JP2004074283A - 液体冷却された鋳型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、金属の連続鋳造のための液体冷却された鋳型であって、この装置が、銅または銅合金から成る鋳型板1を備えており、これら鋳型板が、固定ボルト14によって、それぞれに、アダプター板2、または冷却水ボックスと結合されている様式の上記鋳型に関する。本発明の課題は、金属の連続鋳造のための液体冷却された鋳型を、アダプター板、または冷却水ボックスに対する、特に僅かな壁厚の銅製の鋳型板の結合に関して、流動技術的に有利な結合が、このアダプター板または冷却水ボックスに対して可能であるように改良することである。
【解決手段】 この鋳型は、固定ボルト14が、鋳型板1の冷却剤流動側面6から、島状に突出する台地形土台部7に固定されており、これら台地形土台部が、少なくとも部分的に、この鋳型板1と、アダプター板2もしくは冷却水ボックスとの間に形成された冷却剤流動間隙5内に突出し、且つ、この冷却剤の流動方向Sに適合した流線形の形状を備えていることを特徴とする。
【選択図】   図3

Description

 本発明は、請求項1の上位概念の特徴を有する液体冷却された鋳型に関する。
 ドイツ連邦共和国特許公開第197 16 450号明細書から、薄い鋼スラブの連続鋳造のための、液体冷却された鋳型が公知であり、これら鋳型の場合、2つの相対して位置している、それぞれに銅板および鋼製の支持板から構成された幅広壁が設けられている。これら型中空室を区画する銅板は、金属ボルトによって、これら支持板に、解離可能に固定されている。これら金属ボルトは、銅板上に溶接されている。この場合、付加的に、ニッケルリングが溶接添加材料として使用される。この銅板との金属ボルトの溶接によって、溶接部位に不利な組織変化をもたらす、点状の熱注入(Waermeeintrag)が行われる。付加的に、一般的に使用されるボルト溶接法の場合、溶接結合部の後検査が必要である。1つの金属ボルトが損傷された場合、この金属ボルトは、費用をかけて、この銅板から切り離されねばならず、且つ、新しい金属ボルトに置換されねばならない。
 更に、タップインサートを、直接的に、銅製の鋳型板内に収納することは従来技術に属しており、従って、鋳型板は、ねじボルトを介して、アダプター板、または冷却水ボックスに固定される。比較的に僅かな壁厚の鋳型板の場合、しかしながら、その際、ねじブッシュの穿孔底部と、鋳型板の鋳込み面の間の安全保護間隔を下回る。鋳込み側面の再加工を可能とするために、一般的に、約6から25mmまでの安全保護間隔が必要である。
これらねじブッシュのねじ込みのために必要とされる深さとこれら鋳型板の確実な作動のために必要とされる、穿孔底部と鋳込み側面との間の間隔から成る合計が、この鋳型板の壁厚よりもより大きい場合、ただ、他のより僅かに効果的な結合様式に切り替えることの可能性だけが残る。
 ヨーロッパ特許公開1 138 417号明細書は、金属、特に鋼材料の連続鋳造のための液体冷却された板鋳型を開示しており、この板鋳型の場合、この板鋳型は固定ボルトによって、それぞれに、冷却水ボックス、もしくは支持板と結合されている。これら固定ボルトは、その際に、それぞれの鋳型板の冷却水側面に設けられた成形部材に係合しており、これら成形部材が、はんだ結合によって、または電子ビーム溶接によって、この鋳型板と、力一体的に結合されている。
 この解決策の場合、鋳型板の冷却剤流動側面から突出する固定部片を収容するために、一般には、付加的な空隙部が、冷却水ボックス、またはアダプター板内において設けられていなければならないことは欠点である。更に、補完的な冷却剤流路が、鋳型板か、それともアダプター板内に収納されねばならない。
 これらのことを出発点として、本発明の根底をなす課題は、金属の連続鋳造のための液体冷却された鋳型を、アダプター板、または冷却水ボックスに対する、特に僅かな壁厚の銅製の鋳型板の結合に関して、流動技術的に有利な結合が、このアダプター板または冷却水ボックスに対して可能であるように改良することである。
 更なる課題は、同時に壁の薄い鋳型板の場合に、それに加えて特に耐摩耗性の鋳型を作ることである。
