JP2004067153A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装容器の外観を損なうことなく、1つの閉じ動作で容器本体の開口部を蓋体で閉止する。
【解決手段】コーナー部に被嵌合部が形成された容器本体2と、この容器本体の開口部を開閉可能であり、かつコーナー部に前記容器本体の被嵌合部に対して嵌合可能な嵌合部が形成された蓋体3と、前記容器本体と蓋体とを連結するヒンジ部4とで包装容器を構成する。この包装容器は、前記ヒンジ部4の一方の縁部から平坦部23を介して前記蓋体の嵌合部22aに延びる第1の延出部24と、他方の縁部から傾斜部25を介して前記容器本体の被嵌合部13aに延びる第2の延出部26とを備えており、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面6b及び前記蓋体の天面15bを同一面又は平行に位置させたとき、前記ヒンジ部の縦方向の断面において、前記平坦部よりも前記傾斜部の上端の高さが高い。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡単な操作でスムーズに容器本体と蓋体とを嵌合できる食品(菓子などを含む)などを収容するのに適した包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
菓子などの食品を収容する包装容器の1つとして、プラスチック製の容器本体と蓋体とがヒンジを介して一体化された容器などが用いられている。このような容器では、容器本体と蓋体との閉止作業を容易にするため、容器本体と蓋体とをスムーズに嵌合及び閉止できることが要求される。
【0003】
図4は、従来の包装容器の一例を示す部分断面図であり、図5は、図4の包装容器の部分切欠斜視図である。この包装容器は、プラスチックシートを成形することにより形成されており、容器本体32と蓋体33とがヒンジ部34を介して連結されている。容器本体32は、収容凹部35を有しており、この収容凹部は、底壁36と、この底壁の周縁部から外方に傾斜して形成された側壁37と、この傾斜側壁37の上縁から側方に延び、かつ周縁部に形成された頂面38を有する断面コ字状の凸部39を有し、この凸部の外壁40には凹状被嵌合部43が形成されている。蓋体33は、容器本体32の収容凹部35に対応する膨出部44を有しており、この膨出部は、天壁45と、この天壁の周縁部に外方に傾斜して形成された傾斜側壁46と、前記容器本体32の凸部39に対応して傾斜側壁46の周縁部に形成された断面L字状の折曲部47とを有している。前記折曲部47の壁面50には前記容器本体32の被嵌合部43に対して嵌合可能な凸状嵌合部52が形成されている。ヒンジ部34の一方の端部には、第1の平坦部53を介して蓋体33の嵌合部52に延びる第1の延出部54が形成され、他方の端部には第2の平坦部55を介して、容器本体32の被嵌合部43に延びる第2の延出部56が形成されており、蓋体33側の第1の平坦部53と容器本体32側の第2の平坦部55とは高さが同レベルである。
【0004】
このような容器では容器本体32に対して、閉じ方向に蓋体33を回動させて、嵌合部と被嵌合部とを嵌合させることができる。しかし、図5に示すように、容器本体32に対する蓋体33の閉じ動作に伴って、第1の平坦部53と第2の平坦部55とが接触した状態で、ヒンジ部34に蓋体33方向への引張り力が作用するため、嵌合部と被嵌合部とが位置ずれし、簡便かつ緊密に嵌合させるのが困難となる。
【0005】
また、実用新案登録第2597923号公報には、前記のような一体型の容器において、ヒンジの容器本体側のヒンジ部有効長を蓋体側のヒンジ部有効長よりも短くすることにより、容器本体に形成された嵌合部と蓋体に形成された嵌合部とを互いに嵌合させて、1動作で閉止、包装することができる閉止嵌合容器が開示されている。
