JP2004058783A - 自走式廃棄物解体機および自走式廃棄物解体機の構成方法 - Google Patents
自走式廃棄物解体機および自走式廃棄物解体機の構成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】リサイクルを行うためには、その前段階として廃棄物の分別作業が非常に重要となる。これら分別作業には、産業廃棄物中間処理分別作業、家電分解分別作業、自動販売機分解分別作業、建設廃材分別作業等があるが、従来、これを人手に頼っていたため、多大な労力を要し、リサイクルのためのコストが高騰するという問題を抱えていた。
【解決手段】支柱のうち、運転席フロア前方の左右両側部の支柱間に亘って設けられた防護部材を有し、前記防護部材は、ルーフ下面から運転席フロアの上面に略亘る範囲で設けた。また、一対の作業アームのそれぞれ開閉方向外側向きの作業アーム先端部付近に、長尺コード類の巻き取り部を形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】支柱のうち、運転席フロア前方の左右両側部の支柱間に亘って設けられた防護部材を有し、前記防護部材は、ルーフ下面から運転席フロアの上面に略亘る範囲で設けた。また、一対の作業アームのそれぞれ開閉方向外側向きの作業アーム先端部付近に、長尺コード類の巻き取り部を形成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物、家電、建設廃材等の解体・分別作業を行う自走式廃棄物解体機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題が取りざたされるにつれ、また法整備も進んだことにより、廃棄物のリサイクルがクローズアップされてきた。リサイクルを行うためには、その前段階として廃棄物の分別作業が非常に重要となる。これら分別作業には、産業廃棄物中間処理分別作業、家電分解分別作業、自動販売機分解分別作業、建設廃材分別作業等があるが、従来、これを人手に頼っていたため、多大な労力を要し、リサイクルのためのコストが高騰するという問題を抱えていた。
【0003】
また、これを人手に寄らず機械化したものとして、例えば、油圧ショベル等をベースとし、下部走行体に備えられたクランプ装置で廃棄物等を把持し、上部旋回体に揺動自在に備えられたブーム、アーム、破砕機等の作業工具からなる作業アタッチメントの作業工具により廃棄物を解体し、分別する自走式廃棄物解体機が開発され、使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
比較的小さな廃棄物や、雨水に濡らしたくない廃棄物等、廃棄物の解体・分別作業については、屋内で行われることが多くなってきている。このような屋内作業や、また、より細部の解体・分別を効率よく行いたいという課題があった。また、通常の自走式廃棄物解体機では、運転作業者の保護のため、運転席を含めた運転室の全体を包囲するキャブを搭載することが通常であるが、狭所での作業を行うため、キャブでは乗り降りし辛く、またキャブのガラス窓越しでは、室内灯の映り込みや、充分な明るさが得られない場合があり、作業するための視認性において課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席フロアと、前記運転席フロアの上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、前記キャノピは、前記上部旋回体に立設された少なくとも4本の支柱と、前記支柱の上部に設けられたルーフと、前記支柱のうち、運転席フロア前方の左右両側部の支柱間に亘って設けられた防護手段を有し、前記防護手段は、ルーフ下面から運転席フロアの上面に略亘る範囲に設けた。
【0006】
これによれば、キャブを備えないため、屋内や狭い作業現場であっても容易に乗り降りすることが可能であるとともに、キャノピはルーフを4本以上の支柱で支持するため、上方からの落下物にも耐えうることができる。更に、キャノピの前方両側部の支柱間には、運転席フロアのフロア面からルーフ下面に至る範囲に、金網等により構成される防護手段が設けられるため、前方の視認性を確保しながら、運転作業者を保護することができる。
【0007】
或いは、下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、前記作業工具は、前記アームに対して前後方向に揺動自在な基部ブラケットと、前記基部ブラケットに対して旋回可能な回転フレームと、前記回転フレームに開閉可能に枢支された一対の作業アームを有し、前記一対の作業アームのそれぞれ開閉方向外側向きの作業アーム先端部付近に、長尺コード類の巻き取り部を形成した。
