JP2002109017A - 通信ネットワークを利用した住戸診断情報サービスシステム、および住戸診断情報サービス用サービスサーバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ネットワークを用いて、住宅等に設置され
た家電機器等の生活設備機器の診断が容易にでき、その
診断結果や関連する必要な情報をユーザに適時に提供で
きる、住戸診断情報サービスシステムを提供する。 【解決手段】住戸管理サーバ１には、生活設備機器１ａ
が情報配線１ｂを介して接続されており、情報配線１ａ
に接続された生活設備機器に関する属性情報が変化し、
あるいは所定時間が経過する毎に、通信ネットワークＬ
を通じて、サービスサーバ２をアクセスして、少なくと
も生活設備機器の属性情報を含む住戸の個別情報を送信
する。これに対してサービスサーバ２では、受信した住
戸の個別情報を分析して、住戸管理サーバ１に生活設備
機器１ａの診断結果と必要なアドバイス情報とを返信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ビル、住宅等に設
置された家電機器、電子機器などの生活設備機器の診断
を含む住戸診断を、通信ネットワークを利用して行うよ
うにしたサービスシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】家電機器、電子機器など設備機器を取り
扱うメーカや販売店等では、機器を購入した利用者へ定
期的にアフターサービスを行っている。具体的な方法と
して、新製品案内のダイレクトメール、販売店からの電
話による案内などがある。また近年、インターネット
（Ｗｅｂページや電子メールなど）を利用して、定期的
にメンテナンス情報や案内情報を家庭に配信している企
業もある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、メーカ側か
らの情報は一方的なものが多く、機器に故障等の問題が
ないときにこのような情報の配信を受けた利用者は、開
封すらせずに破棄されることも多い。その一方、情報を
必要とするときには迅速に情報提供が受けられないとい
う問題もある。

【０００４】利用者は適時に適切な情報の配信を受けれ
ば、部品の交換などをタイムリーに行うことができ、メ
ーカ等のサービス会社にとっても、効率のよい営業活動
が実施できる。

【０００５】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、通信ネットワークを用いて、住
宅等に設置された家電機器等の生活設備機器の診断が容
易にでき、その診断結果や関連する必要な情報をユーザ
に適時に提供できる、住戸診断情報サービスシステムを
提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本明細書において、次のような特徴を有する住戸診
断情報サービスシステムを提案している。

【０００７】請求項１に記載の住戸診断情報システム
は、ビル、住宅等に設置された住戸管理サーバと、サー
ビスサーバとを通信ネットワークを介して接続した構成
となっており、住戸管理サーバは、情報配線を介して生
活設備機器と接続されて、この生活設備機器に関する属
性情報が変化するごとに、あるいは所定時間が経過する
ごとに、サービスサーバをアクセスして、少なくとも生
活設備機器の属性情報を含んだ住戸の個別情報を送信す
る。一方、サービスサーバでは、受信した住戸の個別情
報を分析して、住戸管理サーバに生活設備機器の診断結
果と必要なアドバイス情報とを返信する。

【０００８】情報配線で接続された生活設備機器には、
組み込み型マイクロインターネット接続技術を利用した
通信デバイスが内蔵されており、住宅内に設置した住戸
管理サーバと双方向に情報伝送が可能となり、住戸管理
サーバは、情報配線を介して、照明機器、家電機器、そ
の他の設備機器からの属性情報を収集する。この属性情
報には、機器の製造年月日、型番、製品名、基本機能、
付加機能、故障の有無、現在の運転状態などが含まれ
る。

【０００９】このように、住戸側では通信ネットワーク
を介して、生活設備機器の異常、点検が必要なこと、消
耗品交換時期の通知などの必要なアドバイスを受けるこ
とができる。そして、このアドバイスに基づいて、ユー
ザ自らが修理・点検をすることができる。

【００１０】請求項２では、請求項１においてサービス
サーバから住戸管理サーバに返信されるアドバイス情報
には、その住戸の生活設備機器の診断結果に対して対処
可能な提携サービス会社の電話番号、所在地、電子メー
ルアドレスなどのアクセス情報が含まれている。

