JP2768353B2 - 単一周波数網の同期方式とその符号化装置及び送信装置 - Google Patents

単一周波数網の同期方式とその符号化装置及び送信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単一周波数網の同期
方式とその符号化装置及び送信装置に係り、特に直交周
波数分割多重(OFDM)によるディジタルテレビジョ
ン放送におけるデータと各搬送波との同期方式とその符
号化装置及び送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルテレビジョン放送では各種の
同期をとる必要がある。この同期の種類には、ビット同
期(クロック再生)、フレーム構成による伝送が行われ
ることにより必要となるフレーム同期、またOFDM方
式の伝送では伝送するデータストリームを構成する各ビ
ットとそれが割り当てられる各搬送波の同期などがあ
る。
【0003】ディジタル伝送の受信系については各種の
同期方式が提案されている。例えば、FM多重放送等の
受信のフレーム同期方法としては、フレームを構成する
複数のパケットのヘッダ部の相違からフレームの先頭位
置を知る方式がある。この同期方式は、フレームを構成
するパケットのヘッダが既知であり、かつ、フレームを
構成するグループのヘッダの並びが一様ではないことに
より、グループの境界を特定し、これに基づきフレーム
の同期をとるものである。この同期方式は、フレームの
境界を示すフレームの先頭部分が欠落した場合にも、フ
レームの同期をとることを可能にすることを目的として
いる。
【0004】また、OFDM方式の伝送では、ガードイ
ンターバル期間の相関を用いてシンボル同期をとる方式
がある。この同期方式は、情報の伝送に最低限必要な有
効シンボルの一部がガードインターバル期間に繰り返し
伝送されることを利用し、ガードインターバル期間の信
号と有効シンボルの期間の相関がシンボルの周期に同期
して高まることから同期のためのタイミング信号を得る
ものである。しかし、上記の同期方式は受信側での同期
に関するものであり、送信側での同期ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】OFDM方式はガード
インターバルと呼ばれる時間軸方向の冗長な期間を付加
できることにより、ゴースト(マルチパス)に対する耐
性の強い方式である。また、単一周波数網(SFN)の
実現が可能な方式であるといわれている。SFNは複数
の送信所又は中継所から同一の周波数を用いて同一内容
の信号を送信する方式である。受信点では、複数の送信
所又は中継所から送られる信号の受信点への到着時刻が
必ずしも一致せず、このためゴースト(マルチパス)の
ある信号と同様になるが、OFDM方式は前記の通りゴ
ースト(マルチパス)に対する耐性の強い方式であるた
めに受信が可能となる。
【0006】この場合には、複数の送信所又は中継所か
ら送られる信号が等しいことが必要となるが、OFDM
方式は複数の搬送波を使用する方式であるため、伝送す
るデータストリームを構成する各ビットと各搬送波との
組み合わせは一意には定まらず、伝送するデータストリ
ームを構成する各ビットとOFDM信号の各搬送波への
割り付けとの間で同期をとる必要を生ずる。また、フレ
ーム構成とする場合には、同期シンボルの挿入位置の同
期をとる必要を生ずる。
【0007】しかし、従来は、フレーム構成とする際の
同期シンボル(フレーム同期のための信号)の挿入位置
の同期、並びにOFDM方式によりSFNを実施する場
合に必要となるデータストリームを構成する各ビットと
OFDM信号の各搬送波との同期方式については提案さ
れていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、複数の送信所又は中継所から同一の周波数
を用いて同一内容のディジタル信号をそれぞれ送信して
受信機で受信させる単一周波数網の同期方式であって、
所望の情報信号をディジタル信号に変換して得たパケッ
ト列中に、識別可能な同期パケットを時分割多重して複
数の送信所又は中継所に伝送し、複数の送信所又は中継
所では入力信号から同期パケットを検出し、検出した同
期パケットを基準にして入力されたパケット列を直交周
波数分割多重信号の各搬送波へ順次割付けて、直交周波
数分割多重信号を送信することを特徴とする。
【0009】本発明では、入力されたパケット列中から
同期パケットを識別することにより、所望の情報信号を
ディジタル信号に変換して得た各データパケットに対す
る相対的な位置を特定することができ、この同期パケッ
トを基準としてデータパケットの各データを直交周波数
