JP2004059228A - サーバー - Google Patents

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Hiromasa Mitsuoka
三岡 広昌
Isato Shimura
示村 勇人
Yorio Suzuki
鈴木 順夫
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Abstract

【課題】物品の受取人が物品が届けられていることを確実に知ることができるサーバーを提供する。
【解決手段】サーバー1は、LANやインターネット等のネットワーク100を介して、マンション等の集合住宅のエントランスに設けられ集合住宅の住人が所有するカード等の記録媒体を認証する認証装置200、集合住宅に設置された宅配ボックス300、集合住宅の住人が所有する端末装置400およびウェブサーバー500に接続される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を保管する保管庫を管理するサーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
オートロック等により住人以外の人の所定の地域への侵入に制限が設けられているマンション等の集合住宅において、このような集合住宅の住人に配送物やクリーニング等の物品を届ける場合、受取人となる住人が不在のときは、マンションのエントランス内に設置されている宅配ボックスを利用することが知られている。
【0003】
このような宅配ボックスにおいて、物品を届ける者は、宅配ボックスに設けられている操作キー等により、物品を届ける部屋の番号を入力し、利用可能な空きボックスの番号を指定した後、このボックスに物品を投函して扉を閉め、物品を宅配ボックスに預けた旨が記載された不在お届け表を受取人の郵便受けに投函する。住人は、マンションに帰宅した際にエントランス内に設置されている郵便受けを確認し、不在お届け表が投函されていると、宅配ボックス専用のキーを用いて物品を宅配ボックスから取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マンションの住人は、帰宅した際に必ず郵便受けを確認するとは限らず、このような住人には物品が届いていることが長期にわたって気づかないといった問題がある。また、不在お届け表は郵便受けに投函されるため、他の配送物に紛れ込み、見落としてしまう場合もある。
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、物品の受取人が物品が届けられていることを確実に知ることができるサーバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決するために本発明にかかるサーバーは、施設の出入り口付近に配置され、利用者の施設の利用を制限するゲート手段、利用者が所持している記憶媒体に記録されている識別情報を読み出すリーダ、利用者に情報の通知をする通知手段および宛先が指定された物品を保管する保管庫とネットワークを介して接続されるサーバーであって、このサーバーは、リーダが読み出した識別情報に基づいて利用者の施設の利用の可否を判定し、この判定結果をゲート手段に送信する判定手段と、保管庫に物品が保管されている旨および物品の宛先である利用者の識別情報を記憶する記憶手段と、リーダが読み出した識別情報を記憶手段から検索する検索手段と、この検索手段が記憶手段の中からリーダが読み出した識別情報に該当する情報を検索すると、通知手段に物品が保管庫に保管されている旨を通知させる通知情報を送信する通知制御手段とを備えたことを特徴とする。このサーバーによれば、リーダが読み出したカードを所持している人が宛先となる物品が保管庫に保管されていると、その旨が通知される。
【0006】
上記サーバーにおいて、利用者が宛先である物品が保管庫に所定の期間以上保管されている場合、ネットワークを介して接続可能な利用者が所有する端末装置に、物品が保管庫に所定の期間以上保管されている旨を送信する第1の送信手段をさらに備えるようにしてもよい。このサーバーによれば、所定の期間以上物品が保管庫に保管されていると、この旨が物品の宛先の人が所有する端末装置に送信される。
【0007】
また、本発明にかかるサーバーは、保管庫に保管されている物品の宛先である利用者の識別情報に対応づけられた識別情報が記録された記録媒体を所持している者により取り出されると、この旨を端末装置に送信する第2の送信手段をさらに備えるようにしてもよい。このサーバーによれば、保管庫に保管されている物品を、この物品の宛先の人と関係がある人が取り出すと、その旨が宛先の人が所有している端末装置に送信される。
【0008】
