JP2002073850A - メンテナンス支援方法及びシステム - Google Patents

メンテナンス支援方法及びシステム

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JP2002073850A
JP2002073850A JP2000266317A JP2000266317A JP2002073850A JP 2002073850 A JP2002073850 A JP 2002073850A JP 2000266317 A JP2000266317 A JP 2000266317A JP 2000266317 A JP2000266317 A JP 2000266317A JP 2002073850 A JP2002073850 A JP 2002073850A
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Japan
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equipment
person
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electronic bulletin
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JP2000266317A
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English (en)
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Takashi Ochiai
隆 落合
Noboru Imasaka
登 今坂
Isamu Ueno
勇 上野
Masatoshi Iwamoto
征敏 岩本
Mamoru Nishiyama
守 西山
Shigetoyo Kiyama
繁豊 木山
Toru Kobayashi
亨 小林
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置をメンテナンスする際に、必要な連絡先や
保守内容等についての情報を従来よりも効率良く入手あ
るいは管理することができるメンテナンス支援方法を提
供する。 【解決手段】設備の故障が検出された場合に、当該設備
の設置場所であるA事業所又は複数の事業所を管理する
エリア管理センタ10において、当該設備の故障検出デ
ータを入力し、通信網13を介して接続されたデータ管
理センタ14において入力された故障検出データに対応
する表示データを表示するための電子掲示板141を開
設するとともに、表示閲覧を促す電子メールを当該設備
のメンテナンス担当者(15)、より詳細な情報を保有
する機器建設担当者(16)、さらに詳細な情報を保有
する機器製作担当者(17)へ送信し、電子掲示板14
1を用いて、設備の最終的な処置を決定するまでに、複
数回報告及び指示を交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器、設備等の装
置をメンテナンスする際に行われるそのメンテナンスに
係る報告、指示等の情報交換を支援するためのメンテナ
ンス支援方法及びその利用方法並びにシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば浄水場などの複数の機器、
設備等の装置を稼働させている事業所では、作業員がこ
れらの装置を保守するため日常点検などの業務を行って
いる。しかしながら、一旦装置に異常があった場合に、
その対応をどこに相談すればよいかが不明瞭となること
もあった。このようなとき、相談先をどうするか迷って
いると時間がかかってしまう。また、浄水場等では事業
所が分散しているため、情報の集約化一元化ができず、
保守点検の履歴を蓄積して後のトラブル時に利用するこ
とがおこなわれていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を考慮してなされたものであって、例えば複数の機器、
設備等からなるシステムを稼働する事業所において各装
置をメンテナンスする際に、必要な連絡先や保守内容等
についての情報を従来よりも効率良く入手あるいは管理
することができるメンテナンス支援方法及びシステムを
提供することを目的とする。本発明は、また、装置のメ
ンテナンスに係る保守点検等の履歴を従来よりも容易に
蓄積・管理することができるメンテナンス支援方法及び
システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1ないし3記載の発明は、ある設備の故障が
検出された場合に、当該設備の設置場所である事業所又
は当該事業所を含む1若しくは複数の事業所を管理する
エリア管理センタにおいて、当該設備の故障が検出され
たことを示す故障検出データを入力し、1若しくは複数
の事業所又は1若しくは複数のエリア管理センタに通信
手段を介して接続されたデータ管理センタにおいて前記
入力された故障検出データに対応する表示データを表示
するための電子掲示板を開設するとともに、表示閲覧を
促す電子メールを当該設備のメンテナンス担当者、機器
建設担当者、機器製作担当者のうちの1又は複数の担当
者へ送信し、前記電子掲示板を用いて、前記事業所又は
前記エリア管理センタの当該設備の担当者と、前記メン
