期待が萎みかねないのである。
【0005】
この発明は、遊技機間で関連した演出を可能として、他の遊技機で大当り等が発生した場合の遊技者の大当り等への期待を高め、興趣を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、該遊技制御手段からの指令情報に関連して変動表示ゲームを含む演出制御を行う演出制御手段と、を備え、前記変動表示ゲームの結果態様に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、前記演出制御手段は、他の遊技機の制御情報を受信可能とし、前記遊技制御手段からの指令情報に基づいて主演出となる当該遊技機の遊技に関わる演出の制御を行う主演出制御手段と、他の遊技機からの制御情報に基づいて他の遊技機の主演出に対して従属演出となる演出の制御を行う従属演出制御手段と、を含んで構成され、他の遊技機から特定の制御情報を受信した場合に、前記従属演出制御手段により、他の遊技機における遊技内容に関連した演出を当該遊技機で実行可能とする。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、前記演出制御手段は、他の遊技機の演出制御手段と制御情報を送受信可能とし、特定の制御情報を受信した側の遊技機の従属演出制御手段が、送信した側の遊技機における遊技内容に関連した演出を実行可能とする。
【0008】
第3の発明は、第1、第2の発明において、前記従属演出制御手段は、隣接する他の遊技機と演出タイミングを連動可能とし、遊技機の前面側に設けられる報知手段にて、隣接する他の遊技機の演出タイミングと同期したタイミングで演出を行う。
【0009】
第4の発明は、第1、第2の発明において、前記従属演出制御手段は、隣接する他の遊技機と演出タイミングを連動可能とし、遊技機の前面側に設けられる報知手段にて、隣接する他の遊技機の演出タイミングより所定時間遅延したタイミングで演出を行う。
【0010】
第5の発明は、第4の発明において、遊技場の島設備にあって、遊技機の配列方向に段階的に所定時間遅延して、従属演出制御手段が遊技機の配列順に連続して演出を行うようにする。
【0011】
第6の発明は、第1、第2の発明において、前記主演出制御手段により制御される当該遊技機における主演出を補助する演出補助手段を備え、前記従属演出制御手段は、他の遊技機の主演出に対する従属演出を前記演出補助手段により行う。
【0012】
第7の発明は、第6の発明において、前記演出補助手段は、前記主演出制御手段により制御される変動表示ゲームでの演出を補助することとし、前記従属演出制御手段は、前記変動表示ゲームでの所定の演出を、他の遊技機における変動表示ゲームの演出内容に関連して特別演出に切り換えるようにする。
【0013】
第8の発明は、第6の発明において、前記演出補助手段は、前記主演出制御手段により制御される変動表示ゲームでの演出を補助することとし、前記従属演出制御手段は、前記変動表示ゲームでの主演出に、他の遊技機における変動表示ゲームの演出内容に関連して特殊演出を付加するようにする。
【0014】
第9の発明は、第1〜第8の発明において、前記従属演出制御手段は、他の遊技機からの特定の制御情報として、特別遊技状態となったことを示す情報を受信した場合に、他の遊技機で行われる特別遊技状態演出制御と関連した演出を当該遊技機で実行可能とする。
【0015】
第10の発明は、第1〜第9の発明において、前記従属演出制御手段は、他の遊技機からの特定の制御情報として、他の遊技機が所定のリーチ状態となったことを示す情報を受信した場合に、他の遊技機で行われる所定のリーチ演出制御と関連した演出を当該遊技機で実行可能とする。
【0016】
第11の発明は、第1〜第10の発明において、前記演出制御手段は、識別情報を変動表示可能な変動表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、発光体等の装飾手段の装飾制御を行う装飾制御手段と、音声出力手段の制御を行う音制御手段と、を含み、前記表示制御手段を前記遊技制御手段と通信する第1の演出制御手段とするとともに、前記装飾制御手段と前記音制御手段とを前記表示制御手段と通信を行う第2の演出制御手段とする。
【0017】
【発明の効果】
第1の発明では、自遊技機で、他遊技機で行われる遊技内容と関連した演出を実行可能であるので、近傍の遊技機と一緒等に演出を楽しむことができる。また、自遊技機の演出形態が変化するので、遊技者は期待を込めて遊技を行うことができる。例えば、他遊技機で大当りが発生した場合に、自遊技機でも関連した演出が行われると、自分が遊技している遊技機でも同様に大当りが発生するかもしれないと遊技者に期待感を与えることができるようになる。また、演出制御手段に情報を受信するので、遊技制御手段のセキュリティ性が高い。
【0018】
第2の発明では、相互に異なる遊技機の遊技内容と関連した演出を実行できるので、1台の遊技機ではできない、増幅した演出をすることができる。
【0019】
第3の発明では、タイミングを同期して強調した演出を行え、離れている遊技者にアピールできる。