上記サーバーにおいて、物品の宛先を入力する入力手段、保管庫の施錠および解錠を行う錠制御手段および保管庫から物品を取り出す者が所有する記憶媒体に記録されている識別情報を読み出す保管庫リーダとネットワークを介して接続されており、錠制御手段に保管庫を解錠および施錠する指示を出す錠指示手段をさらに備え、記憶手段は、さらに利用者の識別情報に対応づけられた識別情報を記憶し、検索手段は、保管庫リーダが読み出した識別情報を記憶手段の中から検索し、検索手段が記憶手段の中から検索した識別情報が、保管庫に保管されている物品の宛先となっている利用者の識別情報に対応づけられた識別情報である場合、錠指示手段は、錠制御手段に保管庫を解錠する指示を出すようにしてもよい。このサーバーによれば、保管庫に保管されている物品を、この物品の宛先の人と関係がある人も取り出すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は集合住宅に設置された宅配ボックスを管理するための各構成要素の構成を示す概略図、図2は本実施の形態にかかるサーバーの構成を示すブロック図、図3は住人情報DB14の構成を示す図、図4は宅配ボックスDB15の構成を示す図、図5は投入者情報DB16の構成を示す図、図6(a)はマンションのエントランスに設けられた認証装置の構成を示すブロック図、図6(b)は認証装置の外観の一例を示す図、図7は宅配ボックスの構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態にかかるサーバーは、マンション等の集合住宅に設置された宅配ボックスの管理を行う。
【0010】
本実施の形態にかかるサーバー1は、LANやインターネット等のネットワーク100を介して、マンション等の集合住宅のエントランスに設けられた認証装置200、集合住宅に設置された宅配ボックス300、集合住宅の住人が所有する端末装置400およびウェブサーバー500に接続される。
【0011】
サーバー1は、図2に示すように、ネットワーク制御部11と、入力部12と、表示部13と、住人情報DB14と、宅配ボックスDB15と、投入者情報DB16、物品受付部17と、カード照合部18と、宅配ボックス制御部19および制御部20とから構成される。
【0012】
ネットワーク制御部11は、ネットワーク100を介して、認証装置200、宅配ボックス300、端末装置400およびウェブサーバー500と各種情報の送受信を行うことにより第1および第2の送信手段としての機能を実現する。
入力部12は、例えばキーボード、タッチパネルまたはマウス等の入力装置からなり、サーバー1の管理人による操作入力を検出し、制御部20に送信する。
表示部13は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等の表示装置からなり、制御部20から受信する各種情報を表示する。
【0013】
住人情報DB14は、図3に示すように、住人が住む部屋の番号、各住人が所有するカードの識別番号、宅配ボックス300に届けられた物品を取り出すと連絡先のアドレスまたは連絡先の電話番号にその旨が通知されるか否かの設定登録、連絡先の電話番号および連絡先のアドレス等が記憶されたテーブルからなる。
宅配ボックスDB15は、図4に示すように、保管庫の識別番号、宅配ボックスの使用開始日時、物品の受取人の部屋番号、物品を保管庫に投入した者に関する識別情報である投入者情報、保管庫に物品を投入した者がその物品を取り出す際に宅配ボックス300に入力するコードである取り出しコード等が記憶されたテーブルからなる。なお、宅配ボックスDB15は、図4に示すテーブルとあわせて、宅配ボックスから物品を取り出した日時、宅配ボックスから物品を取り出した者の識別情報等のログが記録されるようにしてもよい。
投入者情報DB16は、図5に示すように、宅配ボックス300に物品を預けた者等の電話番号などの連絡先が記録されている。
【0014】
物品受付部17は、宅配ボックス300から宅配ボックス300に物品を預ける際の各種情報を宅配ボックスDB15に登録する。
カード照合部18は、認証装置200または宅配ボックス300からカードに記録されている識別情報を受信すると、この識別情報を住人情報DB14から検索し、カードが住人情報DB14に登録されているか否かを照合することにより判定手段として機能する。
宅配ボックス制御部19は、宅配ボックス300に設けられている各保管庫の施錠および解錠を制御することにより錠指示手段として機能する。
制御部20は、住人情報DB14、宅配ボックスDB15または投入者情報DB16を参照して、宅配ボックス300に保管されている物品の管理および端末装置400への情報の送信を行うことにより、検索手段および通知制御手段としての機能を実現するとともにサーバー1の各種動作の制御を行う。
【0015】
