JP2004076505A - 収納設備 - Google Patents

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Hisayoshi Hikosaka
彦坂 尚義
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Abstract

【課題】建物の廊下の端や部屋の端部等に戸で開閉される収納空間を構成する場合に好適な収納設備を提供すること。
【解決手段】建物の対面両側壁5a,5bにそれぞれ縦側枠材10a,10bが取り付けられ、これら両縦側枠材10a,10bには蝶番15,16を介して前記対面両側壁5a,5b間の収納空1間を開閉する戸8,9が取り付けられ、前記両縦側枠材10a,10bのそれぞれには、前記戸8,9で開閉される収納空間1内に架設される棚板やハンガーパイプ38,39等の収納空間用架設部材を支持する受け具21Bを高さ調整自在に支持する柱状係止部が設けられた構成。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の廊下の端や部屋の端部等に戸で開閉される収納空間を形成して成る、作り付けの収納設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の廊下の端や部屋の端部等に戸で開閉される収納空間を形成する場合、当該収納空間の両側に位置する建物の対面両側壁にそれぞれ縦側枠材を取り付け、この両縦側枠材の少なくとも一方に蝶番を介して前記収納空間を開閉する戸を取り付けることになるが、収納空間には、棚板やハンガーパイプ等の各種架設部材が必要であり、従来は、この収納空間内の架設部材を前記対面両側壁に支持させていた。
【0003】
上記のような従来の構成では、特に既設建物のリフォームに際して廊下の端や部屋の端部等に収納空間を作る場合、当該収納空間の両側壁は、強度面や精度の面で問題のある既設建物の壁となり、この既設建物の壁に棚板やハンガーパイプ等の各種架設部材を支持させなければならないので、当該既設建物の壁を補強したり、内側に壁を新設する必要が生じ、コストがかかる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る収納設備を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、建物の対面両側壁5a,5bにそれぞれ縦側枠材10a,10bが取り付けられ、これら両縦側枠材10a,10bの少なくとも一方には蝶番15,16を介して前記対面両側壁5a,5b間の収納空1間を開閉する戸8,9が取り付けられ、前記両縦側枠材10a,10bのそれぞれには、前記戸8,9で開閉される収納空間1内に架設される棚板、ハンガーパイプ等の収納空間用架設部材を支持する受け具21A,21Bを高さ調整自在に支持する柱状係止部22を設けた構成となっている。
【0005】
上記構成の本発明を実施する場合、前記両縦側枠材10a,10b間には、これら両縦側枠材10a,10b間の間隔を規制する水平部材11を架設することが出来る。この場合、当該水平部材11は、両縦側枠材10a,10b間の中間高さに架設することが出来る。又、前記戸として、両縦側枠材10a,10bの一方に蝶番15を介して取り付けられた折れ戸8を設ける場合、この折れ戸8の遊端部の移動経路を規制するガイドレール17を前記水平部材11に取り付けることが出来る。
【0006】
又、前記戸として、両縦側枠材10a,10bのそれぞれに蝶番15,16を介して取り付けられた2つの戸8,9を設ける場合、この両戸8,9が閉じ位置にあるときに両戸8,9の遊端部の内側に位置する中間柱状部材12を、その上端が前記水平部材11の下側に結合される状態で立設することが出来る。この場合、当該中間柱状部材12にも、前記受け具21A,21Bを高さ調整自在に支持する柱状係止部23を設けることが出来るが、この中間柱状部材12の柱状係止部23は、左右二列に設けるのが望ましい。
【0007】
更に、前記両縦側枠材10a,10bが収納空間1側に倒れるのを防止する倒れ防止手段を併設することが出来る。この倒れ防止手段は、両側辺が前記対面両側壁5a,5bに支持固定された棚板42や、前記収納空間1の奥端に設置されたユニット棚32の棚板35で構成することが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図4に於いて、1は既設建物の廊下の端部や室の端部等に本発明に従って形成される収納空間であって、既設建物の床2、天井3、後端壁4、及び左右両側壁5a,5bと、左右両側壁5a,5b間に配設した開閉扉6で構成されている。
