JP2009045379A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009045379A JP2009045379A JP2007216659A JP2007216659A JP2009045379A JP 2009045379 A JP2009045379 A JP 2009045379A JP 2007216659 A JP2007216659 A JP 2007216659A JP 2007216659 A JP2007216659 A JP 2007216659A JP 2009045379 A JP2009045379 A JP 2009045379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laundry
- rotating drum
- baffle portion
- baffle
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
【課題】洗い工程やすすぎ工程においてたたき洗いの作用を果たすことができるとともに、脱水工程において洗濯物が損傷を受ける度合いを低減させることができ、振動と騒音を低減させることができ、かつ、脱水工程の失敗を少なくすることができるバッフルを備えた洗濯機を提供する。
【解決手段】ドラム式洗濯機1は、水槽20と、水槽20内で水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して内部で洗濯物の洗い、すすぎおよび脱水を行う回転ドラム30と、回転ドラム30の内周壁面33に設けられ、回転ドラム30の内周壁面33から突出するように設けられたバッフル部35とを備える。バッフル部35は、回転ドラム30の第1の回転方向R1側に位置付けられた凹状面の第1の側面35aと、回転ドラム30の第2の回転方向R2側に位置付けられた凸状面の第2の側面35bとを有する。
【選択図】図4
【解決手段】ドラム式洗濯機1は、水槽20と、水槽20内で水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して内部で洗濯物の洗い、すすぎおよび脱水を行う回転ドラム30と、回転ドラム30の内周壁面33に設けられ、回転ドラム30の内周壁面33から突出するように設けられたバッフル部35とを備える。バッフル部35は、回転ドラム30の第1の回転方向R1側に位置付けられた凹状面の第1の側面35aと、回転ドラム30の第2の回転方向R2側に位置付けられた凸状面の第2の側面35bとを有する。
【選択図】図4
Description
この発明は、一般的には洗濯機に関し、特定的には、少なくとも、洗いから、すすぎ、脱水までを行うドラム式洗濯機に関するものであり、より特定的には、いわゆる横型の回転ドラムを備え、回転ドラムの内周壁面に一つまたは複数のバッフルが設けられたドラム式洗濯機に関するものである。
いわゆる横型の回転ドラムを備えたドラム式洗濯機は、従来から広く使用されるようになってきている。この種のドラム式洗濯機は、回転ドラムを低速で回転させて洗い工程とすすぎ工程を行い、高速で回転させて脱水工程を行うものである。回転ドラムは、水槽内で、水平方向に延びる回転軸線、または、水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して、回転ドラムの内部で洗濯物の洗い、すすぎ、脱水が行われる。
従来から、この種のドラム式洗濯機では、回転ドラムの内周壁面に一つまたは複数のバッフルが回転ドラムの内周壁面から突出するように設けられている。回転ドラムを回転させることにより、回転ドラム内に収容された洗濯物は、バッフルに引っ掛けられて持ち上げられるので、バッフルは、特に洗い工程やすすぎ工程においては、持ち上げられた洗濯物を適当な高さから落下させることによって、いわゆる、たたき洗いを行うのに有効である。すなわち、回転ドラム内の洗濯物は、回転ドラムの回転による遠心力とバッフルとによって回転ドラム内の頂上付近まで持ち上げられた後、自重により落下する(タンブリングという)。このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物は落下時の衝撃力でたたき洗いされる。また、脱水工程においても、バッフルは、洗濯物を持ち上げた後に回転ドラムの内周壁面に貼り付けるために有効に作用する。なお、洗濯機能と乾燥機能とを有するドラム式洗濯乾燥機では、乾燥工程において、同様のタンブリングが繰り返されることにより、洗濯物を撹拌させるために大きく作用する。
上記のように構成されたドラム式洗濯機やドラム式洗濯乾燥機では、特に洗浄性能や乾燥性能を向上させるために、様々な形態のバッフルが提案されている。
たとえば、特開2006−75479号公報(特許文献1)に記載されているように、
、回転ドラムを傾斜させて配置した構造においても洗濯時に洗濯物の撹拌が充分になされ、乾燥時に洗濯物が圧迫されず、広がって撹拌され、乾燥後の仕上りを向上させるバッフル構造を備えたドラム式洗濯機が提案されている。このドラム式洗濯機では、バッフルの頂上部の高さが回転ドラムの内周面に対し回転ドラムの背面側から正面側に向けて低くなるように形成され、バッフルの側面は回転ドラムの径方向に対し所定の角度を有する平面状とすることにより、洗濯物の前後位置の入れ替わりをよくし、洗いむらを少なくし、洗浄性能を向上させている。
特開2006−75479号公報
