JPH06252871A - 音声データ伝送方法及び音声データ伝送システム - Google Patents

音声データ伝送方法及び音声データ伝送システム

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Publication number
JPH06252871A
JPH06252871A JP5063376A JP6337693A JPH06252871A JP H06252871 A JPH06252871 A JP H06252871A JP 5063376 A JP5063376 A JP 5063376A JP 6337693 A JP6337693 A JP 6337693A JP H06252871 A JPH06252871 A JP H06252871A
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JP
Japan
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signal
frame
channels
data
audio
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JP5063376A
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English (en)
Inventor
Masami Yamashita
雅美 山下
Yoshiyuki Kondo
芳之 近藤
Masakatsu Toyoshima
雅勝 豊島
Yasuhiro Hideshima
泰博 秀島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 1伝送フレームは、衛星放送や衛星通信のテ
レビジョン音声信号フォーマットに準じた縦32ビット
×横64列の2次元マトリクスで構成され、該1フレー
ム内に、フレーム同期信号と、1チャンネル当り128
ビットの圧縮音声データの12チャンネル分(A−CH
1〜A−CH12)と、誤り訂正符号データであるBC
H符号とを配置して、伝送する。 【効果】 伝送路を有効に活用でき、エンコード用やデ
コード用IC等の重要部品も市販の衛星放送用のものを
流用でき、経済的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声データ伝送方法及
び音声データ伝送システムに関し、特に、複数チャンネ
ルの圧縮音声データがエラー訂正符号化され多重化され
て伝送される音声データ伝送方法及び音声データ伝送シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、航空機等の乗り物内の複数の座
席等で個別にオーディオ信号をヘッドホンやイヤホンで
聴取でき、多数のチャンネルのオーディオ信号を各座席
で自由に選択できるようなシステムを構成する場合にお
いて、信号伝送フォーマットに既存のフォーマットを流
用すると、IC等の部品を共通化できて量産によるコス
トダウンを享受できるという利点がある。
【0003】ここで、信号伝送フォーマットとして、衛
星放送や衛星通信のテレビジョン音声信号伝送フォーマ
ットを考慮すると、縦32ビット×横64列の2次元マ
トリクスで1フレームが構成され、この1フレーム20
48ビットが1msec で伝送され、データ伝送レートは
2.048Mbps となっている。そして、いわゆるAモード
音声の場合には、サンプリング周波数が32kHzで14
/10ビット準瞬時圧伸の4チャンネルのデータが1フ
レーム当り1280ビット(32ビット×40列)を用
いて伝送され、いわゆるBモード音声の場合には、サン
プリング周波数が48kHzで16ビット直線量子化の2
チャンネルのデータが1フレーム当り1536ビット
(32ビット×48列)を用いて伝送される。
【0004】しかしながら、これらの伝送モードでは、
2チャンネルあるいは4チャンネル程度の音声信号(オ
ーディオ信号)を伝送できるに過ぎず、上述したような
航空機内でオーディオ聴取システム等の用途に、より多
くのチャンネルの音声信号を伝送することが望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、音声やオーディオ信号の圧縮符号化技術が著しく
発展してきており、例えば128kbps 程度まで圧縮し
てもオーディオ信号の品質劣化が少ないような高能率圧
縮符号化技術も各種実用化されている。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、複数チャンネルの圧縮音声データを伝送
でき、しかも伝送フォーマットは衛星放送や衛星通信の
テレビジョン音声信号伝送フォーマットに準じたフォー
マットで、IC等の部品を流用できるような音声データ
伝送方法及び音声データ伝送システムを提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声データ
伝送方法は、複数チャンネルの圧縮音声データをフレー
ム化して伝送する音声データ伝送方法において、1フレ
ームは縦32ビット×横64列の2次元マトリクスで構
成され、該1フレーム内に、フレーム同期信号と、1チ
