JP2004061042A - 空気調和機 - Google Patents

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Hiroko Tsuchida
土田 弘子
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Abstract

【課題】本発明は、排水タンクの容量を小さくすることなく、排水タンクを本体から簡単な作業で取り外して持ち運ぶことができ、使用勝手の向上を図ることのできることを課題とする。
【解決手段】前面吸気口2、後面吸気口3から本体1内に吸い込まれた空気を蒸発器15で冷却して空気中の水分を除去し、前記蒸発器15で除去された水分を貯留する排水タンク20を前記本体1に設けられた収納室18に着脱自在に装着し、前記排水タンク20の上方に上下回動可能に枢支されたハンドル22とを備え、該ハンドル22の上方に前記ハンドル22の一部が臨める空間部26を形成し、該空間部26から手を挿入して前記ハンドル22を掴むようにした。
【選択図】       図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気に含まれる水分を除湿し、この除湿水を貯留する排水タンクを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の空気調和機に装着される排水タンクの構成は、実開平2−52015号公報(F24F 1/02)に記載されているように、排水タンクの前面側には手を挿入するための取手部が形成され、排水タンクの上側には排水タンクを持ち運ぶための取手が取り付けられた構成が一般的に知られている。そして、除湿水で排水タンクが満水になると、使用者は、排水タンク前面側の取手部に手を掛けて排水タンクを本体から取りだした後、取手を持って排水タンクを持ち運びできるようになっている。
【0003】
しかしながら、上記構成では、満水になった排水タンクを持ち運ぶまでに、排水タンクの取手部に手を掛けて本体から取り出す作業と、持ち運ぶための取手を持って運ぶ作業とがあるので、使用者は手を2回持ち替えなければならず、使用勝手が悪くなるという欠点があった。また、取手部を排水タンクに窪ませて形成しているため、排水タンクの容量が小さくなるという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、排水タンクの容量を小さくすることなく、排水タンクを本体から簡単な作業で取り外して持ち運ぶことができ、使用勝手の向上を図ることのできる空気調和機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本体内に吸い込まれた空気を冷却して空気中の水分を除去する蒸発器と、該蒸発器で除去された水分を貯留し、前記本体に設けられた収納室に着脱自在に装着される排水タンクと、該排水タンクの上方に上下回動可能に枢支されたハンドルとを備え、前記本体と前記排水タンクとの間に手が挿入できる空間部を形成し、前記ハンドルを前記空間部に臨ませたことを特徴とする。
【0006】
上記構成によって、前記本体内に吸い込まれた空気は、前記蒸発器で除湿され、この除湿された水は、前記排水タンクに貯留される。そして、満水になった除湿水を前記排水タンクから排水する場合、使用者は、前記空間部から手を挿入して前記ハンドルに手を掛けて前記収納室から前に引き出した後、そのまま前記ハンドルを掴んで前記排水タンクを持ち上げ、排水場所まで持ち運ぶことができる。従って、使用者は、手を持ち替えることなく簡単に前記本体から前記排水タンクを取り外して持ち運ぶことができ、使用勝手の向上を図ることができる。また、前記排水タンクを引き出すための窪み部分を前記排水タンクに形成しなくてよいので、前記排水タンクの容量が小さくなることがない。
【0007】
また、前記空間部を前記ハンドルの上方に形成したことを特徴とするので、前記ハンドルを掴む手の方向が順手となり、前記排水タンクが持ち運び易くなり、より使用勝手が向上する。
【0008】
また、前記排水タンクは、前記本体の前面から着脱されることを特徴とするので、使用者は、前記本体の前面側から前記ハンドルに手を掛けることができ、前記排水タンクを前記収納室から簡単に取り外すことができる。