、回転ドラムを傾斜させて配置した構造においても洗濯時に洗濯物の撹拌が充分になされ、乾燥時に洗濯物が圧迫されず、広がって撹拌され、乾燥後の仕上りを向上させるバッフル構造を備えたドラム式洗濯機が提案されている。このドラム式洗濯機では、バッフルの頂上部の高さが回転ドラムの内周面に対し回転ドラムの背面側から正面側に向けて低くなるように形成され、バッフルの側面は回転ドラムの径方向に対し所定の角度を有する平面状とすることにより、洗濯物の前後位置の入れ替わりをよくし、洗いむらを少なくし、洗浄性能を向上させている。
しかしながら、特開2006−75479号公報(特許文献1)で提案されたドラム式洗濯機を含めて従来のドラム式洗濯機では、洗浄性能を向上させるために一般的なバッフルの形状は、回転ドラム内で洗濯物をできるだけ高い位置から落下させることができるような形状になっている。このため、バッフルの形状は、洗い工程やすすぎ工程では、洗濯物をより高い位置から落下させることにより、たたき洗いの作用を高めるのに有効であるが、脱水工程では、バッフルによって洗濯物をより高い位置に持ち上げられた後に回転ドラムの内周壁面に貼り付けられるので、洗濯物が損傷を受ける場合がある。
また、脱水工程において、洗濯物をより高い位置から落下させると、回転ドラムが回転を開始して洗濯物が回転ドラムの内周壁面に貼りつく際に、洗濯物が塊となって回転ドラムの内周壁面に向かって落下してしまう場合がある。これにより、塊となった洗濯物は回転ドラムの内周壁面に偏って貼り付いてしまうので、重量のアンバランスが生じる。その結果、回転ドラムの回転による振動が大きくなり、また、脱水工程の失敗という判定がなされる場合がある。この場合、脱水時における洗濯機の振動が騒音の原因になるとともに、脱水工程を再開する必要があるので、脱水工程のやり直しのために洗濯時間が長くなる場合がある。
そこで、この発明の目的は、洗い工程やすすぎ工程においてたたき洗いの作用を果たすことができるとともに、脱水工程において洗濯物が損傷を受ける度合いを低減させることができ、振動と騒音を低減させることができ、かつ、脱水工程の失敗を少なくすることができるバッフルを備えた洗濯機を提供することである。
この発明に従った洗濯機は、水槽と、この水槽内で、水平方向に延びる回転軸線、または、水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して、内部で洗濯物の洗い、すすぎおよび脱水を行う回転ドラムと、この回転ドラムの内周壁面に設けられ、回転ドラムの内周壁面から突出するように設けられたバッフル部とを備える。バッフル部は、回転ドラムの第1の回転方向側に位置付けられた第1の側面と、回転ドラムの第1の回転方向と逆の第2の回転方向側に位置付けられた第2の側面とを有する。バッフル部の第1の側面が凹状面を有し、バッフル部の第2の側面が凸状面を有する。
この発明の洗濯機において、回転ドラムの回転に従って、回転ドラムの内周壁面に設けられたバッフル部が回転軸線の周りで移動するので、バッフル部は、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置から、一番高い位置に移動し、また、一番低い位置に戻るという移動を繰り返す。
そこで、この発明の洗濯機において、第1の回転方向側に位置付けられたバッフル部の凹状の第1の側面は、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置において洗濯物を引っ掛けて、第1の回転方向への回転ドラムの回転に従って、回転ドラムの内周壁面上のより高い位置に持ち上げようとする。そして、バッフル部の凹状の側面で持ち上げられた洗濯物は、バッフル部が回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置と一番高い位置との間の中間的な高さ位置で、バッフル部の凹状の側面から離れて落下しようとする。このとき、洗濯物とバッフル部の凹状の側面との引っ掛かりがなくなり、洗濯物が落下しようとするときの回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からのバッフル部の高さ位置をh1とする。
一方、第2の回転方向側に位置付けられたバッフル部の凸状の第2の側面は、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置において洗濯物を引っ掛けて、第2の回転方向への回転ドラムの回転に従って、回転ドラムの内周壁面上のより高い位置に持ち上げようとする。そして、バッフル部の凸状の側面で持ち上げられた洗濯物は、バッフル部が回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置と一番高い位置との間の中間的な高さ位置で、バッフル部の凸状の側面から離れて落下しようとする。このとき、洗濯物とバッフル部の凸状の側面との引っ掛かりがなくなり、洗濯物が落下しようとするときの回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からのバッフル部の高さ位置をh2とする。