【００１１】請求項３では、サービスサーバは、診断結
果とアドバイス情報を配信した住戸管理サーバに対し
て、その診断結果に対して対処可能な提携サービス会社
の通信端末器にアクセスするためのリンク機能を備えた
操作画面情報を配信するようにしている。

【００１２】ユーザは、Ｗｅｂ画面上や電子メール文書
内のリンクにより、すぐに提携サービス会社と接続し
て、その場で消耗品を注文したりメンテナンスを依頼し
たりすることができる。

【００１３】請求項４では、住戸管理サーバに接続され
た生活設備機器には、緊急呼出装置が含まれており、サ
ービスサーバが、その緊急呼出装置によって緊急呼出を
受信したときには、その住戸からの緊急呼出を、その住
戸の住所、電話番号などの所在地を特定する情報ととも
に、消防署、警察署などの公的機関に通知するようにし
ている。

【００１４】請求項５に記載の住戸診断情報サービス用
サービスサーバは、通信ネットワークを介して、ビル、
住宅等に設置された生活設備機器と接続されており、ビ
ル、住宅等に設置された生活設備機器に関する属性情報
を、通信ネットワークを介して受信したときには、その
属性情報を分析して、生活設備機器の診断結果と必要な
アドバイス情報とを生成して、属性情報の送信側となる
ビル、住宅等に設置されたいずれかの生活設備機器に対
して返信する。

【００１５】住宅等に設置された生活設備機器には、組
み込み型マイクロインターネット接続技術を利用した通
信デバイスが内蔵した構成にすれば、機器個別にサービ
スサーバと通信して診断結果を得ることができる。もち
ろん、生活設備機器としてパソコンやサーバ等の情報処
理装置を設けて、この装置でサービスサーバと診断情報
の送受信を行うようにしてもよい。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面とともに説明する。

【００１７】図１は、通信ネットワークを利用した住戸
診断情報サービスシステムのシステム系統図である。

【００１８】本システム１０は、住宅等の住戸に設置さ
れた住戸管理サーバ１と、サービスサーバ２とを含んで
おり、インターネットなどの通信ネットワークＬを介し
て接続可能に構成されている。ここで、住戸には、一般
住宅、事務所、工場、介護センタ、百貨店などが含まれ
る。

【００１９】住戸に設置された住戸管理サーバ１には、
情報配線１ｂを介して生活設備機器１ａが接続されてお
り、この生活設備機器１ａには、組み込み型マイクロイ
ンターネット接続技術を利用した通信デバイスが内蔵さ
れ、住宅内に設置した住戸管理サーバ１と双方向に情報
伝送が可能となっている。住戸管理サーバ１は、情報配
線１ｂを介して、照明機器、家電機器、その他の設備機
器からの属性情報が収集可能になる。この属性情報に
は、機器の製造年月日、型番、製品名、基本機能、付加
機能、故障の有無、現在の運転状態などが含まれる。

【００２０】属性情報を含む住戸の個別情報は、日次、
月次等の定期タイミング、故障発生時、製造日から一定
期間後、ユーザが住戸管理サーバ１操作して要求したと
きなどのタイミングでサービスサーバ２に送信される。
住戸管理サーバ１は、情報配線１ｂを通じて機器１ａと
通信することができるため、機器監視プログラムを一定
周期で稼動させることにより、機器１ａの属性情報を収
集して定期的にサービスサーバ２に送信することができ
る。

【００２１】本システム１０は、これらの属性情報に基
づいてサービスサーバ２が分析した生活設備機器１ａの
診断結果情報およびアドバイス情報を提供するサービス
システムである。さらに、サービスサーバ２は、ユーザ
が容易に商品の注文や修理・点検の依頼等ができるよう
に、これらの業務を行うサービス会社のアクセス情報
を、通信ネットワークＬを通じて通知する。

【００２２】サービスサーバ２が返信する診断結果情報
として、生活設備機器１ａが正常な場合にはその旨、異
常な場合には異常である旨および異常の分析結果と、さ
らに住戸管理サーバ１が送信した属性情報を見やすく編
集した一覧表なども含まれる。また、アドバイス情報と
しては、機器ごとの点検、修理の手順や修理の確認方法
などが含まれる。