ャンネル当り128ビットの圧縮音声データの12〜1
4チャンネル分と、誤り訂正符号データとを少なくとも
配置することにより、上述した課題を解決するものであ
る。
【0008】ここで、上記12〜14チャンネルのデー
タには、上記フレーム内の縦32ビットの列の48列〜
56列が用いられ、隣合う列は互いに異なるチャンネル
のデータとすることが好ましい。
【0009】また、本発明に係る音声データ伝送システ
ムは、複数チャンネルの圧縮音声データをフレーム化し
て伝送する信号送出部と伝送された信号を受信する信号
受信部とを有する音声データ伝送システムであって、上
記信号送出部は、12〜14チャンネルの入力音声信号
を1フレーム毎に1チャンネルが128ビットの圧縮音
声データに圧縮符号化処理する圧縮符号化手段と、この
圧縮符号化手段からの12〜14チャンネルの圧縮音声
データを多重化する多重化手段と、この多重化手段から
の出力信号にフレーム同期信号及び誤り訂正符号を付加
して縦32ビット×横64列の2次元マトリクスのフレ
ームを構成する伝送フレーム処理手段とを有し、上記信
号受信部は、上記フレーム同期を検出するフレーム同期
検出手段と、上記誤り訂正符号の復号化処理を行う誤り
訂正手段と、誤り訂正された信号を12〜14チャンネ
ルのデータ信号に分離するチャンネル分離手段と、分離
された12〜14チャンネルのデータ信号を上記圧縮符
号化の逆処理としての伸張復号化処理する伸張手段とを
有して成ることにより、上述した課題を解決するもので
ある。
【0010】上記信号伝送フォーマットは、いわゆる衛
星放送や衛星通信のテレビジョン放送信号の音声信号伝
送フォーマットに準じたものである。
【0011】
【作用】衛星放送や衛星通信のテレビジョン放送信号の
音声信号伝送フォーマットに準じた伝送フォーマットを
用いて、12〜14チャンネルの圧縮音声データの伝送
が可能となり、伝送路を有効に活用でき、エンコード用
やデコード用IC等の重要部品も市販のものを流用でき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る好ましい実施例について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る音声
データ伝送方法の一実施例を説明するための音声信号送
出装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【0013】この図1において、12チャンネルのオー
ディオ信号CH1、CH2、・・・、CH12はそれぞ
れA/D変換器1CH1 、1CH2 、・・・、1CH12に送ら
れてディジタル信号に変換され、圧縮符号化回路
CH1 、2CH2 、・・・、2CH12に送られてそれぞれ圧
縮符号化される。この圧縮符号化には、例えばいわゆる
MD(ミニディスク)の信号圧縮に採用されているいわ
ゆるATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Codin
g)方式や、いわゆるdcc(ディジタルコンパクトカ
セット)の信号圧縮に採用されているいわゆるPASC
(Precision Adaptive Sub-band Coding)方式等を用い
ることができる。また、さほどの高音質を要求されない
用途には、例えばいわゆるCD−Iに採用されているA
D(適応差分)PCM方式等を用いてもよい。上記衛星
放送や衛星通信のテレビジョン放送信号の音声信号伝送
フォーマットに準じた伝送フォーマットとするために
は、1フレーム当り1チャンネルが128ビットとなる
ようなデータレートに圧縮することが必要とされる。
【0014】ここで、図2は本実施例の1伝送フレーム
のフレームフォーマットを示し、1伝送フレームは縦3
2ビット×横64列のマトリクスで表され、図3や図4
に示す衛星放送や衛星通信のテレビジョン放送信号の音
声信号のフレーム構成に準じたフォーマットとなってい
る。すなわち、図3に示すAモード音声の場合には、サ
ンプリング周波数が32kHzで14/10ビット準瞬時
圧伸の4チャンネルの音声データが1フレーム当り12
80ビット(32ビット×40列)を用いて伝送され
る。図4はいわゆるBモード音声の場合を示し、サンプ
リング周波数が48kHzで16ビット直線量子化の2チ
ャンネルのデータが1フレーム当り1536ビット(3
2ビット×48列)を用いて伝送される。これらのモー
ドにおいては、音声データ以外に、フレーム同期信号、
制御符号(コントロールコード)、レンジビット、独立
データ、及びいわゆるBCH誤り訂正符号等が付加され
て1伝送フレームを構成している。
【0015】図2の伝送フォーマットは、これら図3、
図4に示す衛星放送等のテレビジョン音声信号フォーマ
ットに準じたフォーマットとなっており、特に図4に示
すBモードのフォーマットの2つの音声信号の部分に、
12チャンネルの圧縮音声データを配置している。
【0016】この図2に示すフレームフォーマットの3
2×64のマトリクスにおいて、第1列の最初の16ビ
ットはフレーム同期信号とされ、残り16ビットはコン
トロールコード(制御符号)とされており、第2列は未
使用(未定義)である。次の第3列から第50列までの
48列を用いて12チャンネルのオーディオ信号(1チ
ャンネル当り128ビットの圧縮音声データ)を32ビ
