JP3026940B2 - 単一周波数網の同期方式とその記録装置及び送信装置 - Google Patents

単一周波数網の同期方式とその記録装置及び送信装置

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JP3026940B2
JP3026940B2 JP22869696A JP22869696A JP3026940B2 JP 3026940 B2 JP3026940 B2 JP 3026940B2 JP 22869696 A JP22869696 A JP 22869696A JP 22869696 A JP22869696 A JP 22869696A JP 3026940 B2 JP3026940 B2 JP 3026940B2
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裕二 樋口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばOFDM
(直交周波数分割多重)方式によるデジタルテレビジョ
ン放送のようなSFN(単一周波数網)システムに係
り、特にSFN同期方式とその記録装置及び送信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】将来のデジタルテレビジョン放送の多重
方式としては、多様なサービスを可能にするためにパケ
ット方式の採用が有利であると考えられており、特にM
PEG2システムズが有力視されている(平成8年1月
20日発行、テレビジョン学会誌VoL.50,No.
1、pp34〜38、「ディジタルテレビ放送の技術と
動向」2−4 多重技術、河合 直樹 著を参照)。一
方、伝送方式としては移動体受信とSFN(単一周波数
網)の実現が可能であるとされるOFDM方式が有力視
されている。
【0003】OFDM方式は数百から数千の搬送波を使
用する周波数分割多重方式の一種であり、各搬送波の変
調速度が遅いことからガードインターバルと呼ばれる時
間軸上の冗長期間を設けることが可能である。このた
め、ガードインターバルの期間よりも短い遅延時間差の
マルチパス信号に対して強い耐性を示す。
【0004】このようにOFDM方式は、マルチパス信
号に対する強い耐性を有することから、複数の送信点
(送信所または中継所)から同一周波数を用いて送信す
るSFNの実現が可能であるとされる。但し、この場合
には、受信点における各送信点からの電波の到着時間差
をガードインターバルの期間に納めるために、各送信点
の送信時刻の同期を取る必要を生ずる。
【0005】尚、ここでいう同期とは、必ずしも同一時
刻に同一信号を送信することではなく、各送信点間の距
離並びにビルや山岳等の反射物の条件から、受信点にお
ける各送信点からの電波の到着する遅延時間差をガード
インターバルの範囲に納めるための各送信点における送
信時刻の特定をいう。
【0006】一方、前述のMPEG2システムズのトラ
ンスポートストリームにおいては、映像、音声等のコン
ポーネント間の同期を取る目的とクロック同期を取る目
的のために、PCRとPTSの信号を含んでおり、これ
らの信号から基準となる時刻を定めることは可能であ
る。しかしながら、復号時の同期を目的としたものであ
るため、当然のことながら各SFNシステムによって異
なる送信点の送信時刻に関する情報は有していない。
【0007】また、パケットの多重、分離等を含む伝送
系における信号処理により、上記の基準となる時刻につ
いても精度が低下し、SFNにおける送信時刻の同期の
基準として使用できない可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、O
FDM方式の採用によりSFNを実現するためには、S
FNを構築する複数の送信点(送信所または中継所)に
おける送信時刻の同期が必要である。このためには、各
送信点においてそれぞれ固有の送信時刻の特定が必要と
なるが、この特定のための具体的な同期方式が従来から
要望されている。
【0009】本発明の課題は、SFNを構築する複数の
送信点固有の送信時刻を特定して各送信点の同期を行う
ことのできるSFN同期方式とその記録装置及び送信装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によるSFN同期方式は、以下の(1)か
ら(5)のような構成とする。 (1)デジタルデータをパケット識別子を有するパケッ
ト形式により複数の放送局または中継局の送信装置に伝
送し送信する単一周波数網システムに用いられ、前記複
数の放送局または中継局における送信装置が前記パケッ
ト形式のデジタルデータを互いに同期して送信するため
の各局の送信時刻を基準時刻に基づいて算出し、それぞ
れの送信時刻の情報に対応する局の識別符号を付加して
局別送信時刻情報を生成し、前記局別送信時刻情報及び
基準時刻情報をそれぞれパケット形式に変換して、それ
ぞれのパケットをパケット多重により前記パケット形式
のデジタルデータに時分割多重する多重手段と、この手
段で局別送信時刻情報、基準時刻情報が多重されたデジ
タルデータを前記複数の放送局または中継局の送信装置
へ伝送する伝送手段とを具備し、前記複数の放送局また
は中継局の送信装置にあっては、前記伝送手段により伝
送されたデジタルデータから前記局別送信時刻情報のパ
ケットを分離して局の識別符号が自局を示す送信すべき
時刻の情報を抽出する送信時刻抽出手段と、単一周波数
網を構成する他の送信装置の送信信号を受信する受信手
段と、この手段による受信信号から基準時刻の情報のパ
ケットを抽出して基準時刻の情報を抽出する基準時刻抽
出手段と、この手段で抽出された基準時刻の情報と前記
