JP2004062289A - ビルの集中管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のビルに共通な全国統一の標準ホームページを有する群管理システムを構築することで、管理会社の変更にも安価にかつ素早く対応できるビルの集中管理システムを得る。
【解決手段】管理対象となる複数のビルB1〜BNにそれぞれ備えられた複数の設備管理用コンピュータPC1〜PCNと、各ビルをそれぞれ管理する複数のビル管理者用コンピュータPCM1〜PCMMと、設備管理用コンピュータ及びビル管理者用コンピュータに通信網Iを介して接続され、複数のビル管理者用コンピュータと共有する、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有するサーバ装置PCMWとを備え、各設備管理用コンピュータは、ビルの異常発生時に、前記標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータは、前記標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理する。
【選択図】 図1
【解決手段】管理対象となる複数のビルB1〜BNにそれぞれ備えられた複数の設備管理用コンピュータPC1〜PCNと、各ビルをそれぞれ管理する複数のビル管理者用コンピュータPCM1〜PCMMと、設備管理用コンピュータ及びビル管理者用コンピュータに通信網Iを介して接続され、複数のビル管理者用コンピュータと共有する、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有するサーバ装置PCMWとを備え、各設備管理用コンピュータは、ビルの異常発生時に、前記標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータは、前記標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のビルを一群として管理するビルの集中管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のビルを一群として管理するビル群管理システムは、それぞれ異なる管理会社によって構築されていたので、管理会社を変更する時は例えばビルに設置されている通信装置等も変更する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、管理の変更が高価になると共に、変更に長時間要していた。また、ビル群毎に機器の変換周期等を異なる管理会社がそれぞれデータ管理していたため、システムへの機器管理のデータ入力に莫大な人手を要していた。
【0004】
そこで、この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、複数のビルに共通な全国統一の標準ホームページを有する群管理システムを構築することで、管理会社の変更にも安価にかつ素早く対応できるビルの集中管理システムを得ることを目的とする。
【0005】
また、全国のビル設備の寿命や保守に関するビルの運営管理の基礎データを安価かつ迅速に収集することができるビルの集中管理システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るビルの集中管理システムは、管理対象となる複数のビルにそれぞれ備えられた複数の設備管理用コンピュータと、各ビルをそれぞれ管理する複数のビル管理者用コンピュータと、前記各ビルの設備管理用コンピュータ及び前記複数のビル管理者用コンピュータに通信網を介して接続され、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有するサーバ装置とを備え、各設備管理用コンピュータは、ビルの異常発生時に、前記標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータは、前記標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理することを特徴とするものである。
【0007】
また、前記サーバ装置の標準ホームページには、前記ビル管理用コンピュータが管理する群管理グループが設定されていることを特徴とするものである。
【0008】
また、前記サーバ装置は、ビル群管理グループ毎に異常発生時の内容を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する群管理グループ異常発生一覧表を有し、前記標準ホームページの異常欄にビルの異常内容が表示されると、該当する群管理グループの群管理グループ異常発生一覧表に異常内容を表示することを特徴とするものである。
【0009】
また、前記複数のビル管理者用コンピュータは、前記群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されると、音または振動で報知することを特徴とするものである。
【0010】
また、前記サーバ装置の標準ホームページには、各ビルの機器毎のデータが入力される欄が設けられていて、前記サーバ装置は、前記標準ホームページに入力される過去のデータに基づいて機器毎の統計処理結果を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する機器管理表を有することを特徴とするものである。
【0011】
また、前記機器管理表は、同一のビルマネージメントサービスグループ毎に備えられることを特徴とするものである。
【0012】
