JP2016115027A - 作業現場集中監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の作業現場における作業状況、結果、エビデンス、作業に関する質問・回答、を各作業現場にて共有し得る技術を提供する。【解決手段】作業現場における作業チェック項目を含むチェックリストを複数の作業現場に携帯する作業者端末に送信し、前記作業者端末より送信される前記チェックリストに基づく作業チェックリスト及び/又は作業現場の撮影画像を受信し、前記受信した作業チェックリスト及び撮影画像を記憶装置にエビデンスとして記憶して自動保存するとともに現場集中監視者端末に出力し、前記作業チェックリストを他の作業者端末に対してそれぞれ配信し、前記作業者端末及び前記現場集中監視者端末の両側にて作業チェックリスト及び/又は撮影画像を表示して確認できるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の作業現場を集中して監視(管理)する作業現場集中監視システムに関する。
一般的に、例えば、コンピュータセンタやデータセンタ等における電源工事や空調機工事、空調機保守等を作業業者に依頼するとき、各現場に作業員とは別に専門の知識を持った監視員に立ち会ってもらい、当該監視員がコンピュータセンタの責任者(監視者)として、作業者が予め約束された手順で作業を行っているか否かを管理している。監視者は、場合によっては、進捗状況を把握し、問題点を早期に把握し、その対策指示をする必要がある。また、現場が複数の場合には、複数の監視者の手配が必要となり、複数の現場における作業結果のまとめと、資料やエビデンスを保管する必要がある。
このように人手による監視作業は、現場の数にあった監視員が必要であるが、当該作業等は、随時作業であり、常時配備が難しく、最後のまとめの作業にも工数が必要となる。
即ち、データセンタ等のセキュリティが高く、電気等を絶対に止めることが許されない環境等にあっては、電源工事や空調機工事、点検等は、毎日発生する作業ではないが、確実に監視業務を実施するためには、データセンタ等の管理者が作業に立ち会い、危険な行動等を起こさせないようにする必要があるが、作業が重なった場合も、少ない人数で、各現場の管理が可能となり、作業状態の管理や指示等が行え、エビデンスの管理も自動で行うことが可能となるシステムが望まれる。
本分野の背景技術として、特開2012−73811号公報(特許文献1)がある。この文献には、「複数の事業者端末装置と、建設現場に設置される作業現場端末装置と、システムを統括制御する管理システムとをネットワークを介して接続することで、複数の事業者が共同して作業を行う建設現場の作業管理システムであって、前記管理システムは、建設現場の設計図と工程管理情報を備えたマスタプラン情報データベースと、前記事業者端末から入力される対象作業の作業予定を格納した作業予定データベースとを備えた記憶装置と、該管理システムを統括制御する管理サーバとを備え、前記管理サーバは、前記マスタプラン情報データベースから取得した作業領域と、前記作業予定データベースから取得した対象作業とから作業予定情報を生成して前記端末装置の表示画面に出力し、前記作業予定情報は、対象作業の位置情報に基づいて、当該作業領域の所定の位置に、この対象作業の作業内容を示す作業マークと作業事業者を示す事業者マークとを対で表す作業項目を表示する作業管理システム」をもって、「複数の作業者が作業予定を作業現場(作業領域)との関係で視覚的に把握しやすい」ようにすることが記載されている。
特開2012−73811
上述した特許文献1には、作業管理システムの仕組みが記載されている。しかし、複数の作業現場における作業状況、結果、エビデンス、作業に関する質問・回答、などを複数の作業現場にて共有することを可能とする集中監視までは考慮されていない。
そこで、本発明では、例えば、複数の作業現場における作業状況、結果、エビデンス、作業に関する質問・回答、などを複数の作業現場にて共有し得る技術を提供する。
上記課題を解決するために本発明は、作業現場における作業チェック項目を含むチェックリストを複数の作業現場に携帯する作業者端末に送信し、
前記作業者端末より送信される前記チェックリストに基づく作業チェックリスト及び/又は作業現場の撮影画像を受信し、
前記受信した作業チェックリスト及び撮影画像を記憶装置にエビデンスとして記憶して自動保存するとともに現場集中監視者端末に出力し、
前記作業チェックリストを他の作業者端末に対してそれぞれ配信し、