【0020】
第4、第5の発明では、強調した演出を行え、各遊技機にて演出を段階的に遅延させることで、演出をより多くの遊技者に対してアピールすることができ、演出効果が高まる。
【0021】
第6の発明では、主演出の演出を変化に富んだものとすることができるようになる。
【0022】
第7の発明では、遊技者が注視する演出がいつもと異なる演出となり、演出のバリエーションを高めることができると共に、他遊技機で例えば大当たりが発生したことによって変動表示ゲームでの主演出が変わった場合、変化への期待および大当たりが自遊技機で発生するかの遊技者の期待感を十分高めることができる。
【0023】
第8の発明では、演出のバリエーションを高めることができると共に、他遊技機で発生した演出が自遊技機で発生しないかとの遊技者の期待感を高めることができ、変動表示ゲームの興趣が高まる。
【0024】
第9の発明では、特別遊技状態の演出制御に関連する演出を行うので、遊技者に対して大当りの発生期待を高める演出とすることができる。
【0025】
第10の発明では、リーチ状態の演出制御に関連する演出を行うので、遊技者に対してリーチの発生期待を高める演出とすることができる。
【0026】
第11の発明では、表示、音、装飾の各演出を強調できるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0028】
図1は遊技場(パチンコ店)の島設備500の配置図である。
【0029】
島設備500には、それぞれ所定数の遊技機(パチンコ遊技機)1が配列されている。島設備500のコーナーには、遊技球の計数機550が設置されている。
【0030】
各遊技機1、計数機550からは、通信線等を介して遊技場の管理室に設けられる管理装置(ホールコンピュータ)600に、変動表示装置(後述する)の始動信号、大当たり発生信号、出玉数信号、計数機550の計数信号等が送信され、各遊技機1の稼動状況、交換玉数等が管理される。
【0031】
図2は遊技機(パチンコ遊技機)1の遊技盤2の正面図である。
【0032】
遊技盤2の表面には、ガイドレール3で囲われた遊技領域4のほぼ中央に画像表示装置(変動表示装置)5が、遊技領域4の下方に大入賞口としての特別変動入賞装置6が配設される。
【0033】
画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)、CRT(ブラウン管)等で構成され、複数の識別情報(識別図柄)を変動表示する変動表示ゲーム(組み合わせゲーム)等、遊技の進行に基づく画像が表示される。
【0034】
特別変動入賞装置6は、大入賞口ソレノイド7(図3参照)への通電により、球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。
【0035】
特別変動入賞装置6の直ぐ上方には、普通変動入賞装置(普通電動役物)9を有する始動口8が、その左右の所定の位置には、普通図柄始動ゲート20が配設される。
【0036】
普通変動入賞装置9は、普通電動役物ソレノイド10(図3参照)への通電により、始動口8への入口を拡開するように変換される。
【0037】
遊技領域4の各所には、N個(図2には4個のみ示す)の一般入賞口11が設けられる。遊技領域4の最下端には、アウト口12が設けられる。
【0038】
図示しない打球発射装置から遊技領域4に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることにより遊技が行われ、打ち出された遊技球は、遊技領域4内の各所に配置された風車等の転動誘導部材13により転動方向を変えられながら遊技領域4表面を流下し、始動口8、一般入賞口11、特別変動入賞装置6に入賞するか、アウト口12から排出される。
【0039】
始動口8への入賞は、特別図柄始動センサ14(図3参照)により検出される。特別変動入賞装置6への入賞は、カウントセンサ15、継続センサ16(図3参照)により検出される。N個の一般入賞口11への入賞は、各一般入賞口11毎に備えられたN個の入賞センサ17A〜17N(図3参照)により検出される。また、普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過は、普通図柄始動センサ21(図3参照)により検出される。
【0040】
始動口8への遊技球の入賞は、特別図柄始動記憶として、例えば最大8回分を限度として記憶され、画像表示装置5の上部に、その特別図柄始動記憶の数を表示する特別図柄記憶表示器18が設けられる。
【0041】
普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過は、普通図柄始動記憶として、例えば最大4回分を限度として記憶され、特別変動入賞装置6の右側にその普通図柄始動記憶の数を表示する普通図柄記憶表示器22が、特別変動入賞装置6の左側にLED等からなる普通図柄表示器23が配設される。
【0042】