また、前記データは、設備全体、機器単体、及び消耗品、保守の周期とすることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記統計処理のアルゴリズムは開放し、全体のデータをそのアルゴリズムで処理するかを選択できるようにすることを特徴とするものである。
【0014】
さらに、前記通信網は、オープン化されたネットワークを使用することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムを示す構成図である。図1に示すように、各ビルB1〜BNは、ビル設備E1〜ENと、設備管理用パソコン(パーソナルコンピュータ:PC)PC1〜PCNをそれぞれ備えており、これら複数のビルB1〜BNは、パソコンPC1〜PCNを用いてオープン化されたネットワークとしてインターネット網Iに接続されるようになっている。このインターネット網Iには、管理者用パソコンPCM1〜PCMM及びWebサーバSを有するサーバ装置用パソコンPCMWが接続されるようになされており、サーバ装置用パソコンPCMWには、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有し、各設備管理用パソコンPC1〜PCNは、ビルの異常発生時に、標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータ管理者用パソコンPCM1〜PCMMは、標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理する。
【0016】
図2は、標準ホームページの表示例を示す図である。この図2に示すホームページは、全国統一の標準ホームページであり、ビル仕様欄には、ビル番号、ビル名称、住所、電話番号が記載され、群管理グループ(管理会社)と、BMS(ビルマネージメントサービス)グループの欄があり、群管理グループとBMSグループの設定変更が容易になされるようになっている。また、ビル異常として、設備故障、火災、侵入個所が記載され、さらに、機器名称に対応する変換周期、累積ON時間、累積ON/OFF回数、BMSグループが記載されるようになされている。
【0017】
また、図3は、任意の群管理グループの異常発生一覧表の説明図である。この一覧表には、ビル名称、異常内容、発生月日時分、確認月日時分、完了月日時分、出動係員名が記載されるようになされている。この異常発生一覧表は、サーバ装置用パソコンPCMWに備えられ、ビル群管理グループ毎に異常発生時の内容を表示するもので、管理者用パソコンPCM1〜PCMMと共有され、標準ホームページの異常欄にビルの異常内容が表示されると、該当する群管理グループの群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されるようになっている。このとき、管理者用パソコンPCM1〜PCMMは、群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されると、音または振動で報知するようにしてもよい。
【0018】
また、図4は、任意のBMSグループの機器管理表の説明図である。この管理表には、機器名称と変換周期が記載され、変換周期(時間)には、平均寿命、80%寿命(全体の80%が入ってしまう寿命)、最大寿命、最小寿命が記載されるようになされている。この管理表は、サーバ装置用パソコンPCMWが有し、標準ホームページに、各ビルの機器毎のデータが入力される欄が設けられていて、標準ホームページに入力される過去のデータに基づく機器毎の統計処理結果を表示するもので、管理者用パソコンPCM1〜PCMMと共有する。また、この管理表は、同一のBMS毎に備えることができる。またさらに、データとしては、設備全体、機器単体、及び消耗品、保守の周期とすることもでき、統計処理のアルゴリズムを開放し、全体のデータをそのアルゴリズムで処理するかを選択できるようにすることができる。
【0019】
次に、上記構成に係る動作について、図5ないし図8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、図5に示すように、図示しない会員番号、暗証番号を照合し、照合結果OKか否かを判定する(ステップS51)。OKの場合はビル番号、ビル名称、住所、電話番号を入力する(ステップS52)。次に、遠隔監視する設備故障名を入力する(ステップS53)。故障設備名としては、例えば、空調故障、受変電故障、満水、減水等の設備名である。また、遠隔監視する火災、侵入のセンサがあれば、その名称を入力する(ステップS54)。
【0020】
また、寿命が来て取り替えた機器の変換周期(時間)とその機器の累積ON時間または累積ON/OFF回数またはその両者を入力する(ステップS55)。なお、機器名称は予め入力されており、また、入力する時間と回数は、例えば蛍光灯の場合、10,000時間、1000回のようになる。次に、群管理するグループ番号を入力する(ステップS56)。例えば15のビルを所有する場合は15のビルを1つのグループとして管理する。その結果は図3のように表示される。
【0021】
さらに、他ビルの所有者を含め日本全国のビルのデータからBMS(ビルマネージメントサービス)データ(図4に示す変換周期の平均、80%、最大、最小)を計算し、全管理者にそのデータを提供することを許可するデータに該当するBMSグループを入力する(ステップS57)。例えば気候の差で寿命が変わることから全国を、北海道、本州、九州、沖縄ぐらいの4つのグループに分けるのが適当である。2つ以上のグループに登録してもよく、また、自分のビルのグループだけでグループを構成してもよい。
【0022】
