JP2004051169A - バージンキャップ - Google Patents

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JP2004051169A JP2002212145A JP2002212145A JP2004051169A JP 2004051169 A JP2004051169 A JP 2004051169A JP 2002212145 A JP2002212145 A JP 2002212145A JP 2002212145 A JP2002212145 A JP 2002212145A JP 2004051169 A JP2004051169 A JP 2004051169A
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cap
virgin
ring
broken
bridge
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Yasuhiro Suzuki
鈴木  康広
Yoshihiro Miyata
宮田  由弘
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KYODO GLASS KK
Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Mikasa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
KYODO GLASS KK
Wako Pure Chemical Industries Ltd
Mikasa Sangyo Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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Abstract

【課題】不正開封防止の目的が十分達成できると共にバージン部が瓶口部に残らないようにして、支障無くリサイクルし得るようにしたバージンキャップを提供する。
【解決手段】キャップ本体開口部に易破断部を有する筒状リングを破断し得るように連設し、該キャップ本体を瓶口に螺合させ、前記筒状リングを瓶のビードに係止させ、前記キャップ本体を開栓方向に回転させると、前記筒状リングが易破断部から破断され、該破断部から前記キャップ本体と前記筒状リングとが順次破断されるが一部は破断されないようにして、前記キャップ本体と前記筒状リングとが一緒に瓶口から外れるように形成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、開封したら直ぐにわかるようにして不正開封の防止を図るバージンキャップに係り、詳記すればキャップ本体から破断した筒状リングを瓶に残さないようにした合成樹脂製バージンキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種飲料や食品等を入れた瓶類が店頭に陳列されている間に、不正な開封を検知し、その防止を図ることにより中身を保護し、安心して売ることができ、かつ安心して買うことができるように、いわゆるバージンキャップが従来より使用されている。
【0003】
従来のバージンキャップは、キャップ本体と筒状体(バージン部)とを縦方向ブリッジを介して連設し、バージン部を瓶のビード(ネジ部下方のリング状凸条)に係合させてキャップを開栓すると、ブリッジが破断して、バージン部をビードに係合させたまま、キャップ本体を瓶口部から外すように構成されている。
【0004】
従ってバージン部は、瓶口部に残るが、通常は瓶とバージン部とが別材質となるので、リサイクルし難い問題があった。このような欠点を解消するため、本出願人は、開封時にバージン部とキャップ本体を繋ぐブリッジの大部分は破断するが、最後の太く形成したブリッジは破断しないようにして、一部のブリッジを繋がったままとすることによって、バージン部がキャップ本体と一緒に外れるようにしたバージンキャップを開発した。
【0005】
しかしながら、上記バージンキャップは、締め栓時の縦ブリッジへの負荷を減らそうとして、バージン部の1ヶ所が予め切断されていたので、へら状の道具等でこの切断部を押し上げる等してこの切断部を拡げれば、ブリッジを破断させずに開封でき、このバージンキャップをまた冠着させれば不正開封を検知できない場合があり得る問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような問題点を解消しようとするものであり、不正開封防止の目的が十分達成できると共にバージン部が瓶口部に残らないようにして、支障無くリサイクルし得るようにしたバージンキャップを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的に沿う本発明うち請求項1に記載の発明は、キャップ本体開口部に弾力性を有する易破断部を有する筒状リングを破断し得るように連設し、該キャップ本体を瓶口に螺合させ、前記筒状リングを瓶のビードに係止させ、前記キャップ本体を開栓方向に回転させると、前記筒状リングが易破断部から破断され、該破断部から前記キャップ本体と前記筒状リングとが順次破断されるが一部は破断されないようにして、前記キャップ本体と前記筒状リングとが一緒に瓶口から外れるように形成したことを特徴とする。
【0008】
易破断部は、前記筒状リングに切断部隙を形成し、該切断部を弾力性を有する横方向ブリッジで連結することにより形成すると良い(請求項2)。
【0009】
切断部を、複数本、好ましくは2本の横方向ブリッジで間隔付けて連結するのが好ましい(請求項3)。尚、横方向ブリッジとは、横方向に連結するブリッジの意味である。
【0010】