前記作業者端末及び前記現場集中監視者端末の両側にて作業チェックリスト及び/又は撮影画像を表示して確認できるようにする。
例えば、本発明の現場集中監視システムは、複数の作業者端末と複数の現場を集中監視する集中監視者端末とをネットワークを介して接続し、当該作業者端末と集中監視者端末との間における情報の送受、管理を制御する集中監視管理装置を含む現場集中監視システムにおいて、
前記集中監視管理装置は、
作業現場において作業者が使用するチェックシートを記憶装置に登録しておき、
前記記憶装置のチェックシートを読み出して前記複数の作業者端末側に対して配信し、
前記複数の作業者端末側の作業者により、前記チェックシートに基づき作業チェック項目に対してチェックされた作業チェックシートを、前記ネットワークを介して受信し、当該作業チェックシートを前記記憶装置に記憶し、かつ、当該作業チェックシートを前記複数の作業者端末側に対して配信し、
前記集中監視者端末側及び前記作業者端末側にて前記作業チェックシートを表示可能とし、作業状況を共有して管理できるように構成することを特徴とする。
前記集中監視管理装置は、さらに
前記複数の作業者端末側にて撮影した現場撮影画像を受信して前記記憶装置にエビデンスとして自動保存し、
前記集中監視装置側にて前記作業チェックシートと対応付けて前記現場撮影画像を表示して現場における状況を監視者により確認できるように構成することを特徴とする。
本発明によれば、複数の作業現場における作業状況、結果、エビデンス、作業に関する質問・回答、を複数の作業現場にて共有できる。
これにより、例えば、現場における監視員の手配を少なく、また、監視員の作業管理工数、紙媒体自体の削減や紙媒体の保管場所の軽減化が期待でき、また、エビデンスの取り纏め等も自動で行うこともできる。また、アラートを上げることで、問題点の早期把握も可能となり、管理能力の向上にも貢献できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の現場集中監視システムの概略構成を示す図。 図2は、図1における集中監視管理装置(サーバ)11及び集中監視者端末12の主要構成を示すブロック図。 図3は、集中監視室に設置される集中監視者端末12における表示部(ディスプレイ)112に表示される作業管理システム画面1121の一例を示す図。 図4は、作業情報DB1141における作業情報テーブルの構成を示す図。 図5は、チェックリストDB1142におけるチェックリストテーブルの構成を示す図。 図6は、エビデンス管理DB1143におけるエビデンス管理テーブルの構成を示す図。 図7は、インシデント管理DB1144におけるインシデント管理テーブルの構成を示す図。 図8は、進捗管理DB1145における進捗管理テーブルの構成を示す図。 図9は、作業後チェックリストDB1146における作業チェックリストテーブを示す図。 図10は、取得エビデンスDB1147における取得エビデンステーブルの構成を示す図。 図11は、インシデント情報DB1148におけるインシデント情報テーブルの構成を示す図。 図12は、図2における演算装置(制御部)115における処理フローを示す図。 図13は、図2における演算装置(制御部)115における処理フローを示す図。
まず、例えば、コンピュータセンタやデータセンタ等にあっては、情報管理が厳しい。したがって、コンピュータにおける作業やインフラ更新作業を行う場合、上述したように作業現場に立ち会う立会者が必須とされている。しかも、この立会者は、高いスキルが要求される。その一方、作業立会が必要な作業は、毎日あるわけでは無く、場合によっては1ヶ月以上も無い場合もある。しかも、4つや5つの作業(現場)が重なる場合もある。このような場合、高いスキルを有する立会者(人員)を長期間確保することは現実的には難しい。そこで、低いスキル(知識)の立会者による立会であると、同じ人が見まわることとなり、統制がきいた管理ができない時間が生じる。また、立会者は、作業者と同じチェックリストを使用し、同じチェックを行う必要があるため、途中段階でカメラ等により取得したエビデンス等を含めて、最後にすべてのチェックリストを含んだエビデンスを整理しなおす必要があり、発生したインシデントを含んで、事前に行ったレビューも含めて、全てを纏めなおす必要がある。
