JP3404792B2 - 信号受信装置 - Google Patents

信号受信装置

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JP3404792B2
JP3404792B2 JP06337093A JP6337093A JP3404792B2 JP 3404792 B2 JP3404792 B2 JP 3404792B2 JP 06337093 A JP06337093 A JP 06337093A JP 6337093 A JP6337093 A JP 6337093A JP 3404792 B2 JP3404792 B2 JP 3404792B2
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号受信装置に関し、特
に誤り検出符号が含まれる信号を受信する信号受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ伝送では、通信回線の状
態や品質によって、伝送信号が雑音や瞬断の妨害を受け
て、受信装置側で誤った符号を受信することがある。こ
の符号誤りは、できるだけ小さいことが望ましいが、ゼ
ロにはならない。そこで、符号誤りが発生した場合には
その誤り情報を検出し、何らかの方法で訂正を行うこと
によって伝送の品質を高めたり、或いは検出した誤り情
報から判断して復調した信号を出力しないようにしてい
る。
【0003】例えば、送信側から伝送されてくるRF変
調されたPCM(パルス符号変調)ディジタル信号を受
信側で復調する際、復調された信号の誤り情報(エラー
コード)を読み取って、復調された信号をミュートする
ことが行われる。
【0004】例えば、航空機内のオーディオ信号受信装
置においては、復調された信号のエラーコードに応じ
て、復調された信号をミュートし、乗客に品質の悪いオ
ーディオ信号を聞かせないようにしている。
【0005】この場合、エラーコードの判定時間すなわ
ちサンプリング時間は、このオーディオ受信装置が通常
に動作されているモードのときのサンプリング時間に固
定されている。
【0006】しかし、例えば、航空機内のオーディオ信
号受信装置の動作モードには、乗客が音楽等を楽しんで
いる通常の動作モードの他に、乗客が選局(チューニン
グ)をしてバンドを切り換えるチャンネル切換モード、
機内の全オーディオ信号受信装置に強制的に共通のアナ
ウンスを流すようなPA(Passenger Address)切換モー
ドがある。
【0007】このPA切換モードは、機長からのメッセ
ージ等をアナウンスする場合、いわゆるPA用のスピー
カから音を出すと共に、各座席毎のオーディオ信号のチ
ャンネル選択状態を強制的にPA用の所定チャンネルに
切換制御し、ヘッドホン等で聴取している乗客にも確実
にメッセージが伝わるようにするモードである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに復調された信号をエラーコードに応じて、ミュート
する場合、エラーコードのサンプリング時間を固定する
と、エラーを判定するスレッシュオールド付近のエラー
コードの検出に十分追従できなくなる。
【0009】すなわち上述したように、オーディオ信号
受信装置の動作モードが、通常動作モードの他、チャン
ネル切換モード、PA切換モードというように複数とな
る場合、通常動作モードのサンプリング時間だけでエラ
ーコードをサンプリングすると、ミュートの時間が他の
動作モードに適さなくなる。
【0010】その結果、例えば、PA切換モード時にミ
ュートの解除が発声されるアナウンスの始めの音声より
も遅れてしまい、聴取者に内容が伝わらないといことに
なる。これは、正しいディジタルデータが欠けてしまう
のと同じである。また、逆に、通常動作モード時に、適
さないサンプリング時間(短いサンプリング時間)でエ
ラーコードをサンプリングしてしまうと、ミュート解除
のタイミングが早すぎてエラーであるディジタルデータ
を出力してしまったりする。
【0011】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、動作モードに応じた適切なミュート又
はミュート解除を行い、PCMディジタルデータに対し
て、正しいデータのみを動作モードに適したタイミング
で正しく出力する信号受信装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号受信装
置は、誤り検出符号が含まれる入力信号を受信し、該誤
り検出符号から得られる誤り検出情報に応じて出力信号
をミュートする機能を有する信号受信装置において、上
記誤り検出符号から得られる誤り検出情報に応じて出力
信号をミュートするか又はミュートを解除するかを所定
周期で判定し、該判定周期を動作モードに応じて可変制
御することを特徴として上記課題を解決する。
【0013】ここで、上記動作モードが通常動作モード
の場合は、上記判定周期を最も長くし、上記動作モード
が周波数多重化された入力信号の周波数帯域を切り換え
るモードの場合は、上記判定周期を短くし、上記動作モ
ードが外部から入力状態強制切換制御されるモードの場
合は、上記判定周期を最も短くすることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明に係る信号受信装置は、動作モードすな
わち、通常動作モード、周波数多重化された入力信号の
周波数帯域を切り換えるモード、外部から入力状態強制
切換制御されるモードに応じて誤り検出情報の判定周期
を可変制御するので、動作モードに応じた適切なミュー
ト又はミュート解除を行え、PCMディジタルデータに
対して、正しいデータのみを動作モードに適したタイミ
ングで正しく出力できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る信号受信装置の実施例に
ついて説明する。第1の実施例は、信号送出装置からの
RF出力信号伝送時やこのRF出力信号受信時にノイズ
等の影響によりRF信号に発生する際のデータの反転エ
ラー等の誤りを誤り検出符号を用いて検出・訂正する信
号受信装置であり、該誤り検出符号から得られる誤り検