【0008】
これによれば、長尺な例えば電気コード等の廃棄物を分別する際、作業アームの先端でこの電気コードを把持し、更に回転フレームを旋回させることで、電気コードを作業アーム先端の外周に巻き取りながら分離することができ、家電や各種産業廃棄物等の分別処理をより容易なものとすることができる。
【0009】
更に、巻き取り部に、作業アームの開閉方向外向きに突出する突起部を形成した場合には、巻き取った長尺な例えば電気コード等の廃棄物が途中ですっぽ抜けることを防ぐことができる。ここで、巻き取り部が、前記一対の作業アーム閉じ状態で互いに平行となるとともに、前記突起部を前記巻き取り部の先端側に設ければ、より効果的である。また、巻き取り部を、作業アーム開閉方向外向きに複数の凹凸を形成してもよい。この場合、凹凸は、鋸歯状とすれば、コード類の引っかかりがよりよくなる。
【0010】
或いは、下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記運転席の上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に左右方向に揺動自在に枢着されるスイングブラケットと、前記スイングブラケットに上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたドーザ装置と、を備える小型油圧ショベルを利用し、前記スイングブラケットを左右揺動させるスイングシリンダを取り外して、前記スイングシリンダの一端が枢着されていた上部旋回体側枢支部と、前記スイングブラケット側枢支部とに亘って固定ロッドを取り付けて前記スイングブラケットの左右揺動を固定し、前記ドーザ装置を取り外して、前記下部走行体のドーザ装置枢着部に、開閉可能な左右一対のクランプアームを備えたクランプ装置を上下方向に揺動自在に枢着し、前記スイングシリンダの操作手段により前記クランプ装置のクランプアームを開閉操作し、前記ドーザ装置の上下揺動操作手段により前記クランプ装置の上下揺動を操作するようにして自走式廃棄物解体機を構成した。
【0011】
これによれば、既存の小型油圧ショベルを使用して、容易に小型の自走式廃棄物解体機を構成することができる。特にスイングシリンダの操作手段によりクランプアームを開閉操作し、ドーザ装置の上下揺動操作手段によりクランプ装置を上下揺動操作するようにしたため、特にクランプ装置のための操作装置を追加する必要はない。大きな改造を要さないため、小型油圧ショベルのように、コスト的制約の厳しい機械に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す自走式廃棄物解体機の側面図である。図において、1は自走式廃棄物解体機、2は下部走行体、3は上部旋回体、4は運転席、5は運転席フロア、6はキャノピ、7はルーフ、8aは左前支柱、8bは右前支柱、8cは左後支柱、8dは右後支柱であり、図1においては左前支柱8a及び左後支柱8cのみ現れている。9はブーム、10はアーム、11は作業工具、12は作業工具を構成する基部ブラケット、13は回転フレーム、14a,14bは一対の作業アーム、15はブームシリンダ、16はアームシリンダ、17は作業工具用シリンダ、18は作業アーム開閉シリンダである。20はクランプ装置、21a,21bは左右一対のクランプアーム(図中21aのみ現れる)、22はクランプ装置揺動シリンダ、25は防護手段である。
【0013】
図2は図1の自走式廃棄物解体機1の要部平面図である。図において、説明を簡略化するため、ブーム9、アーム10等よりなる作業アタッチメントと防護手段25を省略している。図において、30a,30bはクランプアーム21a,21bのそれぞれの開閉方向内側に対面して設けられた把持部、31a,31bはクランプアーム21a,21bをそれぞれ開閉作動させる開閉シリンダ、32a,32bはクランプ装置を支持する支持アームである。
【0014】
図3は図2と同様に図1の自走式廃棄物解体機1の要部平面図であるが、図3においては、クランプ装置20、防護手段25を省略するとともに、作業アタッチメントはブーム9の一部のみ示している。図において、40はスイングブラケット、41は固定ロッド、42はクランプアーム21a,21bを開閉させる開閉シリンダ31a,31bの操作ペダルである。