係る点に鑑み、本発明では、現場集中監視者端末を管理する現場集中監視システム(現場の作業を監視作業に必要な情報の管理と制御を行う管理システム)と複数の作業者端末、例えば、現場作業でチェックリストを表示・チェックできる機能を持ち、写真やビデオの画像や映像を取得し、それらの各種データを現場集中監視システム側に送付する作業に必要なタブレットPCを管理する電子デバイスシステム(タブレットシステム)を利用することで、集中監視室で管理する集中監視者(立会管理者)と現場で行っている作業者との協働により、同じチェックリストを使用して作業項目のチェックを行い、その作業チェックリストなどを関係者全員で共有し、常に連絡が取れ、監視できる体制をとることが可能なシステムを提案するものである。
例えば、集中監視者端末、サーバ、複数の作業者端末で構成し、サーバにより、中央監視室側に配置される集中監視者端末を制御し、各現場側に配置される1台又は複数台のタブレット端末の全てに同一フォーマットの作業チェックリストが表示でき、また、中央監視側の集中監視者端末にて各現場の全てを表示できるように構成する。
各現場では、サーバから配信されるチェックリストに従い作業を行い、チェックリストに作業結果を反映し作業チェックリストとし、当該作業チェックリスト及び現場を撮影した画像、などをエビデンス情報としてサーバ側にて管理する。
中央監視室側の集中監視者端末にも同じように表示される。作業状況は、例えば、別のタブレット等で常時ビデオを撮影することにより、中央監視側ではその状況を監視することも可能となる。また、各現場では写真等のエビデンスの取得も同タブレットで写真撮影し、そのまま作業のエビデンスとして、チェックリストのその場所に保管され、どの状態で取得したエビデンスかが分かるようにする。これにより、作業終了後に再集計して、纏めなおす必要もなくなる。また、当システムを通して、現場と中央監視室とで会話できるシステムも搭載する。不明点等が有れば、現場と管理者とで相談や指示ができる。そのほかとして、チェックリスト上に監視ポイント(チェックポイント:・・終了後、・・確認後、など)を設け、ある時間帯までにある作業が完了できなかった場合には、中央監視室に居る監視者(管理者)にアラートを上げる機能も有する。これにより、問題の早期把握等の役割もできる。また、1名の監視者(管理者)により、複数の現場を同時に管理ができる。
各エビデンスは、作業と同時に収集し、関係者全員に共有させることにより、紙媒体での出力や各資料の再収集の必要性がなくなり、時間的にも紙媒体費用的にも効果を期待することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、現場集中監視システムの概略構成を示す図である。
現場集中監視システム10は、集中監視管理装置(サーバ)11と集中監視者端末12とを有する。電子デバイスシステム(以下、タブレットシステムと言う)20は、複数の作業者端末(例えば、タブレットPC:以下、タブレットと言う)21、を有する。
現場集中監視システム10における集中監視管理装置(サーバ)11は、各種情報を記憶装置に登録、保存して管理する機能、作業者端末により、作業の状況をチェックした作業チェックリスト、及び撮影された現場画像、などを受信して記憶装置に登録し、また、集中監視者端末12側に出力する機能、タブレットシステム20との間で情報の通信(送受信)する機能、を有する。
各種情報とは、管理情報(作業内容などを含む作業情報、現場作業における作業チェック項目を含むチェックリスト(作業前)、エビデンス管理情報、インシデント管理情報、作業の進捗管理情報、など)であり、また、エビデンス情報(作業した作業項目をチェックした作業チェックリスト(作業後)、取得エビデンス、インシデント情報、など)である。
作業状況や作業チェックリスト、などを表示するとは、タブレットシステム20側から送信される各現場の状況を撮影した画像11213、例えば、写真やビデオなどの映像や、各作業者210がチェックリストに基づいて実施した結果を含む作業チェックリスト11212をディスプレイに表示することである。
また、タブレットシステム2との間で通信とは、上述した作業前のチェックリストや作業後の作業チェックリスト、画像、及び作業現場の作業者による質問情報(含不明点確認、状況報告)や集中監視室側の監視者120による回答情報や作業指示情報、アラームなどの通信である。チェックリスト及び作業チェックリストは、例えば、関連性のある複数の作業現場のタブレット21に対して配信される。これにより、同一フォーマットのチェックリストを受けた担当者は、同一フォーマットの作業チェックリストを共有でき、当該リストから各現場の進捗状況などの確認ができる。
サーバシステム10の構成及び動作の詳細については後述する。
