JP2004048317A - ノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの聴覚上の違和感を伴うことなく、受信信号に含まれるノイズ成分を効果的に抑圧することが可能なノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】受信信号中に含まれるノイズレベルを検出してその検出状況に応じて、機能の異なる複数のノイズ抑圧回路を1つ以上適宜組み合わせてノイズの抑圧処理を行う。かかる組合せはノイズレベルに応じて段階的に変化させることができる。また、受信電界強度の減衰値を基にかかる制御を行うようにしても良い。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送の受信信号に含まれるノイズを抑圧するノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル放送受信機では、例えば、弱電界やフェージングなどの電波伝搬障害によって受信信号にノイズが生じた場合、受信機における通常のミュート処理により発生ノイズの抑圧を図っていた。従来のデジタル放送受信機の構成を図1のブロック図に示す。
【0003】
図1に示すデジタル放送受信機の動作を説明すれば以下のようになる。
先ず、受信を希望する放送局からの電波は、受信機のフロントエンド回路1、デジタル復調回路2を経て所定のデジタル信号に変換され、誤り訂正復号回路3及びデジタル・オーディオ復号回路4に印加される。誤り訂正復号回路3及びデジタル・オーディオ復号回路4の各々では、所定の誤り訂正処理及び復号処理が為され、かかる処理が施された信号はデジタル/アナログ変換回路5に供給される。そして、同回路からの出力信号は、ミュート回路6を経てアナログ・オーディオ信号として受信機のオーディオ出力部(図示せず)に供給される。
【0004】
一方、誤り訂正復号回路3とデジタル・オーディオ復号回路4は、所定の誤り訂正処理や復号処理を行う際に、かかる処理の過程において検出したビット・エラーレートなどの各種のエラーレートを制御回路7に通報する。そして、制御回路7は、かかるエラーレートの値を基にしてミュート制御信号を生成してそれをミュート回路6に供給する。
【0005】
今、弱電界やフェージング等の電波伝搬障害の影響によって上記のエラーレートが増大すると、制御回路7は、そのエラーレートと受信機のコードレートとの関係から定まる所定のミュート制御信号を生成する。そして、ミュート回路6は、かかるミュート制御信号に応じて同回路を通過するアナログ・オーディオ信号に対し一定量のミュートを段階的に施す、即ちアナログ・オーディオ信号の音量を段階的に絞る処理を施すのである。
【0006】
しかしながら、ミュート処理では、受信信号に含まれるノイズ成分とオーディオ信号の区別ができないため、ミュート処理を施すことによってノイズレベルと共にオーディオ信号レベルも同時に低下する。それ故、誤り訂正処理が僅かに追いつかない程度の軽微なノイズが発生するとノイズ抑圧と同一のレベルでオーディオ信号も抑圧され、放送を聴いているユーザに対し音量変動の違和感を与えるおそれがある。一方、かかる違和感を軽減させるべくミュート処理の程度を控えると十分なノイズ抑圧効果が得られないと言う不具合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明が解決しようとする課題には上述した問題が1例として挙げられる。また、本発明はユーザの聴覚に違和感を与えずノイズ抑圧効果の高いデジタル放送受信機の提供を1つの目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受信信号に含まれるノイズを抑圧するノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機であって、
受信信号について誤り訂正処理を施しかつ誤り訂正時における訂正率を示す訂正率信号を生成する誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段からの出力信号をデジタルオーディオ信号に復号しかつ復号時における復号率を示す復号率信号を生成する復号手段と、
前記復号手段からの出力信号に含まれるノイズ成分を検出してその大きさを示すノイズ検出信号を生成し、ノイズ抑圧制御信号に応じて前記復号手段からの出力信号についてノイズ抑圧処理を施すノイズ抑圧手段と、
前記訂正率信号、前記復号率信号、及び前記ノイズ検出信号のうちの少なくとも1つの信号に基づいて前記受信信号の劣化状態を判定し、その判定結果に応じて前記ノイズ抑圧制御信号を生成する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明によるノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機について、第1の実施例を図2のブロック図に示す。