【0015】
図4は図1の自走式廃棄物解体機1の要部拡大図である。図5は図4のA−A断面図である。図6は図4のB方向から見た図である。図において、50は防護手段25を支柱8a,8bに固定する固定手段、51は押さえ部材、52は支持プレート、53は固定ボルト、54は網部である。
【0016】
図1〜図6を用いて、本発明の一実施形態の自走式廃棄物解体機の構成および作用について説明する。本実施形態の自走式廃棄物解体機1は、小型油圧ショベルを利用して構成されている。すなわち、小型油圧ショベルでは、スイングブラケット40がスイングシリンダにより左右方向に揺動自在とされており、これによりブーム,アーム等からなる作業アタッチメントを左右揺動させることができるのであるが、この小型油圧ショベルにより自走式廃棄物解体機1を構成する場合にはこのスイングシリンダの変わりに、このスイングシリンダの取付部を利用して、固定ロッド41を上部旋回体3とスイングブラケット40に亘って装着する。これによりスイングブラケット40が左右揺動不可能となると同時に、スイングシリンダの操作ペダルであった操作ペダル42を、クランプアーム21a,21bを開閉させる開閉シリンダ31a,31bの操作ペダルとして使用することが可能となる。なお、クランプ装置20を上下揺動させる操作手段は、小型油圧ショベルに設けられている図示しないドーザ操作レバーを使用する。これはドーザ上下揺動用のシリンダの変わりにクランプ装置揺動シリンダ22を取り付けるため、何ら操作上の問題点はない。またクランプ装置20の支持アーム32a,32bの下部走行体2への枢着部は、ドーザの支持アーム枢着部を兼用できる。
【0017】
このように、小型油圧ショベルの操作系を利用して、大掛かりな改造工事を行うことなく、小型油圧ショベルから自走式廃棄物解体機を容易に構成することができる。
【0018】
この自走式廃棄物解体機1によれば、クランプ装置22のクランプアーム21a,21bを開閉作動させることにより、クランプアーム21a,21bの開閉方向内側に対面して設けられた把持部30a,30bにより、解体対象となる家電等の廃棄物を把持する。さらに、アーム先端に装着された作業工具により廃棄物を解体・分別していく。作業工具は、アーム先端に作業工具用シリンダ17により前後方向に揺動自在に枢着された基端ブラケットに対し、回転フレーム13が旋回自在に装着され、さらに回転フレーム13に作業アーム14a,14bが枢着されている。作業アーム14a,14bを開閉シリンダ18により開閉させ、廃棄物を切断し、また一部を掴み、剥ぎ取るといった作業を行うことができる。作業アーム14a,14bは回転フレーム13の旋回により旋回するため、多種多様な廃棄物の解体・分別作業を容易に行うことができる。
【0019】
自走式廃棄物解体機1は、小型油圧ショベルを利用しているため、キャノピ6を備えることができる。このキャノピ6は運転席4を載置した運転席フロア5および上部旋回体3の構造物上から支柱8a〜8dの4本の支柱を立設し、この支柱上にルーフ7を載置している。4本の支柱によりルーフを支持することにより、解体作業現場での上方からの落下物から運転席フロア5を保護することができる。また、支柱8a〜8dのうち、運転席フロア5の左右前方両側の8aおよび8bには、図4〜図6に示すように防護手段25が固定手段50により固定されている。固定手段50は、支柱8a(8b)を押さえ部材51と支持プレート52により挟持し、固定ボルト53を締め込むことにより、強固に支柱8a,8bに対して防護手段25を固定している。防護手段25を直接支柱8a,8bに溶着することも可能であるが、溶着による支柱8a,8bの強度劣化を防ぐためにも、このように固定手段50で固定することが望ましい。防護手段25は金網等で構成される網部54により前方視界を確保しながら、作業工具11による解体・分別作業時に不意に廃棄物から部品や切片が飛んでくることから運転席フロア5上を保護することができる。この防護手段25はこの実施形態では金網等により構成する強度を有する網部54としているが、より小片な飛散物が予測される場合には、透明なアクリル板等で構成してもよい。
【0020】