次に、図6に示すように、ビルnで以上が発生した場合には(ステップS61でYES)、ビルnのホームページ(図2参照)の異常欄に異常内容が自動表示される(ステップS62)。また、該当する群管理グループの異常発生一覧表(図3)にも自動表示されるそのときの月日時分もあわせて自動表示される(ステップS63)。該当する群管理グループの管理者mのPCにも同時表示するとともに、図示しない管理者の携帯電話にその旨自動的に知らせる(ステップS64)。管理者mは図3をみてビルnに図示しない係員に出動を指示する。このとき、出動員名を図3に入れる。管理者mが確認欄をクリックすると、確認欄にそのときの月日時分が自動表示される(ステップS65)。その後、係員がビルnで故障処置を行った後、係員から管理者mに連絡があると、管理者mは完了欄をクリックし、そのときの月日時分が自動表示される(ステップS66)。
【0023】
次に、図7に示すように、ビルnで機器(例えば蛍光灯)が故障した場合には(ステップS71でYES)、その機器の寿命、使用年月、×××時間と点灯していた累積時間と累積ON/OFF回数を図2に入力する(ステップS72)。この入力は、ビルの管理者等が手入力するかまたはBMSから該当信号を伝送する。次に、同一機器野かこの累積データから図4の値=平均寿命、80%寿命(全体の80%が入ってしまう寿命)、最大寿命、最小寿命を計算し、自動表示する(ステップS73)。但し、同一BMSグループのみ処理する。例えば北海道、本州、九州、沖縄ぐらいでBMSグループを分ける。
【0024】
次に、図8に示すように、ビルの管理者mは、ID照合を経て各種データを見たい場合には(ステップS81でYES)、管理者mのPCから許可された図2,図3,図4に示す各ホームページを見ることができる(ステップS82)。
【0025】
この発明は次の実施態様に従って実施できる。
(1)異常発生時はポケベルや携帯電話等どのような方法で管理者に知らせてもよい。
(2)システムはインターネットやPC以外にどのようなネットワークや計算機を使っても同様にできることは言うまでもない。
(3)ビル設備の異常検知はさらに細かくしても、さらに纏めて粗くしてもよい。
(4)ビルのホームページにはその他の管理データ(所在地図、オーナー名、テナント名、設備図面、配置図、故障履歴等)も掲載してよい。
(5)データは会員制にしてもよく、または完全にオープン化してもよい。
(6)データは交換周期以外に設備全体のリプレース、機器リプレース、消耗品、保守周期、清掃周期等ビルの運営管理に係るものならどのようなものでも同様にできる。
(7)データを統計処理する計算機は、平均、最大、最小を求めるだけでなく、どのようなアルゴリズムや計算式を使ってもよく、また、それを管理者に開放し、管理者が自由な統計処理ができるようにしてもよい。
(8)異常対応と運営管理とを別のホームページにしてもよい。
(9)あまりにも突飛な入力データは図示しないホームページの運営者からデータ入力者に伝え、必要に応じて訂正または抹消させてもよい。
(10)1社で本システムを占有する場合は日本全国を所定の管理エリアで分けグループ構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、複数のビルに共通な全国統一の標準ホームページを有する群管理システムを構築することで、管理会社の変更にも安価にかつ素早く対応できるビルの集中管理システムを得ることができる。
【0027】
また、全国のビル設備の寿命や保守に関するビルの運営管理の基礎データを安価かつ迅速に収集することができるビルの集中管理システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムを示す構成図である。
【図2】標準ホームページの表示例を示す図である。
【図3】任意の群管理グループの異常発生一覧表の説明図である。
【図4】任意のBMSグループの機器管理表の説明図である。
【図5】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
B1〜BN ビル、E1〜EN ビル設備、PC1〜PCN 設備管理用パソコン(パーソナルコンピュータ:PC)、I インターネット網、PCM1〜PCMM 管理者用パソコン、S Webサーバ、PCMW サーバ装置用パソコン。
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のビルを一群として管理するビルの集中管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のビルを一群として管理するビル群管理システムは、それぞれ異なる管理会社によって構築されていたので、管理会社を変更する時は例えばビルに設置されている通信装置等も変更する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、管理の変更が高価になると共に、変更に長時間要していた。また、ビル群毎に機器の変換周期等を異なる管理会社がそれぞれデータ管理していたため、システムへの機器管理のデータ入力に莫大な人手を要していた。
【0004】
そこで、この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、複数のビルに共通な全国統一の標準ホームページを有する群管理システムを構築することで、管理会社の変更にも安価にかつ素早く対応できるビルの集中管理システムを得ることを目的とする。
【0005】
