JP2004075084A - 箱体組み立てキット - Google Patents

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JP2004075084A
JP2004075084A JP2002234390A JP2002234390A JP2004075084A JP 2004075084 A JP2004075084 A JP 2004075084A JP 2002234390 A JP2002234390 A JP 2002234390A JP 2002234390 A JP2002234390 A JP 2002234390A JP 2004075084 A JP2004075084 A JP 2004075084A
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JP2002234390A
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Naofumi Toyama
遠山 直文
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TADAPLA CO Ltd
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TADAPLA CO Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたものであって、簡易な作業で、確実に組み立てることのできる箱体組み立てキットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の箱体組み立てキットは、上部が開口した箱本体と、箱本体の開口部に取り付けられる保護枠とを備えた箱体組み立てキットであって、箱本体の開口部に、折り込み可能な折り込み片が形成されているとともに、保護枠に、前記折り込み片を折り込んだ状態で挿入可能な溝部と、前記溝部の内側に配置され、前記溝部に前記折り込み片を折り込んだ状態で挿入したときに、前記折り込み片の端部に係合して、箱本体の抜け落ちを防止する抜け止め部が形成されていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組み立て式の収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣類や小物等を収納する組み立て式の収納箱として、上部が開口した箱本体と、箱本体の開口端部に取り付けられる保護枠とを備えたものがある。この収納箱は、箱本体や保護枠が、厚みのあるダンボール紙や合成樹脂板等から形成されており、開口端部に保護枠を取り付ける方法としては、接着剤や両面テープ等を用いたり、保護枠に嵌合溝を設けて、嵌合溝に箱本体の開口端部を嵌合させたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の組み立て式の収納箱は、保護枠を取り付ける際に、接着剤や両面テープ等を必要としたり、嵌合溝に箱本体の開口端部を押し込んで嵌合させたりするなど、面倒な作業を伴い、組み立てるのに多大な時間と労力が必要であるという不具合がある。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたものであって、簡易な作業で、確実に組み立てることのできる箱体組み立てキットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、本発明の箱体組み立てキットは、
上部が開口した箱本体と、箱本体の開口部に取り付けられる保護枠とを備えた箱体組み立てキットであって、箱本体の開口部に、折り込み可能な折り込み片が形成されているとともに、保護枠に、前記折り込み片を折り込んでなる折り込み部を挿入可能な溝部と、前記溝部の内側に配置され、前記溝部に前記折り込み部を挿入したときに、前記折り込み片の端部に係合して、箱本体の抜け落ちを防止する抜け止め部が形成されている。
また、箱本体が、シート状部材で組み立てられてなるものであってもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0007】
本実施形態の箱体組み立てキットKは、図1に示すように、箱本体を形成する本体シート1および側面シート2と、保護枠3とを備えて構成されている。
【0008】
本体シート1は、ポリプロピレン製の半透明のシート状部材で形成されており、略矩形の底部4と、底部4の長さ方向一端部に連接する前面部5と、底部4の長さ方向他端部に連接する背面部6とを備えた細長い長方形状で、長さ方向両端部に折り込み可能な折り込み片7を有し、幅方向両端部に側面シート2を取り付けるための取り付け穴8aを備えている。