分割多重信号(OFDM信号)の各搬送波に割付けるこ
とにより、複数の送信所又は中継所において、データパ
ケットの各データとOFDM方式の各搬送波との関係を
一意に定めることができる。
【0010】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、複数の送信所又は中継所では、入力信号から同期パ
ケットを検出すると共に、入力信号を演算してデータシ
ンボル列に変換し、データシンボル列中に、検出した同
期パケットを基準にして同期シンボルを挿入付加して送
信することを特徴とする。
【0011】本発明では、フレーム構成とする場合に、
同期パケットを基準として同期シンボルの挿入位置を定
めるようにしたため、同期シンボルの挿入位置を一意に
定めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態のブロック図で、同図(A)は符号化装置、同図
(B)はOFDM送信装置のブロック図を示す。伝送さ
れるアナログ映像信号とアナログ音声信号とは符号化装
置により符号化された後、OFDM送信装置によりOF
DM信号に変換されて送信される。
【0013】すなわち、まず、アナログ映像信号とアナ
ログ音声信号とは、図1(A)に示す符号化器1により
ディジタル信号に圧縮符号化されパケット形式で出力さ
れる。タイミング制御回路4はこのパケット形式のディ
ジタル信号からパケットの境を検出し、規定のパケット
数毎に同期パケット発生回路5により同期パケットを生
成させる。符号化器1の出力パケットは、同期パケット
発生回路5により発生された同期パケットと共に多重化
回路3において時分割多重され、符号化装置の出力とし
て伝送路に出力されて、図1(B)に示すOFDM送信
装置に入力される。
【0014】上記の伝送路を介して入力された多重信号
は、同期パケット検出回路6により同期パケットが検出
され、この検出されたタイミングを基準として伝送路か
ら入力された多重信号がマッピング回路7によりOFD
M信号の各搬送波に割り振られ、逆高速フーリエ変換
(IFFT)回路8により直交している複素数のデータ
シンボル列(ODDM信号)に変換される。このデータ
シンボル列と同期シンボル発生回路10により生成され
た同期シンボルの信号とは、切換回路9において同期パ
ケット検出回路6の出力信号に基づいて切り換えられ
る。切換回路9の出力信号は直交変調器11に供給さ
れ、ここで直交変調されて最終的なOFDM信号とされ
た後、送信高周波回路12により周波数変換と増幅とが
行われ、空中線より送信される。
【0015】次に、上記の実施の形態の適用例及び動作
について、図2及び図3を参照して説明する。図2は本
発明が適用されるSFNの一例のシステム構成図を示
す。演奏所14に設けられた図1(A)に示した符号化
装置の出力信号は伝送路15により送信所16及び17
にそれぞれ伝送される。送信所16及び17には図1
(B)に示したOFDM送信装置が設けられており、O
FDM方式のディジタル信号が空中線18、19より送
信される。この送信信号は、空中線20を介して受信機
21により受信される。
【0016】この場合、送信所16及び17から送信さ
れたディジタル信号を受信機21が受信するためには、
送信所16及び17からのディジタル信号の遅延時間差
がガードインターバル長以内であることと、送信所16
及び17からのディジタル信号が同一であることが必要
となる。ここでいう「同一」とは、送信されるデータ列
に挿入された同期シンボルの位置が同じであることと、
送信されるデータ列のOFDM信号の各搬送波への割付
けが等しいことをいう。
【0017】つまり、例えば演奏所14から送信すべき
データ列として、動画像の国際標準化基準であるMPE
G2のTS(トランスポートストリーム)が送信所16
及び17へ送られる場合に、TSが送信すべき映像と音
声との情報のみであり、同期のための情報を持たない場
合には、各送信所16及び17で挿入する同期シンボル
の位置とデータ列のOFDM信号の各搬送波への割付け
とを一意に定めることができず、各送信所16及び17
から送信される信号は同一のものではなくなる。
【0018】図3はMPEG2のTS他を示す。図3
(A)はMPEG2のTSを示すもので、図1(A)に
示した符号化器1の出力信号を示す。MPEG2のTS
は図3(A)に示すように、TSP(TSパケット、ト
ランスポートストリームパケット)が連続したものであ
る。各TSPは図3(B)に示すように、PID(パケ
ットID、パケット識別子)が含まれており、各TSP
の属性を判別することができる。
【0019】図3(C)は同期パケットを付加した後の