出情報に応じて、出力信号をミュートするか又はミュー
ト解除するかの判定周期を動作モードに応じて可変切換
制御するオーディオ信号受信装置である。
【0016】ここで、動作モードとしては、通常動作モ
ード、周波数多重された入力信号の周波数帯域を切り換
えるモード及び外部から入力状態が切換制御されるモー
ドの3つのモードを考慮している。
【0017】上記通常動作モードは、オーディオ信号受
信装置が受信し再生したRF信号を聴取者の選局に応じ
て提供しているような通常のモードである。また、上記
周波数多重された入力信号の周波数帯域を切り換えるモ
ードは、周波数帯域(バンド)をチューニングするよう
なチャンネル切換モードである。また、上記外部から入
力状態が切換制御されるモードは、オーディオ信号のチ
ャンネル選択状態を強制的にPA(Passenger Address)
用の所定チャンネルに切換制御するようなPA切換モー
ドである。
【0018】先ず、このオーディオ信号受信装置の動作
原理を図1を参照しながら説明する。
【0019】図1のaは、誤り検出符号から得られる誤
り情報(エラーフラグ)の発生状況を示している。図1
のbは、上記エラーフラグをサンプリングするときのク
ロックを模式化して示している。図1のcは、PA切換
モード時のミュート解除判定ポイント(図中Δで示す)
を示している。図1のdは、チャンネル切換モード時の
ミュート解除判定ポイント(同じく図中Δで示す)を示
している。図1のeは、通常動作モード時のミュート解
除判定ポイント(同じく図中Δで示す)を示している。
なお、このミュート解除判定ポイントはミュートを解除
するかを判定するポイントであるのは勿論ミュートをか
けるかをも判定するポイントである。
【0020】図1のc、d、eに示したそれぞれのΔと
Δの間隔は、出力信号をミュートするか又はミュート解
除するかの判定周期である。
【0021】PA切換モード時には、図1のaのエラー
フラグを図1のbに示す周期τのクロックによりサンプ
リング(取り出し)、図1のcの判定周期T1 で該サン
プリングされたエラーフラグの個数をカウントし、この
エラーフラグの個数に基づいてミュート又はミュート解
除の判定を行う。
【0022】また、チャンネル切換モード時には、図1
のaのエラーフラグを図1のbに示す周期τのクロック
によりサンプリング(取り出し)、図1のdの判定周期
2で該サンプリングされたエラーフラグの個数をカウ
ントし、このエラーフラグの個数に基づいてミュート又
はミュート解除の判定を行う。
【0023】さらに、通常動作モード時には、図1のa
のエラーフラグを図1のbに示す周期τのクロックによ
りサンプリング(取り出し)、図1のeの判定周期T3
で該サンプリングされたエラーフラグの個数をカウント
し、このエラーフラグの個数に基づいてミュート又はミ
ュート解除の判定を行う。
【0024】判定周期T1 は、クロックの数(T1
τ)によって、判定周期T2 は、クロックの数(T2
τ)によって、判定周期T3 は、クロックの数(T3
τ)によって判る。
【0025】また、判定周期T1 、T2 、T3 の大小
(長い短い)は、T1 <T2 <T3 である。
【0026】通常動作モードとは上述したように、聴取
者が音楽等を既に聞いているモードである。この通常動
作モードの時に、ミュートをするか又はミュートを解除
するかの判定は、速さよりも正確さを追求すべきである
ので判定周期T3 は最も長くてよい。
【0027】チャンネル切換モードとは上述したよう
に、周波数帯域(バンド)を選択するためのチューニン
グを行うようなモードである。チューニング時には、雑
音等によるエラーでミュートがかかるが、これを解除
(ミュート解除)するまでの時間が重要となる。すなわ
ち、通常動作程の正確さを追求する必要がなく、むしろ
速さを追求すべきであるので判定周期T2 は短くてよ
い。
【0028】PA切換モードとは上述したように、聴取
者が通常動作モードで聞いている音楽等を切換て強制的
に例えばアナウンス等の情報を流すモードである。PA
切換の瞬間の雑音等によるエラーでミュートがかかる
が、これを解除するまでの時間が最も重要となる。例え
ば、アナウンス等の音声を強制的に割り込ませるとき
に、ミュート解除を正確にしようとすると、音声の頭の
部分が切れてしまうことがある。すると、聴取者は、そ
のアナウンスの意味を掴めず、かえって混乱することに
なる。このため、判定周期T1 は最も短くてよい。
【0029】そして、それぞれの判定周期T1 、T2
3 でサンプリングしたエラーフラグの数が予め設定し
たしきい値以上か否かを判定することにより、ミュート
又はミュート解除を行う。すなわち、しきい値よりもカ
ウントしたエラーフラグの数が多ければ、ミュートを行
い(継続)、少なければミュートを解除する。
【0030】図1に示した第1の実施例のオーディオ信
号受信装置の動作原理の主要部分を図2のフローチャー
トを用いて説明する。
【0031】すなわち、ステップS1では、エラーフラ
グのカウント値をチェックする。そして、ステップS2
ではそのエラーフラグのカウント値(エラーフラグ数)
を基に伝送データが不良であるか否かの判定を行う。こ
こでYESを判定するとステップS3に進み、NOを判
定するとステップS4に進む。
【0032】ステップS3では、ステップS2での伝送
データは不良であるという判定を受けて、出力信号をミ
ュートする。そして、このフローは終了となる。
【0033】ステップS4では、既にミュート中であっ
たか否かを判定する。ここで、NO(ミュート中でな
い)と判定すると終了となり、YESを判定するとステ
ップS5に進む。
【0034】ステップS5では、動作モード毎の状態の
判定が正常であるか否かを判定する。ここで、YESを
判定するとミュートを解除し、NOを判定すると終了と
なる。
【0035】上述したような判定は、一般的にマルチプ
レクサで検出した誤り検出符号から得られたエラーフラ
グを基に制御部(マイクロプロセッサ)が行う。
【0036】図3は第1の実施例のオーディオ信号受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0037】このオーディオ信号受信装置には、オーデ
ィオ信号送出装置から伝送されてきたRF信号が入力端
