JP2004058278A - 昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂及びそれを用いた受像体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】L乳酸とD乳酸のモル比(L/D)が0.05〜19であり、かつ還元粘度が0.3〜1.0dl/gの範囲であり、好ましくはポリ乳酸の乳酸残基が90wt%以上であることを特徴とする昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂に関する。あるいは基材とその基材に設けられた染着層を有する昇華型転写受像体において、該染着層を構成する染着性樹脂として上記ポリ乳酸樹脂が含まれることを特徴とする昇華型転写受像体に関する。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は昇華性染料を含有した熱転写シートと組み合わせて使用される昇華型転写受像体用のポリ乳酸樹脂及びそれを用いた受像体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昇華型熱転写とは、昇華性染料を塗布した熱転写シートをサーマルヘッド等により加熱することにより、熱転写シートと接触する受像紙上に、上記昇華性染料を転写して、印字画像を得るものである。
【0003】
上記昇華型転写受像紙の染着層(受像層)に用いられる染着性樹脂としては、従来、特開昭60−64899号、特開昭61−258790、特開昭62−105689号に示されているように飽和ポリエステルを主体とし含むものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、飽和ポリエステルを染着用樹脂とした場合、階調性、色再現性の良い高画質の画像が得られるものの、色濃度、記録画像の耐光性に関して十分ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記問題点を解決するため、昇華型転写受像体の染着性樹脂に関し、鋭意研究を重ねた結果、下記に示すポリ乳酸系樹脂が画像の色濃度、耐光性に優れることを見いだし本発明に到達した。すなわち本発明は以下の昇華型転写受像体用の染着性樹脂及びそれを用いた受像体である。
【0006】
(1)L乳酸とD乳酸のモル比(L/D)が0.05〜19であり、かつ還元粘度が0.3〜1.0dl/gの範囲であることを特徴とする昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂。
【0007】
(2)ポリ乳酸の乳酸残基が90wt%以上であることを特徴とする(1)記載の昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂。
【0008】
(3)基材とその基材に設けられた染着層を有する昇華型転写受像体において、該染着層を構成する染着性樹脂として(1)または(2)のいずれかに記載のポリ乳酸樹脂が含まれることを特徴とする昇華型転写受像体。
【0009】
(4)基材が紙または生分解性フィルムからなる(3)記載の昇華型転写受像体。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明において昇華型転写受像体用の染着性樹脂として用いるポリ乳酸系樹脂の乳酸残基のL乳酸とD乳酸のモル比(L/D)は、0.05〜19の範囲にある必要がある。L/Dが19以上、又は0.05未満の場合メチルエチルケトン(MEK)、トルエンといった汎用溶剤に対する溶解性が不足し、基材上に受像層を積層する場合のコーティング適性が不足する。原料コストや汎用溶剤への溶解効率等を考慮すると1〜9の範囲が好ましい。
【0011】
本発明におけるポリ乳酸系樹脂において、乳酸以外の他に共重合できる成分としては、グリコール酸、カプロラクトン等のオキシ酸系モノマー、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール等の脂肪族グリコ−ルが挙げられる。グリコール成分以外にグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコールを共重合させることも可能である。
【0012】
本発明におけるポリ乳酸系樹脂においては、乳酸残基が90wt%以上共重合されていることが好ましい。乳酸残基が90wt%未満であると、色濃度(染着性)と受像層物理強度のバランスが悪くなることがある。また、基材に生分解性素材を利用した場合、環境に優しいタイプの受像体となりうるが、その際受像紙としての生分解性が悪くなることがある。
【0013】
本発明におけるポリ乳酸系樹脂の還元粘度は、0.3〜1.0dl/gの範囲にある必要がある。好ましい下限は0.4dl/g以上、さらに好ましくは0.5dl/g以上である。一方好ましい上限は0.9dl/g以下、さらに好ましくは0.8dl/g以下である。樹脂還元粘度が0.3dl/g未満の場合、樹脂の機械的が不足し、受像紙の耐久性が不足する虞がある。また、樹脂還元粘度が1.0dl/gを越えると、基材上に受像層を積層する場合のコーティング液の粘度が高くなりすぎ、コーティング適性が不足する。
【0014】
本発明のポリ乳酸系樹脂のガラス転移温度は、40℃以上である必要があることが望ましい。40℃未満では、ブロッキングや画像のニジミの問題が発生しやすくなる。
【0015】
本発明のポリエステルの比重は1.20〜1.27が好ましい。比重が低すぎると画像耐久性が劣ることがあり、比重が高すぎると染着性不良が発生する場合がある。
【0016】
また、場合により、本発明の乳酸系樹脂の分子鎖末端の水酸基やカルボキシル基に、これらの基と反応し得る化合物(例えば酸無水物等)を反応させて末端を変性して使用することも可能である。
【0017】
本発明のポリ乳酸樹脂を用いて昇華型転写受像体を製造することが出来る。昇華型転写受像体とは少なくとも基材とその基材に設けられた染着層を有しており、その染着層として本発明のポリ乳酸樹脂を用いることが出来る。
【0018】
