JPS6035588Y2 - パイプレンチ - Google Patents
パイプレンチInfo
- Publication number
- JPS6035588Y2 JPS6035588Y2 JP10891880U JP10891880U JPS6035588Y2 JP S6035588 Y2 JPS6035588 Y2 JP S6035588Y2 JP 10891880 U JP10891880 U JP 10891880U JP 10891880 U JP10891880 U JP 10891880U JP S6035588 Y2 JPS6035588 Y2 JP S6035588Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- ring
- tightening
- gripping rod
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパイプレンチに関し特に表面処理の施された金
属パイプ、あるいは合成樹脂製のパイプ等、表面にキズ
をつけてはならないパイプ類を確実に締緩できるパイプ
レンチである。
属パイプ、あるいは合成樹脂製のパイプ等、表面にキズ
をつけてはならないパイプ類を確実に締緩できるパイプ
レンチである。
昨今、鉄筋コンクリート造り建物において、後日の修復
及び交換が容易にできるよう、従来のようにコンクリー
ト内に埋設せずに屋内に配設した配管用パイプ類が増え
てきた。
及び交換が容易にできるよう、従来のようにコンクリー
ト内に埋設せずに屋内に配設した配管用パイプ類が増え
てきた。
この種のパイプは、屋内に配設しても見栄えが悪くない
よう表面処理を施したり、カラフルな合成樹脂で被覆し
ているのが常である。
よう表面処理を施したり、カラフルな合成樹脂で被覆し
ているのが常である。
この種のパイプを新設あるいは交換の為に締緩する場合
、従来のパイプレンチではパイプにキズをつけてしまい
、これを防ぐ為に布等を介在させ締緩したり、あるいは
布製のバンド式レンチ等で締緩作業をしていた。
、従来のパイプレンチではパイプにキズをつけてしまい
、これを防ぐ為に布等を介在させ締緩したり、あるいは
布製のバンド式レンチ等で締緩作業をしていた。
ところが従来のパイプレンチに布を当て締緩する場合、
都度布を当てる必要がある為その作業が極めてやりにく
く作業性の悪いものであり、かつ布を当てても若干のキ
ズのつく恐れが多分にあり、また布製のバンド式レンチ
にて締緩する場合は、パイプの緊締力が弱く、為にスリ
ップし所定トルクまで締められず水洩れ等の不具合を起
こすことがあった。
都度布を当てる必要がある為その作業が極めてやりにく
く作業性の悪いものであり、かつ布を当てても若干のキ
ズのつく恐れが多分にあり、また布製のバンド式レンチ
にて締緩する場合は、パイプの緊締力が弱く、為にスリ
ップし所定トルクまで締められず水洩れ等の不具合を起
こすことがあった。
本考案は上述のような不具合な点に鑑み考案されたもの
で、パイプへの装着が容易にでき、かつパイプを確実に
挟持しスリップすることなく容易に締緩することができ
、また着脱自在の軸ピンにより、種々のサイズのパイプ
に適合するパイプ受は環と締め環とからなるパイプ挟持
部材を交換可能とならしめたものである。
で、パイプへの装着が容易にでき、かつパイプを確実に
挟持しスリップすることなく容易に締緩することができ
、また着脱自在の軸ピンにより、種々のサイズのパイプ
に適合するパイプ受は環と締め環とからなるパイプ挟持
部材を交換可能とならしめたものである。
把持杆1は、先端に押圧段部1aを有しかつ孔1bを穿
設しである。
設しである。
パイプ受は環2は、内面が半円形に形成され、その根元
部は把持杆1に軸ピン7で回動自在に枢支連結されてい
る。
部は把持杆1に軸ピン7で回動自在に枢支連結されてい
る。
またパイプ締め環3は、内面がやはり半円形に形成され
、一端が前記パイプ受は環2とピン4で回動自在に枢支
連結され、その他端には前記把持杆1先端の押圧段部1
aと係止さすべく係止片3aを突設しである。
、一端が前記パイプ受は環2とピン4で回動自在に枢支
連結され、その他端には前記把持杆1先端の押圧段部1
aと係止さすべく係止片3aを突設しである。
軸ピン7は、一端に設けた小孔にボール5とバネ6を有
し、ボール5を常に表面より突出させた状態にしである
。
し、ボール5を常に表面より突出させた状態にしである
。
また把持杆1の先端上部には弾力体8が固着されており
、これをパイプ受は環2の背面壁に当接させることで、
パイプ受は環2とこれとピン支されているパイプ締め環
3を把持杆1に対して常に前方に付勢し、パイプ受は環
2とパイプ締め環3とが不用意にフラつくことを防止し
ている。
、これをパイプ受は環2の背面壁に当接させることで、
パイプ受は環2とこれとピン支されているパイプ締め環
3を把持杆1に対して常に前方に付勢し、パイプ受は環
2とパイプ締め環3とが不用意にフラつくことを防止し
ている。
更に本考案パイプレンチは、前記把持杆1先端の押圧段
部1a面の位置を、パイプ受は環2とパイプ締め環3と
がパイプを軽く締め付けた状態でパイプ中心と軸ピン7
の中心を結ぶ線上かそれより若干上方(受は環2側)に
位置するように設定しである。
部1a面の位置を、パイプ受は環2とパイプ締め環3と
がパイプを軽く締め付けた状態でパイプ中心と軸ピン7
の中心を結ぶ線上かそれより若干上方(受は環2側)に
位置するように設定しである。
これは軸ビン7を軸に把持杆1を第3図において矢印方
向に回動させた場合、押圧段部1aが前記パイプ中心と
軸ピン7の中心を結ぶ線上に位置した時、パイプ締め環
3がパイプに対して完全に面接触でき得るようにする為
である。
向に回動させた場合、押圧段部1aが前記パイプ中心と
軸ピン7の中心を結ぶ線上に位置した時、パイプ締め環
3がパイプに対して完全に面接触でき得るようにする為
である。
以上の構成の本考案を使用するには、予め用意されてい
る種々のサイズの一組のパイプ受は環2とパイプ締め環
3から、締緩1.ようとするパイプの外径に適合するも
のを選別腰これを軸ビン7で把持杆りこ取り付ける。
