JP2000244008A - 電流狭窄型発光ダイオード及び発光装置 - Google Patents

電流狭窄型発光ダイオード及び発光装置

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JP2000244008A
JP2000244008A JP3884499A JP3884499A JP2000244008A JP 2000244008 A JP2000244008 A JP 2000244008A JP 3884499 A JP3884499 A JP 3884499A JP 3884499 A JP3884499 A JP 3884499A JP 2000244008 A JP2000244008 A JP 2000244008A
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Shunji Suzuki
俊二 鈴木
Mitsutaka Takemura
光隆 武村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流リークのない安定した特性を得られる電
流狭窄型発光ダイオード及びこれを用いた発光装置を提
供する。 【解決手段】 チップ10の載置面側の周縁部に設けら
れた面取り部15は、外に向かって傾斜するよう凹面状
に面取りされて形成されている。その深さは、第1のn
型クラッド層11の中程まで達しており、これにより載
置面側には面取り部15を斜面とする長方形状のメサが
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光電スイッチ等
として用いられる電流狭窄型の発光ダイオード及びこれ
を用いた発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電流狭窄型発光ダイオードとし
て、例えば、断面が図9に示すような構造をしたものが
知られている。このダイオードは、発光部である活性層
50をp型クラッド層51及び第1のn型クラッド層5
2にて挟み込み、p型クラッド層51の上には絶縁膜5
3及びp電極54を、一方、第1のn型クラッド層52
の上には第2のn型クラッド層55を介してn電極56
を設けたものである。なお、絶縁膜53は、その一部が
除去されてp電極54とp型クラッド層51とが互いに
接触するようになっており、この部分で電流を狭窄する
ようになっている。一方、第2のn型クラッド層55上
のn電極56は、その一部が除去されて光取り出し用の
窓57とされている。このダイオードは、p電極54側
を載置面として導電性樹脂接着剤等により組立基板(図
示しない)上のアノード側にボンディングされ、また、
発光面側のn電極56はワイヤ(図示しない)を介して
組立基板上のカソード側にボンディングされる。そし
て、アノードとカソードとの間に順方向にバイアスを加
えると、p電極54とn電極56との間で電流が流れ、
活性層50において電子と正孔とが再結合してその際に
発せられる光が光取出し用の窓57から取出されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構造
では、p電極54と絶縁層53を含めた厚さは非常に薄
いため、p電極54を導電性樹脂接着剤等により組立基
板上のアノード側にボンディングする場合、樹脂が素子
自体の側面をせり上がってp型クラッド層51に接触し
てしまう場合が多く、電流がリークして特性が悪化する
という問題があった。そこで本発明は、電流リークのな
い安定した特性が得られる電流狭窄型発光ダイオード及
びこれを用いた発光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体ウエハ
から切り出された矩形のチップに電流狭窄構造と発光部
が形成された電流狭窄型発光ダイオードにおいて、チッ
プの載置面側の周縁部を外に向かって傾斜するように面
取りして矩形のメサを設けたことを特徴とする。
【0005】かかる構造としたことにより、チップの載
置面側を導電性樹脂接着剤等により組立基板上にボンデ
ィングする場合、面取り部分に余分な樹脂が溜まること
で、チップ側面への樹脂のせり上がりが抑制され、電流
のリークを防止することができる。また、面取り部分は
外に向かって傾斜しているので、面取り部分にも一定厚
みの絶縁膜を形成することができ、当該部分での電流の
リークを防ぐことができるとともに、一定厚みの電極を
も形成することができ効率よく電流を供給することがで
きる。
【0006】また、本発明にかかる電流狭窄型発光ダイ
オードは、チップの外形形状を長方形とし、当該チップ
の発光面側で長手方向の一方に偏った位置に光取出し窓
を設けてもよい。このようにすれば、チップの発光面側
で長手方向の他方に偏った位置にワイヤボンディングを
施すことができ、1つのチップに必要な面積を小さくす
ることができる。
【0007】また、本発明にかかる電流狭窄型発光ダイ
オードは、チップの発光面側の周縁部が面取りされてい
てもよい。このようにすれば、チップの発光面側の周縁
部がアセンブリ時に損傷される可能性が低くなる。