ットずつ第1チャンネル(A−CH1)から第12チャ
ンネル(A−CH12)までを巡回的に4回繰り返して
配置している。これらの12チャンネルのオーディオ信
号は、ステレオ左右チャンネルの6対(A−CH1L〜
A−CH6L、A−CH1R〜A−CH6R)としても
よい。また、オーディオチャンネルの一部、例えば第
5、6チャンネル(A−CH5、A−CH6)及び第1
1、12チャンネル(A−CH11、A−CH12)に
ついては、例えばゲームソフトウェア等を送るためのゲ
ームチャンネルとしてもよい。このゲームチャンネル
は、G−CH1からG−CH16まで1フレーム当り3
2ビットが16チャンネル設けられるが、実際の使用時
にはこれらを2チャンネルずつまとめて、1フレーム当
り64ビットのチャンネルを8チャンネルとしている。
次の第51列から第57列までの7列は独立データID
Pに使用され、残りの第58列から第64列までの7列
は、エラー訂正符号、例えばいわゆるBCH符号として
いる。このBCH符号は、フレーム先頭の列(第1列)
を除く63列に対してかけられるから、いわゆる (63,5
6)BCH符号である。この他、第51列をコントロール
データに用い残り第52列から第63列までの13列を
(63,50)BCH符号として使用したり、第2列の未使用
部分と独立データ部分の7列との8列分をオーディオの
2チャンネルとして用いて、全体で14チャンネルのオ
ーディオ信号(圧縮音声データ)を伝送するように設定
することもできる。
【0017】このフレームは1msec で伝送されるか
ら、オーディオ1チャンネル当りの圧縮音声データのデ
ータレートは128kbps となる。フレーム全体では2
048ビットであるから、伝送レートは 2.048Mbps と
なる。このフレームマトリクスへの読み込みは横方向に
行われ、送出は縦方向に第1列から順次第64列まで行
われる。
【0018】再び図1に戻って、圧縮符号化回路
CH1 、2CH2 、・・・、2CH12からの圧縮音声データ
は、多重化手段であるマルチプレクサ3aに送られて多
重化され、このマルチプレクサ3aからの出力がマルチ
プレクサ3bに送られて独立データIDPと共に多重化
されて、エラー訂正符号化回路4に送られる。このエラ
ー訂正符号化回路4で上記 (63,56)BCH符号が付加さ
れる。このBCH符号の生成他項式は、 G(x) =x7 +x6 +x2 +1 で、単一誤り訂正、2重誤り検出が可能なBCH符号で
ある。このエラー訂正符号化回路4からのデータは、上
記フレームマトリクス上で、横方向に一行ずつスキャン
されて出力されている。すなわち、マトリクスの左上の
ビットから順に右方向へスキャンされて出力されて行
き、64ビットまで行ったら左端に戻り、65ビット目
は左端の上から2番目のビットが出力される。エラー訂
正符号化回路4からの出力データはインターリーブ回路
5に送られる。
【0019】インターリーブ回路5では、上記横方向の
スキャンを縦方向スキャンに変換する。すなわち、左上
のビットから始めて下方向へスキャンされてデータが出
力され、1列分が終了したら順次右方向の列に移って行
く。このインターリーブ回路5からの出力データは、マ
ルチプレクサ6に送られて、フレーム同期発生回路7か
らのフレーム同期信号や、上記コントロールコードCN
Tと多重化される。このマルチプレクサ6からの出力信
号は、必要に応じて加算器8に送られていわゆるビット
スクランブル等が施された後、変調等の過程を介して伝
送される。この加算器8には、疑似乱数発生回路9から
の疑似乱数(いわゆるM系列乱数等)の信号が入力され
ており、法2(mod2)の加算によりビットスクランブル
が施された後、上記 2.048Mbps のレートのビットスト
リームのデータ信号DTとして取り出される。
【0020】タイミング発生回路10は、入力クロック
CKに基づいて各部回路で必要とされるクロックやタイ
ミングパルス等を発生し、それぞれの回路に送ってい
る。
【0021】次に、図5は受信側の構成の一例を示して
いる。すなわち、上記図1の音声信号送出装置から取り
出されるデータ信号DTが伝送されて受信され必要に応
じて復調され、図5の構成に入力されている。この入力
データ信号DTからフレーム同期検出回路11によりフ
レーム同期信号を検出し、加算器12により疑似乱数発
生回路13からの疑似乱数信号と法2(mod2)の加算を
行って、入力データのビットスクランブルを解除する。
【0022】加算器12からの出力信号は、デインター
リーブ回路14に送られて上記送信側のインターリーブ
回路5の逆の処理が行われた後、エラー訂正復号化回路
15に送られて、上記BCH符号による誤り訂正を行
う。エラー訂正復号化回路15からの出力はデマルチプ
レクサ16に送られている。デマルチプレクサ16は、
上記多重化されたデータを各チャンネル毎に分流し、1
チャンネル当り128kbps (1フレーム毎に1チャン
ネル当り128ビット)のレートの12チャンネルの音
声データストリームとして取り出して伸張符号化回路1
CH1 、17CH2、・・・、17CH12に送り、また独立
データIDPを取り出している。伸張符号化回路17
CH1 、17CH2 、・・・、17CH12では、上記送信側で
の圧縮符号化処理の逆の処理を行って、それぞれD/A
変換器18CH1 、18CH2 、・・・、18CH12でアナロ