TSであり、図1(A)における多重回路3の出力信号
を示す。図3(C)に示すデータパケットDPと同期パ
ケットSPとは共にTSPであるが、ここでは識別のた
めにDP、SPとしている。DPは図3(A)に示すT
SPと同じものであり、映像及び音声の情報を有してい
る。SPは同期のためのパケットであり、ここでは図1
(A)に示した符号化装置により付加されるものであ
る。
【0020】図1(A)に戻って説明するに、アナログ
映像信号とアナログ音声信号とは符号化器1によりディ
ジタル信号に変換されると共に圧縮され、その出力信号
はパケット形式に分割されTSとして出力される。この
出力信号は多重回路3とタイミング制御回路4にそれぞ
れ入力される。タイミング制御回路4では、TSPの同
期バイトの検出等によりパケットの境界を検出し、予め
指定されたTSPの数毎に同期パケット発生のための信
号を同期パケット発生回路5へ出力する。
【0021】同期パケット発生回路5では、この信号を
トリガとして同期パケットを発生させ、多重回路3へ出
力する。同期パケット発生回路5で作られる同期パケッ
トは、TSと同じ構成となるが、PIDの部分には他の
TSPとの識別が可能な符号を割り当てる。なお、この
同期パケットは最終的にはOFDM送信装置で削除され
るため、PIDに割り当てる符号は、識別が可能なもの
であればよい。
【0022】多重回路3では、符号化器1から入力され
た信号を同期パケットの時分割多重が可能なように速度
変換し、同期パケット発生回路5からの同期パケットと
時分割多重し、伝送路へTSを送出する。伝送路へ送出
されたTSはOFDM送信装置へ入力される。
【0023】図1(B)に示すOFDM送信装置では、
入力されたTSを同期パケット検出回路6とマッピング
回路7へそれぞれ入力する。同期パケット検出回路6は
入力TSPのPIDを検出し、その符号により同期パケ
ットを検出する。同期パケット検出回路6は、この同期
パケットの検出のタイミング信号を切換回路9とマッピ
ング回路7へ出力する。マッピング回路7はこのタイミ
ング信号を基準として、TSのデータをOFDM信号の
各搬送波へ順次割付ける。マッピング回路7の出力信号
は逆高速フーリエ変換(IFFT)回路8により時間軸
上の信号であるデータシンボル列に変換されて切換回路
9へ出力される。
【0024】切換回路9はIFFT回路8の出力である
データシンボル列と同期シンボル発生回路10により生
成された同期シンボルとを、同期パケット検出回路6の
出力タイミング信号により切り換え、図3(D)に模式
的に示すようにデータシンボル列に同期シンボルを付加
する。切換回路9の出力信号は直交変調器11に供給さ
れ、ここで直交変調されることにより、高周波のOFD
M信号となり、送信高周波回路12により周波数変換と
増幅とが行われ、空中線より送信される。
【0025】次に、本発明になる符号化装置の第2の実
施の形態について詳細に説明する。図4は本発明になる
符号化装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。同
図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
この実施の形態は、第1の実施の形態の多重回路3の代
わりに、速度変換器2と切換回路13を設けた点に特徴
がある。
【0026】次に、図4に示す第2の実施の形態の動作
について、図5のタイミングチャートを併せ参照してす
る。アナログ映像信号とアナログ音声信号とは、図4に
示す符号化器1によりディジタル信号に変換されると共
に圧縮され、その出力信号はパケット形式に分割され図
5(A)に示す如きデータパケットからなるTSとして
出力される。この出力TSは速度変換器2に供給されて
2倍の速度に変換される。これにより、速度変換後の信
号はTSに空きを生じた信号となるが、この空きの部分
には情報を有しない空のパケットが挿入される。図5
(B)はこの速度変換器2の出力パケットを示し、デー
タパケットDPに空のパケットEPが挿入されている。
この空のパケットEPはPIDにより識別させるものと
する。
【0027】タイミング制御回路4は、符号化器1より
のTS(DP)の同期バイトの検出等によりパケットの
境界を検出し、予め指定されたTSPの数毎に同期パケ
ット発生のための信号を同期パケット発生回路5へ出力
する。速度変換器2に供給されて速度変換されたTS
は、切換回路13に供給され、ここで同期パケット発生
回路5で発生された同期パケットに空のパケットEPが
置き換えられる。これにより、図5(C)に模式的に示
すように、空のパケットEPの中から所定の位置に同期
パケットSPが置き換えられた信号が伝送路を経てOF