る種々のサイズの一組のパイプ受は環2とパイプ締め環
3から、締緩1.ようとするパイプの外径に適合するも
のを選別腰これを軸ビン7で把持杆りこ取り付ける。
そしてパイプ受は環2と締め環3とをパイプに巻き付け
、把持杆1の押圧段部1aにパイプ締め環3の係止片3
aを係止させる。
、把持杆1の押圧段部1aにパイプ締め環3の係止片3
aを係止させる。
しかるのち把持杆1を矢印方向に回動させると、押圧段
部1aは係止片3aを押圧し、パイプ受は環2と締め環
3はパイプを面接触で締め付けていき、パイプを締め付
ける力つりパイプを回動させる力が上まわった時点でパ
イプを締緩する。
部1aは係止片3aを押圧し、パイプ受は環2と締め環
3はパイプを面接触で締め付けていき、パイプを締め付
ける力つりパイプを回動させる力が上まわった時点でパ
イプを締緩する。
以上のように本考案パイプレンチは、一対のパイプ受は
環2と締め環3がピン4て回動自在に連結されている為
、配管途中のパイプにも自在に巻き付けることができ、
また軸ピン7により各種パイプ径に合ったパイプ受は環
2と締め環3を把持杆1に脱着でき、この時軸ビン7に
設けたボール5、バネ6により軸ピン7が作業中に不用
意に外れることもなく、また弾性体8によりパイプ受は
環2と締め環3がフラつくこともなく、更に把持杆1の
押圧段部1a面の位置を前記のよに設定したことにより
、パイプ受は環2と締め環3は面接触でパイプを締緩す
ることができ、従って表面処理の施されたパイプ、ある
いは合成樹脂製のパイプを表面にキズをつけることなく
極めて確実にかつ容易に締緩できる等、その実用的効果
には優れたものがある。
環2と締め環3がピン4て回動自在に連結されている為
、配管途中のパイプにも自在に巻き付けることができ、
また軸ピン7により各種パイプ径に合ったパイプ受は環
2と締め環3を把持杆1に脱着でき、この時軸ビン7に
設けたボール5、バネ6により軸ピン7が作業中に不用
意に外れることもなく、また弾性体8によりパイプ受は
環2と締め環3がフラつくこともなく、更に把持杆1の
押圧段部1a面の位置を前記のよに設定したことにより
、パイプ受は環2と締め環3は面接触でパイプを締緩す
ることができ、従って表面処理の施されたパイプ、ある
いは合成樹脂製のパイプを表面にキズをつけることなく
極めて確実にかつ容易に締緩できる等、その実用的効果
には優れたものがある。
第1図は本考案の正面図、第2図は同一部切欠平面図、
第3図はパイプに本考案を装着した状態の断面図である
。
第3図はパイプに本考案を装着した状態の断面図である
。
Claims (1)
- 先端に押圧段部1aを有する把持杆1と、内面が半円形
に形成され、その根元部が前記把持杆1に軸ピン7で枢
支連結されたパイプ受は環2と、同様に内面が半円形に
形成され、その一端が前記パイプ受は環2の先端部とピ
ン4て枢支連結され、かつその他端には係止片3aが突
設されたパイプ締め環3とから成り、把持杆1を回動し
た時その押圧段部1aがパイプ締め環3の係止片3aを
加圧し、パイプ受は環2とパイプ締め環3各々の内面で
形成される環の径を縮めることによってパイプを挟持し
締緩するようにしたパイプレンチにおいて、前記軸ピン
7の一端に穿設した小孔にボール5とこれを押圧するバ
ネ6とを配設し、また前記パイプ受は環2の背面壁と把
持杆1との間に弾力体8を介在させ、更に前記把持杆1
先端の押圧段部1a面の位置を、パイプ受は環2とパイ
プ締め環3とがパイプを軽く締め付けた状態でパイプ中
心と軸ピン7の中心を結ぶ線上かそれより若干上方に位
置するように設定したことを特徴とするパイプレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10891880U JPS6035588Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | パイプレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10891880U JPS6035588Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | パイプレンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5734366U JPS5734366U (ja) | 1982-02-23 |
JPS6035588Y2 true JPS6035588Y2 (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=29470131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10891880U Expired JPS6035588Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | パイプレンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035588Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019025588A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 株式会社松阪鉄工所 | パイプレンチ |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10891880U patent/JPS6035588Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019025588A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 株式会社松阪鉄工所 | パイプレンチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5734366U (ja) | 1982-02-23 |
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