 本発明は、第1の課題を解決するために、請求項1の特徴を有する鋳型を提案する。本発明による鋳型の基本的な構成要素は、島状に、鋳型板から突出する台地形基部であり、これら台地形基部が、鋳型板と、アダプター板もしくは冷却水ボックスとの間に形成された冷却剤流動間隙内に突出している。これら台地形基部、もしくはこれら台地形基部の中間の空間は、この場合、少なくともある程度の高さ領域にわたって冷却剤流動間隙を形成している。冷却剤の十分な流動速度の場合、如何なる更なる溝部も、鋳型板の冷却剤流動側面、またはこの鋳型板の方を向いたアダプター板もしくは冷却水ボックスの側面内において必要ではない。製造技術的な経費は、即ち、本発明による解決策の場合、経費のかかる冷却剤案内部を有する解決策の場合よりもより僅かである。
 島状の台地形基部の形状は、流動抵抗が、冷却剤流動間隙内において可能な限り僅かであるように選択されている。これら台地形基部は、従って、冷却剤の流動方向に適合した流線形の形状を備えている。
 特に、固定ボルトが、台地形基部内において固定されたタップインサートと係合状態にある場合、しかも同様に、極度に壁の薄い鋳型板が使用される場合にも、本発明による鋳型は、アダプター板もしくは冷却水ボックスと、鋳型板との間の旧来の解離可能な結合の利点を提供する(請求項2)。この台地形基部の高さは、タップインサートの高さに依存して選択される。
 特に低い流動抵抗は、台地形基部が、菱形に形成されている場合に与えられる(請求項3)。僅かな抵抗値は、しかもまた、台地形基部が断面において、水滴形、または楕円形に形成されている場合に与えられる。
 鋳型板が、台地形基部を介して、隣接するアダプター板もしくは隣接する冷却水ボックスに対して支持されている場合、特に有利とみなされる。この場合、如何なる付加的な間隔部材も冷却剤流動間隙の形成のために必要ではない。何故ならば、これら台地形基部は、鋳型板と、アダプター板もしくは冷却水ボックスとの間の間隔を定め、且つ、従って同様にこの冷却剤流動間隙の幅も規定するからである。アダプター板または鋳型板内において、冷却剤を案内するための、如何なる更なる溝部または空隙部も設けられる必要がないことは利点である。即ち、アダプター板および鋳型板が、冷却剤流動側面におけるこれら台地形基部の収容でもって、平坦に成形されており、このことによって、付加的な冷却剤流路または溝部を製造するための製造技術的な経費は、基本的に設けなくて済む。選択的に、もちろん、冷却剤流路または溝部は、アダプター板内と同様に、鋳型板内においても、少なくとも領域的に設けられ得る。
 本発明の鋳型板における更なる利点は、固定ボルトを取り付ける張力が、直接的に貫通孔に対して隣接する、アダプター板におけるこれら台地形基部の支持部によって、簡単な方法で、アダプター板もしくは冷却水ボックス内に導入される点にある。このことによって、鋳型板において、ほとんど如何なる曲げモーメントも発生しない(請求項4)。
 固定ボルトによって達せられる、鋳型板内への張力の最適な導入は、台地形基部が、鋳型板へと円形にされた移行領域を備えている場合に与えられる(請求項5)。このことによって、台地形基部の結合領域において、不都合な切欠き応力(Kerbspannung)は回避される。
 請求項6の特徴により、台地形基部が、鋳型板と1つの部材から成るように形成されている。ここで、この鋳型板の冷却剤流動側面のフライス加工技術の加工が使用され、その際、これら台地形基部が成形される。
 本発明の範囲内において、台地形基部を別個の構造部材として形成すること、および引き続いて、鋳型板と結合することも可能である。材料構造一体的な結合方法、例えば溶接、またははんだ付け接合は、有利である(請求項7)。著しく異なる材料の場合、同様に、この鋳型板とこれら台地形基部の接着も可能である。
 請求項8の対象は、その鋳型において、鋳型板が固定ボルトの直径の2.5倍よりもより薄い壁厚を備えている鋳型である。これら固定ボルトの直径は、一般的に、約8mmから約20mmの範囲にある。
