JPH0191541A

JPH0191541A - 多チヤンネルｐｃｍ音楽放送システム

Info

Publication number: JPH0191541A
Application number: JP62247994A
Authority: JP
Inventors: Hirokazu Kobayashi; 博和小林
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 1987-10-02
Filing date: 1987-10-02
Publication date: 1989-04-11
Anticipated expiration: 2010-06-05
Also published as: JPH0752867B2; US4922483A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、使用音楽チャンネル数、音楽信号帯域幅、
量子化ビット数等、運用形態の異なるブロックを数ブロ
ック分まとめて時分割多重した信号で搬送波を変調し、
さらに複数の搬送波を用いて変調された信号を周波数多
重して伝送する多チャンネルＰＣＭ音楽放送システムに
関する。

（従来の技術）従来の多チャンネルＰＣＭ音楽放送を既存のＣＡＴＶ施
設で伝送する際、テレピソヨン１チャンネル当りの周波
数帯域幅が約６　ＭＨｚであシ、伝送できる音楽チャン
ネル数に限界がある。このため多チャンネルＰＣＭ音楽
信号を伝送する場合伝送レートが高くなることから占有
帯域幅が広帯域になる。したがって、ＰＣＭ音楽信号の
多チャンネル化を行なうためにはテレビジョン（以下、
ＴＶと略記する）１チャンネル当シの周波数帯域幅だけ
では不十分であり伝送できないので、まずＴＶ　１ヤン
ネル当シの帯塚幅でＰＣＭ音声信号を数チャンネル分、
時分割多重化して搬送波を変調し、さらにＴＶチャンネ
ルを数チャンネル使用し、同様な方法で得られた変調波
信号を周波数多重化して伝送している。

（発明が解決しようとする問題点）したがって、受信機側で聴取したい音楽チャンネルを選
局する場合には、まず必要とするＴＶチャンネルを周波
数選択してから１次に時分割多重されているブロック中
から必要とするブロックを選択し、さらに選択されたブ
ロックの中から最終的に希望した音楽チャンネルを選択
するという手順を踏まなければならず、音楽チャンネル
の選択に手数がかかるという問題点があった。

さらに、時分割多重化前の運用形態を変更した場合など
は、所望する音楽チャンネルを選局する手順が複雑にな
るという問題点があった。

本発明は上記の問題点を解消して、受信機側において所
望する音楽チャンネルを容易に選局することができる多
チャンネルＰＣＭ音楽放送システムを提供することを目
的とする。

（問題点を解決するための手段〕この発明の多チャンネルＰＣＭ音楽信号放送システムは
次の如く構成した。

ＰＣＭでフォーマット化される音楽信号が入力される入
力信号チャンネルの数を含む運用形態がそれぞれ独立し
ているブロックを、数ブロック分゛まとめて時分割多重
した信号で搬送波を変調し、この変調がなされた信号の
周波数を推移させて複数波分まとめて周波数多重して伝
送し、伝送された周波数多重信号を受信する多チャンネ
ルＰＣＭ音楽放送システムにおいて、時分割多重すると
きに運用形態情報をフレーム列単位で前記数ブロック分
まとめると共に、周波数多重する前記複数波分の運用形
態情報については時分割多重部間で送受を行なってそれ
ぞれの時分割多重部において前記フレーム列単位で前記
推移された周波数の情報および前記複数波分の運用形態
情報を共通にして送出し、受信側で前記入力信号チャン
ネルを選択したときフレーム列単位で前記共通にして送
出された周波数の情報および複数波分の運用形態情報を
参照して選択された入力信号チャンネルが含まれている
周波数およびブロックを選択するようにした。

（作用）送出される運用形態情報はフレーム列単位で数ブロック
分まとめられていると共に、周波数多重する複数波分の
運用形態情報については時分割多重部においてフレーム
列単位で推移された周波数の情報および前記複数波分の
運用形態情報を共通にして送出されている。この結果、
受信側において入力信号チャンネルを選択したとき、共
通にして送出されている推移された周波数の情報から選
択された入力信号チャンネルが含まれている周波数が、
さらにまた複数波分の運用形態情報から選択された入力
信号チャンネルが含まれているブロックが選択できるこ
とになる。

