JP3370077B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3370077B2
JP3370077B2 JP2001021227A JP2001021227A JP3370077B2 JP 3370077 B2 JP3370077 B2 JP 3370077B2 JP 2001021227 A JP2001021227 A JP 2001021227A JP 2001021227 A JP2001021227 A JP 2001021227A JP 3370077 B2 JP3370077 B2 JP 3370077B2
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一豊 高馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱自在なフィル
ター又はフィルターカバーを備えた搬送可能な空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の空気調和機として、空気中
の塵埃を除去するフィルターを囲繞し、本体ケースの前
面に埋没されるカバーを、本体ケースに着脱自在に設
け、本体ケースの前面に、カバーの側面に連接し、カバ
ーを取り外す際に手を掛ける部分を露出させた凹部を形
成する一方、本体ケースの上面に一端側が枢支された起
倒自在な把手を、倒した際に、他端側が本体ケースの後
面側に位置し、且つ、下面が本体ケース上面に当接する
ように設け、本体ケースの後面に、把手の下面に連接
し、把手を起こす際に手を掛ける部分を露出させる凹部
を設けたものが知られている。
【0003】しかしながら、このような空気調和機は、
カバーを着脱する際にカバーに手をかける部分を露出さ
せるための凹部や把手を起こす際に手をかける部分を露
出させるための凹部をそれぞれ本体ケースに設ける必要
があり、これら凹部により外観を損なうものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、把手やカバ
ー等を着脱する際に手を掛ける部分を露出させる凹部を
形成したものにおいて外観を向上できる空気調和機を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、吸気口から吸い込まれた室内空気を吐
き出す排気口を有する本体ケースと、該本体ケースに一
端側が起倒自在に枢支される把手と、前記吸気口を覆う
フィルターと、該フィルターが前記本体ケースに着脱自
在される空気調和機において、前記フィルターの一端側
に手掛部を形成し、前記把手を倒した時に、前記手掛部
と前記把手の一面とが対向するように前記把手と前記フ
ィルターを位置させ、前記手掛部と前記把手の一面とに
連通する凹部を前記本体ケースに形成したものである。
【0006】上記構成において、前記フィルターは、前
記フィルターの他端側を回動中心として着脱される構成
とすることが望ましい。
【0007】また、前記フィルターは、前記本体ケース
に着脱自在されるフィルターカバーで固定されることが
望ましい。
【0008】更に、運転を操作する操作部を本体ケース
の一側面に設けると共に、前記凹部を一側面と対向する
面に設けることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図3に本発明の実施の形
態を示し、以下、これらの図に基づき説明する。
【0010】1は室内の空気を調和する空気調和機本体
(ここでは除湿機であり、以後本体と呼ぶ)で、本体1
の外面は、合成樹脂製の前ケース2と後ケース3と底板
4とからなる本体ケース5で構成されている。
【0011】この本体ケース5の前面5a上方側には本
体1を駆動、停止するためスイッチSW6aやその運転
状態を示す表示器6bが配置された操作部6が設けられ
ている。
【0012】一方、本体ケース5の後面5bにはフィル
ター取付凹部7が形成されており、その底部には格子状
の吸気口8が形成されている。このフィルター取付凹部
7には、上部に後述するフィルター9の一端側(上部)
が係止される被係止部10が形成され、下方にはフィル
ター9の他端側(下部)が係合される被係合部11が形
成されている。
【0013】9はフィルター取付凹部7に着脱自在に設
けられるフィルターで、フィルター取付凹部7に取り付
けた際に本体ケース5内に埋没され、外観を損なわない
ようにしている。また、フィルター9は、一端側(上
部)の両側に前記被係止部10が係止される係止部12
が形成される一方、他端側(下部)に前記被係合部11
に係合する回動係合部13が形成される。
【0014】また、本体ケース5の上面の前面5a側に
は排気口15が形成されている。この排気口15には、
排気口15周縁に枢支された2枚のルーバー16と、こ
のルーバー16の後面5b側に位置する格子状の排気グ
リル17が設けられている。この排気口15の後面5b
側には、後述する本体搬送用の把手18に沿う形状に形
成されたコ字状の把手収納凹部19が形成されている。
【0015】18は一端側18aを本体ケース5上面の
略中央に枢支される起倒自在な搬送用の把手で、本体1