 請求項9の特徴により、冷却剤流動間隙は、液体を案内するように、アダプター板に対して貫通した冷却剤貫通案内部と接続されている。冷却剤流動間隙が、アダプター板内における冷却剤貫通案内部を介して、最終的に、このアダプター板に後に接続された冷却ボックスと結合状態にあることによって、付加的な側方の冷却剤貫通案内部 −これら冷却剤貫通案内部は、例えば、鋳型板の内部での深孔穿孔によって、従来技術に属している− は必要ない。特に、冷却剤供給および冷却剤排出は、完全に、アダプター板を介して行われ、このアダプター板が、この目的のために、有利には、規則的な間隔において、冷却剤供給部および冷却剤排出部を備えており、従って、鋳型の所望の冷却が得られる。
 本発明の範囲内において、僅かな壁厚の鋳型板が、アダプター板との協働で、前もって組み付けられた、そのもの全体として冷却水ボックスと連結可能である板ユニットを形成する場合、特に有利と見なされる。この鋳型板の僅かな壁厚によって、台地形基部による冷却剤流動間隙の統合によって、および、直接的にアダプター板内に設けられた冷却剤貫通案内部のために、この様式の板ユニットを、同じ全体寸法および接続寸法の鋳型板の交換のために使用することは可能である(請求項10)。このように形成された板ユニットによって、はるかにより分厚く寸法を設定された、銅、または銅合金から成る鋳型板は、完全に、且つ安いコストで代用され得る。鋳型板および再利用可能なアダプター板から成る板ユニットの使用は、基本的に、銅、または銅合金から成る中実の鋳型板よりもより安いコストで、この鋳型板の磨耗限度の到達の後に、新しい鋳型板と交換されねばならない。本発明による鋳型の場合、この僅かな壁厚の鋳型板は、新しい鋳型板と交換されるだけで良く、または、これまで使用された加工機械に対して後加工されるだけで良い。有利には、この鋳型板は、この鋳型板の全延在部にわたって、一定の壁厚を備えている。
 特に、高い鋳造速度を達成するため、および耐用期間を拡大するために、>300MPaの耐力を有する硬化された銅材料から成る鋳型板が使用される(請求項11)。
 高い耐力を有する銅材料を使用することによって、冷却剤流動間隙と鋳込み側面との間で測定された鋳型板の壁厚を、約5mmから25mm、有利には10mmから18mmまでの大きさの範囲にある寸法までに低減することは可能である(請求項12)。
 高い鋳造速度のために本発明による鋳型を使用する場合、特に5m/minよりもより大きな鋳造速度の場合、請求項13の特徴によって、鋳型板は、約1.0mから1.5mまで、有利には1.1mから1.4mまでの間の、鋳込み方向において測定された長さを備えている。
 鋳型板の期待されるべき機械的、且つ熱的な負荷、並びに剛性に依存して、台地形基部は、約50mmから250mmまでの相互の間隔において配設されている(請求項14)。
 熱的な応力の均一化のために、請求項15の特徴により、台地形基部の表面と、アダプター板または冷却水ボックスとの間で、相対的な運動を可能にする滑り補助部を組み込むことが意図されている。この請求項15の意味における相対的な運動とは、台地形基部、およびアダプター板もしくは冷却水ボックスの接触する面の1つの面内において生じる相対的な運動である。この滑り補助部は、アダプター板もしくは冷却水ボックスに、及び/または台地形基部の表面に設けられている。この滑り補助部は、特に、ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)を基礎とする被覆部である(請求項16)。同様に滑りワッシャーの使用も可能である(請求項17)。
 結合の領域における鋳型板とアダプター板との間の相対的な運動のために、固定ボルトが、このような相対的な移動を許容することは、不可欠である。基本的に、アダプター板もしくは冷却水ボックス内における貫通孔を、十分な遊隙を有して貫通する、この様式の固定ボルトは、請求項18の対象である。補完的に、これら固定ボルトを固定するボルト頭部下方にも、同様に、滑り補助部を設けることは可能である。この滑り補助部は、滑りワッシャー、または滑り被覆部である。これら適当な表面のペアリングは、その際に、特に0.1よりもより小さな、低い静止摩擦係数、及び/または滑り摩擦係数を備えている。この滑り補助部に相応する表面は、この目的のために、例えば、クロムめっき、研磨、または硬化されていても良い。このボルト頭部の下方に、互いに付勢された構造部材に対する、ねじボルトの相対的な運動を可能にする部材を組み込むことは、同様に可能である。ここで、例えば、片側または両側で、円錐面内において、支承されている球形表面を有するねじが考えられる。二重の円錐/球形組合せは、それぞれの面のペアリングに関連して、傾倒運動を可能にし、その際、これら逆方向の傾倒運動の重ね合わせによって、このねじボルトの側方の相対的な運動が達せられる。