集中監視管理装置11は、後述するように各種情報を記憶する記憶装置114、集中監視者端末12、などを制御する制御部を含む演算装置115、を有する。
集中監視者端末12は、例えば、汎用の情報処理装置(パーソナルコンピュータ:PC)からなり、後述するように集中監視管理装置(サーバ)11にて集中監視して扱う情報、などを表示する表示部(ディスプレイ)122や作業者端末12からの質問に対する回答や作業指示を行う入力操作部121を有する。
タブレットシステム20は、現場作業に必要なチェック項目に対してチェックした作業チェックリストを表示する機能、作業現場を撮影する機能、作業状況や質問情報をサーバシステム1との間で通信する機能、作業のエビデンスとなる情報を取得し、登録する機能、などを有する。
作業者端末であるタブレット(tablet)21は、既存の携帯可能な情報処理端末を利用する。例えば、平板状の外形を備えタッチパネル式などの表示/入力部(含ペン入力)を持った携帯可能なパーソナルコンピュータである。そして、作業現場を撮影(写真、ビデオ)機能、作業に関する質問などの情報を入力する入力機能、当該質問に対する現場集中管理者側による回答や作業の開始連絡、注意などの情報を表示する機能(ディスプレイ)、サーバシステム11との間で情報の送受信する通信機能を有する。
図2は、図1における集中監視管理装置(サーバ)11及び集中監視者端末12の主要構成を示すブロック図である。
集中監視者端末12は、入力操作部121、表示部122、を有する。
入力操作部121は、現場側より作業に関する質問があった場合、当該質問に対して回答する回答情報を入力するキーボードや、当該入力した回答情報などを現場側のタブレットに送信操作するキーなどを有する。
表示部122は、集中監視管理装置(サーバ)11における記憶装置114に記憶される記憶情報、例えば作業チェックリスト11212や現場側のタブレットから送信される情報や画像(写真やビデオなど)11213を表示するディスプレイを有する。
集中監視管理装置(サーバ)11は、記憶装置114、通信装置113、演算装置115、を有する。
記憶装置114は、上述した各種情報(管理情報及びエビデンス情報)を格納する複数の記憶部、例えばデータベース(以下、DBと省略する)を含む。
具体的には、例えば、作業情報テーブルを格納する作業情報DB1141、チェックリストテーブルを格納するチェックリストDB1142、エビデンス管理テーブルを格納するエビデンス管理DB1143、インシデント管理テーブルを格納するインシデント管理DB1144、進捗管理テーブルを格納する進捗管理DB1145、であり、また、作業チェックリスト(作業項目をチェックしたもの)テーブルを格納する作業チェックリストDB1146、取得エビデンステーブルを格納する取得エビデンスDB1147、インシデント情報テーブルを格納するインシデントDB1148、である。各テーブルにおける情報については後述する。
通信装置113は、各現場に配置される各タブレット21との間で情報の送受を行う送受信部を有する。
演算装置115、内部に格納されたプログラムに従って上記各装置を制御する制御部を有する。制御部による制御処理動作は後述する。
上述した現場集中監視システムにおいて、タブレットシステム側の作業者210は、タブレット21を作業現場に持参し、作業現場を撮影する。そして、作業を開始する。
この作業現場撮影による画像は、作業エビデンスの一つとして利用する。また、タブレット21のディスプレイにチュックリストを表示し、当該チェックリストに基づき作業を実施した作業実施項目をチェックし、必要タイミングで当該作業チェックリストや撮影画像、などをサーバシステム10側に送信する操作を行う。
また、必要に応じて作業に対する質問などがあれば、質問情報を入力し、サーバシステム10側に送信操作する。
サーバシステム10側の現場集中監視室における現場集中監視者110は、現場側から送信され、集中監視者端末112の表示部(ディスプレイ)122に表示される作業チュックリスト11212の状況や画像11213などを確認する。
これにより、集中監視室側において、すべての作業現場(監視場所)の様子と、すべての現場にて使用している作業チェックリストの内容を確認可能である。故に、予め定めたチェックポイントまで作業が終わらなかった場合は、集中管理室側から現場側に自動でアラーム、つまり、現場の進捗状況を把握することで、問題点を早期に把握し、作業者に対する作業指示を行うことができる。