認証装置200は、集合住宅のエントランス等の内部やゲート近傍などに設置され、図6(a)に示すように、ネットワーク制御部201と、入力部202と、表示部203と、カードリーダ204と、ゲート部205および制御部206とから構成される。
【0016】
ネットワーク制御部201は、ネットワーク100を介して、サーバー1と各種情報の送受信を行う。
入力部202は、例えばキーやタッチパネル等の入力装置からなり、エントランスから集合住宅内部に入る人や集合住宅の住人に用事がある人など操作入力を検出して、制御部206に送信する。
表示部203は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、液晶ディスプレイ等の表示装置からなり、図6(b)に示すように、制御部206から入力される各種情報を表示する。
カードリーダ204は、集合住宅の住人が所持しているICカード等の記録媒体に記憶されている識別情報を読み出し、制御部206に送信する。なお、ICカードは、集合住宅の住戸の鍵としても機能する。
ゲート部205は、マンション等の集合住宅のエントランスに設けられた扉などのゲートの開閉を、制御部206の指示に基づいて行う。
制御部206は、サーバー1の指示に基づいて認証装置200の各種動作の制御を行う。
【0017】
宅配ボックス300は、集合住宅のエントランス近辺またはそれ以外の場所に設置され、図7に示すように、ネットワーク制御部301と、入力部302と、表示部303と、カードリーダ304と、施錠部305と、保管庫306と、プリント部307と、制御部308とから構成される。
【0018】
ネットワーク制御部301は、ネットワーク100を介して、サーバー1と各種情報の送受信を行う。
入力部302は、例えばキーやタッチパネル等の入力装置からなり、宅配ボックス300に物品を預ける人や宅配ボックスから物品を取り出す人の操作入力を検出し、制御部308に送信する。
表示部303は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、液晶ディスプレイ等の表示装置からなり、制御部308から入力される各種情報を表示する。
【0019】
カードリーダ304は、宅配ボックス300に保管されている物品を取り出す人が所持しているカード(ICカード)に記録されている識別情報を読み込み、制御部308に送信する。
施錠部305は、制御部305の指示に基づいて、保管庫306の施錠および解錠を行う。
保管庫306は、物品を保管する複数のボックス等からなり、集合住宅の住人が宛先となる物品を保管する。保管庫306a〜306nのそれぞれは、施錠部305により施錠および解錠が行われる。
プリント部307は、宅配ボックスに物品を預けた人に、物品を受領した旨が記載された受領証を発行または物品を受領した旨の受領印を伝票等に押下する。
【0020】
端末装置400は、例えばPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)または携帯電話機等のネットワーク100を介してメールの送受信を行うことができるであり、サーバー1から送信されるメールをウェブサーバー500を介して受信する。なお、端末装置400は、例えば電話機やFAXなどサーバー1から情報を受信することができる装置であればよい。
【0021】
ウェブサーバー500は、ネットワーク100を介してサーバー1、認証装置200、宅配ボックス300および端末装置400と接続されており、インターネットを介してサーバー1、認証装置200、宅配ボックス300または端末装置400が各種情報の送受信を行う際の仲介を行う。このようなウェブサーバー500は、ディスクアレイ装置を備えており、ミラーリング、ストライピングまたはデュプレキシング等を実施することにより送受信される各種情報が損害を受けることを防ぐ。
【0022】
次に、本実施の形態にかかるサーバーの動作について説明する。
図8は、本実施の形態にかかるサーバー1の全体の動作を示すフローチャートである。
【0023】
まず、サーバー1は、認証装置200または宅配ボックス300から何らかの情報を受信する(ステップS801:YES)。
【0024】
宅配ボックス300から物品を預けることに関する情報を受信した場合(ステップS802:YES)、サーバー1は、図9に示すAの処理を行い、ステップS805の処理に進む。図9は、宅配ボックス300に物品を預ける際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【0025】
物品を宅配ボックス300に預ける場合、サーバー1は、入力部302により物品を預ける旨の操作入力を検出すると(ステップS901:YES)、宅配ボックスDB15から利用可能な保管庫を検索し、検索した情報を宅配ボックス300に送信し表示部303に表示させる(ステップS902)。
【0026】