 請求項19の特徴は、詳しく言うとつまり、アダプター板または冷却水ボックスに当接する台地形基部の表面が、互いに平行な面内において位置していることによって、同様に、有利な方法において、アダプター板または冷却水ボックスに対する、鋳型板の相対的な移動可能性を改善することに寄与する。このことによって、特に、ホッパー部を成形するための中央の膨らみ部を有する鋳型板の場合、この膨らみ部の領域において設けられた、この膨らみ部に対して接線方向に間隔をおいて指向する表面を有する台地形基部が、それぞれ1つの他方の滑り面を限定することの事情が顧慮されている。このことによって、これら滑り面は交差し、且つ、鋳型板の邪魔されない相対的な運動を妨害可能である。互いに平行に指向する滑り面によって、この問題は解決される。アダプター板または冷却水ボックスに対して、鋳型板が付勢の状態になること無しに、特に、台地形基部の表面、もしくはこのことによって形成される滑り面の、相互の整向状態によって、鋳型板の所定の膨張方向は、予め設定され得る。
 請求項20の対象は、鋳型板が、鉄鋼溶湯を有する熱的に最も高く負荷を与えられた接触領域、特に鋳込み表面の高さ領域において、拡散阻止層(Diffusionssperrschicht)を有していることである。拡散阻止層は、金属質の/メタロイドの材料から形成されていることが可能であり、しかも同様に、塗料、樹脂または合成物質、並びにセラミックの材料から成っていても良い。この拡散阻止層は、有利には、この鋳型板の上側の半分内において形成されている。この拡散阻止層は、0.002mmから0.3mmまでの厚さ、特に、0.005mmから0.1mmまでの厚さを有している。この拡散阻止層は、同様にセラミック材料から成る被覆層を有する、多層被膜体として形成されている。この被覆層は、断熱体の機能を引き受ける。有利には、この被覆層は、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、または酸化マグネシウム(MgO)のような、酸化セラミック材料から成っている。
 付加的に、請求項21の特徴により、鋳型板は、鋳込み方向において、鋳込み表面の下方で、磨耗保護層を備えており、この磨耗保護層の層厚さが、この鋳込み方向において増大している。有利には、この鋳型板の鋳込み側面の下側の半分は、この様式の磨耗保護層を備え付けられている。壁の薄い鋳型板は、僅かしか磨耗容積を備えていないので、特に、この磨耗保護層が、層厚さに関して、鋳込み方向において、即ち、この鋳型板の下側端部へと軽度に増大している場合、有利である。この磨耗保護層は、このことによって、断面において、有利には、くさび形に構成されている。請求項22の特徴により、この層厚さは、この場合、約0.1mmから約1mmまでに増大する。
 磨耗保護層のための被覆材料として、ニッケルおよびニッケル合金が使用される。例えば、単独または組合せ状態での、高速火炎溶射(HVOF)、線材溶射方式またはプラズマ溶射方式(Draht- oder Plasmaspritzverfahren)のような、材料塗布のための噴射方式も可能である。これら噴射方式によって塗布された被覆材料は、例えば、WCCo、または、既に上記された、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、またはNiCrBベースの材料のような酸化セラミックの材料である。
 次に、本発明を、図に示された実施例に基づいて詳しく説明する。