グ信号に変換して、各チャンネルのオーディオ信号CH
1、CH2、・・・、CH12を取り出している。
【0023】このような構成の実施例によれば、衛星放
送や衛星通信のテレビジョン放送信号の音声信号伝送フ
ォーマットに準じた伝送フォーマットを用いて、12〜
14チャンネルの多数のチャンネルの圧縮音声データの
伝送が可能となり、伝送路を有効に活用でき、エンコー
ド用やデコード用IC等の重要部品も市販のものを流用
でき、量産品が多く安価に入手でき経済的である。
【0024】次に、上述したような音声データ伝送方法
や音声データ伝送システムを適用したより具体的なシス
テムについて、図6〜図8を参照しながら説明する。こ
れらの図6〜図8に示す具体例は、航空機等の乗り物内
の各座席で複数チャンネルの内から自由に所望のチャン
ネルを選んでヘッドホン等で聴取するようなシステムを
示しており、このシステムにおいては、上記1フレーム
当りオーディオ12チャンネル(あるいはオーディオ8
チャンネル及びTVゲームソフトウェア等のコンピュー
タデータ8チャンネル)のフレーム構成のデータ(2.048
Mbps)について、3フレーム分のデータを時分割多重化
して例えばオーディオ32チャンネルとコンピュータデ
ータ8チャンネルとを含むようなデータ信号(6.144Mbp
s)とし、さらに必要に応じてこの 6.144Mbps のデータ
信号のいくつかを周波数多重化して伝送している。
【0025】先ず、図6は信号伝送システムの全体の概
略構成を示している。この図6において、伝送信号源1
10内には、例えばいわゆるVTR(ビデオテープレコ
ーダ)やビデオディスクプレーヤ等のビデオ信号再生機
器111と、いわゆるCD(コンパクトディスク)プレ
ーヤやテープレコーダ等のオーディオ信号再生機器11
2と、TVゲームソフトウェア等のコンピュータデータ
出力装置113とが設けられている。また、マイクロホ
ンを用いた機内放送用機能等を有するいわゆるPA (Pa
ssenger Address)制御装置116が設けられている。
【0026】これらの機器からの出力信号の内、ビデオ
信号再生機器111、オーディオ信号再生機器112か
らのオーディオあるいは音声信号や、コンピュータデー
タ出力装置113からのコンピュータデータが、オーデ
ィオ信号送出装置120に送られている。ビデオ信号再
生機器111からのビデオ信号は、他の図示しないビデ
オ信号送出装置に送られ、またPA制御装置116から
の音声信号は、機内の壁面や天井等に設けられた図示し
ないスピーカ等に直接的に(例えばアナログ音声信号の
ままで)送られると共に、オーディオ信号送出装置12
0にも送られている。
【0027】オーディオ信号送出装置120は、例えば
4つまでのオーディオ信号送出ユニット121A、12
1B、121C、121Dを有しており、1つのオーデ
ィオ信号送出ユニット121は、例えば32チャンネル
のオーディオ信号と8チャンネルのデータ信号(あるい
は36チャンネルのオーディオ信号)を多重化し、いわ
ゆるRF変調部122でRF信号に変調して出力する。
このRF変調部122内には、他のオーディオ信号送出
ユニットからのRF出力信号を入力して混合するRF混
合回路が設けられており、具体的には各オーディオ信号
送出ユニット121A、121B、121C、121D
毎に異なる搬送周波数のRF信号を周波数多重化して出
力している。この場合、上記ビデオ信号再生機器111
からの複数チャンネルのビデオ信号についても図示しな
いRF変調部でそれぞれ異なる搬送周波数で変調し、上
記オーディオ信号のRF変調信号と共に周波数多重化し
て1本の同軸ケーブルで伝送するようにしてもよい。
【0028】周波数多重化されたRF信号は、機内をゾ
ーン区分する各ゾーン毎に設けられたゾーン管理ユニッ
ト130のRF分岐器131に送られ、RF分岐器13
1を介しRFアンプ132を介して次のゾーンのゾーン
管理ユニットに送られるようになっている。RF分岐器
131に入力されたRF信号は、当該ゾーン内を区分す
る区分領域である各コラム毎に分岐されて送られてい
る。1つのコラム内には複数の座席ユニット140が直
列接続されており、座席ユニット140に入力されたR
F信号は、RF分岐器141を介しRFアンプ142を
介して次の座席ユニット140に送られるようになって
いる。
【0029】1つの座席ユニット140内には例えば3
座席分の回路がまとめられて設けられており、RF分岐
器141で分岐されたRF信号は、RF分配器144で
3つのRF信号に分配され、3つのRF受信部145
A、145B、145Cにそれぞれ送られている。この
RF受信部145では、上記周波数多重化された信号の
1つの帯域のRF信号を取り出してRF復調し、復調さ
れた信号から所望のチャンネルの信号を取り出して出力
する。各RF受信部145A、145B、145Cから
出力された信号は、乗客側の制御ユニット146A、1
46B、146Cにそれぞれ送られている。各座席の乗
客は、各制御ユニット146A、146B、146Cに
ヘッドホン147A、147B、147Cをそれぞれ接
続して、所望のチャンネルのオーディオ信号を任意に選
択して聴取することができる。
【0030】次に、上記オーディオ信号送出側のオーデ
ィオ信号送出ユニット121について図7を参照しなが
ら説明する。この図7に示すオーディオ信号送出ユニッ
