JP2004057311A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り遊技状態に対する遊技者の期待感や遊技意欲を、大当り遊技状態の発生中において極力持続させることが出来る弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】大当り遊技状態の発生とともに行われる内部抽選により決定されたラウンド数とは異なる疑似ラウンド数を認識しうる報知態様を用いて疑似ラウンド数の報知を行った後、所定のラウンドインターバルにおいて内部抽選にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うとともに、真のラウンド数を報知するための所定のラウンドインターバル時間を、予め定められた時間よりも長時間とした。
【選択図】  図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる第2種パチンコ遊技機に係わり、特に特定遊技状態の発生に伴って行われる内部抽選によりラウンド数が決定され、該決定されたラウンド数の報知が行われるパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
第2種パチンコ遊技機は、始動入賞口へ遊技球が入賞すると、始動遊技状態となって可変入賞装置を開放状態にし、可変入賞装置内の特定領域に遊技球が入賞(V入賞)すると特定遊技状態を発生し、特定遊技状態では、可変入賞装置を連続開放する。可変入賞装置の連続開放は、V入賞を条件として所定のラウンド(開放サイクル)数だけ行われる。
【0003】
この種のパチンコ遊技機には、始動遊技状態においてV入賞が生じた場合において行われる内部抽選結果に応じて前記ラウンド数の上限回数が決定されるタイプのパチンコ遊技機や、あるいは、ラウンド数の上限回数が予め定められ、前記特定領域にパチンコ球が進入する確率が高い高確率ラウンドと、該高確率ラウンドに比べて前記特定領域に遊技球が進入する確率が低い低確率ラウンドとに制御可能に構成され、前記特定遊技状態中において前記高確率ラウンドに制御させるラウンド数を、始動遊技状態においてV入賞が生じた場合において行われる内部抽選結果に応じて決定するタイプのパチンコ遊技機等がある。
【0004】
これら各パチンコ遊技機では、前記内部抽選にて予め定められた複数のラウンド数のうちのいずれかのラウンド数(例えば1R、7R、15Rのうちのいずれかのラウンド数)が決定されるようになっており、決定されたラウンド数は、特定遊技状態の発生に伴って、例えばパチンコ遊技機に設けられた表示器等に表示されて遊技者に報知されるようになっている。このようにV入賞後に行われる抽選の結果は、遊技者に付与される遊技価値の程度(例えば、景品としての遊技球の払出個数)に反映されるので、遊技者は抽選結果に大きな期待感を抱く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにV入賞後において内部抽選結果の報知が行われる第2種パチンコ遊技機においては、遊技者は特定遊技状態の最初の時点で決定されたラウンド数が報知されることで、以後に行われる遊技状態や、その特定遊技状態で付与されうる遊技価値の程度等をある程度予測出来てしまうため、特定遊技状態の最初の時点で、特定遊技状態に対する期待感や特定遊技状態中における遊技意欲が著しく喪失され、特定遊技状態中における遊技の興趣が低減するといった問題を有していた。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、特定遊技状態に対する遊技者の期待感や遊技意欲を、特定遊技状態の発生中において極力持続させることが出来る弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の弾球遊技機は、遊技領域に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態とに変化可能な可変入賞装置を備え、
前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技球が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域のうちの特定の領域に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限回数実行可能な特定遊技状態が発生するとともに、前記ラウンド中において前記可変入賞装置に入賞した遊技球が、前記特定の領域に進入したことに基づいて当該ラウンドの終了後に、予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
前記可変入賞装置に入賞した遊技球を前記特定の領域あるいは前記複数の領域のうちの特定の領域以外の領域に振り分けるとともに、動作可能な可動振分け手段と、
前記特定遊技状態中における前記ラウンド中に前記可変入賞装置に入賞した遊技球が前記特定の領域に進入しなかった場合には、次回のラウンドへ移行させることなく前記特定遊技状態を終了させるように制御するとともに、
前記可動振分け手段の状態を制御することにより、遊技球が前記特定の領域に進入する確率が高い高確率ラウンドと、前記高確率ラウンドに比べて遊技球が前記特定の領域に進入する確率が低い低確率ラウンドと、に少なくとも制御可能な遊技制御手段と、
前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記特定遊技状態の発生後において前記高確率ラウンドに制御するラウンド数を決定する条件決定手段と、
前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様を少なくとも含み、
前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段と、
該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段と、
前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、疑似ラウンド数報知態様にて報知が行われることがあることから、遊技者は真のラウンド数を認識しにくくなるとともに、真のラウンド数の報知は所定のラウンドインターバルにて報知されることがあるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中における所定のラウンドインターバルまで持続させることが出来るばかりか、真のラウンド数の報知を行うためのラウンドインターバル時間が予め定められた時間よりも長くなることで、真のラウンド数を遊技者にわかりやすく報知することが出来る。
【0008】
本発明の弾球遊技機は、遊技領域に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態とに変化可能な可変入賞装置を備え、
前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技球が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域のうちの特定の領域に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限回数実行可能な特定遊技状態が発生するとともに、所定条件の成立に基づいて、当該ラウンドの終了後に予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記可変入賞装置を第1の状態に制御するラウンドの上限回数を決定する条件決定手段と、
前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様を少なくとも含み、
前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段と、
該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段と、
前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、疑似ラウンド数報知態様にて報知が行われることがあることから、遊技者は真のラウンド数を認識しにくくなるとともに、真のラウンド数の報知は所定のラウンドインターバルにて報知されることがあるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中における所定のラウンドインターバルまで持続させることが出来るばかりか、真のラウンド数の報知を行うためのラウンドインターバル時間が予め定められた時間よりも長くなることで、真のラウンド数を遊技者にわかりやすく報知することが出来る。
【0009】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンド数再報知手段は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが終了した直後のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うことが好ましい。
このようにすれば、遊技者は、疑似ラウンド数のラウンドが終了した直後のラウンドインターバルで真のラウンド数が報知されることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を疑似ラウンド数のラウンド直後まで持続させることが出来る。
【0010】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンド数再報知手段は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うことが好ましい。
このようにすれば、遊技者は、疑似ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルで真のラウンド数が報知されることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を疑似ラウンド数のラウンド開始直前まで持続させることが出来る。
【0011】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンド数再報知手段は、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を、複数回のラウンドインターバルに分けて行うことが好ましい。
このようにすれば、報知が行われる機会が増えるため、遊技の興趣が向上するばかりか、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0012】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンド数再報知手段は、前記複数回のラウンドインターバルのうちの最初のラウンドインターバルでは、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数とは異なるラウンド数を認識しうる報知を行うことが好ましい。
このようにすれば、遊技者は、報知が行われた後においても、真のラウンド数の報知が行われることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0013】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンド数再報知手段は、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択するラウンドインターバル選択手段を含むことが好ましい。
このようにすれば、報知を行うラウンドインターバルが不定であるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0014】