【0006】
図6は、このような従来の包装容器の一例を示す部分断面図であり、図7は、図6の包装容器の部分切欠斜視図である。この包装容器は、プラスチックシートを成形することにより形成されており、容器本体62と蓋体63とがヒンジ部64を介して連結されている。容器本体62は、収容凹部65を有しており、この収容凹部は、底壁66と、この底壁の周縁部から外方に傾斜して形成された側壁67と、この傾斜側壁67の上縁から側方に延び、かつ周縁部に形成された頂面68を有する断面コ字状の凸部69を備えており、この凸部の外壁70には凹状被嵌合部73が形成されている。蓋体63は、容器本体62の収容凹部65に対応する膨出部74を有しており、この膨出部は、天壁75と、この天壁の周縁部に外方に傾斜して形成された傾斜側壁76と、前記容器本体62の凸部69に対応して傾斜側壁76の周縁部に形成された断面L字状の折曲部77とを有している。前記折曲部77の壁面80には前記容器本体62の被嵌合部73に対して嵌合可能な凸状嵌合部82が形成されている。ヒンジ部64の一方の端部には、第1の平坦部83を介して蓋体63の嵌合部82に延びる第1の延出部84が形成され、他方の端部には第2の平坦部85を介して、容器本体62の被嵌合部73に延びる第2の延出部86が形成されており、蓋体63側の第1の平坦部83が容器本体62側の第2の平坦部85より高さがd2だけ高くなっている。
【0007】
このような容器では容器本体62に対して、閉じ方向に蓋体63を回動させて、嵌合部と被嵌合部とを嵌合させることができる。しかし、図7に示すように、容器本体62に対する蓋体63の閉じ動作に伴って、蓋体63側のヒンジ部64が上方に持ち上げられてヒンジ部64が拡径し、嵌合部と被嵌合部とが位置ずれするとともに、収容物(特に流動物)がヒンジ部64から漏れ易く、また逆にヒンジ部64からほこりなどの異物が入り易くなる虞がある。また、容器本体側のヒンジ部有効長を蓋体側のヒンジ部有効長よりも短くしているため、容器本体と蓋体とが非平行状態に見え、デザイン性に劣る。
【0008】
実開昭49−38603号公報では、蓋体と本体とで構成され、一部が連結部によって連結されている嵌合可能な容器において、本体の外周縁部と、蓋体の外周縁部と、本体及び連結部間の接続縁部とが同一平面上になるように形成され、蓋体の外周縁部の内側には立上がり部が、その内側には段部がそれぞれ形成され、蓋体の外周縁部のうち連結部に接続する接続縁部が前記段部と同一平面に形成された容器が開示されている。この容器では、本体側の接続縁部に比べて、蓋体側の接続縁部の高さが段部の分だけ低くなっている。実開昭61−66105号公報には、本体と被蓋とを蝶番で連結したフードパックにおいて、前記蝶番が本体側の幅が広く彎曲部が大きい蝶番と被蓋側の幅が狭く、彎曲面が小さい蝶番との2段の蝶番であり、被蓋の蝶番と接する縁以外の3辺の縁を延長して本体の周側縁が没入するように折り曲げられたパックが開示されている。しかし、これらの容器では、本体と蓋体とを一動作でスムーズに嵌合できない。また、後者のフードパックでは、蝶番部の断面が大きくなり、収容物が漏れたり、異物が侵入する虞がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、容器の外観を損なうことなく、1つの閉じ動作で容器本体の開口部を蓋体で閉止できる包装容器を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、簡単な操作でスムーズに嵌合及び閉止できる包装容器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、容器本体と蓋体とがヒンジ部で連結された包装容器において、ヒンジ部の縦方向の断面において、ヒンジ部と蓋体との間に形成された平坦部に対して、ヒンジ部と容器本体との間に形成された傾斜部の上端の高さを高くすることにより、1つの閉じ動作で容器本体のコーナー部の被嵌合部に対して、蓋体のコーナー部の嵌合部を簡便かつスムーズに嵌合させることができることを見出し、本発明を完成した。