送信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、この
特定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻制御
手段とを備える構成とする。
【0011】(2)デジタルデータをMPEG2システ
ムズの時刻の情報が含まれるトランスポートストリーム
に格納して複数の送信装置に伝送し送信する単一周波数
網システムに用いられ、前記複数の送信装置がデジタル
データを送信すべき時刻の情報を有するパケットをパケ
ット多重により前記トランスポートストリームに時分割
多重する多重手段と、この手段で多重されたデジタルデ
ータを前記複数の送信装置へ伝送する伝送手段とを備
え、前記複数の送信装置にあっては、前記伝送手段によ
り伝送されたデジタルデータから送信すべき時刻の情報
を抽出する送信時刻抽出手段と、単一周波数網を構成す
る他の送信装置の送信信号を受信する受信手段と、この
手段による受信信号からMPEG2システムズのトラン
スポートストリームに含まれる時刻の情報を抽出する時
刻情報抽出手段と、この手段で抽出された時刻の情報と
前記送信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、
この特定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻
制御手段とを備える構成とする。
【0012】(3)デジタルデータをパケット識別子を
有するパケット形式のデジタルデータで記録する記録媒
体により複数の送信装置に配信し送信する単一周波数網
システムに用いられ、前記複数の送信装置がそれぞれデ
ジタルデータを送信すべき時刻の情報を有するパケット
と基準時刻の情報を有するパケットとをパケット多重に
よりデジタルデータに時分割多重する多重手段と、この
手段で多重されたデジタルデータを、前記複数の送信装
置に配信するための記録媒体に記録する記録手段とを具
備し、前記複数の送信装置にあっては、前記記録手段で
記録された記録媒体を再生する再生手段と、この手段で
再生されたデジタルデータから送信すべき時刻の情報を
抽出する送信時刻抽出手段と、単一周波数網を構成する
他の送信装置の送信信号を受信する受信手段と、この手
段による受信信号から基準時刻の情報を抽出する基準時
刻抽出手段と、この手段で抽出された基準時刻の情報と
前記送信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、
この特定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻
制御手段とを備える構成とする。
【0013】(4)デジタルデータをMPEG2システ
ムズの時刻の情報が含まれるトランスポートストリーム
に格納し、パケット形式のデジタルデータで記録する記
録媒体により複数の送信装置に配信し送信する単一周波
数網システムに用いられ、前記複数の送信装置がそれぞ
れデジタルデータを送信すべき時刻の情報を有するパケ
ットをパケット多重によりデジタルデータに時分割多重
する多重手段と、この手段で多重されたデジタルデータ
を、前記複数の送信装置に配信する記録媒体に記録する
記録手段とを具備し、前記複数の送信装置にあっては、
前記記録手段で記録された記録媒体を再生する再生手段
と、この再生手段で再生されたデジタルデータから送信
すべき時刻の情報を抽出する送信時刻抽出手段と、単一
周波数網を構成する他の送信装置の送信信号を受信する
受信手段と、この手段による受信信号から前記MPEG
2システムズのトランスポートストリームに含まれる時
刻の情報を抽出する時刻情報抽出手段と、この手段で抽
出された時刻の情報と前記送信すべき時刻の情報とによ
り送信時刻を特定し、この特定時刻に前記デジタルデー
タを送信する送信時刻制御手段とを備える構成とする。
【0014】(5)()乃至(4)の構成において、
前記多重手段は、さらに各送信装置がデジタルデータを
送信すべき時刻の情報に局の識別符号を付加する構成と
する。
【0015】また、本発明による記録装置は、以下の
(6)から(8)のような構成とする。 (6)基準時刻の情報を発生する基準時刻発生手段と、
パケット形式のデジタル信号を送信する複数の送信装置
または中継装置の送信時刻の同期を目的として挿入され
る遅延時間に係る情報を、前記基準時刻発生手段で発生
される時刻を基準とした絶対時刻に変換する絶対時刻変
換手段と、この手段で得られた絶対時刻と前記基準時刻
発生手段で発生された基準時刻との情報をパケット形式
に変換するパケット形式変換手段と、この手段によりパ
ケット形式となした送信すべき絶対時刻の情報と基準時
刻の情報とを前記伝送すべきパケット形式のデジタル信
号にパケット多重により時分割多重する多重手段とを具
備し、この手段で得られた多重信号を記録媒体に記録す
る構成とする。
【0016】(7)基準時刻の情報を発生する基準時刻
発生手段と、MPEG2システムズのトランスポートス
トリームのデジタル信号を送信する複数の送信装置また
は中継装置の送信時刻の同期を目的として挿入される遅
延時間に係る情報を、前記基準時刻発生手段で発生され
る時刻を基準として校正されるトランスポートストリー
ムにより伝送されるMPEG2システムズの時刻情報を
基準とした絶対時刻に変換する絶対時刻変換手段と、こ
の手段で得られた絶対時刻をパケット形式に変換するパ
ケット形式手段と、この手段によりパケット形式となし
た送信すべき絶対時刻の情報を前記トランスポートスト
リームにパケット多重により時分割多重する多重手段と
を具備し、この手段で得られた多重信号を記録媒体に記
録する構成とする。
【0017】(8)(6)または(7)の構成におい
て、前記挿入すべき遅延時間と基準時刻とから送信すべ