本発明の弾球遊技機の前記ラウンドインターバル選択手段は、前記ラウンド数報知手段が報知に用いたラウンド数報知態様の種類に応じて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択することが好ましい。
このようにすれば、ラウンド数の報知に関連する一連の制御内容を予め一義的に決定することが出来るため、制御負荷が効果的に軽減される。
【0015】
本発明の弾球遊技機の前記複数種類のラウンド数報知態様は、遊技者が共通のラウンド数を認識しうる態様で一部のみが異なる報知態様を含むことが好ましい。
このようにすれば、複数種類のラウンド数報知態様の違いがよりわかりにくくなり、条件決定手段にて決定されたラウンド数を認識しにくくなるため、遊技の興趣が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明が適用されたパチンコ機の実施例について説明する。まず、本実施例の第2種パチンコ機(以下パチンコ機と称す)の全体の構成について説明する。パチンコ機は、遊技領域が前面に形成された遊技盤30と、遊技盤30が着脱自在に取付けられる機構板とから構成されており、機構板は遊技機の外枠に取り付けられている。また、遊技機の前面には、額縁状に形成された前面枠が設けられ、前面枠の額縁状の上部開口には、ガラス板を有するガラス扉枠が、その下部に打球供給皿を有する前面扉板がそれぞれ開閉自在に設けられている。また、前面枠下部の表面には、前記打球供給皿から溢れた余剰の景品球を貯留する余剰球受皿が設けられると共に、打球を発射する操作ハンドルも設けられている。
【0017】
次に、本実施例のパチンコ機の遊技盤30の遊技領域32の構成について図1および図2を参照して説明する。図1は、遊技盤30の遊技領域32の正面図であり、図2は、遊技盤30の背面図である。図1において、遊技領域32のほぼ中央に第2可変入賞球装置60が配置されている。この第2可変入賞球装置60は、一対の球受部材65a、65bと、該球受部材65a、65bによって受け入れられた入賞球が流下する入賞空間70と、該入賞空間70の最下方中央に設けられる特定入賞領域82を含む複数(3つ)の入賞領域82、83a、83b(83a、83bは、図3参照)とを含んでいる。なお、第2可変入賞球装置60の詳細な構造は、後に詳述する。
【0018】
また、第2可変入賞球装置60の下方には、始動遊技状態を生起せしめる1つの第1可変入賞球装置34と2つの始動口38a、38bとが配置されている。第1可変入賞球装置34は、ソレノイド36(図7参照)によって開閉駆動される一対の開閉翼片35a、35bを有し、通過ゲート40に打球が通過して通過ゲートスイッチ41がONすると、普通図柄表示器500が可変表示を開始した後、この可変表示の結果が所定の態様であった場合には、遊技者にとって有利な状態(開放状態)に制御される。また、始動口38a、38bは、受口形式の入賞口である。そして、第1可変入賞球装置34および始動入賞口38a、38bには、始動球検出スイッチ37、39a、39bが内蔵されている。そして、左右の始動口38a、38bに打球が入賞して始動球検出スイッチ39a、39bをONさせると、第2可変入賞球装置60の球受部材65a、65bが比較的短い時間の開放を1回行なう。また、中央の第1可変入賞球装置34に打球が入賞して始動球検出スイッチ37をONさせると、球受部材65a、65bが比較的短い時間の開放を2回行なう。
【0019】
また、第1可変入賞球装置34および始動口38a、38bに入賞した入賞球によって払い出される景品球数は、他の入賞口または入賞球装置に入賞した入賞球によって払い出される景品球数(本実施例では15個)よりも少なく設定(本実施例では5個)されており、その入賞球の種類が始動球検出スイッチ37、39a、39bによって後述する遊技状態を制御する遊技制御手段としての基本回路90に入力されるようになっている。
【0020】
さらに、第1可変入賞球装置34の前面側には、7セグメント表示器である普通図柄表示器500が設けられており、通過ゲートスイッチ41が遊技球を検出すると、普通図柄表示器500の表示部において数字図柄0〜9が更新表示を開始する。そして、普通図柄表示器500の更新表示が停止して表示結果が特定の表示態様(例えば、「7」)となれば、後述するソレノイド36が駆動することにより、第1可変入賞球装置34が遊技者にとって不利な第2の状態(開閉翼片35a、35bが閉成状態)から第1の状態(開閉翼片35a、35bが開放状態)へ変化して所定期間だけ第1の状態となるのである。
【0021】
また、第1可変入賞球装置34の前面側には、通過ゲートスイッチ41が検出した遊技球の数を最大4つまで記憶可能な保留記憶表示器600が設けられ、遊技者には、普通図柄表示器500があと何回表示状態を変化させて表示結果を導出するかが一目で分かるようになっている。
【0022】
上記した普通図柄表示器500を始動させるための条件としての通過ゲート40は、第2可変入賞球装置60の一側(左側)側方に配置され、内部に通過ゲートスイッチ41を内蔵している。また、通過ゲート40の対称位置にも通過口42が配置されるが、この通過口42には、スイッチが設けられておらず、単に打球を通過させるだけである。更に、遊技領域32には、入賞口43a、43b、入賞口45a、45bが設けられている。入賞口43a、43bは、第2可変入賞球装置60の下方部左右側方に配置され、その下部に肩下ランプ44a、44bが内蔵されている。入賞口45a、45bは、前記入賞口43a、43bの下方に配置され、その下部にランプ付き風車が付設され、そのランプは、袖ランプ46a、46bと言われる。また、遊技領域32の左右両端部には、サイドランプ47a、47bが配置され、遊技領域32の最下方には、入賞しなかった打球を回収するアウト口49が設けられ、遊技領域32の入口部分には、打球の逆流を防止する逆流防止部材48が設けられている。上記した肩下ランプ44a、44b、袖ランプ46a、46b、サイドランプ47a、47bは、前記始動遊技状態(始動入賞)時や前記大当り遊技状態時(特定遊技状態時)に所定の態様で表示駆動される。
【0023】
ここで、上記した第1可変入賞球装置34および始動口38a、38bに打球が入賞した始動遊技状態(始動入賞)において、第2可変入賞球装置60の1回または2回の開閉動作中に受け入れられた入賞球が特定入賞領域82に誘導されたときの第2可変入賞球装置60の動作について説明する。まず、始動遊技状態において受け入れられた入賞球が特定入賞領域82に入賞すると、特定遊技状態(以下、大当り遊技状態という)になる。
【0024】
大当り遊技状態になると、球受部材65a、65bが所定時間(本実施例では28秒)内に所定回数(本実施例では18回)の開閉動作を行なうか、又はその所定回数の開閉動作中に所定個数(本実施例では10個)の入賞球が発生するまでの開閉動作を行なうようになっている(以下ラウンドという)。このようなラウンドが実行されているときに受け入れられた入賞球が特定入賞領域(以下V領域という)82に誘導されたときには、直ちにその回のラウンドを停止し、後述する所定のラウンドインターバル時間が経過した後、次のラウンドに移行すべく継続される。
【0025】
そして、その継続回数は、ラウンド中に入賞球がV領域82に入賞することを条件として、所定回数(本実施例では最大15回)行なわれるようになっている。すなわち、所定回数のラウンドが終了した場合には、次に第2可変入賞球装置60内に受け入れられた入賞球がV領域82にV入賞してもその入賞球を無効として取扱い、その後においてはラウンドの継続を不能とするようになっている。
【0026】
上述のように、大当り遊技状態となると、短時間に多量の入賞球を発生させることができるので、この種の弾球遊技機においては、大当り遊技状態となる前提である始動遊技状態に遊技者の注意が集中する。
【0027】
一方、遊技盤30の裏面には、図2に示すように、前記した各種の入賞口や入賞球装置に入賞した入賞球を所定の経路に沿って誘導する誘導経路が形成された入賞球誘導カバー50が固着されている。また、前記アウト口49の裏面側には、アウト球を下方に誘導する通路溝49aが刻設されるが、この通路溝49aの上端部にアウト球誘導部材51が固着される場合と、固着されない場合とがある。これらの選択は、パチンコ機の裏面に開閉自在に設けられる機構板の種類に応じて選択されるものである。
【0028】
次に、図3〜図6を参照して、本実施例の第2可変入賞球装置60の構成について説明する。第2可変入賞球装置60は、前記遊技盤30の表面に取付けられる取付基板61を有し、その取付基板61のほぼ中央に入賞球が落下する入賞空間70が後方に凹状に形成されている。そして、この入賞空間70には、後述する球受部材65a、65bが開放したときだけに、遊技領域32を落下する打球が受け入れられて入賞球となる。
【0029】
また、取付基板61の前面上部には、前記入賞空間70の上縁および左右縁に沿って打球の侵入を阻止する障害枠63が突設され、該障害枠63の上辺の後方には、入賞口62が形成され、打球を入賞球として取り込むようになっている。また、障害枠63の下方空間後面には、各種の情報を表示するラウンド数報知手段及びラウンド数再報知手段としての表示装置64が設けられている。この表示装置64は、ドットマトリックスLEDによって構成されており、電源投入時に「力士」という文字が右から左に所定の速度でスクロール表示され、始動入賞時には、「ノコッタ」という文字が所定の速さで点滅する。また、特定遊技状態となった場合において、球受部材65a、65bが開放する前には、「ゴッツァンデス」という文字が所定の速度でスクロール表示され、異常発生時に異常に応じた「E1」「E2」という文字が点灯され、開閉サイクル中の入賞個数が「1コ」・・・という文字によって点灯表示される。
【0030】
また、第1可変入賞球装置34および始動口38a、38bに打球が入賞した始動遊技状態(始動入賞)において、第2可変入賞球装置60の1回または2回の開閉動作中に受け入れられた入賞球が特定入賞領域82に入賞してから球受部材65a、65bが開放して1ラウンド目が開始されるまでの大当りインターバル、または大当り遊技状態中における所定のラウンドインターバルにおいて、実質的な継続ラウンド数を遊技者に報知するための画像が報知表示される。
【0031】
前記障害枠63の下部両側には、一対の球受部材65a、65bが予め定められた回動範囲内で開閉自在に設けられ、ソレノイド66によって開閉駆動されるようになっており、開成状態において遊技領域32を流下する打球を第2可変入賞球装置60内に受け入れるようになっている。
【0032】
また、球受部材65a、65bによって受け止められた打球は、上部球転動板67によって後方に導かれ左右に形成された球入口68a、68b(図6に68aのみを表示)に入り、入賞空間70の上部左右に形成された球出口69a、69b(図6に69aのみを表示)から入賞空間70に放出される。なお、球入口68a、68bと球出口69a、69bとの間の通路には、開閉サイクル中における入賞球数を検出する10カウントスイッチ71a、71bが設けられている。
【0033】
また、前記球出口69a、69bの下方には、可動振分け手段としての水平方向と下り傾斜方向とに可変する可動片72a、72bが設けられ、この可動片72a、72bがソレノイド73によって水平方向に駆動されたときに、球出口69a、69bから放出された打球が入賞空間70の中央に設けられるキャラクター部材74の盃75に導かれ、下り傾斜状態となっているときには、入賞空間70をそのまま下方に落下する。入賞空間70の中央に設けられるキャラクター部材74は、相撲取りの意匠が付与されており、優勝した相撲取りが盃75を持って美酒を飲む動作を行なうようになっている。
【0034】
上記した盃75は、モータ77の駆動により持ち上げられて盃75に貯留された打球を球流出口から流出させるが、モータ77が駆動されることにより、キャラクター部材74に形成される口76が開放して、盃75から流出する打球を受け入れるようになっている。受け入れられた打球は、そのまま下方に導かれてキャラクター部材74の足の間から下部球転動板80の中央に放出される。