（実施例）以下、この発明を実施例によシ説明する。

第１図および第２図はこの発明の一実施例の構成を示す
ブロック図であり、第１図は多チャンネルＰＣＭ音楽放
送送信機のブロック図を、第２図は多チャンネルＰＣＭ
音楽放送受信機のブロック図を示し、既存のＣＡＴＶ　
施設を利用して送信する場合を示している。

この発明の一実施例においては時分割多重化される情報
の数を’４”（本明細書ではブロックと記す）とし、周
波数多重化される副搬送波数を１３１とした場合を例示
する。

第１図において１．２および３は時分割多重部（ＴＤＭ
部）を示している。時分割多重部１について説明する。

この発明の一実施例ではそれぞれ１以上の音楽チャンネ
ルを備えた１ミユーソツクンースを１ブロツクとし、４
ブロツク分を時分割多重化エンコーダ１１でまとめて時
分割多重し、その時分割多重化した信号で搬送波（周波
数Ｆ。）を変調器１２で変調する。この変調された信号
は周波数変換器１３　で周波数Ｆ１の信号に変換する。

同様に時分割多重部２および３においても同様でちゃ、
時分割多重化したうえ周波数Ｆ２　　および周波数Ｆ３
の信号に変換する。周波数Ｆ１　　＃　Ｆ２およびＦ３
の信号は混合器４に供給して周波数分割多重化して、ケ
ーブルにて送出する。ここで時分割多重部１゜、　２お
よび３は各ＴＶ１チャンネル分に相当し、混合器４にて
ＴＶ３チャンネル分が周波数分割多重されることになる
。

さらに、時分割多重部１，２．３の各ブロックの運用形
態情報（以下、運用形態情報をヘッダーとも記す〕とＴ
Ｖチャンネル番号情報とからなる高次部ヘッダを構成す
るために、他の時分割多重部２．３の各ブロックの運用
形態情報を双方向パス５を介して受信し、また時分割多
重部１のブロックの運用形態情報を双方向パス５を介し
て時分割多重部２，３に供給する。

時分割多重化部１を例にその時分割多重化エンコーダ１
１　　を第３図にともなって説明する。

ミュージックソースＡ、Ｂ、ＣおよびＤの各１０ツクを
形成している音楽チャンネルの信号はアナログ信号また
はデジタル信号の何れでもよい。

ｉ　ユ＋　シックソース（ト）を例に説明すればミュー
ジックソースＡを構成している音楽チャンネルの信号は
低次部エンコーダ１１１に供給して、低次部エンコーダ
１１１にてピットインタリープ、誤シ訂正符号付加など
のエンコード処理を行ないＰＣＭフォーマット化し、高
次部エンコーダ１７へ送出する。

また、他のミュージックソースＢ、ＣおよびＤについて
も同様に低次部エンコーダ１２１　ｅ　１３１．および
１４１によりエンコード処理を行ないＰＣＭフォーマッ
ト化し、高次部エンコーダ１７へ送出する。

さら洗、低次部エンコーダ１１１に入力される音楽チャ
ンネルの信号に対する運用形態情報は低次部ヘッダー生
成器１１２にてまとめられ、Ａブロック低次部ヘッダー
として高次部ヘッダー生成器１５へ送出する。他のミュ
ージックソースＢ、ＣおよびＤについても同様に、低次
部エンコーダ１２１゜１３１　　＋　１４１に入力され
る音楽チャンネルの信号に対する運用形態情報は、それ
ぞれのブロックの低次部ヘッダーとして低次部ヘッダー
生成器１２２゜へ送出する。