本体シート1は、底部4、前面部5、背面部6、折り込み片7の各境目部分に、折り曲げを容易にする折り曲げ溝9が形成されている。
また、前面部5と背面部6には、別部材の取っ手10を取り付けるための長穴11が、それぞれ設けられている。
【0009】
側面シート2は、本体シート1と同様に、ポリプロピレン製の半透明のシート状部材で形成されており、略矩形の側面部12と、側面部12の上端に延設される折り込み片13と、側面部12の上端以外の3辺に延設される取り付け片14とを備えている。取り付け片14には、本体シート1の取り付け穴8aに対応する取り付け穴8bが形成されている。側面部12、折り込み片13、取り付け片14との各境目部分には、折り曲げを容易にする折り曲げ溝15が形成されている。
【0010】
保護枠3は、スチロール樹脂を射出成形したもので、図5、図6に示すように、外枠部16と、外枠部16の内側に所定間隔あけて配置される内枠部17と、外枠部16と内枠部17とを連結する連結部18とを備えており、外枠部16と内枠部17との間に、折り込み片7,13を折り込んだ状態で挿入可能な大きさの溝部19が形成されている。溝部19の内側には、抜け止め部としての係合突起20が、所定間隔毎に内枠部16に一体に形成されている。また、内枠部16には、係合突起20と連結部18との間に、金型挿通用の連通窓21が形成されている。
【0011】
係合突起20は、図5、図6に示すように、上面20aが平面で、下面20bが傾斜面となっている。係合突起20は、溝部19の内部に、折り込み片7,13を折り込んだ状態で収納可能な収納部S1が形成されるように配置されている。また、係合突起20は、係合突起20の側面部20cと内枠部17の内面との間に形成される間隙S2が、折り込み片7,13を折り込んで形成される折り込み部25が挿通可能となるように形成されている。
【0012】
次に、上記の箱体組み立てキットKを用いて、箱体を組み立てる手順について説明する。
【0013】
まず、図2に示すように、本体シート1の前面部5と背面部6とを、折り曲げ溝9に沿って同じ側に直角に折り曲げる。次に、側面シート2の取り付け片14を内側に折り曲げる。そして、折り曲げた取り付け片14が本体シート1の内面側に位置するように、側面シート2を本体シート1の両側に配置し、本体シート1の取り付け穴8aに側面シート2の取り付け穴8bを一致させる。そして、図3に示すように、別部材のピン22を箱本体23の外側から嵌め込んで、箱本体23を組み立てる。
【0014】
次に、図3に示すように、本体シート1の折り込み片7と側面シート2の折り込み片13とを、それぞれ箱本体23の内側に折り込んで、箱本体23の開口部に折り込み部25を形成し、保護枠3の溝部19を折り込み部25に対向配置させる。そして、図4に示すように、保護枠3を箱本体23の開口部に取り付ける。
【0015】
このとき、図6に示すように、折り込み部25を保護枠3の溝部19に挿入し、折り込み部25を収納部S1内まで押し込んで、係合突起20の上面20aに折り込み片7,13の端部を係合させる。
つまり、溝部19に挿入された折り込み部25は、係合突起20の下面20bに案内されて、折り込み方向に弾性変形しながら、間隙S2を通過し、収納部S1に到達する。そして、折り込み部25は、収納部S1内において、折り込み方向に弾性変形した状態から再び自然な折り込み状態に拡がり、係合突起20の上面20aが、折り込み片7,13の端部に係合する。
【0016】
最後に、図4に示すように、ピン22に嵌合するワッシャ24を箱本体23の内側から取り付けて、本体シート1と側面シート2との接合部分を止め付けるとともに、前面部5および背面部6に設けた長孔11に取っ手10を取り付ける。
【0017】
以上のように、本実施の形態の箱体組み立てキットKは、箱本体23の開口部に形成される折り込み片7,13を折り込んで、保護枠3の溝部19に挿入するという簡単な作業で、保護枠3から箱本体23が抜け落ちないように確実に取り付けることができる。
【0018】
箱本体23を形成する際には、本体シート1と側面シート2とを所定の形状に折り曲げて、接合部分をピン22とワッシャ24で止め付ければよいので、組み立てが非常に簡単である。
【0019】
箱本体23は、未使用時にはシート状の本体シート1と側面シート2で構成されるので、かさ張らず取り扱いやすい。
【0020】
箱本体23は、半透明であるので、箱本体23の内部に収納する収納物を外部から視認できるため、使い勝手がよい。
