JP2004049876A - 製パン機及びその制御方法 - Google Patents

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    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices

Abstract

【課題】異物が捏ねドラムに挟まれて誤作動が発生することを防止することが可能である製パン機及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本製パン機は、オーブン室が形成されている本体と、ミックスバッグの両端部を把持する正逆回転する一対の捏ねドラムと、捏ねドラムと隣接して設けられかつミックスバッグに表示されたバーコードを判読するバーコードスキャナと、捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部とを有し、バーコードスキャナが判読するか否かを感知するバーコード判読感知部と;バーコード判読感知部の感知信号に基づいてバーコードスキャナでバーコードが判読される間に予め貯蔵された判読速度で捏ねドラムを回転させ、バーコードスキャナの判読が完了したならば、捏ねドラムが判読速度より早い定常速度で回転するようにドラム駆動部を制御する制御部とを含む。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製パン機及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、パンは、小麦粉、砂糖及びイースト等の材料を準備し、これらをこねて、発酵した後、焼きあがる等の複雑な過程を通じて作り上げる。従って、一般人が家庭で直接パンを作るというのは、とても複雑な仕事であり、また、満足なパンを作るというのもずいぶん難しいことである。
【0003】
従って、一般人も容易にパンを作ることができるように、材料の捏ね、発酵及び焼きあがりの過程を自動的に行って、ユーザーに出来上がったパンを提供する製パン機が、今まで様々な形態で開発されてきている。
【0004】
このような製パン機のなかで、特許文献1に開示された製パン機は、オーブン室の上下部に相互平行に設けられかつ正逆回転する一対の捏ねドラム、両捏ねドラムのあいだに介されるベーキング筒、オーブン室の内部を加熱する加熱器及びバーコードスキャナー等を備えている。
【0005】
この製パン機は、小麦粉及び水等のパン材料を受容しているミックスバッグの両端部を捏ねドラムに巻き取った後、運転が始まって所定の時間のあいだミックスバッグを上下に移動させることにより、ミックスバッグ内の材料を捏ねる。また、捏ね過程が完了すると、ミックスバッグが下部捏ねドラムに完全に巻き取られて、上部捏ねドラムから自動離脱され、ベーキング筒の内には捏ねられた材料だけが残る。その次に、加熱器がオーブン室の内部を加熱して、捏ねられた材料を所定時間のあいだ発酵及び焼きあがることにより、ベーキング筒の内でパンが出来上がる。
【0006】
この時、このような一連の製パン過程は、ミックスバッグに付いたバーコード(材料に従う捏ね時間、発酵時間、ベーキング時間等の製パンプログラムが含まれている)を、バーコードスキャナが判読して制御部に伝達し、制御部では判読されたバーコードの情報に従って捏ねドラム及び加熱器等の機器の運転を制御することにより行われる。
【0007】
ところで、このような従来の製パン機においては、バーコードスキャナがバーコードを判読して、上部捏ねドラムが回転する時に、非定常的にバーコードが捏ねドラムとバーコードスキャナとの間に挟まれる場合がある。また、ミックスバッグが捏ねドラムに巻き取られる時に、バーコードと共に異物が挟まれる場合、安全を図るだけでなく、内部部品が損傷する恐れがある。
【0008】
【特許文献1】
大韓民国特許第1991−10203号特許公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述した問題点を解決するため、バーコードの判読時にバーコードまたは異物が捏ねドラムに挟まれて、誤作動することを防止することができる製パン機及びその制御方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の主たる態様によれば、オーブン室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互に所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバッグの両端部が把持される一対の捏ねドラムと、前記捏ねドラムと隣接して設けられかつ前記ミックスバッグに表示されたバーコードを判読するバーコードスキャナと、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機において、前記バーコードスキャナが判読するか否かを感知するバーコード判読感知部と;前記バーコード判読感知部の感知信号に基づいて前記バーコードスキャナでバーコードが判読される間に予め貯蔵された判読速度に前記捏ねドラムを回転させ、前記バーコードスキャナの判読が完了したならば、前記捏ねドラムが前記判読速度より早い定常速度に回転するように前記ドラム駆動部を制御する制御部と;を含むことを特徴とする製パン機が提供される。