 図1は、部分断面図において、鋳型板1を示しており、この鋳型板が、アダプター板2′に固定されている。これら鋳型板1およびアダプター板2′は、金属の連続鋳造のための、詳細には図示されていない、液体冷却された鋳型の板ユニット3を形成している。この板ユニット3は、ここで、ただ半分だけ図示されており、その際、右側の図面の半分において指向する切断面が、この板ユニット3を、ほぼ中心で分割している。この鋳型板1は、特に、>300MPaの耐力を有する、銅合金または銅材料から成り、且つ、この鋳型板の全延在部にわたって、一定の壁厚Dを備えている(図5)。この板ユニット3は、詳細には図示されていない冷却水ボックスに対する接続のために設けられており、その際、この板ユニット3は、迅速結合部材を介して、この冷却水ボックスと連結可能である。この板ユニット3は、全体で、この板ユニットの寸法内において、同じ寸法および接続寸法の従来の鋳型板が、完全に、鋼材料から成るアダプター板2′および比較的に薄い鋳型板1から成るこの板ユニット3と代用され得るように形成されている。
 冷却剤でもって鋳型板1を冷却するために、アダプター板2、2′は、冷却剤貫通案内部4を備えている。この冷却剤は、その際に、これら冷却剤貫通案内部4を通って、鋳型板1とアダプター板2との間に形成された冷却剤流動間隙5内へと到達する(図2)。図2から、この冷却剤流動間隙5が、アダプター板2内に形成されているのではなく、むしろ、この冷却剤流動間隙の幅Bにおいて、島状にこの鋳型板1の冷却剤流動側面6に突出する台地形基部7によって規定されていることは明確である。これら台地形基部7の可能な形態は、具体的に、図3から明瞭である。これら台地形基部7は、それぞれに相対して位置している先細りの角部8、9、および角を丸くされた角部10、11を有する、基本的に菱形の構成を備えている。この台地形基部7は、これら先細りの角部8、9の方向において、これら角を丸くされた角部10、11の方向におけるよりも、より大きな長手方向の延在を備えている。これら台地形基部7の先細りの角部8、9は、この場合、矢印Sによって明瞭に示されている流動方向に対して適合されている。全体に、これら台地形基部7は、このことによって、流線形の形状を備えている。これら台地形基部7は、この実施例において、この鋳型板1と1つの部材から成るように形成されている。これら台地形基部7は、更に、この鋳型板1に向かって円形にされた移行領域12を備えており、その際、この移行領域12の半径は、この実施例において、基本的に、この台地形基部7の高さHに相応している。この台地形基部7の高さHは、一定であり、従って、この台地形基部7の表面13は、この鋳型板1の冷却剤流動側面6に対して平行に整向されている。
 鋳型板1のそれぞれの台地形基部7に、固定ボルト14が係合している。この目的で、これら台地形基部7内において、それぞれ1つのタップインサート15が取り付けられており、このタップインサート15内へと、この固定ボルト14がねじ込まれている。図2において図示された実施例において、この固定ボルト14は、その際に、アダプター板2内における貫通孔16を貫通している。外側六面角として形成されたこの固定ボルト14のボルト頭部17は、ワッシャー18を介して、アダプター板2の冷却水ボックス側面19に支持されている。この固定ボルト14は、この実施例において、垂直方向に、この鋳型板1内へとねじ込まれている。この鋳型板1の負荷に適合した固定をアダプター板2に対して得るために、他のねじ込み角度を選択することは、本発明の領域内において、同様に可能である。即ち、このねじ込み角度は、90°からずれていても良い。このボルト頭部17の平面状の接触のために、この目的で、このワッシャー18が傾斜して構成されているか、それともこの冷却水ボックス側面19が、適当な傾斜の窪み部を備えていることは可能である。
 この固定ボルト14は、貫通孔16を遊隙を有して貫通しており、従って、鋳型板1の特に熱に伴う相対的な移動は、アダプター板2に対して可能である。この目的で、台地形基部7の表面13か、及び/または、このアダプター板の、このアダプター板2の方を向いた側面20は、少なくとも局部的に、相対的な運動を可能にする滑り補助部を備えている。この滑り補助部は、有利には、低い摩擦係数を有する被覆部である。この被覆部は、例えば、ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)を基礎とする材料である。この滑り補助部との係合状態にある相手方面は、静止摩擦状態および滑り摩擦状態を低減するために、相応して準備された表面を備えている。例えば、表面領域は、局部的に研磨、硬化、または同様に被覆、例えばクロムめっきされている。