【0021】
箱本体23は、取っ手10が取り付けられているので、持ち運びがしやすく、利便性に優れる。
【0022】
なお、箱本体23を構成する本体シート1および側面シート2は、ポリプロピレン製の半透明のシート状部材で形成されているが、材質はこれに限られることはなく、折り曲げ溝9,15に沿って折り曲げ可能で、折り曲げ部25が弾性変形するものであれば、他の合成樹脂であってもよいし、紙や金属であってもよい。さらに紙と合成樹脂との混合材であってもよい。また、半透明でなく、透明でも不透明でも構わない。
【0023】
箱本体23は、本体シート1と側面シート2で構成されているが、これに限られることはなく、例えば、底面部と左右の側面部とを一体に設けた本体シートと、前面シートと背面シートで構成してもよい。また、箱本体23の各面を別々のシート、つまり、前面シート、底面シート、背面シート、左右の側面シートで構成してもよい。
【0024】
また、保護枠3は、スチロール樹脂で形成されているが、これに限定されるものではなく、射出成形可能な熱可塑性樹脂であればよく、例えばABS樹脂や、ポリプロピレン樹脂等でもよい。さらに、保護枠3は、金属製でもよく、その場合は、ダイカスト鋳造が望ましい。
【0025】
係合突起20は、抜け止め部の一例であって、これに限られることはなく、箱本体23の開口部に形成された折り込み部25に係合して、箱本体23が保護枠3から抜け落ちるのを防止する形状であれば、他の形状であっても構わない。
【0026】
また、係合突起20は、溝部19の内側に、所定間隔毎に内枠部16に一体に形成されているが、内枠部16の内面に沿って周方向に連続的に形成されていてもよい。
【0027】
取っ手10の形状は、上記のものに限られない。例えば、箱本体23の前面部5にコの字状の取っ手を取り付けてもよい。
【0028】
本体シート1と側面シート2との接合部分は、ピン22とワッシャ24で止め付けられているが、これに限られることはなく、接着剤や両面テープ、あるいは面ファスナー等で止め付けてもよい。また、本体シート1および側面シート2の接合部分にそれぞれ係止部と被係止部を設けてもよい。
【0029】
また、組み立てた箱体に蓋体を被せて使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のごとく本発明の箱体組み立てキットは、箱本体の開口部に形成される折り込み片を折り込んで保護枠の溝部に挿入すると、抜け止め部が折り込み片の端部に係合するので、保護枠を箱本体に確実に取り付けることができる。
【0031】
また、箱本体は、シート状部材を組み立ててなるものであるので、組み立てる前の状態ではかさ張らず、取り扱いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施形態の箱体組み立てキットの外観図。
【図2】図1における箱体組み立てキットの組み立て手順を示す説明図。
【図3】図1における箱体組み立てキットの組み立て手順を示す説明図。
【図4】図1における箱体組み立てキットの組み立て手順を示す説明図。
【図5】図1における箱体組み立てキットの保護枠の拡大平面図。
【図6】図1における箱体組み立てキットの保護枠に箱本体を取り付ける手順を示す説明図。
【符号の説明】
K   箱体組み立てキット
3   保護枠
7   折り込み片
13  折り込み片
19  溝部
20  係合突起(抜け止め部)
23  箱本体

Claims (2)

  1. 上部が開口した箱本体と、箱本体の開口部に取り付けられる保護枠とを備えた箱体組み立てキットであって、箱本体の開口部に、折り込み可能な折り込み片が形成されているとともに、保護枠に、前記折り込み片を折り込んだ状態で挿入可能な溝部と、前記溝部の内側に配置され、前記溝部に前記折り込み片を折り込んだ状態で挿入したときに、前記折り込み片の端部に係合して、箱本体の抜け落ちを防止する抜け止め部が形成されていることを特徴とする箱体組み立てキット。
  2. 箱本体が、シート状部材で組み立てられてなるものであることを特徴とする請求項1記載の箱体組み立てキット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347129A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 King Jim Co Ltd ボックスファイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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