JP2004071869A - 発光ダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】点部外発光を防止し得る点発光ダイオードを歩留良く提供する。
【解決手段】発光ダイオードは、n型半導体基板上に順次積層されたn型クラッド層、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層、p型クラッド層、およびp型電流拡散層を含むとともに、互いに隣接した発光領域とワイヤボンディング領域とを含み、発光領域とワイヤボンディング領域を除く領域においては活性層またはn型クラッド層が露出するまでエッチングされており、ワイヤボンディング領域において電流拡散層上に光吸収層がさらに設けられており、光吸収層の側面の内で発光領域との境界に存在する側面は順メサ状の側面を形成しており、発光領域内において電流拡散層上に形成された電極部とワイヤボンディング領域内において光吸収層上に形成された電極部とは光吸収層の順メサ状の側面上に形成された電極部によって接続されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、点発光ダイオードの改善に関するものである。このような点発光ダイオードの典型的な用途としては、日付機構を有するカメラのデータバックユニット内でネガフィルムに日付を焼き付けるために使用される発光ダイオードアレイを構成するように、点発光ダイオードの複数個を配列させて使用することができる。
【0002】
【従来の技術】
図3の上面図において、カメラ用データバックユニット内でネガフィルムに日付を焼きつけるために使用される従来の発光ダイオードアレイが模式的に示されている。なお、本願の各図において、同一の参照符号は同一部分または相当部分を表わしており、同一符号に関する類似の説明は繰り返されない。図3の発光ダイオードアレイでは、7個のダイオードチップ100が一列に配列されている。そして、各ダイオードチップ100は、電流注入のための電極110を有している。
【0003】
従来の典型的な点発光ダイオードの場合、n型半導体基板上に順次積層されたn型クラッド層、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層、p型クラッド層、およびp型電流拡散層とを含むエピタキシャルウエハにおいて、n型基板側とp型電流拡散層側とに電流注入用の電極を配置させた構造を有している。
【0004】
このような点発光ダイオードは小型化が進められ、その最小サイズのものでは約0.2mm(8mil)角程度まで小さくなっている。しかし、カメラのデータバックユニット内でネガフィルムに日付を焼きつけるために使用される発光ダイオードアレイに従来の点発光ダイオードアレイを使用する場合、従来の0.2mm角寸法のダイオードチップではアレイサイズが大きくなるし、各発光点も十分には小さくされ得ない。
【0005】
このような課題を解決するために、特許第3198016号は、図4の模式的な上面図とそれに対応する図5の模式的な斜視図に示されているような点発光ダイオードアレイを提案している。
【0006】
図4と図5に図解された発光ダイオードアレイにおいては、半導体基板上に複数個の点発光ダイオードが直線的に配置されている。そして、各発光ダイオードは、n型半導体基板1上に順次積層されたn型クラッド層2、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層3、p型クラッド層4、およびp型電流拡散層5を含んでいる。隣り合う各発光ダイオードは、活性層3またはn型クラッド層2が露出するまでのエッチングによって、互いに電気的に分離された構造を有している。
【0007】
発光領域を除く電流拡散層5上には絶縁膜6が形成されている。この絶縁膜6上と発光領域内の電流拡散層5の部分的領域上に、p型用電極層7が形成されている。そして、ワイヤボンディング領域内においてp型用電極7上にワイヤボンディングパッド8が形成されている。また、n型基板1の裏面側には、n型用電極9が形成されている。
【0008】
図4と図5に示されているような構造を有する発光ダイオードアレイにおいては、数十μm角の小さな発光ドットサイズを容易に得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図4と図5に示された発光ダイオードアレイにおいては、活性層3またはn型クラッド層4までエッチングして分離形成される各ダイオードは、発光領域、ワイヤボンディング領域、およびそれらの間の接続領域を含み、発光領域以外においてp型用電極7と電流拡散層5とは絶縁膜6によって絶縁されている。
【0010】
絶縁膜6を通して電流が流れることはないが、電極7から印加された電界はボンディングパッド8の下方の領域にも及び、電流拡散層5を介してその領域にも電流が流れることによる発光が生じ得る。発光領域以外の発光は部外発光(ノイズ)であり、これを防ぐ必要がある。
【0011】