始動口8、一般入賞口11、特別変動入賞装置6に遊技球が入賞すると、入賞した入賞装置の種類に応じた数の賞球が図示しない払出ユニット(排出装置)から排出され、図示しない供給皿(遊技者に対して賞球または貸球が払い出される皿)に供給される。
【0043】
遊技機1の前面上部には、装飾用ランプ30(図11、図12参照)等の装飾発光装置が取り付けられる。遊技盤2には、左右両端側の装飾用ランプ25を含め、各所に装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置が備えられる。また、遊技機1には、音出力装置(スピーカ)が備えられる。
【0044】
図3は、遊技制御装置100を中心とする制御系を示すブロック構成図である。
【0045】
遊技制御装置(遊技制御手段)100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM、遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
【0046】
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(特別図柄始動センサ14、一般入賞口センサ17A〜17N、カウントセンサ15、継続センサ16、普通図柄始動センサ21)からの検出信号を受けて、大当たり抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(表示制御装置150、排出制御装置200)、大入賞口ソレノイド7、普通電動役物ソレノイド10、普通図柄表示器23等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
【0047】
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号または図示しないカード球貸ユニットからの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し、賞球または貸球の排出を行わせる。
【0048】
表示制御装置(表示制御手段、演出制御手段、主演出制御手段、従属演出制御手段)150は、2D(2次元)および3D(3次元)画像の表示制御を行うもので、CPU151、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)152、DRAM153、154、入力インターフェース155、プログラム等を格納したPRGROM156、画像データ(図柄データ、動画キャラクタデータ、背景画データ、テクスチャデータ等)を格納したCGROM157、液晶を駆動するLCDインターフェース158、出力インターフェース159等から構成される。
【0049】
CPU151は、PRGROM156に格納したプログラムを実行し、遊技制御装置100からの表示指令信号(コマンド)に基づいて、2Dの画像情報(図柄表示情報、動画キャラクタ画面情報、背景画面情報等)を作成したり、3Dの画像情報(図柄用オブジェクト、動画キャラクタ用オブジェクト、背景用オブジェクト)の座標演算(ジオメトリ演算)等を行い、これらの演算結果をDRAM153に格納する。
【0050】
VDP152は、DRAM153に格納された画像情報に基づいて、2Dまたは3Dの画像の描画(レンダリング)を行ってフレームバッファとしてのDRAM154に格納する。そして、DRAM154の画像を所定のタイミング(垂直同期、水平同期)でLCDインターフェース158へ送出して、液晶からなる画像表示装置5に出力する。
【0051】
VDP152が行う描画処理は、2Dと3Dの点描画、線描画、トライアングル描画、ポリゴン描画を行い、さらに3D画像では、テクスチャマッピング(テクスチャリング)、ライティング処理、アルファブレンディング、シェーディング処理(グローシェーディング等)、陰面消去(Zバッファ処理等)を行って、CPU151が設定した3DオブジェクトをフレームバッファとしてのDRAM154へ描画する。なお、フレームバッファは、2Dのフレームバッファと3Dのフレームバッファをそれぞれ設定しておき、2Dの画像を3Dの画像に重ね合わせて出力(オーバーレイ)することが可能である。
【0052】
VDP152と画像表示装置5の間のインターフェース158は、画像表示装置の種類に応じて適宜選択すればよく、ここでは画像表示装置5に液晶を用いたが、CRT、ELあるいはプラズマなどのディスプレイを採用する場合には、これらのディスプレイデバイスに対応するインターフェース158を用いればよい。
【0053】
PRGROM156には、仮想3次元空間に相当する3次元座標系にオブジェクトおよび視点を設定するための設定情報を導出するプログラム等を格納している。設定情報は、3次元座標系内にオブジェクトを配置するための配置座標値、オブジェクトの姿勢をそのオブジェクトの基準姿勢からの回転量で指示する回転角度、3次元座標系内に視点を設定するための座標値、視点の視線を所定方向に定めるために視線を回転させる回転角度、CGROM157の格納アドレス等、各種のデータを含む。
【0054】