【0011】
ここで、前記捏ねドラムの回転位置を感知する回転位置感知部を含み;前記制御部は前記バーコードの判読時に前記捏ねドラムの回転位置を所定の時間の間感知して回転量が許容範囲を外れる場合、前記ドラム駆動部の運転を停止させることが効果的である。
【0012】
また、前記回転位置感知部は、前記捏ねドラムの回転軸に設けられて、回転しながら円板面の外周面から半径方向の外側に延長形成された少なくとも一つの感知突起を有する回転ディスクと、該回転ディスクに光信号を走査して前記光信号と前記感知突起の接触時に感知信号を出力する回転ディスク感知センサと、を含むことが好ましい。
【0013】
ここで、前記回転ディスクは、単一の感知突起を有する第1回転ディスクと、外周面に相互等間隔に離隔形成された複数の感知突起を有する第2回転ディスクと、を含み、前記第1回転ディスクにより前記捏ねドラムの一回転を認識することができ、前記第2回転ディスクにより前記捏ねドラムの回転位置を微細の認識することができる。
【0014】
前記回転ディスク感知センサは、発光部と、前記回転ディスクの外周面を間にして前記発光部と対向するように設けられる受光部と、を有するパルス発生器であり;前記パルス発生器は、前記回転ディスクの感知突起が前記発光部と前記受光部との間を通過する時、パルス信号を出力することにより、前記捏ねドラムの回転速度を容易に制御することができる。
【0015】
上記課題を解決するため、本発明の他の態様によれば、オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互所定の離隔間隔をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料を受容したミックスバッグの両端部が把持される一対の捏ねドラムと、前記捏ねドラムと隣接して設けられかつ前記ミックスバッグに表示されたバーコードを判読するバーコードスキャナと、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機の制御方法において、前記ミックスバッグが把持された前記捏ねドラムを回転させる段階と;前記バーコードスキャナからバーコードの判読信号が出力されるか否かを感知する段階と;前記バーコードの判読信号が出力される間に前記捏ねドラムを予め設定された速度に回転させる段階と;を含むことを特徴とする製パン機の制御方法が提供される。
【0016】
前記バーコードが判読される間に前記捏ねドラムの回転位置を所定の時間の間感知して回転量が許容範囲を外れる場合、前記ドラム駆動部の運転を停止させる段階をさらに含むことが好ましい。
【0017】
ここで、前記捏ねドラムの回転と連動しながら外周面に等間隔に離隔形成された複数の感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクの回転時に前記感知突起を感知してパルス信号を出力する回転感知センサと、を含み;前記回転位置は、前記回転感知センサのパルス信号に基づいて判断することが効果的である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明に対して詳細に説明する。
図1は本発明による製パン機の斜視図であり、図2は図1の部品室領域を切取って拡大した斜視図であり、図3は図2の要部分解斜視図である。この図面に示すように、本発明による製パン機は、オーブン室10及び部品室20が形成されている本体1と、本体1の前方に設けられて、オーブン室10の前面の開口を開閉するドア3と、本体1の前方の一側に設けられて、機器の運転状態を表示する表示部5aが設けられる運転表示パネル部5と、を有する。また、製パン機の各部に電源を供給するための電源供給部(図示せず)が設けられている。
【0019】
オーブン室10の内側の上部及び下部には、製パン材料が受容された図4のミックスバッグ7の両方の把持部8を所定の長さに巻き取る上部捏ねドラム11と下部捏ねドラム13とが相互平行に正逆回転可能に設けられている。上部捏ねドラム11と下部捏ねドラム13との間のオーブン室10の下部には、捏ねられた材料が受容される製パントレイ15が設けられている。
【0020】
この製パントレイ15は、相互対称関係にある‘L’字状の第1トレイ15aと第2トレイ15bとの相互結合により、上向き開口された筒形状からなっている。また、製パントレイ15と上部捏ねドラム11との間のオーブン室10の上部には、ミックスバッグ7内で捏ねられる材料が製パントレイ15の上部領域から離脱しないように、一対の捏ね係止部材17が設けられている。
【0021】
また、オーブン室10の後壁面の上部及び下部と、オーブン室10に向くドア3の背面の上部及び下部と、には、オーブン室10の内部を加熱する製パンヒーター19が設けられている。
【0022】