図7は作業工具11の拡大図、図8は作業アーム14a,14bの先端部の要部拡大図である。図において、60は作業アーム14a,14bの先端付近の開閉方向内側に対面して設けられた破砕歯であり、主としてこれにより廃棄物を切断し、また挟持し剥ぎ取る。また作業アーム14a,14bの開閉方向外側には、巻き取り部61a,61bが形成されている。この実施形態によれば、巻き取り部61a,61bは鋸歯状に形成されており、破砕歯60で長尺な電気コード等のコード類や針金、銅線等の一部を掴み、さらに回転フレーム13を旋回作動させて、この長尺な電気コード等を巻き取り部61a,61bに巻き取っていく。巻き取り部61a,61bは鋸歯状の凹凸形状となっているため、電気コード等は滑り抜けることなく、確実に巻き取りが可能である。なお、巻き取り時には、一端、破砕歯60で挟持して少し巻いた後、作業アーム14a,14bを若干開いた状態に操作する。その後、更に回転フレーム13を旋回させて巻き取りを行う。このようにすれば、巻き取り終わった後、作業アーム14a,14bを閉じれば、容易に巻き取った電気コード等を巻き取り部61a,61bから抜き取ることができる。
【0021】
図9は巻き取り部の他の実施形態を示す図である。図において61c,61dは巻き取り部、62c,62dは突起部である。この実施形態によれば、巻き取った電気コード等は突起部62c,62dにより抜け落ちが防止されるとともに、作業アーム14a,14bが閉じ状態で、巻き取り部61c,61dが互いに平行状態となっており、より安定して電気コード等の巻き取り作業を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば屋内等の狭所での家電、産業廃棄物、建設廃材等の解体・分別作業を行うに適した小型の自走式廃棄物解体機を容易且つ安価に提供することができる。また、このような小型の自走式廃棄物解体機でありながら、良好な乗降性および運転席フロア上の居住性を確保でき、更に小型の自走式廃棄物解体機の解体・分別対象となる家電等が有する電気コード等の長尺なコード類を容易に分離分別することが可能となる。このように、本発明の自走式廃棄物解体機では、屋内等の狭所での解体・分別作業を容易且つ効率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自走式廃棄物解体機の側面図である。
【図2】図1の自走式廃棄物解体機の要部平面図である。
【図3】図1の自走式廃棄物解体機の他の要部平面図である。
【図4】図1の自走式廃棄物解体機の要部拡大側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4をB方向から見た要部拡大正面図である。
【図7】作業工具11を示す要部拡大図である。
【図8】図7の作業工具11の先端部を示す要部拡大図である。
【図9】図8の他の実施形態を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 自走式廃棄物解体機
2 下部走行体
3 上部旋回体
5 運転席フロア
6 キャノピ
7 ルーフ
8a,8b,8c,8d 支柱
11 作業工具
12 基部ブラケット
13 回転フレーム
14a,14b 作業アーム
20 クランプ装置
21a,21b クランプアーム
25 防護手段
50 固定手段
61a,61b,61c,61d 巻き取り部
62a,62b 突起部
【発明が属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物、家電、建設廃材等の解体・分別作業を行う自走式廃棄物解体機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題が取りざたされるにつれ、また法整備も進んだことにより、廃棄物のリサイクルがクローズアップされてきた。リサイクルを行うためには、その前段階として廃棄物の分別作業が非常に重要となる。これら分別作業には、産業廃棄物中間処理分別作業、家電分解分別作業、自動販売機分解分別作業、建設廃材分別作業等があるが、従来、これを人手に頼っていたため、多大な労力を要し、リサイクルのためのコストが高騰するという問題を抱えていた。
【0003】
また、これを人手に寄らず機械化したものとして、例えば、油圧ショベル等をベースとし、下部走行体に備えられたクランプ装置で廃棄物等を把持し、上部旋回体に揺動自在に備えられたブーム、アーム、破砕機等の作業工具からなる作業アタッチメントの作業工具により廃棄物を解体し、分別する自走式廃棄物解体機が開発され、使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
