JP2004057657A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物を攪拌するためのバッフルの改善を行うことにより、洗浄性能を向上させる。
【解決手段】バッフル44は、ドラム4の回転軸方向に長い横長の略山形形状をしており、その頂上部44Aも横に長く連なっている。また、合成樹脂製であり、内部が中空となっている。頂上部44Aには、所定の間隔を置いて3箇所にドラム4の内周面側に窪む凹部441が形成されており、これによって、頂上部44Aはくし型形状をしている。ドラム4の回転によってバッフル44で持ち上げられた洗濯物は、落下するときに頂上部44Aのくし型形状部分にこすられてから落ちることになる。よって、たたき洗いに加えてこすり洗いもおこなわれることになり、機械力が高まって洗浄性能が向上する。
【選択図】  図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラム内に洗濯物を収容して洗濯を行うドラム式洗濯機に関する。なお、このドラム式洗濯機には、洗濯物を乾燥させる乾燥機能を有する、いわゆるドラム式洗濯乾燥機も含まれる。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば略水平方向に延びる軸線周りに回転可能な中空円柱状のドラム内に洗濯物を収容して洗濯を行うドラム式の洗濯機が知られている。この種の洗濯機は、例えばドラムの外側を取り囲む外槽を有しており、この外槽内に所定量の水を貯めた状態でドラムを回転させることにより、ドラム内の洗濯物をドラム内面に突設された略山形のバッフルによって持ち上げ、ある程度の高さから水面に向けて自然落下させるといった動作(たたき洗い)を繰り返して洗濯を行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のドラム式洗濯機においては、上記のようなたたき洗いだけでは洗濯物に十分な機械力を与えられないという問題があった。また、洗濯物の入れ替わりが十分でないという問題があった。
【0004】
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、洗濯物を攪拌するためのバッフルの改善を行うことにより、機械力を高めて洗浄性能を向上させることを目的とする。また、洗濯物の入れ替えが十分に行われるようにして洗浄ムラを低減し、洗浄性能を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1に係る発明は、洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備えたドラム式洗濯機において、前記バッフルの頂上部に前記ドラムの内周面側に窪む凹部を形成することにより、前記バッフルの頂上部をくし型形状にしたことを特徴とするものである。
【0006】
この構成によれば、ドラムの回転によってバッフルで持ち上げられた洗濯物は、ある程度の高さまで来ると落下するが、このとき、十分に濡れて重くなった洗濯物は、バッフル頂上部のくし型形状部分(凹部のエッジ部分)にこすられてから落ちることになる。よって、たたき洗いにこすり洗いが加えられることになり、機械力が高まって洗浄性能が向上する。
【0007】
なお、上記バッフルにおける回転方向に面する側面に、多数の波状の凹凸を有する凹凸部や多数の突起を有する凹凸部を形成すると、洗濯物がバッフルから落ちるときにこの凹凸部にもこすれるので、こすり洗いの効果をより高めることができる。
【0008】
上記目的を達成するための請求項2に係る発明は、洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備え、前記ドラムを正逆回転させて洗濯を行うドラム式洗濯機において、前記バッフルは前記ドラムの回転軸方向に長い横長形状をなし、その頂上部も横方向に長く連なるとともに、この頂上部の長手方向の中心線が前記バッフルの長手方向の中心線に対してねじれた状態となるように頂上部を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
この構成では、バッフルの頂上部がねじれているため、ドラムの正回転、逆回転により、頂上部に沿って洗濯物が左右に動きやすい(ドラムの両端部を行き来しやすい)。よって、洗濯物の入れ替わりが良くなり、洗浄ムラが少なくなって洗浄性能が向上する。