CGROM157には、変動表示ゲームに用いる識別図柄、背景、動画キャラクタ等の2Dデータおよび3Dオブジェクトデータ(ポリゴンデータ)、テクスチャデータを格納している。
【0055】
3Dの画像表示は、仮想3次元空間の座標系内に、視点およびCGROM157から読み出した各種のオブジェクトを設定し、そのオブジェクトを変動させたり視点を変位させる、いわゆるジオメトリ演算処理を行う。また、仮想3次元空間の座標系内のオブジェクトを視点に基づく投影平面に投影した2次元座標情報である投影情報を生成する。その投影情報に基づいて、各オブジェクトの各ポリゴンの頂点にテクスチャを合うように変形して、描画を行い、全てのオプジェクトヘテクスチャを描画すると、表示画像(DRAM154)を画像表示装置5に出力する。
【0056】
図4に識別図柄、動画キャラクタの例を示す。識別図柄は、識別要素(例えば、番号、文字等)Hと、背景体(例えば、枠、台等)Gとで構成している。動画キャラクタKには、例えば馬等を設定している。
【0057】
入力インターフェース155の手前には、信号伝達方向規制手段であるバッファ回路160を設けており、遊技制御装置100から表示制御装置150への信号入力のみを許容し、表示制御装置150から遊技制御装置100への信号出力を禁止している。
【0058】
表示制御装置150には、入力インターフェース155にバッファ回路160を介して装飾制御装置250と音制御装置300の出力側を、出力インターフェース159に装飾制御装置250と音制御装置300の入力側を接続しており、表示制御装置150は、装飾制御装置250と音制御装置300に遊技制御装置100からの指令情報を送出すると共に、表示制御装置150と装飾制御装置250および音制御装置300は相互に通信を行って、演出(主演出)の制御を行う。
【0059】
この一方、表示制御装置150には、入力インターフェース155に隣接する他の遊技機(左側、右側の遊技機)の表示制御装置A150(左側の遊技機の表示制御装置)、B150(右側の遊技機の表示制御装置)の出力側を、出力インターフェース159に隣接する他の遊技機(左側、右側の遊技機)の表示制御装置A150(左側の遊技機の表示制御装置)、B150(右側の遊技機の表示制御装置)の入力側を接続するようにしてあり、表示制御装置150は、これらの遊技機の表示制御装置A150、B150に所定の制御情報を送出すると共に、これらの遊技機の表示制御装置A150、B150から所定の制御情報を受信した場合、その制御情報を装飾制御装置250と音制御装置300に送出すると共に、その制御情報に基づく演出(従属演出)の制御を行う。
【0060】
装飾制御装置(装飾制御手段、演出制御手段、主演出制御手段、従属演出制御手段)250は、遊技制御装置100からの指令情報、表示制御装置150からの制御情報および隣接する他の遊技機の表示制御装置A150、B150からの制御情報等に基づいて、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置を制御すると共に、特別図柄記憶表示器18、普通図柄記憶表示器22の表示を制御する。
【0061】
音制御装置(音制御手段、演出制御手段、主演出制御手段、従属演出制御手段)300は、遊技制御装置100からの指令情報、表示制御装置150からの制御情報および隣接する他の遊技機の表示制御装置A150、B150からの制御情報等に基づいて、スピーカからの効果音出力を制御する。
【0062】
表示制御装置150に隣接する他の遊技機からの情報を受信するので、遊技制御装置100のセキュリティ性が高い。
【0063】
次に、遊技の概要について説明する。画像表示装置5の変動表示ゲーム(組み合わせゲーム)の識別図柄は、例えば左図柄(左領域の図柄)、右図柄(右領域の図柄)、中図柄(中領域の図柄)とする。
【0064】
まず、遊技開始当初(あるいは遊技開始前)の時点では、客待ち状態となっており、客待ち画面の表示を指令する表示指令信号(コマンド)が遊技制御装置100から表示制御装置150に送信され、画像表示装置5の画面5aには客待ち画面(動画または静止画)が表示される。
【0065】
そして、遊技領域3に打ち出された遊技球が始動口8に入賞すると、その入賞に基づき、遊技制御装置100によって所定の乱数が抽出され、変動表示ゲームの大当たりの抽選が行われると共に、遊技制御装置100から表示制御装置150に変動表示ゲームを指令する表示指令信号(コマンド)が送信され、この表示指令信号(コマンド)に基づき、表示制御装置150によって変動表示ゲームの演出パターンが決定され、画像表示装置5の画面5aに複数の識別図柄の変動表示が開始される。
【0066】
この変動表示の開始後、所定時間経過すると、変動表示は例えば左図柄、右図柄、中図柄の順に仮停止(例えば、停止位置にて識別図柄を微少に変動させること等)されていくが、この過程でリーチ状態(例えば、左図柄と右図柄が大当たりの組合せを発生する可能性のある組合せ)が発生すると、所定のリーチ遊技が行われる。このリーチ遊技では、例えば中図柄の変動表示を極低速で行ったり、高速で行ったり、仮停止したり、逆転したり、種々の変動表示が行われる。また、リーチ遊技に合わせた背景表示、キャラクタ表示が行われる。