図3は、集中監視室に設置される集中監視者端末12における表示部(ディスプレイ)112に表示される作業管理システム画面1121の一例を示す図である。
作業管理システム画面1121は、例えば、各作業現場11211(作業現場A、B、C、・・・)に対応する作業チェックリスト画面11212と作業現場を示す画面11213、を有する。例えば、作業現場Aの作業チェックリストのタグを選択すると、当該リストに対応する作業現場Aの画像が表示される。
作業管理システム画面1121において、作業現場Aの作業チェックリストタグ11211を選択することにより、当該選択作業現場Aの現場画像11213を表示することができる。
これにより、集中監視者121は、各作業現場A、B、C、・・・の作業チェックリスト11212と現場の撮影画像11213を確認することができ、必要な作業指示を各現場の作業者に対して行うことができる。
図4は作業情報DB1141における作業情報テーブルの構成を示す図である。作業情報テーブルは、現場により作業を実施する作業内容などを示したテーブルである。具体的には、作業情報テーブルは、作業ID(0001、0002、0003、0004、0005、・・・)11411、作業の実施内容(分電盤設置、ブレーカ接続D、ブレーカ接続F、ブレーカ切断A、ブレーカ切断C、・・・)11412、変更箇所(新設、Dブレーカ、Fブレーカ、Aブレーカ、Cブレーカ、・・・)11413、責任者(XX部長、YY課長、・・・)11414、作業開始日(2014/4/12、・・・)11415、作業開始時間(9:00、・・・)11416、作業終了時間(17:00、・・・)11417、作業監視者(ZZZZ担当者、・・・)11418、作業現場(マシン室A、マシン室B、・・・)11419、レビュー完了日(2014/3/30、・・・)114111、作業者(ddddd、SSSSS、・・・)114112、作業注意点(短絡事故、対象ブレーカ、・・・)114113、などの情報を有する。
図5はチェックリストDB1142におけるチェックリストテーブルの構成を示す図である。チェックリストテーブルは、現場により作業を実施するとき、如何なるチェックリストをもって如何なるタイミングでエビデンスを取得するかを示したテーブルである。具体的には、チェックリストテーブルは、識別ID(0001、0002、0003,0004、0005、・・・)11421、作業ID11422、チェックリスト(・・・、X社Dブレーカ接続チェックリスト、Y社Fブレーカ接続チェックリスト、・・・)、エビデンス取得タイミング(1〜5)、などの情報を有する。
図6はエビデンス管理DB1143におけるエビデンス管理テーブルの構成を示す図である。エビデンス管理テーブルは、作業エビデンスIDを格納するテーブルである。具体的には、識別ID11431、作業ID11432、作業エビデンステーブルID11433、などの情報を有する。
図7はインシデント管理DB1144におけるインシデント管理テーブルの構成を示す図である。インシデント管理テーブルは、インシデント管理情報を格納するテーブルである。具体的には、識別ID11441、作業ID11442、インシデント管理ID11443、などの情報を有する。
図8は進捗管理DB1145における進捗管理テーブルの構成を示す図である。進捗管理テーブルは、現場における実施作業の進捗状況を管理するテーブルである。具体的には、進捗管理テーブルは、識別ID11451、作業ID11452、チェックポイント(A作業終了後、S作業終了後、B作業終了後、○○○に確認後、△△△指示後、・・・)11453、チェックポイント通過時間(12:00、13:00、・・・)11454、などの情報を有する。
図9は作業後チェックリストDB1146における作業チェックリストテーブルを示す図である。作業チェックリストテーブは、作業チェック後の作業チェックリストを格納するテーブルである。具体的には、作業チェックリストは、識別ID11461、作業ID11462、作業後チェックリスト11463、などの情報を有する。
図10は取得エビデンスDB1147における取得エビデンステーブルの構成を示す図である。取得エビデンステーブルは、作業現場における作業実施状況のエビデンス情報を管理するテーブルである。具体的には、取得エビデンステーブルは、ID11471、作業ID11472、エビデンス(写真等、・・・)11473、備考(作業後、作業前、作業後、異常個所、修正後、・・・)11474、などの情報を有する。