 詳細には図示されていない方法において、同様に滑り補助部は、冷却板とアダプター板との間の滑りワッシャーの様式で組み込まれている。これら同じ構成は、同様に、支持面の領域における、アダプター板2の冷却水ボックス側面19上で、ボルト頭部17の下方でも可能である。場合によっては、その方法で、冷却剤流路15の方向における相対的な摺動を均一化可能とするためだけでなく、固定ボルトの方向における熱に伴う長さ変化も補償するために、伸縮性合成樹脂の材料から成るワッシャーを付加的にこのボルト頭部の下方に配設することだけで十分である。
 このような実施形態は、図4の実施例を示している。この場合、図2の実施形態に比べてより短く構成された固定ボルト14′は、この固定ボルトのボルト頭部17′をも含めて座ぐり孔部21内に埋め込まれている。特に、この固定ボルト14′の低減された長さに基づいて、アダプター板2′と鋳型板1との間の相対的な運動の均一化のための手段は意義がある。この目的のために、図4の実施例の場合、この固定ボルト14′と1つの部材から成るように形成されたボルト頭部17′が使用され、従って、この固定ボルトが、ワッシャーとして形成されている。しかも、このボルト頭部17′をナットとして形成することも、同様に可能である。このボルト頭部17′は、軸線方向の力を最適に収容するために、鋳型板1に対する方向において、有利には1つの部材から成るように取り付けられ拡幅されたカラー部22を備えている。このカラー部22の下方に、場合によっては、このボルト頭部17′と1つの部材から成るように形成された、拡大された直径のワッシャー部23が設けられており、このワッシャー部が、片側に、PTFE−被覆部の様式で、滑り補助部24を備えている。このワッシャー部に、PTFE−被覆部24に適合した表面を有する滑りワッシャー25が隣接している。この滑りワッシャー25は、被覆されたワッシャー部23よりも、より大きな直径を有しており、且つ有利には、クロムめっき、研磨、または硬化されている。
 要するに、滑りワッシャー25の下方に、弾性的なリング部材26が組み込まれており、このリング部材を介して、必要なねじ結合の予負荷が与えられる。この弾性的なリング部材26は、伸縮性合成樹脂材料から成るリング、例えばゴムのような、または、一つまたは多数のばね作用を行うような部材から形成されている。この弾性的なリング部材26は、要するに、座ぐり孔部21のカラー部状の穿孔底部27上で支持されている。アダプター板2内における貫通孔16′の内側での、固定ボルト14′の限定された相対的な運動を保証するために、滑り補助部24でもって被覆されたワッシャー部23の外径は、隣接する滑りワッシャー25の外径よりも、より小さく寸法を設定されている。この滑りワッシャー25、および弾性的なリング部材26は、これらの外径において、座ぐり孔部の直径よりも、よりただほんの少しだけ小さく寸法を設定されており、従って、固定ボルト14′によって加えられる張力が、全穿孔底部27に対して伝達される。このことによって、一方では、僅かな局部的な面加圧部が生じ、且つ他方では、滑りワッシャー25の位置整向状態(Lageorientierung)が、PTFE−被覆されたワッシャー部23に対して与えられている。
 図1および5から、台地形基部7が、均等に、網目状に、鋳型板1の全冷却剤流動側面6にわたって分配されていることは明らかである。この実施例において、これら台地形基部7は、互いに垂直方向の状態にある列および段の状態で整向されており、その際、これら台地形基部の先細りの角部8、9が、冷却剤の流動方向Sに指向し、この流動方向が、この実施例において、鋳込み方向Xに相応している。この鋳込み方向X、および流動方向Sは、相互に異なっていても良く、例えば反対方向に指向されていても良い。
 鋳型板1は、連続鋳造方法において一般的に使用される、中央の膨らみ部を有する輪郭を備えており、その際、この鋳型板の、冷却剤流動側面6と鋳込み側面28との間で測定された壁厚Dが、この鋳型板の全延在にわたって一定である。単に、台地形基部7、7′が、冷却剤流動側面6から、島のように突出しているだけである。