バッフル部の凹状の側面に引っ掛けられた洗濯物は、バッフル部の凸状の側面に引っ掛けられた洗濯物に比べて、バッフル部の側面上で保持されやすく、バッフル部の側面から離れ難い。逆にいえば、バッフル部の凸状の側面に引っ掛けられた洗濯物は、バッフル部の凹状の側面に引っ掛けられた洗濯物に比べて、バッフル部の側面上で保持され難く、バッフル部の側面から離れやすい。このため、バッフル部の凹状の側面に引っ掛けられた洗濯物が回転ドラムの回転に従って回転ドラムの内周壁面上のより高い位置に持ち上げられた場合、その洗濯物は、回転ドラムの内周壁面上の相対的に高い位置h1でバッフル部の側面から離れて落下しようとする。バッフル部の凸状の側面に引っ掛けられた洗濯物が回転ドラムの回転に従って回転ドラムの内周壁面上のより高い位置に持ち上げられた場合、その洗濯物は、回転ドラムの内周壁面上の相対的に低い位置h2でバッフル部の側面から離れて落下しようとする。すなわち、上記の高さ位置h1はh2よりも高い。
また、バッフル部の凹状の側面に引っ掛けられた洗濯物が、回転ドラムの回転に従って、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からより高い位置に持ち上げられた場合に、その洗濯物に対するバッフル部の凹状の側面の引っ掛かりがなくなるときの、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からのバッフル部の回転角度をθ1とする。一方、バッフル部の凸状の側面に引っ掛けられた洗濯物が、回転ドラムの回転に従って、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からより高い位置に持ち上げられた場合に、その洗濯物に対するバッフル部の凸状の側面の引っ掛かりがなくなるときの、回転ドラムの内周壁面上の一番低い位置からのバッフル部の回転角度をθ2とする。そうすると、バッフル部の回転角度θ1は相対的に大きくなり、バッフル部の回転角度θ2は相対的に小さくなる。
このことから、第2の回転方向を脱水回転の方向にすると、脱水回転方向側に位置付けられたバッフル部の側面は凸状面になる。脱水工程では、洗濯物がバッフル部の凸状の側面に引っ掛けられて保持された後、比較的低い位置から落下することになる。このため、脱水回転では、バッフル部はより低い位置から洗濯物をほぐすように落下させる働き、あるいは、洗濯物を転がすような働きをするので、バッフル部によって洗濯物が損傷を受ける度合いを低減させることができる。すなわち、脱水工程において生じる洗濯物の傷みを低減させることができる。
また、脱水工程では、洗濯物を回転ドラムの内周壁面上で転がすように移動させることができるので、洗濯物が回転ドラムの内周壁面上にバランスよく貼り付かせることができるので、脱水工程における振動と騒音を低減させることができる。
さらに、回転ドラムの回転による振動が大きくなり、脱水工程の失敗という判定がなされる場合を少なくすることができるので、脱水工程のやり直しのために洗濯時間が長くなるのを防止することができる。
一方、第1の回転方向を反脱水回転の方向にすると、反脱水回転方向側に位置付けられたバッフル部の側面は凹状面になる。洗い工程やすすぎ工程では、脱水回転の方向だけでなく、反脱水回転の方向にも回転する。反脱水回転方向への回転時には、洗濯物がバッフル部の凹状の側面に引っ掛けられて保持された後、比較的高い位置から落下することになる。このため、洗い工程やすすぎ工程では、バッフル部の凹状の側面は、洗濯物をより高い位置から落下させる働きをし、たたき洗いの作用を高めるのに有効である。これにより、洗濯物の洗浄力を高めることができる。
この発明の洗濯機において、バッフル部の第1の側面または第2の側面の少なくとも一方は、曲面形状を有することが好ましい。
このようにすることにより、回転ドラムの回転に従って、洗濯物がバッフル部の側面に引っ掛けられて保持された後、より高い位置から落下する過程で、バッフル部を通過する際の洗濯物の動きがより滑らかになり、洗濯物が塊になり難くすることができる。
また、この発明の洗濯機において、バッフル部の第1の側面は凹形状の角部を有し、バッフル部の第2の側面は凸形状の角部を有することが好ましい。
このようにすることにより、洗濯物がバッフル部の側面の表面を通過(接触)する際に、凹形状の角部または凸形状の角部と擦れることにより、洗濯物に付着した汚れをより落ちやすいようにすることができる。
以上のようにこの発明によれば、バッフル部によって、洗い工程やすすぎ工程においては、洗濯物の洗浄力を高めることができ、脱水工程においては、洗濯物の傷みを低減させることができ、振動と騒音を低減させることができ、かつ、脱水工程のやり直しのために洗濯時間が長くなるのを防止することができる。
以下、本発明の一つの実施の形態としてのドラム式洗濯機について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態としてのドラム式洗濯機の斜め上方から見た外観を示す概略的な斜視図である。
図1に示すように、ドラム式洗濯機1は、外箱10を備えている。外箱10には外箱開口部11が形成されている。外箱10の前面部の大部分は前パネル12からなり、外箱10の底部には底台13が設けられている。外箱開口部11は、外箱10にヒンジで回動自在に取り付けられたドア16で開閉されるようになっている。また、外箱10の上部には、洗剤、漂白剤および柔軟剤を収容する洗剤ケース14と、操作キーや表示部を有する操作部15とが設けられている。
図2は、図1のドラム式洗濯機の概略的な断面を示す断面図である。