【0009】
開閉扉6は、枠組立体7と2つの戸8,9とから構成されている。枠組立体7は、左右両側壁5a,5bの内側に垂直に固定された縦側枠材10a,10bと、この両縦側枠材10a,10b間の高さ方向中央より上端寄り高さに架設された水平部材11と、上端が水平部材11と結合されると共に下端が床2に結合された状態で垂直に立設された中間柱状部材12とから構成されている。この中間柱状部材12は、左右横方向の巾(厚さ)が縦側枠材10a,10の略2倍のものである。
【0010】
2つの戸8,9の一方は折れ戸8であり、他方は通常の片開き戸9である。折れ戸8は、2枚の戸本体13a,13bを蝶番14で折り重ね展開自在に連結したもので、一側辺が蝶番15により一方の縦側枠材10aに取り付けられている。片開き戸9は、その一側辺が蝶番16により他方の縦側枠材10bに取り付けられている。これら折れ戸8及び片開き戸9を水平部材11の外側に重なるように閉じたときに収納空間1が閉じられるが、このとき各戸8,9の遊側辺は、中間柱状部材12の前面に左右に隣接する状態で重なる。
【0011】
前記折れ戸8には、その遊側辺が水平部材11の外側に近接した状態で当該水平部材11に沿って移動するように規制するガイドレールが必要であるが、この実施形態では、当該ガイドレールとして、図示のように水平部材11の下側で後側辺に沿って取り付けられたガイドレール17が使用されている。18は、当該ガイドレール17に移動方向2つの垂直軸ローラー19を介して係合する係合体であって、蝶番20を介して折れ戸8の遊側辺内側に取り付けられている。
【0012】
尚、図2Aに仮想線で示すように、折れ戸8を折り畳んで収納空間1を開いたとき、折れ戸8の折り畳み巾を狭める等の関係から、図2Bに示すように、係合体18を折れ戸8側に取り付ける蝶番20の軸心位置や係合体18の垂直軸ローラー19を出来る限り折れ戸8の遊側辺に近づけなければならないため、係合体18には、折れ戸8を閉じたときに中間柱状部材12の側辺部が嵌入する凹部18aが設けられると共に、ガイドレール17は中間柱状部材12の背面側に入り込むように設けられ、折れ戸8が閉じたとき、係合体18の一部(外側の垂直軸ローラー19の部分)が中間柱状部材12の背面側に入り込むと共に蝶番20の軸心部が中間柱状部材12の前面側に重なるように構成されている。従って、中間柱状部材12の前面は、左右両縦側枠材10a,10b及び水平部材11の前面より奥側に一段凹んでいる。
【0013】
前記ガイドレール17は、図3Bに示すように、一部が水平部材11に埋設されるように取り付けているが、ガイドレール17の全体を水平部材11の下側面に直付けしても良い。又、ガイドレール17として、垂直軸ローラー19を真下には外せない断面形状のものを使用しているが、下側開放の溝形レール材を使用しても良い。
【0014】
左右両縦側枠材10a,10b及び中間柱状部材12には、図5及び図6に示すように、棚板やハンガーパイプ等の収納空間用架設部材を支持する受け具21A,21Bを高さ調整自在に支持する柱状係止部22,23が設けられている。この実施形態に於ける柱状係止部22,23は、横断面コ字形の金属製柱状部材24,25を左右両縦側枠材10a,10b及び中間柱状部材12の背面側に形成された凹溝部26,27に、当該柱状部材24,25の背板部24a,25aと左右両縦側枠材10a,10b及び中間柱状部材12の背面とが面一になるように埋設することにより構成され、左右両縦側枠材10a,10b側の柱状部材24の背板部24aには、当該柱状部材24の長さ方向に長い係止用長孔28が縦一列に等間隔おきに設けられている。巾広の中間柱状部材12側の柱状部材25は巾広であって、柱状係止部23が左右2列となるように、その背板部25aには、当該柱状部材25の長さ方向に長い係止用長孔29,30が左右二列に長さ方向等間隔おきに設けられている。
【0015】
尚、左右両縦側枠材10a,10bや中間柱状部材12が金属製角パイプ材から構成されるときは、これら左右両縦側枠材10a,10bや中間柱状部材12の背板部に直接係止用長孔28〜30を形成して柱状係止部22,23を構成することも出来る。
【0016】