先ず、本実施例の構成を説明する。
図2において、フロントエンド回路10は、アンテナで受信した電波から所望の放送局の受信信号を選択し、かかる受信信号について増幅や周波数変換及び検波等の処理を施す回路である。デジタル復調回路20は、フロントエンド回路10からの検波出力について所定のデジタル復調処理を施して、受信信号に重畳されているデジタル信号を復調・再生する回路である。
【0010】
誤り訂正復号回路30は、例えばビタビ復号器やMPEG復号器等を用いて上記のデジタル信号に誤り訂正処理を施し、誤り訂正時における誤り訂正率の算出を行う回路である。また、デジタル・オーディオ復号回路40は、誤り訂正後のデジタル符号を所定フォーマットのデジタル・オーディオ信号に復号し、同時に復号に際して所定フォーマットに合致する割合を示す復号率を算出する回路である。なお、上記の誤り訂正率及び復号率は、それぞれ誤り訂正率検出信号及び復号率検出信号として上記の各々の回路から後述する制御回路70に通知される。
【0011】
デジタル/アナログ変換回路50(以下、単に“D/A回路50”と称する)は、デジタル・オーディオ復号回路40から出力されたデジタル・オーディオ信号を、通常のアナログ・オーディオ信号に変換する回路である。
ノイズ抑圧回路60は、主にノイズキャンセラー回路61、高域カット回路62、ミュート回路63、及びスイッチ回路64から構成されている。
【0012】
ノイズキャンセラー回路61は、所定の通過帯域を有する帯域通過フィルタ又は高域通過フィルタと、ノイズアンプから成るノイズ検出部(図示せず)を内蔵している。同回路は、かかる検出部を用いてデジタル/アナログ変換回路50から供給されたオーディオ信号に含まれるノイズ成分を検出すると、それをノイズ検出信号として後述の制御回路70に通知する。また、ノイズキャンセラー回路61は、かかるノイズ検出信号に応じて、上記のオーディオ信号にゲート処理を施して所定時間オーディオ信号の値をホールドし、オーディオ信号に重畳されたノイズ成分を抑圧する機能も有している。
【0013】
高域カット回路62は、所定の通過帯域を有する低域通過フィルタを用いて、オーディオ信号の周波数帯域のうち比較的に耳障りな高域の周波数帯域をカットして当該周波数帯域に含まれるノイズ成分を抑圧する回路である。
ミュート回路63は、同回路を通過するオーディオ信号の全周波数帯域を所定の制御信号に応じて段階的に減衰させ、信号に含まれるノイズレベルを低減させる回路である。
【0014】
また、スイッチ回路64は、例えば、トランジスタやFETなどのゲート素子を用いたアナログスイッチから構成される切換回路である。スイッチ回路64は、以上のノイズキャンセラー回路61、高域カット回路62、及びミュート回路63の各々の回路を適宜選択してこれをデジタル/アナログ変換回路50の出力に接続する働きをする。
【0015】
以上説明した各々の回路における各フィルタの通過帯域やミュート制御量などの各種のパラメータは、後述する制御回路70から供給される制御信号によって自在に調整される。同様に、スイッチ回路64におけるスイッチSW1〜3(以下、単に“SW1〜3”と称する)のオン/オフ制御も制御回路70から供給される制御信号によって為されるものとする。
【0016】
制御回路70は、主にマイクロコンピュータ、ROMやRAMなどのメモリ回路、及びそれらの周辺回路から構成されており、図2に示す受信機全体の動作を統括する回路である。
次に、図2のブロック図に示す受信機の動作を以下に説明する。
同図において、制御回路70は、誤り訂正復号回路30及びデジタル・オーディオ復号回路40から通知される誤り訂正率検出信号及び復号率検出信号を監視する。すなわち、弱電界やマルチパス等のフェージングによって受信信号中にノイズが発生すると受信信号復号時における誤り訂正率及び復号化率が変動する。それ故、制御回路70は、これらの検出信号を監視することによって受信信号におけるノイズの発生の有無、及びその発生状況を判断することができる。また、制御回路70は、ノイズキャンセラー回路61から通知されるノイズ検出信号も監視する。
【0017】
つまり、制御回路70は、以上3つの検出信号を用いて受信信号中におけるノイズの発生状況を把握することができる。なお、ノイズ発生状況の監視においてこれら3つの検出信号の全てを使用する必要はない。例えば、このうちの1つ、或いは任意の2つの組み合わせによって、受信信号中におけるノイズの発生状況を判断するようにしても良い。
【0018】