子1から入力される。
【0038】入力端子1から入力されたRF信号は、R
F受信復調回路部2のチューナ3に送られる。このチュ
ーナ3は、周波数多重化されたRF信号の内の1つの帯
域のRF信号を選択(チューニング、選局)してIF
(中間周波)信号に変換し、復調回路4に送る。復調回
路4は、このIF信号を復調して例えば6.144 MHzのデ
ータレートのシリアルデータを出力し、デマルチプレク
サ5に送る。
【0039】デマルチプレクサ5に供給されるシリアル
データは、時分割多重化されたデータである。デマルチ
プレクサ5は、この時分割多重を解いて、例えば1つの
フレームに対応するデータを取り出し、上記フレーム毎
の誤り訂正復号化処理(例えばBCHデコード処理)を
施した後に、所望のオーディオチャンネルやデータチャ
ンネルを取り出す。このエラー訂正処理は、RF信号の
伝送・受信時にノイズ等の影響により発生し得るデータ
の反転エラーを検出し、訂正するためのものである。ま
た、このデマルチプレクサ5で行われる任意のオーディ
オチャンネルやデータチャンネルの選択は、マイクロプ
ロセッサ9からの指令に従って行われる。
【0040】上記デマルチプレクサ5で選択された任意
のオーディオチャンネルやデータチャンネルは、伸張回
路6に供給される。この伸張回路6は、第1の伸張モー
ドと、第2の伸張モードとが切換制御され得られるよう
になっており、このモード切換とボリューム(音量)設
定は、マイクロプロセッサ9からの指令に従って行われ
る。この伸張回路6で伸張処理されたオーディオチャン
ネルやデータチャンネルは、D/A変換器7に供給され
る。
【0041】このD/A変換器7は、伸張回路6で伸張
処理されたオーディオチャンネルを例えば2チャンネル
のアナログオーディオ信号に変換し、アンプ8に送る。
【0042】このアンプ8により増幅されたアナログオ
ーディオ信号は、出力端子10を介して例えばヘッドホ
ンに供給される。
【0043】ここで、上記デマルチプレクサ5は、上述
したように、時分割多重を解いて例えば1つのフレーム
に対応するデータを取り出し、このフレーム毎の誤り訂
正復号化処理を施すが、このとき、誤り検出符号から得
られた誤り情報(エラーフラグ)は、マイクロプロセッ
サ9に供給される。このマイクロプロセッサ9は、デマ
ルチプレクサ5からのエラーフラグを常時サンプリング
を行いながら重み付けをしてチェックし、上述したよう
に出力信号をミュートするか又はミュート解除するかの
判定周期を動作モードに応じて可変制御する。すなわ
ち、マイクロプロセッサ9は、装置の動作モードを判断
し、この動作モードに応じて、ミュート又はミュート解
除の判定周期を可変制御している。
【0044】なお、マイクロプロセッサ9は、中央演算
ユニット(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、リードオンリメモリ(ROM)やいわゆるウォッ
チドッグタイマ等の各部の機能診断を行う。また、この
マイクロプロセッサ9は、チューナ3による同調、復調
回路4による復調、デマルチプレクサ5による上述した
エラー処理のいずれかにトラブルや故障があれば、その
結果(エラー検出出力等を読み取り、メモリ等に記憶す
る。これは、伝送信号に予め付加されたエラー訂正符号
(上記BCH符号等)をデマルチプレクサ5で計算し、
エラーフラグを読むことによってチェックでき、結果を
メモリ等い書き込むと共に、例えばミュート状態に制御
したり、現在がミュート状態であればミュート解除しな
いような制御を行わせてもよい。
【0045】また、伸張回路6が例えば1kHzの正弦
波のテストデータを出力し、D/A変換器7を経て、ア
ンプ8からの出力がマイクロプロセッサ9に送られる。
マイクロプロセッサ9は、この1kHzの正弦波を内蔵の
A/D変換回路で検出し、各部の動作が正常に動作する
ことを確認する。さらに、伸張回路6から0レベル信号
を出力し、D/A変換器7のいわゆる0入力端子7aか
らの出力をマイクロプロセッサ9がモニタすることによ
ってD/A変換器7が正常に動作しているか否かを確認
する。
【0046】次に本発明の信号受信装置を航空機内のオ
ーディオ信号受信装置に適用した例、すなわちオーディ
オ信号を受信するための信号受信側の座席ユニット14
0側の構成を第2の実施例として説明するが、先ず、こ
の第2の実施例を含めた信号伝送システムの概略構成
と、この第2の実施例に信号を送出する信号送出側の概
略構成を説明しておく。
【0047】図4は、信号伝送システムの概略構成を示
すブロック図である。この図4において、伝送信号源1
10内には、例えばいわゆるVTR(ビデオテープレコ
ーダ)やビデオディスクプレーヤ等のビデオ信号再生機
器111と、いわゆるCD(コンパクトディスク)プレ
ーヤやテープレコーダ等のオーディオ信号再生機器11
2と、TVゲームソフト等のコンピュータデータ出力装
置113とが設けられている。また、マイクロホンを用
いた機内放送用機能等を有するいわゆるPA制御装置1
16が設けられている。
【0048】これらの機器からの出力信号の内、ビデオ
信号再生機器111、オーディオ信号再生機器112か
らのオーディオあるいは音声信号や、コンピュータデー
タ出力装置113からのコンピュータデータが、オーデ
ィオ信号送出装置120に送られている。ビデオ信号再
生機器111からのビデオ信号は、他の図示しないビデ
オ信号送出装置に送られ、またPA制御装置116から
の音声信号は、機内の壁面や天井等に設けられた図示し
ないスピーカ等に直接的に(例えばアナログ音声信号の
ままで)送られると共に、オーディオ信号送出装置12
0にも送られている。
【0049】オーディオ信号送出装置120は、例えば
4つまでのオーディオ信号送出ユニット121A、12
1B、121C、121Dを有しており、1つのオーデ
ィオ信号送出ユニット121は、例えば32チャンネル
のオーディオ信号と8チャンネルのデータ信号(あるい
は36チャンネルのオーディオ信号)を多重化し、いわ
ゆるRF変調部122でRF信号に変調して出力する。
このRF変調部122内には、他のオーディオ信号送出
ユニットからのRF出力信号を入力して混合するRF混