部品室20は、オーブン室10の一側に形成される第1部品室21と、オーブン室10の後方領域に形成される第2部品室23と、を含む。第1部品室21の内には、上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13を正逆回転させるドラム駆動部25が設けられている。第2部品室23には、上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13に巻き取られるミックスバッグ7の表面に付いたバーコード9を判読するバーコードスキャナ29が設けられている。
【0023】
ドラム駆動部25は、下部捏ねドラム13を回転させる駆動モータ26と、下部捏ねドラム13と上部捏ねドラム11の各回転軸28とを連結して、相互連動させる連動ベルト27と、を有している。また、バーコードスキャナ29は、上部捏ねドラム11の外周面に接触及び離隔するように設けられている。
【0024】
一方、本発明による製パン機は、一対の捏ねドラムのうち少なくともいずれか一つの回転位置を感知する回転位置感知部40と、回転位置感知部40で感知された捏ねドラムの回転位置信号に基づいて捏ねドラム11、13の回転を制御する後述する制御部70と、を含む。
【0025】
回転位置感知部40は、上部捏ねドラム11の回転軸28に結合される回転ディスク41と、部品室20の内で回転ディスク41と隣接して設けられ、回転ディスク41の回転状態を感知して、パルス信号を出力する回転位置感知センサー61と、を有している。
【0026】
この回転ディスク41には、上部捏ねドラム11の一回転信号を回転位置感知センサー61に伝達する第1回転ディスク36と、上部捏ねドラム11の一回転以下の回転信号を回転位置感知センサー61に伝達する第2回転ディスク37と、を含む。
【0027】
第1回転ディスク36は、円板部材43からなって、第2回転ディスク37と所定の間隔をおいて、中央が上部捏ねドラム11の回転軸28に結合されている。円板部材43は、外周面から半径方向外側に延長形成された単一の感知突起44を有している。これにより、上部捏ねドラム11の回転に連動して、第1回転ディスク36の一回転信号が回転位置感知センサー61に伝達される。
【0028】
第2回転ディスク37は、円板部材47からなっており、中央には上部捏ねドラム11の回転軸28に結合されるように軸結合部46が設けられている。また、円板部材47は、縁部に周方向に沿って相互等間隔に配置された複数の凹溝49及び突起48により24個の感知突起が形成されている。これにより、第1回転ディスク36の感知突起は、第2回転ディスク37の複数の凹溝49のうちいずれか一つの凹溝49を遮断するように設けられている。
【0029】
回転位置感知センサー61は、捏ねドラム11が一回転する間に第1回転ディスク36の感知突起を感知して1つのパルスを出力する第1回転ディスク感知センサー63と、第2回転ディスク37の24個の感知突起を感知して、24個のパルスを出力する第2回転ディスク感知センサー65と、を有する。これにより、第1回転ディスク感知センサー63で一つのパルスを出力する間に、第2回転ディスク感知センサー65では24個のパルスを出力する。
【0030】
第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65は、それぞれ第1回転ディスク36と第2回転ディスク37に向いて赤外線等のセンシング信号を走査する走査部63a、65aと、第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37の周縁部を間にして走査部63a、65aと対向するように設けられて走査部63a、63bから走査されるセンシング信号が伝達される受光部63b、65bとを有するパルス発生器である。
【0031】
第1回転ディスク感知センサー63は、第1回転ディスク36が1回転する間に走査部63aで走査されるセンシング信号が受光部63b側に伝達及び遮断される信号を感知して上部捏ねドラム11が1回転する時間を周期としてパルス信号を出力する。
【0032】
第2回転ディスク感知センサー65は、走査部65aで走査されるセンシング信号が第2回転ディスク37の凹溝49の区間と突起48の区間でそれぞれ一定の周期で受光部65b側に伝達及び遮断される信号を感知して、上部捏ねドラム11が1回転する時間のあいだに24個のパルス信号を出力する。
【0033】
また、回転位置感知センサ61の第1回転ディスク感知センサ63と第2回転ディスク感知センサ65とから出力されるパルス信号は制御部70に伝達され、制御部70はこれに基づいて上部捏ねドラム11の回転位置を認識する。これにより、制御部70は、捏ねる過程で上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13を回転させるドラム駆動部25の駆動モータ26の運転を制御して、ミックスバッグ7の上下往復移動距離を正確に制御する。
【0034】
図5は図1の製パン機の制御ブロック図である。図面に示すように、本発明による製パン機の制御ブロックは、第1回転ディスク36の回転を感知する第1回転ディスク感知センサ63と、第2回転ディスク37の回転を感知する第2回転ディスク感知センサ65と、第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37から出力されるパルス信号に基づいて捏ねドラムの回転位置を制御し、バーコードスキャナ29から提供されるバーコードの判読信号にしたがって捏ねドラムの回転速度を制御する制御部70と、を含む。ここで、制御部70は、バーコードスキャナ29からバーコードの判読時に判読信号が出力されるか否かを感知するバーコード判読感知部71をさらに有することができる。