また、制御回路70がこれらの検出信号を監視するタイミングとしては、同回路に内蔵されるタイマ(図示せず)に応じて所定の時間間隔で監視を行うようにしても良く、又は、これらの検出信号に変化があった場合にのみ監視するようにしても良い。或いは、上記の方法を組み合わせて検出信号の監視を行うようにしても良い。
【0019】
制御回路70は、以上の検出信号に基づいて受信信号中におけるノイズの発生状況を判断し、ノイズの発生量が所定の閾値Nthを越えた場合にノイズ抑圧回路60に対して種々の制御信号を出力する。
先ず、制御回路70は、受信信号中におけるノイズの発生が比較的に小さいと判断した場合は、ノイズ抑圧回路60内のスイッチ回路64に所定の制御信号を出力してSW1をオフとし、SW2,SW3をオンとする制御を為す。これによって、ノイズ抑圧回路60の内部では、D/A回路50の出力にノイズキャンセラー回路61のみが接続されることになる。
【0020】
ノイズキャンセラー回路61は、図3Aに示す如く、D/A回路50からの出力であるアナログ・オーディオ信号に含まれるパルス性ノイズを、例えば所定の通過帯域を有する高域通過フィルタや帯域通過フィルタを用いて検出して、図3Bに示すゲート信号を生成する。一方、ノイズを含むアナログ・オーディオ信号は、上記のゲート信号とタイミングを同期させるため、例えば低域通過フィルタや遅延線回路等のアナログ遅延素子によって遅延処理が施された後、ノイズキャンセラー回路61の出力部に設けられたゲート回路(図示せず)に送られる。同ゲート回路は、上記のゲート信号に応じてその開閉が為され、また、ゲート回路の出力側には、例えばキャパシタ等によるホールド回路が設けられている。それ故、ノイズキャンセラー回路61からの出力信号は、図3Cに示す如く、パルス性ノイズが除去されたアナログ・オーディオ信号となる。
【0021】
制御回路70は、受信信号中のノイズが更に増加したと判断すると、スイッチ回路64に、SW1及びSW3をオンにしてSW2をオフとする制御信号を出力する。これによって、ノイズ抑圧回路60の内部ではD/A回路50の出力にノイズキャンセラー回路61に代わり今度は高域カット回路62が接続される。受信信号中のノイズが増加した場合、ノイズキャンセラー回路61のみでノイズ抑圧処理を継続するとゲート処理によって、アナログ・オーディオ信号自体の波形を歪ませてしまうおそれがあるためである。なお、ノイズキャンセラー回路61におけるノイズ抑圧動作の停止は、上記に示す如く、制御回路70からの制御信号に応じて行われるのではなく、ノイズキャンセラー回路61に含まれるマイクロコンピュータ(図示せず)が、自回路で検出しているノイズ成分の大きさを判定して自らが行うようにしても良い。或いは、それらの方法を組み合わせてノイズ抑圧動作の停止を行うようにしても良い。
【0022】
高域カット回路62は、前述の如く、低域通過フィルタを用いてアナログ・オーディオ信号の高域に重畳されているノイズ成分を抑圧する機能を有する回路である。因みに、かかる高域ノイズを除去する割合、即ち高域カット制御量の調整は、上記低域通過フィルタのカットオフ周波数を固定して高域減衰域の減衰傾斜度を調整して行うようにしても良いし、或いは、減衰傾斜度を固定してカットオフ周波数を調整するようにしても良い。更に、かかる両者を共に調整して行うようにしても良い。いずれにしても、受信信号中に生じているノイズ量に応じてオーディオ信号の高域成分を減衰させることによりノイズ抑圧の効果を得るのである。なお、上記調整は、制御回路70からの制御信号によって行われることは言うまでもない。
【0023】
電波伝搬状況が更に劣化し、受信信号中におけるノイズ量が著しく増加した場合、制御回路70は、高域カット回路62によるノイズ抑圧制御を固定し、今度はミュート回路63を用いてノイズの抑圧処理を行う。即ち、受信信号中におけるノイズ量が所定の閾値を越えると制御回路70は、スイッチ回路64に、SW1をオンにしてSW2及びSW3をオフとする制御信号を出力する。これによって、ノイズ抑圧回路60の内部ではD/A回路50の出力に高域カット回路62及びミュート回路63が接続される。
【0024】
ミュート回路63は、同回路を通過するノイズを含んだオーディオ信号に対して可変減衰器を用いて減衰を与えるものである。可変減衰器の制御量、即ちミュート制御量は、制御回路70がノイズの発生量に応じて適宜決定してミュート回路63に指令を行うものとする。従って、ノイズの発生量に応じてミュート制御量を段階的に変化させても良いし、ノイズの発生量とミュート量との関係を定義する関数定めておき、ノイズの発生量に応じてミュート量を連続的に変化させるようにしても良い。
【0025】
次に、以上説明した本実施例におけるノイズ抑圧処理動作の概要を図4を用いて説明する。同図において、その横軸は受信信号中に含まれるノイズ量の大きさ即ちノイズレベルを表し、その縦軸は、高域カット回路62に対するノイズカット制御量、並びにミュート回路63に対するミュート制御量を表している。また、横軸下の表記は、ノイズレベルに対応した各々のノイズ抑圧回路の主動作領域を示したものである。