図11はインシデント情報DB1148におけるインシデント情報テーブルの構成を示す図である。インシデント情報テーブルは、ID11481、作業ID11482、インシデント内容(状態不正、「・・が・・・の為、・・・となっていた。」、「撤去予定テーブルに電圧が計測された。(0V確認)」、・・・)、対策状況(「状態を調査後、当該作業を飛ばして作業を継続。」11483、「状態を調査後、元の状態に戻し、作業継続。」、・・・)11484、などの情報を有する。ここで言う「インシデント」(incident)とは、利用者にとって、「システムを使ってやりたいことができない状態」を意味する。係るインシデント情報を格納保存しておくことにより、同様な作業状況になった場合、当該インシデント情報を検索、抽出することにより、その対策を迅速にかつ適確に実施することが可能となる。
図12は、図2における演算装置(制御部)115における処理フローを示す図である。同図のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップS1151:サーバ11の演算装置115は、集中管理者側の管理者120により入力された図5〜図8に示す管理情報、つまり作業情報テーブル、チェックリストテーブル、エビデンス管理テーブル、インシデント管理テーブル、進捗管理テーブル、などを記憶装置114の管理情報記憶部1141〜1145に登録する。
ステップS1152:演算装置115は、記憶装置114のチェックリストDB1142から所望のチェックリスト(作業前)を読み出し、当該読み出したチェクリスト(作業前)を作業担当者が作業現場側に携帯した複数の作業者端末21、つまり各タブレット21に配信(送信)する。例えば、2つの作業現場A、Bには、同一のチェックリスト、例えば、図5における「X社ブレーカ接続チェックリスト」を配信し、1つの作業現場Cには、「Y社ブレーカ接続チェックリスト」を配信する。各現場における作業が共通する場合には、各作業現場側に同一のフォーマットのチェックリストを配信し、当該チェックリストを元にチェックし、当該チェックされた作業チェックリストを元に作業状況を監視するように構成してもよい。
このとき、各タブレット21は、ステップ211にてステップS21における作業者の作業実施操作に基づきチェックリスト(作業前)を受信してディスプレイに表示する。
また、各タブレット21は、ステップS212にてステップS22における作業者の撮影操作に基づき撮影した現場撮影画像(写真や作業状況ビデオ)を受信する。
また、更に各タブレット21は、ステップS213にてステップS23における作業者のチェック・作業チェックリスト・撮影画像送信操作に基づき作業チェックリスト(作業後)及び現場撮影画像を中監視管理装置(サーバ)11側に送信する。
チェックリストへのチェックは、タブレット21のディスプレイに表示されたチェックリストの実施項目を、例えば、ペンによりタッチするようにして行う。
ステップS1153:演算装置115は、タブレット21からの作業チェックリスト(作業後)及び現場撮影画像を受信し、記憶装置114のエビデンス情報記憶部1146〜1148に記憶し登録保存する。また、受信した作業チェックリスト(作業後)及び現場撮影画像を集中監視端末12のディスプレイに表示する。この表示により、監視者は、ステップS11にて現場の作業状況などを確認する。
ステップS1154:演算装置115は、受信した作業チェックリストを各タブレット21側に配信(送信)する。
このとき、各タブレット21は、ステップS214にて作業チェックリスト(作業後)を受信し、ディスプレイに表示する。この作業チェックリストの表示により、各作業者は、ステップS24にてその内容を確認する。
図13は、作業担当者から集中監視者(管理者)側への作業関する質問とその回答の流れを示すフローである。
ステップS1155:サーバシステム11の演算装置115は、タブレット21側からの質問を集中監視者端末12側に出力、表示する。この表示を元に、監視者は、ステップS12にて作業質問に対する回答入力し送信指示をする。
その前提として、タブレット21は、ステップ215にてステップ25における作業者の作業不明点質問入力・送信操作に基づき作業不明点や質問を入力して中監視管理装置(サーバ)11側に送信する。
ステップS1156:演算装置115は、回答内容(回答書)、又は作業指示を受信し、当該回答書、作業指示を各タブレット21側に送信する。質問を集中監視者端末12側からの回答をタブレット21側に送信する。これにより、タブレット21は、ステップS216にて回答書を受信し、ディスプレイに表示する。作業者は、ステップS26にてタブレット21のディスプレイに表示された回答内容を確認する。