比較的小さな廃棄物や、雨水に濡らしたくない廃棄物等、廃棄物の解体・分別作業については、屋内で行われることが多くなってきている。このような屋内作業や、また、より細部の解体・分別を効率よく行いたいという課題があった。また、通常の自走式廃棄物解体機では、運転作業者の保護のため、運転席を含めた運転室の全体を包囲するキャブを搭載することが通常であるが、狭所での作業を行うため、キャブでは乗り降りし辛く、またキャブのガラス窓越しでは、室内灯の映り込みや、充分な明るさが得られない場合があり、作業するための視認性において課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席フロアと、前記運転席フロアの上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、前記キャノピは、前記上部旋回体に立設された少なくとも4本の支柱と、前記支柱の上部に設けられたルーフと、前記支柱のうち、運転席フロア前方の左右両側部の支柱間に亘って設けられた防護手段を有し、前記防護手段は、ルーフ下面から運転席フロアの上面に略亘る範囲に設けた。
【0006】
これによれば、キャブを備えないため、屋内や狭い作業現場であっても容易に乗り降りすることが可能であるとともに、キャノピはルーフを4本以上の支柱で支持するため、上方からの落下物にも耐えうることができる。更に、キャノピの前方両側部の支柱間には、運転席フロアのフロア面からルーフ下面に至る範囲に、金網等により構成される防護手段が設けられるため、前方の視認性を確保しながら、運転作業者を保護することができる。
【0007】
或いは、下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、前記作業工具は、前記アームに対して前後方向に揺動自在な基部ブラケットと、前記基部ブラケットに対して旋回可能な回転フレームと、前記回転フレームに開閉可能に枢支された一対の作業アームを有し、前記一対の作業アームのそれぞれ開閉方向外側向きの作業アーム先端部付近に、長尺コード類の巻き取り部を形成した。
【0008】
これによれば、長尺な例えば電気コード等の廃棄物を分別する際、作業アームの先端でこの電気コードを把持し、更に回転フレームを旋回させることで、電気コードを作業アーム先端の外周に巻き取りながら分離することができ、家電や各種産業廃棄物等の分別処理をより容易なものとすることができる。
【0009】
更に、巻き取り部に、作業アームの開閉方向外向きに突出する突起部を形成した場合には、巻き取った長尺な例えば電気コード等の廃棄物が途中ですっぽ抜けることを防ぐことができる。ここで、巻き取り部が、前記一対の作業アーム閉じ状態で互いに平行となるとともに、前記突起部を前記巻き取り部の先端側に設ければ、より効果的である。また、巻き取り部を、作業アーム開閉方向外向きに複数の凹凸を形成してもよい。この場合、凹凸は、鋸歯状とすれば、コード類の引っかかりがよりよくなる。
【0010】
或いは、下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記運転席の上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に左右方向に揺動自在に枢着されるスイングブラケットと、前記スイングブラケットに上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたドーザ装置と、を備える小型油圧ショベルを利用し、前記スイングブラケットを左右揺動させるスイングシリンダを取り外して、前記スイングシリンダの一端が枢着されていた上部旋回体側枢支部と、前記スイングブラケット側枢支部とに亘って固定ロッドを取り付けて前記スイングブラケットの左右揺動を固定し、前記ドーザ装置を取り外して、前記下部走行体のドーザ装置枢着部に、開閉可能な左右一対のクランプアームを備えたクランプ装置を上下方向に揺動自在に枢着し、前記スイングシリンダの操作手段により前記クランプ装置のクランプアームを開閉操作し、前記ドーザ装置の上下揺動操作手段により前記クランプ装置の上下揺動を操作するようにして自走式廃棄物解体機を構成した。
【0011】