【0026】
図4に示すノイズ抑圧処理においては、ノイズレベルに応じて閾値Nth、第1閾値、及び第2閾値を設定する。そして、ノイズレベル変化に応じてノイズ抑圧処理に主に貢献するノイズ抑圧回路が切り替わるように制御される。即ち、ノイズレベルが所定の閾値Nthから所定の第1閾値までの間はノイズキャンセラー回路61が主に動作する同回路の主動作領域となり、ノイズレベルが所定の第1閾値から所定の第2閾値までの間は高域カット回路62が主に動作する同回路の主動作領域となり、ノイズレベルが所定の第2閾値を超えるとミュート回路63が主に動作する同回路の主動作領域となる。
【0027】
従って、弱電界やフェージングなどの電波伝搬状況の劣化に伴い、ノイズレベルが増加して所定の閾値Nthを越えると、先ず、ノイズキャンセラー回路61がノイズ抑圧の為に動作する。つまり、ノイズキャンセラー回路61の主動作領域となる。その後、ノイズ量が増加するにつれて高域カット回路62が動作し始め、高域カット回路62によるノイズカット制御量が徐々に増加する。ノイズレベルが所定の第1閾値を超えた頃から、主としてノイズ抑圧に携わる回路がノイズキャンセラー回路61から高域カット回路62に代わる。つまり、高域カット回路62が主に動作する同回路の主動作領域となる。所定の第1閾値を超えて更にノイズレベルが増加すると、ノイズキャンセラー回路61によるノイズ抑圧動作が停止されミュート回路63が動作し始める。そして、高域カット回路62による高域カット量が最大値に達すると、ミュート回路63によるミュート制御量が徐々に増加する。ノイズレベルが所定の第2閾値を超えた頃から、主としてノイズ抑圧に携わる回路が高域カット回路62からミュート回路63に代わる。つまり、ミュート回路63が主に動作する同回路の主動作領域となる。さらにノイズ量が増加すると、図4に示す如く、ミュート回路63の主動作領域が継続して同回路によるミュート制御量が徐々に増加する。なお、ミュート回路63の主動作領域に入っても、高域カット回路62の抑圧動作は、固定維持されており同回路によるノイズカット機能は補助的ではあるが保たれる。また、ノイズキャンセラー回路61によるノイズ抑圧動作は、ノイズ量が増加した場合停止されるものとしたが、補助的にかかる動作を維持するようにしても良い。
【0028】
なお、本実施例では、上記説明中におけるノイズ量を表す指標として、誤り訂正率や復号化率などの各パラメータが用いられるのである。また、前述の如く、各ノイズ抑圧回路は、各々の主動作領域中に厳密に限定されるものではなく、それぞれの主動作領域において重複して動作し得ることは言うまでもない。
さらに、図4に示す高域カット及びミュートの制御量を表した曲線は一つの事例を示すものであり、本実施例における高域カット及びミュートの制御量の変化が図4に示す曲線に限定されるものではない。
【0029】
また、本実施例のノイズ抑圧処理時におけるスイッチ回路64の切換制御は、以上に説明した制御シーケンスに限定されるものではない。例えば、ノイズレベルが増加して所定の閾値Nthを越えた時点で、制御回路70は、SW1とSW2をオフ、SW3をオンとする指令をスイッチ回路64に供給しても良い。これによって、ノイズ抑圧回路60内において、D/A回路50の出力にはノイズキャンセラー回路61と高域カット回路62が縦続して接続される。この場合、上記2つの回路が同時に動作を開始してノイズの抑圧処理を行うことになる。
【0030】
さらに、受信機の使用条件又は使用環境に応じて、ノイズキャンセラー回路61と高域カット回路62との動作開始順序を入れ替えるようにしても良い。つまり、本実施例におけるノイズ抑圧処理は、ユーザに違和感を与えることなくノイズ抑圧効果を得るためのあらゆる制御シーケンスを含むものとする。
次に、本発明によるノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機に関し、第2の実施例を図5のブロック図に示す。
【0031】
第2の実施例では、受信信号がデジタル・オーディオ信号の状態でノイズ抑圧処理を施し、ノイズ抑圧処理の終了後にアナログ・オーディオ信号に変換する構成となっている。つまり、本実施例と前述した第1の実施例との相異は、D/A回路50とノイズ抑圧回路60の接続順序が逆になっている点のみであり、その構成及び動作に関しては第1の実施例と同様である。それ故、図5に示す第2の実施例についての構成及び動作についての説明は省略する。
【0032】
なお、第2の実施例に示す構成を採用すれば上述した各ノイズ抑圧回路における一連の動作を、例えばDSP(Digital Signal Processor)を用いたデジタル信号処理によって行うことができる。これによって、各種のフィルタやゲート回路などのアナログ回路が不要となり受信機全体を小型化することが可能となる。