上述のような先行技術における状況に鑑み、本発明は、不所望なノイズ発光を防止し得る点発光ダイオードを歩留良く提供することを目的とし、これに伴って、そのようなダイオードの複数が整列された点発光ダイオードアレイを良好な歩留まりで提供することをも目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明による発光ダイオードは、第1導電型半導体基板上において順次積層された第1導電型クラッド層、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層、第2導電型クラッド層、および第2導電型電流拡散層を含むとともに、互いに隣接した発光領域とワイヤボンディング領域とを含み、発光領域とワイヤボンディング領域を除く領域においては活性層または第1導電型クラッド層が露出するまでエッチングされており、ワイヤボンディング領域において電流拡散層上に光吸収層がさらに設けられており、光吸収層の側面の内で発光領域との境界に存在する側面は順メサ状の側面を形成しており、発光領域内において電流拡散層上に形成された電極部とワイヤボンディング領域内において光吸収層上に形成された電極部とは光吸収層の順メサ状の側面上に形成された電極部によって接続されていることを特徴としている。
【0013】
なお、光吸収層は第1導電型であるか、または前記電流拡散層に比べて充分に低いキャリア濃度を有する第2導電型であることが望まれる。
【0014】
また、光吸収層の側面の内で前記順メサ状の側面以外の側面は前記電流拡散層の側面から突出したひさし部を形成するように突出していることが望まれる。こうすることによって、ワイヤボンディング領域下の活性層中で生じた光が光吸収層より上方に漏れないようにすることができる。
【0015】
ひさし部の突出し長さは、5〜20μmの範囲内にあることが好ましい。また、光吸収層の厚は、0.5〜2μmの範囲内にあることが好ましい。
【0016】
発光領域とワイヤボンディング領域との境界は基板の<110>方向に平行に配置されていることが好ましい。
【0017】
上述のような発光ダイオードの複数を所定のアレイ状に配列させることによって、良好な点発光ダイオード特性を有しかつ小型化された発光ダイオードアレイを得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図4と図5に示されているようなダイオードにおいてノイズ発光を防止する方法としては、ワイヤボンディング領域よりも電流拡散層とp型クラッド層のサイズを少し小さくして、ボンディングパッド外周部をひさし状に形成することが有効であると考えられる。
【0019】
図6から図8において、そのようなひさし状の外周部を有するボンディングパッド部を含む発光ダイオードの一例が図解されている。図6は上面図を表わし、図7は図6中の一点鎖線A−Aに沿った断面を示し、そして図8は図6中の一点鎖線B−Bに沿った断面を示している。
【0020】
図4と図5に示された発光ダイオードに類似して、図6から図8に示された発光ダイオードも、n型半導体基板1上に順次積層されたn型クラッド層2、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層3、p型クラッド層4、およびp型電流拡散層5を含んでいる。発光領域を除く電流拡散層5上には絶縁膜6が形成されている。この絶縁膜6上と発光領域内の電流拡散層5の部分的領域上に、p型用電極層7が形成されている。また、n型基板1の裏面側には、n型用電極9が形成されている。なお、図6から図8において、ボンディングパッド8は、図示が省略されている。
【0021】
しかしながら、図6から図8において図解されているような発光ダイオードにおいても、ノイズ発光が生じることがある。このノイズ発光の原因は、ワイヤボンディング領域における電極剥がれや、ひさし部下のエッチング不足または不均一性によるワイヤボンディング領域からの半導体結晶層のはみ出しなどによる。
【0022】
また、ボンディングパッド外周部をひさし状に形成する場合、各ダイオードを互いに分離するためのエッチングによって露出させられている活性層3またはn型クラッド層2に電極7が接触して、ショットキー接触による順方向リークが発生することがある。
【0023】
そこで、本発明者によるさらなる検討によれば、発光波長よりもエネルギーギャップの小さい半導体結晶からなる光吸収層を電流拡散層上に設け、これを発光領域上のみでエッチング除去し、ボンディングパッド下の発光は吸収させることが可能である。なお、ボンディングパッド下での活性層への電流注入を阻止するために、この光吸収層は電流拡散層に対して逆導電型を有するか、または同一導電型の場合には十分に低いキャリア濃度を有することが必要である。
【0024】
ボンディングパッド下の発光層からの側射光に対しては、光吸収層を含むボンディングパッド外周部をひさし状に形成して防ぐ必要がある。その場合、電極領域を光吸収層よりも少し小さくすることによって、各ダイオードを互いに分離させるためのエッチングによって露出させられている活性層または第1導電型クラッド層に電極が接触してショットキー接触による順方向リークが発生することを防止し得る。
【0025】
光吸収層については、光吸収させるために充分な層厚が必要である。しかし、この厚みは発光領域の電流拡散層の上面との間で段差を生じ、この段差が大きくなれば、電流拡散層上でオーミックコンタクトを成している電極部と光吸収層上の電極部との間で断線が生じ易くなる。
【0026】