ト121は、例えば32チャンネルのオーディオ信号及
び8チャンネルのデータ信号を入力して周波数帯域が6
MHzの信号に変換して出力するものである。このオーデ
ィオ信号送出ユニット121は、オーディオ信号を多重
化して出力することから、オーディオマルチプレクサユ
ニットあるいはAMUXとも称されている。
【0031】このオーディオ信号送出ユニット121に
は、32チャンネルのオーディオ信号AU1 〜AU32
例えばいわゆるバランス入力の形態で供給されており、
それぞれバッファアンプ21でバランス入力形態からア
ンバランス形態の信号に変換される。バッファアンプ2
1からの32チャンネルのオーディオ信号は、2チャン
ネル(例えばステレオ左右チャンネル)毎にまとめられ
てそれぞれA/D変換器22に送られてディジタル信号
に変換され、信号圧縮回路23に送られてそれぞれ圧縮
符号化処理される。信号圧縮回路23では、例えば人間
の聴覚特性を利用して周波数軸方向で分割されたバンド
毎のビット割当を入力信号に応じて適応的に制御するよ
うな高能率圧縮符号化処理や、あるいはいわゆるAD
(適応差分)PCM符号化処理等が施される。
【0032】また、8チャンネルのTVゲームソフトウ
ェア等のコンピュータデータDT1〜DT8 は、例えば
いわゆるEIA−422インターフェースのフォーマッ
トに従ってバランス入力されてそれぞれバッファアンプ
21でアンバランス信号とされ、ディジタルデータイン
ターフェース回路24に送られる。
【0033】ここで、信号圧縮回路23として、上記人
間の聴覚特性等を利用して処理時間は長くかかるが再生
音質の良好な高能率符号化処理を施す第1の圧縮モード
と、ADPCM等のような処理時間の比較的短い第2の
圧縮モードとを切換選択可能な回路を用いるようにし、
各座席毎に音楽等のオーディオ信号を聴取する場合には
上記第1の圧縮モードに切り換え、機長からのメッセー
ジ等のアナウンス時に強制的にPA用チャンネルに切り
換える際には上記第2の圧縮モードに切り換えるように
することが好ましい。これは、音楽鑑賞時等には高音質
が望まれるため上記第1の圧縮モードが好ましく、アナ
ウンス時等には機内の壁面や天井等に設けられたスピー
カからの音とヘッドホンからの音との間の時間差が少な
い上記第2の圧縮モードの方が好ましいからである。こ
の圧縮モードの切換選択は、コントローラ30からの制
御信号により行われる。なお、上記第1の圧縮モードの
具体例としては、いわゆるMD(ミニディスク)の信号
圧縮に採用されているいわゆるATRAC(Adaptive T
Ransform Acoustic Coding)方式や、いわゆるdcc
(ディジタルコンパクトカセット)の信号圧縮に採用さ
れているいわゆるPASC(Precision Adaptive Sub-b
and Coding)方式等を用いることができる。
【0034】信号圧縮回路23からの上記32チャンネ
ル分の出力信号は、元の入力オーディオ信号のAU1
対応する信号から順に12チャンネル(2チャンネルの
ペアが6対)毎にまとめられて、マルチプレクサ25
A、25Bにそれぞれ送られ、残りの上記AU25〜AU
32に対応する8チャンネル分(4ペア分)の出力信号と
上記8チャンネル分のデータ(DT1 〜DT8 )に対応
するディジタルデータインターフェース回路24からの
出力信号とがまとめられてマルチプレクサ25Cに送ら
れる。なお、ディジタルデータインターフェース回路2
4からはクロック信号がバッファアンプを介して外部に
取り出されるようになっている。
【0035】マルチプレクサ25A、25B、25C
は、それぞれが例えば衛星放送や衛星通信のテレビジョ
ン放送信号の音声信号フォーマットに準じた信号を取り
扱うものである。この音声信号フォーマットに準じたフ
ォーマットの1伝送フレームは縦32ビット×横64列
で構成され、該1伝送フレーム中には、1チャンネル当
り128ビットのデータが12チャンネル(例えばオー
ディオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネル+
コンピュータデータ8チャンネル)分と、いわゆるBC
H誤り訂正符号(例えば (63、50)BCH符号)と、フレ
ーム同期やコントロールコード等のプリアンブルとが少
なくとも含まれている。1つのマルチプレクサ25から
は例えば 2.048Mbps のレートでデータが出力され、各
マルチプレクサ25A、25B、25Cからの出力デー
タが時分割多重化回路26に送られて時分割多重化され
ることにより、 6.144Mbps のレートのデータとなって
出力される。時分割多重化回路26から出力されたディ
ジタル信号は、等化器27で波形等化され、例えば6M
Hzの帯域に圧縮されて、上記RF変調部122に送られ
る。
【0036】RF変調部122では、等化器27からの
出力信号が中間周波数変調器31で変調されて所定の中
間周波数(IF)信号になり、IFアンプ32で増幅さ
れて乗算器(変調器)33に送られる。乗算器33には
PLL(位相ロックループ)回路34からの所定のRF
周波数の搬送波信号が供給されており、このPLL回路
34の出力信号の周波数はCPU等を用いたコントロー
ラ30により制御されるようになっている。乗算器33
からの出力信号は、BPF(バンドパスフィルタ)35
