JP2004073813A - 保温具 - Google Patents
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Abstract
【課題】首や頭に巻いたり結んだりする必要がなく、ずれたりほどけたりする心配も少なく、保温性もより高くなる保温剤を提供する。
【解決手段】所定の形状に保温材を裁断し、その周囲に体の部位にまとわりつくような形状にした補強材2を入れる。補強材2は、強靭な弾力性と強度を有するプラスチックやカーボンや金属製などの細い線材(特に、形状記憶合金)を使い、体温で体の部位に密着させる形状にする。さらに、マジックテープ3,4を付け体への密着度を調節する。又耳の部分5は、外音が聞えるように小穴をあけるか、聞えやすい材料にする。
【選択図】 図2
【解決手段】所定の形状に保温材を裁断し、その周囲に体の部位にまとわりつくような形状にした補強材2を入れる。補強材2は、強靭な弾力性と強度を有するプラスチックやカーボンや金属製などの細い線材(特に、形状記憶合金)を使い、体温で体の部位に密着させる形状にする。さらに、マジックテープ3,4を付け体への密着度を調節する。又耳の部分5は、外音が聞えるように小穴をあけるか、聞えやすい材料にする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、保温材と各種補強材を使って、体の部位に密着させうる保温具に関するものである。
【0002】
〔従来の技術〕
従来、エリもとや頭などを保温するには、エリマキ、マフラー、スカーフなどあるが、実用面で不十分なところも多い。
【0003】
〔発明が解決しようとする課題〕
これには次のような欠点があった。
(イ)機能的、実用的面でもっと使い易く改良できないか。
(ロ)首や頭に巻いたり、結んだりすると、体を動かすことでずれたり、ほどけたりする。もっと体の部位に密着できる構造になり得ないか、そうすれば保温性も高まる。
(ハ)長いものがひらひらしたり、結び目がほどけたり、首に巻いたものがはずれたりして、両手がふさがっている時や自転車などに乗っている時など危くかつ直すのも面倒である。
【0004】
〔課題を解決するための手段〕
保温具の形状は首から頭にかけて密着できうる図−1のような形状にする。保温に必要なところを覆う保温材の周囲に各種の強靭な弾力性と強度を有する補強材を通して、首や頭に適当な力でまとわりつく構造にする。更にしっかりと固定するためにマジックテープで首や頭まわりにしめ具合を調節できるようにする。また、保温材も、使用目的により、保温の程度、厚さ、吸湿性などを考慮し選択する必要がある。補強材としては、強靭な弾力性と強度を必要とし、洗濯しても、クシャクシャにしても元の形に戻り得るものが望しい。プラスチィックでもカーボンでも金属でもよいが、とくに、形状記憶合金を使った場合、体温で元の形状に戻る構造にしておけばクシャクシャになっても使用時にきちんとなりうる。
【0005】
〔発明の実施の形態〕
一定形状の保温材(1)の周りに補強材(2)を取り付け、図−2のような形状にする。マジックテープ(3),(4)をつける。耳のところ(5)は寒くなくかつ、外音がきこえる構造にする。(穴をあけるか、聞えやすい材料を使用する。)
【0006】
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ)保温材(1)を図−2の形状に裁断する。補強材(2)を二つ折にしたテープの山の部分に縫い込む。これをさらに保温材(1)の外周に縫いつけていく。補強材(2)はもともと体にまとわりつくように作られており、保温材を体の部位に密着させる形状を有する。さらにマジックテープ(3),(4)を付けて体に密着する程度を調節する。また耳に接触する部分の保温材(5)は、外の音が聞こえやすくするために、小穴をあけるか、聞こえやすい材料にするかの構造にする。
(ロ)又二枚の保温材を周囲で縫い合せ、ひっくり返したところの周囲に、一定形状に作られた補強剤(図−3)を入れ縫いつけるか、保温材の周囲の部分に縫いつけてもよい。同様にマジックテープを縫いつけて調節機能をもたせる。図−4
(ハ)又保温具の保温材の外側にあたる部分にポケットを設け図−5、より加温を要する場合は加温用の加熱剤をいれてもよい。又冷やす時も同様に冷却剤をいれてもよい。またポケット部分に、気化しやすい液体でしめらせた布などをつけ、気化熱で冷やす方法もよい。その際気化しやすい液体の容器をポケット内に別につけて液を布の方へ流してもよい。図−5
【0007】
〔発明の効果〕
保温材に補強材を入れた保温具を首のまわりにつけると、補強材の力で自然とまるくなり首のまわりにまとわりつく。さらにマジックテープで密着度を調整する。簡単に身につけられ実用的かつ機能的でもある。図−6
巻いたり結んだりする必要はなく、ずれたりほどけたりする心配も少なく、保温性もより高くなる。長いものがひらひらしたりして、自転車などに乗った時など危いことはない。両手がふさがっている時でも、ずれたり、ほどけたりする心配もない。首と同様に頭に巻いても頭と耳との保温効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】保温具の全体図
【図2】保温具の展開図
【図3】形状記憶合金の針金
【図4】実施状況(1)
【図5】実施状況(2)
【図6】使用例
【符号の説明】
1.保温材 2.補強材 3.マジックテープ 4.マジックテープ 5.耳の部分
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、保温材と各種補強材を使って、体の部位に密着させうる保温具に関するものである。
【0002】
〔従来の技術〕
従来、エリもとや頭などを保温するには、エリマキ、マフラー、スカーフなどあるが、実用面で不十分なところも多い。
【0003】
〔発明が解決しようとする課題〕
これには次のような欠点があった。
(イ)機能的、実用的面でもっと使い易く改良できないか。
(ロ)首や頭に巻いたり、結んだりすると、体を動かすことでずれたり、ほどけたりする。もっと体の部位に密着できる構造になり得ないか、そうすれば保温性も高まる。
(ハ)長いものがひらひらしたり、結び目がほどけたり、首に巻いたものがはずれたりして、両手がふさがっている時や自転車などに乗っている時など危くかつ直すのも面倒である。
【0004】
〔課題を解決するための手段〕
保温具の形状は首から頭にかけて密着できうる図−1のような形状にする。保温に必要なところを覆う保温材の周囲に各種の強靭な弾力性と強度を有する補強材を通して、首や頭に適当な力でまとわりつく構造にする。更にしっかりと固定するためにマジックテープで首や頭まわりにしめ具合を調節できるようにする。また、保温材も、使用目的により、保温の程度、厚さ、吸湿性などを考慮し選択する必要がある。補強材としては、強靭な弾力性と強度を必要とし、洗濯しても、クシャクシャにしても元の形に戻り得るものが望しい。プラスチィックでもカーボンでも金属でもよいが、とくに、形状記憶合金を使った場合、体温で元の形状に戻る構造にしておけばクシャクシャになっても使用時にきちんとなりうる。