【0012】
すなわち、本発明の包装容器は、コーナー部に被嵌合部が形成された容器本体と、この容器本体の開口部を開閉可能であり、かつコーナー部に前記容器本体の被嵌合部に対して嵌合可能な嵌合部が形成された蓋体と、前記容器本体と蓋体とを連結するヒンジ部とで構成されている。そして、前記ヒンジ部の一方の縁部から第1の平坦部を介して前記蓋体の嵌合部に延びる第1の延出部と、他方の縁部から傾斜部を介して前記容器本体の被嵌合部に延びる第2の延出部とを備えており、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、前記ヒンジ部の縦方向の断面において、前記第1の平坦部よりも前記傾斜部の上端の高さが高い。そのため、傾斜部が余裕部として機能し、蓋体の閉じ動作(外方側での嵌合動作)に伴って、第1の平坦部が傾斜部に向かって回動するとともにヒンジ部側で被嵌合部に対して嵌合部が嵌合し、外方側の被嵌合部と嵌合部とで嵌合する。従って、1つの閉じ動作(ワンタッチ動作)により容器本体と蓋体とをそれぞれのコーナー部で嵌合できる。さらに、前記容器本体の底面と前記蓋体の天面とを同一面又は平行に位置させることができるので、外観を損ねることもない。
【0013】
前記縦方向の断面において、傾斜部の上端は、第1の平坦部に比べて0.5〜4mm高くてもよく、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、傾斜部の角度は1〜60°であってもよい。蓋体が開いた状態で、容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、傾斜部の断面は直線状又は上方に湾曲した曲線状であってもよい。
【0014】
前記容器本体は、収容凹部と、この収容凹部の側壁の上縁から側方に延び、かつ周縁部に形成された断面コ字状の凸部と、この凸部の外壁の周縁部から側方に延びるフランジと、前記凸部の外壁に形成された凹状被嵌合部とで構成してもよく、蓋体は、天壁と、この天壁の周縁部から延びる側壁と、この側壁の周縁部に形成され、かつ前記容器本体の凸部に対応する断面L字状の折曲部と、この折曲部の周縁部から側方に延びるフランジとで構成してもよい。前記折曲部は、前記容器本体の凸部の頂面に対応し、かつ前記蓋体の側壁から側方に延びる第2の平坦部と、前記容器本体の凸部の外壁に対応し、かつ前記第2の平坦部の周縁部から延びる壁部とを有していてもよい。このような前記折曲部の壁部に凸状嵌合部が形成されている包装容器において、ヒンジ部の縦方向の断面において、傾斜部全体の高さは、前記容器本体側のフランジ又は第2の延出部よりも低くてもよい。
【0015】
前記容器本体及び蓋体において、ヒンジ部側のコーナー部に被嵌合部及び嵌合部をそれぞれ形成し、ヒンジ部に対して外方側のコーナー部に被嵌合部及び嵌合部をそれぞれ形成し、前記外方側の被嵌合部に対して嵌合部を嵌合させる閉じ動作に伴って、前記ヒンジ部側の被嵌合部に対して、嵌合部は嵌合可能であってもよい。容器本体に対する蓋体の閉じ動作に伴って、第1の平坦部と傾斜部とが少なくとも部分的に接触してもよく、第1の延出部と第2の延出部とが接触可能であってもよい。
【0016】
容器本体及び蓋体のうちヒンジ部側のコーナー部はアール状に形成されていてもよく、このアール状コーナー部の両端から延びる垂線の交点を中心とし、この交点からヒンジ部へ延ばした垂線の角度を0°としたとき、ヒンジ部側の嵌合部を、アール状コーナー部のうち、角度0〜60°(例えば、0〜45°)の範囲に形成してもよい。このような範囲にヒンジ部側の嵌合部を形成することによりヒンジ部側の嵌合部と被嵌合部との嵌合を容易にでき、外方側の嵌合部と被嵌合部とを嵌合させるという1つの閉じ動作で、ヒンジ部側の嵌合部と被嵌合部とをより円滑に嵌合できる。