【００２３】ユーザは、これらの情報の提供を受けたの
ちは、自ら修理をしたり交換商品を発注したりすること
ができる。

【００２４】また、アドバイス情報にはサービスサーバ
２と提携したサービス会社の電話番号、所在地なども含
まれ、ユーザがこれらのアドバイスを十分に理解できな
かったときでも、即サービス会社に連絡できるようにし
ている。さらに、サービス会社がサービス提供用に通信
端末器を通信ネットワークＬに接続している場合には、
サービス会社が開設するＷｅｂページのＵＲＬや電子メ
ールアドレスなどが含まれ、通信ネットワークＬを介し
てアクセスが可能となっている。

【００２５】さらに、住戸管理サーバ１に接続される生
活設備機器１ａには、緊急呼出装置も含まれており、ユ
ーザが緊急呼出装置を操作したときには、通信ネットワ
ークＬを通じてサービスサーバ２に緊急呼出が送信され
る。サービスサーバ２は、緊急呼出を受けたときには、
その住戸の住所、電話番号などの情報を、消防署、警察
署などの公的機関に通知する。

【００２６】図２は、サービスサーバ２から情報提供を
受けるよう契約した提携サービス会社の通信端末器３
を、通信ネットワークＬに接続した構成としている住戸
診断情報サービスシステムのシステム系統図である。

【００２７】図に示すように、本システム２０には通信
ネットワークＬに複数の提携サービス会社の通信端末器
３、３が接続されており、住戸管理サーバ１からこれら
の通信端末器３、３を直接アクセスできる。

【００２８】提携サービス会社には、生活設備機器１ａ
やその消耗品を取り扱う販売店や、機器の定期点検や修
理を行う修理店、リース会社、コンビニエンスストアな
どが含まれる。すなわち、サービスサーバが行った診断
の結果に対して対処可能な会社等が提携される。また、
消耗品には、電球、掃除機のフィルター、換気扇のフィ
ルターなどが含まれる。

【００２９】これらの提携サービス会社の通信端末器３
は、サービスサーバ２をアクセスして、そのサービス会
社がサービスを行っている機器についての情報提供の要
求を送信すると、それらの情報の提供を受けることがで
きる。また、契約により定期的に情報提供を受けるよう
にしてもよい。

【００３０】図３は、住戸診断情報サービスシステム２
０におけるサービスサーバ２の基本動作を示すフローチ
ャートである。

【００３１】（１）住戸管理サーバ１から定期的あるい
は臨時に属性情報を受信したときには、サービスサーバ
２に予め準備した診断プログラムを実行して、生活設備
機器１ａの現況を分析して、診断結果と必要なアドバイ
ス情報をその住戸管理サーバ１に返信する（以上、１０
１〜１０６）。

【００３２】診断結果等の返信メッセージは、サービス
サーバ２が開設するＷｅｂページで、ユーザがユーザＩ
Ｄを入力することにより表示される。なお、電子メール
にメッセージを添付してもよい。

【００３３】ここでは、上記の診断プログラムは属性情
報の受信タイミングで自動的に起動され、リアルタイム
に診断が行えるようにしているが、日次、月次等に定期
的に一括処理するようにしてもよい。

【００３４】（２）住戸管理サーバ１から緊急呼出を受
信したときには、住戸の電話番号、住所などを、消防
署、警察署などの公的機関へ通知する（以上、１０７〜
１０９）。

【００３５】（３）提携サービス会社の通信端末器２か
ら情報提供の要求に応じて、あるいは定期的に、そのサ
ービス会社がサービスを行っている機器等のユーザに関
する情報を編集して、通信端末器２に返信する（以上、
１１０〜１１２）。

【００３６】次に、ユーザに返信する診断結果およびア
ドバイス情報の内容について、図４とともに説明する。

【００３７】この返信情報は、住戸管理サーバ１から住
戸の個別情報が送られてきたとき、サービスサーバ２の
一括処理が終了したとき、あるいはユーザから臨時で再
送信要求があったときなどに送信される。そして、ユー
ザは、住戸管理サーバ１の表示装置を介して、Ｗｅｂペ
ージまたは電子メールで内容を参照することができる。