本発明の昇華型転写受像体における受像層には、ポリ乳酸系樹脂以外の樹脂と混合することができる。上記混合される樹脂としては、ポリビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、セルロース誘導体系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
【0019】
また、本発明の乳酸系樹脂は、画像耐久性を向上させる目的で、樹脂を熱硬化または架橋させることができる。架橋剤を併用する熱硬化性樹脂としては、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネート樹脂等が挙げられる。また、架橋としては、縮合反応や付加反応による架橋、イオン架橋、放射線架橋等が挙げられる。
【0020】
本発明においては、本発明のポリ乳酸系樹脂以外に熱転写シートとの離型成性向上の目的で種々の滑性物質を配合することができる。
【0021】
上記滑性物質としては、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂、及び有機スルホン酸塩化合物、有機リン酸塩化合物、有機カルボン酸塩化合物等の界面活性剤が挙げられる。
【0022】
また、本発明におけるポリ乳酸系樹脂には、さらに記録画像の耐光性向上を目的として、紫外線吸収剤、酸化防止剤、染着感度増感剤等も配合することもできる。
【0023】
昇華型転写受像体に使用される基材としては、特に限定はないが、紙、生分解性フィルム、PETフィルム、合成紙等が挙げられる。これらのうち、ゴミ問題等を考慮し、また受像体として用いるポリ乳酸の生分解性を活かすとともに、受像層の基材での密着性を考慮すると、基材が生分解性フィルム(特にはポリ乳酸フィルム)、紙のものが好ましい。
【0024】
【実施例】
以下、本発明を具体的に説明するために製造例、実施例を用いて説明する。製造例、実施例中、単に部とあるのは重量部を示し、%とあるのは重量%を示す。染着濃度、耐光性についての測定方法は以下に示すとおりであり、評価結果を表2に示した。
【0025】
(1)ポリ乳酸系樹脂の製造例(A)
温度計、攪拌機を具備したオートクレーブ中にDLラクチド1000部、オクチル酸スズ0.4部を仕込み、窒素雰囲気下、180℃に加熱溶融し、3時間開環重合をさせ、その後、残留ラクチドを減圧下留去させることにより、ポリDL乳酸系樹脂(A)を得た。分析結果を表1に示す。
ポリ乳酸系樹脂(B)、(C)はDLラクチドとLラクチドの混合比を調節して同様な製造方法にて重合した。
【0026】
(2)ポリ乳酸樹脂の還元粘度測定方法
表1の樹脂還元粘度は、サンプル濃度0.125mg/25ml、測定溶剤クロロホルム、測定温度25℃、ウベローデ粘度管を用いて測定した。
【0027】
(3)印字画像の濃度評価方法
受像体シートと熱転写シートをそれぞれ受像体の染着層(染料受容層)と熱転写シートの色材層が接触するように重ね合わせ、熱転写シートの基材側よりサーマルヘッドにより、ヘッドの出力0.7w/ドット、ヘッド加熱時間8mS、ドット密度3ドット/mmで加熱し、染着層に色材層中のシアン染料を転写させた。得られた転写画像濃度を反射濃度計(大日本スクリーン社製DM−600)で測定した。
【0028】
(4)耐光性の評価方法
シアン染料を転写させた受像体シートに40℃の条件下でキセノンランプにより与えられるエネルギーが67kJ/m2となるように照射し、耐光性試験前の濃度との比較における染料濃度保持率(%)で示した。
【0029】
実施例1
受像層用のポリDL乳酸樹脂Aをトルエン:メチルエチルケトン=50:50(重量比)の混合溶剤を用いて溶解し、20%溶液とした。この溶液にエポキシ変性シリコーンオイル(信越化学社製:KF−102)を上記樹脂に対して10重量%配合し、厚み150μmの合成紙(王子油化製:ユポPPG−150)にワイヤーバーを用いて4μmの乾燥塗膜が得られるように塗布した。上記シートを120℃の雰囲気中で30分間乾燥させ、染着層(受像層)を得た。
【0030】
実施例2
ポリ乳酸系樹脂Bを用いて、実施例1と同様の方法により染着層を設け、実施例2とした。
【0031】
比較例1
ポリ乳酸系樹脂Cをクロロホルムに溶解させ、実施例1と同様な方法により染着層を設け、比較例1とした。
【0032】
比較例2
東洋紡績社製共重合ポリエステルであるバイロン200を用いて実施例1と同様の方法により染着層を設け、比較例2とした。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】
表2から明らかなように、本発明の染着性樹脂を受像層(染着層)の染着性樹脂として用いた受像体は、染料の染着感度が高く、かつ耐光性に優れており、従来になく優れた特性の昇華型転写記録紙を提供することができる。
また、基材に生分解性基材を用いた場合、従来には無い、生分解性を有する昇華型転写記録紙を得ることが可能となる。
Claims (4)
- L乳酸とD乳酸のモル比(L/D)が0.05〜19であり、かつ還元粘度が0.3〜1.0dl/gの範囲であることを特徴とする昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂。
- ポリ乳酸の乳酸残基が90wt%以上であることを特徴とする請求項1記載の昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂。
- 基材とその基材に設けられた染着層を有する昇華型転写受像体において、該染着層を構成する染着性樹脂として請求項1または2のいずれかに記載のポリ乳酸樹脂が含まれることを特徴とする昇華型転写受像体。
- 基材が紙または生分解性フィルムからなる請求項3記載の昇華型転写受像体。
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JP2002215535A JP2004058278A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | 昇華型転写受像体用ポリ乳酸樹脂及びそれを用いた受像体 |
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