【0067】
そして、大当たり抽選の結果が大当たりであれば、左、右、中の図柄が大当たりの組合せで停止され、大当たりが確定されると共に、大当たりが特定の大当たりかどうか、大当たりの組合せ図柄の再変動(再抽選)が行われて、図柄の変動が最終的に停止されて、大当たり遊技が発生される。
【0068】
大当たり遊技が発生すると、特別変動入賞装置6が所定期間にわたって開かれる特別遊技が行われる。この特別遊技は、特別変動入賞装置6への遊技球の所定数(例えば10個)の入賞または所定時間の経過(例えば30秒)を1単位(1ラウンド)として実行され、特別変動入賞装置6内の継続入賞口への入賞(継続センサ16による入賞球の検出)を条件に、規定ラウンド(例えば16ラウンド)繰り返される。また、大当たり遊技が発生すると、大当たりのファンファーレ表示、ラウンド数表示、大当たりの演出表示等、遊技制御装置100から表示制御装置150に大当たり遊技の表示を指令する表示指令信号(コマンド)が送信され、画像表示装置5の画面5aに大当たり遊技の表示が行われる。
【0069】
この場合、大当たりが特定の大当たりであれば、大当たり遊技後に特定遊技状態が発生され、次回の大当たりの発生確率を高確率(確変)にしたり、遊技球の始動口8への入賞に基づく画像表示装置5の変動表示ゲームの変動表示時間の短縮(時短)等が行われる。
【0070】
変動表示ゲームが終了したとき(ハズレのとき)にあるいは大当たり遊技が終了したときに、特別図柄始動記憶があれば、その特別図柄始動記憶に基づき、新たな変動表示ゲームが繰り返される。
【0071】
なお、普通図柄始動ゲート20を遊技球が通過すると、その通過または普通図柄始動記憶に基づき、普通図柄に関する乱数が抽出され、乱数が当たりであれば、普通図柄表示器23に当たり表示が行われて、始動口8の普通変動入賞装置9が所定時間にわたって拡開され、始動口8への入賞が容易にされる。
【0072】
また、始動口8への遊技球入賞等で乱数を取得し、この乱数に対応して変動表示ゲームの結果を導出し、その後大当たりを付与する例を述べたが、画像表示装置5の表示結果を判定して、その判定結果に基づいて大当たりを付与する等にしても良い。
【0073】
次に、遊技における表示制御装置150の演出(主演出)の制御および隣接する他の遊技機の表示制御装置A150、B150からの制御情報に基づく演出(従属演出)の制御について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0074】
ステップ1では、送られたコマンドを読み込む。
【0075】
ステップ2では、このコマンドが遊技制御装置100からの指令情報の場合、ステップ3に進み、そうでない場合、ステップ9以降に進む。
【0076】
ステップ9では、このコマンドが他の遊技機の表示制御装置A150またはB150からの特定の制御情報かを判定する。
【0077】
表示制御装置150(A150、B150)は、変動表示ゲームにおいて特定のスペシャルリーチが発生すると、スペシャルリーチ発生を表す特定の制御情報を、また大当たりの組合せ図柄を表示して大当たりが発生すると、大当たり発生を表す特定の制御情報を、他の遊技機の表示制御装置に送出する。スペシャルリーチは、変化に富んだ変動表示を行うと共に、それ以外のリーチとはストーリーを異ならせた、動画キャラクタの表現豊かな演出を行うもので、乱数等に基づき表示制御装置150(A150、B150)が選択するが、大当たりが発生するときに相対的に高い確率で出現させるようになっている。また、特定の制御情報には、演出タイミングを指示する演出タイミング情報を含ませてある。
【0078】
特定の制御情報の場合、ステップ10に進み、同期演出情報があるかを見る。
【0079】
同期演出情報がある場合、ステップ11にて、すぐに画像表示装置5に特定の制御情報に基づく演出(従属演出)表示を行う設定をする。
【0080】
同期演出情報がない場合、ステップ12にて、ゲーム介在用の特定の制御情報として記憶する。
【0081】
ステップ13では、装飾制御装置250、音制御装置300に特定の制御情報内容の送出を設定する。
【0082】
一方、ステップ3では、遊技制御装置100からの指令情報が変動表示ゲームの開始の指令情報かを判定する。
【0083】
変動表示ゲームの開始の指令情報の場合、ステップ4に進み、他の遊技機の表示制御装置A150またはB150よりのゲーム介在用の特定の制御情報の記憶があるかを見る。
【0084】
ゲーム介在用の特定の制御情報の記憶がない場合、ステップ5にて、変動表示ゲームの開始の指令情報に基づいて、変動表示ゲームの演出パターン(主演出)を決定して変動表示ゲームの制御に入る。
【0085】
ゲーム介在用の特定の制御情報の記憶がある場合、ステップ6にて、変動表示ゲームの開始の指令情報およびゲーム介在用の特定の制御情報に基づいて、変動表示ゲームの演出パターン(主演出、従属演出)を決定して変動表示ゲームの制御に入る。ステップ7にて、ゲーム介在用の特定の制御情報をクリアする。
【0086】