テナンス担当者、機器建設担当者、機器製作担当者のう
ちの1又は複数の担当者との間で、前記設備の最終的な
処置を決定するまでに、複数回報告及び指示を交換する
ことを特徴とする。ここに、前記メンテナンス担当者に
は、当該設備の運転情報、維持管理または運転管理情報
を保有する者である。また、前記工事担当者は、メンテ
ナンス担当者より詳細な情報を保有する者、あるいは、
保守情報、補修または点検情報を保有する者である。ま
た、前記機器製作担当者は、前記工事担当者よりさらに
詳細な情報を保有する者、あるいは、設計、構造に関す
る情報を保有する者である。
【0005】請求項4記載の発明は、電子掲示板提供機
能を有するセンタに通信網を介して接続された複数の端
末を用い、第1の端末で故障検出データを入力し、セン
タで第1の端末で入力された故障検出データに対応する
表示を電子掲示板で行うとともに、表示閲覧を促す電子
メールを所定の担当者宛に送信し、第2の端末を用いて
当該担当者によって入力された必要な処置の指示を前記
電子掲示板に表示することを特徴とする。請求項5記載
の発明は、前記電子掲示板が、当該故障に対応付けて新
たに開設されたものであることを特徴とする。請求項6
記載の発明は、前記担当者が、故障の種類と担当者とを
関連付けたテーブルを参照して自動的に決定されること
を特徴とする。請求項7記載の発明は、さらに、前記電
子掲示板の表示内容を故障の種類と実施された処置とを
対応付けてデータベースに記録することを特徴とする。
【0006】請求項8記載の発明は、前記電子掲示板の
内容を当該故障に関する処置が完了した旨を示す所定の
操作子が操作されたときに前記データベースに記録する
ことを特徴とする。請求項9記載の発明は 前記電子掲
示板の内容を当該故障が完了した旨を示す所定の操作子
が所定の操作者によって操作されたことを条件として前
記データベースに記録することを特徴とする。請求項1
0記載の発明は、前記電子掲示板の内容を当該故障が完
了した旨を示す所定の操作子が前記伝掲示板の内容に関
する所定の分類情報の入力とともに操作されたことを条
件として前記データベースに記録することを特徴とす
る。請求項11記載の発明は、前記故障検出データの入
力が故障した設備の設置場所である事業所又はエリア管
理センタ内で行われ、前記センタが該事業所又はエリア
管理センタ外に設けられたデータ管理センタであって、
前記担当者が、当該設備のメンテナンス担当者、機器建
設担当者、機器製作担当者のいずれかであることを特徴
とする。請求項12記載の発明は、前記電子掲示板が書
き換えられた内容をリアルタイムに表示することを特徴
とする。
【0007】請求項13記載の発明は、前記電子掲示板
を用い、指示と報告とを複数回繰り返して最終的な処置
を決定することを特徴とする。請求項14記載の発明
は、電子掲示板機能を有するセンタに通信網を介して接
続された複数の端末を用い、第1の端末で故障検出デー
タを入力する手段と、センタで第1の端末で入力された
故障検出データに対応する表示を電子掲示板で行うとと
もに、表示閲覧を促す電子メールを所定の担当者宛に送
信する手段と、第2の端末を用いて当該担当者によって
入力された必要な処置の指示を前記電子掲示板に表示す
る手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるメンテナン
ス支援システムの構成を示すブロック図である。エリア
管理センタ10は、1または複数の事業所における設備
の保守点検情報を集約管理を行うための施設であって、
コンピュータとその周辺装置とを備えて構成されてい
る。この例ではエリア管理センタ10が、管理対象の各
事業所のメンテナンスデータを蓄積・管理するエリアD
B101をさらに備えるとともに、有線または無線の通
信回線を介してA事業所11とB事業所12に接続され
ていて、各事業所内のコンピュータ端末等の通信端末と
の間では例えば電子メールによる情報交換を行うことが
でき、また、各事業所内の各設備の状態を遠隔監視でき
る機能も備えている。A事業所11およびB事業所12
は複数の設備を有するとともに、各設備の稼働状態等の
データを管理するための事業所DB(データベース)1
11および121をそれぞれ有している。A事業所11
およびB事業所12は、それぞれ各設備の状態を点検、
管理する機能を備えていて、いずれかの設備に故障が発
生した場合には、自動的に例えば電子メールの形態で故
障検出に関するデータをエリア管理センタ10に通知し
たり、あるいは手動で電子メールを送信したり、電話で
口頭で伝えたりすることで故障検出に関するデータをエ
リア管理センタ10に通知することができるようになっ
ている。これらのエリア管理センタ10は、通常、各設
備を備えるA事業所11とB事業所12の近傍(現場)
に設置されている。
【0009】エリア管理センタ10は、また、有線また
は無線の専用線または公衆網から構成されている通信網
13を介して、データ管理センタ14に接続可能となっ
ている。このデータ管理センタ14は、通信網13を介
して複数の端末に対して情報を提供するサーバ機能を実
現するコンピュータとその周辺装置とを備えて構成され
ている。本実施形態ではデータ管理センタ14は、特
に、通信網13を介して接続される外部の各端末に対し
て、文字、画像、映像、音声情報等によって形成される
メッセージを交換するための電子掲示板141の機能を
提供するとともに、外部の各端末に対して電子掲示板1