【0010】
また、乾燥機能を備えるものにあっては、乾燥ムラも少なくなって乾燥性能も向上する。
【0011】
上記目的を達成するための請求項3に係る発明は、洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備え、前記ドラムを正逆回転させて洗濯を行うドラム式洗濯機において、前記バッフルにおいて、前記ドラムの回転方向に面する一方の側面を内側に窪む凹面形状とするとともに、前記ドラムの回転方向に面する他方の側面を外側に膨らむ凸面形状としたことを特徴とするものである。
【0012】
この構成では、例えば、ドラムが正回転してバッフルの一方の側面が前になるように回転すると、バフッルの凹面形状により高くまで洗濯物が持ち上げられて落下する。また、ドラムが逆回転してバッフルの他方の側面が前になるように回転すると、バッフルの凸面形状により洗濯物がこすられながら落下する。即ち、たたき洗い効果の高い回転とこすり洗い効果の高い回転の2種類の洗いが行われることになるので、洗浄ムラを低減できて洗浄性能を向上させることができる。
【0013】
なお、上記バッフルの他方の側面に、多数の波状の凹凸を有する凹凸部や多数の突起を有する凹凸部を形成すると、こすり洗いの効果をより高めることができる。
【0014】
上記目的を達成するための請求項4に係る発明は、洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備えたドラム式洗濯機において、前記バッフルを所定の間隔をおいて複数設けるとともに、各バッフル間に前記バッフルよりも低くて短い小バッフルを複数個設けたことを特徴とするものである。
【0015】
この構成では、複数の小バッフルによって洗濯物のこすり洗いを行うことができ、バッフルによるたたき洗いに小バッフルによるこすり洗いが加えられることになる。また、バッフルで持ち上げられた洗濯物が落ちた際、小バッフルにたたきつけられるので、たたき洗い自身の効果も上がる。よって、機械力が高まって洗浄性能が向上する。
【0016】
また、小バッフルが存在することにより、脱水時のドラム壁面への洗濯物のへばりつきが抑制され、脱水後に洗濯物がばらけやすくなる。よって、洗濯物が取り出しやすくなるとともに、脱水後に乾燥を行うものにあっては、乾燥時に洗濯物が良く攪拌でき乾燥性能が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯(乾燥)機を斜め上方から見た斜視図である。図1において、左手前側を前方、右奥側を後方として説明する。
【0019】
このドラム式洗濯機の外観を構成する筐体1は、例えば洗濯物を収容する槽内に水流を発生させるためのパルセータを備えた渦巻式の縦型洗濯機用の洗濯機パンに設置可能なサイズに形成されている。また、床の上に設置されたときの高さ(床面から筐体1の上面1Aまでの高さ)がユーザの腰の高さぐらいとなるように設計されている。
【0020】
筐体1の上面1Aの手前側には、手前側に向かって低くなるように傾斜した傾斜面1Bが形成されており、筐体1の上面1Aから傾斜面1Bにかけて、外蓋14によって開閉可能な開口15が形成されている。外蓋14は、開口15のうち筐体1の上面1Aに形成された部分を覆う後蓋14Aと、傾斜面1Bに形成された部分を覆う前蓋14Bとを含む。後蓋14Aは、その後端が筐体1の上面1Aに回動自在に取り付けられており、前蓋14Bは、その後端が後蓋14Aの前端に回動自在に取り付けられている。前蓋14Bの前端部の左右両側は、開口15の左右の縁に沿って、前後方向にスライド可能に取り付けられている。
【0021】
ユーザは、前蓋14Bに形成された把持部16を掴んで、前蓋14Bの後部を上方に持ち上げつつ、後方にスライドさせることにより、前蓋14Bと後蓋14Aとが上面1Aから上方に突き出すように折り畳まれた状態で、開口15を開放することができる(図4参照)。
【0022】
傾斜面1Bにおける開口15の右側には、このドラム式洗濯機の運転に関する各種設定、および運転状況などの各種表示を行うための操作表示パネル17が配置されている。
【0023】
また、筐体1の左右両側面の略中央には、略円形の開口18が形成されていて、各開口18には、蓋19が嵌め込まれている(図1では右側面だけが見えている)。開口18は、いわゆるサービスハッチであって、蓋19を取り外して筐体1の内部に手を入れることにより、機内のメンテナンスを行うことができるようになっている。
