JPS6045149A - 簡単に取除き可能な一体成形されたキヤツプを有するプラスチツク容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、簡単に取除き可能な一体成形されたキャップ
を有するブロー成形されたプラスチック容器に関する。

ブロー成形された容器は種々の形態で公知であるが、し
かし多くのものは閉鎖体又はキャップによって気密にシ
ール−されており、このキャップはナイフ等によって切
断することによってしか取除くことができない。他種の
容器では、容器の頚部にねじ山が設けられており、別体
のキャップがとのねじ山に螺合して容器を閉鎖又はシー
ルするようになっている。この公知容器はそれなりの有
用性を有している。しかるに、近年来、キャップを一体
形成した容器への需要が高まっている。換言すれば、簡
単に取除ける閉鎖部材によって気密にシールされた、ブ
ロー成形可能な容器が要求されている。

本発明はこの要求に応えるものである。

本発明の課題は、ブロー成形され、充てんされかつ気密
にシールされかつ簡単に取除ける一体成形されたキャッ
プを備えた容器を提供することにある。

場合によっては容器を著しく強いプラスチック材から成
形するのが望、ましいことがあるが、このようなプラス
チックから成る容器でも、キャップを簡単に取除けるよ
うにするのが本発明の別の課題である。

この課題を解決した本発明の要旨は１成形・充てん作業
でプロー成形、充てん及び気密にシールされた熱可塑性
プラスチックから成る容器であって、取除き可能なキャ
ップが容器に一体成形されている形式のものにおいて、
（イ）前記キャップが容器をシールしておりかつ円筒形
の側壁と、容器の頚部に隣接した水平なフランジ部とを
備えており、この水平なフランジ部に、キャップを取除
くだめの目標破断線を形成する第１の環状溝が形成され
ておち、（ロ）鉛直に前記水平な７ランノ部に一体に結
合された幅狭のラグフランジを備えた引張ラグが設けら
れており、ラグフランジが前記第１の環状溝の近傍から
外向きに前記キャップの円筒形の側壁まで延在しており
、前記引張ラグを容器から外向きに旋回させるべく操作
す、るために引張ラグを掴むだめの部材が設けられてお
り、←→前記引張ラグを旋回させるべく操作したさいに
前記水平なフランジ部が第１の環状溝のところで裂断し
、そのさい容器からキャップが取除かれることにちる。

本発明の１実施例では、前記の取除き可能なキャップが
さらに、水平な前記フランジ部に成形された第２の環状
溝を備えており、この第２の環状溝が第１の環状溝から
間隔をおいて位置しており、第１の環状溝と第２の環状
溝とが、キャップを取除くだめの目標破断線を形成１−
ており、前記ラグフランジが水平々フランジ部に一体に
結合されておシかつ第１の環状溝と第２の環状溝との間
に延在しておシ、前記引張ラグが旋回するように操作さ
れたときに、水平なフランジ部が第１の環状溝及び第２
の環状溝のところで裂断して両法状溝の間に、水平なフ
ラン２部から切取られた環状ウェブを生ぜしめ、そのさ
い前記キャップが容器から取除かれる。

本発明のさらに別の実施例では、さらに、第１の環状溝
と第２の環状溝との間に、両法状溝の間に目標破断線を
形成する溝が延在しており、前記引張ラグを旋回するよ
うに操作したときにこの溝が裂断されて、前記環状のウ
ェブをキャップの周シで環状に切離すことを可能ならし
め、そのさいキャップが容器から取除かれる。

次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明する。

第１図〜第４図は、１成形・充てん過程によってブロー
成形され、充てんされかつ気密にシールされた熱可塑性
材料から成る第１実施例の容器１０を示す。この容器は
米国特許第３３２５８６０号明細書に開示された方法で
成形され、充てんされかつ気密にシールされる。それゆ
え、ブロー成形、充てん及びシールの詳ｍは前記米国特
許明細書を参照されたい。容器１０はキャップ１２を備
え、キャップ１２は容器と一体成形されていて容器を気
密にシールしている。容器１０は所望の寸法に成形でき
、それゆえ胴部は図示せずたんに頚部のみ図示する。容
器１０はさらにキャップ１２と一体に成形されだ引張ラ
グ１４を有している。