先に説明したように、中間柱状部材12の前面が左右両縦側枠材10a,10b及び水平部材11の前面より奥側に一段凹んでいるので、折れ戸8や片開き戸9を閉じたとき、これら各戸8,9の遊側辺と中間柱状部材12の前面との間には隙間が生じ、閉じた戸8,9の遊側辺下端の位置が不安定になる。従って、図7に示すように、中間柱状部材12の下端前面には前記隙間を埋める戸当たり部材31を配設するのが望ましい。この戸当たり部材31は、特に折れ戸8の開閉に影響しないように角部31aを曲面に成形した合成樹脂製のものであって、中間柱状部材12の下端と床2との間に挟まる取付座部31bを備えている。
【0017】
図示の実施形態では、収納空間1内には後端壁4に隣接させてユニット棚32が配設されている。このユニット棚32は、左右両側壁5a,5bに隣接する両側板33a,33b、中間柱状部材12の真後ろに位置する中間仕切り板34、両側板33a,33b及び中間仕切り板34に支持される最上段棚板35、片側の側板33aと中間仕切り板34との間に架設された上下2段の棚板36,37から構成されている。而して、最上段棚板35は、その前端縁が水平部材11に隣接する奥行き寸法を有すると共に上面が水平部材11の上面と略面一になる高さに配設され、最下段棚板37は、その前端縁が片側の縦側枠材10aと中間柱状部材12とに隣接する奥行き寸法を有する。
【0018】
上記ユニット棚32の最上段棚板35の前端部を支持するために、左右両縦側枠材10a,10bの柱状係止部22と中間柱状部材12の柱状係止部23とに、同一レベルで3つの棚受け具21Aが取り付けられ、最下段棚板37の前端部を支持するために、片側の縦側枠材10aの柱状係止部22と中間柱状部材12の柱状係止部23とに、同一レベルで2つの棚受け具21Aが取り付けられている。又、最上段棚板35と最下段棚板37との中間レベルで、片側の縦側枠材10aと中間柱状部材12との間、及び中間柱状部材12と他方の縦側枠材10bとの間には、ハンガーパイプ38,39の両端を支持するそれぞれ左右一対のハンガーパイプ受け具21Bが柱状係止部22,23を利用して取り付けられている。
【0019】
各受け具21A,21Bは、図5に示すように、左右両縦側枠材10a,10bの柱状係止部22や中間柱状部材12の柱状係止部23の係止用長孔28〜30の上下方向に適当距離離れた2つの係止用長孔28〜30に係合可能な上下2つの鉤形係止部40a,40bを備えており、当該鉤形係止部40a,40bを係合させる係止用長孔28〜30を選択することにより、左右両縦側枠材10a,10bや中間柱状部材12の任意の高さに取り付けることが出来る。勿論、中間柱状部材12には、同一レベルで2つの受け具21A又は21Bを取り付けることが出来る。
【0020】
上記のように構成された収納設備では、折れ戸8や片開き戸9を開くことにより、内部の収納空間1内のユニット棚32の各段棚板35〜37やハンガーパイプ38,39を利用して物品の保管が行える。又、奥行き寸法が大きく且つユニット棚32から前方に大きく張り出す棚板35,37も、その前端部が棚受け具21A、左右両縦側枠材10a,10b、中間柱状部材12等を介して床2に支持されているので、重量物も安全に安定良く支持出来る。更に、ユニット棚32側の棚板35,37が、左右両縦側枠材10a,10b、水平部材11及び中間柱状部材12から成る枠組立体7と後端壁4との間に介在し、左右両縦側枠材10a,10bと左右両側壁5a,5bとの結合力が多少弱くとも、当該枠組立体7が荷重(上記実施形態の場合はハンガーパイプ38,39にかかる荷重)によって後端壁4側に倒れるのを阻止している。換言すれば、上記実施形態の場合、枠組立体7(両縦側枠材10a,10b等)が収納空間1側に倒れるのを防止する倒れ防止手段がユニット棚32の棚板35,37で構成されていることになる。
【0021】
上記実施形態のように、収納空間1内にユニット棚32が配設されない場合、図8に示すように、上記のようにして左右両縦側枠材10a,10bや中間柱状部材12の任意の高さに取り付けた同一レベルの3つ又は2つの棚受け具21Aのみで棚板41を支持することが出来る。又、枠組立体7(両縦側枠材10a,10b等)が収納空間1側に倒れるのを防止する倒れ防止手段として、当該枠組立体7の上半部領域の後側面、例えば水平部材11の後側面と後端壁4との間を埋める棚板42を、その左右両側辺を両側壁5a,5bに固着した棚受け材43で支持する方法で架設することも出来る。勿論、前記倒れ防止手段としては、棚板35,37,42に限定されるものではなく、図8に併記したように、枠組立体7(両縦側枠材10a,10b等)の上端背面に当接する部材44を両側壁5a,5bや天井3に固着して構成することも出来る。
