JP2004060461A - エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】隔壁1によって上下に仕切られた吸気通路6を有する内燃機関の吸気装置において、前記隔壁1によって仕切られた上側の吸気通路2と下側の吸気通路3を連通する開口部10を前記隔壁1に設けることによって、隔壁1付近で発生する流れの剥離を防止して、高回転・高負荷時の充填効率の低下を防止する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気装置に関するもので、特に燃焼性能向上の為にタンブル流を強化する吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸気通路内を順タンブルポートと逆タンブルポートに分岐し、順タンブルポート上流に設けたタンブルコントロールバルブ(TCV)を開閉することで適正流れに制御する方法が特開平9−256258号に開示されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術では、低中回転・部分負荷時には燃焼室内でタンブル流を形成し、良好な燃焼効率を得られるが、高回転・高負荷時には吸気通路内の通気抵抗が大きくなるため、充填効率が低下して出力が低減してしまうという問題があり実用化が困難であった。
【0004】
そこで本発明では吸気流れの適正化を図ることにより、低中回転・部分負荷時に十分なタンブルを発生し、かつ高回転・高負荷時に充填効率を低下させず、出力の低下を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
隔壁によって上下に仕切られた吸気通路を有する内燃機関の吸気装置において、
前記隔壁は吸気通路の軸線に対して傾斜して設けられ、かつ上下に仕切られた吸気通路を連通する開口部を設ける。
【0006】
【作用・効果】
本発明によれば、隔壁上面の流速が上昇して圧力が低下したときに、前記上下の吸気通路を連通する開口部から空気を吸い込むことによって隔壁上面での吸気の剥離を防止して、吸気の流路面積を確保する。これにより低中回転・部分負荷時には十分なタンブルを発生させながら、高回転・高負荷時の充填効率の低下を防止することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
第一実施形態について説明する。
【0009】
図1に示すように吸気通路6は隔壁1によって吸気通路2、3に仕切られており、下流には吸気バルブ5、燃焼室7が配置されている。吸気バルブ5が開くと吸気通路6と燃焼室7は連通する。前記隔壁1は吸気通路6の軸線8方向に延びかつ軸線8に対して傾斜し吸気通路2、3を上下に仕切る。
【0010】
隔壁1の上流にタンブルコントロールバルブ(TCV)4を設ける。
【0011】
TCV4は、吸気通路6を横断するシャフト4aとシャフト4aに取り付けられた遮蔽板4bとで構成されており、シャフト4aが回転することによって開閉する。TCV4閉時には一方の吸気通路3の上流側が閉塞される。
【0012】
隔壁1には吸気通路2と3とを連通する開口部10を設ける。
【0013】
隔壁1は仕切り板11を吸気通路6に固定し形成される。
【0014】
図2(A)は本実施形態に用いる仕切り板11と鋳込み時に用いる中子30を組み合わせた状態を示す平面図である。仕切り板11は四隅に突出部25を有する略I形の板で、突出部25の先端部を中子30からはみ出させて鋳込み部20とし、この鋳込み部20を吸気通路6に鋳込むことによって固定する。
【0015】
また、突出部25以外の側端部は中子30の外周面よりも内側に位置するようにする。これにより吸気通路6の壁面と隔壁1の側端部の間に空間ができる。この空間を吸気通路2、3を連通する開口部10とする。
【0016】
仕切り板11の流れ方向の全長に対する鋳込み部20の流れ方向の長さの比率については後述する。
【0017】
以上のように構成され、次に空気の流れについて説明する。
【0018】
高回転・高負荷域では流路面積を広くするためにTCV4を開くので、空気は吸気通路2および3の両方を流れて、下流に設けた吸気バルブ5が開くのに伴って燃焼室7に吸入される。
【0019】
低中回転・部分負荷域ではTCV4を閉じて吸気通路3の上流側を閉塞するので、空気は吸気通路2を流れ、吸気バルブ5が開くのに伴って燃焼室7に吸入される。この時空気が流れるのは上側の吸気通路2のみなので、空気の流れは吸気通路6の流路断面の上部に偏り、吸入される空気の多くが吸気バルブ5の吸気通路2側の部分から燃焼室7に吸入されることになる。