【0008】また、本発明にかかる電流狭窄型発光ダイ
オードは、矩形のチップの縦横方向は、結晶の劈開方向
と所定の角度で傾斜していてもよい。このようにすれ
ば、チップの載置面側の周縁部を化学エッチングにて面
取りすることにより、斜面が外に向かって傾斜するよう
な矩形のメサを容易に形成することができる。特に所定
の角度を20度から70度の間のいずれかの角度にすれ
ば、斜面が外に向かって望ましい具合に傾斜する矩形の
メサが形成され、さらに、30度から60度の間のいず
れかの角度にすれば、斜面が外に向かって好適な具合に
傾斜する矩形のメサを形成することができる。
【0009】さらに、本発明にかかる発光装置は、上記
いずれかの構造の電流狭窄型発光ダイオードと、当該電
流狭窄型発光ダイオードの発光面側に固定されるレンズ
とから構成されることを特徴とする。このようにすれ
ば、レンズにより出射光が集束され、むらのないより均
一な投射光パターンを得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を説明する。
【0011】図1から図4は、本発明の実施形態にかか
る電流狭窄型発光ダイオードを表したものであり、図1
は平面図、図2は底面図、図3は図1のA−A線断面
図、図4は図1のB−B線断面図である。
【0012】まず、構造について説明すると、電流狭窄
型発光ダイオードをなすチップ10は、図1及び図2に
示すように、その外形形状を縦方向の長さが約390μ
mで横方向の長さが約620μmの長方形状とし、その縦
横方向と結晶の劈開方向Xとが45度で傾斜している。
そしてチップ10は、図3及び図4に示すように、Ga
AlAsよりなる厚さ約70μmの第2のn型クラッド
層12の上に、GaAlAsよりなる厚さ約70μmの
第1のn型クラッド層11、バンドギャップに相当する
波長が670nmでGaAlAsよりなる活性層13、及
びGaAlAsよりなる厚さ約20μmのp型クラッド
層14を順次積層して形成されている。ここで、本実施
形態にかかる電流狭窄型発光ダイオードの発光面は第2
のn型クラッド層12側であり、載置面はp型クラッド
層14側である。
【0013】チップ10の載置面側の周縁部に設けられ
た面取り部15は、図3及び図4に示すように、外に向
かって傾斜するよう凹面状に面取りされて形成されてい
る。その深さは、第1のn型クラッド層11の中程まで
達しており、これにより載置面側には面取り部15を斜
面とする長方形状のメサが形成されている。そして、p
型クラッド層14の表面及び面取り部15の表面には、
厚さ約1000Åの窒化シリコン膜及び厚さ約2000
Åの酸化シリコン膜よりなる絶縁膜16が形成され、そ
の上に厚さ約3000ÅのCr/Au電極17及び厚さ
約6000ÅのAuBe/Au電極18が形成されてい
る。ここで、絶縁膜16及びCr/Au電極17は、そ
の一部がチップ10の中心より長手方向に約100μm
ほど偏った点を中心として円形に除去され、AuBe/
Au電極18とp型クラッド層14とが接続されてお
り、この部分で電流を狭窄するようになっている。な
お、この接続部19は直径が50μmから150μmの
間のもので、100μm程度が好ましい。
【0014】一方、図1及び図3に示すように、チップ
10の発光面側には接続部19と対応する位置に円形の
凹部が形成され、これが光取出し用の窓20として機能
している。この円形の窓20の直径は約150μmであ
る。また、発光面側の周縁部には、載置面側の面取り部
15と比べて非常に浅く形成された面取り部21が設け
られている。そして、第2のn型クラッド層12の表面
及び面取り部21の表面には、窓20の部分を除いて厚
さ約8000ÅのAuGe/Ni/Au電極22が形成
されている。
【0015】次に、この電流狭窄型発光ダイオードの作
用について説明する。
【0016】図5に示すように、電流狭窄型発光ダイオ
ードを構成するチップ10は、載置面側の電極18を介
して組立基板24上のアノード25に導電性樹脂接着剤
23によりボンディングされる。このとき、チップ10
の載置面側の面取り部15は樹脂溜まりとして機能し、
しかもその範囲が広範囲かつ深いものであるため、余分
な樹脂は面取り部15に溜まってチップ側面へのはい上
がりが抑制され、その結果、電流のリークがなくなって
特性が悪化するのが防止される。特に、面取り部15は
外に向かって傾斜するような凹面状をなしているため、
面取り部15の表面にも一定厚みの絶縁膜16や電極1
7,18が形成され、当該部分の電極からも電流が供給
されて電流供給の効率化が図られるとともに、また当該
部分の絶縁膜16による絶縁作用により面取り部15の
部分での電流のリークが防止される。
【0017】また、チップ10の発光面側の電極22は
ワイヤ27を介して組立基板24上のカソード26にボ
ンディングされる。このとき、チップ10の載置面は長
方形状であり、載置面に垂直な方向の衝撃を均等に受け
止めるため、電極22へのワイヤボンディング作業は安
定的に行われる。また、チップ10の外形形状は長方形
であり、光取出し用の窓20はチップ10の発光面側で
長手方向の一方に偏った位置に設けられているため、長
手方向の他方に偏った位置にワイヤボンディングを施す