また、以上示した実施例では、制御回路70が受信信号中のノイズレベルに応じてノイズ抑圧を行う構成を示したが、本発明はかかる実施に限定されるものではない。例えば、制御回路70が受信電界強度に関する情報を取得して、図6に示す如く、受信電界強度の減衰に応じて前述したノイズ抑圧処理を行うようにしても良い。この場合、ノイズレベルの代わりに受信電界強度の減衰率を変数として、かかる変数が種々の閾値を超えて変化する毎に動作させるノイズ抑圧回路を切り換えるものとする。
【0033】
図6に示すノイズ抑圧処理においては、弱電界やフェージングなどの電波伝搬状況の劣化に伴う受信電界強度の減衰率の変化に合わせて、閾値Eth、第1閾値、及び第2閾値を設定する。そして、減衰率の大きさに応じてノイズ抑圧処理に主に貢献するノイズ抑圧回路が切り替わるように制御される。即ち、減衰率が所定の閾値Nthから所定の第1閾値までの間はノイズキャンセラー回路61が主に動作する同回路の主動作領域となり、減衰率が所定の第1閾値から所定の第2閾値までの間は高域カット回路62が主に動作する同回路の主動作領域となり、減衰率が所定の第2閾値を超えるとミュート回路63が主に動作する同回路の主動作領域となる。
【0034】
従って、弱電界やフェージングなどの電波伝搬状況の劣化に伴い、受信電界強度の減衰率が増加して所定の閾値Ethを越えると、先ず、ノイズキャンセラー回路61がノイズ抑圧の為に動作する。つまり、ノイズキャンセラー回路61の主動作領域となる。その後、減衰率が増加するにつれて高域カット回路62が動作し始め、高域カット回路62によるノイズカット制御量が徐々に増加する。減衰率が所定の第1閾値を超えた頃から、主としてノイズ抑圧に携わる回路がノイズキャンセラー回路61から高域カット回路62に代わる。つまり、高域カット回路62が主に動作する同回路の主動作領域となる。所定の第1閾値を超えて更に減衰率が増加すると、ノイズキャンセラー回路61によるノイズ抑圧動作が停止されミュート回路63が動作し始める。そして、高域カット回路62による高域カット量が最大値に達すると、ミュート回路63によるミュート制御量が徐々に増加する。減衰率が所定の第2閾値を超えた頃から、主としてノイズ抑圧に携わる回路が高域カット回路62からミュート回路63に代わる。つまり、ミュート回路63が主に動作する同回路の主動作領域となる。さらに減衰率が増加した場合は、図6に示す如く、ミュート回路63の主動作領域が継続して同回路によるミュート制御量が徐々に増加する。なお、ミュート回路63の主動作領域に入っても、高域カット回路62の抑圧動作は、固定維持されており同回路によるノイズカット機能は補助的ではあるが保たれる。また、ノイズキャンセラー回路61によるノイズ抑圧動作は、ノイズ量が増加した場合停止されるものとしたが、かかる動作を補助的に維持するようにしても良い。
【0035】
本実施例では、上記説明中における受信電界強度の減衰率を表す指標として、誤り訂正率や復号化率などの各パラメータが用いられるのである。
なお、各ノイズ抑圧回路は、図6に示す如く、各々の主動作領域中に厳密に限定されるものではなく、それぞれの領域において重複して動作し得ることは言うまでもない。また、各ノイズ抑圧回路の制御量曲線のパターンや制御手順のパターンも、図6の記述に限定されるものではない。
【0036】
さらに、受信信号中におけるノイズレベルと受信電界強度の減衰率の2つの入力条件に基づいてノイズ抑圧制御を行うようにしても良い。
以上詳述した如く、本発明の実施の形態は、受信信号に含まれるノイズを抑圧するノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機であって、受信信号について誤り訂正処理を施しかつ誤り訂正時における訂正率を示す訂正率信号を生成する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段からの出力信号をデジタルオーディオ信号に復号しかつ復号時における復号率を示す復号率信号を生成する復号手段と、前記復号手段からの出力信号に含まれるノイズ成分を検出してその大きさを示すノイズ検出信号を生成し、ノイズ抑圧制御信号に応じて前記復号手段からの出力信号についてノイズ抑圧処理を施すノイズ抑圧手段と、前記訂正率信号、前記復号率信号、及び前記ノイズ検出信号のうちの少なくとも1つの信号に基づいて前記受信信号の劣化状態を判定し、その判定結果に応じて前記ノイズ抑圧制御信号を生成する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0037】
かかるノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機においては、ユーザの聴覚上の違和感を伴うことなく、受信信号に含まれるノイズ成分を効果的に抑圧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明によるノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】図3は、図2に示すノイズキャンセラー回路におけるノイズ除去の動作を説明する図である。
【図4】図4は、図2に示す受信機におけるノイズ抑圧動作の全体概要を説明する図である。
【図5】図5は、本発明によるノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機の第2の実施例を示すブロック図である。
【図6】図6は、本発明の実施例において、他のノイズ抑圧動作処理の全体概要を説明する図である。
【符号の説明】
1,10 … フロントエンド回路
2,20 … デジタル復調回路
3,30 … 誤り訂正復号回路
4,40 … デジタル・オーディオ復号回路
5,50 … デジタル/アナログ変換回路
6,63 … ミュート回路
7,70 … 制御回路
60 … ノイズ抑圧回路
61 … ノイズキャンセラー回路
62 … 高域カット回路
64 … スイッチ回路

Claims (21)

  1. 受信信号に含まれるノイズを抑圧するノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機であって、
    受信信号について誤り訂正処理を施しかつ誤り訂正時における訂正率を示す訂正率信号を生成する誤り訂正手段と、
    前記誤り訂正手段からの出力信号をデジタルオーディオ信号に復号しかつ復号時における復号率を示す復号率信号を生成する復号手段と、
    前記復号手段からの出力信号に含まれるノイズ成分を検出してその大きさを示すノイズ検出信号を生成し、ノイズ抑圧制御信号に応じて前記復号手段からの出力信号についてノイズ抑圧処理を施すノイズ抑圧手段と、
    前記訂正率信号、前記復号率信号、及び前記ノイズ検出信号のうちの少なくとも1つの信号に基づいて前記受信信号の劣化状態を判定し、その判定結果に応じて前記ノイズ抑圧制御信号を生成する制御手段と、を含むことを特徴とするノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  2. 前記ノイズ抑圧手段は、ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、及びミュート回路のノイズ抑圧回路うちの少なくとも1つと、
    前記ノイズ抑圧制御信号に応じて前記ノイズ抑圧回路のうちの少なくとも1つを選択してこれを前記復号手段の出力に接続するスイッチ回路と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  3. 前記制御手段は、前記判定結果に応じて前記ノイズ抑圧回路の各々を順次選択する制御を為す前記ノイズ抑圧制御信号を生成することを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  4. 前記スイッチ回路は、前記ノイズ抑圧制御信号に応じて前記ノイズ抑圧回路を2つ以上選択した際に、これを前記復号手段の出力に縦続接続することを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  5. 前記ノイズキャンセラー回路は、前記ノイズ検出信号を生成しかつ前記ノイズ抑圧制御信号に応じたゲート処理を前記復号手段からの出力信号に施して、前記出力信号に含まれるノイズ成分を抑圧することを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  6. 前記高域カット回路は、前記復号手段からの出力信号のうち高域周波数帯域内の信号を前記ノイズ抑圧制御信号に応じて減衰させて、前記出力信号に含まれるノイズ成分を抑圧することを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  7. 前記ミュート回路は、前記復号手段からの出力信号を前記ノイズ抑圧制御信号に応じて減衰させて、前記出力信号に含まれるノイズ成分を抑圧することを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  8. デジタルアナログ変換手段を更に含み、
    前記復号手段の出力は、前記デジタルアナログ変換手段を経て前記ノイズ抑圧手段の入力に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  9. デジタルアナログ変換手段を更に含み、