【0020】
このため燃焼室7に吸入された空気は、燃焼室7内で上昇しタンブル流を形成するので、良好な燃焼効率を得ることができる。
【0021】
隔壁1に設けた開口部10の効果について図4〜図8を参照しながら説明する。
【0022】
まずTCV4が開いている場合について図4、図5を用いて説明する。
【0023】
図4(A)は吸気通路6の断面図で、(B)は(A)のA−A矢視図であり、aは隔壁1に対する吸気の剥離が発生している領域である。
【0024】
図5も図4と同様に(A)は吸気通路6の断面図、(B)は(A)のA−A矢視図である。
【0025】
この時空気は吸気通路2、3を流れるが、吸気通路6は燃焼室7に向けてカーブしているため、遠心力によりカーブの外側に向けて吸気が偏り、また隔壁1はカーブせず吸気通路6に対して直線状であるため、隔壁上面1aには負圧が発生しやすい。
【0026】
開口部10がない場合には図4に示すように隔壁上面1aで空気の流れが剥離して、剥離している領域aの分だけ流路面積が減少してしまうので、充填効率が低下して出力、燃費が悪化してしまう。
【0027】
しかし開口部10を設けることによって図5に示すように隔壁下面1b付近を流れる空気が隔壁上面1aに吸い出されて隔壁上面1aの流れの剥離を防止できるので、充填効率の低下を防止できる。
【0028】
次にTCV4を閉じた場合について図6〜図8を用いて説明する。
【0029】
図6の(A)は吸気通路6の断面図、(B)は吸気通路6側からバルブ5を見たときの吸気流れの流量分布を示している。(B)の楕円6aは分布量の大きさを示しており、楕円6a内の矢印6bが長いほど分布量が多いことを示す。
【0030】
図7も図6と同様に、(A)は断面図、(B)は流量分布を示している。
【0031】
図8はエンジンのクランク角と燃焼室内での吸気の流速(筒内流速)の関係について示しており、図中Aは吸気流れの流量分布の偏りが過大になっている場合(従来)、図中Bは吸気流れの流量分布が適正である場合(本発明)である。
【0032】
前述の通り、TCV4を閉じることにより吸気通路2のみを流れ、空気の流れが偏り、燃焼室7に供給された空気はこの偏りによってタンブル流を形成して、良好な燃焼効率を得ることができる。
【0033】
開口部10がない場合には図6(A)に示すようにTCV4付近で縮流が生じ、隔壁上面1aでは流れの剥離が発生して図6(B)に示すように、前記空気の偏りが過大になる。
【0034】
図8に示すように、偏りが過大な流れAは流速の最大値は適正分布流れBよりも高くなるが、圧縮上死点(TDC)付近での流速は逆に適正分布流れBの方が速くなっている。これは、偏りが過大な流れAは流速が速くなりすぎたために燃焼室7の内壁やピストンキャビティーのエッジ(図示せず)に衝突し、これによって流れのエネルギーの崩壊が早まったためである。
【0035】
燃焼効率を高めるために重要なのは最大流速ではなくTDC付近での流速であるので、図7に示すように開口部10を設けて吸気通路3に回り込んだ空気を吸気通路2に吸い出すことにより、TCV4付近での縮流、隔壁上面1aでの剥離を防止して、空気の流れを適正分布としている。
【0036】
次に開口部10の流れ方向の長さと位置について図11〜図14を用いて説明する。図11〜図14は吸気通路6の縦断面図で、各図中の矢印は吸気流れを示している。
【0037】
吸気通路6の軸線8は直線ではないため、隔壁1は吸気通路6の軸線8に対して傾きを持つことになる。このため隔壁1の上流端部で空気の流れは隔壁1に沿って曲がることができず、図11に示すように隔壁上面1aに負圧領域40が発生し剥離の原因となる。
【0038】
したがって、図12のように隔壁1の上流部分に開口部10を設けて負圧領域40の発生を防止する必要がある。
【0039】
また、開口部10の流れ方向の長さが十分でないと、隔壁1の上流寄りの部分に開口部10を設けて負圧領域の発生を防止しても図12に示すように隔壁1の下流部分では負圧領域50が発生し、剥離が発生してしまう。
【0040】
したがって、隔壁1の中央部分にも開口部10を設ける必要がある。
【0041】
また、吸気通路2と3では諸々の原因によって差圧が発生しやすく、差圧が発生することにより図13に示すように隔壁1の下流端部付近で空気の流れが乱れ、通気抵抗の原因となる。
【0042】
したがって、隔壁1の下流部分にも開口部10を設ける必要がある。
【0043】
以上のことを考慮すると、図14に示すように開口部10は隔壁1の上流部から下流部にかけて開口していることが必要になり、さらに前述した鋳込み時の熱の問題も考慮しなくてはならない。