【0035】
ただし、その放出部の直前に球を一時的に停止させる一時停止板78が設けられ、口76から入った先頭の球を可動振分け手段としての一時停止板78で貯留し、後続の球は、一時停止板78によって貯留される先頭の球に衝突して左右に振り分けられるため、下部球転動板80の中央に放出される球は、1個となる。なお、一時停止板78は、ソレノイド79によって駆動され、ソレノイド79がONしたときに貯留されていた1個の球を放出するものであり、また、盃75及び口76を駆動するモータ77の動作を制御するために2つのフォトセンサが設けられている。
【0036】
上記した下部球転動板80は、入賞空間70の底面を構成するもので、入賞空間70の後方から前方に向けて下り傾斜状に形成され、その前端縁に特定入賞領域82と通常入賞領域83a、83bとが形成されている。特定入賞領域82は、中央に1つ形成され、通常入賞領域83a、83bは、左右に2つ形成されている。また、特定入賞領域82には、特定球検出スイッチ84が設けられ、この特定球検出スイッチ84がONすることにより、特定遊技状態となったり、あるいはラウンドが継続するように制御されるものである。
【0037】
ところで、下部球転動板80には、前記特定入賞領域82の横幅に相当する間隔で中央通路形成片81が突設されているため、前記一時停止板78によって開放された1個の打球であってキャラクター部材74の足の中央から放出されて下部球転動板80の中央を転動する打球は、中央通路形成片81によってほぼ確実に特定入賞領域82に誘導される。逆に、下部球転動板80の左右通路を流下する打球は、中央通路形成片81によって特定入賞領域82への誘導を阻止され、多くの確率で通常入賞領域83a、83bに導かれるということである。
【0038】
つまり、上記した第2可変入賞球装置60においては、球受部材65a、65bに受け止められて内部に誘導された打球のうち、可動片72a、72bによって盃75に誘導された打球は、ほぼ確実に特定入賞領域82に導かれることになるため、本実施例における可動片72a、72bは、所定条件が成立したときに、始動入賞時における特定入賞領域82への打球の誘導率を向上させるための手段の一部を構成するものである。これについては、後に詳述する。なお、第2可変入賞球装置60には、上記した構成以外に役物ランプや飾りLED等が設けられており、所定の動作時に点灯または点滅して装飾効果を盛り上げるようになっている。
【0039】
以上、第2可変入賞球装置60を含むパチンコ機の遊技盤30の構成について説明してきたが、それらの遊技装置は、図7に示す遊技制御回路によって制御される。
【0040】
図7は、遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、CPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回路90によって制御されている。基本回路90は、スイッチ回路91を介して、始動球検出スイッチ37、始動球検出スイッチ39a、39b、通過ゲート検出スイッチ(通過ゲートスイッチ)41、10カウントスイッチ71a、71b、特定球検出スイッチ(Vカウントスイッチ)84、および、フォトセンサ(符号なし)の検出信号が入力され、アドレスデコード回路92から基本回路90にチップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路93から基本回路90にリセット信号が与えられる。
【0041】
一方、基本回路90からは、以下の装置、回路および基本回路90が搭載された遊技制御基板以外の他の制御基板に制御信号(以下コマンドという)が出力される。そして、基本回路90からコマンドを受けた各種の制御基板では、そのコマンドに従った制御を行なうことになる。また、基本回路90からのコマンドそれぞれを受けて、モータ回路95は、モータ77に駆動信号を与えてモータ77を駆動し、音回制御基板96は、スピーカ177に音声信号を与えて音声を発生させることになる。
【0042】
また、基本回路90から出力されたコマンドを受けたランプ制御基板97は、コマンドに応じて表示器(表示装置)64を制御するとともに、第2可変入賞球装置60に設けられる飾りLED(符号なし)も制御する。更に、基本回路90から出力されたコマンドを受けたランプ制御基板97は、レール飾りランプ33、肩下ランプ44a、44b、袖ランプ46a、46b、サイドランプ47a、47b、普通図柄表示器500、保留記憶表示器600および第2可変入賞球装置60に設けられる役物ランプ(符号なし)をそれぞれの状態に応じて駆動制御を行なうのである。また、基本回路90のコマンドに従って、ソレノイド回路99を介してソレノイド36、66、73、79に駆動信号が与えられている。
【0043】
また、基本回路90は、賞球信号出力回路(図示略)に賞球数情報を出力し、情報出力回路102に大当り情報や有効始動情報等を出力している。なお、上記した装置、回路および基本回路が搭載された遊技制御基板以外の基板には、電源基板(図示せず)から各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0044】
次に、前述した大当り遊技状態(特定遊技状態)における基本回路90及びランプ制御基板97等の制御内容、及び各種の状況に関して説明する。
【0045】
まず、開閉サイクルの継続回数は、最高15回(15ラウンド:本例では、始動検出に基づく大入賞口の開放動作はラウンド遊技に含まれないため、始動動作に基づく遊技が実行されてもラウンド数にはカウントされない。)まで許容されるようになっている。すなわち、基本回路90は、大当り遊技状態中において15ラウンドまで継続した場合、15ラウンド目におけるVカウントスイッチ84からの検出信号を無効とし、15ラウンド目から次回のラウンドへ移行させることなく大当り遊技状態を終了させる。
【0046】
ここで、実質的な継続ラウンド数の決定、および決定した継続ラウンド数の報知状況について説明する。
【0047】
遊技制御手段としての基本回路90は、始動球検出スイッチ37、39a、39bの検出信号が入力されてから所定時間(本実施例では1秒)経過するまでにVカウントスイッチ84の検出信号の入力があった場合、遊技状態を大当り遊技状態に移行する処理を行う。具体的には、後述する高確率ラウンドに制御するラウンド数(実際には実質的な継続ラウンド数を決定すべく内部抽選を行う。例えば、所定の乱数を発生させ、乱数値に応じて実質的な継続ラウンド数が決定される。本実施例においては、実質的な継続ラウンド数が3ラウンド、7ラウンド、15ラウンドのうちのいずれか(この例では、第2可変入賞球装置60が連続して作動する回数のうちの初回の作動(特定遊技状態を発生させるときの作動)は1ラウンド目としてカウントされない。)に決定されるものとする。すなわち基本回路90は、条件決定手段としての機能を備える。
【0048】
本実施例では、内部抽選にて決定された継続ラウンド数の1つ前までのラウンドを、第2可変入賞球装置60の内部構造がV領域82に遊技球が入賞しやすく、Vカウントスイッチ84で検出されやすい高確率状態(特定領域に入賞しやすい状態)となる高確率ラウンドに制御し、内部抽選にて決定された継続ラウンド数に対応する最後のラウンド以降のラウンドにおいては、第2可変入賞球装置60の内部構造がV領域82に遊技球が入賞しがたく、Vカウントスイッチ84で検出されがたい低確率状態(特定領域に入賞しがたい状態)となる低確率ラウンドに制御する。
【0049】
例えば、図8に示すように、継続ラウンド数が3ラウンドに決定された場合には、2ラウンド目までは継続権の発生しやすい高確率状態とされ、3ラウンド目以降は継続権の発生しがたい低確率状態とされる。継続ラウンド数が7ラウンドに決定された場合には、6ラウンド目までは継続権の発生しやすい高確率状態とされ、7ラウンド目以降は継続権の発生しがたい低確率状態とされる。継続ラウンド数が15ラウンドに決定された場合には、14ラウンド目までは継続権の発生しやすい高確率状態とされ、15ラウンド目は低確率状態とされる。なお、図8において、「低」は、そのラウンドがラウンド終了までに継続権が発生しにくい低確率ラウンドであることを示し、「高」は、そのラウンドがラウンド終了までに継続権が発生やすい高確率ラウンドであることを示す。
【0050】
低確率状態では、上述したように、基本回路90が可動片72a、72bを下り傾斜状態にしたままにして盃75に導かれにくくし、V領域82に遊技球が入賞しがたい状態とされるが、V領域に遊技球が入賞して継続権が発生する場合もある。また、高確率状態では、高確率ラウンドが発生してから球受部材65a、65bが所定回数(本実施例では8回)連続開閉動作を行うまでの期間では、遊技制御手段が可動片72a、72bを水平状態にて所定時間(例えば2秒)停止した後、一旦下り傾斜状態にし、再度水平状態に戻して前記所定時間である2秒間停止するという一連の動作態様を繰り返すように制御し、遊技球が盃75に導かれて一時停止板78に入賞球が停留されやすい状態とする。すなわち、この期間において実行される可動片72a、72bの動作態様は、V領域82へ遊技球を進入させる確率を高くする高確率態様となっている。
【0051】
以後、球受部材65a、65bの連続開閉動作が18回に達するか、あるいは10個の入賞球が発生するまでの期間では、可動片72a、72bを下り傾斜状態にて停止させ、球受部材65a、65bの連続開閉動作が18回に達するか、あるいは10個の入賞球が発生した時点で一時停止板78を駆動して貯留球を解除してV領域82に導く動作を実行する。これら一連の動作によりほぼ確実に継続権が発生して次回のラウンドに移行することになるが、まれに上記期間において盃75に遊技球が1つも導かれずに、V領域82に遊技球が入賞することなく継続権が発生しない場合もある。このように、本実施例では、決定された継続ラウンドに達しないラウンド数で大当り状態が終了する場合も、決定された継続ラウンド数を超えて大当り状態が継続する場合もある。
【0052】
なお、本実施例においては、連続作動回数の上限回数である最終の15ラウンド目は全ての継続ラウンドパターンにおいて低確率ラウンドとされているが、いずれにしてもV領域82に遊技球が入賞(進入)しても、15ラウンド目においてはVカウントスイッチ84による検出が無効とされるようになっており、次回のラウンドに移行することはないため、15ラウンド目を高確率ラウンドとして設定するようにしてもよい。
【0053】
また、基本回路90は、内部抽選にて継続ラウンド数を決定した後、該内部抽選にて決定した継続ラウンド数(3R、7R、15Rのいずれか)、及び該継続ラウンド数を遊技者に報知するための継続ラウンド数報知パターン(図10参照)を決定された継続ラウンド数に応じて決定する。そして、決定された継続ラウンド数及び継続ラウンド数報知パターンに基づいて大当り遊技状態の制御を行うとともに、これら継続ラウンド数情報及び報知パターン情報を含む表示制御コマンドをランプ制御基板97に出力する。
【0054】
継続ラウンド数情報及び報知パターン情報を含む表示制御コマンドを受信したランプ制御基板97側では、受信した表示制御コマンドに含まれる報知パターン情報に対応する画像データを図示しない画像記憶部の中から抽出し、抽出された画像データに基づいて表示器64の表示制御を行う。
【0055】
また、基本回路90は、大当り遊技状態の発生の契機となるV入賞が発生した場合、その時点から予め定められた所定時間(ここでは4秒間)の大当りインターバルを経た後に1ラウンド目を開始させる。また、連続作動回数の上限回数である最終の15ラウンド目を除く各ラウンドにおいては、Vカウントスイッチ84を有効として次回のラウンドに移行可能に制御するとともに、各ラウンドにおけるVカウントスイッチ84の有効期間中においてVカウントスイッチ84からの検出信号が入力された時点で、予め定められた所定時間(ここでは4秒間または11秒間)のラウンドインターバルを経た後に次回のラウンドを開始させる。
【0056】