ステップ8では、装飾制御装置250、音制御装置300に決定した演出パターン内容の送出を設定する。
【0087】
次に、図6〜図8に表示制御装置150の演出表示の例を示して説明する。
【0088】
図6は、隣接する他の遊技機において動画キャラクタK(馬)が出現するスペシャルリーチが発生したときのものである。
【0089】
図6の(R)のように、隣接する他の遊技機の画像表示装置5に動画キャラクタK(馬)が出現するスペシャルリーチの表示が発生すると、その表示制御装置A150またはB150がスペシャルリーチ発生を表す特定の制御情報(同期演出情報無し)を表示制御装置150に送出する。
【0090】
この特定の制御情報(同期演出情報無し)を受けた場合、表示制御装置150は、既に変動表示ゲーム中あるいは図6の(A)のように変動表示ゲームの終了表示中等にあるときは待機して、変動表示ゲームの開始時に、その特定の制御情報に基づく従属演出を行う。
【0091】
この場合、図6の(B)のように画像表示装置5の変動表示ゲームの開始画面に、隣接する他の遊技機で出現した動画キャラクタK(馬)を出現させ、遊技者を発奮させるメッセージ等を入れて、従属演出表示を行う。
【0092】
従属演出表示後、図6の(C)のように識別図柄の変動表示に入る。
【0093】
このように、隣接する他の遊技機においてスペシャルリーチが発生した場合、画像表示装置5の変動表示ゲームの画面にそのスペシャルリーチの動画キャラクタK(馬)を出現させて従属演出を行う、即ち変動表示ゲームでの主演出に、他の遊技機における遊技内容、演出内容に関連して特殊演出を行うので、演出のバリエーションを高めることができると共に、他の遊技機で発生したスペシャルリーチが自遊技機で発生しないかとの遊技者の期待感を高めることができ、変動表示ゲームの興趣が高まる。
【0094】
なお、直近の変動表示ゲームにおいて、表示制御装置150がスペシャルリーチを発生させるようにでき、このようにすれば、他の遊技機との関連性を持たせて、興趣を一層向上できる。
【0095】
図7は、隣接する他の遊技機において大当たりが発生したときのものである。
【0096】
図7の(R)のように、隣接する他の遊技機の画像表示装置5が大当たりの組合せ図柄を表示して大当たりが発生すると、その表示制御装置A150またはB150が大当たり発生を表す特定の制御情報(同期演出情報無し)を表示制御装置150に送出する。
【0097】
この特定の制御情報(同期演出情報無し)を受けた場合、表示制御装置150は、既に変動表示ゲーム中あるいは図7の(A)のように変動表示ゲームの終了表示中等にあるときは待機して、変動表示ゲームの開始時に、その特定の制御情報に基づく従属演出に入る。
【0098】
この場合、図7の(B)のように画像表示装置5の変動表示ゲームの各図柄(左図柄、中図柄、右図柄)の背景体Gを、例えば〇、△、☆等の幾つかの形状に切り替え、背景合わせゲームに変わったかのようにする。また、遊技者を発奮させるメッセージ等を入れる。
【0099】
背景体Gを切り替え後、図7の(C)のように識別図柄の変動表示に入る。
【0100】
このように、隣接する他の遊技機において大当たりが発生した場合、画像表示装置5の変動表示ゲームの各図柄の背景体Gを切り替える従属演出を行う、即ち変動表示ゲームでの所定の主演出(図柄の演出)を、他の遊技機における遊技内容、演出内容に関連して特別演出に切り換えるので、遊技者が注視する演出がいつもと異なる演出となり、演出のバリエーションを高めることができると共に、他の遊技機で大当たりが発生したことによって変動表示ゲームでの主演出が変わったことによって、変化への期待および大当たりが自遊技機で発生するかの遊技者の期待感を高めることができ、変動表示ゲームの高い興趣を得ることができる。また、各図柄の背景体Gを切り替えることによって、意外性のある演出および見かけ上、大当たりの組合せが揃う確率がアップしたかのような演出を行える。
【0101】
図8は、隣接する他の遊技機において動画キャラクタK(馬)が出現するスペシャルリーチにて大当たりが発生したときのものである。
【0102】
図8の(R)のように、隣接する他の遊技機の画像表示装置5に動画キャラクタK(馬)が出現するスペシャルリーチが発生して、そのスペシャルリーチにて大当たりが発生すると、その表示制御装置A150またはB150が大当たり発生を表す特定の制御情報(同期演出情報有り)を表示制御装置150に送出する。
【0103】
この特定の制御情報(同期演出情報有り)を受けた場合、表示制御装置150は、現在の遊技表示にかかわらず、直ぐにその特定の制御情報に基づく従属演出に入る。
【0104】
図8のように変動表示ゲーム中にその特定の制御情報を受けると、図8の(B)のように画像表示装置5の変動表示ゲーム中の画面に、隣接する他の遊技機で出現した動画キャラクタK(馬)を出現させ、隣接する他の遊技機がその動画キャラクタK(馬)のスペシャルリーチにて大当たりが発生した旨のメッセージ等を入れて、従属演出表示を行う。
【0105】