き絶対時刻の算出を行なう時刻と送信すべき絶対時刻の
情報を有するパケットがパケット多重される時刻との差
を求める手段と、前記挿入すべき遅延時間と基準時刻と
から送信すべき絶対時刻の算出を行なうのに際し、前記
多重により生ずる時刻の差を補償する手段とを有する構
成とする。
【0018】(9)デジタルデータをパケット識別子を
有するパケット形式により複数の放送局または中継局に
伝送し送信する単一周波数網システムの前記複数の送信
局または中継局に用いられる送信装置であって、前記複
数の放送局または中継局における送信装置が前記パケッ
ト形式のデジタルデータを互いに同期して送信するため
の各局の送信時刻が基準時刻に基づいて算出され、それ
ぞれの送信時刻の情報に対応する局の識別符号が付加さ
れて局別送信時刻情報が生成され、前記局別送信時刻情
報及び基準時刻情報がそれぞれパケット形式に変換され
て、それぞれのパケットがパケット多重により前記パケ
ット形式のデジタルデータに時分割多重され、前記局別
送信時刻情報、基準時刻情報が多重されたデジタルデー
タが前記複数の放送局または中継局へ伝送されるとき、
基準時刻の情報を発生し、当該基準時刻の情報を入力時
刻情報に合わせて校正する従属動作基準時計と、前記複
数の放送局または中継局のいずれかから送信される時分
割多重信号を受信する受信手段と、この手段による受信
信号から基準時刻の情報を有するパケットを分離して基
準時刻の情報を抽出し、この基準時刻の情報に基づいて
前記従属動作基準時計の時刻を校正する時刻校正手段
と、前記伝送路を通じて伝送される時分割多重信号から
前記局別送信時刻情報を有するパケットを分離して、局
の識別符号が自局を示す送信時刻情報を抽出する送信時
刻情報抽出手段と、この手段で得られた送信時刻と前記
基準時計の時刻の差から挿入すべき遅延時間を求める
遅延時間演算手段と、前記伝送路から入力された時分割
多重信号を前記遅延時間演算手段で得られた遅延時間分
遅延する遅延手段とを具備し、前記遅延手段で遅延され
た時分割多重信号を送信する構成とする。
【0019】(10)基準時刻の情報を発生し、当該基
準時刻の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動
作基準時計と、MPEG2システムズのトランスポート
ストリームが伝送される無線信号を受信する受信手段
と、この手段で受信されたトランスポートストリームに
含まれる時刻情報を抽出し、この時刻情報に基づいて前
記従属動作基準時計の時刻を校正する時刻校正手段と、
MPEG2システムズのトランスポートストリームのデ
ジタル信号にパケット形式となした送信すべき絶対時刻
の情報をパケット多重により時分割多重した信号を伝送
路からの入力信号とし、該入力信号のパケット形式とな
した送信すべき絶対時刻の情報から送信すべき絶対時刻
を求める絶対時刻抽出手段と、この手段で得られた絶対
時刻と前記基準時計の時刻の差から挿入すべき遅延時間
を求める遅延時間演算手段と、前記伝送路から入力され
たパケット形式のデジタル信号に前記遅延時間演算手段
で得られた遅延時間を与える遅延手段とを具備し、この
手段で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送信す
る構成とする。
【0020】(11)基準時刻の情報を発生し、当該基
準時刻の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動
作基準時計と、パケット形式のデジタル信号に少なくと
もパケット形式となした基準時刻の情報がパケット多重
により時分割多重された無線信号を受信する受信手段
と、この手段による受信信号から基準時刻の情報を抽出
し、この基準時刻の情報に基づいて前記従属動作基準時
計の時刻を校正する時刻校正手段と、パケット形式のデ
ジタル信号に少なくともパケット形式となした送信すべ
き絶対時刻の情報をパケット多重により時分割多重した
信号が記録された記録媒体を再生する再生手段と、この
手段による再生信号からパケット形式となした送信すべ
き絶対時刻の情報を抽出して送信すべき絶対時刻を求め
る絶対時刻抽出手段と、この手段で得られた絶対時刻と
前記基準時計の時刻の差から挿入すべき遅延時間を求め
る遅延時間演算手段と、前記記録媒体の再生により入力
されたパケット形式のデジタル信号に前記遅延時間演算
手段で得られた遅延時間を与える遅延手段とを具備し、
この手段で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送
信する構成とする。
【0021】(12)基準時刻の情報を発生し、当該基
準時刻の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動
作基準時計と、MPEG2システムズのトランスポート
ストリームが伝送される無線信号を受信する受信手段
と、この手段で受信されたトランスポートストリームに
含まれる時刻情報を抽出し、この時刻情報に基づいて前
記従属動作基準時計の時刻を校正する時刻校正手段と、
MPEG2システムズのトランスポートストリームのデ
ジタル信号にパケット形式となした送信すべき絶対時刻
の情報がパケット多重により時分割多重された信号が記
録された記録媒体を再生する再生手段と、この手段によ
る再生信号からパケット形式となした送信すべき絶対時
刻の情報を抽出して送信すべき絶対時刻を求める絶対時
刻抽出手段と、この手段で得られた絶対時刻と前記基準
時計の時刻の差から挿入すべき遅延時間を求める遅延時
間演算手段と、前記記録媒体の再生により入力されたパ
ケット形式のデジタル信号に前記遅延時間演算手段で得
られた遅延時間を与える遅延手段とを具備し、この手段