【0044】
具体的に本実施形態では開口部10の流れ方向の長さは、仕切り板11の全長の60%以上とし、鋳込み部20の流れ方向の長さは上流側、下流側それぞれ隔壁1の流れ方向の長さの3〜10%とし、隔壁1の上流端部、下流端部から隔壁1の流れ方向の長さの10〜20%までの位置に設ける。
【0045】
したがって、例えば鋳込み部20の長さが仕切り板11の全長の3%、鋳込み部20の開口部10a側の端部が仕切り板11の全長の20%の位置にある場合には図2(B)に示すように、隔壁1の両端に開口部10b、10cができることになる。
【0046】
開口部10の面積は出力、燃焼効率と図9、10に示すような関係がある。
【0047】
図9はスロットルまたはアクセル全開時、つまりTCV4が開いている状態での充填効率と開口部10の面積との関係を示すグラフで、Aは高回転、Bは低回転の場合である。
【0048】
このグラフより、高回転であれば開口部10の面積を大きくするほどスロットルまたはアクセル全開時の充填効率は上がり、出力が向上するが、低回転の場合は高回転の場合に比べ開口部10の面積の影響が小さいことがわかる。
【0049】
図10は部分負荷域、つまりTCV4が閉じている状態での燃焼効率と開口部10の面積との関係を表すグラフであり、Aは中回転、Bは低回転の場合である。
【0050】
このグラフより、中回転の場合はある程度までは開口部10の面積が大きくなるにしたがって燃焼効率が上がるが、低回転の場合は開口部10の面積が大きくなるにしたがって燃焼効率は低下することがわかる。
【0051】
以上のことから、開口部10の面積を決めるには、どのような特性のエンジンにするのかを考慮する必要がある。
【0052】
例えば、出力を重視するエンジンの場合はスロットルまたはアクセル全開時の高回転の充填効率を高くする必要があるので、開口部10の面積は大きくし、燃費を重視するエンジンの場合は、部分負荷域で低中回転の燃焼効率を高くする必要があるので開口部10の面積は小さくする。
【0053】
以下に本実施形態の効果を記す。
【0054】
TCV4が開いているときには吸気通路3を流れる空気が開口部10を通して吸気通路2に吸い込まれることによって、吸気通路2を流れる空気が隔壁1から剥離することを防止できるので、流路面積の減少およびそれに伴う充填効率の低下を防止できる。
【0055】
TCV4が閉じているときには、吸気通路3に回り込んだ空気が開口部10を通して吸気通路2に吸い込まれることにより、TCV4付近で発生する縮流および隔壁上面1aで発生する流れの剥離を防止できるので、吸気通路2を流れる空気の流れを適正分布に保ち、燃焼室7内に強いタンブル流を起こすことが可能となる。
【0056】
第二実施形態について説明する。
【0057】
本実施形態は一つの燃焼室に2つの吸気バルブ5を有する内燃機関の吸気装置に関するもので、基本的には第一実施形態で用いた装置が一つの燃焼室に2つ設けられていると考えてよい。
【0058】
ただし一つの吸気通路が枝分かれして2つの吸気通路6になっているため、隔壁1の形成に用いる仕切り板21の形状が第一実施形態と異なる。
【0059】
図3(A)は本実施形態で用いる仕切り板21と、仕切り板21を吸気通路6に鋳込む時に用いる中子30を組み合わせた状態の平面図である。
【0060】
仕切り板21は略コ字形をしており、第一実施形態で用いた仕切り板11を略平行かつ両端の位置が揃うように並べ、二組の向かい合う突出部25の一方の組を連結したような形状となっている。
【0061】
第一実施形態と同様に、突出部25の先端を中子30からはみ出させて鋳込み部20とし、鋳込み部20以外の仕切り板21の側端部は中子30の外周よりも内側に位置するようにする。
【0062】
鋳込み部25を吸気通路6に鋳込むことによって仕切り板21を吸気通路6に固定し、中子30の外周よりも内側に位置していた仕切り板21の側端部と吸気通路6内壁との間に開口部10を形成する。
【0063】
図3(B)は図2(B)と同様に、鋳込み部25の吸気流れ方向の長さおよび位置によって、仕切り板21の流れ方向の両端部が開口部10b、10cとなる場合の仕切り板21と中子30を組み合わせた状態の平面図である。
【0064】
本実施形態の作用、効果は第一実施形態と同様で、TCV4が開いているときには吸気通路3を流れる空気が開口部10を通して吸気通路2に吸い込まれることによって、吸気通路2を流れる空気が隔壁1から剥離することを防止できるので、流路面積の減少およびそれに伴う充填効率の低下を防止できる。
【0065】