このように、隣接する他の遊技機において大当たりが発生した場合、その大当たりがどのような遊技内容、演出内容で発生したかを演出表示するので、遊技者の自遊技機でのゲームの進展への期待感、大当たり発生への期待感を高めることができ、また、直ぐに従属演出表示を行うので、遊技の興趣を実感できる。
【0106】
なお、本実施の形態では、図9のように隣接する遊技機の演出制御手段(表示制御装置150)同士を接続したが、図10のようにそれぞれの遊技機の演出制御手段(表示制御装置150)を管理装置(ホールコンピュータ)600に接続して管理装置600を経由して制御情報を送受信可能としても良い。また、島設備500に設けられる情報収集装置(呼び出しランプ装置等)を経由して制御情報を送受信可能としても良い。
【0107】
図11、図12はそれぞれ本発明の別の実施の形態を示すもので、遊技機1の前面上部に設けた装飾用ランプ30(遊技盤2に備える装飾発光装置でも良い)で演出を行うようにしたものである。
【0108】
図11のものは、ある遊技機1において大当たりが発生すると、当該遊技機1の表示制御装置150が、当該遊技機1および隣接する他の遊技機A1(左側の遊技機)、B1(右側の遊技機)の装飾用ランプ30の演出動作(大当たり発生を表す演出動作)を同期したタイミングで行うように、当該遊技機1の装飾制御装置250に指令情報を送ると共に、隣接する他の遊技機A1、B1の表示制御装置A150、B150に同期演出情報(タイミング信号)を含んだ特定の制御情報を送出する。
【0109】
これによって、当該遊技機1の装飾制御装置250が当該遊技機1の装飾用ランプ30を、隣接する他の遊技機A1、B1の装飾制御装置250が表示制御装置A150、B150よりの情報に基づき該当する飾用ランプ30を、それぞれ同期したタイミングで、大当たり発生を表す演出動作にて点灯、点滅する。
【0110】
このようにすれば、強調した演出をでき、離れた別の遊技者にも大当たり発生をアピールできる。
【0111】
なお、これらの遊技機の音制御装置300も、該当するスピーカからそれぞれ同期したタイミングで、大当たり発生を表す演出音を出力するようにして良い。
【0112】
図12のものは、遊技場の島設備500にあって、ある遊技機1において大当たりが発生すると、各遊技機の装飾用ランプ30の演出動作(大当たり発生を表す演出動作)を、当該遊技機1を起点として、遊技機の配列方向に段階的に所定時間遅延したタイミングで、遊技機の配列順に連続して行うように、当該遊技機1の表示制御装置150が、当該遊技機1の装飾制御装置250に指令情報を、隣接する遊技機A1、B1の表示制御装置A150、B150に遅延演出情報を含んだ特定の制御情報を送り、その表示制御装置A150、B150が、該当遊技機A1、B1の装飾制御装置250に指令情報を、さらに隣接する遊技機の表示制御装置に遅延演出情報を含んだ特定の制御情報を送り、これを順に行う。
【0113】
これによって、図12の(B)〜(D)のようにある遊技機1において大当たりが発生すると、当該遊技機1の装飾用ランプ30が大当たり発生を表す演出動作にて点灯、点滅を始め、次に隣接する遊技機A1、B1の装飾用ランプ30が大当たり発生を表す演出動作にて点灯、点滅を始め、順に隣接する遊技機の装飾用ランプ30が大当たり発生を表す演出動作にて点灯、点滅を始める。
【0114】
このように、各遊技機にて段階的に遅延させた演出を行えば、一層強調した演出をでき、演出をより多くの遊技者に対してアピールすることができ、演出効果が高まる。
【0115】
なお、各遊技機の音制御装置300も、該当するスピーカから段階的に遅延したタイミングで、大当たり発生を表す演出音を出力するようにして良い。
【0116】
実施の形態では、表示制御装置150と装飾制御装置250と音制御装置300とを別々にしたが、演出制御装置として1つの装置に機能を統合したものでも良い。
【0117】
また、実施の形態では、遊技機としてパチンコ遊技機に適用した例を示したが、その他の遊技機、例えばパチスロ等の遊技機にも適用できる。
【0118】
また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場の島設備の配置図である。
【図2】遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態における制御系のブロック構成図である。
【図4】識別図柄、動画キャラクタの表示例を示す図である。
【図5】演出制御のフローチャートである。
【図6】演出表示例を示す図である。
【図7】演出表示例を示す図である。
【図8】演出表示例を示す図である。
【図9】演出制御手段の接続例を示す図である。
【図10】演出制御手段の接続例を示す図である。
【図11】別の実施の形態の説明図である。
【図12】別の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 遊技機
2 遊技盤
5 画像表示装置
5a 表示画面
6 特別変動入賞装置
8 始動口
14 特別図柄始動センサ
18 特別図柄記憶表示器
30 装飾用ランプ
100 遊技制御装置
150 表示制御装置
250 装飾制御装置