以上説明した本発明によれば、紙媒体での管理工数、紙媒体の保管場所、紙媒体自体を削減でき、最低限の人員で現場管理作業が行うことができると共に、エビデンスの取り纏め等も自動で行うこともできる。また、アラートを上げることで、問題点の早期把握も可能となり、管理能力の向上にも貢献できる。即ち、各現場では同じチェックリストを各位が同時にもってチェックする必要があり、最後にまとめて、全ての資料やエビデンスを保管する作業が必要となるが、これらの監視作業が少ない人員で対応することが可能である。また、当該作業等は、随時作業であり、常時配備が難しいが、最後のまとめの作業工数も軽減できる。
また、例えば、コンピュータセンタ等で、電源工事や空調機工事、空調機保守等が行われる場合に、各現場ではタブレットを持って作業を行い、そのタブレットは現場の状況を映す機能を持ち、チェックリストを表示しチェックできるようになっており、チェックリストに従い写真で作業前後のエビデンスを撮ることができ、チェックリスト上のチェックポイントで時間アラートが上がるようになっている。当タブレットは、事務所等の集中監視センタ側のPCと無線で接続されており、同じチェックリストが表示されており、各チェックポイントでのアラートもタブレットと同時に上がるようになっており、各エビデンスも表示・保存でき、複数の現場を同時監視・指示が可能となっている。このことにより、各現場に監視者を付けることなく、最小人数で、知識を持った監視者が複数現場を監視できるようになる。また、エビデンスの保存も自動で行うことが出来るため、作業時間の短縮等も期待できる。
また、データセンタ等で、電源工事・空調機の保守点検等の作業が随時で発生する環境で、複数現場を抱える時間も有りうる環境の場合において、常に現場の数が最高に多い状況を想定した人員を確保する必要も無く、技量をもった少数で立会管理作業を行え、作業の遅れや問題点の把握が自動で行うことが可能となる。また、当システムでは、必要なエビデンスが義務付けることが出来、エビデンス取得漏れや自動保存が可能となり、全てが1つのチェックリストで出来るため、作業者に特に状況報告を求めることなく状況把握が可能となり、エビデンスの整理も作業終了と同時に行う(整理する必要無し)ことが出来、時間的にも余裕が生まれる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Draive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
10 現場集中監視システム(監視作業に必要なサーバシステム)
11 集中監視管理装置(サーバ)
12 現場集中監視者端末(パーソナルコンピュータ)
114 記憶装置
115 演算装置(制御部)
20 電子デバイスシステム(タブレットシステム)
21 作業者端末(タブレット)

Claims (2)

  1. 複数の作業者端末と複数の現場を集中監視する集中監視者端末とをネットワークを介して接続し、当該作業者端末と集中監視者端末との間における情報の送受、管理を制御する集中監視管理装置を含む現場集中監視システムにおいて、
    前記集中監視管理装置は、
    作業現場において作業者が使用するチェックシートを記憶装置に登録しておき、
    前記記憶装置のチェックシートを読み出して前記複数の作業者端末側に対して配信し、
    前記複数の作業者端末側の作業者により、前記チェックシートに基づき作業チェック項目に対してチェックされた作業チェックシートを、前記ネットワークを介して受信し、当該作業チェックシートを前記記憶装置に記憶し、かつ、当該作業チェックシートを前記複数の作業者端末側に対して配信し、
    前記集中監視者端末側及び前記作業者端末側にて前記作業チェックシートを表示可能とし、作業状況を共有して管理できるように構成する
    ことを特徴とする現場集中監視システム。
  2. 請求項1に記載の現場集中監視システムにおいて、
    前記集中監視管理装置は、さらに
    前記複数の作業者端末側にて撮影した現場撮影画像を受信して前記記憶装置にエビデンスとして自動保存し、
    前記集中監視装置側にて前記作業チェックシートと対応付けて前記現場撮影画像を表示して現場における状況を監視者により確認できるように構成する
    ことを特徴とする現場集中監視システム。

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