合回路が設けられており、具体的には各オーディオ信号
送出ユニット121A、121B、121C、121D
毎に異なる搬送周波数のRF信号を周波数多重化して出
力している。この場合、上記ビデオ信号再生機器111
からの複数チャンネルのビデオ信号についても図示しな
いRF変調部でそれぞれ異なる搬送周波数で変調し、上
記オーディオ信号のRF変調信号と共に周波数多重化し
て1本の同軸ケーブルで伝送するようにしてもよい。
【0050】周波数多重化されたRF信号は、機内をゾ
ーン区分する各ゾーン毎に設けられたゾーン管理ユニッ
ト130のRF分岐器131に送られ、RF分岐器13
1を介しRFアンプ132を介して次のゾーンのゾーン
管理ユニットに送られるようになっている。RF分岐器
131に入力されたRF信号は、当該ゾーン内を区分す
る区分領域である各コラム毎に分岐されて送られてい
る。1つのコラム内には複数の座席ユニット140が直
列接続されており、座席ユニット140に入力されたR
F信号は、RF分岐器141を介しRFアンプ142を
介して次の座席ユニット140に送られるようになって
いる。
【0051】1つの座席ユニット140内には例えば3
座席分の回路がまとめられて設けられており、RF分岐
器141で分岐されたRF信号は、RF分配器144で
3つのRF信号に分配され、3つのRF受信部145
A、145B、145Cにそれぞれ送られている。この
RF受信部145では、上記周波数多重化された信号の
1つの帯域のRF信号を取り出してRF復調し、復調さ
れた信号から所望のチャンネルの信号を取り出して出力
する。各RF受信部145A、145B、145Cから
出力された信号は、乗客側の制御ユニット146A、1
46B、146Cにそれぞれ送られている。各座席の乗
客は、各制御ユニット146A、146B、146Cに
ヘッドホン147A、147B、147Cをそれぞれ接
続して、所望のチャンネルのオーディオ信号を任意に選
択して聴取することができる。
【0052】次に、図5は、オーディオ信号送出側のオ
ーディオ信号送出ユニット121の概略構成を示すブロ
ック図である。この図5に示すオーディオ信号送出ユニ
ット121は、例えば32チャンネルのオーディオ信号
及び8チャンネルのデータ信号を入力して周波数帯域が
6MHzの信号に変換して出力するものである。このオ
ーディオ信号送出ユニット121は、オーディオ信号を
多重化して出力することから、オーディオマルチプレク
サユニットあるいはAMUXとも称されている。
【0053】このオーディオ信号送出ユニット121に
は、32チャンネルのオーディオ信号AU1 〜AU32
例えばいわゆるバランス入力の形態で供給されており、
それぞれバッファアンプ21でバランス入力形態からア
ンバランス形態の信号に変換される。バッファアンプ2
1からの32チャンネルのオーディオ信号は、2チャン
ネル(例えばステレオ左右チャンネル)毎にまとめられ
てそれぞれA/D変換器22に送られてディジタル信号
に変換され、信号圧縮回路23に送られてそれぞれ圧縮
符号化処理される。信号圧縮回路23では、例えば人間
の聴覚特性を利用して周波数軸方向で分割されたバンド
毎のビット割当を入力信号に応じて適応的に制御するよ
うな高能率圧縮符号化処理や、あるいはいわゆるAD
(適応差分)PCM符号化処理等が施される。
【0054】また、8チャンネルのTVゲームソフトウ
ェア等のコンピュータデータDT1〜DT8 は、例えば
いわゆるEIA−422インターフェースのフォーマッ
トに従ってバランス入力されてそれぞれバッファアンプ
21でアンバランス信号とされ、ディジタルデータイン
ターフェース回路24に送られる。
【0055】ここで、信号圧縮回路23として、上記人
間の聴覚特性等を利用して処理時間は長くかかるが再生
音質の良好な高能率符号化処理を施す第1の圧縮モード
と、ADPCM等のような処理時間の比較的短い第2の
圧縮モードとを切換選択可能な回路を用いるようにし、
各座席毎に音楽等のオーディオ信号を聴取する場合には
上記第1の圧縮モードに切り換え、機長からのメッセー
ジ等のアナウンス時に強制的にPA用チャンネルに切り
換える際には上記第2の圧縮モードに切り換えるように
することが好ましい。これは、音楽観賞時等には高音質
が望まれるため上記第1の圧縮モードが好ましく、アナ
ウンス時等には機内の壁面や天井等に設けられたスピー
カからの音とヘッドホンからの音との間の時間差が少な
い上記第2の圧縮モードの方が好ましいからである。こ
の圧縮モードの切換選択は、コントローラ30からの制
御信号により行われる。なお、上記第1の圧縮モードの
具体例としては、いわゆるMD(ミニディスク)の信号
圧縮に採用されているいわゆるATRAC(Adaptive T
Ransform Acoustic Coding)方式や、いわゆるDCC
(ディジタルコンパクトカセット)の信号圧縮に採用さ
れているいわゆるPASC(Precision Adaptive Sub-b
and Coding)方式等を用いることができる。
【0056】信号圧縮回路23からの上記32チャンネ
ル分の出力信号は、元の入力オーディオ信号のAU1
対応する信号から順に12チャンネル(2チャンネルの
ペアが6対)毎にまとめられて、マルチプレクサ25
A、25Bにそれぞれ送られ、残りの上記AU25〜AU
32に対応する8チャンネル分(4ペア分)の出力信号と
上記8チャンネル分のデータ(DT1 〜DT8 )に対応
するディジタルデータインターフェース回路24からの
出力信号とがまとめられてマルチプレクサ25Cに送ら
れる。なお、ディジタルデータインターフェース回路2
4からはクロック信号がバッファアンプを介して外部に
取り出されるようになっている。
【0057】マルチプレクサ25A、25B、25C
は、それぞれが例えば衛星放送や衛星通信のテレビジョ
ン放送信号の音声信号フォーマットに準じた信号を取り
扱うものである。この音声信号フォーマットに準じたフ
ォーマットの1伝送フレームは縦32ビット×横64列
で構成され、該1伝送フレーム中には、1チャンネル当
たり128ビットのデータが12チャンネル(例えばオ
ーディオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネル
+コンピュータデータ8チャンネル)分と、いわゆるB
CH誤り訂正符号(例えば(63 、50) BCH符号)と、
フレーム同期やコントロールコード等のプリアンブルと
が少なくとも含まれている。1つのマルチプレクサ25
からは例えば2.048 Mbps のレートでデータが出力さ
れ、各マルチプレクサ25A、25B、25Cからの出
力データが時分割多重化回路26に送られて時分割多重
化されることにより、6.144 Mbps のレートのデータと
なって出力される。時分割多重化回路26から出力され
たディジタル信号は、等化器27で波形等化され、例え
ば6MHzの帯域に圧縮されて、上記RF変調部122に
送られる。
【0058】RF変調部122では、等化器27からの
出力信号が中間周波数変調器31で変調されて所定の中
間周波数(IF)信号になり、IFアンプ32で増幅さ
れて乗算器(変調器)33に送られる。乗算器33には
PLL(位相ロックループ)回路34からの所定のRF
周波数の搬送波信号が供給されており、このPLL回路
34の出力信号の周波数はCPU等を用いたコントロー
ラ30により制御されるようになっている。乗算器33
からの出力信号は、BPF(バンドパスフィルタ)35
を介し、RFアンプ36を介して、RFコンバイナ(合
成器あるいは混合器)37に送られている。このRFコ
ンバイナ37には、外部RF入力端子126を介して、
例えば他の上記オーディオ信号送出ユニットからのRF
信号が供給されている。この外部RF入力信号の搬送波
周波数に対して当該RF変調部122のRF搬送波周波
数を異ならせておくことにより、RFコンバイナ37で
周波数多重化を行うことができる。RFコンバイナ37
からのRF出力信号は、減衰器38を介して出力端子1
25より取り出される。
【0059】すなわち、RF変調部122での上記RF
周波数は、コントローラ30に供給される例えば3本の
プログラムディスクリート信号に基づいて、コントロー
ラ30が上記PLL回路34での分周比あるいはプリス
ケーラ値等を制御することによりPLL回路34から出
力される信号の周波数が可変制御され、乗算器33から
のRF変調信号の搬送波周波数が可変制御される。すな
わち、上記プログラムディスクリート信号によってRF
信号の搬送波周波数が決定され、他の上記オーディオ信
号送出ユニットからのRF信号の搬送波周波数と一致し
ない(互いに異なる)ようにしている。また、外部RF
入力端子126からのRF信号入力が無いときには、コ
ントローラ30に供給される終端(ターミネート)制御
信号によりコントローラ30が外部RF入力端子126
を接地し、RF出力端子125を終端している。
【0060】次に、このオーディオ信号送出ユニット1
21の自己診断機能について説明する。時分割多重化回
路26からの出力信号を、デマルチプレクサ28でデマ
ルチプレクスし、CPU等を用いたコントローラ30に
送ることにより、マルチプレクス処理が正常に行われて
いるか否かを判断する。また、ビットモニタ29により
RFコンバイナ37からのRF信号を復調し、RF信号
が正常か否かをコントローラ30にて判断する。これら
のデマルチプレクサ28及びビットモニタ29の自己診
断(正常か否かの判断)は、例えば上記マルチプレクサ
25(25A、25B、25C)でマルチプレスクした
ときに付加したエラー訂正符号(BCH符号等)を計算
し、エラーの有無やエラー量等を基準として判断すれば
よい。
【0061】また、A/D変換器21の診断について
は、A/D変換器21からの出力信号をコントローラ3
0でモニタして動作を確認すればよい。信号圧縮回路2
3については、強制的な自己診断モード(テストモー
ド)に切り換えて、例えば1kHz正弦(サイン)波を出
力させ、これをビットモニタ29にてオーディオ信号に
戻し、その信号をコントローラ30でモニタすることに
より診断すればよい。
【0062】これらの自己診断は、必要に応じて電源投
入時、メンテナンス時等に強制的に自己診断モードに切
り換えて行い、また、上記マルチプレクス時に付加した
エラー訂正符号を利用した自己診断については、通常動
作中も所定周期で定期的に行う。故障が発生したときに
は、例えば不揮発生のメモリ30Mに故障状況や発生時
刻等を書き込み、履歴を保存する。
【0063】また、RF変調部122からのRF出力信
号の出力レベルは、RFアンプ36のゲインをコントロ
ーラ30により制御することができる。このコントロー
ラ30については、例えばいわゆるEIA−485イン
ターフェースが容易されており、このインターフェース
を介して現在の故障状況、故障履歴をモニタでき、かつ
上記RF信号の出力レベルを制御できる。
【0064】次に、第2の実施例となるオーディオ信号
を受信するための信号受信側の座席ユニット140側の
構成、特にRF分配器144以降の構成について、図6
を参照しながら詳細に説明する。
【0065】この図6において、入力端子41には上記
図4のRF分岐器141で分岐されたRF信号が入力さ
れ、RF分配器144で3つのRF信号に分配されて、
3つのRF受信部145A、145B、145Cの各入
力端子42A、42B、42Cにそれぞれ送られる。こ
れらのRF受信部145A、145B、145Cの内部
構成はいずれも同様であるので、1つのRF受信部、例
えば145Aについてのみ内部構成を図示し、他のRF
受信部145B、145Cの内部構成の図示を省略して
いる。また、RF受信部145Aの各部の指示符号には
添字のAを省略している。
【0066】RF受信部145Aの入力端子42Aから
入力されたRF信号は、RF受信復調回路51のチュー
ナ52に送られる。このチューナ52は、上記図4のオ
ーディオ信号送出ユニット121A、121B、121
C、121D毎に異なるRF搬送波周波数で周波数多重
化されたRF信号の内の1つの帯域のRF信号を選択
(チューニング、選局)してIF(中間周波)信号に変
換し、復調回路53に送る。復調回路53は、このIF
信号を復調して上記6.144 MHzのデータレートのシリア
ルデータを出力し、デマルチプレクサ54に送る。
【0067】デマルチプレクサ54に供給されるシリア
ルデータは、上述したように衛星放送や衛星通信のテレ
ビジョン信号の音声フォーマット(に準じたフォーマッ