【0009】
また、前記ハンドルが着脱方向に案内される案内溝を前記収納室に形成したことを特徴とするので、前記排水タンクを前記収納室から取り外すときは、前記ハンドルが前記案内溝に沿って引き出されるので、前記排水タンクが傾いたり揺れたりしにくくなり、前記排水タンクから水が零れることがなくなる。また、前記排水タンクを前記収納室に収納するときは、前記ハンドルが前記案内溝に沿って収納されるので、前記排水タンクを前記収納室の所定位置に確実に収納することができる。
【0010】
また、前記ハンドルの枢支部分に前記ハンドルを上方向へ回動させる付勢部材を設けたことを特徴とするので、前記排水タンクが前記収納室から取り外された状態では、前記ハンドルは上方向まで回動しているため、使用者は、前記ハンドルが掴み易くなり、前記排水タンクを簡単に持ち運びできる。
【0011】
また、前記ハンドルが前記排水タンクの上面に対して略垂直位置まで回動したとき、前記ハンドルの回動が規制される規制手段を設けたことを特徴とするので、満水状態となった前記排水タンクを持ち運ぶとき、前記排水タンクを略水平状態で運ぶことができ、除湿水が前記排水タンクから零れることを防止できる。
【0012】
また、前記排水タンクが満水水位に達したとき、前記本体の除湿運転を停止することを特徴とするので、前記蒸発器の表面で水分が結露しなくなるため、前記排水タンクの水位が満水水位よりも上がることがなくなり、前記排水タンクから除湿水が溢れ出すことがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例の形態を図1乃至図5に基づいて以下に詳述する。
【0014】
図1は、本発明の実施例を示す除湿機の本体斜視図、図2は、同除湿機の側面断面図、図3は、同除湿機の排水タンクを取り出す動作を示す状態図、図4は、同除湿機の排水タンクの正面図、図5は、同除湿機を上方から見たときの断面図である。
1は、上方から見て前後方向に長い矩形状の除湿機本体で、該本体1の前面と後面とには、それぞれ前面吸気口2、後面吸気口3が形成されている。
4は、前記前面吸気口2の前方に装着された前面ケースである。
【0015】
5は、前記本体1の上面に形成された排気口で、該排気口5には、吹き出し方向を偏向するルーバー6が回動自在に装着されている。
【0016】
7は、前記本体1上面に起倒自在に設けられた取手で、前記本体1を持ち運ぶときは、前記取手7を手で掴んで前記本体1を搬送できるようになっている。
【0017】
8は、前記本体1上面に設けられた操作部で、該操作部8には前記本体1を運転、停止するための運転スイッチ9と、前記ルーバー6の回動動作を入、切するルーバー動作スイッチ10と、後述する排水タンク20の満水を知らせる満水ランプ11とが設けられている。
【0018】
12は、前記本体1内を上部室13と下部室14との2室に仕切る仕切板である。
【0019】
15は、前記上部室13に配設された蒸発器で、送風機(図示せず)の駆動によって前記前面吸気口2、後面吸気口3から吸い込まれた空気は、前記蒸発器15を通過する際に冷やされ、空気中の水分が前記蒸発器15表面に結露することにより除湿される。この結露した水分は、前記仕切板12に滴下し、排水孔16を伝って後述する排水タンク20に貯留されるようになっている。
【0020】
17は、前記下部室14を収納室18と機械室19の2室に区画する区画板で、前記収納室18は、前記本体1の前面下部から着脱自在に装着される箱状の排水タンク20収納され、前記機械室19には、凝縮器(図示しない)及び前記蒸発器15に冷媒を圧縮し循環させる圧縮機21が収納されるようになっている。
【0021】
22は、前記排水タンク20の上方に取り付けられた門型のハンドルで、該ハンドル22は、両側に形成された枢支軸22aが前記排水タンクの支持部20aに連結され、前記枢支軸22aを支点として上下回動可能に枢支されている。
【0022】