【0017】
なお、本明細書において、「被嵌合部」と「嵌合部」とは相対的な用語であり、互いに嵌合可能である限り、容器本体に嵌合部を形成し、蓋体に被嵌合部を形成してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明をさらに詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の包装容器の一例を示す概略斜視図であり、図2は、図1の要部断面図であり、図3は、図2において、蓋体を閉じた状態での要部切欠斜視図である。
【0020】
包装容器1は、プラスチックシートを成形することにより平面方形状に形成されており、食品などの収容物を収容するためのプラスチック製容器本体2と、この容器本体2の開口部を開閉可能であるプラスチック製蓋体3と、前記容器本体2と蓋体3とを連結するプラスチック製ヒンジ部4とで構成されている。容器本体2及び蓋体3は、それぞれ平面形状が方形状(この例では長方形状)に形成されている。
【0021】
前記容器本体2は、収容凹部5を有しており、この収容凹部は、底壁6aと、この底壁6aの周縁部に形成された側壁7とで構成されている。前記容器本体2は、さらに前記側壁7の上縁から側方に延び、かつ周縁部に形成された頂面8を有する断面コ字状の凸部9と、この凸部9の外壁10の周縁部から側方に延びるフランジ11とを有している。
【0022】
前記容器本体2の開口部を開閉可能な蓋体3は、前記収容凹部5に対応して形成された膨出部14を備えており、この膨出部は、天壁15aと、この天壁15aの周縁部から延びる側壁16とで構成されている。前記側壁16の周縁部には、前記容器本体2の凸部9に対応して形成された断面L字状の折曲部17が形成され、この折曲部の周縁部には、この周縁部から側方に延びるフランジ18が形成されている。
【0023】
前記折曲部17は、前記容器本体2の凸部9を囲撓又は覆うことができ、凸部9に対して接触可能であってもよい。すなわち、前記折曲部17は、前記容器本体2の凸部9の頂面8に対応し、かつ前記側壁16から側方に延びる平坦部(第2の平坦部)19と、前記容器本体2の凸部9の外壁10に対応し、かつ前記第2の平坦部19の周縁部から延びる壁部20とを有している。
【0024】
前記ヒンジ部4は、縦方向の断面において、湾曲した凹状の形状を有している。また、蓋体3の開閉動作を容易にするため、ヒンジ部4の幅は容器1の外縁近くで湾曲して、狭まっている。そのため、収容物の漏れを防いで、外部からの異物の侵入を防止できる。
【0025】
前記容器本体2は、アール状コーナー部12において、凸部9の外壁10に、被嵌合部(凹状被嵌合部)13を備えており、前記蓋体3は、アール状コーナー部21において、折曲部17の壁部20に、前記容器本体2の被嵌合部13に対して嵌合可能な嵌合部(凸状嵌合部)22を備えている。
【0026】
より詳細には、容器本体2及び蓋体3において、ヒンジ部4側のコーナー部12a,12b,21a,21bには、被嵌合部13a,13b及び嵌合部22a,22bがそれぞれ形成され、ヒンジ部4に対して外方側のコーナー部12c,12d,21c,21dには、被嵌合部13c,13d及び嵌合部22c,22dがそれぞれ形成されている。
【0027】
蓋体3のうち、ヒンジ部4側のコーナー部において、容器本体2の凸部9と接触することなく、容器本体2への蓋体3の閉じ動作を容易にするため、凸状嵌合部22a,22bはヒンジ部4側に形成されており、蓋体3の側部(ヒンジ部4に隣接する側部)には、凸状嵌合部が実質的に形成されていない。すなわち、ヒンジ部4側のコーナー部において、凸状嵌合部を容器の側部に形成すると、ワンタッチ嵌合に大きな力を必要とする。図1の例では、アール状コーナー部において、前記ヒンジ部4側の被嵌合部及び嵌合部は、前記アール状コーナー部の両端から延びる垂線の交点を中心とし、この交点からヒンジ部4へ延ばした垂線の角度を0°としたとき、角度0〜45°の領域に凸状嵌合部22a,22bが形成されている。