また、全国のビル設備の寿命や保守に関するビルの運営管理の基礎データを安価かつ迅速に収集することができるビルの集中管理システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るビルの集中管理システムは、管理対象となる複数のビルにそれぞれ備えられた複数の設備管理用コンピュータと、各ビルをそれぞれ管理する複数のビル管理者用コンピュータと、前記各ビルの設備管理用コンピュータ及び前記複数のビル管理者用コンピュータに通信網を介して接続され、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有するサーバ装置とを備え、各設備管理用コンピュータは、ビルの異常発生時に、前記標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータは、前記標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理することを特徴とするものである。
【0007】
また、前記サーバ装置の標準ホームページには、前記ビル管理用コンピュータが管理する群管理グループが設定されていることを特徴とするものである。
【0008】
また、前記サーバ装置は、ビル群管理グループ毎に異常発生時の内容を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する群管理グループ異常発生一覧表を有し、前記標準ホームページの異常欄にビルの異常内容が表示されると、該当する群管理グループの群管理グループ異常発生一覧表に異常内容を表示することを特徴とするものである。
【0009】
また、前記複数のビル管理者用コンピュータは、前記群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されると、音または振動で報知することを特徴とするものである。
【0010】
また、前記サーバ装置の標準ホームページには、各ビルの機器毎のデータが入力される欄が設けられていて、前記サーバ装置は、前記標準ホームページに入力される過去のデータに基づいて機器毎の統計処理結果を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する機器管理表を有することを特徴とするものである。
【0011】
また、前記機器管理表は、同一のビルマネージメントサービスグループ毎に備えられることを特徴とするものである。
【0012】
また、前記データは、設備全体、機器単体、及び消耗品、保守の周期とすることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記統計処理のアルゴリズムは開放し、全体のデータをそのアルゴリズムで処理するかを選択できるようにすることを特徴とするものである。
【0014】
さらに、前記通信網は、オープン化されたネットワークを使用することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムを示す構成図である。図1に示すように、各ビルB1〜BNは、ビル設備E1〜ENと、設備管理用パソコン(パーソナルコンピュータ:PC)PC1〜PCNをそれぞれ備えており、これら複数のビルB1〜BNは、パソコンPC1〜PCNを用いてオープン化されたネットワークとしてインターネット網Iに接続されるようになっている。このインターネット網Iには、管理者用パソコンPCM1〜PCMM及びWebサーバSを有するサーバ装置用パソコンPCMWが接続されるようになされており、サーバ装置用パソコンPCMWには、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有し、各設備管理用パソコンPC1〜PCNは、ビルの異常発生時に、標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータ管理者用パソコンPCM1〜PCMMは、標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理する。
【0016】
図2は、標準ホームページの表示例を示す図である。この図2に示すホームページは、全国統一の標準ホームページであり、ビル仕様欄には、ビル番号、ビル名称、住所、電話番号が記載され、群管理グループ(管理会社)と、BMS(ビルマネージメントサービス)グループの欄があり、群管理グループとBMSグループの設定変更が容易になされるようになっている。また、ビル異常として、設備故障、火災、侵入個所が記載され、さらに、機器名称に対応する変換周期、累積ON時間、累積ON/OFF回数、BMSグループが記載されるようになされている。
【0017】
また、図3は、任意の群管理グループの異常発生一覧表の説明図である。この一覧表には、ビル名称、異常内容、発生月日時分、確認月日時分、完了月日時分、出動係員名が記載されるようになされている。この異常発生一覧表は、サーバ装置用パソコンPCMWに備えられ、ビル群管理グループ毎に異常発生時の内容を表示するもので、管理者用パソコンPCM1〜PCMMと共有され、標準ホームページの異常欄にビルの異常内容が表示されると、該当する群管理グループの群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されるようになっている。このとき、管理者用パソコンPCM1〜PCMMは、群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されると、音または振動で報知するようにしてもよい。
【0018】
また、図4は、任意のBMSグループの機器管理表の説明図である。この管理表には、機器名称と変換周期が記載され、変換周期(時間)には、平均寿命、80%寿命(全体の80%が入ってしまう寿命)、最大寿命、最小寿命が記載されるようになされている。この管理表は、サーバ装置用パソコンPCMWが有し、標準ホームページに、各ビルの機器毎のデータが入力される欄が設けられていて、標準ホームページに入力される過去のデータに基づく機器毎の統計処理結果を表示するもので、管理者用パソコンPCM1〜PCMMと共有する。また、この管理表は、同一のBMS毎に備えることができる。またさらに、データとしては、設備全体、機器単体、及び消耗品、保守の周期とすることもでき、統計処理のアルゴリズムを開放し、全体のデータをそのアルゴリズムで処理するかを選択できるようにすることができる。
