JP2004075052A - 車両ブレーキ装置のための液圧ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40と吸込弁収容室65,66との間の第1接続通路67,68が、低圧蓄え器収容室51,52から該低圧蓄え器収容室の長手方向軸線に対して軸平行に吸込弁収容室を貫通して延びる第1接続区分67A,68Aと、前記マスタ・ブレーキシリンダ接続部から該マスタ・ブレーキシリンダ接続部の長手方向軸線50に対して軸平行に延びて前記第1接続区分に開口する第2接続区分67B,68Bとによって形成されており、かつ前記吸込弁収容室と切替弁収容室63,64が、入口弁収容室及び出口弁収容室41〜48に対して軸平行に方位づけられている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動力・スリップコントロール及び/又は電子式の走行安定性コントロールと協働するアンチロック・システムを備えた車両ブレーキ装置用の液圧ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドライバーが関与しない自動ブレーキと共にトラクションコントロール及びエレクトロニックドライブスタビリティもしくはビークルダイナミクスコントロールを付加的に可能にする、アンチロック装置を備えた液圧式の車両ブレーキ装置は例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第19619985号明細書から公知である。
【0003】
ブレーキペダル操作によるブレーキと自動ブレーキとを行う、この公知の液圧式の車両ブレーキ装置は、2回路式のマスタ・ブレーキシリンダと車輪のホイールブレーキとの間にブレーキ圧調整弁ユニットを有しており、各ホイール・ブレーキには、その都度1つのブレーキ圧増成弁とブレーキ圧減成弁とが対応配置されている。各ブレーキ圧減成弁の下流には、その都度1つの蓄圧室と、アンチロック運転のために接続可能なリターンフィードポンプとが接続されている。自動ブレーキのために、アンチロック装置は付加的に、各ブレーキ回路ごとに1つの切替弁と、圧力制限弁と、リターンフィードポンプをマスタ・ブレーキシリンダに接続することができる制御可能な吸込弁とを装備している。
【0004】
このようなブレーキ装置において問題となることは、液圧ユニットのハウジングブロック内における、ブレーキ装置の機能エレメントの液圧的な接続の実現である。ハウジングブロック内に実際には、ブレーキ圧増成弁及びブレーキ圧減成弁のために、並んで配置された収容室が設けられていて、これらの収容室は、圧力媒体通路を介して、マスタ・ブレーキシリンダ接続部及びホイール・ブレーキ接続部に接続されている。これらの接続と、リターンフィードポンプのための収容室への接続と、吸込弁および切替弁の収容と接続とは公知の形式で多数の接続孔を介して行われ、これらの接続孔は一般的には、交錯する穿刺孔として、異なる外面からハウジングブロック内へと加工成形され、その際、これらの穿刺孔は組付け状態では閉鎖手段により外部に対してシールされる。
【0005】
その場合不利なことに、ハウジングブロック内における個々の接続部と収容室との接続は特に、圧力媒体通路が大部分、変向部位を有して形成されていて、穿刺孔が互いに垂直に延びる場合には、この変向部位が90゜の屈曲部を形成するような事態に陥る。
【0006】
製造技術上の高い経費と、このような90゜屈曲部という流動技術上の欠点に加えて、各孔区分は外部に対して、例えば球状の閉鎖エレメントにより閉鎖されなければならない。それにより、運転期中に、場合によっては漏れが生じる危険が存在する。それというのは、これらの閉鎖部は脈動圧に曝されることになるからである。
【0007】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19619985号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、トラクションコントロール及び/又は電子式のスタビリティコントロールと協働するアンチロックシステムを備えた車両ブレーキ装置のための液圧ユニットを改良して、ハウジングブロック内における、ポンプ、弁及びその他のエレメントのための収容室の配置と、これらのエレメント間の接続とを最適化し、それにより、液圧ユニットをコンパクトに、簡単かつ低廉に製造できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、ブレーキ回路のためのハウジングブロックが、