【0028】
また、ヒンジ部3に対して対向する辺(外方側)のコーナー部では、嵌合強度を高めるため、嵌合部22c,22d及び被嵌合部13c,13dは、コーナー部全体にわたって湾曲して形成されている。
【0029】
前記蓋体3のうち、ヒンジ部4側のコーナー部12a,12b,21a,21bには、前記ヒンジ部4の一方の端部から平坦部(第1の平坦部)23を介して前記蓋体3の嵌合部22a,22bに延びる第1の延出部24が形成され、容器本体のうちヒンジ部4の他方の端部から傾斜部25を介して前記容器本体2の被嵌合部13a,13bに延びる第2の延出部26とが形成されている。前記第1の延出部24は、第1の平坦部23からほぼ直交する方向に延び、凸状嵌合部22a,22bに至っている。また、前記傾斜部25は、開放状態において、ヒンジ部4から容器本体の開口部に向かって、斜め上方に延びており、第2の延出部26は傾斜部25の上端から第1の延出部24とほぼ平行に上方に延び、凹状被嵌合部13a,13bに至っている。
【0030】
そして、前記蓋体3が開いた状態において、前記容器本体2の底面6b及び前記蓋体3の天面15bを同一面又は平行に位置させたとき、前記ヒンジ部4の縦方向の断面において、前記第1の平坦部23よりも前記傾斜部25の上端の高さが高くなっている。図1及び図2の例では、傾斜部25の上端は、蓋体3側の第1の平坦部23に比べて、0.5〜3mm程度高くなっている。また、前記蓋体3が開いた状態において、前記容器本体2の底面6b及び前記蓋体3の天面15bを同一面又は平行に位置させたとき、上記底面6b又は天面15bを基準として、傾斜部25の角度は10〜45°程度である。
【0031】
なお、把持性を高め、蓋体3を容器本体2から外すための嵌合解除操作を容易にするため、ヒンジ部4に対して外方側のコーナーの縁部27,28には、エンボス加工などの粗面加工が施されている。
【0032】
このような容器では、縦方向の断面において、容器本体側の傾斜部の上端の高さを第1の平坦部の高さより高くすることにより、蓋体の閉じ動作に伴って、ヒンジ部が変形しても、傾斜部と第1の平坦部とを効率よく接触でき、ヒンジ部に対して外方側の被嵌合部とこの被嵌合部に対応する嵌合部との嵌合のみならず、ヒンジ部側の被嵌合部及び嵌合部までもスムーズに嵌合させることができる。すなわち、容器本体2への蓋体3の閉じ動作に伴って、前記外方側の被嵌合部13c,13dと、嵌合部22c,22dとの嵌合に先だって、ヒンジ部側の被嵌合部13a,13bと嵌合部22a,22bとをそれぞれ嵌合可能である。そのため、前記外方側の被嵌合部13c,13dに対する嵌合部22c,22dの嵌合動作に伴って、前記ヒンジ部側の被嵌合部13a,13bに対して、嵌合部22a,22bを嵌合可能である。また、容器本体2に対する蓋体3の閉じ動作に伴って、第1の平坦部23と傾斜部25とは接触可能であり、第1の延出部24と第2の延出部26とも接触可能である。
【0033】
また、ヒンジ部4の縦方向の断面において、前記容器本体2側のフランジ11又は第2の延出部26より傾斜部25の高さは低くなっている。
【0034】
本発明において、傾斜部上端と第1の平坦部との高低差は前記範囲に限定されず、例えば、傾斜部の上端は、第1の平坦部に比べて、0.5〜4mm、好ましくは1〜3.5mm、さらに好ましくは1.5〜3mm程度高くしてもよい。
【0035】