【0019】
次に、上記構成に係る動作について、図5ないし図8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、図5に示すように、図示しない会員番号、暗証番号を照合し、照合結果OKか否かを判定する(ステップS51)。OKの場合はビル番号、ビル名称、住所、電話番号を入力する(ステップS52)。次に、遠隔監視する設備故障名を入力する(ステップS53)。故障設備名としては、例えば、空調故障、受変電故障、満水、減水等の設備名である。また、遠隔監視する火災、侵入のセンサがあれば、その名称を入力する(ステップS54)。
【0020】
また、寿命が来て取り替えた機器の変換周期(時間)とその機器の累積ON時間または累積ON/OFF回数またはその両者を入力する(ステップS55)。なお、機器名称は予め入力されており、また、入力する時間と回数は、例えば蛍光灯の場合、10,000時間、1000回のようになる。次に、群管理するグループ番号を入力する(ステップS56)。例えば15のビルを所有する場合は15のビルを1つのグループとして管理する。その結果は図3のように表示される。
【0021】
さらに、他ビルの所有者を含め日本全国のビルのデータからBMS(ビルマネージメントサービス)データ(図4に示す変換周期の平均、80%、最大、最小)を計算し、全管理者にそのデータを提供することを許可するデータに該当するBMSグループを入力する(ステップS57)。例えば気候の差で寿命が変わることから全国を、北海道、本州、九州、沖縄ぐらいの4つのグループに分けるのが適当である。2つ以上のグループに登録してもよく、また、自分のビルのグループだけでグループを構成してもよい。
【0022】
次に、図6に示すように、ビルnで以上が発生した場合には(ステップS61でYES)、ビルnのホームページ(図2参照)の異常欄に異常内容が自動表示される(ステップS62)。また、該当する群管理グループの異常発生一覧表(図3)にも自動表示されるそのときの月日時分もあわせて自動表示される(ステップS63)。該当する群管理グループの管理者mのPCにも同時表示するとともに、図示しない管理者の携帯電話にその旨自動的に知らせる(ステップS64)。管理者mは図3をみてビルnに図示しない係員に出動を指示する。このとき、出動員名を図3に入れる。管理者mが確認欄をクリックすると、確認欄にそのときの月日時分が自動表示される(ステップS65)。その後、係員がビルnで故障処置を行った後、係員から管理者mに連絡があると、管理者mは完了欄をクリックし、そのときの月日時分が自動表示される(ステップS66)。
【0023】
次に、図7に示すように、ビルnで機器(例えば蛍光灯)が故障した場合には(ステップS71でYES)、その機器の寿命、使用年月、×××時間と点灯していた累積時間と累積ON/OFF回数を図2に入力する(ステップS72)。この入力は、ビルの管理者等が手入力するかまたはBMSから該当信号を伝送する。次に、同一機器野かこの累積データから図4の値=平均寿命、80%寿命(全体の80%が入ってしまう寿命)、最大寿命、最小寿命を計算し、自動表示する(ステップS73)。但し、同一BMSグループのみ処理する。例えば北海道、本州、九州、沖縄ぐらいでBMSグループを分ける。
【0024】
次に、図8に示すように、ビルの管理者mは、ID照合を経て各種データを見たい場合には(ステップS81でYES)、管理者mのPCから許可された図2,図3,図4に示す各ホームページを見ることができる(ステップS82)。
【0025】
この発明は次の実施態様に従って実施できる。
(1)異常発生時はポケベルや携帯電話等どのような方法で管理者に知らせてもよい。
(2)システムはインターネットやPC以外にどのようなネットワークや計算機を使っても同様にできることは言うまでもない。
(3)ビル設備の異常検知はさらに細かくしても、さらに纏めて粗くしてもよい。
(4)ビルのホームページにはその他の管理データ(所在地図、オーナー名、テナント名、設備図面、配置図、故障履歴等)も掲載してよい。
(5)データは会員制にしてもよく、または完全にオープン化してもよい。
(6)データは交換周期以外に設備全体のリプレース、機器リプレース、消耗品、保守周期、清掃周期等ビルの運営管理に係るものならどのようなものでも同様にできる。
(7)データを統計処理する計算機は、平均、最大、最小を求めるだけでなく、どのようなアルゴリズムや計算式を使ってもよく、また、それを管理者に開放し、管理者が自由な統計処理ができるようにしてもよい。
(8)異常対応と運営管理とを別のホームページにしてもよい。
(9)あまりにも突飛な入力データは図示しないホームページの運営者からデータ入力者に伝え、必要に応じて訂正または抹消させてもよい。
(10)1社で本システムを占有する場合は日本全国を所定の管理エリアで分けグループ構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、複数のビルに共通な全国統一の標準ホームページを有する群管理システムを構築することで、管理会社の変更にも安価にかつ素早く対応できるビルの集中管理システムを得ることができる。
【0027】
また、全国のビル設備の寿命や保守に関するビルの運営管理の基礎データを安価かつ迅速に収集することができるビルの集中管理システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムを示す構成図である。