筒状リングは、内面にリング状の係合突起を有し、該係合突起をビードに係止させるのが好ましい(請求項4)。
【0011】
キャップ本体と筒状リングとを、間隔付けて設けた多数の弾力性を有する縦方向ブリッジで連結し、縦方向ブリッジの最後若しくは最後の方に破断される位置のブリッジを太く(強く)形成して破断されないようにするのが良い(請求項5)。尚、縦方向ブリッジとは、縦方向に連結するブリッジの意味である。
【0012】
筒状リングの内面に多数の係合片を間隔付けて設けてリング状の係合突起を構成し、該係合片は上昇傾斜し得るように形成して、係合片がビードを乗り越えて係合し易くするのが良い(請求項7)。
【0013】
キャップ本体に筒状リングを連設したバージンキャップを、熱可塑性樹脂による一体成形によって形成するのがコスト的理由から好ましい(請求項7)。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1及び図2は、本発明の一実施例を示すものであり、内周面にネジ部1を形成したキャップ本体2と、同キャップ本体2に弾力性を有する縦方向ブリッジ3を介して一部を残して破断し得るように連設した筒状体4と、同筒状体4の縦方向切断部5を連結する弾力性を有する横方向ブリッジ6,6と、同筒状体4の下端にリング状に間隔付けて連設した係合片(フラップ)7とから形成した例を示す。尚、切断部5は、リングの一部が除去され、若干の間隔で離間している。
【0016】
筒状体4上端は、凹凸に形成され、同凹部に縦方向ブリッジ3が位置している。キャップ本体2下端には、凸起11と凸起11の対向位置の2箇所に凸起が形成され、同凸起11は筒状体4上端の凹部に遊嵌している。
【0017】
尚、筒状体4下端には、図2に示すように、多数の係合片7がリング状に内方に向けて連設されている。
【0018】
図3に示すように、瓶8のネジ部9にキャップ本体2のネジ部1を螺合させると、筒状体4の係合片7がネジ部9より下方のビード10に当接し、係合片7は上方に向けて傾斜して、瓶のビード10を乗り越える。この時、横方向ブリッジ6は、弾力性を有するので、破断されないで若干伸びる。この状態では、上昇傾斜した係合片7は、若干下降するので、キャップ本体2を開栓方向に回転させても筒状体4は上昇しない。
瓶8の材質としては、ガラス、プラスチックの何れでもよいがガラスが望ましい。過去、ガラス瓶用のこのような形状のバージンキャップが開発された例はない。
また、瓶8のネジ部9のネジ山は一般のものよりも一巻き多めに形成されており、このようにすることにより本発明のバージンキャップをしっかりと螺合させることができるようになる。
【0019】
それからキャップ本体2を開栓方向に回転させると、係合片7はビードに係合しているが、筒状体4に拡がろうとする力が作用するので、横方向ブリッジ6,6は破断する。この時、縦方向ブリッジ3が先に破断しないように、縦方向ブリッジ3と横方向ブリッジ6との本数及び太さを選択する。同じ太さで縦方向ブリッジ3の本数を多くするか、縦方向ブリッジ3の太さを太くすれば良い。上記実施例では、縦方向ブリッジ3は10本設けられ、最後に破断される位置の縦方向ブリッジ3は、破断されないように太く形成されている。
【0020】
上記実施例においては、易破断部として切断部5を横方向ブリッジ6で連結したが、締め栓時にビードを乗り越えるときは破断されない弾力性を有し、開栓時には破断されるものなら他の手段であっても良い。
【0021】
横方向ブリッジ6は、複数本、好ましくは2本とするのが良い。複数本であれば、締め栓時に1本が破断しても残りのブリッジ6で不正開封の防止ができるからである。尚、ブリッジ6を3本以上とすると破断され難くなるという問題が生じ、この問題を解決するために、ブリッジ6を細くして破断し易くするとキャップ螺合時に当該ブリッジ6が切断される確率が高くなるという問題が生じる。そのためブリッジ6の数としては2本が好ましい。
【0022】
本発明のバージンキャップは、合成樹脂で形成されるが、好ましくはポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂の射出成形による一体成形で形成させるのが良い。1種類の金型で一回で成形できるので、製造コストが低減できるからである。尚、一体成型ではなく2つ以上の金型を使用して作った2以上の部品を組み合わせて本願のバージンキャップを形成する場合、キャップ本体2は堅い材質の合成樹脂を用いて形成するのがよく、また、筒状体4は弾力性を有する材質の合成樹脂を用いて形成するのがよい。
【0023】
本発明によれば、筒状体(バージン部)に弾力性易破断部を形成したので、易破断部を破断させなければ開封できないから不正開封防止の目的が十分達成できると共に、開封時は易破断部は破断し、その結果、キャップ本体とバージン部とを一緒に持ち上げることができるので、バージン部が瓶口部に残らないようにすることができる。
【0024】
また、筒状体に設けた易破断部(横方向ブリッジ)は、締め栓時に縦方向ブリッジを破断させ難くする作用も奏する。
【0025】
【発明の効果】
以上のべた如く、本発明によれば、バージン部が瓶口部に残らないので、使用後の瓶を支障無くリサイクルすることができると共に、締め栓時にバージン部は切断されていないので、破断部を拡げて開封することはできないから、不正開封防止の目的も十分達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破断した正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】本発明に使用する瓶の正面図である。
【符号の説明】
2・………キャップ本体
3・………縦方向ブリッジ
4・………筒状体(バージン部)
5・………切断部
6・………横方向ブリッジ
7・………係合片(フラッグ)
10・………ビード