【0035】
本発明により、バーコードスキャナ29がバーコード9の判読を開始すると、制御部70は電源供給部を制御して捏ねドラムを駆動させる駆動モータ26に供給される電流を減少させて捏ねドラムの回転速度が減少するようにする。また、バーコード9の判読が完了すると、制御部70は、電源供給部を制御して捏ねドラムが定常速度に回転するように駆動モータ26に供給される電流を増加させる。また、制御部70は、バーコードスキャナ29でバーコード9の判読信号が出力される間に、第1回転ディスク感知センサ63及び第2回転ディスク感知センサ65から出力されるパルス信号を感知して正常なパルス信号と比較することにより、バーコード9が正常に判読される状態であるか捏ねドラムに挟まれた状態であるかを判断する。
【0036】
図6A及び図6Bは、図1の製パン機の駆動モータに供給される電流信号図である。図面に示すように、バーコード9の判読時には、捏ねドラムを定常速度よりものろく回転させることにより、駆動モータ26に供給される電流は、正常に捏ねる時に比べて小さい。また、バーコードの判読時に捏ねドラムが回転することにより、回転ディスク感知センサから出力されるパルス信号は、正常に捏ねる時に比べて大きいパルス幅を有する。
【0037】
図7A及び図7Bは、図1の製パン機の回転ディスク感知センサの出力信号図である。図面に示すように、バーコード9の判読時に内部にバーコード9及び異物を挟んだ場合に、捏ねドラムの回転が遅延することにより、第1回転ディスク感知センサ63及び第2回転ディスク感知センサ65から出力されるパルス信号のパルス幅が正常なバーコードの判読時のパルス信号に比べて大きく形成される。
【0038】
図5の制御ブロックに基づいて本発明による製パン機の制御方法を説明すると次の通りである。図8に示すように、ミックスバッグ7を捏ねドラムの把持部に装着し(S1)、捏ねドラムを回転させるならば(S3)、ミックスバッグが捏ねドラムに巻き取られることによりバーコードスキャナ29でバーコード9の判読が開始される。制御部70は、バーコードの判読が開始されたならば(S5)、内部に設定された回転速度で捏ねドラムが回転するように駆動モータに供給される電流を減少させる(S7)。これにより、捏ねドラムの回転速度が減少して、バーコード9が判読される。バーコード9の判読が完了されたならば(S8)、これを感知した制御部70は、駆動モータ26に供給される電流を増加させて捏ねドラムが定常捏ね速度に回転するようにする。
【0039】
図9は本発明による製パン機のバーコード判読時にエラー感知方法のフローチャートである。図面に示すように、捏ねドラムが回転することにより、バーコードの判読が開始されたならば(T1)、制御部70は、第1回転ディスク感知センサ63及び第2回転ディスク感知センサ65から出力されるパルス信号に基づいて定常的なバーコードの判読速度であるか否かを判断する(T3)。ここで、捏ねドラム11の回転速度が定常的なバーコードの判読速度に比べて小さいと(T5)、捏ねドラム11の駆動を停止し(T7)、バーコードまたは異物を挟んだ状態であることを表示部5aに表示する(T9)。
【0040】
このような構成により、調理方法が表記されたバーコードの判読時に捏ねドラムの回転速度を正常に捏ねる時に比べて小さく設定することにより、バーコードが捏ねドラムに挟まれて誤作動が発生することを防止することができる。また、バーコード判読時に捏ねドラムの回転位置を感知する回転位置感知ディスクの感知信号に基づいてバーコードを挟んだ場合、その状態を感知してドラム駆動部の動作を停止することができる。
【0041】
以上、本発明に係る好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術思想の範囲内において、各種の修正例および変更例を想定し得るものであり、それらの修正例および変更例についても本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0042】
【発明の効果】
前述したように、本発明によると、バーコードの判読時にバーコードまたは異物が捏ねドラムに挟まれて誤作動が発生することを防止することができる製パン機及びその制御方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製パン機の斜視図である。
【図2】図1の部品室領域を切取って拡大した斜視図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】本発明による製パン機に使用されるミックスバッグの正面図である。
【図5】図1の製パン機の制御ブロック図である。
【図6A】図1の製パン機の駆動モータの出力端の電流信号図であって、正常捏ね時の電流信号図である。
【図6B】図1の製パン機の駆動モータの出力端の電流信号図であって、正常バーコード判読時の電流信号図である。
【図7A】図1の回転感知センサから出力されるパルス信号図であって、正常バーコード判読時のパルス信号図である。