DM送信装置に伝送される。
【0028】OFDM送信装置は図1(A)に示した第
1の実施の形態の構成と同様であり、これにより図5
(D)に示すように第1の実施の形態の送信OFDM信
号と同じフォーマット構成のOFDM信号を送信する。
但し、第2の実施の形態に示した符号化装置の信号を処
理する場合には、マッピング回路7において不要な空の
パケットが廃棄される。
【0029】なお、第2の実施の形態では同期シンボル
を置き換える場合で説明したが、空パケットEP全体を
同期パケットSPに置き換える必要はなく、空のパケッ
トEPのPIDのみを識別可能な他の符号に置き換えれ
ばよいことは明らかである。この理由は、同期パケット
SPのうち本実施の形態の実施に必要な情報が同期バイ
トとPIDのみにあることによる。
【0030】更に、第1の実施の形態においても、伝送
すべき情報を有するTSの一部のパケットのPIDのみ
を識別可能な他の符号に置き換えれば本発明の方式が実
現できることも明らかである。但し、この場合には、最
終的にPIDを元の符号に戻す必要があるが、このPI
Dは既知であるので、元の符号に戻すことは容易であ
る。
【0031】また、上記の実施の形態においては、TS
Pとデータシンボルとが1:1で対応している場合、つ
まりTSPのビット数とOFDM信号の搬送波数とが等
しい場合について説明したが、TSPとデータシンボル
とがn:1(nは自然数)又は1:nであっても本発明
が実施可能であることは明らかである。前者はOFDM
信号のデータシンボルに複数のTSPを割付けることに
より、後者は複数のデータシンボルにTSPを割付ける
ことにより実現される。同様に、TSPとデータシンボ
ルとがn:m(mは自然数)の場合についても実施可能
である。
【0032】図6はTSP(DP)とデータシンボルと
の比が5:2の場合を示すものである。図6(A)に示
す5つのDP31〜35は図6(B)に示す2つのデー
タシンボル36、37に割付けられ、この時中央のDP
33は2つのデータシンボル36、37に渡って割付け
られる。図6(C)、(D)は上記の場合についてDP
とOFDMの搬送波との関係を示すものであり、図6
(C)に示す中央のDP33が図6(D)に示す2つの
データシンボル38a、38bに渡って割付けられてい
る。
【0033】更に、TSPとデータシンボルとが自然数
の比(n:m)とはならない場合についても、TSPの
データを割付けない搬送波を存在させることにより、本
発明の方式は実施可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期パケットを基準としてデータパケットの各データを
直交周波数分割多重信号(OFDM信号)の各搬送波に
割付けることにより、複数の送信所又は中継所におい
て、データパケットの各データとOFDM方式の各搬送
波との関係を一意に定めることができ、更には、同期パ
ケットを基準として同期シンボルの挿入位置を定めるこ
とにより、同期シンボルの挿入位置を一意に定めること
ができるようにしたため、OFDM信号の送受信が複数
の送信装置を使用する単一周波数網において実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる符号化装置の第1の実施の形態及
びOFDM送信装置の第1の実施の形態のブロック図で
ある。
【図2】本発明が適用される単一周波数網を示すシステ
ム構成図である。
【図3】図1の動作説明用タイミングチャートである。
【図4】本発明になる符号化装置の第2の実施の形態の
ブロック図である。
【図5】図4の動作説明用タイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態の動作説明用タイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 符号化器 2 速度変換器 3 多重回路 4 タイミング制御回路 5 同期パケット発生回路 6 同期パケット検出回路 7 マッピング回路 8 逆高速フーリエ変換(IFFT)回路 9 切換回路 10 同期シンボル発生回路 11 直交変調器 12 送信高周波回路 13 切換回路 14 演奏所 16、17 送信所 21 受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00 H04H 3/00 H04L 7/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信所又は中継所から同一の周波
    数を用いて同一内容のディジタル信号をそれぞれ送信し
    て受信機で受信させる単一周波数網の同期方式であっ