で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送信する構
成とする。 (13)(9)から(12)のいずれかの構成におい
て、前記パケット信号の送信方式として直交周波数分割
多重方式を用いる構成とする。
【0022】
【作用】すなわち、本発明の同期方式は、例えば演奏所
(スタジオ)に設置された伝送装置または記録装置にお
いて、各送信局または中継局が送信すべき時刻の情報を
局識別符号と共にパケット化し、基準時刻のパケットと
共に送信すべきデータパケットにパケット多重により時
分割多重して各送信局または中継局へ所定の伝送路を通
じて伝送するようにし、各送信局または中継局では、所
定の伝送路からの信号から局識別符号から自局宛の送信
すべき時刻の情報を選択的に抽出し、他の送信局または
中継局から送信される信号を受信してその受信信号から
基準時刻を抽出し、抽出された基準時刻に自局の時計を
校正し、校正された自局の時計の時刻に基づいて自局の
送信時刻を特定し、伝送された信号を送信するようにし
たものである。
【0023】各送信または中継では、伝送路から入
力されたデータパケット列または記録媒体を再生したデ
ータパケット列に時分割多重により多重された局識別符
号が自局宛の送信すべき時刻の情報を含むパケットを識
別し、基準時刻とこの送信すべき時刻とから送信する信
号を遅延させるべき時間を求め、この時間だけ遅延させ
た後にデータを送信する。基準時刻は他の送信または
中継が送信する電波を受信することにより、その信号
に含まれる時刻の情報により自局の時計を校正すること
により得る。時計を校正するための基準時刻の伝送方法
としては、時分割多重により基準時刻の情報を多重する
方法、MPEG2システムズのトランスポートストリー
ムに含まれる時刻情報を使用する方法がある。以上によ
り、各送信または中継では、自局が送信すべき時刻
を特定することができ、SFNの構築が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
形態として、本発明によるSFN同期方式を採用したS
FNシステムの構成を示すものである。図1において、
8は例えば演奏所に設置される伝送装置、9は伝送路、
10,11は例えば送信所あるいは中継所に設置される
OFDM送信装置である。
【0025】まず、伝送装置8において、送信されるべ
き情報である映像、音声、データの信号は符号化器1に
より符号化されて多重回路2に供給される。一方、送信
時刻データは送信時刻エンコード回路3に供給される。
【0026】この送信時刻エンコード回路3は基準時計
4により与えられる基準時刻信号と多重タイミング回路
7から出力されるタイミング信号とから送信時刻のデー
タをエンコードする。このエンコード信号は送信時刻パ
ケット生成回路5によりパケット化されて多重回路2に
供給される。
【0027】また、基準時計4で生成される基準時刻信
号は基準時刻パケット生成回路6に供給される。この基
準時刻パケット生成回路6は多重タイミング回路7から
のタイミング信号に基づき、入力された基準時刻信号を
パケット化する。このパケット化された基準時刻信号は
多重回路2に供給される。
【0028】この多重回路2は入力された各信号を多重
タイミング回路7からのタイミング信号に基づいて時分
割多重(パケット多重)する。このようにして時分割多
重された信号は伝送路9を通じて複数のOFDM送信装
置10,11に送出される。
【0029】OFDM送信装置10において、伝送路9
から入力された信号は、遅延回路12により予め決めら
れた時間だけ遅延され、OFDM送信機13により変
調、周波数変換、増幅された後、空中線14から送信さ
れる。
【0030】一方、OFDM送信装置11において、伝
送路9から入力された信号は、送信時刻パケット判別回
路15と遅延回路23に入力される。送信時刻パケット
判別回路15は入力信号から送信時刻パケットを判別す
るもので、判別された送信時刻パケットは送信時刻デコ
ード回路16に供給される。
【0031】この送信時刻デコード回路16は入力パケ
ットの内容(送信時刻)をデコードするもので、ここで
デコードされた送信時刻情報は遅延時間算出回路22に
供給される。
【0032】また、このOFDM送信装置11は、OF
DM送信装置10からの電波17を空中線18により受
信する。この受信信号は受信機19によりパケット列に
復調され、基準時刻パケット判別回路20に供給され
る。この基準時刻パケット判別回路20は、入力信号か
ら基準時刻パケットを判別する。この基準時刻パケット
は従属動作基準時計21に供給される。
【0033】この従属動作基準時計21は、入力パケッ
トから基準時刻を識別し、その時刻に基づいて自己の生
成している基準時刻を校正する。この従属動作基準時計
21で生成される基準時刻は遅延時間算出回路22に供
給される。
【0034】この遅延時間算出回路22は、従属動作基
準時計21からの基準時刻と送信時刻デコード回路16
によりデコードされた送信すべき時刻とを比較し、その
時間差に基づいて遅延回路23で遅延すべき時間を算出
する。この遅延時間は遅延回路23に供給される。
【0035】この遅延回路23は遅延時間算出回路22
の算出結果による遅延時間を入力信号に与えるもので、
その遅延出力はOFDM送信機24により変調、周波数
変換、増幅が行なわれた後に空中線25から送信され
る。
【0036】次に上記の実施形態の動作について、図2
を参照して詳細に説明する。図2(A)はMPEG2シ
ステムズのトランスポートパケットを示すものである。
トランスポートパケットは同期バイト、PID(パケッ
ト識別子)、ペイロード等から構成されている。
【0037】ここで、同期バイトはパケットの先頭を示
すものであり、PIDはそのパケットのデータの種類の