そこで、{001}の主面を有する半導体基板の<110>方向に対して発光領域とワイヤボンディング領域との境界が平行になるようにすることが好ましい。そうすることによって、光吸収層の側面の内で発光領域との境界に存在する側面は順メサ状の側面を形成光吸収層について、発光面である電流拡散層側の光吸収層側面が順メサ状の側面することができる。すなわち、{111}面に対して異方性を持つエッチャントを使用して光吸収層をエッチングすれば、露出させた発光領域の電流拡散層の上面と光吸収層の上面との段差は、その光吸収層の側面に形成された約55度のスロープで接続され、p型用電極層の断線現象を防止することができる。
【0027】
(実施例)
図1の模式的斜視図を参照して、n型GaAs基板1上において、MOCVD(有機金属気相堆積)によって、n型GaAsバッファ層(キャリア濃度:5×1017cm−3、層厚:0.5μm)(図示省略)、n型Al0.5In0.5Pクラッド層(キャリア濃度:5×1017cm−3、層厚:1.0μm)2、アンドープ(Al0.3Ga0.70.5In0.5P活性層(層厚:0.6μm)3、p型Al0.5In0.5Pクラッド層(キャリア濃度:3×1017cm−3、層厚:1.0μm)4、p型Al0.7Ga0.3As電流拡散層(キャリア濃度:50×1017cm−3、層厚:3.0μm)5、およびn型GaAs光吸収層(キャリア濃度:5×1017cm 、層厚:1.5μm)6を順次積層する。
【0028】
図1の発光素子における寸法関係において、チップサイズは200μm×300μm、発光領域は60μm×60μm、そしてワイヤボンディング領域は120μm×140μmである。
【0029】
その後、ワイヤボンディング領域内で活性層に電流が注入されることを防ぎかつ光吸収層として働くn型GaAs光吸収層10のパターンをフォトリソグラフィとエッチングにて形成する。この時に、ワイヤボンディング領域の周辺の内で発光領域に対面する辺は、{001}の主面を有するGaAs基板1の<011>方向にアライメントさせられる。エッチャントには、NHOH:H=1:1の混合液が用いられる。23℃で概ね10秒のエッチング時間が好ましい。
【0030】
次に、光吸収層上と電流拡散層上に電極材料であるTi/AuZn/Ti/Alを順次スパッタリングにて堆積させ、フォトリソグラフィとエッチングにてオーミック部およびボンディングパッド部を形成し、そしてパターニング用レジスト膜除去後に概ね450℃にて電極材料をアロイングさせる。
【0031】
ここで、ワイヤボンディング領域の周辺の内で発光領域との境界をなす辺は<011>方向であるので、光吸収層10と電流拡散層5の段差部が異方性エッチングによって順メサ形状になっている部分10aを横切ってに電極をパターンニングすることができ、ワイヤボンディング領域と発光領域との境界における電極7の断線が防止され得る。なお、図1において、光吸収層10のもう1つの側面10bは、逆メサの傾斜を有する側面になっている。
【0032】
次に、発光領域と光吸収層の形状に合わせて、フォトリソグラフィとエッチングを実施する。このエッチングでは、活性層3の表面からn型クラッド層2の表面までの任意のレベルまでエッチングすればよい。なお、図1の例では、活性層3の表面までがエッチングされている。
【0033】
このエッチング工程では、まずAl0.7Ga0.3As電流拡散層5をフッ酸にて部分的に除去する。この時、GaAs光吸収層10はエッチングされない。次に、p型Al0.5In0.5Pクラッド層4を熱リン酸(70℃)にてエッチングする。この時、電流拡散層5とp型クラッド層4に対しては、共にサイドエッチ量を見込んで長めにエッチングする。概ね120秒から210秒のエッチング時間によって、光吸収層10の周縁に対する電流拡散層5とp型クラッド層4のサイドエッチ量5〜20μmが得られる。
【0034】
ここで、このサイドエッチが望まれる理由を以下において説明する。本実施例のダイオード素子の場合、電流注入により発光し得る半導体層は、発光領域下とワイヤボンディング領域下の活性層3である。したがって、ワイヤボンディング領域下の活性層3も電界分布にしたがって発光を生じ得る。p型クラッド層4を通って上方に放射される光は、光吸収層10にて吸収されて外部に漏れることがない。本実施例における光吸収層10の厚みが0.5〜2.0μmであれば、結晶表面粗れがあっても吸収層10の上方に光が漏れることはない。
【0035】
しかし、電流拡散層5から活性層3までエッチングされた側面から斜め上方への放射光は、光吸収層10で遮断することは困難である。
【0036】
図2は、電流拡散層5とp型クラッド層4のサイドエッチ量に対する部外(ノイズ)発光によるダイオード素子不良率を示している。すなわち、図2のグラフにおいて、横軸はサイドエッチング量(μm)を表わし、縦軸は部外発光による素子不良率(%)を示している。このグラフから分かるように、サイドエッチ量が増加するにしたがって素子の不良率が低減している。サイドエッチ量が5〜20μmの範囲内にあれば、ノイズ光阻止の効果が十分に認められる。サイドエッチ量が20μm以上では、部外発光不良率が殆ど無視できる。しかし、サイドエッチ量があまりに大きくなり過ぎれば、発光領域が小さくなることによる形状不良が増加する。