300 音制御装置
500 島設備
600 管理装置

Claims (11)

  1. 遊技の進行を制御する遊技制御手段と、該遊技制御手段からの指令情報に関連して変動表示ゲームを含む演出制御を行う演出制御手段と、を備え、前記変動表示ゲームの結果態様に関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
    前記演出制御手段は、
    他の遊技機の制御情報を受信可能とし、
    前記遊技制御手段からの指令情報に基づいて主演出となる当該遊技機の遊技に関わる演出の制御を行う主演出制御手段と、
    他の遊技機からの制御情報に基づいて他の遊技機の主演出に対して従属演出となる演出の制御を行う従属演出制御手段と、を含んで構成され、
    他の遊技機から特定の制御情報を受信した場合に、前記従属演出制御手段により、他の遊技機における遊技内容に関連した演出を当該遊技機で実行可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出制御手段は、
    他の遊技機の演出制御手段と制御情報を送受信可能とし、
    特定の制御情報を受信した側の遊技機の従属演出制御手段が、送信した側の遊技機における遊技内容に関連した演出を実行可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記従属演出制御手段は、
    隣接する他の遊技機と演出タイミングを連動可能とし、
    遊技機の前面側に設けられる報知手段にて、隣接する他の遊技機の演出タイミングと同期したタイミングで演出を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記従属演出制御手段は、
    隣接する他の遊技機と演出タイミングを連動可能とし、
    遊技機の前面側に設けられる報知手段にて、隣接する他の遊技機の演出タイミングより所定時間遅延したタイミングで演出を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 遊技場の島設備にあって、遊技機の配列方向に段階的に所定時間遅延して、従属演出制御手段が遊技機の配列順に連続して演出を行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記主演出制御手段により制御される当該遊技機における主演出を補助する演出補助手段を備え、
    前記従属演出制御手段は、
    他の遊技機の主演出に対する従属演出を前記演出補助手段により行うことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  7. 前記演出補助手段は、
    前記主演出制御手段により制御される変動表示ゲームでの演出を補助することとし、
    前記従属演出制御手段は、
    前記変動表示ゲームでの所定の演出を、他の遊技機における変動表示ゲームの演出内容に関連して特別演出に切り換えるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記演出補助手段は、
    前記主演出制御手段により制御される変動表示ゲームでの演出を補助することとし、
    前記従属演出制御手段は、
    前記変動表示ゲームでの主演出に、他の遊技機における変動表示ゲームの演出内容に関連して特殊演出を付加するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  9. 前記従属演出制御手段は、
    他の遊技機からの特定の制御情報として、特別遊技状態となったことを示す情報を受信した場合に、他の遊技機で行われる特別遊技状態演出制御と関連した演出を当該遊技機で実行可能とすることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の遊技機。
  10. 前記従属演出制御手段は、
    他の遊技機からの特定の制御情報として、他の遊技機が所定のリーチ状態となったことを示す情報を受信した場合に、他の遊技機で行われる所定のリーチ演出制御と関連した演出を当該遊技機で実行可能とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の遊技機。
  11. 前記演出制御手段は、
    識別情報を変動表示可能な変動表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、発光体等の装飾手段の装飾制御を行う装飾制御手段と、音声出力手段の制御を行う音制御手段と、を含み、
    前記表示制御手段を前記遊技制御手段と通信する第1の演出制御手段とするとともに、前記装飾制御手段と前記音制御手段とを前記表示制御手段と通信を行う第2の演出制御手段とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の遊技機。
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