a)マスタ・ブレーキシリンダ接続部とホイールブレーキ接続部とを有しており、
b)少なくとも1つの入口弁収容室と少なくとも1つの出口弁収容室とを有しており、入口弁収容室の長手方向軸線と出口弁収容室の長手方向軸線とが、マスタ・ブレーキシリンダ接続部に対して軸平行に方向付けられており、
c)ポンプ収容室を有しており、該ポンプ収容室の長手方向軸線が、入口弁収容室の長手方向軸線と出口弁収容室の長手方向軸線とに対して垂直に方向付けられており、
d)少なくとも1つの低圧蓄え器収容室を有しており、該低圧蓄え器収容室が、入口弁収容室及び出口弁収容室並びにポンプ収容室に対して垂直に方向付けられており、
e)ポンプ収容室に接続された吸込弁収容室を有しており、マスタ・ブレーキシリンダ接続部と前記吸込弁収容室との間の第1の接続通路が、低圧蓄え器収容室から該低圧蓄え器収容室の長手方向軸線に対して軸平行に吸込弁収容室を貫通して延在する第1の接続区分と、マスタ・ブレーキシリンダ接続部から該マスタ・ブレーキシリンダ接続部の長手方向軸線に対して軸平行に、かつ第1の接続区分に合流するように延在する第2の接続区分とによって形成されており、かつ
f)第2の接続通路を介して吸込弁収容室に接続されている切替弁収容室を有しており、その際、吸込弁収容室と切替弁収容室とが、入口弁収容室及び出口弁収容室に対して軸平行に方向付けられている
ようにした。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の特徴部に記載された特徴を備えた、トラクションコントロール及び/又は走行安定性コントロールと結合可能なアンチロックシステムを備えた車両ブレーキ装置のための、本発明による液圧ユニットは、最小限の穿穴手間と著しく削減された所要構造スペースとを有するハウジングブロックを構成できるという利点を有している。
【0011】
特に、本発明による第1の接続通路によるマスタ・ブレーキシリンダ接続部と吸込弁収容室との接続、および本発明による第2の接続通路を介しての吸込弁収容室と切替弁収容室との接続に基づいて、切削手間の少ない簡便な製作が可能になり、しかも圧力媒体はその都度1回だけ変向案内されるだけでよくなり、これにより、背景技術に対比して、とりわけ低温領域における比較的短時間での圧力増成挙動の改善が生じる。
【0012】
第1の接続通路を設けるためにマスタ・ブレーキシリンダ接続部と低圧蓄え器収容室を利用し、かつ切替弁収容室と吸込弁収容室との間の接続を形成するために第2の接続通路に連通した第1の接続通路を利用することによって、構成部分の個数は削減され、かつ外部に対するシール性も高められる。それというのは、ハウジングブロックの外面に通じる管路のために閉鎖装置が設けられる必要も当然少なくなるからである。
【0013】
構造スペースを最適化するために寄与する本発明の構成によれば、各マスタ・ブレーキシリンダ接続部が、ポンプモータの軸線に対して軸平行に方向付けられており、これによって、ブレーキ管路が省スペースにブレーキ装置のモータの傍に配置されることができ、ひいてはブレーキ装置全体をより小さなサイズで実現することができるようになる。
【0014】
また、請求項10に記載した液圧ユニットの構成手段により、製作時の切削手間の顕著な削減、および吸込弁収容室とポンプ収容室との間の液圧的な接続の最適化が達成される。つまり、吸込弁収容室とポンプ収容室との間の接続通路は、吸込弁収容室から吸込弁収容室に対して軸平行にポンプ収容室内へと通じる孔として形成可能である。このことは、吸込弁だけではなく該吸込弁に組合わされた高圧切替弁も内部に配置することのできる吸込弁収容室を、直接延長して、横方向で位置するポンプ孔に開口させることを意味しており、これによってハウジングブロックは全体として、より僅かなブロック奥行でもって形成することが可能になる。
【0015】
本発明による液圧ユニットのその他の利点及び有利な実施形態は、図面の詳細な説明及び請求項の記載に基づいて容易に推考することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施例について詳説する。
【0017】