【0024】
図2は、このドラム式洗濯機の全体構成を示す縦断面図であり、左右方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を手前側から見た図である。また、図3は、このドラム式洗濯機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図であって、外蓋14を閉じた状態を示している。
【0025】
図2および図3を参照して、筐体1の内部には、略中空円柱状の外槽2が端面を左右にして設けられている。この外槽2の両端面は、端面壁21L、21Rで構成されている。
【0026】
外槽2は、一対のダンパ3F、3Bおよび一対のコイルばね(図示せず)によって支持されている。具体的には、一対のダンパ3F、3Bは、筐体1の内底面と外槽2との間を連結していて、それぞれ外槽2の下方前寄りの位置および下方後寄りの位置を支持している。また、一対のコイルばねは、それぞれ筐体1の左右側面と外槽2とを連結しており、外槽2の端面壁21L、21Rの上端部後寄りの位置を支持している。
【0027】
外槽2の内部には、洗濯物を内部に収容するための略中空円柱状のドラム4が、端面を左右にして設けられている。ドラム4は、その軸線が外槽2の軸線に対してほぼ同軸になるように配置されている。ドラム4の両端面は、端面壁41L、41Rで構成されており、これらの端面壁41L、41Rの中心には、それぞれ回転軸51L、51Rが連結されている。回転軸51L、51Rは、それぞれ、筐体1の左右側面にほぼ直交する方向に設定された同一の回転軸線に沿って各端面壁41L、41Rから外側に向かって延びており、外槽2に取り付けられた軸受52L、52Rに回転可能に保持されている。
【0028】
外槽2の左側には、ドラム4を回転駆動させるためのモータ6が、ステータ6Aを介して外槽2の左端面壁21Lに取り付けられている。モータ6は、回転軸51Lの左端部に対してDD(ダイレクトドライブ)方式で結合された、いわゆるDDモータであって、モータ6のアウタロータ6Bが回転されることにより、回転軸51Lが回転され、ドラム4が外槽2内で軸線まわりに回転されるようになっている。
【0029】
筐体1の上面1Aの後部左側には、例えば外部の水道設備等に至る給水ホースを接続するためのホース接続口(図示せず)が設けられている。洗濯時には、給水ホースを介して供給されてくる水道水(以下、簡略して「水」と呼ぶ)が、ホース接続口から機内へと入り、外槽2内に供給されるようになっている。
【0030】
外槽2の周面壁21の下端部右側には、排水口76が形成されており(図2参照)、この排水口76には排水管75が接続されている。排水管75の途中には、排水バルブ77が設けられていて、この排水バルブ77を閉じた状態で給水を行うことにより、外槽2内に水を貯めることができる。また、外槽2内に貯まった水は、排水バルブ77を開くことにより、排水口76および排水管75を通して機外に排水することができる。
【0031】
ドラム4の周面壁42には、多数の通水孔(図示せず)が穿設されており、外槽2内に供給された水は、これらの通水孔を通ってドラム4内に流入するようになっている。また、ドラム4の周面壁42の内面には、洗濯物を攪拌するためのバッフル44が、円周方向の所定等角度毎(例えば120°毎)に1つずつ(計3つ)、それぞれ左右方向(ドラムの回転軸方向)に延びるように設けられている(図3参照)。洗い行程やすすぎ行程では、ドラム4内の洗濯物をバッフル44によって持ち上げ、ある程度の高さから外槽2内に貯められた水の水面に向けて自然落下させるといった動作が繰り返されることにより、たたき洗いを行うことができるようになっている。洗い行程やすすぎ行程では、例えば図3における時計回りの正回転と、反時計回りの逆回転とが交互に繰り返し行われる。
【0032】
洗い行程の後に行われる中間脱水行程やすすぎ行程の後に行われる最終脱水行程では、ドラム4が所定時間(例えば5分程度)だけ高速回転(例えば300〜1000rpm)されて、ドラム4内の洗濯物に含まれる水が遠心力により絞り出され、この洗濯物から出た水分が通水孔を通って外槽2側へ飛散する。
【0033】