    前記ノイズ抑圧手段からの出力信号は、前記デジタルアナログ変換手段を経て出力されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノイズ抑圧機能付きデジタル放送受信機。
  10. 受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信信号に誤り訂正を施しかつ誤り訂正時における訂正率を算出する訂正手段と、
    前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する抑圧手段と、
    前記訂正率の大きさに応じて前記抑圧手段を制御する制御信号を生成する制御手段とを含み、
    前記抑圧手段は、ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、ミュート回路、及びこれらの回路を前記制御信号に応じて選択動作させる選択回路を備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  11. 前記制御手段は、前記訂正率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記訂正率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記訂正率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御信号を生成することを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送受信機。
  12. 受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信信号をデジタル信号に復号しかつ復号時における復号率を算出する復号手段と、
    前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する抑圧手段と、
    前記復号率の大きさに応じて前記抑圧手段を制御する制御信号を生成する制御手段とを含み、
    前記抑圧手段は、ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、ミュート回路、及びこれらの回路を前記制御信号に応じて選択動作させる選択回路を備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  13. 前記制御手段は、前記復号率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記復号率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記復号率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御信号を生成することを特徴とする請求項12に記載のデジタル放送受信機。
  14. 受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信信号に含まれるノイズ成分を検出しかつ検出時におけるノイズ成分の大きさを測定する検出手段と、
    前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する抑圧手段と、
    前記ノイズ成分の大きさに応じて前記抑圧手段を制御する制御信号を生成する制御手段とを含み、
    前記抑圧手段は、ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、ミュート回路、及びこれらの回路を前記制御信号に応じて選択動作させる選択回路とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  15. 前記制御手段は、前記ノイズ成分の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記ノイズ成分の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記ノイズ成分の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御信号を生成することを特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信機。
  16. 受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信信号の電界強度を測定し電界強度の減衰率を算出する測定手段と、
    前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する抑圧手段と、