を介し、RFアンプ36を介して、RFコンバイナ(合
成器あるいは混合器)37に送られている。このRFコ
ンバイナ37には、外部RF入力端子126を介して、
例えば他の上記オーディオ信号送出ユニットからのRF
信号が供給されている。この外部RF入力信号の搬送波
周波数に対して当該RF変調部122のRF搬送波周波
数を異ならせておくことにより、RFコンバイナ37で
周波数多重化を行うことができる。RFコンバイナ37
からのRF出力信号は、減衰器38を介して出力端子1
25より取り出される。
【0037】すなわち、RF変調部122での上記RF
周波数は、コントローラ30に供給される例えば3本の
プログラムディスクリート信号に基づいて、コントロー
ラ30が上記PLL回路34での分周比あるいはプリス
ケーラ値等を制御することによりPLL回路34から出
力される信号の周波数が可変制御され、乗算器33から
のRF変調信号の搬送波周波数が可変制御される。すな
わち、上記プログラムディスクリート信号によってRF
信号の搬送波周波数が決定され、他の上記オーディオ信
号送出ユニットからのRF信号の搬送波周波数と一致し
ない(互いに異なる)ようにしている。また、外部RF
入力端子126からのRF信号入力が無いときには、コ
ントローラ30に供給される終端(ターミネート)制御
信号によりコントローラ30が例えば外部RF入力端子
126を接地することでRF出力端子125を終端して
いる。
【0038】次に、このオーディオ信号送出ユニット1
21の自己診断機能について説明する。時分割多重化回
路26からの出力信号を、デマルチプレクサ28でデマ
ルチプレクスし、CPU等を用いたコントローラ30に
送ることにより、マルチプレクス処理が正常に行われて
いるか否かを判断する。また、ビットモニタ29により
RFコンバイナ37からのRF信号を復調し、RF信号
が正常か否かをコントローラ30にて判断する。これら
のデマルチプレクサ28及びビットモニタ29の自己診
断(正常か否かの判断)は、例えば上記マルチプレクサ
25(25A、25B、25C)でマルチプレクスした
ときに付加したエラー訂正符号(BCH符号等)を計算
し、エラーの有無やエラー量等を基準として判断すれば
よい。
【0039】また、A/D変換器21の診断について
は、A/D変換器21からの出力信号をコントローラ3
0でモニタして動作を確認すればよい。信号圧縮回路2
3については、強制的な自己診断モード(テストモー
ド)に切り換えて、例えば1kHz正弦(サイン)波を出
力させ、これをビットモニタ29にてオーディオ信号に
戻し、その信号をコントローラ30でモニタすることに
より診断すればよい。
【0040】これらの自己診断は、必要に応じて電源投
入時、メンテナンス時等に強制的に自己診断モードに切
り換えて行い、また、上記マルチプレクス時に付加した
エラー訂正符号を利用した自己診断については、通常動
作中も所定周期で定期的に行う。故障が発生したときに
は、例えば不揮発性のメモリ30Mに故障状況や発生時
刻等を書き込み、履歴を保存する。
【0041】また、RF変調部122からのRF出力信
号の出力レベルは、RFアンプ36のゲインをコントロ
ーラ30により制御することができる。このコントロー
ラ30については、例えばいわゆるEIA−485イン
ターフェースが用意されており、このインターフェース
を介して現在の故障状況、故障履歴をモニタでき、かつ
上記RF信号の出力レベルを制御できる。
【0042】次に、上記図6において、伝送されてきた
オーディオ信号を受信するための座席ユニット140側
の構成、特にRF分配器144以降の構成について、図
8を参照しながら詳細に説明する。
【0043】この図8において、入力端子41には上記
図6のRF分岐器144で分岐されたRF信号が入力さ
れ、RF分配器144で3つのRF信号に分配されて、
3つのRF受信部145A、145B、145Cの各入
力端子42A、42B、42Cにそれぞれ送られる。こ
れらのRF受信部145A、145B、145Cの内部
構成はいずれも同様であるので、1つのRF受信部、例
えば145Aについてのみ内部構成を図示し、他のRF
受信部145B、145Cの内部構成の図示を省略して
いる。また、RF受信部145A内の各部の指示符号に
は添字のAを省略している。
【0044】RF受信部145Aの入力端子42Aから
入力されたRF信号は、RF受信復調回路部51のチュ
ーナ52に送られる。このチューナ52は、上記図Aの
オーディオ信号送出ユニット121A、121B、12
1C、121D毎に異なるRF搬送波周波数で周波数多
重化されたRF信号の内の1つの帯域のRF信号を選択
(チューニング、選局)してIF(中間周波)信号に変
換し、復調回路53に送る。復調回路53は、このIF
信号を復調して上記 6.144MHzのデータレートのシリア
ルデータを出力し、デマルチプレクサ54に送る。
【0045】デマルチプレクサ54に供給されるシリア
ルデータは、上述したように衛星放送や衛星通信のテレ
ビジョン信号の音声フォーマット(に準じたフォーマッ
ト)の3つ分(3フレーム分)が時分割多重化されたも
のである。デマルチプレクサ54は、この時分割多重を
解いて1つのフレームに対応するデータを取り出し、上
記フレーム毎の誤り訂正復号化処理(例えばBCHデコ
ード処理)を施した後に、所望のオーディオチャンネル