ト)の3つ分(3フレーム分)が時分割多重化されたも
のである。デマルチプレクサ54は、この時分割多重を
解いて1つのフレームに対応するデータを取り出し、上
記フレーム毎の誤り訂正復号化処理(例えばBCHデコ
ード処理)を施した後に、所望のオーディオチャンネル
やデータチャンネルを選択して取り出すものである。上
記エラー訂正処理は、RF信号の送信・受信時にノイズ
等の影響により発生し得るデータの反転エラーを検出
し、訂正するためのものである。また、上記所望のオー
ディオチャンネルやデータチャンネルの選択は、マイク
ロプロセッサ43からの指令に従って行われる。
【0068】ここで、上記時分割多重化を解いて1フレ
ーム分の信号のみを取り出すと、1フレーム中のオーデ
ィオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネルとデ
ータ8チャンネルの内から、オーディオチャンネルやデ
ータチャンネルを選択して取り出すことになるが、本具
体例のデマルチプレクサ54においては、3フレーム分
に相当するオーディオ32チャンネル及びデータ8チャ
ンネルの内から、任意にオーディオ2チャンネルを選択
でき、あるいは任意にデータ1チャンネルを選択できる
ように構成されている。これは、例えば上記時分割多重
化を解く際に、任意の2フレームに対応する信号を取り
出すようにすればよい。
【0069】デマルチプレクサ54で選択された上記デ
ータ及びクロックはそれぞれバッファアンプを介して外
部に取り出される。また、デマルチプレクサ54で選択
された上記2チャンネル(例えばステレオ左右チャンネ
ル)のオーディオ信号は、伸張回路55を介して、ある
いは介さずに、D/A変換器56に送られる。
【0070】伸張回路55での伸張処理は、上記第1の
圧縮モードに対応する第1の伸張モードと、上記第2の
圧縮モードに対応する第2の伸張モードとが切換制御さ
れ得るようになっており、このモード切換とボリューム
(音量)設定は、マイクロプロセッサ43からの指令に
従って行われる。
【0071】D/A変換器56では、伸張回路55で伸
張処理された例えば16ビットオーディオデータを受け
取り、2チャンネルのアナログオーディオ信号を出力し
て、ヘッドホンアンプ57に送る。ヘッドホンアンプ5
7は、上記図4の乗客側の制御ユニット146を介して
接続されるヘッドホン147を駆動するためのアンプで
あり、その出力信号は左右の出力端子47AL 、47A
R を介して取り出される。
【0072】次に、このような回路の自己診断について
説明する。先ず、マイクロプロセッサ43は、CPU、
RAM、ROMやいわゆるウォッチドッグタイマ等の各
部の機能診断を行う。また、チューナ52により同調、
復調回路53による復調、デマルチプレクサ54による
エラー処理のいずれかにトラブルや故障があれば、その
結果(エラー検出出力等)をマイクロプロセッサ43が
読み取り、メモリ等に記憶する。これは、伝送信号に予
め付加されたエラー訂正符号(上記BCH符号等)をデ
マルチプレクサ54で計算し、エラーフラグを読むこと
によってチェックでき、結果をメモリ等に書き込むと共
に、例えばいわゆるミュート状態に制御したり、現在が
ミュート状態であればミュート解除しないような制御を
行わせてもよい。
【0073】また、オーディオ自己診断時には、伸張回
路55が例えば1KHzの正弦波のテストデータを出力
し、D/A変換器56を経て、ヘッドホンアンプ57か
らの出力がマイクロプロセッサ43に送られる。マイク
ロプロセッサ43は、この1KHz正弦波を内蔵のA/D
変換器で検出し、各回路が正常に動作することを確認す
る。さらに、伸張回路55から0レベル信号を出力し、
D/A変換器56のいわゆる0入力検出端子からの出力
をマイクロプロセッサ43がモニタすることによってD
/A変換器56が正常い動作しているか否かを確認す
る。
【0074】以上の自己診断は、例えば電源投入時、メ
ンテナンス時に強制的に自己診断モードに切り換えて行
い、また、上記デマルチプレクサ54でのエラー検出に
よる診断は、通常動作中にも所定周期で定期的にあるい
は必要に応じて行えばよい。また、その結果は、入出力
端子45を介して外部に取り出すことができる。なお、
マイクロプロセッサ43は、入出力端子45を介して外
部回路との間でデータをやりとりできる。
【0075】この第2の実施例である航空機内のオーデ
ィオ信号受信装置における誤り検出に応じたミュート動
作を図7乃至図9のフローチャートを基に説明する。
【0076】これら図7乃至図9のフローチャートの中
では、PA切換モード(判定周期T1)をケースA、チャ
ンネル切換モード(判定周期T2)をケースB、通常動作
モード( 判定周期T3)をケースCとしている。また、図
4、図6に示したRF受信部145A、145B、14
5Cは、座席番号に代表させて表現している。すなわ
ち、座席番号“1”はRF受信部145A、座席番号
“2”はRF受信部145B、座席番号“3”はRF受
信部145Cのことである。
【0077】先ず、図7のフローチャートのステップS
11では、座席“1”(RF受信部145A)の動作モ
ードがケースA(PA切換モード)になっているか否か
を判定する。ここで、YESを判定するとステップS1
2に進み、NOを判定するとステップS16に進む。
【0078】ステップS12では、サンプリングカウン
タをチェックし、サンプルが所定数n1 (=T1 /τ)
となったか否かを判定する。ここで、YESを判定する
とステップS13に進み、NOを判定するとステップS
16に進む。
【0079】ステップS13では、ステップS12での
所定数のサンプル内のエラーフラグ数が、予め設定して
おいたしきい値以上になったか否かを判定する。ここ
で、YESを判定するとステップS14に進みミュート
を続行し、NOを判定するとステップS15に進みミュ
ートを解除する。
【0080】以上のステップS11からステップS15
までが座席“1”に関しての上記ケースAのルーチンA
1 である。
【0081】次に、ステップS16では、座席“1”の
動作モードが上記ケースB(チャンネル切換モード)に
なっているか否かを判定する。ここで、YESを判定す