これによれば、既存の小型油圧ショベルを使用して、容易に小型の自走式廃棄物解体機を構成することができる。特にスイングシリンダの操作手段によりクランプアームを開閉操作し、ドーザ装置の上下揺動操作手段によりクランプ装置を上下揺動操作するようにしたため、特にクランプ装置のための操作装置を追加する必要はない。大きな改造を要さないため、小型油圧ショベルのように、コスト的制約の厳しい機械に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す自走式廃棄物解体機の側面図である。図において、1は自走式廃棄物解体機、2は下部走行体、3は上部旋回体、4は運転席、5は運転席フロア、6はキャノピ、7はルーフ、8aは左前支柱、8bは右前支柱、8cは左後支柱、8dは右後支柱であり、図1においては左前支柱8a及び左後支柱8cのみ現れている。9はブーム、10はアーム、11は作業工具、12は作業工具を構成する基部ブラケット、13は回転フレーム、14a,14bは一対の作業アーム、15はブームシリンダ、16はアームシリンダ、17は作業工具用シリンダ、18は作業アーム開閉シリンダである。20はクランプ装置、21a,21bは左右一対のクランプアーム(図中21aのみ現れる)、22はクランプ装置揺動シリンダ、25は防護手段である。
【0013】
図2は図1の自走式廃棄物解体機1の要部平面図である。図において、説明を簡略化するため、ブーム9、アーム10等よりなる作業アタッチメントと防護手段25を省略している。図において、30a,30bはクランプアーム21a,21bのそれぞれの開閉方向内側に対面して設けられた把持部、31a,31bはクランプアーム21a,21bをそれぞれ開閉作動させる開閉シリンダ、32a,32bはクランプ装置を支持する支持アームである。
【0014】
図3は図2と同様に図1の自走式廃棄物解体機1の要部平面図であるが、図3においては、クランプ装置20、防護手段25を省略するとともに、作業アタッチメントはブーム9の一部のみ示している。図において、40はスイングブラケット、41は固定ロッド、42はクランプアーム21a,21bを開閉させる開閉シリンダ31a,31bの操作ペダルである。
【0015】
図4は図1の自走式廃棄物解体機1の要部拡大図である。図5は図4のA−A断面図である。図6は図4のB方向から見た図である。図において、50は防護手段25を支柱8a,8bに固定する固定手段、51は押さえ部材、52は支持プレート、53は固定ボルト、54は網部である。
【0016】
図1〜図6を用いて、本発明の一実施形態の自走式廃棄物解体機の構成および作用について説明する。本実施形態の自走式廃棄物解体機1は、小型油圧ショベルを利用して構成されている。すなわち、小型油圧ショベルでは、スイングブラケット40がスイングシリンダにより左右方向に揺動自在とされており、これによりブーム,アーム等からなる作業アタッチメントを左右揺動させることができるのであるが、この小型油圧ショベルにより自走式廃棄物解体機1を構成する場合にはこのスイングシリンダの変わりに、このスイングシリンダの取付部を利用して、固定ロッド41を上部旋回体3とスイングブラケット40に亘って装着する。これによりスイングブラケット40が左右揺動不可能となると同時に、スイングシリンダの操作ペダルであった操作ペダル42を、クランプアーム21a,21bを開閉させる開閉シリンダ31a,31bの操作ペダルとして使用することが可能となる。なお、クランプ装置20を上下揺動させる操作手段は、小型油圧ショベルに設けられている図示しないドーザ操作レバーを使用する。これはドーザ上下揺動用のシリンダの変わりにクランプ装置揺動シリンダ22を取り付けるため、何ら操作上の問題点はない。またクランプ装置20の支持アーム32a,32bの下部走行体2への枢着部は、ドーザの支持アーム枢着部を兼用できる。
【0017】
このように、小型油圧ショベルの操作系を利用して、大掛かりな改造工事を行うことなく、小型油圧ショベルから自走式廃棄物解体機を容易に構成することができる。
【0018】
この自走式廃棄物解体機1によれば、クランプ装置22のクランプアーム21a,21bを開閉作動させることにより、クランプアーム21a,21bの開閉方向内側に対面して設けられた把持部30a,30bにより、解体対象となる家電等の廃棄物を把持する。さらに、アーム先端に装着された作業工具により廃棄物を解体・分別していく。作業工具は、アーム先端に作業工具用シリンダ17により前後方向に揺動自在に枢着された基端ブラケットに対し、回転フレーム13が旋回自在に装着され、さらに回転フレーム13に作業アーム14a,14bが枢着されている。作業アーム14a,14bを開閉シリンダ18により開閉させ、廃棄物を切断し、また一部を掴み、剥ぎ取るといった作業を行うことができる。作業アーム14a,14bは回転フレーム13の旋回により旋回するため、多種多様な廃棄物の解体・分別作業を容易に行うことができる。
【0019】