低次部ヘングー生成器１１２　、１２２　ｅ　１３２お
よび１４２から送出された低次部ヘッダーを受けた高次
部ヘッダー生成器１５は周波数変換器１．　＃　２５　
、３３による変換周波数Ｆ、　、　Ｆ２　、　Ｆ３に対
応するＴＶチャンネル番号情報および低次部ヘッダー生
成器１１２　ｒ　１２２　＋　１３２　、１４２　から
の運用形態情報によシ、第４図（、）に示す高次部運用
状態情報のフォーマット、すなわち高次部ヘッダフォー
マットに形成する。

高次部ヘッダー生成器１５によυ形成された高次部ヘッ
ダーは高次部エンコーダ１７に送出される。低次部エン
コーダ１１１　＊　１２１　ｅ　１３１および１４１に
てＰＣＭフォーマット化されたデータも高次部エンコー
ダ１７に送出されて、高次部エンコーダ１７にてこの４
つのブロックを４倍に時間圧縮し、かつ時分割多重化す
る。同時にフレーム同期パターンデータおよび高次部ヘ
ングーを付加して、フレーム同期、ｐターンデータ、高
次部ヘラ／（Ｈ（Ｙ）ただしＹ＝Ｉ、Ｉｌ、Ｉ［［）お
よび多重化データ４ブロツク分（Ｄ　（Ｘ）　）からな
る第４図（ｂ）に示す時分割多重化フレームフォーマッ
トに形成する。しかるに時分割多重化する前に第３図に
示す如く高次部ヘッダーサブフレーム送出コントローラ
１６にょシ高次部ヘッダーの生成に対し、他の時分割多
重部２．３にて生成された高次部ヘッダーをそれぞれ時
分割多重部間で双方楼パス５により送受を行ない、周波
数Ｆ１　＊　Ｆ２１　Ｆ３チャンネルの高次部ヘッダー
ＨＯ）　、　ａ（ＩＩ）　、　Ｈ（至）をフレーム単位
に挿入し３フレ一ム間隔で高次部エンコーダ１７に送出
する。この結果、高次部エンコーダ１゛７から出方され
る時分割多重化フレームフォーマットは第４図（ｃ）に
示す如くに々る。第４図（ｃ）において時分割多重フレ
ームフォーマット３チャンネル分が、高次部共通へラダ
ーサブフレームとな、り、Ｘ＝″′１”。

２″、″３”であシ、周波数Ｆ１チャンネルのときＤ　
（Ｘ）＝　Ｄ　（１）、Ｆ２チャンネルのときＤ　（Ｘ
）　＝Ｄ（２）、Ｆ３　　チャンネルのときＤ（Ｘ）＝
Ｄ（幻となる。

すなわち、共通の高次部ヘッダーの生成は、各時分割多
重部１．２および３にて生成された高次部ヘッダー（高
次部ヘッダー生成器１５によって生成）をそれぞれの時
分割多重部１．２．３間で双方向パス５によって順次台
ＴＶチャンネル毎に置換することで得ている。

第４図（ｂ）がこの発明の一実施例にかかる時分割多重
化フレームフォーマットであり、　ＰＣＭでフォーマッ
ト化されたそれぞれ運用形態が独立（異なっている場合
もあるが、同一の場合もある）している４つの１０ツク
を時分割多重化したものである。時分割多重化フレーム
は音楽（音声）信号をＰＣＭテフォーマット化した４つ
のブロックを４倍に時間圧縮し、先頭に時分割多重化後
のフレーム同期パターンデータを位置づけ、次に４つの
ブロックで生成された低次部のヘッダーをまとめて高次
部ヘッダーとし、次にＰＣＭ音声情報を４ブロック分ま
とめて時分割多重した信号を基本単位としている。

なお、第４図（、）は高次部ヘッダ生成器１５による時
分割多重化前のへラダーフォーマットを表わしている。

まず周波数多重するため、使用周波数識別のためにＴＶ
チャンネル番号情報を先頭に位置づけ、続いて低次部ヘ
ッダをＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄブロックの順序で割りつげている
。