41を用いて交換されたメッセージの内容を蓄積管理し
て検索可能とするセンタDB142をアクセスできるよ
ういする機能を備えている。本実施形態では、電子掲示
板141が、エリア管理センタ10等から送られてきた
設備の故障検出に関するデータに基づいて、各故障事案
に対応して新規に開設されるようになっている。また、
センタDB142内では、例えば、電子掲示板141の
表示内容が、故障の種類と実施された処置とが対応付け
られて記録されるようになっている。
【0010】データ管理センタ14には、また、エリア
管理センタ10のほかに、技術担当の事業所あるいは事
務所内のシステム15と、補修工事担当の事業所のシス
テム16と、営業担当の事業所のシステム17とが、通
信網13を介して接続できるようになっている。各シス
テム15〜17には、それぞれコンピュータとその周辺
装置とが設けられていて、それらを用いてデータ管理セ
ンタ14が提供する電子掲示板141の機能を利用して
メッセージの書き込み、閲覧等を行ったり、センタDB
142にアクセスして情報を検索、取得できるようにな
っている。ここで、メンテナンス担当者とは、設備のメ
ンテナンスを担当する者であって、例えば、メンテナン
ス請負会社であり、各設備の調整程度を行う技術および
情報レベルを有している者である。補修工事担当者と
は、メンテナンス担当者よりも各設備についての詳細な
情報を有している者であって、例えば、機器の建設を担
当したエンジニアリング会社であり、保守作業に設備の
工事が伴うような場合には当該設備の保守作業を担当す
ることになっている。機器製作担当とは、設備の設計・
製作・販売を行った単体機器の製造業者であって、補修
工事担当者よりもさらに詳細な設備に関する情報を有し
ている。すなわち、本実施の形態では、メンテナンス担
当、補修工事担当、および機器製作担当は、その順に、
段々、機械の細かい構造に関して知識のレベルが上がっ
ていく情報、つまりより上位の情報を保有している。
【0011】次に図2を参照してデータ管理センタ14
が提供する電子掲示板141の構成例(端末上での表示
状態)について説明する。上述したように電子掲示板1
41は、受信した個別の故障検出データに基づき、各故
障事案に対応して新規に開設される。したがって、図2
に示す電子掲示板141は、ある1つの故障事案に対応
したものとなる。そのため、電子掲示板141には、事
案情報として、開設時の日付、時刻、場所、設備名、当
該事案の整理番号(シリアル番号)等の情報が表示され
る。そして、この電子掲示板141には、文字、画像、
映像(動画)データを直接閲覧可能とするとともに、音
声、その他の添付ファイルを貼り付け可能とする表示欄
141aと、当該電子掲示板が対応する故障設備を担当
するエリア管理センタ10を宛先として電子メールを送
信するためのボタン141bと、当該電子掲示板に対応
付けられた故障設備を担当するメンテナンス担当システ
ム15を宛先として電子メールを送信するためのボタン
141cと、その故障設備を担当する補修工事担当シス
テム16を宛先として電子メールを送信するためのボタ
ン141dと、その故障設備を担当する機器製作担当シ
ステム17を宛先として電子メールを送信するためのボ
タン141eと、表示欄141aにメッセージを書き込
むためのフォームを呼び出すためのボタン141fと、
当該事案の処置が完了したときにその電子掲示板141
を閉じるためのボタン141gとが設けられている。こ
こで各ボタン141b〜141dに対応付けられる電子
メールの宛先の決定、すなわち担当者の決定は、データ
管理センタ14のDB142内に格納されている故障の
種類と担当者とを関連付けるテーブルを参照することで
自動的に決定される。
【0012】なお、各ボタン141b〜141eが押さ
れると、電子メール送信用のフォームが表示され、ここ
で入力した文字情報や画像情報が各ボタンに対応付けら
れた宛先へと電子メールとして送信されるとともに、送
信内容が表示欄141aに自動的に追加される。また、
本実施の形態では、ボタン141cを操作することで送
信されたメッセージは対応するメンテナンス担当へ送信
され、ボタン141dを操作することで送信されたメッ
セージは対応する工事担当へ送信されるとともにメンテ
ナンス担当へも送信され、そして、ボタン141eを操
作することで送信されたメッセージは対応する機器製作
担当へ送信されるとともに工事担当とメンテナンス担当
へも送信されるようになっている。
【0013】次に、図3〜図9を参照して、図1に構成
を示すメンテナンス支援システムの動作について説明す
る。図3〜図9は、一例として、浄水場であるA事業所
11で脱水機から汚泥漏れが発生し、それを本システム
を利用して工事によって改修するまでの一連の処理を時
系列で示した流れ図である。まず、A事業所11で、点
検者による点検作業において脱水機に汚泥漏れが発見さ
れたとする(図3の符号201)。点検者は、管理者に
その旨を報告する(202)。管理者は、A事業所11
内のDB111に事故発生情報(故障発生情報)を入力
する(203)。次に、DB111に事故発生情報を入
力すると自動的に、あるいは通信端末に対して手動で所
定の操作を行うことで、入力した事故検出データ(故障
検出データ)がエリア管理センタ10に電子メールによ
って通報される(204)。
【0014】エリア管理センタ10では、通報されてき
た検出データの内容を確認し、緊急度・分類・補足情報
を付加して故障検出データの内容を更新する(20