傾斜部の断面形状は、特に制限されず、蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、図2に示すように直線状であってもよく、湾曲した曲線状(上方に湾曲した曲線状など)に傾斜していてもよい。傾斜部の傾きは、前記範囲に限定されず、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、例えば、1〜60°、好ましくは2〜50°(例えば、5〜50°)、さらに好ましくは2〜48°(10〜48°)、特に15〜45°程度であってもよい。なお、傾斜部の断面形状が湾曲した曲線状である場合、傾斜部の傾きとは、傾斜部の下端と上端とを結ぶ直線の傾きとして表わすことができる。
【0036】
容器本体に対する蓋体の閉じ動作に伴って、容器本体側の傾斜部と第1の平坦部とは少なくとも一部が接触可能であってもよく、全面で接触させてもよい。
【0037】
前記傾斜部は、容器本体側のフランジの延長部として構成してもよく、前記第1の平坦部は、蓋体側のフランジの延長として構成してもよい。従って、容器本体において、傾斜部と第2の延出部との間には、フランジが形成されていてもよく、傾斜部とフランジとが一体化されていてもよい。同様に、蓋体において、平坦部と第1の延出部との間には、フランジが形成されていてもよく、前記第1の平坦部とフランジとが一体化されていてもよい。
【0038】
このような容器本体及び蓋体が連結されている一体型容器において、容器本体に対する蓋体の閉じ動作に伴って、外方側の嵌合部及び被嵌合部よりも、ヒンジ部側の嵌合部及び被嵌合部が早く嵌合する必要がある。この嵌合操作において、ヒンジ部側のコーナー部全体に凸状嵌合部を形成すると、嵌合に対する抵抗が生じ易い。そのため、前記コーナー部において、少なくともヒンジ部側の嵌合部は、ヒンジ部側に隣接する側部よりもヒンジ部側に形成することにより、外方側での嵌合に先立って、ヒンジ部側での嵌合を円滑に行うことができ、主に外方側の嵌合を利用して閉じ動作を行うだけで、ヒンジ部側での嵌合をもスムーズに行うことができる。
【0039】
ヒンジ部側の嵌合部は、コーナー部(アール状コーナー部など)のうち、ヒンジ部側に形成すればよく、特に前記範囲に限定されず、前記コーナー部の両端から延びる垂線の交点を中心とし、この交点からヒンジ部4へ延ばした垂線の角度を0°としたとき、0〜60°(例えば、5〜60°)、好ましくは10〜60°、さらに好ましくは10〜50°程度の範囲、特に45°以下(10〜45°程度)の範囲に形成できる。
【0040】
ヒンジ部側の被嵌合部、並びに外方側の嵌合部及び被嵌合部は、特に制限されず、コーナー部(アール状コーナー部など)の全体に亘って形成でき、前記コーナー部の両端から延びる垂線の交点を中心とし、この交点からヒンジ部4へ延ばした垂線の角度を0°としたとき、例えば、−20°〜110°、好ましくは−10°〜100°、さらに好ましくは0〜90°程度の範囲に形成できる。なお、ヒンジ部側の被嵌合部は、前記ヒンジ部側の嵌合部と同様の範囲でヒンジ部側に形成してもよい。
【0041】
外方側の嵌合部及び被嵌合部の形状及びサイズは、角度45°を中心として、対称又は非対称のいずれであってもよい。また、外方側の嵌合部及び被嵌合部は、コーナー部に限らず、容器本体及び蓋体のうち、ヒンジ部に対して対向する外側部に形成してもよい。さらに、容器の形状によっては、容器本体及び蓋体のうち、ヒンジ部側及び外方側にそれぞれ少なくとも1つの嵌合部及び被嵌合部を形成してもよい。
【0042】
なお、本発明の包装容器は、前記縦方向の断面において、容器本体側の傾斜部の上端の高さを蓋体側の第1の平坦部の高さより高くすればよく、蓋体による容器本体の閉塞操作に伴って、容器本体の被嵌合部と蓋体の嵌合部とをスムーズに嵌合可能である限り、容器本体及び蓋体の各部位の構造および形状は特に制限されない。例えば、前記容器本体及び蓋体の側壁は、傾斜した傾斜壁であってもよい。前記容器本体の側壁は、直線状に傾斜していてもよく、容器本体の外方へ湾曲していてもよい。外方に傾斜している場合、傾斜壁の傾斜角度は、例えば、底壁からの角度20〜90°程度、好ましくは30〜85°程度、さらに好ましくは35〜80°程度の範囲から選択できる。また、蓋体は、前記容器本体の収容凹部を覆うためのカバー部を備えていればよく、このカバー部は、前記膨出部のように外方に膨出している必要はなく、収容物の種類や量などに応じて適当な形状に形成できる。