図2に示すように、ドラム式洗濯機1は、外槽10内に配置された有底円筒形状の水槽20と、この水槽20内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する有底円筒形状の回転ドラム30と、水槽20の後部に取り付けられ、回転ドラム30を回転駆動するモータ40と、洗濯物を乾燥させるための乾燥システム50と、水槽20の後部を弾性支持する2本のダンパ60とを備えている。ダンパ60の水槽20側とは反対側の端部は、ダンパ支持金具70のダンパ取付面71に取り付けられている。
水槽20の前面部には、洗濯物投入部の一例としての水槽開口部21が設けられている。そして、水槽開口部21の開口縁には、ゴムや軟質樹脂等の弾性体からなるパッキン22が固着されている。これにより、ドア16を閉じると、ドア16がパッキン22に密着するので、水槽20内の液体が水槽20の外へ漏れ出るのを防ぐことができる。水槽20には、水槽開口部21が外箱開口部11に対向するように横向きに配置されている。水槽20の上部には、水槽20内に水や洗濯液等を給水するための給水ダクト23が接続されている。また、水槽20の下部には、水槽20内の水や洗濯液等を外部に排水するための排水ダクト24が接続されている。さらに、この排水ダクト24は、フィルタ25を介して排水ホース26に接続されている。このフィルタ25は水槽20内から流れて来た液体中の糸屑を除去する。また、排水ホース26には、排水モータ27によって開閉される排水弁28が設けられている。
回転ドラム30は、水槽20内で、水平方向に延びる回転軸線、または、水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して、内部で洗濯物の洗い、すすぎ、脱水、および、乾燥を行うものである。この実施形態では、回転ドラム30の回転軸線は水平方向に対してある角度をなすように傾斜している。また、回転ドラム30の内周壁面33の全域には複数の小孔34が設けられている。この小孔34は、水槽20と回転ドラム30との間の空間と、回転ドラム30内の空間との間で洗濯水や乾燥空気等を流通させるためのものである。
また、回転ドラム30の内周壁面33には、1個、または、複数個のバッフル部35が回転ドラム30の径方向に内側に向かって突出するように設けられている。バッフル部35は、回転ドラム開口部31と回転ドラム内底壁面32との間で、回転ドラム30の回転軸線方向に延びるように設けられている。複数個のバッフル部35が設けられる場合、複数のバッフル部35は、回転ドラム30の径方向に突出し、周方向に間隔をあけて配置される。この実施の形態では、3個のバッフル部35が、たとえば、周方向に120°間隔で回転ドラム30の内周壁面33上の3ヶ所に配置されている。
このように構成されたドラム式洗濯機1は、回転ドラム30を低速で回転させて洗い工程とすすぎ工程を行い、高速で回転させて脱水工程を行う。回転ドラム30は、水槽20内で、この実施の形態では、水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して、回転ドラム30の内部で洗濯物の洗い、すすぎ、脱水が行われる。また、洗濯後、回転ドラム30を低速で回転させて、乾燥システム50を駆動させることにより、回転ドラム30内の洗濯物を乾燥させる。
上述のように回転ドラム30を回転させることにより、回転ドラム30内に収容された洗濯物は、バッフル部35に引っ掛けられて持ち上げられるので、バッフル部35は、特に洗い工程やすすぎ工程においては、持ち上げられた洗濯物を適当な高さから落下させることによって、いわゆる、たたき洗いを行う作用をする。すなわち、回転ドラム35内の洗濯物は、回転ドラム35の回転による遠心力とバッフルとによって回転ドラム35内の頂上付近まで持ち上げられた後、自重により落下する(タンブリングという)。このタンブリングを繰り返すことにより、洗濯物は落下時の衝撃力でたたき洗いされる。また、脱水工程においても、バッフル部35は、洗濯物を持ち上げた後に回転ドラム30の内周壁面33に貼り付ける作用をする。なお、この実施形態のように洗濯機能と乾燥機能とを有するドラム式洗濯乾燥機1では、乾燥工程において、同様のタンブリングが繰り返されることにより、洗濯物を撹拌させる作用をする。
また、上述の回転ドラム30の回転時に、洗濯物および洗濯液等の偏りによって生じようとするアンバランスを解消するために、回転ドラム30の内周壁面33の内径よりも小さな内径の内壁面を有する回転ドラム開口部31の外周部を外側から取り囲むように液体バランサ36が設けられている。液体バランサ36の内部において封入液体が移動することによって上記のアンバランスが解消される。
なお、操作部15の裏側(外箱10の内部側)には、ドラム式洗濯機1の動作を制御する制御部17が配置されている。
上記のバッフル部35の具体的な構成について説明する。
図3はバッフル部35の形状を示す平面図、図4は図3の矢印IVの方向から見たバッフル部35の形状を示す側面図である。
図3と図4に示すように、バッフル部35の突出面は、第1の側面35aと第2の側面35bと頂面35cと第3の側面35dと第4の側面35eとから形成される。第1の側面35a、第2の側面35b、第3の側面35dおよび第4の側面35eのそれぞれは、頂面35cと底面35fを接続する傾斜面である。