識別に使用される。またペイロードはパケットにより伝
送されるデータの部分である。PIDはパケット多重さ
れた複数のグループの分離や、受信側で必要なパケット
のみを抽出するのに使用される。
【0038】図2(B)は基準時刻のデータを伝送する
ペイロードを示す。基準時刻に関するデータはペイロー
ドに割当てられる。このとき、PIDにはそのパケット
が基準時刻を伝送するパケットであることを示す固有の
符号が与えられる。
【0039】図2(C)は同様に送信時刻データを伝送
するペイロードを示し、基準時刻データを伝送するパケ
ットとは異なるPIDの符号が与えられる。図2(D)
は局別の送信時刻データを示すものである。局別の送信
時刻データは局IDと送信時刻とからなる。
【0040】SFNを構成する複数のOFDM送信装置
は、前述の通り、送信時刻の同期が必要である。但し、
この同期とは必ずしも同一時刻に同一信号を送信するこ
とではなく、各送信所が地理的条件等により、受信点に
おける各送信点からの電波の到着する時刻の時間差をガ
ードインターバルの範囲に納めることが可能なように送
信時刻を定めることをいう。
【0041】したがって、送信時刻のデータはOFDM
送信装置毎に異なったものとなる。図2(D)に示す局
別の送信時刻データはこれを可能にするためのものであ
り、局IDにより各OFDM送信装置がそのOFDM送
信装置へ向けた情報であるかどうかを判別する。
【0042】この局別の送信時刻データは各OFDM送
信装置に対応した数だけ送られることとなるが、図2
(C)はこの局別の送信時刻データが複数並べられた状
態を示すものである。
【0043】尚、SFNを構成する複数のOFDM送信
装置において、その中に同一時刻に信号を送信すればよ
いOFDM送信装置がある場合には、局別の送信時刻デ
ータを共用させることも可能である。
【0044】図1における送信時刻パケット生成回路5
は図2(C)に示す送信時刻データのパケットを生成す
るための回路であり、図1における基準時刻パケット生
成回路6は図2(B)に示す基準時刻のパケットを生成
するための回路である。
【0045】図1において、送信されるべき情報である
映像、音声、データの信号は、伝送装置8の符号化器1
に入力される。符号化器1では映像と音声とのアナログ
信号をデジタル化すると共にデータの圧縮を行なう。こ
の圧縮された映像と音声とのデータはMPEG2システ
ムズのトランスポートストリームによりパケット形式で
出力される。このとき符号化器1に入力されたデジタル
のデータもトランスポートストリームに多重される。
【0046】一方、送信時刻のデータは送信時刻エンコ
ード回路3に入力されるが、この送信時刻のデータは絶
対時刻ではなく、任意に定められた基準に対する相対的
な時間差である。したがって、この送信時刻データから
送信すべき絶対時刻を求めるために基準時計4からその
時の時刻が与えられ、また、送信時刻データのパケット
がパケット多重される際の遅延を補償するための情報が
多重タイミング回路7から与えられる。
【0047】具体的には、この補償は、送信時刻エンコ
ード回路3において、送信時刻データと基準時計4から
の時刻とから送信時刻をエンコードする時刻と多重回路
2において時分割多重される時刻との時間差を送信時刻
に加算する。
【0048】また、送信時刻エンコード回路3に入力さ
れる送信時刻データは局別の送信時刻データであり、送
信時刻エンコード回路3では局の識別のための局IDを
含めてこれらの信号から送信時刻の情報ををエンコード
する。
【0049】コード化の例を示すと、局IDが8ビッ
ト、時、分、秒がそれぞれ8ビット、秒未満が24ビッ
トとなる。この場合、局については256局の識別が可
能であり、時刻については約1/15マイクロ秒まで指
定可能である。
【0050】送信時刻エンコード回路3の出力信号は送
信時刻パケット生成回路5によりパケット化され、多重
回路2へ出力される。基準時刻のパケットも同様に基準
時刻パケット生成回路6により生成される。
【0051】ここで、基準時刻パケット生成回路6に
は、基準時計4から絶対時刻の情報が入力される。ま
た、基準時刻のパケットがパケット多重される際の遅延
を補償するための情報が多重タイミング回路7から与え
られる。これにより基準時刻パケット生成回路6では、
基準時刻パケットが実際に送出される時刻の情報を基準
時刻パケットの情報として多重回路2へ出力する。
【0052】多重回路2は符号化器1、送信時刻パケッ
ト生成回路5、基準時刻パケット生成回路6の各出力信
号を、多重タイミング回路7により与えられるタイミン
グに従って時分割多重(パケット多重)する。ここで、
多重タイミング回路7は、定められた時刻ごとに送信時
刻パケットと基準時刻パケットとを多重するためのタイ
ミングを与える。多重回路2の出力は伝送路9により複
数のOFDM送信装置10,11へ伝送される。
【0053】OFDM送信装置10に入力された信号
は、遅延回路12により遅延が加えられた後にOFDM
送信機13により変調、周波数変換、増幅され、空中線
14より送信される。
【0054】一方、他のOFDM送信装置11に入力さ
れた信号は、OFDM送信装置10の送信信号により送
信時刻の特定を行なう。このため、OFDM送信装置1
0では、パケットデータ列の送信時刻が早い場合、他の
OFDM送信装置11において送信時刻を合わせること
が不可能となるので、遅延回路12による遅延が必要と
なる。
【0055】次に、OFDM送信装置11の動作につい
て説明する。OFDM送信装置11に入力された信号は
送信時刻パケット判別回路15と遅延回路23とに入力
される。送信時刻パケット判別回路15では、入力信号
から送信時刻パケットを判別する。この判別されたパケ
ットは送信時刻デコード回路16に供給される。