 台地形基部7、7′は、表面13、13′を備えており、これら表面が、図示された実施形態において、これら台地形基部を直接的に取り囲む、鋳型板1の冷却剤流動側面6に対して平行に整向されている。そのことが膨らみ部の領域においての事柄であるように、この冷却剤流動側面6が湾曲されている場合、そこの台地形基部7′の表面13′は、この膨らみ部の湾曲に対して接線方向に整向されている。即ち、これら台地形基部7、7′は、原理的には、この冷却剤流動側面6のそれぞれの面領域で垂直方向に設けられている。
 台地形基部7、7′の全ての表面13、13′が、互いに平行に整向されていることも、しかも可能である。その場合には、膨らみ部の台地形基部7′の表面は、冷却剤流動側面6に対して接線方向ではなく、むしろこの膨らみ部におけるこれら表面の位置決め状態に応じて、この冷却剤流動側面6と異なる角度を備えている。全ての台地形基部7、7′が、所定の同一に整向された伸び方向を備えていることは有利であり、このことによって、鋳型板1内における応力が、更に低減される。
鋳型板およびアダプター板から形成された板ユニットの。部分的に断面の状態における、透視された図示における後方の図である。 台地形基部の領域における、アダプター板および鋳型板の断面図である。 冷却剤流動側面に設けられた固定ボルトの注視の方向に向けての、鋳型板の、透視された図示における部分図である。 台地形基部の領域における、鋳型板およびアダプター板の断面図である。 鋳型板の冷却剤流動側面の注視の方向での、冷却剤流動側面の透視図である。
符号の説明
 1  鋳型板
 2  アダプター板
 2′ アダプター板
 3  板ユニット
 4  冷却剤貫通案内部
 5  冷却剤流動間隙
 6  冷却剤流動側面
 7  台地形基部
 7′ 台地形基部
 8  台地形基部(7)の角部
 9  台地形基部(7)の角部
 10 台地形基部(7)の角部
 11 台地形基部(7)の角部
 12 移行領域
 13 台地形基部(7)の表面
 13′ 台地形基部(7′)の表面
 14 固定ボルト
 14′ 固定ボルト
 15 タップインサート
 16 貫通孔
 16′ 貫通孔
 17 ボルト頭部
 17′ ボルト頭部
 18 ワッシャー
 19 冷却水ボックス側面
 20 アダプター板(2)の側面
 21 アダプター板(2′)内における座ぐり孔部
 22 ボルト頭部(17′)のカラー部
 23 ワッシャー部
 24 滑り補助部
 25 滑りワッシャー
 26 弾性的なリング部材26
 27 穿孔底部
 B  冷却剤流動間隙(5)の幅
 D  壁厚
 H  台地形基部(7)の高さ
 S  流動方向
 X  鋳込み方向

Claims (22)

  1.  金属の連続鋳造のための液体冷却された鋳型であって、
    この装置が、銅または銅合金から成る鋳型板(1)を備えており、
    これら鋳型板が、固定ボルト(14、14′)によって、それぞれに、アダプター板(2、2′)、または冷却水ボックスと結合されている様式の上記鋳型において、
    固定ボルト(14、14′)が、鋳型板(1)の冷却剤流動側面(6)から、島状に突出する台地形土台部(7、7′)に固定されており、これら台地形土台部が、少なくとも部分的に、この鋳型板(1)と、アダプター板(2、2′)もしくは冷却水ボックスとの間に形成された冷却剤流動間隙(5)内に突出し、且つ、この冷却剤の流動方向(S)に適合した流線形の形状を備えていることを特徴とする鋳型。
  2.  固定ボルト(14、14′)は、台地形土台部(7、7′)内において固定されたタップインサート(15)と係合状態にあることを特徴とする請求項1に記載の鋳型。
  3.  台地形土台部(7、7′)は、菱形に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鋳型。
  4.  鋳型板(1)は、台地形土台部(7、7′)を介して、隣接するアダプター板(2、2′)または隣接する冷却水ボックスに対して支持されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の鋳型。
  5.  台地形土台部(7、7′)は、鋳型板(1)へと円形にされた移行領域(12)を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の鋳型。