排水管75は、その途中で右側に向かって分岐している。外槽2の右端面壁21Rの下端部には、エアトラップ11が取り付けられて、このエアトラップ11は分岐した排水管75に接続されている。エアトラップ11には、水位センサ(図示せず)が備えられており、この水位センサでエアトラップ11内の空気の圧力を検知することにより、外槽2内の水位を検知することができるようになっている。
【0034】
外槽2内の最下部には、温水ヒータ12が設けられている。この温水ヒータ12を用いて外槽2内に貯められた水を温めることにより、適当な水温で洗濯を行うことができる。
【0035】
脱水時のドラム4の振動を低減するために、ドラム4の右端面壁41Rの外側(右側)の面には、その周縁部に複数個(例えば8個)の貯水箱8が取り付けられている。これらの貯水箱8は、例えば一面に開口81を有する直方体形状に形成されていて、それぞれの開口81を回転中心(回転軸51R)に向けた状態でほぼ等角度間隔(例えば45°毎)で配置されている。給水管72から外槽2内に供給される水の一部は、ドラム4の回転に伴って各貯水箱8の開口81が描く軌道上に向けて放水できるようになっており、ドラム4を所定速度(例えば80〜100rpm)で回転させつつ放水を行うことで、各貯水箱8に遠心力によって水を貯留することができるようになっている。
【0036】
洗濯物の偏在によってドラム4に偏心荷重が生じている場合には、各貯水箱8にほぼ満杯の水を貯留させ、その状態から、偏心荷重と最も近接した位置にある貯水箱8から水をこぼすようにドラム4の回転速度を(例えば100rpmから50rpmへと)瞬間的に落とす制御をする。貯水箱8から水がこぼれることによる重量の減少分が偏心荷重に見合う程度であれば、両者が打ち消し合い、ドラム4に生じている偏心荷重が小さくなるので、偏心荷重(洗濯物の偏在)に起因する振動を小さくすることができる。
【0037】
脱水時のドラム4の振動をさらに抑制するために、ドラム4の左端面壁41Lの外側(左側)の面には、その周縁部に円環形状の流体バランサ9が取り付けられている。流体バランサ9の内部には、円周方向に沿った4本の流路91が形成されており、各流路91には、それぞれ所定量の液体が封入されている。また、各流路91内には、円周方向の所定角度毎(例えば約60°毎)に仕切板(図示せず)が設けられており、各流路91内の液体は、この仕切板と流体バランサ9の内面との間の隙間を介して自由に流通することができるようになっている。これにより、流体バランサ9内の液体は、ドラム4が相対的に低い所定速度(約100rpm)で回転している間は、洗濯物の偏在に起因する振動とほぼ同位相の振動を生じるように偏在し、ドラム4の回転速度が相対的に高い所定速度(約300rpm)を超えると、洗濯物の偏在に起因する振動とは逆位相の振動を生じるように偏在する。したがって、ドラム4の高速回転時には、洗濯物の偏在に起因する振動を流体バランサ9内の液体の偏在による振動によって打ち消すことができ、ドラム4の振動を抑制することができる。
【0038】
このドラム式洗濯機は、脱水後の洗濯物を乾燥させる機能も有しており、外槽2の右端面壁21Rの外側(右側)の面には、乾燥機能のための乾燥ユニットUが取り付けられている。乾燥ユニットUには、図示しない温風ヒータが備えられていて、乾燥時には、温風ヒータにより温められた空気を乾燥ユニットUから乾燥用フード33を介して外槽2内に吹き込みつつ、ドラム4を回転させることにより、ドラム4内の洗濯物をバッフルによって持ち上げ、ある程度の高さから自然落下させるといった動作を繰り返す。これにより、洗濯物を良好に乾燥させることができる。
【0039】
ドラム4の周面壁42には、洗濯物の出し入れのための開口43が形成されている。そして、外槽2の周面壁21には、筐体1の開口15と対向する位置に開口22が形成されている。外槽2の開口22およびドラム4の開口43は、例えば、それぞれ外側(図2における上方)に向かって回動可能な中蓋22Aおよびドラム蓋43Aにより開閉可能となっていて、外蓋14、中蓋22Aおよびドラム蓋43Aのすべてを開いた状態でドラム4内の洗濯物の出し入れを行うことができるようになっている。
【0040】
また、外槽2の左端面壁21Lの下部には、ドラム2の回転を所定のタイミングで停止させるためのドラム停止機構10が取り付けられている。このドラム停止機構10の働きにより、ドラム4は、その開口43が外槽2の開口22に対向する位置(待機位置)にくるように停止位置が制御されるようになっている。これにより、ドラム4の回転が停止した状態で、外蓋14、中蓋22Aおよびドラム蓋43Aを開くことにより、ドラム4に対して斜め上方から、開口15、22、43を介して洗濯物の出し入れを行うことができる。