【0037】
サイドエッチが完了したのち、ウエハ全体の厚みを250μmになるように、n型GaAs基板1側からバックグラインドを実施する。このバックグラインド面を若干エッチングした後にAuGeを蒸着し、400℃程度の温度にてアロイングしてn側電極9を形成する。
【0038】
最後にダイシングにより所定のチップサイズに分割し、ダイオードチップの作製が完了する。
【0039】
なお、上述の発光ダイオードにおいて、それに含まれるn型層とp型層は、互いに反転されてもよいことも言うまでもない。
【0040】
また、上述の実施例では1つの発光領域を有する発光ダイオード(LED)チップについて説明したが、同様の方法でLEDアレイチップを作製することも可能である。その場合には、複数のワイヤボンディング領域の配置を調整するとともに、チップサイズを変えるだけで、作製プロセスは同様の方法にて実施すればよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、不所望なノイズ発光を防止し得る点発光ダイオードを歩留良く提供することができ、これに伴って、そのようなダイオードの複数が整列された点発光ダイオードアレイをも良好な歩留まりで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による点発光ダイオードを図解する模式的な斜視図である。
【図2】図1のダイオードにおけるp型電流拡散層とp型クラッド層のサイドエッチング量と部外発光不良率との関係を示すグラフである。
【図3】従来の点発光ダイオードアレイの一例を示す模式的な上面図である。
【図4】特許第3187016に開示された点発光ダイオードアレイを示す模式的な上面図である。
【図5】図4の点発光ダイオードアレイを示す模式的斜視図である。
【図6】図4の点発光ダイオードアレイに含まれるダイオードの改善を試みたダイオードの模式的な上面図である。
【図7】図6中の一点鎖線A−Aに沿った断面図である。
【図8】図6中の一点鎖線B−Bに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 n型半導体基板、2 n型クラッド層、3 (AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層、4 p型クラッド層、5 p型電流拡散層、6 絶縁膜、7 p型用電極、8 ボンディングパッド、9 n型用電極、10 光吸収層、10a 光吸収層の順メサ側面、10b 光吸収層の逆メサ側面、100 従来の点発光ダイオードチップ、110 電極。

Claims (8)

  1. 第1導電型半導体基板上において順次積層された第1導電型クラッド層、(AlGa1−xIn1−yP(0≦x≦1、0≦y≦1)活性層、第2導電型クラッド層、および第2導電型電流拡散層を含むとともに、互いに隣接した発光領域とワイヤボンディング領域とを含み、
    前記発光領域と前記ワイヤボンディング領域を除く領域においては前記活性層または前記第1導電型クラッド層が露出するまでエッチングされており、
    前記ワイヤボンディング領域において前記電流拡散層上に光吸収層がさらに設けられており、
    前記光吸収層の側面の内で前記発光領域との境界に存在する側面は順メサ状の側面を形成しており、
    前記発光領域内において前記電流拡散層上に形成された電極部と前記ワイヤボンディング領域内において前記光吸収層上に形成された電極部とは前記順メサ状の側面上に形成された電極部によって接続されていることを特徴とする発光ダイオード。
  2. 前記光吸収層は第1導電型であるか、または前記電流拡散層に比べて充分に低いキャリア濃度を有する第2導電型であることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード。
  3. 前記光吸収層の側面の内で前記順メサ状の側面以外の側面は前記電流拡散層の側面から突出したひさし部を形成するように突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の発光ダイオード。
  4. 前記ワイヤボンディング領域下の前記活性層中で生じた光が前記光吸収層より上方に漏れないことを特徴とする請求項3に記載の発光ダイオード。
  5. 前記ひさし部の突出し長さは5〜20μmの範囲内にあることを特徴とする請求項3または4に記載の発光ダイオード。
  6. 前記光吸収層の厚は0.5〜2μmの範囲内にあることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の発光ダイオード。
  7. 前記発光領域と前記ワイヤボンディング領域との境界は前記基板の<110>方向に平行に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の発光ダイオード。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載された発光ダイオードを複数含み、それらのダイオードが所定のアレイ状に配列されていることを特徴とする発光ダイオードアレイ。
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