このラウンドインターバル時間は、基本的には各ラウンドインターバルで共通とされるが、後述する継続ラウンド数報知パターンのうち、ラウンドインターバルで報知が行われるパターンが選択された場合には、真の継続ラウンド数を報知するためのラウンドインターバルとされたラウンドインターバル時間を、他のラウンドインターバル時間である4秒よりも長い11秒に変更する制御を行う。すなわち、基本回路90は、ラウンドインターバル時間変更手段としての機能を備える。
【0057】
また、本実施例においては、基本回路90は、前記内部抽選にて継続ラウンド数が決定された場合において、決定された継続ラウンド数に対応する複数のパターンのうちのいずれのパターンを選択するかを、例えば乱数を発生させること等によりランダムに決定し、該決定した報知パターンに基づき、再報知を行うためのラウンドインターバル及び時間の変更制御を要するラウンドインターバルを決定するようになっているため、ラウンドインターバル選択手段としても機能を備える。
【0058】
なお、本実施例においては、前記大当りインターバル時間及びラウンドインターバル時間が4秒に、真の継続ラウンド数を報知するためのラウンドインターバル時間が11秒に設定されているが、少なくとも真の継続ラウンド数を報知するためのラウンドインターバル時間が通常のラウンドインターバル時間よりも長くなるように設定されていれば、これらの時間は任意に変更可能である。
【0059】
次に、図9及び図10に基づいて、内部抽選にて決定した継続ラウンド数の報知状況を説明する。
【0060】
内部抽選にて決定した継続ラウンド数の報知は、複数のLEDがドットマトリクス状に配置された表示器64に、内部抽選により決定された継続ラウンド数(3R、7R、15Rのいずれか)それぞれに対応して予め定められたUFOをモチーフにした画像200a〜200d及び201a〜201d(図9参照)を動画表示させることにより行われる。
【0061】
図9を用いて具体的に説明すると、図9(a)に示される画像200a、201aによる動画は、内部抽選にて決定された継続ラウンド数が「3R」であることを示す動画であり、図9(b)、(c)に示される画像200b、201b及び画像200c、201cによる動画は、内部抽選にて決定された継続ラウンド数が「7R」であることを示す動画であり、図9(d)に示される画像200d、201dによる動画は、内部抽選にて決定された継続ラウンド数が「15R」であることを示す動画である。
【0062】
これら図9(a)〜(d)に示されるUFOの画像200a〜200d、201a〜201dは、適宜箇所のLEDを所定の色(例えば緑色)にて発光させることで形状を認識できるように表示されており、外観形状は全て同一である。
【0063】
図9(a)の画像200aは、その下部の左、中、右の凸部TL、TC、TRそれぞれの内部領域のLEDは消灯状態であり、図9(b)、(c)の画像200b、200cは、その凸部TL、TCの内部領域のLEDは消灯状態で、凸部TRの内部領域のLEDのみ点灯状態であり、図9(d)の画像200dは、その凸部TC、TRの内部領域のLEDは消灯状態で、凸部TLの内部領域のLEDのみ点灯状態である。
【0064】
これら各継続ラウンド数を示す画像200a〜200d、201a〜201dにあっては、最小の継続ラウンド数である「3R」に対応する画像200a、201aを基準として考える場合、画像200b〜200d、201b〜201dの外観形状は画像200aと全て同一であるが、特に画像200b〜200dにおいては、下部のいずれかの凸部TL、TC、TRの内部領域の発光態様が画像200aに対して異なっているため、画像200a〜200dそれぞれは異なる態様となり、この凸部TL、TC、TRの態様の違いにて、それぞれの画像200a〜200d、201a〜201dに対応する継続ラウンド数を認識出来るようになっている。
【0065】
すなわち、全ての凸部TL、TC、TRの内部領域が消灯態様である画像200a及び画像201aによる動画が最初に表示された場合には、継続ラウンド数が「3R」に決定された旨が報知されたことになり、また、右の凸部TRの内部領域のみが点灯態様である画像200b、200c及び画像201b、201cによる動画が表示された場合には、継続ラウンド数が「7R」に決定された旨が報知されたことになり、また、左の凸部TLの内部領域のみが点灯態様である画像200d及び201dによる動画が表示された場合には、継続ラウンド数が「15R」に決定された旨が報知されたことになる。
【0066】
各図9(a)〜(d)中左側に示されるそれぞれ一部の態様が部分的に異なる画像200a〜200d、及び右側の画像201a〜201dのいずれかは、始動入賞時においてV入賞して大当り遊技状態が発生してから1ラウンド目が開始されるまでの大当りインターバル期間にて動画表示される。詳しくは、内部抽選結果が導出された後、まず表示器64の画面右端から画像200a〜200dが出現し、画面中央にて一旦停止した後そのまま画面左端に消えていくように、左側に向けて所定の速度にて移動するように動画表示される。
【0067】
さらに、いずれかの画像200a〜200dが画面の左端に消えた後、図9(a)〜(d)中右側に示されるように、中央部に数値(3、7、15)または後述する記号(?)が表示されたいずれかのUFOの画像201a〜201dが大当りインターバル期間中に動画表示される。これら画像201a〜201d全てのUFOの外観形状は、画像200aのUFOの外観形状と同一である。
【0068】
このように大当りインターバル期間において、画像200a〜200dの動画表示、及びこの動画表示に連続する画像201a〜201dの一連の動画表示が行われることで、内部抽選にて決定された継続ラウンド数が報知されることになる。なお、特にこれら大当りインターバル期間中において連続的に表示される画像200a〜200d、及び画像201a〜201dによる動画のうち、特に画像200a〜200dによる動画表示時間は比較的短い所定時間(例えば約1秒間)に設定されている。
【0069】
このようなUFOの画像表示にて行う継続ラウンド数の報知パターン(動画)は、図9にて説明した報知パターンを含め、内部抽選にて決定されうる各継続ラウンド数それぞれに対応して複数パターンずつ登録されている。本実施例においては、図10に示される継続ラウンド数報知パターンテーブルに示されるように、A〜Jの10パターンが登録されており、継続ラウンド数が「3R」に決定された場合はA、Bのいずれかの報知パターンが選択され、継続ラウンド数が「7R」に決定された場合はC〜Eのうちのいずれかの報知パターンが選択され、継続ラウンド数が「15R」に決定された場合はF〜Jのうちのいずれかの報知パターンが選択されるようになっている。なお、図9(a)の報知パターンは図10に示されるパターンA、図9(b)の報知パターンは図10に示されるパターンD、図9(c)の報知パターンは図10に示されるパターンC、図9(d)の報知パターンは図10に示されるパターンFに該当する。
【0070】
これら報知パターンA〜Jのうち、D、E、G〜Jの報知パターンは、大当りインターバル期間において、図9中左側に示すいずれかの態様の画像(200a〜200d)を動画表示した後、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数とは異なる疑似継続ラウンド数(以下、疑似継続ラウンド数と称す)を認識しうる態様の画像(201a〜201d)を動画表示するとともに、その後、2ラウンド目と3ラウンド目の間のラウンドインターバル、及びまたは6ラウンド目と7ラウンド目の間のラウンドインターバルにて、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を認識しうる態様の画像を再表示する疑似報知パターンとされている。
【0071】
D、E、G〜Jの疑似報知パターンにおいて、2ラウンド目と3ラウンド目の間のラウンドインターバル、及びまたは6ラウンド目と7ラウンド目の間のラウンドインターバルにて表示器64に表示するUFOの画像は、前述した画像200aのUFOの画像と外観形状は同一であり、中央部に数値(3、7、15)または記号(?)が表示される態様となっている。
【0072】
また、D、E、G〜Jの疑似報知パターンにおいては、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を認識しうる態様の画像を動画表示することによる真の継続ラウンド数の再報知を、先に報知した疑似ラウンド数に対応する最後のラウンドの直前のラウンドインターバルにて行うように設定されているとともに、真の継続ラウンド数を再報知するためのラウンドインターバル時間は、他の通常のラウンドインターバル時間(4秒間)よりも長い時間(11秒間)に変更制御されるようになっている。
【0073】
次に、各報知パターンそれぞれの報知状況及び作用を具体的に説明していく。
【0074】
まず、大当り遊技状態の発生に伴って報知パターンA〜Jのうちのいずれかの報知パターンが決定された場合、大当り遊技状態が発生した時点から1ラウンド目が開始されるまでの大当りインターバル期間において、いずれかの画像200a〜200d及び201a〜201dによる動画が表示器64に動画表示され、決定された継続ラウンド数が遊技者に報知される。
【0075】
しかし、これら画像200a〜200d及び201a〜201dは、前述したように、内部抽選にて決定される継続ラウンド数(3R、7R、15R)のうちのラウンド数が一番少ない画像200aと同一の外観形状とされており、特に画像200a〜200dのUFOの全体画像を構成する一部の要素の態様、すなわち、凸部TL、TC、TRのうちのいずれかの凸部の内部領域の発光態様のみが部分的に異なっているだけであるため、いずれかの画像200a〜200dが動画表示された場合において、画像の態様の違い(凸部TL、TC、TRの内部領域の発光態様の違い)を瞬時に正確に判別して継続ラウンド数を認識することは困難である。よって、7Rもしくは15Rに対応する画像200b、200c、200dが動画表示された場合において、遊技者は、最小の継続ラウンド数(3R)に対応する画像200aによる動画が表示されたものと誤認することがある。
【0076】
さらに、例えば画像200bによる動画に続いて、真の継続ラウンド数とは異なる疑似継続ラウンド数を認識しうる画像201bによる動画が表示されることがあり、これにより遊技者は疑似表示された疑似継続ラウンド数が決定されたものと誤認することがある。
【0077】
また、特に画像200a〜200dによる動画の表示時期が、大当りインターバル期間中のなかでも、特に遊技者の注意が最も特定領域82に集中するV入賞の直後で、かつ、比較的短い時間(約1秒間)内に、静止画像表示ではなく動画表示にて行われることから、表示された画像の態様の違いを判別することがより困難とされている。
【0078】
すなわち、この大当りインターバル期間中に行われる一連の動画報知のなかでも、特に前半の画像200a〜200dによる動画表示で、少なくとも実際に報知表示された継続ラウンド数よりも小さい継続ラウンド数が報知されたものと遊技者が共通して認識しうるような報知が行われる。
【0079】
ここで、まず大当り遊技状態の発生に伴って報知パターンA、C、Fのうちのいずれかの報知パターンが決定されていた場合では、いずれかの画像200a〜200dが表示器64に動画表示された後、図9中右側に示されるように、内部抽選にて決定された真のラウンド数を示す数値が中央部に表示された画像201a〜201dによる動画が表示され、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数が遊技者に報知される。この画像201a〜201dによる動画表示により、遊技者は真の継続ラウンド数を認識出来ることになるため、以後のラウンドインターバルにおいて報知表示が行われることはない。
【0080】
次に、報知パターンB、D、E、G〜Jのうちのいずれかの報知パターンが決定された場合における報知状況及び作用を、図11〜図14のタイミングチャートに基づいて、かつ、図10の継続ラウンド数報知パターンテーブルを参照しながら説明する。