図1には、アンチロックシステムを備えた車両ブレーキ装置1のための、簡単化された液圧回路図が示されており、車両ブレーキ装置1は制御装置2を介して、トラクションコントロール及び走行安定性コントロールの機能を拡張されている。車両ブレーキ装置1をドライバーが操作するために、ブレーキペダル・スイッチ7を介して制御装置2に接続されたブレーキペダル3と、制動倍力装置8とが設けられており、これらを介してドライバーはマスタ・ブレーキシリンダ4に作用する。マスタ・ブレーキシリンダ4は、本例では2つのピストン10,11によって圧力室が制限されるようになっており、圧力室から、ピストン10,11の位置に関連して、ブレーキ圧は主ブレーキ管路5を介して第1のブレーキ回路I内へ、かつ第2の主ブレーキ管路6を介して第2のブレーキ回路II内へ導入される。
【0018】
これに加えて、マスタ・ブレーキシリンダ4はリザーブタンク9に接続されており、かつ公知の形式で、つまり例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第19619985号明細書に記載されているような形式で形成されていることができる。
【0019】
図示の車両ブレーキ装置1は、ダイアゴナル型・ブレーキ装置として構成されており、この装置の場合、第1のブレーキ回路Iは、当該車両の前方左手に配置された前輪のホイールブレーキVLと、これに対して車両中心軸線に関して対角に位置した車輪、つまり後方右手に配置された後輪のホイールブレーキHRとに作用する。第2のブレーキ回路IIは相応に、前方右手の前輪のホイールブレーキVRと、これに対して対角に車両に配置された後輪のホイールブレーキHLとに作用する。
【0020】
車両ブレーキ装置1は、各ホイールブレーキHL,VR,VL,HRごとに、1つのブレーキ圧増成弁もしくは入口弁12,13,14,15と1つのブレーキ圧減成弁もしくは出口弁16,17,18,19を有しており、その都度1つの入口弁と1つの出口弁とが1つのブレーキ圧調整弁ユニットを形成している。入口弁12〜15はその都度1つの逆止弁26によりマスタ・ブレーキシリンダ4の方向で、各ブレーキ圧増成弁もしくは入口弁12〜15の周囲に圧力差が生じた場合に迂回可能である。さらに、入口弁12〜15は図示の実施形態ではその都度1つの絞り27と組合わされている。
【0021】
各ブレーキ回路I,IIのために、いわゆる「二次回路」には出口弁16,17もしくは18,19の下流に低圧蓄え器20;21が接続されている。二次回路はその都度低圧蓄え器20もしくは21を介してリターンフィードポンプ22もしくは23に通じており、リターンフィードポンプ22,23によって、二次回路内に存在する液圧媒体を、マスタ・ブレーキシリンダ4から各入口弁12〜15に通じる一次回路内へ送り戻すことができる。リターンフィードポンプ22,23は、本例では偏心体を備えて形成された1つの共通のポンプモータ24によって駆動される。
【0022】
ブレーキ圧調整弁ユニットの全ての入口弁及び出口弁とポンプモータ24とは制御装置2に接続されており、この場合、各ホイールブレーキに対応配置された弁の個別的な起動制御が制御装置2により可能である。
【0023】
リターンフィードポンプ22,23のための共通のポンプモータ24は自体公知の形式で構成されていることができ、この場合、適当なソフトウェアを介して実現される、リターンフィードポンプ22,23のタイミング式の起動制御(getaktete Ansteuerung)により、圧力脈動が減衰されるようになっており、これによって、減衰チャンバ無しに車両ブレーキ装置1を構成することが可能になる。
【0024】
通常のブレーキ運転時に入口弁12〜15は開かれており、それにより、ブレーキペダル3の操作時に、マスタ・ブレーキシリンダ4からホイールブレーキHL,VR,VL,HRへの圧力媒体の流入を許容する。その際、出口弁16〜19は閉じられているか、または電気的に制御された位置で、低圧蓄え器20もしくは21およびリターンフィードポンプ22,23の方向への絞られた通流を可能にする。
【0025】
車輪がロックしてしまう危険を伴う制動時に、対応配置された入口弁12〜15は閉じられ、かつ車輪がロックする危険の度合に応じて、対応する出口弁16〜19が少なくとも一時的に開かれると共に、ポンプモータ24が、当該のリターンフィードポンプ22もしくは23を駆動するために接続される。これによって、マスタ・ブレーキシリンダ4から来る圧力は、当該ホイールブレーキに対して遮断され、低圧蓄え器20もしくは21及びリターンフィードポンプ22,23へ導出される。これによって、ブレーキ圧の低下と、車輪がロックする危険の低減とが達成される。