  6.  台地形土台部(7、7′)は、鋳型板(1)と1つの部材から成るように形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の鋳型。
  7.  台地形土台部(7、7′)は、材料構造一体的に、鋳型板(1)と結合されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の鋳型。
  8.  鋳型板(1)は、固定ボルトの直径の2.5倍よりもより薄い壁厚(D)を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の鋳型。
  9.  冷却剤流動間隙(5)は、液体を案内するように、アダプター板(2、2′)に対して貫通した冷却剤貫通案内部(4)と接続されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の鋳型。
  10.  板ユニット(3)のように、同じ全体寸法および接続寸法の鋳型板の交換のために、僅かな壁厚(D)の鋳型板(1)、アダプター板(2、2′)が、冷却水ボックスと連結可能な、前もって組み付けられた板ユニット(3)を形成することを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載の鋳型。
  11.  鋳型板(1)は、300MPa以上の耐力を有する硬化された銅材料から成ることを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の鋳型。
  12.  冷却剤流路(5)と鋳込み側面との間で測定された鋳型板(1)の壁厚(D)は、5mmと25mmとの間にあることを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載の鋳型。
  13.  鋳型板(1)は、1.0mから1.5mまでの、鋳込み方向(X)において測定された長さを備えていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一つに記載の鋳型。
  14.  台地形基部(7、7′)は、約50mmから250mmまでの相互の間隔において配設されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一つに記載の鋳型。
  15.  台地形基部(7、7′)の表面(13)と、アダプター板(2、2′)または冷却水ボックスとの間で、相対的な運動を容易にする滑り補助部(24)が組み込まれていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一つに記載の鋳型。
  16.  滑り補助部(24)は、ポリテトラフルオルエチレンを基礎とする被覆部であることを特徴とする請求項15に記載の鋳型。
  17.  滑りワッシャー(25)は、滑りワッシャーであることを特徴とする請求項16に記載の鋳型。
  18.  固定ボルト(14、14′)は、隣接するアダプター板(2、2′)、または隣接する冷却水ボックスに対して、鋳型板(1)の相対的な移動を可能とするように構成されていることを特徴とする請求項1から17のいずれか一つに記載の鋳型。
  19.  アダプター板(2、2′)または冷却水ボックスに当接する台地形基部(7、7′)の表面(13、13′)は、互いに平行な面内において位置していることを特徴とする請求項1から18のいずれか一つに記載の鋳型。
  20.  鋳型板(1)は、鉄鋼溶湯を有する熱的に最も高く負荷を与えられた接触領域、特に鋳込み表面の高さ領域において、拡散阻止層を有していることを特徴とする請求項1から19のいずれか一つに記載の鋳型。
  21.  鋳型板は、鋳込み方向(X)において、鋳込み表面の下方で、磨耗保護層を備えており、その際、この磨耗保護層の層厚さが、この鋳込み方向(X)において増大しているように構成されていることを特徴とする請求項1から20のいずれか一つに記載の鋳型。
  22.  層厚さは、この場合、約0.1mmから約1mmまでに増大するように構成されていることを特徴とする請求項1から21のいずれか一つに記載の鋳型。
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