さらにまた、第４図（ｃ）は第４図伽）の時分割多重化
フレームフォーマットを基本単位とし、ＴＶチャンネル
を３チャンネル分、周波数分割多重化する場合の時分割
多重フレーム送出フォーマットを示している。第４図（
ｃ）に示す時分割多重化データは１つのＴＶチャンネル
分の運用形態情報が３フレ一ム周期で送出される。さら
Ｋまた残シの２チャンネル（他のＴＶチャンネル〕の時
分割多重化フレームフォーマットについて４ｉ次ｍヘツ
／　−は同様に生成されて送出され、３フレ一ム周期の
高次部へツダーサプフレームとなる。これらそれぞれの
時分割多重化信号で搬送波（周波数Ｆ０）か変調され、
さらに周波数変換されてから、ＴＶ３チャンネル分が混
合器４で周波数多重され、ケーブルで送出される。

つぎに、多チャンネルＰＣＭ音楽放送受信機について説
明する。

第２図はこの発明の一実施例における多チャン、ネルＰ
ＣＭ音楽放送受信機のブロック図である。

ケーブルを介して混合器４から送信されて来た周波数多
重信号は周波数変換器２０において、後記するＰＣＭ音
楽チャンネル選択コントローラ２７から出力されるＴＶ
チャンネルの周波数選択信号（ＩＦＳ　）によりＴＶチ
ャンネルの選択が行なわれ、さらに中間周波数へ周波数
変換が行なわれる。周波数変換器２０からの出力信号は
復調器２１に供給されて、復調される。復調器２１から
の出力は時分割多重化エンコーダ１１　＊　２１または
３１によってエンコードされた時分割多重化データであ
って、そのフォーマットは第４図（ｃ）に示した時分割
多重フオームフォーマットである。

復調器２１の復調出力、すなわち第４図（ｃ）に示した
時分割多重フレームフォーマットによる時分割多重化デ
ータは高次部デコーダ２２を介して低次部デコーダ２３
および運用形態情報検出回路２６に供給されて、運用形
態情報検出回路２６にて運用形態情報が検出される。検
出された運用形態情報はＰＣＭ音楽チャンネル選択コン
トローラ２７に供給され、ＴＶ１チャンネルを受信して
いても周波数多重した他のＴＶチャンネルにおける運用
形態情報が判ることになる。

ＰＣＭ音楽チャンネル選択コントローラ２７により音楽
チャンネルを選択した場合、選択音楽チャンネルが含ま
れるＴＶチャ？ネル番号情報に基づいてまずＴＶチャン
ネル周波数選択信号（ＩＦＳ　）がＰＣＭ音楽チャンネ
ル選択コントローラ２７から周波数変換器２０に出力さ
れ、その選択音楽チャンネルの受信に必μなＴＶチャン
ネル番号が選択される。

次に、ＰＣＭ音楽チャンネル選択コントローラ２７は高
次部デコーダ２２へ、選択音楽チャンネルを含むブロッ
クを分離するべくブロック分離選択信号（ＢＬＳ　）を
出力して、必要なブロック信号を分離する。高次部デコ
ーダ２２にて分離されたブロック信号は元の時間軸に戻
す伸長動作が行なわれ、低次部デコーダ２３に選択音楽
チャンネルを含むブロック信号が供給されることになる
。

次に最終的ＫＰＣＭ音楽チャンネル選択コントローラ２
７は低次部デコーダ２３へ、最終的に選択したい選択音
楽チャンネル選択信号（ＣＨ８）を出力して、低次部デ
コーダ２３にで選択音楽チャンネルが選択される。

上記の如く、ＰＣＭ音楽チャンネル選択コントローラ２
７において選択音楽チャンネルを指定することのみで、
選択音楽チャンネルが含まれているＴＶチャンネル番号
、ブロックおよび選択音楽チャンネルの選択が行なわれ
る。