Claims (7)

  1. キャップ本体開口部に、弾力性を有する易破断部を有する筒状リングを破断し得るように連設し、該キャップ本体を瓶口に螺合させ、前記筒状リングを瓶のビードに係止させ、前記キャップ本体を開栓方向に回転させると、前記筒状リングが易破断部から破断され、該破断部から前記キャップ本体と前記筒状リングとが順次破断されるが一部は破断されないようにして、前記キャップ本体と前記筒状リングとが一緒に瓶口から外れるように形成したことを特徴とする合成樹脂製バージンキャップ。
  2. 前記易破断部は、前記筒状リングに切断部を形成し、該切断部を弾力性を有する横方向ブリッジで連結することにより形成される請求項1記載のバージンキャップ。
  3. 前記切断部を、複数本の横方向ブリッジで間隔付けて連結する請求項2記載のバージンキャップ。
  4. 前記筒状リングは、内面にリング状の係合突起を有し、該係合突起を前記ビードに係止させる請求項1〜3のいずれかに記載のバージンキャップ。
  5. 前記キャップ本体と前記筒状リングとを、間隔付けて設けた多数の弾力性を有する縦方向ブリッジで連結し、該縦方向ブリッジの最後若しくは最後の方に切断されるブリッジを太く形成する請求項1〜4のいずれかに記載のバージンキャップ。
  6. 前記筒状リングの内面に多数の係合片を間隔付けて設けて前記リング状の係合突起を構成し、該係合片は上昇傾斜し得るように形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のバージンキャップ。
  7. 前記キャップ本体に前記筒状リングを連設したバージンキャップを、熱可塑性樹脂による一体成形によって形成する請求項1〜6のいずれかに記載のバージンキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508152A (ja) * 2004-08-02 2008-03-21 ジョヴァンニ ツァゴ 飲料用容器及びその容器の充填方法
CN104053608A (zh) * 2012-01-31 2014-09-17 株式会社芳珂 带原始盖的容器

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