また、TCV4が閉じているときには、吸気通路3に回り込んだ空気が開口部10を通して吸気通路2に吸い込まれることにより、TCV4付近で発生する縮流および隔壁上面1aで発生する流れの剥離を防止できるので、吸気通路2を流れる空気の流れを適正分布に保ち、燃焼室7内に強いタンブル流を起こすことが可能となる。
【0066】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明の実施形態の構成を示す縦断面図と横断面図である。
【図2】(A)(B)は第一実施形態に用いる仕切り板の平面図である。
【図3】(A)(B)は第二実施形態に用いる仕切り板の平面図である。
【図4】(A)は隔壁に開口部がない場合のTCV開時の吸気通路内の空気の流れを示し、(B)は(A)のA−A矢視図である。
【図5】(A)は隔壁に開口部を設けた場合のTCV開時の吸気通路内の空気の流れを示し、(B)は(A)のA−A矢視図である。
【図6】(A)は隔壁に開口部がない場合のTCV閉時の吸気通路内の空気の流れを、
(B)はその場合の流量分布を表す図である。
【図7】(A)は隔壁に開口部を設けた場合のTCV閉時の吸気通路内の空気の流れ
(B)はその場合の流量分布を表す図である。
【図8】筒内流速とクランク角の関係を示すグラフ。
【図9】出力と隔壁の開口部の面積の関係を示す特性図である。
【図10】燃焼効率と隔壁の開口部の面積の関係を示す特性図である。
【図11】隔壁に開口部がない場合の剥離発生領域を示す図である。
【図12】開口部の長さが短い場合の剥離発生領域を示す図である。
【図13】隔壁下流端部での空気の流れの乱れを示す図である。
【図14】隔壁に開口部を設けた場合の空気の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 隔壁
11、21 仕切り板
2、3 吸気通路
4 タンブルコントロールバルブ
4a シャフト
4b 遮蔽板
5 吸気バルブ
6 吸気通路
7 燃焼室
10 開口部
20 鋳込み部
30 中子
40、50 剥離発生領域
Claims (12)
- 隔壁によって上下に仕切られた吸気通路を有する内燃機関の吸気装置において、
前記隔壁は前記吸気通路の軸線に対して傾斜して設けられ、かつ仕切られた上側の吸気通路と下側の吸気通路を連通する開口部を有することを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 前記隔壁に設けられた開口部は、少なくとも前記隔壁の上流部にある請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記隔壁の上流に開閉弁を設け、閉弁時には隔壁によって仕切られた吸気通路のうち下側の吸気通路が前記開閉弁によって閉塞される請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記隔壁に設けられた開口部は、隔壁の両側の吸気通路壁面近傍に設けられる請求項1から3のいずれかに記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記隔壁に設けられた開口部の吸気流れ方向の長さは、隔壁の吸気流れ方向の長さに対して所定の割合である請求項4に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記隔壁の吸気流れ上流端が、前記開口部として開口している請求項4に記載の内燃機関の吸気装置。
- 内燃機関の吸気通路に鋳込まれた、前記吸気通路を上下の流路に仕切る吸気仕切り板において、
前記仕切り板は前記吸気通路の軸線に対して傾斜して設けられ、かつ上下に仕切られた吸気通路を連通する開口部を有することを特徴とする内燃機関の吸気仕切り板。 - 前記仕切り板に設けられた開口部は、少なくとも前記仕切り板の上流側の部分にある請求項7に記載の内燃機関の吸気仕切り板。
- 前記仕切り板に設けられた開口部は、吸気通路壁付近に設けられた請求項7または8のいずれかに記載の内燃機関の吸気仕切り板。
- 前記仕切り板に設けられた開口部の吸気流れ方向の長さは、仕切り板の吸気流れ方向の長さに対して所定の割合である請求項9に記載の内燃機関の吸気仕切り板。
- 前記仕切り板に設けられた開口部は、前記仕切り板の前記吸気通路への鋳込み部分の間に設けられた請求項9または10に記載の内燃機関の吸気仕切り板。
- 前記仕切り板の上端が、前記開口部として開口している請求項9から11のいずれかに記載の内燃機関の吸気仕切り板。
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