【００３８】図４は、返信されてきた情報が表示される
表示操作画面３０を示す。この画面３０に表示された設
備機器状況表３１には、生活設備機器１ａに関する情
報、たとえば、製造年月、メンテナンス時期、点検に関
するコメント、連絡先（リンク先）などが表形式で表示
され、直接リンク先に接続して情報を得ることもでき
る。

【００３９】具体的な点検個所や交換部品が提示される
ので、ユーザは即対応することができる。特に交換時期
が近づいている機器や消耗品について、赤色などで注意
を促すように表示すれば、ユーザはその機器をそのまま
放置することなく、故障を未然に防止することができ
る。また、機器名をクリックすると該当機器の詳細画面
（不図示）に切り替わり、住戸管理サーバ１から送出し
た属性情報のうち、その機器に関する生のデータが表示
され、ユーザは故障個所などの状況をさらに詳しく知る
ことができる。

【００４０】また、この画面３０には、「その他の情
報」３２、バナ−広告３３なども含まれる。たとえば、
その他の情報３２としてリフォーム情報などが含まれ
る。住宅等の建物の状態は、住戸管理サーバ１が情報配
線１ｂ（図１参照）を通じて収集できるものではない
が、予め住戸管理サーバ１に入力しておき、属性情報と
ともにサービスサーバ２に送信すればよい。

【００４１】このように、ユーザは、いつでもサービス
サーバ２をアクセスするだけで、設備機器１ａの診断情
報の提供を受けることができる。しかも、機器の属性情
報はサービスサーバ２に記憶されるので、住戸管理サー
バ１側で大量のデータを保存、管理する必要もなく、ま
た、診断結果そのものも随時要求すればよいので、住戸
管理サーバ１に保存する必要がないため、住戸管理サー
バ１の記憶媒体の節約にもつながる。

【００４２】図５は、サービスサーバ２から提携サービ
ス会社に提供する情報を示す図である。

【００４３】この情報は、提携サービス会社の通信端末
器３の表示装置を介して、Ｗｅｂページまたは電子メー
ルで内容を参照することができる。この画面４０には、
提携サービス会社がたとえば機器および機器の消耗品を
取り扱う販売会社であれば、図に示すように、機器や消
耗品を必要としている顧客とその連絡先等が表示され
る。

【００４４】これらの情報は、サービスサーバ２側でユ
ーザからの機器の属性情報に基づいて分析したものであ
るため、提携サービス会社は、顧客の正確なニーズをと
らえることができ、確率の高い営業活動を実施すること
ができる。

【００４５】

【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項１に記載の住戸診断情報サービスシステムによれ
ば、ユーザは、住宅等の生活設備機器の情報に基づきサ
ービスサーバ側で診断した情報を受け取ることができる
ので、機器の状態を意識して管理する必要がなく、故
障、交換時期、点検方法等を容易に知ることができる。

【００４６】この診断の元となる機器の属性情報は、定
期的、故障発生時など自動で、あるいはユーザの要求に
より随時に送信することができるが、自動的に送信する
ようにしておけば、ユーザは情報を送信していることを
全く意識することなく診断結果を得ることができる。

【００４７】また、診断結果に加えてアドバイス情報も
受けることができるので、ユーザは、このアドバイスに
基づいて自ら修理、点検を行うことができる。

【００４８】このように、ユーザは、いつでもサービス
サーバをアクセスするだけで、設備機器の診断情報の提
供を受けることができる。しかも、機器の属性情報はサ
ービスサーバに記憶されるので、住戸管理サーバ側で大
量のデータを保存、管理する必要もなく、また、診断結
果そのものも随時要求すれば返信されるので、住戸管理
サーバに保存する必要がない。その結果、住戸管理サー
バの記憶媒体を節約することができ、診断結果等の情報
を管理する手間も省ける。

【００４９】請求項２によれば、機器の故障等に対して
対処可能な提携サービス会社の連絡先がアドバイス情報
に含まれているので、ユーザ自身で対処できない場合で
も、すぐにサービス会社に連絡することができる。

【００５０】請求項３によれば、住戸管理サーバには診
断結果やアドバイス情報とともにリンク機能を備えた操
作画面が配信されるので、提携サービス会社の通信端末
器に通信ネットワークを通じて容易にアクセスすること
ができる。