【0026】
車輪がロックしてしまう危険が充分に低減されると、各出口弁16〜19が閉じられ、対応配置されたリターンフィードポンプ22もしくは23が、付随する低圧蓄え器20,21を空にする。
【0027】
自動ブレーキのために、図示の車両ブレーキ装置1は付加的に、ブレーキ回路Iのための切替弁25と、ブレーキ回路IIのための別の切替弁25′と、本例では切替弁25,25′に組込まれた圧力制限弁28,28′とを装備しており、その際、切替弁25,25′は電磁的に操作可能なシートバルブとして構成されている。切替弁25,25′と圧力制限弁28,28′とから成る組合せは、その都度1つの逆止弁29もしくは30により迂回可能であるので、自動ブレーキ運転時に、かつ同時にブレーキペダル3の操作が充分である場合に、圧力媒体は、マスタ・ブレーキシリンダ4から入口弁12〜15へ到達することができる。
【0028】
さらに、各ブレーキ回路I,IIは自動ブレーキのために、制御可能な方向切替弁31,32を有しており、これらの方向切替弁31,32は一方の側で各主ブレーキ管路5もしくは6に、かつ他方の側で当該ブレーキ回路I,IIの二次回路に接続されている。2ポート2位置切替弁31,32として構成されたこれらの弁の開弁は、マスタ・ブレーキシリンダ4と当該リターンフィードポンプ22もしくは23との間の接続を生ぜしめ、前記リターンフィードポンプ22,23は本例ではそれぞれ自己充填式のポンプを構成している。それにより、方向切替弁31,32はいわゆる「吸込弁」を成している。
【0029】
リターンフィードポンプ22,23の充填を改善するために本実施例の車両ブレーキ装置1には、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19619985号明細書に詳説されている別のポンプ装置83が対応配置されている。
【0030】
入口弁12〜15、出口弁16〜19、切替弁25,25′及び方向切替弁もしくは吸込弁31,32の構造上の構成と、それらの弁相互間の協働と、その都度それらに対応配置された、車両ブレーキ装置1の別のエレメントとの協働とは、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第19619985号明細書に詳説されているように、自体公知の形式で実施されていることができる。
【0031】
マスタ・ブレーキシリンダ4とホイールブレーキHL,VR,VL,HRとの間に配置されたエレメントを液圧式に接続するために、液圧ユニット33が設けられており、液圧ユニット33は、図2に概略的に図示したハウジングブロック34を有している。
【0032】
図2から判るように、ハウジングブロック34は、マスタ・ブレーキシリンダ4から液圧ユニット33のハウジングブロック34内へ圧送されるブレーキ液を受容するために、第1のブレーキ回路Iのためのマスタ・ブレーキシリンダ接続部39と、第2のブレーキ回路IIのための別のマスタ・ブレーキシリンダ接続部40とを有している。マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40は、ポンプモータ24のための、液圧ユニット33の接続面もしくはフランジ面38の側からハウジングブロック34内へ加工成形された孔である。
【0033】
さらに、ハウジングブロック34内には、対応するブレーキ回路のマスタ・ブレーキシリンダ接続部39もしくは40に接続された入口弁収容室41〜44が、入口弁12〜15を収容するために設けられており、入口弁収容室41〜44は直線列に沿って配置されている。この直線列に対して平行な直線列に沿って、各ブレーキ回路にその都度2つの出口弁収容室45,46もしくは47,48が、出口弁16〜19を収容するために配置されている。
【0034】