【0041】
図4は、このドラム式洗濯機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図であって、外蓋14および中蓋22Aを開いた状態を示している。以下、図4を参照して、中蓋22Aを開ける際の態様について説明する。
【0042】
中蓋22Aは、例えば略円弧状の板状部材であって、その後端部が、外槽2に取り付けられた回動軸22Bにより回動可能に保持されている。中蓋22Aが閉じられた状態では、中蓋22Aの先端部が外槽2に係合し、開口22が水密に閉じられるようになっている。
【0043】
中蓋22Aを開けるためには、まず、外蓋14を開かなければならない。外蓋14は、図1において説明したような態様で、前蓋14Bと後蓋14Aとが上方に突き出すように折り畳まれた状態で開かれる。これにより、開口15が開放され、外槽2の上方に中蓋22Aを開けるためのスペースが確保される。
【0044】
この状態で中蓋22Aの先端部を掴んで持ち上げることにより、回動軸22Bを中心に中蓋22Aを上方へと回動させ、開口22を開放することができる。
【0045】
図5は、ドラム4を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図であって、図5(a)はドラム蓋43Aを閉じた状態、図5(b)はドラム蓋43Aを開いた状態をそれぞれ示している。以下、図5を参照して、ドラム蓋43Aを開ける際の態様について説明する。
【0046】
ドラム蓋43Aは、例えば後蓋431および前蓋432により構成されている。後蓋431は、その後端部が、ドラム4の周面壁42に取り付けられた回動軸431Aにより回動可能に保持されている。一方、前蓋432は、その前端部が、ドラム4の周面壁42に取り付けられた回動軸432Aにより回動可能に保持されている。後蓋431の後端部および前蓋432の前端部は、例えば棒状の連結部材46により連結されていて、後蓋431および前蓋432の一方を回動させると、それに連動して他方も回動するようになっている。また、後蓋431および前蓋432は、例えばばねなどの付勢部材(図示せず)により、開く方向(上方)に向かって付勢されている。
【0047】
前蓋432の後端部には、例えば上方に突出した爪部432Bが形成されており、後蓋431の前端部には、前蓋432の爪部432Bに対応する係合孔431Bが形成されている(図5(b)参照)。後蓋431および前蓋432を閉じた状態では、図5(a)に示すように、爪部432Bが係合孔431Bに引っ掛かって、閉じた状態が維持されるようになっている。
【0048】
ドラム蓋43Aを開けるためには、図4に示すように、外蓋14および中蓋22Aが開かれて、ドラム4の上方にドラム蓋43Aを開けるためのスペースが確保されていなければならない。この状態で、前蓋432を下方に押し下げることにより、爪部432Bと係合孔431Bとの係合を外すことができる。
【0049】
互いの係合が外れた後蓋431および前蓋432は、それぞれに与えられた付勢部材の付勢力により、図5(b)に示すように、閉じられた状態よりも上方まで回動する。この状態から、後蓋431および前蓋432のいずれか一方をさらに回動させることにより、連結部材46を介して連結された他方も一緒に回動され、開口43を大きく開放することができる。
【0050】
ドラム蓋43Aを閉じるときは、後蓋431および前蓋432のいずれか一方を下方に回動させるだけで、連結部材46を介して連結された他方も一緒に下方へと回動させ、図5(a)に示すように爪部432Bと係合孔431Bとを係合させることができる。
【0051】
さて、本実施形態のドラム式洗濯機では、洗浄性能を向上させるため、バッフル44として、種々の形態のものが採用され得る。まず、バッフル44の第1の実施形態を図6に基づき説明する。
【0052】
このバッフル44は、ドラム4の回転軸方向に長い横長の略山形形状をしており、その頂上部44Aも横に長く連なっている。また、合成樹脂製であり、内部が中空となっている。頂上部44Aには、所定の間隔を置いて3箇所にドラム4の内周面側に窪む凹部441が形成されており、これによって、頂上部44Aはくし型形状をしている。
【0053】
