JP2004065122A - 無菌食品の製函製造法 - Google Patents

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鈴木 喜作
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Abstract

【課題】容器の成形と食品の充填、焼成あるいは蒸成、殺菌、閉蓋の各工程を一貫作業で効率良く行なうようにした無菌食品の製函製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】食品成形型3の雌型4と雄型5の間に耐熱性の製函用フィルム2を介在させた状態で雌雄両型4、5を噛合してこれら型に対応する形状のフィルム容器6を成形する工程と、雌型両型4、5の離型後、当該容器6の内部に食品8を充填する工程と、その食品8を焼成または蒸成処理する工程と、フィルム容器6の開口部7を密封状態で閉鎖する工程とを具備してなることを特徴とする。
【選択図】     図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無菌食品の製函製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、あらかじめ成形したプラスチック製等の容器に食品を充填し、容器開口部を耐熱性フィルムで熱シールした後に、全体を加熱殺菌する食品の製造法は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の食品の製造法では、あらかじめ成形した容器に食品を充填し製造するものであるから、容器の成形と食品の充填と別工程で行なわれる分、製造効率が低下するという問題がある。
【0004】
本発明は、このような問題点を解消すべく、容器の成形と食品の充填、焼成あるいは蒸成、殺菌、および閉蓋の各工程を一貫作業で効率良く行なうようにした無菌食品の製函製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る無菌食品の製函製造方法は、食品成形型の雌型と雄型の間に耐熱性の製函用フィルムを介在させた状態で雌雄両型を噛合してこれら型に対応する形状のフィルム容器を成形する工程と、雌型両型の離型後、当該容器の内部に食品を充填する工程と、その食品を焼成または蒸成処理する工程と、フィルム容器の開口部を密封状態で閉鎖する工程とを具備してなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る無菌食品の製函製造法の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図10は、同上製造法の各工程図を示している。
【0007】
図1において、1は、耐熱性の製函用フィルム2の巻きロールである。この巻きロール1における耐熱性のフィルム2としては、アルミニウム箔フィルム、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、アルミ箔とポリエチレン、ポリプロピレン、薄板紙などをラミネートしたフィルム等が適している。
【0008】
次いで、前記巻きロール1の製函用フィルム2を繰り出し、これを所定の長さに切断し、図2に示したように食品成形型3の雌型4と雄型5の間に介在させる。このとき、雌型4と雄型5とは互いに噛合できるように向い合っている。そして、この状態で図3に示したように、雄型5を直ぐに降下させ雌型4に完全に噛合した後、図4に示したように雄型5を上昇させて雌型4から完全に引き抜いて両型を離型させる。
このようにして製函用フィルム2は、雌型両型4、5に対応する底面および側面形状(例えば、三角形や円形等)のフィルム容器6に、上方に開口部7を有して成形される。
【0009】
次いで、このフィルム容器6の内部に食品8を充填する。この食品8の充填は図5〜図8に示したように、充填ノズル9をフィルム容器6の開口部7に向けて、充填された食品8の上面が雌型4の開口水平面4aに略合致する位置まで行なう。
【0010】
この実施形態では、2個の充填ノズル9a、9bを使用し、先ず最初の充填ノズル9aからフィルム容器6内部に食品8として、菓子の外皮材料8a(例えば、スポンジケーキ材料)を充填し、その後、次の充填ノズル9bからセンター材料8b(例えば、餡)を充填する。このとき、図8に示したようにセンター材料8bは外皮材料8aのほぼ中心部に位置させる。
なお、充填ノズル9の数は、食品8の種類に応じて1個あるいは3個以上あっても良い。
【0011】
食品8としては、菓子だけではなく、例えばチルド食品、ヌードル食品、カレー、シチューのルー、スープ類等を使用することもできる。
【0012】
次いで、食品8を充填したフィルム容器6を焼成装置(図示しない)に入れ、所要の温度(例えば、180℃〜220℃)で食品8を焼成する。食品によっては焼成装置ではなく、蒸成装置で蒸成する。同時に、この焼成あるいは蒸成によって食品8は殺菌される。
【0013】
次いで、このようにして食品8を充填し、焼成(蒸成)、殺菌の各処理を施したフィルム容器6の上方開口部7を密封状態で閉鎖する。
このとき、図9に示したようにフィルム容器6の上方開口部7を折り畳んで食品8の上面に密着するように閉蓋7aしても良く、また、図10に示したように上方開口部7を絞り包装8bし、その周りリボン掛け10しても良い。
なお、フィルム容器6の閉蓋後、焼成等の処理を行なうこともできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように、食品成形型の雌型と雄型の間に耐熱性フィルムを介在させた状態で雌雄両型を噛合してこれら型に対する形状のフィルム容器を成形し、雌雄両型の離型後、フィルム容器の内部に食品を充填し、その食品を焼成または蒸成、閉蓋するものであるから、食品容器の成形、当該容器に対する食品の充填、焼成または蒸成、殺菌および閉蓋の各工程を一貫作業で効率良く行なうことができる。
【0015】
また、成形されたフィルム容器は、立体的造形の製函スタイルで、仕上げることができるから、視覚的に豪華なイメージ、つまり商品に対する高級感、品質や味の良好性等を消費者に付与することができ、結果として商品価値の高い無菌食品の製函体を低コストで提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】製函用フィルムの巻きロールを示す側面図である。
【図2】雄型、雌型、製函用フィルムの噛合前の説明図である。
【図3】雄型、雌型、製函用フィルムの噛合中の説明図である。
【図4】噛合後、雄型を雌型から引き抜いた離型時の説明図である。
【図5】雌型内のフィルム容器中に第1充填ノズルで食品(外皮材料)を充填している状態を示す説明図である。
【図6】雌型内のフィルム容器中に食品(外皮材料)を充填した状態を示す説明図である。
【図7】雌型内のフィルム容器中に第2充填ノズルで食品(センター材料)を充填している状態を示す説明図である。
【図8】雌型内のフィルム容器中に食品(センター材料)を充填した状態を示す説明図である。
【図9】フィルム容器の上方開口部を密着状態に閉蓋した食品の断面図である。
【図10】フィルム容器の上方開口部を絞り包装し、その周りにリボン掛けした食品の断面図である。
【符号の説明】
2  製函用フィルム
3  食品成形型
4  雌型
5  雄型
6  フィルム容器
7  上方の開口部
8  食品

Claims (1)

  1. 食品成形型の雌型と雄型の間に耐熱性の製函用フィルムを介在させた状態で雌雄両型を噛合してこれら型に対応する形状のフィルム容器を成形する工程と、雌型両型の離型後、当該容器の内部に食品を充填する工程と、その食品を焼成または蒸成処理する工程と、フィルム容器の開口部を密封状態で閉鎖する工程とを具備してなることを特徴とする無菌食品の製函製造法。
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