図4に示すように、第1の側面35aは、回転ドラム30の第1の回転方向R1、すなわち、この実施の形態では反脱水回転方向R1側に位置付けられ、凹状の曲面形状に形成されている。第2の側面35bは、回転ドラム30の第2の回転方向R2、すなわち、この実施の形態では脱水回転方向R2側に位置付けられ、凸状の曲面形状に形成されている。この実施の形態では、第1の側面35aと第2の側面35bの両方が曲面形状に形成されているが、第1の側面35aまたは第2の側面35bの少なくとも一方が曲面形状に形成されていてもよい。また、第1の側面35aは、曲面形状の凹状面ではなく、凹形状の角部を有する形状、たとえば、断面が三角形状の角部を有する凹形状、断面が台形形状の角部を有する凹形状などであってもよい。第2の側面35bは、曲面形状の凸状面ではなく、凸形状の角部を有する形状、たとえば、断面が三角形状の角部を有する凸形状、断面が台形形状の角部を有する凸形状などであってもよい。
次に、本発明のバッフル部35の作用について説明する。
図5は、従来のドラム式洗濯機において回転ドラムの横断面を模式的に示す断面図である。図6は、本発明の一つの実施の形態としてのドラム式洗濯機において洗い工程またはすすぎ工程のときの回転ドラムの横断面を模式的に示す断面図である。図7は、本発明の一つの実施の形態としてのドラム式洗濯機において脱水工程のときの回転ドラムの横断面を模式的に示す断面図である。
まず、図2に示すように、洗い工程やすすぎ工程では、水槽20と回転ドラム30の内部に所定水位まで給水された後、回転ドラム30がモータ40により、正逆回転駆動され、洗濯物を洗浄する。回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33に設けられたバッフル部35が回転軸線の周りで移動するので、バッフル部35は、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置から、一番高い位置に移動し、また、一番低い位置に戻るという移動を繰り返す。このとき、回転ドラム30の正逆の回転にともなって、バッフル部35の側面で洗濯物が引っ掛けられて持ち上げられた後、落下させられることによって、洗濯物のたたき洗いが行われる。
洗い工程やすすぎ工程が終了した後、行われる脱水工程においても、回転ドラム30の一方向への高速回転に従って、バッフル部35の側面で洗濯物が引っ掛けられて持ち上げられた後、落下させられる。このとき、バッフル部35は、洗濯物を持ち上げた後に回転ドラム30の内周壁面33に貼り付けるように作用する。
なお、洗濯機能と乾燥機能とを有するドラム式洗濯乾燥機では、乾燥工程においても、同様のタンブリングが繰り返されることにより、洗濯物を撹拌させるように作用する。
図5に示すように、従来のドラム式洗濯機においては、バッフル部350の両側面351が平面である。従来のドラム式洗濯機において、洗い工程やすすぎ工程では、たとえば、第1の回転方向としての反脱水回転方向R1の側に位置付けられたバッフル部350の平面状の側面351は、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置において洗濯物500を引っ掛けて、反脱水回転方向R1への回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に洗濯物500を持ち上げようとする。そして、バッフル部350の平面状の側面351で持ち上げられた洗濯物500は、バッフル部350が回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置と一番高い位置との間の中間的な高さ位置で、バッフル部350の平面状の側面351から離れて落下しようとする。このとき、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からバッフル部350がある高さ位置に達すると、洗濯物500とバッフル部350の平面状の側面351との引っ掛かりがなくなり、洗濯物500は落下しようとする。ここで、図5に示すように、バッフル部の平面状の側面351に引っ掛けられた洗濯物500が、回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からより高い位置に持ち上げられた場合に、その洗濯物500に対するバッフル部350の平面状の側面351の引っ掛かりがなくなるときの、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からのバッフル部350の回転角度をθ0とする。なお、従来のドラム式洗濯機では、第1の回転方向と逆の第2の回転方向である脱水回転方向側に位置付けられたバッフル部350の側面351も平面であるので、洗い工程やすすぎ工程で、または、脱水工程で、脱水回転方向に回転ドラム30が回転した場合も、上記の回転角度θ0で、洗濯物500に対するバッフル部350の平面状の側面351の引っ掛かりがなくなる。
これに対して、図6に示すように、本発明のドラム式洗濯機1では、第1の回転方向としての反脱水回転方向R1の側に位置付けられたバッフル部35の第1の側面35aは凹状面である。洗い工程やすすぎ工程では、反脱水回転方向R1側に位置付けられたバッフル部35の凹状の第1の側面35aは、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置において洗濯物500を引っ掛けて、反脱水回転方向R1への回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に洗濯物500を持ち上げようとする。そして、バッフル部35の凹状の側面35aで持ち上げられた洗濯物500は、バッフル部35が回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置と一番高い位置との間の中間的な高さ位置で、バッフル部35の凹状の側面35aから離れて落下しようとする。