るとステップS17に進み、NOを判定すると次のルー
チンA2 に進む。
【0082】ステップS17では、サンプリングカウン
タをチェックし、サンプルが所定数n2 (=T2 /τ)
となったか否かを判定する。ここで、YESを判定する
とステップS18に進み、NOを判定すると次のルーチ
ンA2 に進む。
【0083】ステップS18では、ステップS17での
所定数のサンプル内のエラーフラグ数が、予め設定して
おいてしきい値以上になったか否かを判定する。ここ
で、YESを判定するとステップS19に進みミュート
を続行し、NOを判定するとステップS20に進みミュ
ートを解除する。
【0084】以上のステップS16からステップS20
までが座席“1”に関してのケースBのルーチンB1
ある。
【0085】以下、同様に、座席“2”に関してのケー
スAのルーチンA2 では、上記ステップS11乃至ステ
ップS15が繰り返され、座席“2”に関してのケース
BのルーチンB2 では、上記ステップS16乃至S20
が繰り返され、座席“3”に関してのケースAのルーチ
ンA3 では、上記ステップS11乃至ステップS15が
繰り返され、座席“2”に関してのケースBのルーチン
2 では、上記ステップS16乃至S20が繰り返され
る。
【0086】ここまでが、ケースA、Bについてのミュ
ート動作の流れであり、次には図8のミュート動作の流
れに移行する。
【0087】図8のフローチャートにおいて、先ずステ
ップS21では、座席“1”のケースBすなわちルーチ
ンB1 でチューナの切換が終わったか否かの判定を行
う。ここで、NOが判定されると通常動作モード時の座
席“1”についてのルーチンすなわち座席“1”につい
てのケースCのルーチンC1 がステップS22から開始
され、YESが判定されると次のルーチンC2 に進む。
【0088】ステップS22では、サンプリングカウン
タをチェックし、サンプルが所定数n3 (=T3 /τ)
となったか否かを判定する。ここで、YESを判定する
とステップS23に進み、NOを判定すると次のルーチ
ンC2 に進む。
【0089】ステップS23では、ステップS22での
所定数のサンプル内のエラーフラグ数が、予め設定して
おいてしきい値以上になったか否かを判定する。ここ
で、YESを判定するとステップS25に進みミュート
を続行し、NOを判定するとステップS24に進みミュ
ートを解除する。
【0090】以上、ステップS22からステップS25
までが座席“1”に関してのケースCのルーチンC1
ある。
【0091】以下、同様に、座席“2”に関してのケー
スCのルーチンC2 では、上記ステップS22乃至ステ
ップS24が繰り返され、座席“3”に関してのケース
CのルーチンC3 では、上記ステップS22乃至S25
が繰り返される。
【0092】そして、再び、ミュートの流れは開始に戻
り、上述したルーチンが繰り返される。
【0093】図9には、エラーフラグをサンプリングす
るための割り込み動作のフローを示す。ステップS31
ではエラーフラグの読み出し動作を開始する。この読み
出しは上記図1のbに示すように所定周期τで発生され
たクロックに応じて行われる。
【0094】ステップS32では、次のステップS33
で該当する座席(例えば座席“1”のRF受信部145
A)のエラーフラグが立っているかを判定するため、先
ず該当するRF受信装置のサンプリングカウンタを1イ
ンクリメントする。上述したようにエラーフラグは、ク
ロックによって読み出されるためである。
【0095】ステップS33では、ステップS32で1
ずつインクリメントされるクロック毎に、エラーフラグ
が立っているか否かを判定する。ここでYESを判定す
るとステップS34に進み、座席“1”のエラーフラグ
カウンタをインクリメントし、NOを判定すると座席
“1”のルーチンから抜け出し、座席“2”について同
様のルーチン(ステップS32からステップS34ま
で)を繰り返す。
【0096】ここでは、座席“1”についてのステップ
S32乃至ステップS34までのルーチンをルーチンD
1 とし、座席“2”についてのステップS32乃至ステ
ップS34までのルーチンをルーチンD2 とし、座席
“3”についてのステップS32乃至ステップS34ま
でのルーチンをルーチンD3 としている。
【0097】次に、この第2の実施例の航空機内でのオ
ーディオ信号受信装置のPA切換モード時、チャンネル
切換時のミュート及びミュート解除のタイミングを図1
0、図11のタイミングチャートを用いて説明する。図
10はPA切換モード時のミュート及びミュート解除の
タイミングチャートである。
【0098】図10のaは、シリアル外部インターフェ
ース(Serial Peripheral Interface:SPI)からマイ
クロプロセッサ43に出力されるコマンド(PAO)の
タイミングを示している。コマンドPAOは、全チャン
ネルをPA用に切り換えるというコマンドである。
【0099】図10のbは、マイクロプロセッサ43が
出力するチューナの設定データのタイミングを示してい
る。
【0100】図10のcは、チューナのチューニング動
作であり、この場合、PA切換モードであるので、PA
用の所定チャンネルにチューニングするタイミングを示
している。
【0101】図10のdは、デマルチプレクサ54が出
力し、マイクロプロセッサ43が読むエラーフラグを示
している。
【0102】図10のeは、デマルチプレクサ54が出
力し、マイクロプロセッサ43が読むNSYNC (同期パル
ス)を示している。
【0103】図10のfは、ミュートのタイミングを示
している。図10のgは、伸張回路55のディジタルオ
ーディオデータ出力のタイミングを示している。図10
のhは、アナログオーディオデータ出力のタイミングを
示している。図10のiは、エラーフラグのカウント動
作のタイミングを示している。
【0104】図11はチャンネル切換時のミュート及び
ミュート解除のタイミングチャートである。図11のa
は、シリアル外部インターフェース(Serial Periphera
l Interface:SPI)からマイクロプロセッサ43に出
力されるコマンドACSのタイミングを示している。コ
マンドACS(Audio Channel Selection)は、チャンネ