やデータチャンネルを選択して取り出すものである。上
記エラー訂正処理は、RF信号の送信・受信時にノイズ
等の影響により発生し得るデータの反転エラーを検出
し、訂正するためのものである。また、上記所望のオー
ディオチャンネルやデータチャンネルの選択は、マイク
ロプロセッサ(いわゆるマイコン)43からの指令に従
って行われる。
【0046】ここで、上記時分割多重化を解いて1フレ
ーム分の信号のみを取り出すと、1フレーム中のオーデ
ィオ12チャンネル、又はオーディオ8チャンネルとデ
ータ8チャンネルの内から、オーディオチャンネルやデ
ータチャンネルを選択して取り出すことになるが、本具
体例中のデマルチプレクサ54においては、3フレーム
分に相当するオーディオ32チャンネル及びデータ8チ
ャンネルの内から、任意にオーディオ2チャンネルを選
択でき、あるいは任意にデータ1チャンネルを選択でき
るように構成されている。これは、例えば上記時分割多
重化を解く際に、任意の2フレームに対応する信号を取
り出すようにすればよい。
【0047】デマルチプレクサ54で選択された上記デ
ータ及びクロックはそれぞれバッファアンプを介して外
部に取り出される。また、デマルチプレクサ54で選択
された上記2チャンネル(例えばステレオ左右チャンネ
ル)のオーディオ信号は、伸張回路55を介して、ある
いは介さずに、D/A変換器56に送られる。
【0048】伸張回路55での伸張処理は、上記第1の
圧縮モードに対応する第1の伸張モードと、上記第2の
圧縮モードに対応する第2の伸張モードとが切換制御さ
れ得るようになっており、このモード切換とボリューム
(音量)設定は、マイクロプロセッサ43からの指令に
従って行われる。
【0049】D/A変換器56では、伸張回路55で伸
張処理された例えば16ビットオーディオデータを受け
取り、2チャンネルのアナログオーディオ信号を出力し
て、ヘッドホンアンプ57に送る。ヘッドホンアンプ5
7は、上記図Aの乗客側の制御ユニット146を介して
接続されるヘッドホン147を駆動するためのアンプで
あり、その出力信号は左右の出力端子47AL 、47A
R を介して取り出される。
【0050】次に、このような回路の自己診断機能につ
いて説明する。先ず、マイクロプロセッサ43は、CP
U、RAM、ROMやいわゆるウォッチドッグタイマ等
の各部の機能診断を行う。また、チューナ52による同
調、復調回路53による復調、デマルチプレクサ54に
よるエラー処理のいずれかにトラブルや故障があれば、
その結果(エラー検出出力等)をマイクロプロセッサ4
3が読み取り、メモリ等に記憶する。これは、伝送信号
に予め付加されたエラー訂正符号(上記BCH符号等)
をデマルチプレクサ54で計算し、エラーフラグを読む
ことによってチェックでき、結果をメモリ等に書き込む
と共に、例えばいわゆるミュート状態に制御したり、現
在がミュート状態であればミュート解除しないような制
御を行わせてもよい。
【0051】また、オーディオ自己診断時には、伸張回
路55が例えば1kHzの正弦波のテストデータを出力
し、D/A変換器56を経て、ヘッドホンアンプ57か
らの出力がマイクロプロセッサ43に送られる。マイク
ロプロセッサ43は、この1kHz正弦波を内蔵のA/D
変換器で検出し、各回路が正常に動作することを確認す
る。さらに、伸張回路55から0レベル信号を出力し、
D/A変換器56のいわゆる0入力検出端子からの出力
をマイクロプロセッサ43がモニタすることによってD
/A変換器56が正常に動作しているか否かを確認す
る。
【0052】以上の自己診断は、例えば電源投入時、メ
ンテナンス時に強制的に自己診断モードに切り換えて行
い、また、上記デマルチプレクサ54でのエラー検出に
よる診断は、通常動作中にも所定周期で定期的にあるい
は必要に応じて行えばよい。また、その結果は、入出力
端子45を介して外部に取り出すことができる。なお、
マイクロプロセッサ43は、入出力端子45を介して外
部回路との間でデータをやりとりできる。
【0053】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、フレームの構成は上記実施例
に限定されず、1フレーム当りのチャンネル数も12チ
ャンネルに限定されない。例えば、第2列の未使用部分
と独立データの7列分の計8列を用いてさらに2チャン
ネルの圧縮音声データを増加させることができ、全体で
1フレーム当り14チャンネルの圧縮音声データを伝送
することもできる。また、図示の実施例においては、構
成を機能ブロックにより表しているが、これをハードウ
ェア的にも、ソフトウェア的にも実現できることは勿論
である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、縦32ビット×横64列の2次元マトリク
スで構成されたフレーム内に、フレーム同期信号と、1
チャンネル当り128ビットの圧縮音声データの12〜
14チャンネル分と、誤り訂正符号データとを少なくと
も配置して伝送しているため、衛星放送や衛星通信のテ
レビジョン放送信号の音声信号伝送フォーマットに準じ
た伝送フォーマットを用いて、12〜14チャンネルの
多数のチャンネルの圧縮音声データの伝送が可能とな
り、伝送路を有効に活用でき、エンコード用やデコード
用IC等の重要部品も市販のものを流用でき、量産品が