第２図からよく判るように、容器１０は頚部１６を有し
ておシ、この頚部１６はほぼ鉛直に延びていてキャップ
１２の水平々フランジ部１８につながっている。キャッ
プ１２は円筒形の側壁２０とトップ力・Ｓ−又は上壁２
２を備えている。上述の如く、キャップ１２はブロー成
形、充てん及びシール作業時に容器１０に一体成形され
て容器１０を気密にシールしている。容器１０又はキャ
ップ１２の内部には環状溝２４が設けられており、この
環状溝２４は図示の実施例では第３図から判るように断
面形７字形の環状溝から成る。この７字形の環状溝２４
はキャップ１２を取除くために水平なフランジ部に設け
られた目標破断線を形成している。

引張ラグ１４は第１図及び第３図からよく判るようにラ
グフランジ２６を備えてお９、このラグフランジは肉薄
で鉛直に配置されている。

このラグフラン）２６はキャップ１２の水平なフランジ
部１８に一体に成形されており、かつＶ字形の環状溝２
４の近傍から外方へキャップ１２０円筒形の側壁２０ま
で延びておりかつ少なくとも部分的に側壁２ｏと一体に
つながってい−る。引張ラグ１４はさらに指リング２８
を備えており、この指リング２８はラグフランジ２６と
一体に成形されている。

キャップ１２を取除いて容器を開けるには、指リング２
８内に人の指又は類似物を挿入して引張ラグを第４図に
示すように上方へ引張ればよい。これによって、水平な
７ランプ部１８の環状溝２４のところに外方へ斜め下向
きのカが作用し、水平なフランジ部１８はＶ字形の一環
状溝２４のところで裂断される。指リング２８を少し上
方へ引張った時点では、ラグフランジ２６の近傍で環状
溝２４が裂断するに過ぎないが、指リング２８をさらに
上方へ衝撃的に持上げることによって、環状溝２４は第
４図に示すようにキャップ１２の周りで裂断される。こ
のようにしてキャップは簡単に取除かれる。

第５図〜第１０．図は本発明の第２実施例を示す。容器
３０は第１実施例の容器１ｏと同様に成形される。容器
３ｏはキャップ３２を備えており、キャップ３２は容器
を気密にシールしており、かつ水平なフランジ部３８、
円筒形の側壁４０及び土壁４１を備えている。キャップ
３２の水平なフランジ部３８は容器３０の頚部３６に接
してこれと一体に成形されている。容器３０はさらに引
張ラグ３４を備えておシ、引張ラグは肉薄のラグフラン
ジ４３を有しており、このラグフランジはキャップ３２
の水平なフランジ部３８と掴み部４８とに一体成形され
ている。ラグフランジ４３は鉛直に向けられている。

以上の通り、この容器３０はほぼ容器１０に類似してい
る。

容器３０内部に７字形の第１の環状溝４２と同様に７字
形の第２の環状溝４４が水平なフランジ部３８の周りに
形成されている。両方の環状溝４２．４４は互いに間隔
をおいて配置されている。この理由について以下に説明
する。

第７図及び第８図から判るように、両方の環状溝４２．
４４の間にはこれと連結したＶ字形の溝５０が容器３０
の内部に形成されている。

容器３０からキャップ３２を取除くやり方は第１実施例
の場合と異なっている。この第２実施例の場合は、引張
ラグ３４が外向き上方へ引張られたときに、１ずＶ字形
の溝５０が裂断される。なぜならば、第７図から判るよ
うに、ラグフランジ４３の片側の縁に溝５０がじかに接
しているからである。７字形の溝５０が裂断されたら、
引張ラグ３４を第９図に示すように下方へ引張り、これ
によって両方の環状溝４２゜４４との間のウェブ５２を
水平なフラン２部３８から両法状溝の裂断によってもぎ
取る。このウェブ５２を環状に完全にもぎ取ると、キャ
ップ３２が第１０図に示すように容器３０から分離され
る。このようにしてキャップ３２は簡単に容器から取除
かれて容器を開放する。