表示部303に表示された情報に基づいて空いている保管庫に物品が投入され、この物品の宛先の部屋番号、投入者情報および取り出しコードを入力部302から受信すると(ステップS903)、サーバー1は、部屋番号、投入者情報、取り出しコードおよび物品が投入された保管庫の番号を宅配ボックスDB15に記録し(ステップS904)、施錠部305に物品が投入された保管庫の扉を施錠する指示を出す(ステップS905)。また、物品を投入した者により受領印の押下を希望する旨の情報を入力部302が検出すると(ステップS906:YES)、サーバー1は、プリント部307に受領印を押下する指示を出す(ステップS907)。
【0027】
次に、認証装置200から情報を受信した場合(ステップS803:YES)、サーバー1は、図10に示すBの処理を行い、ステップS805の処理に進む。図10は、認証装置200が利用者の所持するカードを認証する際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【0028】
サーバー1は、カードリーダ204がカードの識別情報(カードの識別番号)を読み込むと、この識別情報を住人情報DB14から検索する(ステップS1001)。
カードリーダ204が読み出した識別情報が住人情報DBに含まれていない場合(ステップS1002:NO)、サーバー1は、表示部203に入場できない旨を表示する情報を送信する(ステップS1003)。
【0029】
カードリーダ204が読み出した識別情報が住人情報DBに含まれている場合ステップS1002:YES)、サーバー1は、カードリーダ204が読み出したカードを所持している住人の部屋が宛先となっている物品が宅配ボックス300に保管されているか否かを、宅配ボックスDB15から検索する(ステップS1004)。
【0030】
宅配ボックスDB15に物品が保管されている場合(ステップS1005:YES)、サーバー1は、物品を預かっている旨を表示部203に表示する指示を認証装置200に送信する(ステップS1006)。表示部203には、一例として図6(b)に示すように、物品が届けられていることが表示される。なお、認証装置200にスピーカー等を設けて、音声により物品が届けられていることを通知するようにしてもよい。
そして、サーバー1は、認証装置200に扉を開ける指示を送信する(ステップS1007)。
【0031】
宅配ボックスDB15に物品が保管されていない場合(ステップS1005:NO)、サーバー1は、認証装置200に扉を開ける指示を送信する(ステップS1007)。
【0032】
上述したように本実施の形態にかかるサーバー1は、集合住宅に設けられた識別装置がカードを読み込むと、そのカードを所持している住人の部屋が宛先となっている物品が宅配ボックス300に保管されている場合、この旨が通知されるので、物品の受取人は物品が届けられていること確実に知ることができる。
【0033】
次に、宅配ボックス300から住人による操作情報を受信した場合(ステップS804:YES)、サーバー1は、図11に示すCの処理を行い、ステップS805の処理に進む。図11は、宅配ボックス300が住人のカードを読み込んだ際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【0034】
サーバー1は、カードリーダ304がカードの識別情報を読み込むと、この識別情報に対応した部屋が宛先となっている物品が宅配ボックス300に保管されているか否か宅配ボックスDB15を検索する(ステップS1101)。
【0035】
物品が保管されていない場合(ステップS1102:NO)、サーバー1は、表示部301に物品を預かっていない旨を表示する指示を送信する(ステップS1107)。なお、サーバー1は、物品を預かっていない旨を表示する指示を表示部301に送信しないようにしてもよい。
【0036】
物品が保管されている場合(ステップS1102:YES)、サーバー1は、表示部301に物品を預かっている旨を表示する指示を送信し(ステップS1103)、施錠部305にその物品を保管している保管庫を解錠する指示を送信する(ステップS1104)。
【0037】
また、サーバー1は、カードリーダ304が読み込んだカードが、取り出し通知をするように設定されているか否か住人情報DB14を検索する(ステップS1105)。
取り出し通知をするように設定されている場合(ステップS1105)、サーバー1は、カードリーダ304が読み込んだカードの識別情報に対応づけて住人情報DBに登録されているアドレス、電話番号またはFAX番号に、メールを送信、電話をかけるもしくはFAXを送信することにより、物品が取り出されたことを通知する。
これにより本実施の形態にかかるサーバー1は、物品の受取人以外の人、例えば子供等が物品を宅配ボックス300から取り出しても、この旨が端末装置に通知されるので、物品が届けられていることを確実に知ることができ、子供のいたずら等を防止することができる。