このとき、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からバッフル部35がある高さ位置に達すると、洗濯物500とバッフル部35の凹状の側面35aとの引っ掛かりがなくなり、洗濯物500は落下しようとする。ここで、バッフル部35の凹状の側面35aに引っ掛けられた洗濯物500が、回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からより高い位置に持ち上げられた場合に、その洗濯物500に対するバッフル部35の凹状の側面35aの引っ掛かりがなくなるときの、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からのバッフル部35の回転角度をθ1とする。
一方、図7に示すように、本発明のドラム式洗濯機1では、第2の回転方向としての脱水回転方向R2の側に位置付けられたバッフル部35の第2の側面35bは凸状面である。脱水工程では、脱水回転方向R2側に位置付けられたバッフル部35の凸状の第2の側面35bは、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置において洗濯物500を引っ掛けて、脱水回転方向R2への回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に洗濯物500を持ち上げようとする。そして、バッフル部35の凸状の側面35bで持ち上げられた洗濯物500は、バッフル部35が回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置と一番高い位置との間の中間的な高さ位置で、バッフル部35の凸状の側面35bから離れて落下しようとする。このとき、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からバッフル部35がある高さ位置に達すると、洗濯物500とバッフル部35の凸状の側面35bとの引っ掛かりがなくなり、洗濯物500は落下しようとする。ここで、バッフル部35の凸状の側面35bに引っ掛けられた洗濯物500が、回転ドラム30の回転に従って、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からより高い位置に持ち上げられた場合に、その洗濯物500に対するバッフル部35の凸状の側面35bの引っ掛かりがなくなるときの、回転ドラム30の内周壁面33上の一番低い位置からのバッフル部35の回転角度をθ2とする。
図6に示すようにバッフル部35の凹状の側面35aに引っ掛けられた洗濯物500は、図7に示すようにバッフル部35の凸状の側面35bに引っ掛けられた洗濯物500に比べて、バッフル部35の側面上で保持されやすく、バッフル部35の側面から離れ難い。逆にいえば、バッフル部35の凸状の側面35bに引っ掛けられた洗濯物500は、バッフル部35の凹状の側面35aに引っ掛けられた洗濯物500に比べて、バッフル部35の側面上で保持され難く、バッフル部35の側面から離れやすい。
このため、図6に示すようにバッフル部35の凹状の側面35aに引っ掛けられた洗濯物500が回転ドラム30の回転に従って回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に持ち上げられた場合、その洗濯物500は、図5に示すようにバッフル部350の平面状の側面351に引っ掛けられた洗濯物500が回転ドラム30の回転に従って回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に持ち上げられた場合に比べて、回転ドラム30の内周壁面33上の相対的に高い位置から落下しようとする。また、図7に示すようにバッフル部35の凸状の側面35bに引っ掛けられた洗濯物500が回転ドラム30の回転に従って回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に持ち上げられた場合、その洗濯物500は、図5に示すようにバッフル部350の平面状の側面351に引っ掛けられた洗濯物500が回転ドラム30の回転に従って回転ドラム30の内周壁面33上のより高い位置に持ち上げられた場合に比べて、回転ドラム30の内周壁面33上の相対的に低い位置から落下しようとする。
すなわち、図6に示すバッフル部35の回転角度θ1は、図5に示すバッフル部350の回転角度θ0よりも大きい。また、図7に示すバッフル部35の回転角度θ2は、図5に示すバッフル部350の回転角度θ0よりも小さい。なお、図6に示すバッフル部35の回転角度θ1は、図7に示すバッフル部35の回転角度θ2よりも大きい。
図4に示すように、第2の回転方向R2を脱水回転の方向にすると、脱水回転方向R2の側に位置付けられたバッフル部35の側面35bは凸状面になる。上述したように、脱水回転方向R2への回転時には、図7に示すようにバッフル部35の回転角度θ2が相対的に小さくなるので、洗濯物500がバッフル部35の凸状の側面35bに引っ掛けられて保持された後、比較的低い位置から落下することになる。このため、脱水回転では、バッフル部35はより低い位置から洗濯物500をほぐすように落下させる働き、あるいは、洗濯物500を転がすような働きをする。これにより、バッフル部35によって洗濯物500が損傷を受ける度合いを低減させることができる。すなわち、脱水工程において生じる洗濯物500の傷みを低減させることができる。