【0081】
報知パターンBが決定された場合、図11に示されるように、大当りインターバル期間Ta1においては、画像200bが動画表示された後、内部抽選にて決定された真のラウンド数である3Rを示す数値「3」が中央部に表示された画像201bが動画表示され、真の継続ラウンド数が遊技者に報知される。
【0082】
そして、大当りインターバル期間Ta1にて表示された数値「3」に対応する継続ラウンド数である最後の3ラウンド目直前のラウンドインターバルTa3において、あらためて真の継続ラウンド数である3Rを示す数値「3」が中央部に表示された画像(図10参照)が表示され、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0083】
ここで、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Ta3(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Ta2(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御される。
【0084】
次に、報知パターンDが決定された場合、図12に示されるように、大当りインターバル期間Tb1において、画像200cが動画表示された後、内部抽選にて決定された真のラウンド数である7Rとは異なる継続ラウンド数を示す数値「3」が中央部に表示された疑似報知画像(図10参照)が動画表示されて、真の継続ラウンド数「7R」とは異なる疑似継続ラウンド数「3R」が遊技者に報知される。
【0085】
この場合、大当りインターバル期間Tb1にて疑似報知された疑似継続ラウンド数「3R」に対応する継続ラウンド数である最後の3ラウンド目直前のラウンドインターバルTb3において、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である7Rを示す数値「7」が中央部に表示された画像(図10参照)が表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0086】
ここで、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Tb3(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Tb2、Tb4(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御される。
【0087】
次に、報知パターンE、H、Jが決定された場合、図13に示されるように、大当りインターバル期間Tc1において、画像200cまたは画像200dが動画表示された後、内部抽選にて決定された真のラウンド数とは異なる継続ラウンド数を示す数値(「3」)、または真のラウンド数を認識し得ない記号「?」が中央部に表示された疑似報知画像(図10参照)が動画表示されて、真の継続ラウンド数とは異なる疑似ラウンド数が遊技者に報知される。
【0088】
その後、まず報知パターンHにおいては、大当りインターバル期間Tb1にて疑似報知された疑似継続ラウンド数「3R」に対応する継続ラウンド数である最後の3ラウンド目直前のラウンドインターバルTc3において、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である15ラウンドとは異なるラウンド数を示す数値「7」が中央部に表示された疑似報知画像(図10参照)が表示されて、真の継続ラウンド数とは異なる疑似ラウンド数が遊技者に引き続き報知される。
【0089】
そして、先のラウンドインターバルTc3で疑似表示された数値「7」に対応する継続ラウンド数である最後の7ラウンド目直前のラウンドインターバルTc4において、あらためて真の継続ラウンド数である15Rを示す数値「15」が中央部に表示された画像201dが表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0090】
なお、この報知パターンHでは、大当りインターバル期間における前半に動画表示されるUFOの画像は、図10に示されるように、左と右の凸部TL、TRの内部領域のLEDが点灯する態様となっている。これは、継続ラウンド数が15ラウンドである場合に選択されうる報知パターンF〜Jの中に、この報知パターンHと同様に、大当りインターバル期間における後半において中央部に「3」の数値が表示される報知パターンGが存在するためである。このようにいずれかの継続ラウンド数(ここでは15ラウンド)に対応して複数種類の報知パターンが登録されている場合において、前半に動画表示される画像の態様がそれぞれのパターン毎に異なることで、報知パターンの種別の違いが確実になる。なお、言うまでもなくこの報知パターンHの画像は、3ラウンド、7ラウンドに対応する画像200a〜200cとは部分的に異なっている。
【0091】
また、このように大当りインターバル期間の後半で同様の画像が動画表示される報知パターンが複数存在することで、遊技者はその後の報知パターンを予測しにくくなり、これにより遊技者の期待感や遊技意欲を大当り遊技状態の後半まで引きつけておくことが出来ることになる。
【0092】
報知パターンE、Jにおいては、3ラウンド目直前のラウンドインターバルTc3において、報知期間Tc1にて表示された記号「?」と同様の報知画像(図10参照)が引き続き表示され、7ラウンド目直前のラウンドインターバルTc4において、あらためて真の継続ラウンド数である15Rを示す数値「15」が中央部に表示された画像201dが表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0093】
これら報知パターンE、G、H、Jにおいても、真の継続ラウンド数を遊技者に再報知するためのラウンドインターバル時間Tc4(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Tc2、Tc3、Tc5(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御される。
【0094】
次に、報知パターンG、Iが決定された場合、図14に示されるように、大当りインターバル期間Td1において、画像200dが動画表示された後、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である15Rとは異なる継続ラウンド数を示す数値「3」または「7」が中央部に表示された疑似報知画像(図10参照)が表示されて、真の継続ラウンド数とは異なる疑似ラウンド数が遊技者に報知される。
【0095】
この場合、まず報知パターンGにおいては、大当りインターバル期間Tc1にて疑似表示された数値「3」に対応する継続ラウンド数である最後の3ラウンド目直前のラウンドインターバルTc3において、真の継続ラウンド数である15ラウンドを示す数値「15」が中央部に表示された報知画像(図10参照)が表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0096】
ここで、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Td3(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Td2、Td4(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御される。
【0097】
また、報知パターンIにおいては、大当りインターバル期間Td1にて疑似表示された数値「7」に対応する継続ラウンド数である最後の7ラウンド目直前のラウンドインターバルではなく、3ラウンド目直前のラウンドインターバルTd3において、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である15ラウンドを示す数値「15」が中央部に表示された画像201dが表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0098】
ここで、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Td3(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Td2、Td4(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御される。
【0099】
以上説明してきたように、大当り遊技状態が発生した時点から1ラウンド目が開始されるまでの大当りインターバル期間において、内部抽選にて決定された継続ラウンド数が画像200a〜200d及び201a〜201dの一連の動画表示にて報知されるようになっており、これら画像200a〜200d及び201a〜201dによる動画では、UFOの全体画像を構成する一部の要素の態様(画像200a〜200dは凸部TL、TC、TRのうちのいずれかの凸部の内部領域の発光態様、画像201a〜201dは中央部に表示される数値)のみが部分的に異なっているだけで、他の要素(態様)は共通して全体的に似ていることから、遊技者は、例えば継続ラウンド数7Rに対応する画像200c、または継続ラウンド数15Rに対応する画像200dが動画表示された場合において、それらよりも小さい継続ラウンド数3Rに対応する画像200aが表示されたと認識する場合があり、この認識のまま遊技を続けた場合に6ラウンド目もしくは14ラウンド目まで高確率ラウンドに制御されて、実質的に3ラウンド目移行にラウンド継続するケースが生じる。
【0100】
このようなケースが発生することがあると、例えば、実際には継続ラウンド数3Rに対応する画像200aが動画表示されたにも関わらず、7ラウンドもしくは15ラウンドに対応する画像200c、200dが表示されて7ラウンドもしくは15ラウンドまで継続することを期待するようになる。
【0101】
よって、大当りインターバル期間において、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を正確に報知してしまう場合に比べ、遊技者のラウンド継続への期待感を、内部抽選結果に関わらず、大当り遊技状態中において極力持続させることが出来る。
【0102】
また、継続ラウンド数報知パターンの中に、大当りインターバル期間において内部抽選にて決定された継続ラウンド数を画像200a〜200dによる動画にて報知した後に、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数とは異なる疑似継続ラウンド数を認識しうる画像を動画表示する疑似報知パターン(D、E、G〜J)が登録されており、いずれかの疑似報知パターン(D、E、G〜J)が選択されて該パターンに基づく疑似報知表示が行われることがあることで、疑似報知により遊技者が認識していた疑似継続ラウンド数以上、ラウンド継続する状況が発生することになる。よって遊技者は、大当りインターバル期間において報知された継続ラウンド数が小さくても、その時点でラウンド継続への期待感を喪失することなく、報知された継続ラウンド数以上のラウンド継続を期待することになるため、遊技者のラウンド継続への期待感を大当り遊技状態中において極力持続させることが出来る。
【0103】
また、予め登録された複数の報知パターンのうち、2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバル及び6ラウンド目と7ラウンド目との間のラウンドインターバルにおいて継続ラウンド数を再報知するパターンが含まれており、これら各パターンにおいて再報知するためのラウンドインターバルをいずれのラウンド間とするかが予め設定されているため、内部抽選にて決定された継続ラウンド数に対応するいずれかの報知パターンが選択されることで、他のインターバル時間よりも長く制御するラウンドインターバルが一義的に決定されるようになっているため、基本回路90の制御負荷を著しく軽減させることが出来る。
