JP2004050336A - 管継手用レンチ - Google Patents

管継手用レンチ Download PDF

Info

Publication number
JP2004050336A
JP2004050336A JP2002209849A JP2002209849A JP2004050336A JP 2004050336 A JP2004050336 A JP 2004050336A JP 2002209849 A JP2002209849 A JP 2002209849A JP 2002209849 A JP2002209849 A JP 2002209849A JP 2004050336 A JP2004050336 A JP 2004050336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe joint
wrench
holding
holding portion
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002209849A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Narita
成田 茂之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mito Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mito Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mito Kogyo Co Ltd filed Critical Mito Kogyo Co Ltd
Priority to JP2002209849A priority Critical patent/JP2004050336A/ja
Publication of JP2004050336A publication Critical patent/JP2004050336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

【課題】管継手の外周をしっかりと把持し、引っかき傷や線状の把持痕をつけたりすることなく所望の方向に無理なく回転させることのできる、管継手用レンチを提供する。
【解決手段】L型管継手の屈曲部外周面をその長さ方向の全体に亘って抱持する二股状に形成された抱持部2と、操作ハンドルを着脱自在に嵌合する嵌合穴6とを備える。操作ハンドルの回転トルクは、抱持部2を介してL型管継手の屈曲部表面全体に伝わり、L型管継手を管路端部に無理なく着脱できる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてエルボやベンドのようなL型に屈曲された管継手の取付け及び取外しに用いられる、レンチに関するものである。
【0002】
【従来技術】
2本の管路を直交接続するのに用いられるエルボやベンドは、通常、L型に屈曲された本体部の一端を一方の管路端部にねじ込んで固定した後、位置決めされた他端に他方の管路端部を螺入し、当該他端に予め装着されたナットを締めつけて、両管路を接続する。
【0003】
こうしたL型をした管継手に対しては、現在のところ、取付けや取外し用の適切な工具がない。このため、雄ネジの形成された管継手の一端を上記一方の管路端部に固締めしたりあるいは管路端部から緩める際に、例えば、口幅の大きなスパナやレンチなどを用いて回動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした異なる用途向けの工具を用いた場合、管継手表面が湾曲していいてスパナ等の平坦な口部では管継手の胴部をしっかりと把持できないために、滑ってしまい回動するのが難しい。また、こうした工具の口部を無理をしてきつく締めると、エルボの胴部にひっかき傷や線状の把持痕がついたりする。
【0005】
本発明の目的は、管継手の外周をしっかりと把持し、引っかき傷や線状の把持痕をつけたりすることなく所望の方向に無理なく回転させることのできる、管継手用レンチを提供することにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】
本発明は上記した目的を達成するために次の構成を備える。
すなわち、このスパナは、管継手の外周面を抱持する二股状に形成された抱持部と、操作ハンドルを着脱自在に嵌合する嵌合穴とを備えて成る、点に特徴がある。
使用の対象となる管継手は、必ずしもエルボなどのL型管継手に限定されるものではない。
【0007】
L型管継手用のスパナの場合、本スパナは、抱持部がL型管継手の屈曲部外周面をその長さ方向の全体に亘って抱持する二股状に形成される。また、この場合、抱持部は、L型管継手の屈曲部の径と等しいかそれ以上の幅を有するように形成すると良い。これにより、本スパナの抱持部は、L型管継手の屈曲部をその長さ方向及び径方向の全体において抱持する。
【0008】
抱持部は、その内面が管継手の外周面を抱持するに必要な端面形状に形成され、一般的には内面が端面略U字状に形成される。本スパナは、管継手の各種径に応じた開口幅を持つ。
【0009】
嵌合穴は、抱持部に頭部を一体的に連設し、この頭部に穿設するのが望ましい。
嵌合穴の形状は、操作ハンドルの嵌入端を着脱自在に嵌め込み可能な横断面形状に形成される。汎用的な操作ハンドルの嵌入端の形状に合わせて形成すると良い。
【0010】
レンチ本体の抱持部には、その内面に滑止め部材を設けるようにするのが良い。
滑止め部材としては、例えば摩擦係数の高いシート材や、抱持部内面に形成された粗面や凹凸などが適用される。
【0011】
【実施の最良の形態】
以下、本発明を図示した実施例に基づいて詳説する。
図1は、本発明の一実施例に係るL型管継手用レンチの外観斜視図である。
【0012】
図中符号1は本レンチで、所定径のL型管継手(エルボ)10の屈曲部外周面12を抱持するための抱持部2と、この抱持部2の上部に一体的に連設された円筒状の頭部5とから構成されている。
【0013】
抱持部2は、対向する2枚の抱持片3,3と、抱持片3の内面基端を連結する湾曲内面部4とを有している。抱持片間の間隔及び湾曲内面部の曲率は、このレンチ1が使用されるL型管継手10の屈曲部外周面に一致するように形成される。
また、抱持部3は、図3に見られるように、L型管継手10の屈曲部12の外周面全体を上方からすっぽりと覆う幅と長さに形成されている。
【0014】
頭部5には、抱持部2の湾曲面部中心に向けて嵌合穴6が穿設されている。
嵌合穴6は、本レンチ1を回動操作するためのハンドルの端部7を着脱自在に嵌入するためのもので、ハンドル端部7に対応する断面形状もしくは径に形成される。本実施例の嵌合穴6は、矩形の断面形状に形成されている。
【0015】
図2から図4は上記実施例に係るレンチ1の使用状態を示す正面図と側面図及び断面図である。
本レンチ1は、L型管継手10の湾曲部12に上方から二股状の抱持部2を被せるようにして取付けると、図2から図4に見られるように、その抱持片3の内面と湾曲内面部4とがL型管継手10の湾曲部12の全体をしっかりと抱持する。抱持部2は、L型管継手10の12屈曲部の外周面全体を上方からすっぽりと覆う幅と長さに形成されているので、ぐらつくことはない。
【0016】
したがって、L型管継手10の図中左端11のみが図示しない水平管路に螺着されているとして、本レンチ1の頭部5の嵌合穴6に操作ハンドルの端部7を嵌合し、図2中反時計方向に回動すると、そのトルクが抱持部2を介してL型管継手10の屈曲部表面、特に図中立下った屈曲部分に伝わり、L型管継手10の左端11を水平管路の端部から無理なく緩めることができる。
抱持部2は、抱持片3の内面と湾曲内面部4とがL型管継手10の屈曲部12に面状に当たっており、しかも屈曲部外表面をずれることもないので、L型管継手10の表面を損傷することもない。
【0017】
L型管継手10を上記水平管路に螺着する場合にも、ハンドルの回動操作を逆方向に行うことにより、同様の手順で確実に固締めできる。
【0018】
L型管継手以外に例えばT型管継手に対しても、本発明に係るレンチは有効に使用できる。この場合には、本レンチは、T型管継手の中央の三叉交差部に跨がるようにして上方から取付けられる。使用手順は、図示したL型管継手の実施例と同様である。
【0019】
図示しないが、抱持部には、その内面にゴム製シートを添着することもできる。ゴム性シートは、摩擦係数と緩衝性に富むので、回動時の管継手外周面への滑止めと表面保護の両機能を兼ねる。
また、こうした摩擦係数と緩衝性に富むシート材は、その厚みを適宜設定することにより、管継手の径と抱持部の間隔との差をなくすことができるので、ある程度径の違う複数種類の管継手に対して単一のレンチによって対応可能となる。なお、単に滑止めの機能だけを考慮した場合には、抱持部内面を、管継手表面を傷つけるおそれの少ない凹凸や粗面に形成することも可能である。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、次の効果を奏する。
管継手の外周面を抱持する二股状に形成された抱持部と、操作ハンドルを着脱自在に嵌合する嵌合穴とを備えるので、管継手の所定個所に抱持部を抱持させて取り付け、操作ハンドルを嵌合穴に嵌合するだけで、管継手の外周をしっかりと把持した状態で、把持痕をつけたりすることなく管継手を所望の回転方向に回転させるができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレンチの外観斜視図。
【図2】図1のレンチの使用状態を示す正面図。
【図3】図1のレンチの使用状態を示す側面図。
【図4】図3の断面図。
【符号の説明】
1      レンチ
2      抱持部
3      抱持片
4      湾曲内面部
5      頭部
6      嵌合穴
7      操作ハンドルの端部
10     L型管継手
12     屈曲部