の搬送の際に起こされ、他端側18bを把持される。こ
の把手18は倒した際に把手収納凹部19収納され、本
体ケース5より突出しないようになっており、外観を損
なわないようにしている。また、この際に、把手18の
下面18cが把手収納凹部19の底面に当接すると共
に、把手18の他端側18bがフィルター9の一端側9
aの近傍に位置し、且つ、フィルター9の一端側9aに
対向する。
【0016】21はフィルター9の一端側9aと把手1
8の他端側18bの下面18cとに連通する凹部で、こ
の凹部21により、フィルター9の一端側9aにフィル
ター9を取り外す際に手を掛ける手掛部Aを露出させる
と共に、把手18の他端側18bの下面18cに把手1
8を起こす際に手を掛ける部分Bを露出させる。
【0017】22は前記本体ケース5内に設けられる仕
切板で、本体ケース5内を上部と下部とに仕切ってい
る。この仕切板22の前面5a側の底面には排水穴22
aが形成されている。
【0018】23は前記仕切板11で仕切られた本体ケ
ース5内の上部に形成される送風路で、前記吸気口8と
排気口15とに連通している。送風路23は仕切板22
から立設するファンガイド24により前後に仕切られて
おり、ファンガイド24により仕切られた前後の空間は
ファンガイド24に形成された風穴24aにより連通さ
れている。
【0019】ファンガイド24の吸気口8側(後面側)
の空間には吸気口8とファンガイド24との間に蒸発器
25と凝縮器26とがファンガイド24側に向かって順
次配設さる一方、ファンガイド24の前面5a側の空間
にはファンガイド24に取り付けられた送風機27が配
設されると共に、この送風機27を囲繞するようにファ
ンケーシング28が設けられている。この送風機27の
駆動により吸気口8から吸い込んだ空気中の塵埃をフィ
ルター9を介して除去し、蒸発器25で冷却して除湿
し、除湿した空気を凝縮器26で加熱した後、風穴24
aを介して排気口15から排気する。
【0020】29は仕切板22を支持する区画板で、仕
切板22の下部の空間を左右に区画する。この区画板2
9により区画された後面5b側の空間には、前記蒸発器
25や凝縮器26等と共に冷凍サイクルを構成し、蒸発
器25や凝縮器26等を介して冷媒を循環させる圧縮機
30が配置されている。また、区画板29により区画さ
れた前面5a側の空間は本体ケース5の前面5a側が開
口しており、蒸発器25で生じた結露水が溜められる排
水タンク31が本体ケース5の前面5a側から着脱でき
るように収納されている。
【0021】上記構成の本体1において、フィルター9
を掃除又は交換する際には、凹部21からフィルター9
の一端側9aの手掛部Aに手をかけて本体1から離れる
方向(図2の矢印の方向)に引いてフィルター9の他端
側9bの回動係合部13を中心として回動させ、フィル
ター9の一端側9aの係止部12を本体ケース5の被係
止部10から外した後、本体ケース5より取り外され
る。
【0022】そして、フィルター9の掃除や交換した後
に回動係合部13を本体ケース5の被係合部11に係合
し、フィルター9を回動係合部13を中心に回動させ、
係止部12を本体ケース5の被係止部10に係止してフ
ィルター9を装着し、作業が完了する。
【0023】このように、フィルター9の一端側9aの
手掛部Aに手をかけ、本体ケース5から離れる方向に引
くのみで、フィルター9の他端側9bを中心に回動させ
て取り外すことができるので、取り外しを容易に行うこ
とができる。
【0024】また、本体1を搬送する際には、上記フィ
ルター9の着脱の際に利用した凹部21から把手18の
他端側18bの下面18cの部分Bに手をかけて把手1
8を起こし、把手18の他端側18bを把持できるよう
にする。そして、把手18の他端側18bを把持して本
体1は搬送される。
【0025】上述の如く、把手18の他端側18bの下
面18cを、フィルター9の一端側9aの近傍に位置さ
せ、且つ、対向させ、フィルター9の一端側9bと把手
18の他端側18bの下面18cとを連通する凹部21
を設けることで、フィルター9の一端側9bに手を掛け
る手掛部Aを露出させることができると共に、把手18
の他端側18bの下面18cに手を掛ける部分Bを露出
させることができる。したがって、フィルター9の一端
側に手を掛けるための凹部と、把手18の他端側18b
の下面18cに手を掛けるための凹部を別途設ける必要
がなく、一つの凹部21で共通化することができるの
で、外観を向上することができる。
【0026】また、この凹部21は、使用者が操作する
操作部6側に設けのではなく、操作部6が設けられた前
面5aとは反対側の後面5bに設けたので、凹部21を
目立たなくすることができ、外観をより向上することが
できる。また、この際に、フィルター9は後面側に設け
られるので、外観をより向上することができる。
【0027】尚、上記実施の形態では本体ケース5の後
面5bの吸気口8を覆うフィルター9を本体ケース5に
着脱自在とし、このフィルター9の一端側9aと把手1
8の他端側18bの下面18cとに連通する凹部21を
形成したが、本体ケース5の吸気口を覆うフィルターを
設け、このフィルターを、本体ケースに着脱自在に設け
られたカバーにより固定し、このカバーの一端側と把手