ことができ、ボンディング作業が容易になるとともに、
1つのチップ形成に必要な面積を小さくでき、1つのウ
エハからより多くのダイオードを形成することができ
る。
【0018】なお、チップ10の発光面側の周縁部に設
けられた面取り部21は、チップ10が真空吸着コレッ
ト(図示しない)によりピックアップされ、組立基板2
4上に運ばれる際に、その衝撃によりチップ10の発光
面側の周縁部が損傷されるのを防止している。
【0019】また、長方形状のチップ10は、その縦横
方向と結晶の劈開方向Xとを所定の角度で傾斜させて形
成しているため、後述するように化学エッチングにてチ
ップ10の載置面側の周縁部を面取りすることにより、
斜面が外に向かって凹面状に傾斜する長方形状のメサを
容易に形成することができる。特に本実施形態では傾斜
角θを45度としたため、斜面が外に向かって最適な具
合に傾斜する長方形状のメサを形成することができ、メ
サ斜面に最適な状態で絶縁膜形成等を行うことができ
る。また、チップ10の縦横方向でエッチングレートが
同一となり、チップ10の載置面側の周縁部の全体にわ
たって同一の幅と深さの面取り部15が形成されるた
め、ボンディングの際の余分な樹脂を面取り部15に均
等に溜めることができ、樹脂のチップ側面へのせり上が
り防止の効果を一層高めることができる。
【0020】なお、この傾斜角θは30度から60度の
間のいずれかの角度であってもよく、この場合は縦横方
向いずれか一方のメサ斜面の傾斜が緩くなり、他方のメ
サ斜面の傾斜が急になるが、それでも絶縁膜形成等にお
いて好適な状態の長方形状のメサが形成される。また、
この傾斜角θを20度から70度の間のいずれかの角度
にすれば、一方のメサ斜面の傾斜がさらに緩くなり、他
方のメサ斜面の傾斜がさらに急になるが、それでも絶縁
膜形成等において望ましい状態のメサが形成される。こ
の傾斜角θが20度から70度の範囲を超えた場合は、
メサ斜面のいずれか一方が内に向かって傾斜するよう面
取りされることがあり、いわゆる逆メサ状の面取り部が
形成される場合が生じ得るため、絶縁膜形成や電極形成
において均一性を保つためには、絶縁膜や電極形成に一
定の工夫が必要になる。
【0021】なお、この電流狭窄型発光ダイオードは、
以下のようにして製造される。
【0022】先ず、図6に示すとおり、ウエハ30のp
型クラッド層表面にフォトレジスト膜をパターニング
し、結晶の劈開方向Xに対し所定の角度θだけ傾斜した
長方形の格子状をなす露出部31を形成する。この劈開
方向Xは、GaAlAs結晶の場合であって、(1,
0,0)面と等価な面を使用した場合、<1,1,0>
方向である。また傾斜角θは、本実施形態では45度で
ある。次に、図7に示すように、露出部31に沿って化
学エッチングにより約50μmの溝32を形成する。つ
づいて、窒化シリコン膜及び酸化シリコン膜よりなる絶
縁膜16を形成し、さらにCr/Au電極17を形成す
る。そして、フォトレジスト膜をパターニングして円形
の露出部を形成し、その部分をp型クラッド層表面に達
するまでエッチングして接続部19を形成する。その後
AuBe/Au電極18を形成する。
【0023】次に、第2のn型クラッド層12表面に、
p型クラッド層面の溝32と位置が一致するような溝3
3を形成し、その後にAuGe/Ni/Au電極22を
形成する。そしてp型クラッド層面の接続部19の位置
と一致するように光取出し用の窓20を形成し、最後に
溝33に沿ってダイヤモンドカッターによりダイシング
することによってチップ化させる。なお、以上のような
製造工程を経ているため、本実施形態における電流狭窄
型発光ダイオードの発光面側の面取り部21は、以下の
ような機能も有する。すなわち、本実施形態では、長方
形状のチップ10の縦横方向と結晶の劈開方向Xとが4
5度で傾斜しているため、1チップ化のための劈開工程
を用いることが出来ず、ダイシングによりチップ個々を
分離する必要がある。従って、当該面取り部21(溝3
3に対応)はダイシングの目印として機能して、確実な
ダイシングを可能とする。また、当該面取り部21によ
りダイシングする厚みが小さくなるため、ダイシング時
のウエハへの負荷が軽減され、ウエハが結晶の劈開方向
Xに沿って割れる危険性を少なくすることができる。
【0024】次に、図8を参照して本実施形態にかかる
電流狭窄型発光ダイオードを用いた発光装置について説
明する。この発光装置は、図8の断面図に示すように、
本実施形態にかかる電流狭窄型発光ダイオードと直径が
400μm程度のボールレンズ35とから構成される。
ボールレンズ35はダイオードの光取出し用の窓20の
上方に位置し、電極22が円形に除去された部分に係合
された状態で光学接着剤36により固定されている。な
お、窓20は円形に凹んでおり、ボールレンズ35と第
2のn型クラッド層12の表面とが接触しないようにな
っている。
【0025】さて、この発光装置を構成する電流狭窄型
発光ダイオードに順方向にバイアスを加えると、光取出
し用の窓20から光が取り出されるが、出射光は出射角
が広く、発光パターンにむらが出る。そこで、ボールレ
ンズ35は、出射光を集束させて均一な投射光パターン