23は、前記枢支軸22aに設けられた付勢部材、即ち、コイル状のバネで、該バネの一端は前記支持部20aに係合し、他端は前記ハンドル22に係合して取り付けられ、前記バネ23の付勢力は、常に前記ハンドル22を上方に回動させるように働いている。従って、前記排水タンク20を前記収納室18に収納している状態では、前記ハンドル22は、前記バネ23の付勢力に抗して、後述する案内溝25によって押さえられている。そして、前記排水タンク20を前記収納室18から取り外した状態では、前記ハンドル22は前記バネ23の付勢力によって上方向に回動するので、使用者は、前記ハンドル23が掴み易くなり、前記排水タンク20を簡単に持ち運びできるようになっている。
【0023】
24は、前記支持部20aから突出し、前記ハンドル22の回動を規制する規制手段、即ち、当接部で、該当接部24は、前記ハンドル22が前記排水タンク20に対して略垂直方向になるまで回動したとき、前記ハンドル22のアーム22bに当接する位置に設けられている。そのため、前記ハンドル22がそれ以降回動できないように規制され、前記排水タンク20の水が満水状態であっても前記排水タンク20を略水平状態で運ぶことができ、除湿水が前記排水タンク20から零れることを防止できるようになっている。
【0024】
25は、前記排水タンク20の着脱方向と同方向で、前記収納室18の上壁に形成された2つの案内溝で、前記排水タンク20を前記収納室18に収納するとき、前記ハンドル22のアーム22bが前記案内溝25に案内され、前記排水タンク20を前記収納室18の所定位置に収納できるようになっている。また、前記排水タンク20を前記収納室18から引き出すときは、前記アーム22bが前記案内溝25に案内されるので、前記排水タンク20が傾いたり揺れたりしにくくなり、前記排水タンク20から水が零れることがないようになっている。
【0025】
26は、前記ハンドル22の上方に位置し、前記排水タンク20と前記前面ケース4との間に形成された空間部で、前記排水タンク20が前記収納室18に収納されているとき、前記空間部26から前記ハンドル22の一部を臨ませるようになっている。この構成により、満水になった除湿水を前記排水タンク20から排水する場合、図3に示すように、使用者は、前記空間部26から手を挿入し、前記ハンドル22に手を掛けて前記収納室18から前方に引き出し、そのまま前記ハンドル22を掴んで前記排水タンク20を持ち上げられるので、使用者は、手を持ち替えることなく簡単に前記本体1から前記排水タンク20を取り外して持ち運ぶことができるようになっている。また、前記空間部26を前記ハンドル20の上方に位置させているので、前記ハンドル20を掴む手の方向が順手となり、前記排水タンク20が持ち運び易くなるようになっている。
【0026】
前記排水タンク20には、図示しない満水検知手段が設けられており、前記排水タンク20内に結露水が所定水位まで溜まったことを検知し、前記満水ランプ11が点灯して満水状態を報知するとともに、前記圧縮機21の運転を停止するようになっている。
【0027】
次に、上記構成における動作について説明する。
【0028】
操作部8の運転スイッチ9を操作すると、室内の空気は、送風機(図示しない)の駆動により前面吸気口2、後面吸気口3から本体1内に取り込まれ、蒸発器15で結露することにより除湿され、凝縮器(図示しない)で暖められた後、排気口5から室内に吹き出される。
【0029】
蒸発器15で結露した水分は水滴となって仕切板12上に滴下し、排水孔16を介して排水タンク20に流れ落ちる。排水タンク20内に結露水が所定量溜まると、制御部(図示しない)が圧縮機21の運転を停止させると共に、満水ランプ11を点灯させて排水タンク20内が満水状態であることを報知する。
【0030】
そして、使用者は、満水ランプ11の点灯を確認してから、空間部26より手を挿入し、ハンドル22に手を掛けて収納室18から前方に引き出す。このとき、アーム22bが案内溝25に沿って引き出されるので、排水タンク20が傾いたり揺れたりしにくくなり、排水タンク20から除湿水が零れることがない。そして、そのままハンドル22を順手方向で掴んで排水タンク20を持ち上げ、所定の場所に排水タンク20を搬送し結露水を排水する。搬送時は、当接部24によってハンドル22が排水タンク20の上面に対して略垂直位置で規制されているので、排水タンク20を略水平状態で運ぶことができ、除湿水が排水タンク20から零れないようになっている。
【0031】
そして、除湿水の排水が終了し、排水タンク20を収納室18に収納するときは、ハンドル22のアーム22bが案内溝25に案内されるので、排水タンク20は、収納室18の所定位置に確実に収納される。