5)。この更新された故障検出データは、例えばエリア
DB101に記録されるとともに、電子メールとしてデ
ータ管理センタ14に通信網13を介して送信される
(207)。データ管理センタ14では、送られてきた
故障検出データの内容に基づいて、故障した設備(この
場合、A事業所11の脱水機)に対応する担当者をDB
142で管理されているテーブルを参照して検索する
(207)。次に、故障検出データに基づいてその事案
に対応する電子掲示板141を開設する(208)。ま
た、このとき電子掲示板141のURL(uniform reso
urce locator)等のアクセスアドレスがエリア管理セン
タ10へ通知される。さらに、電子掲示板141が開設
されたこととそのアクセスアドレスが、当該設備を担当
するメンテナンス担当システム15、補修工事担当シス
テム16、および機器製作担当システム17の所定の電
子メールアドレス宛に電子メールにて通報される(20
9,210,211)。以降、電子掲示板141には、
本システムを利用して交換されるネットワーク内全ての
電子情報が時系列で書き込まれ、リアルタイムで自動更
新表示される。
【0015】一方、A事業所11では、例えば、事業所
のDB111で過去の事例・点検履歴の検索・調査が行
われる(212)。この場合、本故障事案の原因・対策
が不明であったとする(213)。ここでA事業所11
は、対処依頼を、エリア管理センタ10を介し(あるい
は直接)、データ管理センタ14に対して、電子掲示板
141を用いて行う(214)。データ管理センタ14
では、対処依頼の内容を技術、工事、営業の各担当者に
電子メールで送信する(215,216,217)。以
後、メンテナンス担当システム15では、電子掲示板1
41を利用して情報を常時管理する(218)。次に、
エリア管理センタ10では、例えば、エリアDB101
で過去事例・点検履歴調査が行われる(219)。この
場合、原因・対策が不明であったとする(220)。
【0016】次に、エリア管理センタ10では、現時点
の状況を電子掲示板141に書き込み(図4の符号21
1)、メンテナンス担当システム15で電子掲示板14
1が閲覧され(222)、メンテナンス担当者が対応状
況を確認するためのメッセージを電子掲示板141に書
き込み(223)、これに対してエリア管理センタ10
から対応状況を回答するメッセージの書き込みがあった
とする(224)。なお、エリア管理センタ10とメン
テナンス担当者間の情報交換は、例えば図4に波線の矢
印(223,224)で示すように、直接、電子メー
ル、電話等を利用して行うようにしてもよい。ここで、
メンテナンス担当者が、エリア管理センタ10側で、す
なわち現場側で、対応不可であると確認したとすると
(225)、メンテナンス担当者は、工事担当者および
機器製作担当者に対応を依頼することになる(22
6)。例えば、電子掲示板141を利用する場合、図2
のボタン141eを押して、機器製作担当システム17
と工事担当システム16宛に応答を依頼する旨のメッセ
ージを記述した電子メールの送信を指示する操作を行う
(227)。また、同様の応答依頼を、波線の矢印(2
28,229)で示すように、直接、ファクシミリ、電
話等を利用して行うようにしてもよい。電子メールの送
信を指示された電子掲示板141のシステムでは、所定
の宛先に電子メールを送信するとともに、送信内容を電
子掲示板141の表示欄141aにも書き込んでリアル
タイムに表示する(230,231)。これ以降、本件
については、補修工事担当システム16の専門技術者
(以下、工事担当者)が対応することになる(23
2)。
【0017】次に工事担当者は、電子掲示板141を見
て(233)、必要な調査事項の指示を行う(23
4)。指示方法は、電子掲示板141に書き込んだり
(235)、さらに電子メールあるいはファクシミリを
用いて故障対応チェックシート等を送付することで行う
(236)。なお、この場合、工事担当者からは、「・
電流値、・締め付け角度、・ろ板への異物噛み込み、・
フレームのゆがみ・クラック」の調査指示がなされたも
のとする。エリア管理センタ10(およびA事業所1
1)では、電子掲示板141を閲覧し(237)、エリ
ア管理センタ10からA事業所11へ調査事項が指示さ
れる(238)。A事業所11では管理者が点検者に調
査事項を指示し(239)、点検者が調査を実施する
(240)。そして、調査情報を通知する(241)。
例えば、TVカメラ(あるいはデジタルスチルカメラ)
と、携帯電話、携帯情報端末等を使用してリアルタイム
に応答、すなわち電子掲示板141に調査情報を書き込
んで行く(242)。あるいは、一旦、各情報をエリア
管理センタ10へ通知した後(243)、エリア管理セ
ンタ10から電子掲示板141へ書き込んでもよい(2
44)。また、携帯電話等を利用して直接音声による情
報交換を行ってもよい(245)。A事業所11での調
査情報は、電子掲示板141によってエリア管理センタ
10、メンテナンス担当、工事担当、機器製作担当が同
時に入手可能である(図5の符号246,247,24
8,249)。
【0018】次に、工事担当者が、「ろ板締め付け角度
が規定値以下」であることが原因であると特定し(25
0)、電子掲示板141、電話等を利用して特定した原
因に関する詳細調査を指示したする(251,252,
253)。エリア管理センタ10(およびA事業所1
1)では、上述した原因特定の際の調査時(234〜2
