JPH0647832Y2 - 携帯用紙箱 - Google Patents

携帯用紙箱

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Publication number
JPH0647832Y2
JPH0647832Y2 JP1544092U JP1544092U JPH0647832Y2 JP H0647832 Y2 JPH0647832 Y2 JP H0647832Y2 JP 1544092 U JP1544092 U JP 1544092U JP 1544092 U JP1544092 U JP 1544092U JP H0647832 Y2 JPH0647832 Y2 JP H0647832Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
box
paper
inner box
outer box
portable paper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1544092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0575179U (ja
Inventor
晋 尾本
Original Assignee
株式会社ニチエイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニチエイ filed Critical 株式会社ニチエイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば化粧用の脂取
り紙等を収納する携帯用紙箱の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の携帯用紙箱の構成を示す
外観図である。紙箱41は、紙45を収納する収納部4
2と蓋部43から成り、収納部42には内部の紙45を
取り出すためのスリット状の開口部44が設けられてい
る。また、蓋部43先端の中央には凸部43aが設けら
れており、収納部42の対向する部分には凸部43aと
同じ幅の切込み部42aが設けられている。収納部42
に収められた紙45は1枚ずつ噛み合わせた状態で折り
重ねられており、1枚引き抜くと次の紙の先端が開口部
44から出るようになっている。このため、使用しない
時には凸部43aを切込み部42aに挿入して蓋をする
ことにより、次の紙が汚れたり破れたりすることを防止
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな紙箱では蓋をする際、蓋の凸部を切込み部に挿入す
るのが困難であったり、開ける際に凸部が切込み部から
うまく抜けず、蓋が破れたりすることがあった。また、
長期間使用している間に凸部が破れたり、切込み部が広
がってきて凸部を挿入したにも関わらず蓋が開いてしま
う等の問題があった。
【0004】この考案の目的は、開閉の際の操作性が良
く、使用が長期間におよぶ場合でも破れることなく、最
後まできちんと蓋をすることができる携帯用紙箱を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の携帯用紙箱
は、収納された紙を取り出すスリット状の開口部を備え
た内箱と、該内箱を引き出し式に挿入する外箱と、で構
成され、前記内箱および外箱に内箱を抜脱しない位置で
係止する係合部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案においては、内箱が外箱から引き出さ
れ、内箱の上面に開設されたスリット状の開口部から、
内部の紙が取り出される。この際内箱は、内箱および外
箱の底面に設けられた係合部により係止されて、外箱か
ら抜脱することはなく、使用後には内箱が再度挿入され
ることにより開口部が閉じられる。
【0007】
【実施例】図1、図2は、それぞれこの考案の実施例で
ある携帯用紙箱の内箱および外箱の構成を示す展開図で
ある。内箱1の底面2、3には、それぞれ図示しない紙
を取り出すスリット状の開口部2a、および内箱1が後
述する外箱11から抜脱しないようにする係合部3aが
設けられている。内箱1は、側面4を起曲して折り返し
5を内側に折り、折り返し6を前記折り返し5と底面3
の間に挿入して組み立てられることにより、紙の収納部
を形成する。外箱11には、一方の底面12に前記内箱
1の係合部3aと係合する開口部12aを設けている。
外箱11は、側面14を起曲し糊代15を底面13に接
着して、折り返し16を内側に折った状態で、折り返し
17を底面12と折り返し16の間に挿入して組み立て
られる。この際、底面12、13の一方の長辺12b、
13a側には側面14を設けず、底面12、13は側面
14から延出した形状にされている。この側面14を設
けていない長辺12b、13a側が後述する内箱の引き
出し口21となり、側面14の引き出し口21側の一部
は切り欠かれている。
【0008】図3は、携帯用紙箱の外観図である。内箱
1は、矢印方向から外箱11に挿入され、外箱11の開
口部12aから内箱1の係合部3aの先端がでるように
して携帯用紙箱を形成する。この携帯用紙箱から内部に
収納された図示しない紙を取り出す場合には、一方の手
で外箱11を持ち、もう一方の手で引き出し口21の両
側部から露出した内箱1の側部を持って、内箱1を引き
出す。
【0009】図4(A)および(B)は、携帯用紙箱の
内箱を外箱から引き出した状態を示す斜視図である。内
箱1には、紙31が1枚ずつ噛み合わせた状態で折り重
ねられて収納されており、1枚引き抜くと次の紙の先端
がスリット状の開口部2aから出るようになっている。
外箱11から内箱1を引き出すことにより、開口部2a
から紙31を容易に取り出すことができる。しかも、内
箱1の係合部3aと外箱11の開口部12aが係合する
ことにより、内箱1が外箱11から抜脱することもな
い。紙31を取り出した後には、内箱1を外箱11に挿
入することにより、開口部12aから出た状態の紙31
も内箱1とともに外箱11に収納される。
【0010】以上のように、この考案によれば、引き出
し状に形成された携帯用紙箱の内箱を外箱から引き出す
ことにより、内部に収納された紙の取り出しができる。
【0011】
【考案の効果】この考案によれば、内箱と外箱を引き出
し状に構成しているため開閉の際の操作性が良く、長期
間の使用においても破れたり蓋ができなくなることがな
いため、取り出し口から出ている次の紙が破れたり汚れ
たりすることがない。また、側部が外箱と内箱で二重に
構成されるため、強度が増して潰れ難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である携帯用紙箱の内箱の構
成を示す展開図である。
【図2】同携帯用紙箱の外箱の構成を示す展開図であ
る。
【図3】同携帯用紙箱の外観図である。
【図4】同携帯用紙箱の内箱を外箱から引き出した状態
の外観図である。
【図5】従来の携帯用紙箱の外観図である。
【符号の説明】
1 内箱 2a 開口部 3a 係合部 11 外箱 12a 開口部 31 紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納された紙を取り出すスリット状の開
    口部を備えた内箱と、該内箱を引き出し式に挿入する外
    箱と、で構成され、前記内箱および外箱に内箱を抜脱し
    ない位置で係止する係合部を設けたことを特徴とする携
    帯用紙箱。
JP1544092U 1992-03-24 1992-03-24 携帯用紙箱 Expired - Lifetime JPH0647832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1544092U JPH0647832Y2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 携帯用紙箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544092U JPH0647832Y2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 携帯用紙箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0575179U JPH0575179U (ja) 1993-10-12
JPH0647832Y2 true JPH0647832Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=11888868

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JP1544092U Expired - Lifetime JPH0647832Y2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 携帯用紙箱

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JP (1) JPH0647832Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799042B2 (ja) * 2005-05-06 2011-10-19 株式会社ニチエイ 脂取り紙ケース

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Publication number Publication date
JPH0575179U (ja) 1993-10-12

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