【００５１】請求項４によれば、緊急呼出装置を操作し
て緊急呼出を行ったときには、サービスサーバがそのユ
ーザの所在地等を警察署等の公的機関に代行通知するた
め、迅速に対応することができる。サービスサーバが有
する地図情報を含めて通知するようにすれば、さらにす
ばやく対応することができる。

【００５２】請求項５に記載の住戸診断情報サービス用
サービスサーバによれば、ユーザは、住宅等の生活設備
機器の情報に基づきサービスサーバ側で診断した情報を
受け取ることができるので、機器の状態を意識して管理
する必要がなく、故障、交換時期、点検方法等を容易に
知ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の住戸診断情報サービスシステムの一例
を示すシステム系統図である。

【図２】本発明の住戸診断情報サービスシステムの別例
を示すシステム系統図である。

【図３】住戸診断情報サービス用のサービスサーバの基
本動作を示すフローチャートである。

【図４】生活設備機器の診断結果を含む表示操作画面例
を示す図である。

【図５】提携サービス会社に提供するユーザ情報画面例
を示す図である。

【符号の説明】

１０、２０ 通信ネットワークを利用した住戸診断情
報サービスシステム １ 住戸管理サーバ １ａ 生活設備機器 １ｂ 情報配線 ２ サービスサーバ ３ 提携サービス会社の通信端末器 ３０ 生活設備機器の診断結果表示用の表示操作画
面 ４０ 提携サービス会社に提供するユーザ情報画面

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０４Ｇ 21/00 Ｅ０４Ｇ 21/00 Ｇ０６Ｆ 17/40 ３１０ Ｇ０６Ｆ 17/40 ３１０Ｂ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ビル、住宅等に設置された住戸管理サーバ
   と、サービスサーバとを通信ネットワークを介して接続
   した構成とした情報提供サービスシステムであって、 住戸管理サーバには、生活設備機器が情報配線を介して
   接続されており、 上記情報配線に接続された生活設備機器に関する属性情
   報が変化し、あるいは所定時間が経過する毎に、上記通
   信ネットワークを通じて、サービスサーバをアクセスし
   て、少なくとも生活設備機器の属性情報を含む住戸の個
   別情報を送信し、 サービスサーバでは、受信した住戸の個別情報を分析し
   て、上記住戸管理サーバに生活設備機器の診断結果と必
   要なアドバイス情報とを返信することを特徴とする、通
   信ネットワークを利用した住戸診断情報サービスシステ
   ム。
2. 【請求項２】請求項１において、 上記サービスサーバから、住戸管理サーバに返信される
   アドバイス情報には、その住戸の生活設備機器の診断結
   果に対して対処可能な提携サービス会社のアクセス情報
   が含まれていることを特徴とする、通信ネットワークを
   利用した住戸診断情報サービスシステム。
3. 【請求項３】請求項２において、 上記サービスサーバは、診断結果とアドバイス情報を配
   信した住戸管理サーバに対して、その診断結果に対して
   対処可能な提携サービス会社の通信端末器にアクセスす
   るためのリンク機能を備えた操作画面情報を配信するこ
   とを特徴とする、通信ネットワークを利用した住戸診断
   情報サービスシステム。
4. 【請求項４】請求項１〜３のいずれかにおいて、 上記住戸管理サーバに接続された生活設備機器には、緊
   急呼出装置が含まれており、上記サービスサーバが、そ
   の緊急呼出装置によって緊急呼出を受信したときには、
   その住戸からの緊急呼出を、その住戸の住所、電話番号
   などの所在地を特定する情報とともに、消防署、警察署
   などの公的機関に通知することを特徴とする、通信ネッ
   トワークを利用した住戸診断情報サービスシステム。
5. 【請求項５】ビル、住宅等に設置された生活設備機器
   と、サービスサーバとが通信ネットワークを介して接続
   されており、 上記サービスサーバは、 ビル、住宅等に設置された生活設備機器に関する属性情
   報を、通信ネットワークを介して受信したときには、そ
   の属性情報を分析して、生活設備機器の診断結果と必要
   なアドバイス情報とを生成して、属性情報の送信側とな
   るビル、住宅等に設置されたいずれかの生活設備機器に
   対して返信することを特徴とする、住戸診断情報サービ
   ス用サービスサーバ。