多く安価に入手でき経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声データ伝送方法の一実施例を
説明するための音声信号送出装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係る音声データ伝送方法に用いられる
フレームフォーマットの一例を示す図である。
【図3】衛星放送や衛星通信のテレビジョン音声信号の
Aモードのフォーマットを説明するための図である。
【図4】衛星放送や衛星通信のテレビジョン音声信号の
Bモードのフォーマットを説明するための図である。
【図5】図1の音声信号送出装置に対応する受信装置の
一例の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る音声データ伝送方法が適用される
オーディオ信号伝送システムの具体例を示すブロック図
である。
【図7】図6に示すオーディオ信号伝送システム中のオ
ーディオ信号送出ユニット121の具体例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図6に示すオーディオ信号伝送システム中のオ
ーディオ信号を受信するための座席ユニット側の具体例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
CH1 〜1CH12・・・・・A/D変換器 2CH1 〜2CH12・・・・・圧縮符号化回路 3a、3b、6・・・・・マルチプレクサ 4・・・・・エラー訂正符号化回路 5・・・・・インターリーブ回路 7・・・・・フレーム同期発生回路 11・・・・・フレーム同期検出回路 14・・・・・デインターリーブ回路 15・・・・・エラー訂正復号化回路 16・・・・・デマルチプレクサ 17CH1 〜17CH12・・・・・伸張復号化回路 18CH1 〜18CH12・・・・・D/A変換器 120・・・・・オーディオ信号送出装置 121A〜121D・・・・・オーディオ信号送出ユニ
ット 140・・・・・座席ユニット 145A〜145C・・・・・RF受信部
フロントページの続き (72)発明者 秀島 泰博 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの圧縮音声データをフレ
    ーム化して伝送する音声データ伝送方法において、 1フレームは縦32ビット×横64列の2次元マトリク
    スで構成され、該1フレーム内に、フレーム同期信号
    と、1チャンネル当り128ビットの圧縮音声データの
    12〜14チャンネル分と、誤り訂正符号データとを少
    なくとも配置することを特徴とする音声データ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 上記12〜14チャンネルのデータに
    は、上記フレーム内の縦32ビットの列の48列〜56
    列が用いられ、隣合う列は互いに異なるチャンネルのデ
    ータとすることを特徴とする請求項1記載の音声データ
    伝送方法。
  3. 【請求項3】 複数チャンネルの圧縮音声データをフレ
    ーム化して伝送する信号送出部と伝送された信号を受信
    する信号受信部とを有する音声データ伝送システムであ
    って、 上記信号送出部は、12〜14チャンネルの入力音声信
    号を1フレーム毎に1チャンネルが128ビットの圧縮
    音声データに圧縮符号化処理する圧縮符号化手段と、こ
    の圧縮符号化手段からの12〜14チャンネルの圧縮音
    声データを多重化する多重化手段と、この多重化手段か
    らの出力信号にフレーム同期信号及び誤り訂正符号を付
    加して縦32ビット×横64列の2次元マトリクスのフ
    レームを構成する伝送フレーム処理手段とを有し、 上記信号受信部は、上記フレーム同期を検出するフレー
    ム同期検出手段と、上記誤り訂正符号の復号化処理を行
    う誤り訂正手段と、誤り訂正された信号を12〜14チ
    ャンネルのデータ信号に分離するチャンネル分離手段
    と、分離された12〜14チャンネルのデータ信号を上
    記圧縮符号化の逆処理としての伸張復号化処理する伸張
    手段とを有して成ることを特徴とする音声データ伝送シ
    ステム。
JP5063376A 1993-02-27 1993-02-27 音声データ伝送方法及び音声データ伝送システム Withdrawn JPH06252871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046871A (ja) * 2013-07-18 2015-03-12 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 直流信号伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046871A (ja) * 2013-07-18 2015-03-12 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 直流信号伝送システム

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