入口弁収容室41〜44の長手方向軸線49及び出口弁収容室45〜48の長手方向軸線59は、マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40の長手方向軸線50に対して軸平行に方向付けられている。入口弁収容室41〜44及び出口弁収容室45〜48は、マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40を有する面38とは反対に位置する側もしくは面37からハウジングブロック34内に段付けされた形で加工成形されている。ブレーキ回路Iもしくはブレーキ回路IIに属する入口弁収容室41,42もしくは43,44及び出口弁収容室45,46もしくは47,48はその都度、入口弁収容室及び出口弁収容室41〜48の長手方向軸線49,59に対して垂直に、かつそれらの列に対して平行に延びる1つの孔35もしくは36によって互いに接続されている。これらの孔35,36は運転状態では、ハウジングブロック24の外面に位置する端部で、その都度1つの慣用の閉鎖手段により閉鎖されている。
【0035】
出口弁16〜19の下流に液圧的に接続された低圧蓄え器20,21を収容するために、ハウジングブロック34内には、低圧蓄え器収容室51,52が形成されている。低圧蓄え器収容室51,52は、円形の孔として、面53の側からハウジングブロック34内に加工成形されており、面53は、ポンプモータ24のための接続面もしくはフランジ面38に対して垂直に位置しており、かつ図2で見て上面を形成する面54に対向して位置しており、この面54は、ホイールブレーキHL,VR,VL,HRに通じていて直線列に沿って配置されたホイールブレーキ接続部55〜58を有している。それにより、低圧蓄え器収容室51,52及びホイールブレーキ接続部55〜58は、入口弁収容室41〜44と、出口弁収容室45〜48と、マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40とに対して垂直に方向付けられている。
【0036】
出口弁収容室45〜48と低圧蓄え器収容室51,52との間には、リターンフィードポンプ22,23を収容するためのポンプ収容室60が配置されており、ポンプ収容室60の長手方向軸線61は、入口弁収容室41〜44の長手方向軸線49及び出口弁収容室45〜48の長手方向軸線59に対して垂直に、並びに低圧蓄え器収容室及びホイールブレーキ接続部55〜58に対して垂直に延びている。
【0037】
ポンプ収容室60は、中心の方向で段階的に細くなる孔としてハウジングブロック34内に設けられており、かつ中央に、ポンプ収容室60に開口するポット状のポンプモータ収容室62を有しており、ポンプモータ収容室62は、ポンプ収容室60の長手方向軸線61に対して垂直に、かつマスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40に対して軸平行に、ポンプモータ24のための接続面38の側でハウジングブロック24内に設けられている。この収容室62内には組立てられた状態でポンプモータ24の偏心体が、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4431250号明細書に記載されているような自体公知の形式で配置されている。
【0038】
図2に示唆した輪郭ライン77は実質的に、ハウジングブロック34にフランジ締結されたポンプモータ24の位置を示している。
【0039】
ポンプ収容室60には、低圧蓄え器収容室51,52から延びる、低圧蓄え器収容室51,52の空気抜きのために設けられていて別個の孔として形成された接続部75もしくは76が開口している。その際、これらの孔75,76の長手方向軸線は軸平行に、かつポンプモータ24のための接続面38の方向で低圧蓄え器収容室51,52の長手方向軸線に対して偏心的にずらされて延在している。
【0040】
さらに図2から判るように、ポンプ収容室60は、ブレーキ回路I,IIにその都度1つずつ対応配置された2つの吸込弁収容室65,66に接続されている。
【0041】
吸込弁収容室65,66はそれぞれ、第1の接続通路67もしくは68を介して、対応配置されたマスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40に接続されており、その際、第1の接続通路67,68はそれぞれ1つの第1の接続区分67Aもしくは68Aを有しており、この第1の接続区分は低圧蓄え器収容室51もしくは52から、該低圧蓄え器収容室の長手方向軸線に対して軸平行にハウジングブロック34内で盲孔として加工成形されており、各吸込弁収容室65,66を貫通して、さらに、第1の接続通路67,68の第2の接続区分67Bもしくは68Bが延在する平面にまで導かれている。第2の接続区分67B,68Bはマスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40から、該マスタ・ブレーキシリンダ接続部の長手方向軸線50に対して軸平行に盲孔として加工成形されており、かつ第1の接続区分67A,68Aに合流している。