【0038】
なお、本実施の形態において、取り出し通知をするように設定されている場合、サーバー1は、メールを送信、電話をかけるもしくはFAXを送信する以外にも、例えば、認証装置200の表示部に表示するもしくは認証装置200にスピーカー等を設けて音声により通知するようにしてもよい。
【0039】
次に、サーバー1は、A、B、Cの処理を行うまたはA、B、Cの処理に至る以外の情報受信すると、宅配ボックスDB15から宅配ボックス300に2日以上保管されている物品があるか否かを検索する(ステップS805)。
【0040】
宅配ボックス300に2日以上保管されている物品がある場合(ステップS805:YES)、サーバー1は、図12に示すDの処理を行い、動作を終了する。図12は、宅配ボックス300に2日以上物品が預けられている場合のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
なお、本実施の形態において、宅配ボックス300に2日以上保管されている物品があるとDの処理を行うように設定したが、Dの処理を行うに至る宅配ボックス300に物品が保管されている日数は2日に限定されず、適宜自由に変更することができる。
【0041】
サーバー1は、宅配ボックスDB15から、2日以上保管されている物品に対応づけられている投入者情報を検索し(ステップS1201)、この検索された投入者情報に基づいて、投入者情報DBから受取人不在による連絡先を検索し(ステップS1202)、この連絡先に2日以上物品が保管されている旨を通知する(ステップS1203)。すると、宅配ボックス300に2日以上保管されている物品を預けた者は、物品の宛先の人がまだ物品を取り出していないことを確認することができるので、宛先の人に物品を宅配ボックス300に預けている旨を知らせることができる。その結果、宛先の人が物品を取り出すことができない場合は、物品を宅配ボックス300に預ける際に登録した取り出しコードを入力部302から入力することにより、物品を宅配ボックス300から取り出し、別途保管することもできる。
【0042】
なお、本実施の形態において、サーバー1は、A、B、Cの処理を行うまたはA、B、Cの処理に至る以外の情報受信すると、宅配ボックスDB15から宅配ボックス300に2日以上保管されている物品があるか否かを検索するようにしたが、宅配ボックス300に2日以上保管されている物品があるか否かを検索するに至る手順は、それに限定されない。例えば、宅配ボックスDB15を所定の間隔で検索したり、宅配ボックスDB15に記録されている使用開始日時と現在時刻を常に比較し、2日以上保管されている物品を即座に検索できるようにしてもよい。
【0043】
また、本実施の形態において、所定の期間(本実施の形態では2日)以上宅配ボックス300に保管されている物品があると、その物品を預けた者に通知をするようにしたが、物品の宛先となっている者の端末装置に通知するようにしてもよい。この場合、サーバー1は、所定の期間以上宅配ボックス300に保管されている物品があると、宅配ボックスDB15から所定の期間以上保管されている物品の宛先の部屋を検索し、この部屋の住人の連絡先を住人情報DB14から検索し、この検索した連絡先にメール、電話またはFAX等により物品が所定の期間以上宅配ボックス300に保管されている旨を通知する。これにより、宅配ボックス300に保管されている物品の宛先となっている者は、物品が届けられていることを確実に知ることができる。
【0044】
本実施の形態にかかるサーバー1は、マンション等の集合住宅のみならず、例えば駅等にも適用することができる。この場合は、集合住宅のエントランスを駅の改札に置き換え、駅の改札もしくは駅の構内やそれ以外の場所に物品を利用者に渡す仲介をする受け渡しボックス等を設置することにより、本実施の形態で説明したのと同様の作用効果を実現することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リーダが読み出した記録媒体を所持している利用者が宛先となっているに物品が保管庫に保管されていると、その旨が利用者に通知されるので、利用者は物品が保管庫に届けられていることを確実に知ることができる。
また、本発明によれば、保管庫に所定の期間以上物品が保管されていると、その物品の宛先となっている利用者の端末装置に、保管庫に所定の期間以上物品が保管されている旨が通知されるので、利用者は物品が保管庫に届けられていることを確実に知ることができる。
さらに本発明によれば、物品の宛先である利用者の識別情報に対応づけられた識別情報が記録された記録媒体を所持している者により取り出されると、この旨が利用者の端末装置に通知されるので、利用者は、物品が届けられていることを確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅に設置された宅配ボックスを管理するための各構成要素の構成を示す概略図である。