50)と同様に、電子掲示板141を閲覧し(25
4)、エリア管理センタ10からA事業所11へ詳細調
査事項を指示する(255)。A事業所11では管理者
が点検者に詳細調査事項を指示し(257)、点検者が
詳細調査を実施して(258)、詳細調査情報を通知す
る(258)。例えば、デジタルスチルカメラで特定箇
所周辺を撮影し、携帯電話、携帯情報端末等を使用して
電子掲示板141に調査情報を書き込んで行く(25
9)。また、上記と同様にして、一旦、各情報をエリア
管理センタ10へ通知した後(260)、エリア管理セ
ンタ10から電子掲示板141へ書き込んでもよい(2
61)。これらの情報は各部署で閲覧可能である(26
2,263,264,265)。
【0019】次に、工事担当者は、過去事例についてD
B検索し(266)、特定した原因の発生要因を判断す
る(図6の符号267)。この場合、「1.ネジ、ピン
部給油不足,2.ネジ部摩耗、異物混,3.ろ板締め付
け角度上限リミットスイッチ設定位置不良,4.ウォー
ム減速機異常,5.スペーサ調整不良,6.ろ板締め付
け角度上限リミットスイッチの不良」の複数の要因が候
補として考えられたとする。ここで、工事担当者は、機
器製作担当である当該機種の専門家に現場への具体的対
応指示を依頼する(268)。工事担当者は、例えば、
電子掲示板141に対応指示依頼を書き込んだり(26
9)、図2のボタン141eを操作することで機器製作
担当宛に電子メールによる通報を行う(270,27
1)。また、直接、機器製作担当に依頼してもよい(2
72)。
【0020】機器製作担当では、その部門のなかで、当
該機種に関する特定の専門の機器担当者が担当すること
になる(273)。次に機器製作担当者は、電子掲示板
141を見て(274)、確認事項の指示を行う(27
5)。指示方法は、電子掲示板141に書き込んだり
(276)、さらに電子メールあるいはファクシミリを
用いて確認項目シート等を送付することで行う(27
7)。なお、この場合、機器製作担当者からは、「1.
ネジ、ピン部給油状態,2.ネジ部摩耗、異物混,3.
ろ板締め付け角度上限リミットスイッチ設定状態,4.
ウォーム減速機状態,5.スペーサ調整状態,6.ろ板
締め付け角度上限リミットスイッチの状態」の確認指示
がなされたものとする。エリア管理センタ10(および
A事業所11)では、電子掲示板141を閲覧し(27
8)、エリア管理センタ10からA事業所11へ調査事
項が指示される(279)。A事業所11では管理者が
点検者に調査事項を指示し(280)、点検者が調査を
実施する(281)。そして、調査情報を通知する(2
82)。上記と同様に例えば、TVカメラあるいはデジ
タルスチルカメラと、携帯電話、携帯情報端末等を使用
してリアルタイムに応答、すなわち電子掲示板141に
調査情報を書き込んで行く(283)。あるいは、一
旦、各情報をエリア管理センタ10へ通知した後(28
4)、エリア管理センタ10から電子掲示板141へ書
き込んでもよい(285)。また、携帯電話等を利用し
て直接音声による情報交換を行ってもよい(286)。
A事業所11での調査情報は、電子掲示板141によっ
てエリア管理センタ10、メンテナンス担当、工事担
当、機器製作担当が同時に入手可能である(図7の符号
287,288,289,290)。
【0021】次に、機器製作担当者が、確認情報に基づ
いて要因を判断する(291)。ここでは、「1.ネ
ジ、ピン部給油不足→給油状態OK確認,2.ネジ部摩
耗、異物混→摩耗異物混入無し,3.ろ板締め付け角度
上限リミットスイッチ設定位置不良→取り付け位置異常
なし,4.ウォーム減速機異常→減速機正常確認(チェ
ックリストによる),5.スペーサ調整不良→原因と考
えにくい(運転回数から判断),6.ろ板締め付け角度
上限リミットスイッチの不良→アーム固着」という判断
がなされたとする。つまり、「リミットスイッチ不良」
を原因として特定したとする(292)。
【0022】次に、機器製作担当者は、リミットスイッ
チ交換を指示する(293)。この場合、電子掲示板1
41に書き込み(294)、さらに電子メールによる通
報指示を行ったとする(295)。データ管理センタ1
0からは、エリア管理センタ10、メンテナンス担当お
よび工事担当に電子メールが送信される(296,29
7,298)。データ管理センタ14は、また、他の事
業所(例えばB事業所12)に同製品の在庫を確認した
り、あるいは機器製作担当DB171及びエリアDB1
01を用いて予備品在庫リスト等を検索することで在庫
確認を行い、在庫がある場合にはその取り寄せを手配す
る(299)。または、在庫がなかった場合には、当該
製品の発注手配を行って、同製品を製造する。さらに、
データ管理センタ14は、DB142を検索して、同製
品の交換要領を検索する(300)。
【0023】次に、機器製作担当者は、検索した情報を
基に交換要領の指示を行う(図8の符号301)。この
場合、指示内容を電子掲示板141に書き込むとともに
(302)、電話やファクシミリを用いて現地の整備員
へ交換要領を指示する(303)。ここでは、「1.制
御電源OFF,2.リミットスイッチ取り外し新品を取
り付け,3.制御電源ON,4.締め付け装置を駆動し
上限位置で停止(角度ゲージで確認),5.リミットス
イッチ取り付けONの位置で固定,6.締め付け装置を
駆動し正常角度内での停止を確認する,7.再起動し実
負荷運転での締め付け装置停止位置が正常位置であるこ