【0056】この送信時刻デコード回路16では、送信
時刻データのパケットから局IDを識別することにより
自局にあてた送信時刻を抽出し、例えば送信時刻データ
のパケットの最終ビットが得られたタイミングでその送
信時刻の情報を遅延時間算出回路22に出力する。
【0057】一方、OFDM送信装置11では、OFD
M送信装置10の電波17を空中線18により受信し、
受信機19により復調する。この復調信号は基準パケッ
ト判別回路20に供給され、OFDM送信装置10によ
り送信された基準時刻パケットが判別される。このよう
にして判別された基準時刻パケットは従属動作基準時計
21に供給される。
【0058】この従属動作基準時計21では、基準時刻
パケットが伝送された時刻に基準時刻パケットにより伝
送された時刻への時刻合せを行なう。具体的には、例え
ば基準時刻パケットの最終ビットが得られたタイミング
で時刻情報を基準時刻パケットにより伝送された時刻デ
ータへ書き替える。
【0059】上記送信時刻デコード回路16が送信時刻
の情報を遅延時間算出回路22に出力すると、遅延時間
算出回路22では送信時刻デコード回路16からの信号
が与えられた時刻の情報を従属動作基準時計21から得
て、それらの差からOFDM送信装置11が与えるべき
遅延時間を算出する。この遅延時間は遅延時間算出回路
22の出力に従って遅延回路23により与えられる。遅
延回路23により遅延を与えられた信号はOFDM送信
機24により変調、周波数変換、増幅が行なわれた後に
空中線25から送信される。
【0060】尚、各OFDM送信装置10,11におけ
る変調等の信号処理時間の差並びに伝送路における伝搬
遅延時間の差については、送信時刻エンコード回路3へ
入力する送信時刻データにより補償する方法と、遅延回
路23において時間差を補償する方法とが考えられる
が、いずれの方法によっても実現可能である。
【0061】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
形態について説明する。図3は本発明の第2の実施形態
として、本発明によるSFN同期方式を採用したSFN
システムの他の構成を示すものである。尚、図3におい
て、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここで
は重複する説明を省略する。
【0062】図3において、27は伝送装置、28はO
FDM送信装置であり、それぞれ図1に示したシステム
の伝送装置8、OFDM送信装置11に相当する。本実
施形態において、図1に示した第1の実施形態との差
は、第1の実施形態においては、基準時刻を基準時刻デ
ータのパケットにより伝送するが、第2実施形態におい
ては、トランスポートパケットにもともと含まれる時刻
情報を使用する点にある。
【0063】前述の通り、トランスポートパケットにも
ともと含まれる時刻情報はパケットの多重や分離により
必ずしも正しい時刻を示すものではない。このため、図
3に示す第2の実施形態においては、この時刻情報を基
準時計4に同期させ、基準時刻の統一を図っている。
【0064】符号化器1に入力される映像、音声の信号
は符号化と圧縮が行なわれ、入力されたデジタルデータ
と共にトランスポートストリームのパケット形式で出力
される。この時、基準時刻の情報としては、基準時計4
の出力信号が使用される。
【0065】さらに、第1の実施形態と同様に、符号化
器1では、多重タイミング回路7から出力されるタイミ
ング信号を入力し、多重回路2における時分割多重(パ
ケット多重)による時刻のずれを補償している。また、
入力されたデジタルデータがトランスポートパケットの
形式である場合には、符号化器1において時刻の情報の
付替えが行なわれ、基準時刻の一元化が図られる。
【0066】送信時刻データのエンコード並びにパケッ
ト化は、第1の実施形態と同様に、送信時刻エンコード
回路3並びに送信時刻パケット生成回路5により行なわ
れる。
【0067】符号化器1と送信時刻パケット生成回路5
の出力は多重回路2により時分割多重(パケット多重)
され、伝送路9によりOFDM送信装置10,28へ送
られる。
【0068】OFDM送信装置10における動作は第1
の実施形態と同様である。OFDM送信装置28におい
て、第1の実施形態のOFDM送信装置11と異なる点
は、従属時計21を校正する信号が、第1の実施形態で
は基準時刻パケット判別回路20により与えられるよう
にしているのに対し、第2の実施形態では時刻情報抽出
回路26により与えられるようにした点にある。
【0069】また、OFDM送信装置28では、受信機
19により復調された信号が時刻情報抽出回路26に供
給されるが、この時刻情報抽出回路26では、第1の実
施形態の基準時刻パケット判別回路20とは異なり、受
信機19で復調されたトランスポートストリームからP
CR、PTSを抽出し、従属動作基準時計21を校正す
る。
【0070】次に、図4を参照して本発明の第3の実施
形態について説明する。図4は本発明の第3の実施形態
として、本発明によるSFN同期方式を採用したSFN
システムの他の構成を示すものである。尚、図4におい
て、図3と同一部分には同一符号を付して示し、ここで
は重複する説明を省略する。
【0071】本実施形態において、図3に示した第2の
実施形態との差は、第2の実施形態においては、伝送路
9により伝送装置8で生成された時分割多重信号を複数
のOFDM送信装置10,28に配信するようにした
が、第3の実施形態においては、記録媒体(図示せず)
により配信するようにした点にある。
【0072】すなわち、図4において、30は記録装
置、33,34はOFDM送信装置である。記録装置3
0は、第2の実施形態の伝送装置27に用いた符号化器
1、多重回路2、送信時刻エンコード回路3、基準時計