【0005】
〔発明の実施の形態〕
一定形状の保温材(1)の周りに補強材(2)を取り付け、図−2のような形状にする。マジックテープ(3),(4)をつける。耳のところ(5)は寒くなくかつ、外音がきこえる構造にする。(穴をあけるか、聞えやすい材料を使用する。)
【0006】
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
(イ)保温材(1)を図−2の形状に裁断する。補強材(2)を二つ折にしたテープの山の部分に縫い込む。これをさらに保温材(1)の外周に縫いつけていく。補強材(2)はもともと体にまとわりつくように作られており、保温材を体の部位に密着させる形状を有する。さらにマジックテープ(3),(4)を付けて体に密着する程度を調節する。また耳に接触する部分の保温材(5)は、外の音が聞こえやすくするために、小穴をあけるか、聞こえやすい材料にするかの構造にする。
(ロ)又二枚の保温材を周囲で縫い合せ、ひっくり返したところの周囲に、一定形状に作られた補強剤(図−3)を入れ縫いつけるか、保温材の周囲の部分に縫いつけてもよい。同様にマジックテープを縫いつけて調節機能をもたせる。図−4
(ハ)又保温具の保温材の外側にあたる部分にポケットを設け図−5、より加温を要する場合は加温用の加熱剤をいれてもよい。又冷やす時も同様に冷却剤をいれてもよい。またポケット部分に、気化しやすい液体でしめらせた布などをつけ、気化熱で冷やす方法もよい。その際気化しやすい液体の容器をポケット内に別につけて液を布の方へ流してもよい。図−5
【0007】
〔発明の効果〕
保温材に補強材を入れた保温具を首のまわりにつけると、補強材の力で自然とまるくなり首のまわりにまとわりつく。さらにマジックテープで密着度を調整する。簡単に身につけられ実用的かつ機能的でもある。図−6
巻いたり結んだりする必要はなく、ずれたりほどけたりする心配も少なく、保温性もより高くなる。長いものがひらひらしたりして、自転車などに乗った時など危いことはない。両手がふさがっている時でも、ずれたり、ほどけたりする心配もない。首と同様に頭に巻いても頭と耳との保温効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】保温具の全体図
【図2】保温具の展開図
【図3】形状記憶合金の針金
【図4】実施状況(1)
【図5】実施状況(2)
【図6】使用例
【符号の説明】
1.保温材 2.補強材 3.マジックテープ 4.マジックテープ 5.耳の部分
Claims (1)
- 一定形状の保温材の周囲に、体に密着させる目的で補強材(強靭な弾力性と強度を有するプラスチックやカーボンや金属製などの細い線材、とくに形状記憶合金を使い体温で体の部位に密着させる形状にする)を通して、体の部位に密着せしめて保温性を高める。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002294288A JP2004073813A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 保温具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002294288A JP2004073813A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 保温具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073813A true JP2004073813A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32025492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002294288A Pending JP2004073813A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 保温具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004073813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009519753A (ja) * | 2005-12-15 | 2009-05-21 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 順応性熱デバイス |
GB2478110A (en) * | 2010-01-26 | 2011-08-31 | Ravensbourne College Of Design & Comm | Scarf |
CN106551745A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-04-05 | 武汉大学 | 一种自适应关节固定热敷装置 |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002294288A patent/JP2004073813A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009519753A (ja) * | 2005-12-15 | 2009-05-21 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 順応性熱デバイス |
GB2478110A (en) * | 2010-01-26 | 2011-08-31 | Ravensbourne College Of Design & Comm | Scarf |
GB2478110B (en) * | 2010-01-26 | 2013-03-13 | Ravensbourne College Of Design & Comm | A combination of a scarf with ear protectors |
CN106551745A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-04-05 | 武汉大学 | 一种自适应关节固定热敷装置 |
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