【0043】
容器1を傾けても食品などの収容物が位置ずれするのを抑制するため、収容凹部には、収容凹部を複数個に区分けする仕切を設けてもよい。仕切は、食品などの収容物のサイズ又は形状に合わせて形成してもよい。また、同様の目的で、容器本体の底壁及び側壁には、凹溝、リブ、又は突起部などを形成してもよい。凹溝、リブや突起部などは、規則的又はランダムに複数個形成してもよく、それぞれ組合せて形成してもよい。また、突起部は、収容物のずれや移動を防止可能な形状であればよく、三角形状、四角形状(台形状、長方形状など)などの多角形状、半円形状、半楕円形状などの種々の形状の突起部などであってもよい。
【0044】
容器本体及び蓋体のフランジは、必ずしも必要ではなく、いずれか一方の部材にのみ形成してもよい。嵌合解除操作を容易にするためには、フランジを形成するのが有利である。従って、嵌合解除操作を容易にするため、容器本体及び/又は蓋体の周縁部の一部、例えば、外方側にのみフランジを形成したり、外方側のコーナー部にのみフランジを形成し、つまみとして利用してもよい。
【0045】
容器本体の外方側のコーナーの縁部において、滑り止め加工(粗面加工)は必ずしも必要ではない。また、容器本体及び蓋体の双方の外方側のコーナーの縁部に滑り止め加工してもよい。
【0046】
さらに、前記容器本体の被嵌合部に対して前記蓋体の嵌合部は、互いに実質的に対応又は適合した位置およびサイズ(平面形状において)で形成されていればよく、被嵌合部及び嵌合部の形状及び構造も前記嵌合凸部及び嵌合凹部に限らず、種々の形状や構造が採用できる。
【0047】
容器の平面形状は、ヒンジ部を有する限り、方形状の他、三角形状、五角形状などの多角形状、円形状、楕円形状などであってもよい。
【0048】
本発明の包装容器において、容器本体、蓋体、ヒンジ部は、それぞれ透明、半透明又は不透明であってもよいが、少なくともプラスチック製蓋体は透明であるのが好ましく、通常、いずれも透明であるのが好ましい。
【0049】
前記包装容器において、容器本体、蓋体、ヒンジ部は、それぞれ異素材で形成してもよいが、通常は、同一又は同系統の素材で形成でき、例えば、紙(ラミネート紙や撥水紙などを含む)で形成してもよく、プラスチックシートで形成してもよい。包装容器は、通常、プラスチックシートで形成する場合が多く、包装用容器は、射出成形などの方法で成形してもよいが、通常、種々のプラスチックシート(ポリオレフィン系樹脂シート、スチレン系樹脂シート、ハロゲン化ビニル系樹脂シート、ポリエステル系樹脂シートなどの熱可塑性樹脂シートなど)を慣用の方法(真空成形、吹き込み成形、圧空成形、マッチドモールド成形などの熱成形法)で成形加工することにより形成できる。
【0050】
本発明の包装容器は、種々の収容物、例えば、食品(菓子類も含む)などを収容するための容器として有用である。
【0051】
【発明の効果】
本発明では、容器本体と蓋体とがヒンジ部で連結された一体型容器において、ヒンジ部を介して形成された容器本体側の傾斜部と蓋体側の第1の平坦部との高さの関係において、前記傾斜部の上端と前記第1の平坦部に対して高くするので、容器の外観を損なうことなく、1つの閉じ動作で容器本体の開口部を蓋体で閉止できる。また、簡単な操作でスムーズに嵌合及び閉止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の包装容器の一例を示す概略斜視図である。
【図2】図2は図1の包装容器の要部断面図である。