【0042】
組付け状態において、第1の接続通路67,68の第1の接続区分67A,68Aは、低圧蓄え器収容室51もしくは52側の端部で、従来慣用の形式で閉鎖手段により閉鎖されている。
【0043】
入口弁収容室41〜44及び出口弁収容室45〜48に対して軸平行に方向付けられている吸込弁収容室65,66は有利には、ほぼポンプ収容室60の高さもしくはレベルに配置されているので、各吸込弁収容室65,66とポンプ収容室60との間の接続部は、吸込弁収容室65,66から該吸込弁収容室に対して軸平行にポンプ収容室60へと通じる孔81,82として構成可能である。
【0044】
吸込弁収容室65,66にはその都度1つの切替弁収容室63,64が接続されており、切替弁収容室63,64は低圧蓄え器収容室51,52とポンプ収容室60との間で、入口弁収容室41〜44及び出口弁収容室45〜48に対して軸平行に方向付けられて配置されている。切替弁25,26を収容するための切替弁収容室63,64は、吸込弁31,32を収容するための吸込弁収容室65,66と同様に、段付けされてかつ互いに平行に、ポンプモータ24のための接続面38に対向して位置する面37からハウジングブロック24内へ加工成形されているので、切替弁収容室63,64及び吸込弁収容室65,66は、マスタ・ブレーキシリンダ接続部39,40に対して軸平行に方向付けられている。
【0045】
切替弁収容室63,64と吸込弁収容室65,66との間の接続は、第2の接続通路を介して行われ、この第2の接続通路は、ハウジングブロック34の外面78もしくは79から加工成形されて各切替弁収容室63,64を貫通し、第1の接続通路67,68の第1の区分67A,68Aに対して垂直に延びて、第1の区分67A,68Aに合流する孔69,70により形成されている。
【0046】
第2の接続通路の孔69もしくは70は図示の実施形態では、該切替弁収容室63,64の長手方向軸線80に対して偏心的にポンプ収容室60の方向にずらされて、切替弁収容室63,64を貫通している。第2の接続通路69,70の、ハウジングブロック34の外面78,79側の端部は、組付け状態では閉鎖手段により閉鎖されている。
【0047】
さらに、切替弁収容室63,64はそれぞれ、第1の接続通路67,68の第1の接続区分67A,68Aに対して軸平行に延在する別の接続通路73もしくは74を介して、対応する入口弁収容室41〜44に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液圧ユニット内に配置されたエレメントを備えた車両ブレーキ装置の、簡単化された液圧回路図である。
【図2】液圧ユニット内に組み込みたいエレメントのための収容室と、該収容室間の接続路とを示す、図1の液圧ユニットのハウジングブロックの、著しく概略化された三次元図である。
【符号の説明】
1 車両ブレーキ装置、 2 制御装置、 3 ブレーキペダル、 4 マスタ・ブレーキシリンダ、 5,6 主ブレーキ管路、 7 ブレーキペダルスイッチ、 8 制動倍力装置、 9 リザーブタンク、 10,11 ピストン、12〜15 入口弁、 16〜19 出口弁、 20,21 低圧蓄え器、 22,23 リターンフィードポンプ、 24 ポンプモータ、 25,25′切替弁、 26 逆止弁、 27 絞り、 28,28′ 圧力制限弁、 29,30 逆止弁、 31,32 吸込弁、 33 液圧ユニット、 34 ハウジングブロック、 35,36 孔、 37 面、 38 接続面、 39,40 マスタ・ブレーキシリンダ接続部、 41〜44 入口弁収容室、 45〜48 出口弁収容室、 49 長手方向軸線、 50 長手方向軸線、 51,52 低圧蓄え器収容室、 53 面、 54 面、 55〜58 ホイールブレーキ接続部、 59 長手方向軸線、 60 ポンプ収容室、 61 長手方向軸線、 62 ポンプモータ収容室、 63,64 切替弁収容室、 65,66 吸込弁収容室、 67,68 第1の接続通路、 67A,68A 第1の接続区分、 67B,68B 第2の接続区分、 69,70 孔、 73,74 接続通路、 75,76 接続部、 77 輪郭ライン、 78,79
外面、 80 長手方向軸線、 81,82 孔、 83 ポンプ装置