とを確認する」という交換要領が指示されたとする。エ
リア管理センタ10(およびA事業所11)では、電子
掲示板141を閲覧し(304)、交換要領の指示がな
される(305)。
【0024】A事業所11では、交換作業を実施し、ま
た、交換手順をデジタルスチルカメラで撮影するととも
に携帯電話で情報を送信して、電子掲示板141を用い
て情報を通知したり、あるいは通話によって情報交換し
たりする(306,307,308,309、31
0)。これらの情報は、リアルタイムに各部署で確認可
能である(311,312,313,314)。機器製
作担当者は、異常ないことを確認後、通常運転指示を行
う(315)。この場合、電子掲示板141に書き込む
とともに(316)、電話やファクシミリを用いて現地
の整備員へ指示がなされたとする(317)。エリア管
理センタ10(およびA事業所11)では、電子掲示板
141を閲覧し(318)、通常運転の指示が通知され
る(319)。次に、A事業所11では、管理者が通常
運転操作を指示し(320)、通常運転操作が実行され
る。ここで、正常に運転した場合、A事業所11lから
直接あるいはエリア管理センタ10を介してデータ管理
センタ10へ復旧報告が行われる(復旧報告が電子掲示
板141に書き込まれる)(321)。そして、その内
容が、電子メールによって各部署に通知される(32
2,323,324,325)。ここで、エリア管理セ
ンタ10、データ管理センタ14、あるいは他の担当者
が電子掲示板141の完了ボタン141fを操作して完
了通知を行ったとすると(326)、電子掲示板141
の表示内容がセンタDB142に記録されて、検索可能
な状態で管理されるとともに、電子掲示板141が閉鎖
される(327)。この場合、完了ボタン141fの操
作を所定の資格を持った者が行った場合にのみ有効とす
るようにしてもよい。この場合、所定の資格とは、DB
に関して、職制上あるいは所掌範囲上の権限を有するも
のいい、入力操作に際して入力されるID照合などに基
づいてその判断を行うようにしてもよい。また、一連の
処理について最初の入力をした者(第1報告者)をその
責任者として、IDの一致を条件に完了を有効としても
よい。さらに、実行された一連の処理についての分離を
行い、この分類の入力を条件として完了操作を有効と
し、分類に関する識別データとともにDBへ登録するよ
うにしてもよい。ここにいう分類とは、原因別、応急対
策、恒久対策などの対策内容別、さらには、機器別など
種々の分類が考えられる。
【0025】以上説明したように、本実施の形態では、
故障検出データを入力し、入力された故障データを電子
掲示板に表示するとともに、表示閲覧を促すメールを自
動的に所定の担当者(機関)へ送信し、さらに当該担当
者が電子掲示板を見て、その後、必要な交換部品の発
注、必要な処置の指示を掲示板に入力するようにしたの
で、迅速に故障設備のメンテナンス処理を行うことがで
きる。また、連絡先の担当者は、故障の種類と担当者と
を関連付けたテーブルを参照して自動的に決定されるの
で、連絡先の決定までに要する時間を短縮することがで
きる。さらに、掲示板の内容を故障の種類と実施された
処置とを対応付けて記録するDBを設けるようにしたの
で、詳細なメンテナンス情報を有効に活用することが可
能となる。ここで、電子掲示板の内容を書き込んだDB
は、入力項目(文字情報等)をキーワードとして検索可
能とすることで、容易に過去の事例に関する情報を検索
できるようにすることができる。
【0026】なお、本発明の実施の形態は、上記のもの
に限定されることなく、適宜変更可能である。例えば、
分散している各DBを集約したり、各情報を交換する際
にエリア管理センタ10を介して行っていたものを、電
子掲示板141あるいは電子メールを利用して各事業所
との間で直接交換するようにしてもよい。また、本シス
テムは、ネットワークとネットワークを介して接続され
た複数のコンピュータ、情報処理端末等によって構成す
ることができ、その場合にコンピュータ等で実行される
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体あ
るいは通信回線を介して頒布することが可能である。
【0027】また、メンテナンス担当者、工事担当者、
および機器製作担当者が保有する情報や、なすべき業務
の分担は上記実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、メンテナンス担当者が、当該設備の運転情報、維持
管理または運転管理情報を保有する者である場合、前記
工事担当者が、保守情報、補修または点検情報を保有す
る者である場合、前記機器製作担当者が、設計、構造に
関する情報を保有する者である場合にも本発明を適用す
ることができるのはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば複数の機器、設備等からなるシステムを稼働する
事業所において各装置をメンテナンスする際に、必要な
連絡先や保守内容等についての情報を従来よりも効率良
く入手あるいは管理することができ、また、装置のメン
テナンスに係る保守点検等の履歴を従来よりも容易に蓄
積・管理することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるメンテナンス支援システムの構
成例を示すブロック図。
【図2】 図1の電子掲示板141の構成例を示す図。