また、脱水工程では、洗濯物500を回転ドラム30の内周壁面33上で転がすように移動させることができるので、洗濯物500が回転ドラム30の内周壁面33上にバランスよく貼り付かせることができる。これにより、脱水工程における振動と騒音を低減させることができる。
さらに、回転ドラム30の回転による振動が大きくなり、脱水工程の失敗という判定がなされる場合を少なくすることができるので、脱水工程のやり直しのために洗濯時間が長くなるのを防止することができる。
一方、図4に示すように、第1の回転方向R1を反脱水回転の方向にすると、反脱水回転方向R1の側に位置付けられたバッフル部35の側面35aは凹状面になる。洗い工程やすすぎ工程では、正逆の方向に回転するので、すなわち、脱水回転方向R2だけでなく、反脱水回転方向R1にも回転する。上述したように、反脱水回転方向R1への回転時には、図6に示すようにバッフル部35の回転角度θ1が相対的に大きくなるので、反脱水回転方向R1への回転時においては、洗濯物500がバッフル部35の凹状の側面35aに引っ掛けられて保持された後、比較的高い位置から落下することになる。このため、洗い工程やすすぎ工程では、バッフル部の凹状の側面は、洗濯物をより高い位置から落下させる働きをし、たたき洗いの作用を高めるのに有効である。これにより、洗濯物の洗浄力を高めることができる。
上記の実施の形態では、バッフル部35の第1の側面35aと第2の側面35bの両方が曲面形状を有するが、第1の側面35aまたは第2の側面35bの少なくとも一方が曲面形状を有していてもよい。このように第1の側面35aおよび/または第2の側面35bが曲面形状を有することにより、回転ドラムの回転に従って、洗濯物がバッフル部の側面に引っ掛けられて保持された後、より高い位置から落下する過程で、バッフル部を通過する際の洗濯物の動きがより滑らかになり、洗濯物が塊になり難くすることができる。
また、上記の実施の形態では、バッフル部35の第1の側面35aと第2の側面35bの両方が曲面形状を有するが、バッフル部の第1の側面は凹形状の角部を有し、バッフル部の第2の側面は凸形状の角部を有していてもよい。このようにすることにより、洗濯物がバッフル部の側面の表面を通過(接触)する際に、凹形状の角部または凸形状の角部と擦れることにより、洗濯物に付着した汚れをより落ちやすいようにすることができる。
上記実施の形態では、水槽20の後部のみを2本のダンパ60で弾性支持していたが、水槽20の前部もダンパで弾性支持してもよい。つまり、外箱10内に、水槽20の前部を弾性支持する前ダンパを設置してもよい。
上記実施の形態では、外箱開口部11、水槽開口部21および回転ドラム開口部31の形状は略円形状であるが、略四角形状であってもよい。
なお、本発明のドラム式洗濯機は、上記の実施の形態のように、洗濯機能と乾燥機能とを有するものであってもよく、あるいは、洗濯機能のみを有するものであってもよい。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
1:ドラム式洗濯機、20:水槽、30:回転ドラム、33:内周壁面、35a:第1の側面、35b:第2の側面。
Claims (3)
- 水槽と、
前記水槽内で、水平方向に延びる回転軸線、または、水平方向に対して傾斜した回転軸線の周りに回転して、内部で洗濯物の洗い、すすぎおよび脱水を行う回転ドラムと、
前記回転ドラムの内周壁面に設けられ、前記回転ドラムの内周壁面から突出するように設けられたバッフル部とを備え、
前記バッフル部は、前記回転ドラムの第1の回転方向側に位置付けられた第1の側面と、前記回転ドラムの第1の回転方向と逆の第2の回転方向側に位置付けられた第2の側面とを有し、
前記バッフル部の第1の側面が凹状面を有し、前記バッフル部の第2の側面が凸状面を有する、洗濯機。 - 前記バッフル部の第1の側面または第2の側面の少なくとも一方は、曲面形状を有する、請求項1に記載の洗濯機。
- 前記バッフル部の第1の側面は凹形状の角部を有し、前記バッフル部の第2の側面は凸形状の角部を有する、請求項1に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007216659A JP2009045379A (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007216659A JP2009045379A (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009045379A true JP2009045379A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40498153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007216659A Pending JP2009045379A (ja) | 2007-08-23 | 2007-08-23 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009045379A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104674502A (zh) * | 2013-12-02 | 2015-06-03 | 博西华电器(江苏)有限公司 | 洗衣机及其洗涤雪纺织物的方法、洗衣机控制器 |