【0032】
そして、再び収納室18に排水タンク20が収納されると、満水状態が解消され、再び除湿動作が開始される。
【0033】
以上のように、前記排水タンク20と前記前面ケース4との間に前記空間部26を設け、前記排水タンク20が前記収納室18に収納されているとき、前記空間部26から前記ハンドル22の一部を臨ませるようにしたので、満水になった除湿水を前記排水タンク20から排水する場合、使用者は、前記空間部26から手を挿入し、前記ハンドル22に手を掛けて前記収納室18から前方に引き出し、そのまま前記ハンドル22を掴んで前記排水タンク20を持ち上げられるので、使用者は、手を持ち替えることなく簡単に前記本体から前記排水タンク20を取り外して持ち運ぶことができ、使用勝手の向上を図ることができる。また、前記排水タンク20を引き出すための窪み部分を前記排水タンク20に形成しなくてよいので、前記排水タンク20の容量が小さくなることを抑制することができるという効果がある。
【0034】
また、前記空間部26を前記ハンドル22の上方に形成したので、前記ハンドル22を掴む手の方向が順手となり、前記排水タンク20が持ち運び易くなり、より使用勝手を向上させることができるという効果がある。
【0035】
また、前記排水タンク20は、前記本体1の前面から着脱されるので、使用者は、前記本体1の前面側から前記ハンドル22に手を掛けることができ、前記排水タンク20を前記収納室18から簡単に取り外すことができるという効果がある。
【0036】
また、前記収納室18に前記ハンドル22のアーム22bが着脱方向に案内される2つの前記案内溝25を形成したので、前記排水タンク20を前記収納室18から取り外すときは、前記ハンドル22が前記案内溝25に沿って引き出されるので、前記排水タンク20が傾いたり揺れたりしにくくなり、前記排水タンク20から水が零れることを防止できる。また、前記排水タンク20を前記収納室18に収納するときは、前記ハンドル22が前記案内溝25によって案内されて収納されるので、前記排水タンク20を前記収納室18の所定位置に確実に収納することができるという効果がある。
【0037】
また、前記ハンドル22の枢支軸22aに前記ハンドル22を上方向へ回動させる前記バネ23を設けたので、前記排水タンク20が前記収納室18から取り外された状態では、前記ハンドル22は上方向に回動するため、使用者は、前記ハンドル22が掴み易くなり、前記排水タンク20を簡単に持ち運びできるという効果がある。
【0038】
また、前記ハンドル22が前記排水タンク20の上面に対して略垂直位置まで回動したとき、前記ハンドル22のアーム22bが前記当接部24に当接し、前記ハンドル22がそれ以降の回動を規制するようにしたので、満水状態となった前記排水タンク20を持ち運ぶとき、前記排水タンク20を略水平状態で運ぶことができ、除湿水が前記排水タンク20から零れることを防止できるという効果がある。
【0039】
また、前記排水タンク20が満水水位に達したとき、前記本体1の除湿運転を停止するので、前記蒸発器15の表面で水分が結露しなくなるため、前記排水タンク20の水位が満水水位よりも上がることがなくなり、前記排水タンク20から除湿水が溢れ出すことをぼうしできるという効果がある。
【0040】
【発明の効果】
本発明の請求項1によると、蒸発器で除去された水分を貯留し、前記本体に設けられた収納室に着脱自在に装着される排水タンクと、該排水タンクの上方に上下回動可能に枢支されたハンドルとを備え、前記本体と前記排水タンクとの間に手が挿入できる空間部を形成し、前記ハンドルを前記空間部に臨ませたので、使用者は、前記空間部から手を挿入して前記ハンドルに手を掛けて前記収納室から前に引き出し、手を持ち替えることなくそのまま前記ハンドルを掴んで前記排水タンクを持ち上げることができ、使用勝手の向上を図ることができる。また、前記排水タンクを引き出すための窪み部分を前記排水タンクに形成しなくてよいので、前記排水タンクの容量が小さくなることを抑制できる等の効果を奏する。
【0041】
本発明の請求項2によると、前記空間部を前記ハンドルの上方に形成したので、前記ハンドルを掴む手の方向が順手となり、前記排水タンクが持ち運び易くなり、より使用勝手を向上させることができる等の効果を奏する。