Claims (9)

  1. 管継手の外周面を抱持する二股状に形成された抱持部と、操作ハンドルを着脱自在に嵌合する嵌合穴とを備えて成る、
    管継手用レンチ。
  2. L型管継手の屈曲部外周面をその長さ方向の全体に亘って抱持する二股状に形成された抱持部と、操作ハンドルを着脱自在に嵌合する嵌合穴とを備えて成る、
    管継手用レンチ。
  3. 前記抱持部は、管継手の外周面を抱持する内面が端面略U字状に形成されている、
    請求項1もしくは2記載の管継手用レンチ。
  4. 前記抱持部は、L型管継手の屈曲部の径と等しいかそれ以上の長さの幅を有する、
    請求項2記載の管継手用レンチ。
  5. 前記嵌合穴が、前記抱持部に一体的に連設された頭部に穿設されている、
    請求項1もしくは2記載の管継手用レンチ。
  6. 前記嵌合穴は、操作ハンドルの嵌入端を嵌め込み可能な横断面矩形状をした穴である、
    請求項1もしくは2記載の管継手用レンチ。
  7. 前記抱持部は、その内面に滑止め部材が設けられている、
    請求項1もしくは2記載の管継手用レンチ。
  8. 前記滑止め部材は、摩擦係数の高いシート材である、
    請求項7記載の管継手用レンチ。
  9. 前記滑止め部材は、抱持部内面に形成された凹凸である、
    請求項7記載の管継手用レンチ。
JP2002209849A 2002-07-18 2002-07-18 管継手用レンチ Pending JP2004050336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002209849A JP2004050336A (ja) 2002-07-18 2002-07-18 管継手用レンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002209849A JP2004050336A (ja) 2002-07-18 2002-07-18 管継手用レンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004050336A true JP2004050336A (ja) 2004-02-19