上述の如く、時として容器１０．３０を著しく強いプラ
スチック材から成形しても本発明構成によればギャツ、
プを簡単に容器から取除くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の部分斜視図、第２図は第
１図の２−２線に、沿った断面図、第６図は第２図の３
−３線に沿った断面図、第４図は同実施例においてキャ
ップを分゛離する状態を示す部分断面側面図、第５図は
本発明の第２実施例の部分斜視図、第６図は第５図の６
−６線に沿った断面図、第７図は第６図の右方から見た
部分断面側面図、第８図は第７図の８−８線に沿った断
面図、第９図は同第２実施例においてキャップを取除く
だめの最初の動作を示す側面図及び第１０図は容器から
キャップが取除かれた後のギャップ、容器及び引張ラグ
を示す分解図である。 １０・・・容器、１２・・・キャップ、１４・・・引張
ラグ、１６・・・頚部、１８・・・フランジ部、２０・
・・側壁、２２・・・上壁、築４・・・環状溝、２６・
・・ラグフランジ、２８・・・指リング、３０・・・容
器、３２・・キャップ、３４・・・引張ラグ、３６・・
・頚部、３８・・・フランジ部、４０・・・側壁、４°
１・・・上壁、４２．゛ヰ牛・・・環状溝、４３・・・
ラグフランジ、４８・・・掴み部、５０・・・溝、５２
・・−ウエプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ｌ成形・充てん作業でブロー成形、充てん及び気密
   にシールされた熱可塑性グラスチックから成る容器であ
   って、取除き可能なキャンプが容器に一体成形されてい
   る形式のものにおいて、 （イ）　前記キャップが容器をシールしておりかつ円筒
   形の側壁と、容器の頚部に隣接した水平なフランジ部と
   を備えておシ、この水平なフランジ部に、キャップを取
   除くだめの目標破断線を形成する第１の環状溝が形成さ
   れており、 （ロ）　鉛直に前記水平なフランジ部に一体に結合され
   た幅狭のラグフランジを備えた引張ラグが設けられてお
   シ、ラグフランジが前記第１の環状溝の近傍から外向き
   に前記キャップの円筒形の側壁まで延在しておシ、前記
   引張ラグを容器から外向きに旋回させるべく操作するた
   めに引張ラグを掴むだめの部材が設けられており、 （・９　前煕引張ラグを旋回させるべく操作したさいに
   前記水平なフランジ部が第１の環状溝のところで裂断し
   、そのさい容器からキャップが取除かれることを特徴と
   する簡単に取除き可能な一体成形されたキャップを有す
   るプラスチック容器。 ２　第１の前記環状溝が容器の内部に形成されている特
   許請求の範囲第１項記載のプラスチック容器。 ３　第１の前記環状溝がＶ字形の溝から成る特許請求の
   範囲第１項記載のプラスチック容器。 ４、第１の前記環状溝がＶ字形の溝から成シかつ容器の
   内部に成形されている特許請求の範囲第１項記載のプラ
   スチック容器。 ５、　前記引張ラグを掴む部材が前記ラグフランジに一
   体成形された指リングから成る特許請求ノ範囲第４項記
   載のプラスチック容器。 ６　前記ラグフランジが少なくとも部分的にキャップの
   円筒形の側壁に一体成形されている特許請求の範囲第４
   項記載のプラスチック容器。 ７、　前記の取除き可能なキャップがさらに、水平な前
   記フランジ部に成形された第２の環状溝を備えておシ、
   この第２の環状溝が第１の環状溝から間隔をおいて位置
   しておシ、第１の環状溝と第２の環状溝とが、キャップ
   を取除くための目標破断線を形成しており、前記ラグフ
   ランジが水平なフランジ部に一体に結合されておりかつ
   第１の環状溝と第２の環状溝との間に延在しており、前
   記引張ラグが旋回するように操作されたときに、水平な
   フランジ部が第１の環状溝及び第２の環状溝のところで
   裂断して両環状溝の間に、水平なフランジ部から切取ら
   れた環状ウェブを生せしめ、そのさい前記キャップが容
   器から取除かれる特許請求の範囲第１項記載のプラスチ
   ック容器。 ８、すらに、第１の環状溝と第２の環状溝との間に、両
   環状溝の間に目標破断線を形成する溝が延在しておシ、
   前記引張ラグを旋回するように操作したときにこの溝が
   裂断されて、前記環状のウェブをキャップの周りで環状
   に切離すことを可能ならしめ、そのさいキャップが容器
   から取除かれる特許請求の範囲第７項記載のプラスチッ
   ク容器。 ９　前記溝及び第１の環状溝並びに第２の環状溝が容器
   の内部に成形されている特許請求の範囲第８項記載のプ
   ラスチック容器。 １０、前記溝及び第１の環状溝並びに第２の環状溝がＶ
   字形の溝から成る特許請求の範囲第９項記載のプラスチ
   ック容器。