【0104】
なお、本実施例においては、内部抽選にて決定された継続ラウンド数に対応するいずれかの報知パターンが選択されることで、他のインターバル時間よりも長く制御するラウンドインターバルが一義的に決定されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、真の継続ラウンド数を再報知するためのラウンドインターバルをどのラウンドインターバルとするか、または何回のラウンドインターバルに分けて行うか、どのラウンドインターバル時間を他のラウンドインターバル時間よりも長くさせるように制御するか等の各パターンを、例えば抽選等にてランダムに決定し、該抽選結果に基づいて再報知を行うようにしてもよい。
【0105】
また、疑似報知パターンD、E、G〜Jにおいては、疑似継続ラウンド数の報知を行った後、報知した疑似継続ラウンド数の最後のラウンドの直前のラウンドインターバルにおいて、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を再報知するため、報知内容の混乱を効果的に回避出来るばかりか、ラウンド継続への期待感を疑似継続ラウンド数の最後のラウンドまで持続させることが出来ることが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、報知した疑似継続ラウンド数の最後のラウンドの直前のラウンドインターバル以外のラウンドインターバルにて真の継続ラウンド数を再報知してもよい。
【0106】
また、疑似報知パターンD、E、G〜Jにおいては、真の継続ラウンド数の再報知が、2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバル、6ラウンド目と7ラウンド目との間のラウンドインターバルの複数回に分けて継続的に行われることで、報知される機会が増加して遊技の興趣が向上する。
【0107】
また、疑似報知パターンE、G、H、Jにおいては、大当りインターバル後の複数回のラウンドインターバルにて行われる真の継続ラウンド数の再報知において、最初の2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバルにおいては再報知に関わる演出として疑似報知が行われ、6ラウンド目と7ラウンド目との間のラウンドインターバルにおいて真の継続ラウンド数の報知が行われるため、遊技者のラウンド継続への期待感が再報知が行われた後も持続される。
【0108】
また、基本回路90は、真の継続ラウンド数を再報知するためのラウンドインターバル時間を、他のラウンドインターバル時間よりも長くさせる制御を行うため、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を、他のラウンドインターバル時間よりも長い時間をかけて遊技者に正確に報知することが出来る。また、インターバル時間に差異を持たせることで、真の継続ラウンド数を報知していることを遊技者に確実に伝達することが出来、報知内容の混乱を回避出来る。
【0109】
さらに、これら報知パターンA〜Jのうち、例えば報知パターンA、Bのように、大当りインターバル期間後半に同一の「3」の数値が表示された画像201a、201bが動画表示されるパターン同士や、あるいは報知パターンD、Hのように、大当りインターバル期間後半に同一の「3」の数値が表示された画像が動画表示され、さらに2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバルにおいて同一の「7」の数値が表示された画像が表示されるパターン同士のように、途中までの報知態様が酷似するパターンにおいては、両パターンのうちのいずれかのパターンにおけるその後の態様が異なるようになっているため、遊技者の期待感や遊技意欲をより大当り遊技状態の後半まで引きつけておくことが出来る。
【0110】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0111】
例えば、上記実施例においては、継続ラウンド数を報知及び再報知するために表示される画像がUFOをモチーフにした画像とされているが、画像の形状や表示態様はこれに限定されるものではなく、種々に変形可能である。
【0112】
また、図9に示される各継続ラウンド数に対応して定められた画像200a〜200dは、それぞれ下部の凸部TL、TC、TRのいずれかの発光態様のみを異ならしめることで、態様の違いを判別しにくい、態様の異なる画像とされていたが、各継続ラウンド数に対応する画像は、それぞれの態様の少なくとも一部の要素のみが部分的にでも異なっていれば、凸部TL、TC、TRのいずれかの発光態様に差異があるものに限らず、例えば、UFOの画像の外観形状を示すべく発光するLEDのうちの少なくとも1つのLEDの発光色を異ならしめることで各継続ラウンド数に対応する画像それぞれの態様が異なるようにしたり、あるいは、UFOの画像の外観形状を示すべく発光するLEDのうち、それぞれ発光位置が異なる少なくとも1つのLEDを消灯させて、各継続ラウンド数に対応する画像それぞれの外観形状の一部が異なるようにしてもよい。
【0113】
また、上記実施例においては、内部抽選にて決定された継続ラウンド数の報知は、大当りインターバル期間中において表示器64にて動画表示される一連の画像200a〜200d、201a〜201dによる動画にて構成されているため、遊技者が報知パターンC〜Jのいずれかの報知パターンでの報知が大当りインターバルにて行われた際に、共通して継続ラウンド数が3ラウンドに決定されたことを認識し得るようになっていれば、例えば画像200a〜200dの表示形態にて違いを生じさせるだけでなく、例えばUFO画像の動画表示態様(UFOの動き)や、動画表示時間等の少なくとも一部の態様が部分的に異なるようにする等、大当りインターバル期間中に表示される一連の表示態様(画像200a〜200d、201a〜201d)の態様のうちの他の要素を異なるようにしてもよい。
【0114】
また、継続ラウンド数を報知するためのラウンド数報知手段及び再報知するためのラウンド数再報知手段は、本実施例ではLED表示器64にて構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、内部抽選にて決定されうる複数の継続ラウンド数それぞれに対応する態様の異なる報知態様を表現しうるものであれば、液晶表示器やEL表示器等の表示手段であってもよいし、あるいは電気的駆動源にて駆動されることで形態を変化自在な機械的構造物等であってもよい。さらには、真の継続ラウンド数を再報知する場合においては、表示器64による報知表示に加えて、例えばスピーカ等の音声出力手段を用いて音声により真の継続ラウンド数を報知するようにしてもよい。
【0115】
予め登録された複数の報知パターンA〜Jのうち、ラウンドインターバルにて再報知を行う報知パターンD、E、H、Jにあっては、継続ラウンド数を再報知するラウンドインターバルが、先に疑似報知された疑似継続ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルとなるように、2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバル及びまたは6ラウンド目と7ラウンド目との間のラウンドインターバルとされていたが、真の継続ラウンド数を再報知するためのラウンドインターバルは、先に疑似報知された疑似継続ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルに限定されるものではなく、その他のラウンドインターバルとしてもよい。
【0116】
また、真の継続ラウンド数の再報知は、2回以上の複数回のラウンドインターバルにて行われるようになっていてもよい。すなわち、本発明における真の継続ラウンド数の再報知は、真の継続ラウンド数を正確に報知する1回の所定のラウンドインターバルにて行われる報知のみならず、それ以前のラウンドインターバルにおいて行われる疑似報知も真の継続ラウンド数の再報知に関連する報知として含まれる。さらに、上記実施例においては2ラウンド目と3ラウンド目との間のラウンドインターバル及びまたは6ラウンド目と7ラウンド目との間のラウンドインターバルにて再報知が行われていたが、2以上の複数回のラウンドインターバルにわたって再報知が継続的に行われてもよい。
【0117】
また、上記実施例のパチンコ遊技機においては、大当り遊技状態中における連続作動回数の上限回数が所定回数(15R)に定められるとともに、内部抽選にて実質的な継続ラウンド数が決定され、決定された継続ラウンド数を遊技者に報知するように構成されており、この継続ラウンド数を報知するための報知態様の一例を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、大当り遊技状態中における連続作動回数(ラウンド)の上限回数を内部抽選で決定するように構成されているパチンコ遊技機において、内部抽選で決定された連続作動回数(継続ラウンド数)を報知する場合にも適用することが可能である。
【0118】
ここで、大当り遊技状態中における連続作動回数の上限回数(継続ラウンド数)が、内部抽選により3R、7R、15Rのいずれかに決定されるようになっている場合の報知パターンの一例を、図15、図16のタイミングチャートを用いて説明する。
【0119】
まず図15に示されるように、内部抽選により継続ラウンド数の上限回数が3ラウンドに決定された場合における報知態様の一例を説明すると、大当り遊技状態が発生してから1ラウンド目が開始されるまでの大当りラウンドインターバル期間Te1において、上記実施例の画像200bと同様の画像が動画表示された後、内部抽選にて決定された真のラウンド数である3ラウンドを示す数値「3」が中央部に表示された画像201bと同様の画像が動画表示されて真の継続ラウンド数が遊技者に報知される。
【0120】
そして、報知期間Te1にて表示された数値「3」に対応する継続ラウンド数である最後の3ラウンド目直前のラウンドインターバルTa3において、あらためて内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である3ラウンドを示す数値「3」が中央部に表示された画像201bと同様の画像が表示されて、真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0121】
このようにラウンドインターバルTa3においてあらためて真の継続ラウンド数を再報知することで、遊技者のラウンド継続への期待感を大当り遊技状態中において極力持続させることが出来る。
【0122】
また、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Te3(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Te2(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御されるため、真の継続ラウンド数を長時間にわたって遊技者に報知することが出来る。これにより内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を、他のラウンドインターバル時間よりも長い時間をかけて遊技者に正確に報知することが出来るばかりか、インターバル時間に差異を持たせることで、真の継続ラウンド数を報知していることを遊技者に確実に伝達することが出来、報知内容の混乱を回避出来る。
【0123】
次に、図16に示されるように、内部抽選により継続ラウンド数の上限回数が15ラウンドに決定された場合における報知態様の一例を説明すると、大当りインターバル期間Tf1において、上記実施例の画像200dと同様の画像が動画表示された後、内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数とは異なる15ラウンドを示す数値「3」が中央部に表示された画像201aと同様の画像が動画表示されて、真の継続ラウンド数とは異なる疑似継続ラウンド数が遊技者に報知される。