【0022】
尚、左右両縦側枠材10a,10bの上端間や下端間に、前記水平部材11に代えて、又は当該水平部材11とは別に、水平部材を架設することも出来る。而して、左右両縦側枠材10a,10bの上端間に架設された水平部材がある場合、この上端の水平部材に折れ戸8のガイドレール17を支持させることも出来る。又、中間柱状部材12は必須のものではなく、両側壁5a,5b間の間隔が狭い場合等、状況によっては省くことが出来る。更に、収納空間1を開閉する戸の枚数や種類は、両側壁5a,5b間の間隔等に応じて任意に変更出来る。例えば、両側壁5a,5b間の間隔が狭い場合には、縦側枠材10a,10bの内の一方に取り付けられた1つの戸(折れ戸8又は片開き戸9)で収納空間1を開閉することも出来る。勿論、両縦側枠材10a,10bにそれぞれ取り付けられた2枚の片開き戸から成る観音開き戸を使用することも出来るが、このように折れ戸8を使用しない場合は、左右両縦側枠材10a,10b間をつなぐ水平部材はなくとも良い。
【0023】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施することが出来るものであって、係る本発明の収納設備によれば、建物の対面両側壁にそれぞれ取り付けられ且つ少なくとも一方で戸を支持する縦側枠材に、前記戸で開閉される収納空間内に架設される棚板、ハンガーパイプ等の収納空間用架設部材を支持する受け具を高さ調整自在に支持する柱状係止部を設けたので、建物の対面両側壁に直接棚板やハンガーパイプ等を支持させる必要がなくなり、建物の対面両側壁の構造や構成材料の関係で強固に棚板やハンガーパイプ等を支持させることが困難な場合でも、対荷重性能が高く安全に利用出来る棚板やハンガーパイプ等を備えた収納空間を簡単に構成することが出来る。又、建物の対面両側壁に高さ調整可能に棚板やハンガーパイプ等を支持させるための専用部材を別途取り付けなければならない場合に比較して、安価に実施出来る。
【0024】
尚、請求項2に記載の構成によれば、建物の対面両側壁に取り付けられた両縦側枠材間の間隔が水平部材で規制されるので、建物の対面両側壁に対する両縦側枠材の取付強度が多少低くても、両縦側枠材が建物の対面両側壁から離れて内側へ倒れるのを確実に防止出来、強度アップにつながる。又、当該水平部材を上下複数段(上端間や下端間に架設される水平部材を含む)に架設するときは、建物の対面両側壁の平行度(垂直度)が多少低くとも、両縦側枠材自体の平行度(垂直度)は高めて、蝶番による戸の取り付けを容易にすることが出来る。
【0025】
又、上記のように水平部材を架設する場合、請求項3に記載の構成によれば、1つの水平部材を使用しながら両縦側枠材間の間隔の規制を容易に行えるので、経済的である。更に、請求項4に記載の構成によれば、左右両縦側枠材と水平部材とから成る枠組立体に折れ戸遊端部の移動経路を規制するガイドレールも組み付けることが出来るので、全体の構成が簡単になり、建物への組み付け作業も容易でしかも折れ戸の精度も高めることが出来る。
【0026】
又、請求項5に記載の構成は、建物の対面両側壁間の間隔が広くて左右2つの戸で収納空間を開閉しなければならない場合に好適であり、両戸が閉じられたときの両戸間の隙間を塞ぐのに利用出来る中間柱状部材で、長さが長くなる水平部材の中間を支持させて、全体の強度アップを図ることが出来る。
【0027】
更に、請求項6に記載の構成によれば、建物の対面両側壁間の間隔が広くて棚板やハンガーパイプ等の長さが長くなる場合に、これら棚板やハンガーパイプ等の中間位置も受け具で支持させることが出来、やはり全体の強度アップを図ることが出来る。この場合、請求項7に記載の構成によれば、同一レベルで架設される棚板やハンガーパイプ等を中間柱状部材の位置で左右に分割することが出来る。
【0028】
又、請求項8に記載の構成によれば、両縦側枠材に作用する荷重で当該両縦側枠材が収納空間側に倒れるのを倒れ防止手段で防止することが出来るので、両縦側枠材が取り付けられる建物の対面両側壁の構造や構成材料の関係で当該縦側枠材の取り付け強度を十分に高めることが出来ないような状況でも、両縦側枠材で支持される棚板やハンガーパイプ等の対荷重性能を高めることが出来る。この場合、請求項9や請求項10に記載の構成によれば、両側辺が建物の対面両側壁に支持固定された棚板や、後端部が前記収納空間の奥端に設置されたユニット棚の棚板を利用して、前記倒れ防止手段を簡単に構成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】戸を除いた状態での正面図である。