【図3】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その1)。
【図4】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その2;その1に続く(以
下、同様))。
【図5】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その3)。
【図6】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その4)。
【図7】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その5)。
【図8】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その6)。
【図9】 図1に示すメンテナンス支援システムの動作
を説明するためのフロー図(その7)。
【符号の説明】
10 エリア管理センタ 11 A事業所 13 通信網 14 データ管理センタ 15 メンテナンス担当システム 16 補修工事担当システム 17 機器製作担当システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 勇 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 岩本 征敏 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 西山 守 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 木山 繁豊 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 小林 亨 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC00 EE05 FF01 GG02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある設備の故障が検出された場合に、当
    該設備の設置場所である事業所又は当該事業所を含む1
    若しくは複数の事業所を管理するエリア管理センタにお
    いて、当該設備の故障が検出されたことを示す故障検出
    データを入力し、 1若しくは複数の事業所又は1若しくは複数のエリア管
    理センタに通信手段を介して接続されたデータ管理セン
    タにおいて前記入力された故障検出データに対応する表
    示データを表示するための電子掲示板を開設するととも
    に、表示閲覧を促す電子メールを当該設備の運転情報を
    保有するメンテナンス担当者、当該設備の保守情報を保
    有する機器建設担当者、当該設備の構造情報を保有する
    機器製作担当者のうちの1又は複数の担当者へ送信し、 前記電子掲示板を用いて、前記事業所又は前記エリア管
    理センタの当該設備の担当者と、前記メンテナンス担当
    者、機器建設担当者、機器製作担当者のうちの1又は複
    数の担当者との間で、前記設備の最終的な処置を決定す
    るまでに、複数回報告及び指示を交換することを特徴と
    するメンテナンス支援方法。
  2. 【請求項2】 ある設備の故障が検出された場合に、当
    該設備の設置場所である事業所又は当該事業所を含む1
    若しくは複数の事業所を管理するエリア管理センタにお
    いて、当該設備の故障が検出されたことを示す故障検出
    データを入力し、 1若しくは複数の事業所又は1若しくは複数のエリア管
    理センタに通信手段を介して接続されたデータ管理セン
    タにおいて前記入力された故障検出データに対応する表
    示データを表示するための電子掲示板を開設するととも
    に、表示閲覧を促す電子メールを当該設備の維持管理ま
    たは運転管理情報を保有するメンテナンス担当者、当該
    設備の補修または点検情報を保有する機器建設担当者、
    当該設備の設計構造情報を保有する機器製作担当者のう
    ちの1又は複数の担当者へ送信し、 前記電子掲示板を用いて、前記事業所又は前記エリア管
    理センタの当該設備の担当者と、前記メンテナンス担当
    者、機器建設担当者、機器製作担当者のうちの1又は複
    数の担当者との間で、前記設備の最終的な処置を決定す
    るまでに、複数回報告及び指示を交換することを特徴と
    するメンテナンス支援方法。
  3. 【請求項3】 ある設備の故障が検出された場合に、当
    該設備の設置場所である事業所又は当該事業所を含む1
    若しくは複数の事業所を管理するエリア管理センタにお
    いて、当該設備の故障が検出されたことを示す故障検出
    データを入力し、 1若しくは複数の事業所又は1若しくは複数のエリア管
    理センタに通信手段を介して接続されたデータ管理セン
    タにおいて前記入力された故障検出データに対応する表
    示データを表示するための電子掲示板を開設するととも
    に、表示閲覧を促す電子メールを当該設備のメンテナン
    ス担当者、該メンテナンス担当者よりも当該設備につい
    て詳細な情報を保有する機器建設担当者、該機器建設担
    当者よりも当該設備についてさらに詳細な情報を保有す