この構成では、洗い行程時やすすぎ行程時、ドラム4の回転によってバッフル44で持ち上げられた洗濯物は、十分に濡れて重くなっており、落下するときに頂上部44Aのくし型形状部分(凹部441のエッジ部分)にこすられてから落ちることになる。よって、たたき洗いに加えてこすり洗いもおこなわれることになり、機械力が高まって洗浄性能が向上する。
【0054】
次に、バッフル44の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。このバッフル44は、第1の実施形態と同様、頂上部44Aがくし型形状をしている。さらに、このバッフル44には、回転方向に面する長手側の両側面に、多数の波状の凹凸を有する凹凸部442が形成されている。この凹凸部442は、凹部441によって狭くなっている部分以外の領域(計8箇所)に設けられている。なお、この凹凸部442は多数の半球状の突起を設けるものでも良い。この凹凸部442を設けることにより、洗濯物がバッフル44から落ちるときにこの凹凸部442にもこすれるので、第1の実施形態に比べ、こすり洗いの効果をより高めることができる。
【0055】
次に、バッフル44の第3の実施形態を図8に基づき説明する。このバッフル44は、ドラム4の回転軸方向に長い横長の略山形形状をしており、その頂上部44Aも横に長く連なっている。また、合成樹脂製であり、内部が中空となっている。このバッフル44では、頂上部441の長手方向の中心線L1がバッフル44の長手方向の中心線L2に対して、平面視でわずかにねじれた状態となるように頂上部441が形成されている。
【0056】
この構成では、バッフル44の頂上部441がねじれているため、ドラム4の正回転、逆回転の繰り返しにより、頂上部442に沿って洗濯物が左右に動きやすい。よって、洗濯物の入れ替わりが良くなり、洗浄ムラが少なくなって洗浄性能が向上する。また、乾燥ムラも少なくなって乾燥性能も向上する。
【0057】
なお、バッフル44は、その底部がドラム4の回転軸方向と平行な状態でドラム4の周面壁42に取り付けられるので、バッフル44をドラム4の回転軸方向に対して斜めとなる状態で取り付けるものと違って、周面壁42に密着するバッフル44の底面の形状が複雑にならない。
【0058】
次に、バッフル44の第4の実施形態を図9に基づき説明する。このバッフル44は、ドラム4の回転軸方向に長い横長の略山形形状をしており、その頂上部44Aも横に長く連なっている。また、合成樹脂製であり、内部が中空となっている。このバッフル44では、ドラム4の回転方向に面する長手側の側面うち、一方の側面443、例えばドラム4が正回転するときに前になる側面を内側に窪む凹面形状とするとともに、他方の側面444を外側に膨らむ凸面形状としている。
【0059】
この構成では、ドラム4が正回転すると、バフッル44の凹面形状により高くまで洗濯物が持ち上げられて落下する。また、ドラム4が逆回転すると、バッフル44の凸面形状により洗濯物がこすられながら落下する。即ち、たたき洗い効果の高い回転とこすり洗い効果の高い回転の2種類の洗いが行われることになるので、洗浄ムラを低減できて洗浄性能を向上させることができる。
【0060】
なお、このバッフル44の他方の側面444に、第2の実施形態のような凹凸部を形成してもよい。このようにすると、こすり洗いの効果をより高めることができる。
【0061】
最後に、本実施形態のドラム式洗濯機おける、洗浄性能を向上させるための、ドラム4の他の実施形態について、図10及び図11に基づき説明する。このドラム4の周面壁42には、洗濯物を攪拌するためのバッフル44が略120度間隔で3個配置されているほか、2つのバッフル間の周面壁42には、複数の小バッフル445が配置されている。この小バッフル445は、バッフル44と比べて低くて短く、長さ、高さともにバッフル44の3分の1以下にされている。この小バッフル445は、バッフル間に3列に並んで配置されており、1列につき、所定の間隔をおいて2個配置されている。1つの列の1組の小バッフル445はドラム4の一方の端面側に寄って配置され、次の列の1組の小バッフル445はドラム4の他方の端面側に寄って配置されており、ドラム4の回転方向に対し小バッフル445が重ならないように、即ち、小バッフル間に隣の列の小バッフル445が位置するように、千鳥配列となっている。
【0062】