【図2】標準ホームページの表示例を示す図である。
【図3】任意の群管理グループの異常発生一覧表の説明図である。
【図4】任意のBMSグループの機器管理表の説明図である。
【図5】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態に係るビルの集中管理システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
B1〜BN ビル、E1〜EN ビル設備、PC1〜PCN 設備管理用パソコン(パーソナルコンピュータ:PC)、I インターネット網、PCM1〜PCMM 管理者用パソコン、S Webサーバ、PCMW サーバ装置用パソコン。
Claims (9)
- 管理対象となる複数のビルにそれぞれ備えられた複数の設備管理用コンピュータと、各ビルをそれぞれ管理する複数のビル管理者用コンピュータと、前記各ビルの設備管理用コンピュータ及び前記複数のビル管理者用コンピュータに通信網を介して接続され、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する、各ビルの管理に共通な標準ホームページを有するサーバ装置とを備え、各設備管理用コンピュータは、ビルの異常発生時に、前記標準ホームページに異常内容を入力し、各ビル管理者用コンピュータは、前記標準ホームページの表示内容に基づいて異常対応を管理することを特徴とするビルの集中管理システム。
- 請求項1に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記サーバ装置の標準ホームページには、前記ビル管理用コンピュータが管理する群管理グループが設定されていることを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項2に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記サーバ装置は、ビル群管理グループ毎に異常発生時の内容を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する群管理グループ異常発生一覧表を有し、前記標準ホームページの異常欄にビルの異常内容が表示されると、該当する群管理グループの群管理グループ異常発生一覧表に異常内容を表示することを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項3に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記複数のビル管理者用コンピュータは、前記群管理グループ異常発生一覧表に異常内容が表示されると、音または振動で報知することを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記サーバ装置の標準ホームページには、各ビルの機器毎のデータが入力される欄が設けられていて、前記サーバ装置は、前記標準ホームページに入力される過去のデータに基づいて機器毎の統計処理結果を表示する、前記複数のビル管理者用コンピュータと共有する機器管理表を有することを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項5に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記機器管理表は、同一のビルマネージメントサービスグループ毎に備えられることを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項5または6に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記データは、設備全体、機器単体、及び消耗品、保守の周期とすることを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項5ないし7のいずれか1項に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記統計処理のアルゴリズムは開放し、全体のデータをそのアルゴリズムで処理するかを選択できるようにすることを特徴とするビルの集中管理システム。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のビルの集中管理システムにおいて、
前記通信網は、オープン化されたネットワークを使用することを特徴とするビルの集中管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2002216443A JP2004062289A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | ビルの集中管理システム |
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Cited By (2)
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JP2006092111A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 機械警備システム |
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2002
- 2002-07-25 JP JP2002216443A patent/JP2004062289A/ja not_active Withdrawn
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