【図2】本実施の形態にかかるサーバーの構成を示すブロック図である。
【図3】住人情報DB14の構成を示す図である。
【図4】宅配ボックスDB15の構成を示す図である。
【図5】投入者情報DB16の構成を示す図である。
【図6】(a)マンションのエントランスに設けられた認証装置の構成を示すブロック図、(b)認証装置の外観の一例を示す図である。
【図7】宅配ボックスの構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態にかかるサーバー1の全体の動作を示すフローチャートである。
【図9】図9は、宅配ボックス300に物品を預ける際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【図10】認証装置200が利用者の所持するカードを認証する際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【図11】宅配ボックス300が住人のカードを読み込んだ際のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【図12】宅配ボックス300に2日以上物品が預けられている場合のサーバー1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…サーバー、11…ネットワーク制御部、12…入力部、13…表示部、14…住人情報DB、15…宅配ボックスDB、16…投入者情報DB、17…物品受付部、18…カード照合部、19…宅配ボックス制御部、20…制御部、100…ネットワーク、200…認証装置、300…宅配ボックス、400…端末装置、500…ウェブサーバー。

Claims (4)

  1. 施設の出入り口付近に配置され、利用者の前記施設の利用を制限するゲート手段、
    前記利用者が所持している記憶媒体に記録されている識別情報を読み出すリーダ、
    前記利用者に情報の通知をする通知手段および
    宛先が指定された物品を保管する保管庫
    とネットワークを介して接続されるサーバーであって、
    このサーバーは、
    前記リーダが読み出した識別情報に基づいて前記利用者の前記施設の利用の可否を判定し、この判定結果を前記ゲート手段に送信する判定手段と、
    保管庫に物品が保管されている旨および前記物品の宛先である利用者の識別情報を記憶する記憶手段と、
    リーダが読み出した識別情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    この検索手段が前記記憶手段の中から前記リーダが読み出した識別情報に該当する情報を検索すると、前記通知手段に前記物品が前記保管庫に保管されている旨を通知させる通知情報を送信する通知制御手段と
    を備えたことを特徴とするサーバー。
  2. 請求項1記載のサーバーにおいて、
    前記利用者が宛先である物品が保管庫に所定の期間以上保管されている場合、ネットワークを介して接続可能な利用者が所有する端末装置に、前記物品が前記保管庫に所定の期間以上保管されている旨を送信する第1の送信手段
    をさらに備えたことを特徴とするサーバー。
  3. 請求項1または2に記載のサーバーにおいて、
    前記保管庫に保管されている物品の宛先である利用者の識別情報に対応づけられた識別情報が記録された記録媒体を所持している者により取り出されると、この旨を前記端末装置に送信する第2の送信手段
    をさらに備えたことを特徴とするサーバー。
  4. 請求項3記載のサーバーにおいて、
    物品の宛先を入力する入力手段、
    前記保管庫の施錠および解錠を行う錠制御手段および
    前記保管庫から前記物品を取り出す者が所有する記憶媒体に記録されている識別情報を読み出す保管庫リーダ
    とネットワークを介して接続されており、
    前記錠制御手段に前記保管庫を解錠および施錠する指示を出す錠指示手段
    をさらに備え、
    前記記憶手段は、さらに利用者の識別情報に対応づけられた識別情報を記憶し、
    前記検索手段は、前記保管庫リーダが読み出した識別情報を前記記憶手段の中から検索し、
    前記検索手段が前記記憶手段の中から検索した識別情報が、保管庫に保管されている物品の宛先となっている利用者の識別情報に対応づけられた識別情報である場合、
    前記錠指示手段は、前記錠制御手段に前記保管庫を解錠する指示を出す
    ことを特徴とするサーバー。
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