【図3】図3は図1の要部切欠斜視図である。
【図4】図4は、従来の包装容器の一例を示す部分断面図である。
【図5】図5は、図4の包装容器の部分切欠斜視図である。
【図6】図6は、従来の包装容器の他の例を示す部分断面図である。
【図7】図7は、図6の包装容器の部分切欠斜視図である。
【符号の説明】
1…包装容器
2…容器本体
3…蓋体
4…ヒンジ部
6b…容器本体の底面
13,13a,13b,13c,13d…被嵌合部
15b…蓋体の天面
22,22a,22b,22c,22d…嵌合部
23…第1の平坦部
24…第1の延出部
25…傾斜部
26…第2の延出部

Claims (7)

  1. コーナー部に被嵌合部が形成された容器本体と、この容器本体の開口部を開閉可能であり、かつコーナー部に前記容器本体の被嵌合部に対して嵌合可能な嵌合部が形成された蓋体と、前記容器本体と蓋体とを連結するヒンジ部とで構成された容器であって、前記ヒンジ部の一方の縁部から第1の平坦部を介して前記蓋体の嵌合部に延びる第1の延出部と、他方の縁部から傾斜部を介して前記容器本体の被嵌合部に延びる第2の延出部とを備えており、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、前記ヒンジ部の縦方向の断面において、前記第1の平坦部よりも前記傾斜部の上端の高さが高い包装容器。
  2. 縦方向の断面において、傾斜部の上端が第1の平坦部に比べて0.5〜4mm高く、前記蓋体が開いた状態で、前記容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、傾斜部の角度が1〜60°である請求項1記載の包装容器。
  3. 蓋体が開いた状態で、容器本体の底面及び前記蓋体の天面を同一面又は平行に位置させたとき、傾斜部の断面が直線状又は上方に湾曲した曲線状である請求項1記載の包装容器。
  4. 容器本体が、収容凹部と、この収容凹部の側壁の上縁から側方に延び、かつ周縁部に形成された断面コ字状の凸部と、この凸部の外壁の周縁部から側方に延びるフランジと、前記凸部の外壁に形成された凹状被嵌合部とで構成され、蓋体が、天面と、この天面の周縁部から延びる側壁と、この側壁の周縁部に形成され、かつ前記容器本体の凸部に対応する断面L字状の折曲部と、この折曲部の周縁部から側方に延びるフランジとで構成されており、前記折曲部が、前記容器本体の凸部の頂面に対応し、かつ前記蓋体の側壁から側方に延びる第2の平坦部と、前記容器本体の凸部の外壁に対応し、かつ前記第2の平坦部の周縁部から延びる壁面とを有しており、前記折曲部の壁面に凸状嵌合部が形成されている包装容器であって、ヒンジ部の縦方向の断面において、前記容器本体側のフランジ又は第2の延出部よりも傾斜部全体の高さが低い請求項1記載の包装容器。
  5. 容器本体及び蓋体において、ヒンジ部側のコーナー部に被嵌合部及び嵌合部がそれぞれ形成され、ヒンジ部に対して外方側のコーナー部に被嵌合部及び嵌合部がそれぞれ形成されており、前記外方側の被嵌合部に対して嵌合部を嵌合させる閉じ動作に伴って、前記ヒンジ部側の被嵌合部に対して、嵌合部を嵌合可能である請求項1記載の包装容器。
  6. 容器本体に対する蓋体の閉じ動作に伴って、第1の平坦部と傾斜部とが少なくとも部分的に接触可能であり、かつ第1の延出部と第2の延出部とが接触可能である請求項4記載の包装容器。
  7. 容器本体及び蓋体のうちヒンジ部側のコーナー部がアール状に形成されており、このアール状コーナー部の両端から延びる垂線の交点を中心とし、この交点からヒンジ部へ延ばした垂線の角度を0°としたとき、ヒンジ部側の嵌合部が、アール状コーナー部のうち、角度0〜60°の範囲に形成されている請求項1記載の包装容器。
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