を作るのに役立っている。
【0026】このように、本発光装置によれば、ボール
レンズ35により出射光が集束され、むらのないより均
一な投射光パターンを得ることができる。従って、光電
スイッチに用いる場合、スイッチミスを減らすことがで
き、より高度な検出が可能となる。なお、特開昭57−
143880や特開昭62−279684においても、
電流狭窄型発光ダイオードが開示されているが、両者と
も円形の電流狭窄部をわずかに残し、その他の部分が大
きく面取りされている点で、本願発明とは構造が相違す
るだけでなく、本願の課題も解決できないものとなって
いる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、電流リークのない安定
した特性を得られる電流狭窄型発光ダイオード及びこれ
を用いた発光装置を提供することができる。すなわち、
電流狭窄型発光ダイオードを構成するチップの載置面側
を導電性樹脂接着剤等により組立基板上にボンディング
する場合、面取り部分に余分な樹脂が溜まることで、チ
ップ側面への樹脂のせり上がりが抑制され、電流のリー
クを防止することができる。また、面取り部分は外に向
かって傾斜しているので、面取り部分にも一定厚みの絶
縁膜を形成することができ、当該部分での電流のリーク
を防ぐことができるとともに、一定厚みの電極をも形成
することができ効率よく電流を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態の電流狭窄型発光ダ
イオードの平面図。
【図2】実施の形態の電流狭窄型発光ダイオードの底面
図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のB−B線断面図。
【図5】実施の形態の電流狭窄型発光ダイオードが組立
基板上にマウントされている状態を示す正面図。
【図6】実施の形態の電流狭窄型発光ダイオードの製造
工程を示す平面図。
【図7】実施の形態の電流狭窄型発光ダイオードの製造
工程を示す断面図。
【図8】実施の形態の電流狭窄型発光ダイオードを用い
た発光装置を示す断面図。
【図9】従来の電流狭窄型発光ダイオードを示す断面
図。
【符号の説明】
10…チップ、15…面取り部、20…光取出し用の
窓、21…面取り部、30…ウエハ、35…ボールレン
ズ、X…結晶の劈開方向、θ…傾斜角。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハから切り出された矩形のチ
    ップに電流狭窄構造と発光部が形成された電流狭窄型発
    光ダイオードにおいて、 当該チップの載置面側の周縁部を外に向かって傾斜する
    ように面取りして矩形のメサを設けたことを特徴とする
    電流狭窄型発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 前記チップの外形形状を長方形とし、当
    該チップの発光面側で長手方向の一方に偏った位置に光
    取出し窓を設けた請求項1に記載の電流狭窄型発光ダイ
    オード。
  3. 【請求項3】 前記チップの発光面側の周縁部は面取り
    されている請求項1または請求項2に記載の電流狭窄型
    発光ダイオード。
  4. 【請求項4】 前記矩形のチップの縦横方向は、結晶の
    劈開方向と所定の角度で傾斜している請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の電流狭窄型発光ダイオード。
  5. 【請求項5】 前記所定の角度は、20度から70度の
    間のいずれかの角度である請求項4に記載の電流狭窄型
    発光ダイオード。
  6. 【請求項6】 前記所定の角度は、30度から60度の
    間のいずれかの角度である請求項4に記載の電流狭窄型
    発光ダイオード。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の電流狭窄型発光ダイオードと、当該電流狭窄型発光ダ
    イオードの発光面側に固定されるレンズとから構成され
    ることを特徴とする発光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201121A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Citizen Electronics Co Ltd 半導体発光素子及びその製造方法
JP2009252998A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Sanyo Electric Co Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2011119521A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Sharp Corp 半導体レーザチップ、半導体レーザ装置および半導体レーザチップの製造方法

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