4、送信時刻パケット生成回路5、多重タイミング回路
7に加え、記録器29を備える。
【0073】また、OFDM送信装置33は、記録装置
30の記録器29で記録された記録媒体を再生する再生
器31を備え、この再生器31の再生信号を第2の実施
形態のOFDM送信装置10で用いたOFDM送信機1
3及び空中線14により送信する。
【0074】また、OFDM送信装置34は、第2の実
施形態のOFDM送信装置28で用いた送信時刻パケッ
ト判別回路15、送信時刻デコード回路16、空中線1
8、受信機19、従属動作基準時計21、遅延時刻算出
回路22、遅延回路23、OFDM送信機24、空中線
25、時刻情報抽出回路26に加え、同じく記録装置3
0の記録器29で記録された記録媒体を再生する再生器
32を備える。
【0075】すなわち、記録装置30では、第2の実施
形態と同様に多重回路2により時分割多重されたパケッ
ト列を記録器29により記録媒体に記録する。この記録
媒体としては、磁気テープや光磁気ディスク等が使用可
能である。
【0076】記録装置30により記録された記録媒体は
OFDM送信装置33、34に運搬される。OFDM送
信装置33では再生器31により記録内容が再生され、
OFDM送信機13を経て空中線14により送信され
る。一方、OFDM送信装置34では再生器32により
記録内容が再生され、第2の実施形態における伝送路9
から入力された信号と同様に処理される。
【0077】OFDM送信装置34の処理において、第
2に実施形態とは異なる今一つの点は、遅延時間算出回
路22から再生器32に信号が渡されていることにあ
る。この信号は再生器32の再生速度を制御するもので
あり、遅延時間算出回路22の算出した与えるべき遅延
時間が大きくなった場合には、再生速度を低下させ、逆
に与えるべき遅延時間が小さくなった場合には再生速度
速める。これにより、遅延回路23において与える遅延
時間の範囲を一定時間以内に納めることができる。
【0078】以上の第1、第2の実施形態では伝送路に
より信号を伝送する場合について説明したが、この伝送
路として無線回線を使用することも可能である。また、
このことは無線による中継局においても本発明が実施可
能であることを意味する。
【0079】また、以上の説明においては、局IDによ
り各OFDM送信装置と送信時刻の情報との対応を持た
せた場合について述べたが、予め各OFDM送信装置に
対する送信時刻の情報の順序が定められた場合には、必
ずしも局IDを伝送する必要はない。
【0080】さらに、以上の説明においては、OFDM
送信装置において遅延を与える遅延回路12,23を変
調、周波数並びに増幅を行うOFDM送信機13,24
に前置した場合について説明したが、遅延回路を変調、
周波数並びに増幅の処理を行なう各段のいずれかに挿入
してもよいことは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、S
FNを構成する送信点(送信所または中継所)に設置さ
れるOFDM送信装置の送信時刻の同期を取ることを可
能にするSFN同期方式とその記録装置及び送信装置を
提供することができる。
【0082】すなわち、この方式並びに装置による伝送
装置あるいは記録装置を演奏所に設置し、各送信所また
は中継所にOFDM送信装置を設置することで、演奏所
から各送信所または中継所に送信信号を伝送したとき、
それぞれの送信時刻を同期制御することが可能になる。
【0083】これにより、電波伝播状況の変化や一部の
局が停止した場合において、最適な送出時刻を演奏所か
ら定めることができ、サービスエリアの最大化が図れ
る。また、SFNを構成する局の組み替え、例えば広い
地域でSFNを実施する場合と比較的狭い地域でSFN
を構成する場合とを時間により切替る場合でも、演奏所
からそれぞれの場合について最適の送信時刻とする制御
が可能になる。
【0084】さらに、基準となる時刻の情報をOFDM
送信装置間で電波により伝送するようにしているので、
送信すべきデータが伝送される回線の切替等により伝送
遅延時間が変化した場合についても同期を取ることが可
能である。
【0085】同様に、基準となる時刻の情報をOFDM
送信装置間で電波により伝送するようにしているので、
送信すべきデータを記録媒体により配信する場合につい
ても同期を取ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態として、本発明によるSFN同
期方式を採用したSFNシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】同実施形態のシステムで利用するMPEG2シ
ステムズのトランスポートパケットの構成例を示す図で
ある。
【図3】第2の実施形態として、本発明によるSFN同
期方式を採用したSFNシステムの構成を示すブロック
図である。
【図4】第3の実施形態として、本発明によるSFN同