18の他端側18bの下面18cに連通する凹部を形成
してもよい。
【0028】次に上記のように構成された本体1の動作
について説明する。
【0029】操作部6上のスイッチSW6aをオンする
と運転が開始されて、圧縮機30の駆動により冷媒は蒸
発器25、凝縮器26等を経て圧縮機30に戻る冷媒循
環経路を循環し、蒸発器25で熱の吸収動作、凝縮器2
6で熱の放出動作を行う。同時に送風機27の駆動によ
り室内の空気は、本体ケース5の前面5a側の吸気口8
を覆うフィルター9により塵埃が除去された後、蒸発器
25を通過する際に冷却され除湿される。除湿後の冷た
い空気は凝縮器26で加熱された後、排気口15より室
内に戻される。
【0030】ところで、蒸発器25を通過することによ
り、室内空気より取り除かれた水分は結露水となって仕
切板22に落ち、仕切板22の底面の傾斜により前面5
a側の排水穴22aに導かれ、この排水穴22aから排
水タンク31内に滴下されて溜められる。
【0031】そして、排水タンク31内の結露水が所定
の水位に達するとこの水位を検出する図示しないセンサ
により、排水タンク31内が満水状態であると検知され
る。満水状態が検知されると、制御部により、運転が停
止されると共に、操作部6に設けられた表示器6bを点
灯させる。
【0032】そして、表示器6bの点灯を確認した使用
者は、排水タンク31内の結露水を捨てる。排水タンク
31内の水を捨てた後は、再び本体1内に排水タンク3
1を装着する。これにより、満水状態が解消され、再び
除湿動作が開始される。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、手掛部と把
手の一面を凹部に露出することによって、手を掛けるた
めの凹部を本体ケースに別々に設ける必要がなく共通化
することができるので、外観を向上することができる。
【0034】本発明の請求項2によれば、フィルターの
一端側の凹部により露出した手掛部に手を掛けて、本体
ケースから離れる方向に引くことで、フィルターの他端
側を中心にして回動させて取り外すことができるので、
取り外しを容易に行うことができる。
【0035】本発明の請求項3によれば、手掛部と把手
の一面を凹部に露出することによって、手を掛けるため
の凹部を本体ケースに別々に設ける必要がなく共通化す
ることができるので、外観を向上することができる。
【0036】本発明の請求項4によれば、操作部が設け
られた一側面ではなく、一側面に対向する面に凹部を設
けたので、凹部を目立たなくすることができ、外観をよ
り向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す空気調和機の右側面
断面図である。
【図2】同空気調和機の背面図である。
【図3】図1においてフィルターと把手を回動させた状
態の側面断面図である。
【符号の説明】
8 吸気口 15 排気口 5 本体ケース 18 把手 9 フィルター 9a フィルターの一端側 A 手掛部 21 凹部 9b フィルターの他端側 6 操作部 5a 本体ケースの一側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−129665(JP,A) 特開 平9−280603(JP,A) 特開 平10−292929(JP,A) 特開 平5−141706(JP,A) 実開 昭59−36427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/28 F24F 1/00 401

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口から吸い込まれた室内空気を吐き
    出す排気口を有する本体ケースと、該本体ケースに一端
    側が起倒自在に枢支される把手と、前記吸気口を覆うフ
    ィルターと、該フィルターが前記本体ケースに着脱自在
    される空気調和機において、前記フィルターの一端側に
    手掛部を形成し、前記把手を倒した時に、前記手掛部と
    前記把手の一面とが対向するように前記把手と前記フィ
    ルターを位置させ、前記手掛部と前記把手の一面とに連
    通する凹部を前記本体ケースに形成したことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記フィルターは、前記フィルターの他
    端側を回動中心として着脱される構成としたことを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記フィルターは、前記本体ケースに着
    脱自在されるフィルターカバーで固定されたことを特徴
    とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 運転を操作する操作部を前記本体ケース
    の一側面に設けると共に、前記凹部を一側面と対向する
    面に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    の空気調和機。
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