【0124】
そして、報知期間Tf1にて疑似表示された数値「3」に対応するラウンド数が終了する前の最後のラウンドである3ラウンド目の終了直後のラウンドインターバルTf3において、あらためて内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数である15ラウンドを示す数値「15」が中央部に表示された画像201dと同様の画像が表示されて真の継続ラウンド数が遊技者に再報知される。
【0125】
ここで、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバル時間Tf4(11秒)は、他の通常のラウンドインターバル時間Tf2、Tf3、Tf5(4秒)よりも長くなるように基本回路90にて制御されるため、真の継続ラウンド数を長時間にわたって遊技者に報知することが出来、これにより内部抽選にて決定された真の継続ラウンド数を、他のラウンドインターバル時間よりも長い時間をかけて遊技者に正確に報知することが出来るばかりか、インターバル時間に差異を持たせることで、真の継続ラウンド数を報知していることを遊技者に確実に伝達することが出来、報知内容の混乱を回避出来る。
【0126】
また、真の継続ラウンド数を遊技者にあらためて再報知するためのラウンドインターバルを、疑似報知された継続ラウンド数の最後のラウンドである3ラウンド目の終了直後のラウンドインターバルTf4とすることで、遊技者は疑似報知された疑似継続ラウンド数の最後のラウンドにおいて、さらにラウンド継続して大当り遊技状態が継続することを期待するようになるため、遊技者の期待感を効果的に持続させることが出来る。
【0127】
なお、このような大当り遊技状態中における連続作動回数(ラウンド)の上限回数を内部抽選で決定するように構成されているパチンコ遊技機においては、特定遊技状態中におけるラウンドの継続権は、上記のようにラウンド中におけるV入賞(特定の領域へのパチンコ球の入賞)することで所定条件が成立して発生するようになっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記所定条件は、例えばラウンド期間中において所定球数(例えば10球)の入賞が得られた場合において成立し、次回以降のラウンドに移行するようにしてもよいし、予め定められた所定時間(例えば18秒)が経過することにより成立し、次回以降のラウンドに移行するようにしてもよい。
【0128】
前記各実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0129】
本発明の請求項1は、遊技領域(32)に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態(開放状態)と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態(閉成状態)とに変化可能な可変入賞装置(第2可変入賞球装置60)を備え、
前記遊技領域に設けられた始動領域(第1可変入賞球装置34および始動口38a、38b)を遊技球(パチンコ球)が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域(特定入賞領域82、通常入賞領域83a、83b)のうちの特定の領域(特定入賞領域82)に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限回数(15R)実行可能な特定遊技状態(大当り遊技状態)が発生するとともに、前記ラウンド中において前記可変入賞装置に入賞した遊技球が、前記特定の領域に進入したことに基づいて当該ラウンドの終了後に、予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
前記可変入賞装置に入賞した遊技球を前記特定の領域あるいは前記複数の領域のうちの特定の領域以外の領域に振り分けるとともに、動作可能な可動振分け手段(可動片72a、72b/一時停止板78)と、
前記特定遊技状態中における前記ラウンド中に前記可変入賞装置に入賞した遊技球が前記特定の領域に進入しなかった場合には、次回のラウンドへ移行させることなく前記特定遊技状態を終了させるように制御するとともに、
前記可動振分け手段の状態を制御することにより、遊技球が前記特定の領域に進入する確率が高い高確率ラウンドと、前記高確率ラウンドに比べて遊技球が前記特定の領域に進入する確率が低い低確率ラウンドと、に少なくとも制御可能な遊技制御手段(基本回路90が行うラウンド設定制御)と、
前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記特定遊技状態の発生後において前記高確率ラウンドに制御するラウンド数を決定する条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)と、前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様(継続ラウンド数報知パターンA〜J)が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様(継続ラウンド数報知パターンD、E、G〜J)を少なくとも含み、
前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う報知表示制御/表示器64)と、
該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)と、
前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段(基本回路90が行うラウンドインターバル変更制御)と、
を備える。
【0130】
本発明の請求項2は、遊技領域(32)に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態(開放状態)と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態(閉成状態)とに変化可能な可変入賞装置(第2可変入賞球装置60)を備え、
前記遊技領域に設けられた始動領域(第1可変入賞球装置34および始動口38a、38b)を遊技球(パチンコ球)が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域(特定入賞領域82、通常入賞領域83a、83b)のうちの特定の領域(特定入賞領域82)に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限(3R、7R、15R)回数実行可能な特定遊技状態(大当り遊技状態)が発生するとともに、所定条件の成立(特定領域82へのパチンコ球の入賞)に基づいて、当該ラウンドの終了後に予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記可変入賞装置を第1の状態に制御するラウンドの上限回数を決定する条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)と、
前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様(継続ラウンド数報知パターンA〜J)が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様(継続ラウンド数報知パターンD、E、G〜J)を少なくとも含み、
前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う報知表示制御/表示器64)と、
該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)と、
前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段(基本回路90が行うラウンドインターバル変更制御)と、
を備える。
【0131】
本発明の請求項3は、前記ラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが終了した直後のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行う。
【0132】
本発明の請求項4は、前記ラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行う。
【0133】
本発明の請求項5は、前記ラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)は、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を、複数回のラウンドインターバル(2ラウンドと3ラウンドとの間のラウンドインターバル/6ラウンドと7ラウンドとの間のラウンドインターバル)に分けて行う。
【0134】
本発明の請求項6は、前記ラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)は、前記複数回のラウンドインターバルのうちの最初のラウンドインターバルでは、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数とは異なるラウンド数を認識しうる報知を行う。
【0135】
本発明の請求項7は、前記ラウンド数再報知手段(基本回路90、ランプ制御基板97が行う再報知表示制御/表示器64)は、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択するラウンドインターバル選択手段(基本回路90が行う継続ラウンド数報知パターンの選択制御)を含む。
【0136】
本発明の請求項8は、前記ラウンドインターバル選択手段(基本回路90が行う継続ラウンド数報知パターンの選択制御)は、前記ラウンド数報知手段が報知に用いたラウンド数報知態様の種類に応じて、前記条件決定手段(基本回路90が行う継続ラウンド数設定制御)にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択する。
【0137】
本発明の請求項9は、前記複数種類のラウンド数報知態様(継続ラウンド数報知パターンA〜J)は、遊技者が共通のラウンド数を認識しうる態様で一部のみが異なる報知態様(画像200a〜200d、201a〜201dによる動画態様)を含む。
【0138】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0139】
(a)請求項1項の発明によれば、疑似ラウンド数報知態様にて報知が行われることがあることから、遊技者は真のラウンド数を認識しにくくなるとともに、真のラウンド数の報知は所定のラウンドインターバルにて報知されることがあるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中における所定のラウンドインターバルまで持続させることが出来るばかりか、真のラウンド数の報知を行うためのラウンドインターバル時間が予め定められた時間よりも長くなることで、真のラウンド数を遊技者にわかりやすく報知することが出来る。
【0140】
(b)請求項2項の発明によれば、疑似ラウンド数報知態様にて報知が行われることがあることから、遊技者は真のラウンド数を認識しにくくなるとともに、真のラウンド数の報知は所定のラウンドインターバルにて報知されることがあるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中における所定のラウンドインターバルまで持続させることが出来るばかりか、真のラウンド数の報知を行うためのラウンドインターバル時間が予め定められた時間よりも長くなることで、真のラウンド数を遊技者にわかりやすく報知することが出来る。