    て、 所望の情報信号をディジタル信号に変換して得たパケッ
    ト列中に、識別可能な同期パケットを時分割多重して前
    記複数の送信所又は中継所に伝送し、該複数の送信所又
    は中継所では入力信号から前記同期パケットを検出し、
    検出した該同期パケットを基準にして入力されたパケッ
    ト列を直交周波数分割多重信号の各搬送波へ順次割付け
    て、直交周波数分割多重信号を送信することを特徴とす
    る単一周波数網の同期方式。
  2. 【請求項2】 前記複数の送信所又は中継所では入力信
    号から前記同期パケットを検出すると共に、入力信号を
    演算してデータシンボル列に変換し、該データシンボル
    列中に、前記検出した同期パケットを基準にして同期シ
    ンボルを挿入付加して送信することを特徴とする請求項
    1記載の単一周波数網の同期方式。
  3. 【請求項3】 前記パケット列はトランスポートストリ
    ームであり、前記同期パケットは、該トランスポートス
    トリームを構成する各トランスポートストリームパケッ
    トと同じ構成で、かつ、そのパケット識別子が該トラン
    スポートストリームパケットのパケット識別子とは異な
    る特定の値に設定されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の単一周波数網の同期方式。
  4. 【請求項4】 所望の情報信号をディジタル信号に変換
    及び圧縮してパケット形式のトランスポートストリーム
    パケットを出力する符号化器と、 前記トランスポートストリームパケットの境界を検出
    し、予め定めたトランスポートストリームパケットの数
    毎に同期パケットを発生する同期パケット発生手段と、 前記トランスポートストリームパケットに前記同期パケ
    ットを時分割多重する多重回路とを有し、前記多重回路
    の出力信号を、同一の周波数を用いて同一内容のディジ
    タル信号をそれぞれ送信する単一周波数網の複数の送信
    所又は中継所に、送信すべき信号として供給することを
    特徴とする符号化装置。
  5. 【請求項5】 所望の情報信号をディジタル信号に変換
    及び圧縮してパケット形式のトランスポートストリーム
    パケットを出力する符号化器と、 前記トランスポートストリームパケットの境界を検出
    し、予め定めたトランスポートストリームパケットの数
    毎に識別可能な同期パケットを発生する同期パケット発
    生手段と、 前記符号化器の出力トランスポートストリームパケット
    を速度変換することにより、空きを生じた区間に空のパ
    ケットを挿入して出力する速度変換器と、 前記速度変換器の出力パケット列中の空のパケットの一
    部と前記同期パケットを置換する切換回路とを有し、前
    記切換回路の出力信号を、同一の周波数を用いて同一内
    容のディジタル信号をそれぞれ送信する単一周波数網の
    複数の送信所又は中継所に、送信すべき信号として供給
    することを特徴とする符号化装置。
  6. 【請求項6】 同一の周波数を用いて同一内容のディジ
    タル信号をそれぞれ送信して受信機で受信させる単一周
    波数網を構成する複数の送信所又は中継所にそれぞれ設
    けられた送信装置であって、 トランスポートストリームパケット列中に識別可能な同
    期パケットが時分割多重されたトランスポートストリー
    ムを入力信号として受け、該入力信号中から該同期パケ
    ットを検出する同期パケット検出回路と、 該同期パケット検出回路により検出した同期パケットを
    基準にして、前記入力信号中のパケットを直交周波数分
    割多重信号の各搬送波へ順次割付けるマッピング回路
    と、 該マッピング回路の出力信号を直交周波数分割多重信号
    に変換して送信する変換及び送信手段とを有することを
    特徴とする送信装置。
  7. 【請求項7】 前記変換及び送信手段は、前記マッピン
    グ回路の出力信号をデータシンボル列に変換する演算部
    と、同期シンボルを発生する同期シンボル発生回路と、
    前記演算部の出力データシンボル列を、前記同期パケッ
    ト検出回路による同期パケットの検出タイミングを基準
    にして前記同期シンボル発生回路の出力同期シンボルに
    切り換える切換回路と、切換回路の出力シンボル列を送
    信する送信回路とからなることを特徴とする請求項6記
    載の送信装置。
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