自走式廃棄物解体機1は、小型油圧ショベルを利用しているため、キャノピ6を備えることができる。このキャノピ6は運転席4を載置した運転席フロア5および上部旋回体3の構造物上から支柱8a〜8dの4本の支柱を立設し、この支柱上にルーフ7を載置している。4本の支柱によりルーフを支持することにより、解体作業現場での上方からの落下物から運転席フロア5を保護することができる。また、支柱8a〜8dのうち、運転席フロア5の左右前方両側の8aおよび8bには、図4〜図6に示すように防護手段25が固定手段50により固定されている。固定手段50は、支柱8a(8b)を押さえ部材51と支持プレート52により挟持し、固定ボルト53を締め込むことにより、強固に支柱8a,8bに対して防護手段25を固定している。防護手段25を直接支柱8a,8bに溶着することも可能であるが、溶着による支柱8a,8bの強度劣化を防ぐためにも、このように固定手段50で固定することが望ましい。防護手段25は金網等で構成される網部54により前方視界を確保しながら、作業工具11による解体・分別作業時に不意に廃棄物から部品や切片が飛んでくることから運転席フロア5上を保護することができる。この防護手段25はこの実施形態では金網等により構成する強度を有する網部54としているが、より小片な飛散物が予測される場合には、透明なアクリル板等で構成してもよい。
【0020】
図7は作業工具11の拡大図、図8は作業アーム14a,14bの先端部の要部拡大図である。図において、60は作業アーム14a,14bの先端付近の開閉方向内側に対面して設けられた破砕歯であり、主としてこれにより廃棄物を切断し、また挟持し剥ぎ取る。また作業アーム14a,14bの開閉方向外側には、巻き取り部61a,61bが形成されている。この実施形態によれば、巻き取り部61a,61bは鋸歯状に形成されており、破砕歯60で長尺な電気コード等のコード類や針金、銅線等の一部を掴み、さらに回転フレーム13を旋回作動させて、この長尺な電気コード等を巻き取り部61a,61bに巻き取っていく。巻き取り部61a,61bは鋸歯状の凹凸形状となっているため、電気コード等は滑り抜けることなく、確実に巻き取りが可能である。なお、巻き取り時には、一端、破砕歯60で挟持して少し巻いた後、作業アーム14a,14bを若干開いた状態に操作する。その後、更に回転フレーム13を旋回させて巻き取りを行う。このようにすれば、巻き取り終わった後、作業アーム14a,14bを閉じれば、容易に巻き取った電気コード等を巻き取り部61a,61bから抜き取ることができる。
【0021】
図9は巻き取り部の他の実施形態を示す図である。図において61c,61dは巻き取り部、62c,62dは突起部である。この実施形態によれば、巻き取った電気コード等は突起部62c,62dにより抜け落ちが防止されるとともに、作業アーム14a,14bが閉じ状態で、巻き取り部61c,61dが互いに平行状態となっており、より安定して電気コード等の巻き取り作業を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば屋内等の狭所での家電、産業廃棄物、建設廃材等の解体・分別作業を行うに適した小型の自走式廃棄物解体機を容易且つ安価に提供することができる。また、このような小型の自走式廃棄物解体機でありながら、良好な乗降性および運転席フロア上の居住性を確保でき、更に小型の自走式廃棄物解体機の解体・分別対象となる家電等が有する電気コード等の長尺なコード類を容易に分離分別することが可能となる。このように、本発明の自走式廃棄物解体機では、屋内等の狭所での解体・分別作業を容易且つ効率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自走式廃棄物解体機の側面図である。
【図2】図1の自走式廃棄物解体機の要部平面図である。
【図3】図1の自走式廃棄物解体機の他の要部平面図である。
【図4】図1の自走式廃棄物解体機の要部拡大側面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4をB方向から見た要部拡大正面図である。
【図7】作業工具11を示す要部拡大図である。
【図8】図7の作業工具11の先端部を示す要部拡大図である。
【図9】図8の他の実施形態を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 自走式廃棄物解体機
2 下部走行体
3 上部旋回体
5 運転席フロア
6 キャノピ
7 ルーフ
8a,8b,8c,8d 支柱
11 作業工具
12 基部ブラケット
13 回転フレーム
14a,14b 作業アーム
20 クランプ装置