【図2】A図は戸を取り付けた状態での横断平面図であり、B図はA図の一部分の拡大横断平面図である。
【図3】A図は戸を除いた状態での縦断側面図であり、B図はA図の一部分の拡大横断平面図である。
【図4】全体の分解斜視図である。
【図5】A図は両縦側枠材の柱状係止部に於ける受け具の支持構造を示す要部の縦断背面図であり、B図は同縦断側面図であり、C図は同横断平面図である。
【図6】中間柱状部材の柱状係止部を示す横断平面図である。
【図7】A図は折れ戸と片開き戸が閉じた状態での一部分を示す横断平面図であり、B図は同側面図である。
【図8】別の実施形態を示す、戸を除いた状態での縦断側面図である。
【符号の説明】
1  収納空間
2  既設建物の床
3  既設建物の天井
4  既設建物の後端壁
5a,5b  既設建物の左右両側壁
6  開閉扉
7  枠組立体(開閉扉)
8  折れ戸(開閉扉)
9  片開き戸(開閉扉)
10a,10b  左右両側壁(枠組立体)
11  水平部材(枠組立体)
12  中間柱状部材(枠組立体)
13a,13b  戸本体(折れ戸)
14,15,16,20  蝶番
17  ガイドレール(折れ戸)
18  係合体(折れ戸)
19  垂直軸ローラー(係合体)
21A  棚受け具
21B  ハンガーパイプ受け具
22,23  柱状係止部
24,25  金属製柱状部材
28〜30  係止用長孔
31  戸当たり部材
32  ユニット棚
35〜37,41,42  棚板
38,39  ハンガーパイプ
40a,40b  受け具の鉤形係止部

Claims (10)

  1. 建物の対面両側壁にそれぞれ縦側枠材が取り付けられ、これら両縦側枠材の少なくとも一方には蝶番を介して前記対面両側壁間の収納空間を開閉する戸が取り付けられ、前記両縦側枠材のそれぞれには、前記戸で開閉される収納空間内に架設される棚板、ハンガーパイプ等の収納空間用架設部材を支持する受け具を高さ調整自在に支持する柱状係止部を設けて成る、収納設備。
  2. 前記両縦側枠材間には、これら両縦側枠材間の間隔を規制する水平部材が架設されている、請求項1に記載の収納設備。
  3. 前記水平部材は、両縦側枠材間の中間高さに架設されている、請求項2に記載の収納設備。
  4. 前記戸として、両縦側枠材の一方に蝶番を介して取り付けられた折れ戸が設けられ、この折れ戸の遊端部の移動経路を規制するガイドレールが前記水平部材に取り付けられている、請求項2又は3に記載の収納設備。
  5. 前記戸として、両縦側枠材のそれぞれに蝶番を介して取り付けられた2つの戸が設けられ、この両戸が閉じ位置にあるときに両戸の遊端部の内側に位置する中間柱状部材が、その上端が前記水平部材の下側に結合される状態で立設されている、請求項2〜4の何れかに記載の収納設備。
  6. 前記中間柱状部材にも前記受け具を高さ調整自在に支持する柱状係止部が設けられている、請求項5に記載の収納設備。
  7. 前記中間柱状部材の柱状係止部は、左右二列に設けられている、請求項6に記載の収納設備。
  8. 前記両縦側枠材が収納空間側に倒れるのを防止する倒れ防止手段が併設されている、請求項1〜7の何れかに記載の収納設備。
  9. 前記倒れ防止手段は、両側辺が前記対面両側壁に支持固定された棚板で構成されている、請求項8に記載の収納設備。
  10. 前記倒れ防止手段は、後端部が前記収納空間の奥端に設置されたユニット棚の棚板で構成されている、請求項8に記載の収納設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005200852A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Yoshitaro Nakano 木造建築物の柱支持装置
JP2013036221A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Sumitomo Forestry Co Ltd 押し入れ構造

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