【0141】
(c)請求項3項の発明によれば、遊技者は、疑似ラウンド数のラウンドが終了した直後のラウンドインターバルで真のラウンド数が報知されることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を疑似ラウンド数のラウンド直後まで持続させることが出来る。
【0142】
(d)請求項4項の発明によれば、遊技者は、疑似ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルで真のラウンド数が報知されることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を疑似ラウンド数のラウンド開始直前まで持続させることが出来る。
【0143】
(e)請求項5項の発明によれば、報知が行われる機会が増えるため、遊技の興趣が向上するばかりか、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0144】
(f)請求項6項の発明によれば、遊技者は、報知が行われた後においても、真のラウンド数の報知が行われることを期待出来ることになるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0145】
(g)請求項7項の発明によれば、報知を行うラウンドインターバルが不定であるため、遊技者の期待感や遊技意欲を特定遊技状態中において効果的に持続させることが出来る。
【0146】
(h)請求項8項の発明によれば、ラウンド数の報知に関連する一連の制御内容を予め一義的に決定することが出来るため、制御負荷が効果的に軽減される。
【0147】
(i)請求項9項の発明によれば、複数種類のラウンド数報知態様の違いがよりわかりにくくなり、条件決定手段にて決定されたラウンド数を認識しにくくなるため、遊技の興趣が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図2】遊技盤の背面図である。
【図3】遊技盤に設けられた第2可変入賞球装置の正面図である。
【図4】第2可変入賞球装置の断面図である。
【図5】第2可変入賞球装置の一部を破断した斜視図である。
【図6】第2可変入賞球装置の一部の斜視図である。
【図7】遊技状態を制御する制御回路のブロック図である。
【図8】継続ラウンドパターンを示す表図である。
【図9】(a)〜(d)は、大当りインターバル期間中における表示器64の表示状況を示す概略図である。
【図10】継続ラウンド数報知パターンテーブルを示す図である。
【図11】報知パターンBの報知状況を示すタイミングチャートである。
【図12】報知パターンDの報知状況を示すタイミングチャートである。
【図13】報知パターンE、G、H、Jの報知状況を示すタイミングチャートである。
【図14】報知パターンIの報知状況を示すタイミングチャートである。
【図15】内部抽選にて決定された大当り遊技状態中における連続作動回数の上限回数の報知状況の一例を示すタイミングチャートである。
【図16】同じく内部抽選にて決定された大当り遊技状態中における連続作動回数の上限回数の報知状況の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
30  遊技盤
32  遊技領域
33  ランプ
34  第1可変入賞球装置
35a、35b 開閉翼片
36  ソレノイド
37  始動球検出スイッチ
38a、38b 始動入賞口
39a、39b 始動球検出スイッチ
40  通過ゲート
41  通過ゲートスイッチ
42  通過口
43a、43b 入賞口
44a、44b 肩下ランプ
45a、45b 入賞口
46a、46b 袖ランプ
47a、47b サイドランプ
48  逆流防止部材
49  アウト口
49a、49b 通路溝
50  入賞球誘導カバー
51  アウト球誘導部材
60  第2可変入賞球装置
61  取付基板
62  入賞口
63  障害枠
64  表示器
65a、65b 球受部材
66  ソレノイド
67  上部球転動板
68a、68b 球入口
69a、69b 球出口
70  入賞空間
71a、72b カウントスイッチ
72a、72b 可動片
73  ソレノイド
74  キャラクター部材
75  盃
76  口
77  モータ
78  一時停止板
79  ソレノイド
80  下部球転動板
81  中央通路形成片
82  特定入賞領域
83a、83b 通常入賞領域
84  Vカウントスイッチ
90  基本回路
91  スイッチ回路
92  アドレスデコード回路
93  初期リセット回路
95  モータ回路
96  音回制御基板
97  ランプ制御基板
99  ソレノイド回路
101 賞球信号出力回路
102 情報出力回路
177 スピーカ
200a〜200d 画像
201a〜201d 画像
500 普通図柄表示器
600 保留記憶表示器
TL、TC、TR 凸部

Claims (9)

  1. 遊技領域に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態とに変化可能な可変入賞装置を備え、
    前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技球が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域のうちの特定の領域に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限回数実行可能な特定遊技状態が発生するとともに、前記ラウンド中において前記可変入賞装置に入賞した遊技球が、前記特定の領域に進入したことに基づいて当該ラウンドの終了後に、予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
    前記可変入賞装置に入賞した遊技球を前記特定の領域あるいは前記複数の領域のうちの特定の領域以外の領域に振り分けるとともに、動作可能な可動振分け手段と、
    前記特定遊技状態中における前記ラウンド中に前記可変入賞装置に入賞した遊技球が前記特定の領域に進入しなかった場合には、次回のラウンドへ移行させることなく前記特定遊技状態を終了させるように制御するとともに、
    前記可動振分け手段の状態を制御することにより、遊技球が前記特定の領域に進入する確率が高い高確率ラウンドと、前記高確率ラウンドに比べて遊技球が前記特定の領域に進入する確率が低い低確率ラウンドと、に少なくとも制御可能な遊技制御手段と、
    前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記特定遊技状態の発生後において前記高確率ラウンドに制御するラウンド数を決定する条件決定手段と、
    前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様を少なくとも含み、
    前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段と、
    該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段と、
    前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技領域に発射された遊技球が入賞しやすい第1の状態と、入賞しない、または入賞しがたい第2の状態とに変化可能な可変入賞装置を備え、
    前記遊技領域に設けられた始動領域を遊技球が通過したことに基づいて所定の始動態様にて前記可変入賞装置を第1の状態に制御し、前記可変入賞装置に入賞した遊技球が複数の領域のうちの特定の領域に進入したことに基づいて前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で前記可変入賞装置が第1の状態に制御されるラウンドを所定の上限回数実行可能な特定遊技状態が発生するとともに、所定条件の成立に基づいて、当該ラウンドの終了後に予め定められた時間のラウンドインターバルを経て次回のラウンドに移行可能となる弾球遊技機において、
    前記特定遊技状態の発生の契機となる前記特定の領域への遊技球の進入に基づいて、前記可変入賞装置を第1の状態に制御するラウンドの上限回数を決定する条件決定手段と、
    前記条件決定手段が決定するラウンド数それぞれに対応して複数種類のラウンド数報知態様が定められており、該複数種類のラウンド数報知態様は、前記条件決定手段が決定したラウンド数と異なる疑似ラウンド数を遊技者が認識しうる疑似ラウンド数報知態様を少なくとも含み、
    前記条件決定手段にて決定されたラウンド数の報知を行うために用いるラウンド数報知態様を、前記複数種類のラウンド数報知態様の中から選択し、選択されたラウンド数報知態様を用いてラウンド数の報知を行うラウンド数報知手段と、
    該ラウンド数報知手段が前記疑似ラウンド数報知態様による報知を行った後の前記ラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うラウンド数再報知手段と、
    前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うための所定のラウンドインターバル時間を、前記予め定められた時間よりも長時間に変更するインターバル時間変更手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記ラウンド数再報知手段は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが終了した直後のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行う請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記ラウンド数再報知手段は、前記疑似ラウンド数報知態様にて報知される疑似ラウンド数のラウンドが開始する直前のラウンドインターバルにおいて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行う請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  5. 前記ラウンド数再報知手段は、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を、複数回のラウンドインターバルに分けて行う請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記ラウンド数再報知手段は、前記複数回のラウンドインターバルのうちの最初のラウンドインターバルでは、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数とは異なるラウンド数を認識しうる報知を行う請求項1〜5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記ラウンド数再報知手段は、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択するラウンドインターバル選択手段を含む請求項1〜6のいずれかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記ラウンドインターバル選択手段は、前記ラウンド数報知手段が報知に用いたラウンド数報知態様の種類に応じて、前記条件決定手段にて決定された真のラウンド数を認識しうる報知を行うためのラウンドインターバルを選択する請求項7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記複数種類のラウンド数報知態様は、遊技者が共通のラウンド数を認識しうる態様で一部のみが異なる報知態様を含む請求項1〜8のいずれかに記載の弾球遊技機。
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