CN105019208A (zh) * | 2014-04-16 | 2015-11-04 | 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 | 干衣机滚筒及干衣机 |
JP2020065623A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドラム式洗濯機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004057657A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ドラム式洗濯機 |
JP2007061265A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | ドラム式洗濯機 |
-
2007
- 2007-08-23 JP JP2007216659A patent/JP2009045379A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004057657A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ドラム式洗濯機 |
JP2007061265A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | ドラム式洗濯機 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104674502A (zh) * | 2013-12-02 | 2015-06-03 | 博西华电器(江苏)有限公司 | 洗衣机及其洗涤雪纺织物的方法、洗衣机控制器 |
CN105019208A (zh) * | 2014-04-16 | 2015-11-04 | 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 | 干衣机滚筒及干衣机 |
JP2020065623A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドラム式洗濯機 |
JP7285393B2 (ja) | 2018-10-23 | 2023-06-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドラム式洗濯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101305122B (zh) | 滚筒式洗衣机及其桶清洁方法 | |
US8381343B2 (en) | Washing machine and control method for disentangling clothes in the washing machine | |
JP5919487B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
RU2537162C2 (ru) | Способ управления стиральной машиной | |
KR102650103B1 (ko) | 세탁기 및 그 제어방법 | |
KR100739612B1 (ko) | 드럼 세탁기 및 드럼 세탁기의 세탁방법 | |
KR20060081745A (ko) | 드럼세탁기 | |
AU2009200030B2 (en) | Method for controlling washing machine | |
KR20110063061A (ko) | 세탁물 처리기기 | |
KR20060120934A (ko) | 드럼 세탁기의 세탁방법 | |
EP2719808A1 (en) | Washing machine | |
CN104278474A (zh) | 滚筒式洗衣机 | |
KR101221459B1 (ko) | 세탁기의 떨림 방지 장치 | |
JP2009045379A (ja) | 洗濯機 | |
US7428832B2 (en) | Drum washing machine | |
US20030154749A1 (en) | Washing machine | |
JP2009066295A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP6637824B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JPH11319371A (ja) | ドラムの振動を減少させ得るドラム型洗濯機 | |
JP2005034170A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
WO2014024619A1 (ja) | 洗濯機 | |
JP5386022B1 (ja) | 洗濯機 | |
KR101091024B1 (ko) | 세탁물 처리기기 | |
US20030115913A1 (en) | Washing machine with an improved water tub | |
TWI796509B (zh) | 滾筒式洗衣機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120313 |