【図7B】図1の回転感知センサから出力されるパルス信号図であって、異物を挟んだ場合のパルス信号図である。
【図8】本発明による製パン機の制御方法のフローチャートである。
【図9】本発明による製パン機のバーコードの判読時のエラー検出方法の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 製パン機
7 ミックスバッグ
9 バーコード
10 オーブン室
11 上部捏ねドラム
13 下部捏ねドラム
15 製パントレイ
20 部品室
25 ドラム駆動部
26 駆動モータ
27 連動ベルト
28 回転軸
29 バーコードスキャナ
41 回転ディスク
61 回転ディスク感知センサ
70 制御部

Claims (8)

  1. オーブン室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互に所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバッグの両端部が把持される一対の捏ねドラムと、前記捏ねドラムと隣接して設けられかつ前記ミックスバッグに表示されたバーコードを判読するバーコードスキャナと、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機において、
    前記バーコードスキャナが判読するか否かを感知するバーコード判読感知部と;
    前記バーコード判読感知部の感知信号に基づいて前記バーコードスキャナでバーコードが判読される間に予め貯蔵された判読速度に前記捏ねドラムを回転させ、前記バーコードスキャナの判読が完了したならば、前記捏ねドラムが前記判読速度より早い定常速度に回転するように前記ドラム駆動部を制御する制御部と;
    を含むことを特徴とする製パン機。
  2. 前記捏ねドラムの回転位置を感知する回転位置感知部を含み;
    前記制御部は前記バーコードの判読時に前記捏ねドラムの回転位置を所定の時間の間感知して回転量が許容範囲を外れる場合、前記ドラム駆動部の運転を停止させることを特徴とする請求項1に記載の製パン機。
  3. 前記回転位置感知部は、
    前記捏ねドラムの回転軸に設けられて、回転しながら円板面の外周面から半径方向の外側に延長形成された少なくとも一つの感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクに光信号を走査して前記光信号と前記感知突起の接触時に感知信号を出力する回転ディスク感知センサと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の製パン機。
  4. 前記回転ディスクは、
    単一の感知突起を有する第1回転ディスクと、
    外周面に相互等間隔に離隔形成された複数の感知突起を有する第2回転ディスクと、を有することを特徴とする請求項3に記載の製パン機。
  5. 前記回転ディスク感知センサは、発光部と、前記回転ディスクの外周面を間にして前記発光部と対向するように設けられる受光部と、を有するパルス発生器であり;
    前記パルス発生器は、前記回転ディスクの感知突起が前記発光部と前記受光部との間を通過する時、パルス信号を出力することを特徴とする請求項4に記載の製パン機。
  6. オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互所定の離隔間隔をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料を受容したミックスバッグの両端部が把持される一対の捏ねドラムと、前記捏ねドラムと隣接して設けられかつ前記ミックスバッグに表示されたバーコードを判読するバーコードスキャナと、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機の制御方法において、
    前記ミックスバッグを把持した前記捏ねドラムを回転させる段階と;
    前記バーコードスキャナからバーコードの判読信号が出力されるか否かを感知する段階と;
    前記バーコードの判読信号が出力される間に前記捏ねドラムを予め設定された速度に回転させる段階と;
    を含むことを特徴とする製パン機の制御方法。
  7. 前記バーコードが判読される間に前記捏ねドラムの回転位置を所定の時間の間感知して回転量が許容範囲を外れる場合、前記ドラム駆動部の運転を停止させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の製パン機の制御方法。
  8. 前記捏ねドラムの回転と連動しながら外周面に等間隔に離隔形成された複数の感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクの回転時に前記感知突起を感知してパルス信号を出力する回転感知センサと、を含み;
    前記回転位置は、前記回転感知センサのパルス信号に基づいて判断することを特徴とする請求項7に記載の製パン機の制御方法。
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