この構成では、複数の小バッフル445によって洗濯物のこすり洗いを行うことができ、バッフル44によるたたき洗いに小バッフル445によるこすり洗いが加えられることになる。また、バッフル44で持ち上げられた洗濯物が落ちた際、小バッフル445にたたきつけられるので、たたき洗い自身の効果も上がる。よって、機械力が高まって洗浄性能が向上する。
【0063】
また、小バッフル445が存在することにより、脱水時のドラム壁面への洗濯物のへばりつきが抑制され、脱水後に洗濯物がばらけやすくなる。よって、洗濯のみで運転を終了する場合には、脱水後に洗濯物が取り出しやすくなるとともに、脱水後に乾燥を行う場合には、乾燥時に洗濯物が良く攪拌でき乾燥性能が向上する。
【0064】
さらに、小バッフル445は、上述のように千鳥配列となっているので、洗濯物を効率良くこすることができる。
【0065】
なお、小バッフル445の配列は、必ずしも千鳥配列にする必要はなく、複数個の小バッフルを均等配列しても良い。
【0066】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機を斜め上方から見た斜視図である。
【図2】このドラム式洗濯機の全体構成を示す縦断面図であり、左右方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を手前側から見た図である。
【図3】このドラム式洗濯機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図であって、外蓋を閉じた状態を示している。
【図4】このドラム式洗濯機を前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図であって、外蓋および中蓋を開いた状態を示している。
【図5】ドラムを前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た縦断面図である。
【図6】バッフルの第1の実施形態を示す、バッフルの平面図、正面図及び側面図である。
【図7】バッフルの第2の実施形態を示す、バッフルの平面図、正面図及び側面図である。
【図8】バッフルの第3の実施形態を示す、バッフルの平面図、正面図及び側面図である。
【図9】バッフルの第4の実施形態を示す、バッフルの平面図、正面図及び側面図である。
【図10】ドラムの他の実施形態を示す、ドラムの正面断面図である。
【図11】ドラムの他の実施形態を示す、ドラムの側面断面図である。
【符号の説明】
4   ドラム
44  バッフル
44A 頂上部
441 凹部
442 凹凸部
445 小バッフル

Claims (4)

  1. 洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備えたドラム式洗濯機において、前記バッフルの頂上部に前記ドラムの内周面側に窪む凹部を形成することにより、前記バッフルの頂上部をくし型形状にしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備え、前記ドラムを正逆回転させて洗濯を行うドラム式洗濯機において、
    前記バッフルは前記ドラムの回転軸方向に長い横長形状をなし、その頂上部も横方向に長く連なるとともに、この頂上部の長手方向の中心線が前記バッフルの長手方向の中心線に対してねじれた状態となるように頂上部を形成したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備え、前記ドラムを正逆回転させて洗濯を行うドラム式洗濯機において、
    前記バッフルにおいて、前記ドラムの回転方向に面する一方の側面を内側に窪む凹面形状とするとともに、前記ドラムの回転方向に面する他方の側面を外側に膨らむ凸面形状としたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 洗濯物を収容するとともに、略水平方向または水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転するドラムと、このドラムの内周面に設けられた、洗濯物を攪拌するためのバッフルとを備えたドラム式洗濯機において、前記バッフルを所定の間隔をおいて複数設けるとともに、各バッフル間に前記バッフルよりも低くて短い小バッフルを複数個設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
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