    前記減衰率の大きさに応じて前記抑圧手段を制御する制御信号を生成する制御手段とを含み、
    前記抑圧手段は、ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、ミュート回路、及びこれらの回路を前記制御信号に応じて選択動作させる選択回路を備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  17. 前記制御手段は、前記減衰率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記減衰率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記減衰率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御信号を生成することを特徴とする請求項16に記載のデジタル放送受信機。
  18. 受信信号を受信する第1の行程と、
    前記受信信号に誤り訂正を施しかつ誤り訂正時における訂正率を検出する第2の行程と、
    ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、及びミュート回路のうちの少なくとも1つを動作させて前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する第3の行程とを含み、
    前記第3の行程は、前記訂正率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記訂正率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記訂正率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御を行うこと特徴とするデジタル放送受信機におけるノイズ抑圧方法。
  19. 受信信号を受信する第1の行程と、
    前記受信信号をデジタル信号に復号しかつ復号時における復号率を検出する第2の行程と、
    ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、及びミュート回路のうちの少なくとも1つを動作させて前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する第3の行程とを含み、
    前記第3の行程は、前記復号率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記復号率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記復号率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御を行うこと特徴とするデジタル放送受信機におけるノイズ抑圧方法。
  20. 受信信号を受信する第1の行程と、
    前記受信信号に含まれるノイズ成分の大きさを検出する第2の行程と、
    ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、及びミュート回路のうちの少なくとも1つを動作させて前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する第3の行程とを含み、
    前記第3の行程は、前記ノイズ成分の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記ノイズ成分の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記ノイズ成分の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御を行うこと特徴とするデジタル放送受信機におけるノイズ抑圧方法。
  21. 受信信号を受信する第1の行程と、
    前記受信信号の電界強度の減衰率を測定する第2の行程と、
    ノイズキャンセラー回路、高域カット回路、及びミュート回路のうちの少なくとも1つを動作させて前記受信信号に含まれるノイズを抑圧する第3の行程とを含み、
    前記第3の行程は、前記減衰率の大きさが第1の閾値以下のときを前記ノイズキャンセラー回路の主動作領域と為し、前記減衰率の大きさが前記第1の閾値を超えかつ第2の閾値以下のときを前記高域カット回路の主動作領域と為し、前記減衰率の大きさが前記第2の閾値を超えたときを前記ミュート回路の主動作領域と為す制御を行うこと特徴とするデジタル放送受信機におけるノイズ抑圧方法。
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