    る機器製作担当者のうちの1又は複数の担当者へ送信
    し、 前記電子掲示板を用いて、前記事業所又は前記エリア
    管理センタの当該設備の担当者と、前記メンテナンス担
    当者、機器建設担当者、機器製作担当者のうちの1又は
    複数の担当者との間で、前記設備の最終的な処置を決定
    するまでに、複数回報告及び指示を交換することを特徴
    とするメンテナンス支援方法。
  4. 【請求項4】 電子掲示板提供機能を有するセンタに通
    信網を介して接続された複数の端末を用い、 第1の端末で故障検出データを入力し、 センタで第1の端末で入力された故障検出データに対応
    する表示を電子掲示板で行うとともに、表示閲覧を促す
    電子メールを所定の担当者宛に送信し、 第2の端末を用いて当該担当者によって入力された必要
    な処置の指示を前記電子掲示板に表示することを特徴と
    するメンテナンス支援方法。
  5. 【請求項5】 前記電子掲示板が、当該故障に対応付け
    て新たに開設されたものであることを特徴とする請求項
    4記載のメンテナンス支援方法。
  6. 【請求項6】 前記担当者が、故障の種類と担当者とを
    関連付けたテーブルを参照して自動的に決定されること
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のメン
    テナンス支援方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記電子掲示板の表示内容を故
    障の種類と実施された処置とを対応付けてデータベース
    に記録することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1
    項に記載のメンテナンス支援方法。
  8. 【請求項8】 前記電子掲示板の内容を当該故障に関す
    る処置が完了した旨を示す所定の操作子が操作されたこ
    とを条件として前記データベースに記録することを特徴
    とする請求項7記載のメンテナンス支援方法。
  9. 【請求項9】 前記電子掲示板の内容を当該故障が完了
    した旨を示す所定の操作子が所定の操作者によって操作
    されたことを条件として前記データベースに記録するこ
    とを特徴とする請求項7記載のメンテナンス支援方法。
  10. 【請求項10】 前記電子掲示板の内容を当該故障が完
    了した旨を示す所定の操作子が前記伝掲示板の内容に関
    する所定の分類情報の入力とともに操作されたことを条
    件として前記データベースに記録することを特徴とする
    請求項7記載のメンテナンス支援方法。
  11. 【請求項11】 前記故障検出データの入力が故障した
    設備の設置場所である事業所又はエリア管理センタ内で
    行われ、 前記センタが該事業所又はエリア管理センタ外に設けら
    れたデータ管理センタであって、 前記担当者が、当該設備のメンテナンス担当者、機器建
    設担当者、機器製作担当者のいずれかであることを特徴
    とする請求項4〜10のいずれか1項に記載のメンテナ
    ンス支援方法。
  12. 【請求項12】 前記電子掲示板が書き換えられた内容
    をリアルタイムに表示することを特徴とする請求項4〜
    11のいずれか1項に記載のメンテナンス支援方法。
  13. 【請求項13】 前記電子掲示板を用い、指示と報告と
    を複数回繰り返して最終的な処置を決定することを特徴
    とする請求項4〜12のいずれか1項に記載のメンテナ
    ンス支援方法の利用方法。
  14. 【請求項14】 電子掲示板機能を有するセンタに通信
    網を介して接続された複数の端末を用い、 第1の端末で故障検出データを入力する手段と、 センタで第1の端末で入力された故障検出データに対応
    する表示を電子掲示板で行うとともに表示閲覧を促す電
    子メールを所定の担当者宛に送信する手段と、 第2の端末を用いて当該担当者によって入力された必要
    な処置の指示を前記電子掲示板に表示する手段とを備え
    ることを特徴とするメンテナンスシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008165558A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Fuji Xerox Co Ltd 情報閲覧システム、情報処理装置、情報配信装置及びプログラム
JP2014038647A (ja) * 2013-10-03 2014-02-27 Paradigm Shift Inc 口コミ情報管理システム、口コミ情報管理方法、および口コミ情報管理プログラム
JP2014146147A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Mitsubishi Electric Corp プラントの異常状態解決支援システム
JP2018165924A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 メタウォーター株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

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