これは、ＰＣＭ音楽チャンネル選択コントローラ２７へ
運用形態情報検出器２６にて検出されて入力される運用
形態情報に、周波数多重した分の運用形態情報が含まれ
ているためであって、現に受信しているＴＶチャンネル
番号およびブロックが異なるＰＣＭ音楽チャンネルを指
定する場合も、ＰＣＭ音楽チャンネルの指定するのみで
選択される。

また、選択された音楽チャンネル信号はＤ／Ａ変換器２
４，２５に供給して、アナログ信号に変換される。なお
、この場合に、音楽信号のサンプリング周波数等が選択
音楽チャンネルによシ異なっていても、チャンネル選択
信号ＣＨ８によりアナログ変換時のサンプリング周波数
を切替えることができる。

（発明の効果）以上説明した如くこの発明によれば、時分割多重化され
た多チャンネル入力信号データで搬送波を変調し、さら
に運用形態（入力信号チャンネル数、信号帯域幅、量子
化ビット数等）がそれぞれ異々る変調波信号を数波分、
周波数多重して伝達する多チャンネルＰＣＭ音楽放送シ
ステムにおいて、送信側で周波数多重する前の時分割多
重化のときに、運用形態情報をフレーム列単位で数ブロ
ック分まとめると共に、周波数多重する複数波分の運用
周波数情報については時分割多重部において前記フレー
ム列単位で周波数多重のために推移させる周波数の情報
および前記複数波分の運用形態情報を共通にして送出す
るようにしたため、受信側において所望の入力信号チャ
ンネルを指定することで、所望の入力信号チャンネルが
含まれる周波数およびブロックが選択され、かつ選択さ
れたブロックから選択された所望の入力信号チャンネル
を一回で選局することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す送信機のブロ
ック図。第２図はこの発明の一実施例の構成を示す受信機のブロ
ック図。第３図は本発明の一実施例における時分割多重部の構成
を示すブロック図。第４図は本発明の一実施例の作用の説明に供するフォー
マットを示す線図。１．２および３・・・時分割多重部、４・・・混合器、
５・・・双方向パス、１．　、２１および３１　　・・
・時分割多重化エンコーダ、１２，２□および３２・・
・変調器、１５゜２３および３３・・・周波数変換器、
４・・・混合器、１１１−１２１、１３１および１４１
　　・・・低次部エンコーダ、１１２゜１２゜、１３□
および１４２・・・低次部ヘッダ生成器、１５・・・高
次部ヘッダ生成器、１６・・・高次部ヘッダサブフレー
ム送出コントローラ、１７・・・高次部エンコーダ、２
０・・・周波数変換器、２１・・・復調器、２２・・・
高次部デコーダ、２３・・・低次部デコーダ、２４およ
び２５・・・Ｄ／Ａ変換器、２６・・・運用形態情報検
出回路、２７・・・ＰＣＭ音楽チャンネル選択コントロ
ーラ・

Claims

【特許請求の範囲】

ＰＣＭでフォーマット化される音楽信号が入力される入
力信号チャンネルの数を含む運用形態がそれぞれ独立し
ているブロックを、数ブロック分まとめて時分割多重し
た信号で搬送波を変調し、この変調がなされた信号の周
波数を推移させて複数波分まとめて周波数多重して伝送
し、伝送された周波数多重信号を受信する多チャンネル
ＰＣＭ音楽放送システムにおいて、時分割多重するとき
に運用形態情報をフレーム列単位で前記数ブロック分ま
とめると共に、周波数多重する前記複数波分の運用形態
情報については時分割多重部間で送受を行なつてそれぞ
れの時分割多重部において前記フレーム列単位で前記推
移された周波数の情報および前記複数波分の運用形態情
報を共通にして送出し、受信側で前記入力信号チャンネ
ルを選択したときフレーム列単位で前記共通にして送出
された周波数の情報および複数波分の運用形態情報を参
照して選択された入力信号チャンネルが含まれている周
波数およびブロックを選択するようにしたことを特徴と
する多チャンネルＰＣＭ音楽放送システム。