Claims (16)
- トラクションコントロール及び/又はビークルスタビリティコントロールと結合可能なアンチロック・システムを備えた車両ブレーキ装置(1)のための液圧ユニットにおいて、ブレーキ回路(I,II)のためのハウジングブロックが、
a)マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)とホイールブレーキ接続部(55,56,57,58)とを有しており、
b)少なくとも1つの入口弁収容室(41,42,43,44)と少なくとも1つの出口弁収容室(45,46,47,48)とを有しており、入口弁収容室の長手方向軸線(49)と出口弁収容室の長手方向軸線(59)とが、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)に対して軸平行に方向付けられており、
c)ポンプ収容室(60)を有しており、該ポンプ収容室(60)の長手方向軸線(61)が、入口弁収容室(41〜44)の長手方向軸線(49)と出口弁収容室(45〜48)の長手方向軸線(59)とに対して垂直に方向付けられており、
d)少なくとも1つの低圧蓄え器収容室(51,52)を有しており、該低圧蓄え器収容室が入口弁収容室(41〜44)及び出口弁収容室(45〜48)に対して垂直に、かつポンプ収容室(60)に対しても垂直に方向付けられており、
e)ポンプ収容室(60)に接続された吸込弁収容室(65,66)を有しており、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)と吸込弁収容室(65,66)との間の第1の接続通路(67,68)が、低圧蓄え器収容室(51,52)から該低圧蓄え器収容室の長手方向軸線に対して軸平行に吸込弁収容室(65,66)を貫通して延在する第1の接続区分(67A,68A)と、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)から該マスタ・ブレーキシリンダ接続部の長手方向軸線(50)に対して軸平行に、かつ第1の接続区分(67A,68A)に合流するように延在する第2の接続区分(67B,68B)とによって形成されており、かつ
f)第2の接続通路(69,70)を介して吸込弁収容室(65,66)に接続されている切替弁収容室(63,64)を有しており、その際、吸込弁収容室(65,66)と切替弁収容室(63,64)とが、入口弁収容室(41〜44)及び出口弁収容室(45〜48)に対して軸平行に方向付けられている
ことを特徴とする、車両ブレーキ装置のための液圧ユニット。 - 第1の接続通路(67,68)の第1の接続区分(67A,68A)が、低圧蓄え器収容室(51,52)側の端部で、組付け状態において閉鎖手段により閉鎖されている、請求項1記載の液圧ユニット。
- 第1の接続通路(67,68)の第1の接続区分(67A,68A)及び/又は第2の接続区分(67B,68B)が盲孔として構成されている、請求項1又は2記載の液圧ユニット。
- 第2の接続通路(69,70)が、ハウジングブロック(34)の外面(78,79)から加工成形されていて切替弁収容室(63,64)を貫通して第1接続通路(67,68)の第1の接続区分(67A,68A)に対して垂直に延びて第1の接続区分へと合流する孔により形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- 第2の接続通路(69,70)が、ハウジングブロック(34)の外面(78,79)側の端部で、組付け状態において閉鎖手段により閉鎖されている、請求項4記載の液圧ユニット。
- ホイールブレーキ接続部(55〜58)と低圧蓄え器収容室(51,52)とが、互いに対向して位置する面(53,54)からハウジングブロック(34)内に加工成形されており、その際、前記面(53,54)が、ハウジングブロック(34)の、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)を有する面(38)に対して少なくともほぼ垂直に方向付けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- ポンプ収容室(60)が、出口弁収容室(45〜48)と低圧蓄え器収容室(51,52)との間に配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- 