【0042】
本発明の請求項3によると、前記排水タンクは、前記本体の前面から着脱されるので、使用者は、前記本体の前面側から前記ハンドルに手を掛けることができ、前記排水タンクを前記収納室から簡単に取り外すことができる等の効果を奏する。
【0043】
本発明の請求項4によると、前記ハンドルが着脱方向に案内される案内溝を前記収納室に形成したので、前記排水タンクを前記収納室から取り外すときは、前記ハンドルが前記案内溝に沿って引き出され、前記排水タンクが傾いたり揺れたりしにくくなり、前記排水タンクから水が零れることを防止できる。また、前記排水タンクを前記収納室に収納するときは、前記ハンドルが前記案内溝に沿って収納されるので、前記排水タンクを前記収納室の所定位置に確実に収納することができる等の効果を奏する。
【0044】
本発明の請求項5によると、前記ハンドルの枢支部分に前記ハンドルを上方向へ回動させる付勢部材を設けたので、前記排水タンクが前記収納室から取り外された状態では、前記ハンドルは上方向まで回動しているため、使用者は、前記ハンドルが掴み易くなり、前記排水タンクを簡単に持ち運びできる等の効果を奏する。
【0045】
本発明の請求項6によると、前記ハンドルが前記排水タンクの上面に対して略垂直位置まで回動したとき、前記ハンドルの回動が規制される規制手段を設けたので、満水状態となった前記排水タンクを持ち運ぶとき、前記排水タンクを略水平状態で運ぶことができ、除湿水が前記排水タンクから零れることを防止できる等の効果を奏する。
【0046】
本発明の請求項7によると、前記排水タンクが満水水位に達したとき、前記本体の除湿運転を停止するので、前記排水タンクの水位が満水水位よりも上がることがなくなり、前記排水タンクから除湿水が溢れ出すことを防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す除湿機の本体斜視図である。
【図2】同除湿機の側面断面図である。
【図3】同除湿機の排水タンクを取り出す動作を示す状態図である。
【図4】同除湿機の排水タンクの正面図である。
【図5】同除湿機を上方から見たときの断面図である。
【符号の説明】
1     本体
15     蒸発器
18     収納室
20     排水タンク
22     ハンドル
26     空間部
25     案内溝
23     バネ(付勢部材)
24     当接部(規制手段)

Claims (7)

  1. 本体内に吸い込まれた空気を冷却して空気中の水分を除去する蒸発器と、該蒸発器で除去された水分を貯留し、前記本体に設けられた収納室に着脱自在に装着される排水タンクと、該排水タンクの上方に上下回動可能に枢支されたハンドルとを備え、前記本体と前記排水タンクとの間に手が挿入できる空間部を形成し、前記ハンドルを前記空間部に臨ませたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記空間部を前記ハンドルの上方に形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記排水タンクは、前記本体の前面から着脱されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 前記ハンドルが着脱方向に案内される案内溝を前記収納室に形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 前記ハンドルの枢支部分に前記ハンドルを上方向へ回動させる付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の空気調和機。
  6. 前記ハンドルが前記排水タンクの上面に対して略垂直位置まで回動したとき、前記ハンドルの回動が規制される規制手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。
  7. 前記排水タンクが満水水位に達したとき、前記本体の除湿運転を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の空気調和機。
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