Family

ID=31933578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002209849A Pending JP2004050336A (ja) 2002-07-18 2002-07-18 管継手用レンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004050336A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2316618A1 (fr) * 2009-10-30 2011-05-04 Peugeot Citroën Automobiles SA Outillage permettant la mesure du jeu des différentes rotules présentes sur un train de véhicule, et procédà de contrôle du jeu de rotules utilisant un tel outillage
CN107662177A (zh) * 2017-11-29 2018-02-06 成都大运汽车集团有限公司 一种用于汽车总装的套筒
JP2018029548A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社Adeka 塩味強化剤
CN115284205A (zh) * 2022-08-18 2022-11-04 北京航星传动科技有限公司 一种锁紧扳手

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993879U (ja) * 1982-12-13 1984-06-26 ホンダエンジニアリング株式会社 管継手の着脱用工具
JPH0270975U (ja) * 1988-11-18 1990-05-30
JPH0315073U (ja) * 1989-06-23 1991-02-15
JPH0871931A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Sega Enterp Ltd 管継手締結用工具及びその工具を備えたソケットレンチ
JP2001347466A (ja) * 2000-06-09 2001-12-18 Toto Ltd 工 具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993879U (ja) * 1982-12-13 1984-06-26 ホンダエンジニアリング株式会社 管継手の着脱用工具
JPH0270975U (ja) * 1988-11-18 1990-05-30
JPH0315073U (ja) * 1989-06-23 1991-02-15
JPH0871931A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Sega Enterp Ltd 管継手締結用工具及びその工具を備えたソケットレンチ
JP2001347466A (ja) * 2000-06-09 2001-12-18 Toto Ltd 工 具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2316618A1 (fr) * 2009-10-30 2011-05-04 Peugeot Citroën Automobiles SA Outillage permettant la mesure du jeu des différentes rotules présentes sur un train de véhicule, et procédà de contrôle du jeu de rotules utilisant un tel outillage
FR2952179A1 (fr) * 2009-10-30 2011-05-06 Peugeot Citroen Automobiles Sa Outillage permettant la mesure du jeu des differentes rotules presentes sur un train de vehicule, et procede de controle du jeu de rotules utilisant un tel outillage
JP2018029548A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 株式会社Adeka 塩味強化剤
CN107662177A (zh) * 2017-11-29 2018-02-06 成都大运汽车集团有限公司 一种用于汽车总装的套筒
CN115284205A (zh) * 2022-08-18 2022-11-04 北京航星传动科技有限公司 一种锁紧扳手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI742234B (zh) 球形防滑之工具頭
JP2019519383A (ja) アンチスリップ・レンチ型工具
JP2004050336A (ja) 管継手用レンチ
JP2019025550A (ja) 配管用継手の着脱用治具
CN210998425U (zh) 一种齿轮式无痕管钳
US7788995B2 (en) Pipe fitting socket for use with an axial drive mechanism
JPH1030613A (ja) 導管操作治具
JP6259543B1 (ja) 二重給排気筒の接続解除用工具および二重給排気筒の接続解除方法
KR200476843Y1 (ko) 접이식 라쳇 렌치
JP7215126B2 (ja) 継手構造
CN209774491U (zh) 管道扳手
JP2000018430A (ja) 接当治具およびこれを備えた固定具
CN218905168U (zh) 一种用于非金属管道的管钳
JP3499313B2 (ja) ネジ管の締付具
JP5139129B2 (ja) ガスメータ取付用工具
JPS6035588Y2 (ja) パイプレンチ
US7062995B2 (en) T-connector holding tool and method
JP3146263U (ja) 配管用継手
JP3012394U (ja) ユニオンナット締付レンチ
JPH0518057Y2 (ja)
JP3991075B2 (ja) 感知器用着脱器
JPH0512551Y2 (ja)
US6968757B1 (en) Installation tool for plastic coated pipe
JP3040811U (ja) ねじ込み形90゜ストリートエルボの 締め付け工具
JPH0743507U (ja) 分岐継手の締付け治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060602

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303