切替弁収容室(63,64)が、低圧蓄え器収容室(51,52)とポンプ収容室(60)との間に配置されており、切替弁収容室(63,64)を貫通する第2の接続通路(69,70)が、切替弁収容室(63,64)の長手方向軸線(80)に対してポンプ収容室(60)の方向に中心をずらされて配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- 切替弁収容室(63,64)が、別の接続通路(73,74)を介して少なくとも1つの入口弁収容室(41〜44)に接続されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- トラクションコントロール及び/又はビークルスタビリティコントロールと結合可能なアンチロック・システムを備えた車両ブレーキ装置(1)のための、特に請求項1から9までのいずれか1項記載の液圧ユニットにおいて、ブレーキ回路(I,II)のためのハウジングブロックが、
a)マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)とホイールブレーキ接続部(55,56,57,58)とを有しており、
b)少なくとも1つの入口弁収容室(41,42,43,44)と少なくとも1つの出口弁収容室(45,46,47,48)とを有しており、入口弁収容室の長手方向軸線(49)と出口弁収容室の長手方向軸線(59)とが、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)に対して軸平行に方向付けられており、
c)ポンプ収容室(60)を有しており、該ポンプ収容室(60)の長手方向軸線(61)が、入口弁収容室(41〜44)の長手方向軸線(49)と出口弁収容室(45〜48)の長手方向軸線(59)とに対して垂直に方向付けられており、
d)少なくとも1つの低圧蓄え器収容室(51,52)を有しており、該低圧蓄え器収容室が入口弁収容室(41〜44)及び出口弁収容室(45〜48)に対して垂直に、かつポンプ収容室(60)に対しても垂直に方向付けられており、
e)ポンプ収容室(60)に接続された吸込弁収容室(65,66)を有しており、該吸込弁収容室(65,66)が切替弁収容室(63,64)に接続されており、吸込弁収容室(65,66)と切替弁収容室(63,64)とが、入口弁収容室(41〜44)及び出口弁収容室(45〜48)に対して軸平行に方向付けられていて、しかも吸込弁収容室(65,66)とポンプ収容室(60)との間の接続通路を、吸込弁収容室(65,66)から該吸込弁収容室に対して軸平行にポンプ収容室(60)内へと通じる孔(81,82)として形成できるように互いに配置されている
ことを特徴とする、車両ブレーキ装置のための液圧ユニット。 - 複数の入口弁収容室(41〜44)及び/又は複数の出口弁収容室(45〜48)がそれぞれ、1本の直線列に沿って配置されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- ホイールブレーキ接続部(55〜58)が1本の直線列に沿って配置されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- ポンプモータ(24)のための収容室(62)が、ポンプ収容室(60)の中央の領域で、マスタ・ブレーキシリンダ接続部(39,40)に対して軸平行に形成されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- 別個の接続部(75,76)が低圧蓄え器収容室(51,52)とポンプ収容室(60)との間に設けられており、接続部(75,76)の長手方向軸線が有利には低圧蓄え器収容室(51,52)の長手方向軸線に対して軸平行に、かつポンプモータ(24)のための、液圧ユニット(33)の接続面(38)の方向にずらされて配置されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- 減衰チャンバなしに形成されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
- ポンプモータ(24)の圧力脈動減衰式の制御、特にタイミング制御と併用される、請求項1から15までのいずれか1項記載の液圧ユニット。
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