ル切換モードを指示するものである。
【0105】図11のbから図11のiに示している各
タイミングは、図10のbから図10のiまでに示した
各タイミングと同様である。
【0106】図11のjは、デマルチプレクサ54の出
力するSFRM(Sound Frame)のタイミングを示している。
【0107】図10のe、図11のeで示したNSYNC
は、上述したように、デマルチプレクサ54が出力する
もので、エラーフラグの多い少ないを判断する以前にデ
ータパケットの同期がとれているかどうかを示すもので
ある。
【0108】PA切換モード時もチャンネル切換モード
時も、実際には、このNSYNC がロウ(L)レベルでない
かぎり、エラーフラグのサンプリング動作は行わない。
但しNSYNC がLレベルでないとき、エラーフラグは立ち
続けるので、ミュートはかかったままとなり、エラーフ
ラグのみの判断でも可能となる。
【0109】また、チャンネル切換時、図11のdに示
したエラーフラグが30msec を大きく越えると、図1
1のiに示すようにエラーフラグのカウントは2回目ま
で続き、図11のfに示すようにミュート期間が86m
sec と長くなる。
【0110】これは、エラーフラグのみで、ミュートの
判断を行うと、図11のiでミュートが解除されるが、
例えばエラーがなくなった頃に正しいデータを取り込む
と、次の音声フレームに伸張し、さらに次の音声フレー
ムに出力するため、マイクロプロセッサ43はNSYNC が
無くなってから3音声フレーム数えるまでミュートを継
続するためである。もちろん、図11のiが起きれば、
こちらの方が遅くなる。
【0111】また、PA切換モード時は、図11のjに
示したようなSFRMには、無関係になる。これは、入力、
伸張で約2msec しかからず、十分早いからである。こ
のモードのときは、図10のdに示したようなレートに
よってのみ、ミュートを解除する。もちろん、ミュート
解除の判定が1回目でミュートが解除されることもあ
る。
【0112】このように第2の実施例でも、航空機内で
のオーディオ信号受信装置の各RF受信部におけるエラ
ーフラグの判定周期を動作モードに応じて可変制御する
ことによて、動作モードに応じた適切なミュート又はミ
ュート解除を行え、最適な時間で正しい音声データを出
力できる。
【0113】なお、本発明は、上記第1、第2の実施例
にのみ限定されるものでないことはいうまでもなく、例
えば、列車の客席又はバスの客席に設けられたオーディ
オ信号受信装置に適用されてもよい。
【0114】
【発明の効果】本発明に係る信号受信装置は、誤り検出
符号が含まれる入力信号を受信し、該誤り検出符号から
得られる誤り検出情報に応じて出力信号をミュートする
機能を有する信号受信装置において、上記誤り検出符号
から得られる誤り検出情報に応じて出力信号をミュート
するか又はミュートを解除するかを所定周期で判定し、
該判定周期を通常動作モード、周波数多重化された入力
信号の周波数帯域を切り換えたモード、外部から入力状
態強制切換制御されるモードという3つの動作モードに
応じて可変切換制御するので、動作モードに応じた適切
なミュート又はミュート解除を行え、最適な時間で正し
いデータを出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の動作原理を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図2】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】第1の実施例の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】航空機内の信号伝送システムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4に示した信号伝送システムの信号送出側の
概略構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例の概略構成を示すブロック回路図
である。
【図7】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】第2の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図11】第2の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
2・・・・・RF受信復調回路 3・・・・・チューナ 4・・・・・復調回路 5・・・・・デマルチプレクサ 6・・・・・伸張回路 7・・・・・D/A変換器 9・・・・・マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/04 H04B 1/10 H04L 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り検出符号が含まれる入力信号を受信
    し、該誤り検出符号から得られる誤り検出情報に応じて
    出力信号をミュートする機能を有する信号受信装置にお
    いて、 上記誤り検出符号から得られる誤り検出情報に応じて出
    力信号をミュートするか又はミュートを解除するかを所
    定周期で判定し、該判定周期を動作モードに応じて可変
    制御することを特徴とする信号受信装置。
  2. 【請求項2】 上記動作モードが通常動作モードの場合
    は、上記判定周期を最も長くすることを特徴とする請求
    項1記載の信号受信装置。
  3. 【請求項3】 上記動作モードが周波数多重化された入
    力信号の周波数帯域を切り換えるモードの場合は、上記
    判定周期を短くすることを特徴とする請求項1又は2記
    載の信号受信装置。
  4. 【請求項4】 上記動作モードが外部から入力状態強制
    切換制御されるモードの場合は、上記判定周期を最も短
    くすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の信号
    受信装置。
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