21a,21b クランプアーム
25 防護手段
50 固定手段
61a,61b,61c,61d 巻き取り部
62a,62b 突起部
Claims (6)
- 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席フロアと、前記運転席フロアの上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、
前記キャノピは、前記上部旋回体に立設された少なくとも4本の支柱と、前記支柱の上部に設けられたルーフと、前記支柱のうち、運転席フロア前方の左右両側部の支柱間に亘って設けられた防護部材を有し、
前記防護部材は、ルーフ下面から運転席フロアの上面に略亘る範囲で設けられたことを特徴とする自走式廃棄物解体機。 - 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記上部旋回体に上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記アームの先端に前後方向に回動自在に枢着された作業工具と、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたクランプ装置とを有し、前記作業工具は、前記アームに対して前後方向に揺動自在な基部ブラケットと、前記基部ブラケットに対して旋回可能な回転フレームと、前記回転フレームに開閉可能に枢支された一対の作業アームを有し、
前記一対の作業アームのそれぞれ開閉方向外側向きの作業アーム先端部付近に、長尺コード類の巻き取り部を形成したことを特徴とする自走式廃棄物解体機。 - 前記巻き取り部には、前記作業アームの開閉方向外向きに突出する突起部が形成されることを特徴とする請求項2記載の自走式廃棄物解体機。
- 前記巻き取り部は、前記一対の作業アーム閉じ状態で互いに平行となるとともに、前記突起部は前記巻き取り部の先端側に設けられたことを特徴とする請求項3記載の自走式廃棄物解体機。
- 前記巻き取り部は、複数の凹凸が形成されることを特徴とする請求項2記載の自走式廃棄物解体機。
- 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に連結された上部旋回体と、前記上部旋回体上に構成された運転席と、前記運転席の上方を覆うキャノピと、前記上部旋回体に左右方向に揺動自在に枢着されるスイングブラケットと、前記スイングブラケットに上下方向に回動自在に枢着されたブームと、前記ブームの先端に前後方向に回動自在に枢着されたアームと、前記下部走行体に上下方向に揺動自在に枢着されたドーザ装置と、を備える小型油圧ショベルを利用し、
前記スイングブラケットを左右揺動させるスイングシリンダを取り外して、前記スイングシリンダの一端が枢着されていた上部旋回体側枢支部と、前記スイングブラケット側枢支部とに亘って固定ロッドを取り付けて前記スイングブラケットの左右揺動を固定し、
前記ドーザ装置を取り外して、前記下部走行体のドーザ装置枢着部に、開閉可能な左右一対のクランプアームを備えたクランプ装置を上下方向に揺動自在に枢着し、
前記スイングシリンダの操作手段により前記クランプ装置のクランプアームを開閉操作し、
前記ドーザ装置の上下揺動操作手段により前記クランプ装置の上下揺動を操作するようにして構成したことを特徴とする自走式廃棄物解体機の構成方法。
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JP2008298259A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 挟み作業機の駆動装置及びこれを備えた建設機械 |
JP2012193511A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械 |
CN115121854A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-30 | 北京金属回收有限公司 | 车辆报废销毁装置及车辆报废系统 |
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2002
- 2002-07-26 JP JP2002218246A patent/JP2004058783A/ja active Pending
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