期方式を採用したSFNシステムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】 1…符号化器 2…多重回路 3…送信時刻エンコード回路 4…基準時計 5…送信時刻パケット生成回路 6…基準時刻パケット生成回路 7…多重タイミング回路 8…伝送装置 9…伝送路 10…OFDM送信装置 11…OFDM送信装置 12…遅延回路 13…OFDM送信機 14…空中線 15…送信時刻パケット判別回路 16…送信時刻デコード回路 17…電波 18…空中線 19…受信機 20…基準時刻パケット判別回路 21…従属動作基準時計 22…遅延時間算出回路 23…遅延回路 24…OFDM送信機 25…空中線 26…時刻情報抽出回路 27…伝送装置 28…OFDM送信装置 29…記録器 30…記録装置 31…再生器 32…再生器 33…OFDM送信装置 34…OFDM送信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 12/56 H04L 11/20 102A (72)発明者 武田 陽夫 東京都府中市日新町1−10 日本電気株 式会社府中事業所内 (56)参考文献 特開 平8−280063(JP,A) 特開 平8−32533(JP,A) 特開 平7−131853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/18 H04L 12/28 H04L 12/56 H04H 1/00 - 3/00 H04J 3/00 - 3/26 H04L 7/00 H04B 7/24 - 7/26

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータをパケット識別子を有する
    パケット形式により複数の放送局または中継局の送信装
    置に伝送し送信する単一周波数網システムに用いられ、前記複数の放送局または中継局における送信装置が前記
    パケット形式のデジタルデータを互いに同期して送信す
    るための各局の送信時刻を基準時刻に基づいて算出し、
    それぞれの送信時刻の情報に対応する局の識別符号を付
    加して局別送信時刻情報を生成し、前記局別送信時刻情
    報及び基準時刻情報をそれぞれパケット形式に変換し
    て、それぞれのパケットをパケット多重により前記パケ
    ット形式のデジタルデータに時分割多重する 多重手段
    と、 この手段で局別送信時刻情報、基準時刻情報が多重され
    たデジタルデータを前記複数の放送局または中継局の
    信装置へ伝送する伝送手段とを具備し、 前記複数の放送局または中継局の送信装置にあっては、
    前記伝送手段により伝送されたデジタルデータから前記
    局別送信時刻情報のパケットを分離して局の識別符号が
    自局を示す送信すべき時刻の情報を抽出する送信時刻抽
    出手段と、単一周波数網を構成する他の送信装置の送信
    信号を受信する受信手段と、この手段による受信信号か
    ら基準時刻の情報のパケットを抽出して基準時刻の情報
    を抽出する基準時刻抽出手段と、この手段で抽出された
    基準時刻の情報と前記送信すべき時刻の情報とにより送
    信時刻を特定し、この特定時刻に前記デジタルデータを
    送信する送信時刻制御手段とを備えることを特徴とする
    単一周波数網の同期方式。
  2. 【請求項2】デジタルデータをMPEG2システムズの
    時刻の情報が含まれるトランスポートストリームに格納
    して複数の送信装置に伝送し送信する単一周波数網シス
    テムに用いられ、 前記複数の送信装置がデジタルデータを送信すべき時刻
    の情報を有するパケットをパケット多重により前記トラ
    ンスポートストリームに時分割多重する多重手段と、 この手段で多重されたデジタルデータを前記複数の送信
    装置へ伝送する伝送手段とを備え、 前記複数の送信装置にあっては、前記伝送手段により伝
    送されたデジタルデータから送信すべき時刻の情報を抽
    出する送信時刻抽出手段と、単一周波数網を構成する他
    の送信装置の送信信号を受信する受信手段と、この手段
    による受信信号からMPEG2システムズのトランスポ
    ートストリームに含まれる時刻の情報を抽出する時刻情
    報抽出手段と、この手段で抽出された時刻の情報と前記
    送信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、この
    特定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻制御
    手段とを備えることを特徴とする単一周波数網の同期方
    式。
  3. 【請求項3】デジタルデータをパケット識別子を有する
    パケット形式のデジタルデータで記録する記録媒体によ
    り複数の送信装置に配信し送信する単一周波数網システ
    ムに用いられ、 前記複数の送信装置がそれぞれデジタルデータを送信す
    べき時刻の情報を有するパケットと基準時刻の情報を有
    するパケットとをパケット多重によりデジタルデータに
    時分割多重する多重手段と、 この手段で多重されたデジタルデータを、前記複数の送
    信装置に配信するための記録媒体に記録する記録手段と
    を具備し、 前記複数の送信装置にあっては、前記記録手段で記録さ
    れた記録媒体を再生する再生手段と、この手段で再生さ
    れたデジタルデータから送信すべき時刻の情報を抽出す
    る送信時刻抽出手段と、単一周波数網を構成する他の送
    信装置の送信信号を受信する受信手段と、この手段によ
    る受信信号から基準時刻の情報を抽出する基準時刻抽出
    手段と、この手段で抽出された基準時刻の情報と前記送
    信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、この特
    定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻制御手
    段とを備えることを特徴とする単一周波数網の同期方
    式。
  4. 【請求項4】デジタルデータをMPEG2システムズの
    時刻の情報が含まれるトランスポートストリームに格納
    し、パケット形式のデジタルデータで記録する記録媒体
    により複数の送信装置に配信し送信する単一周波数網シ
    ステムに用いられ、 前記複数の送信装置がそれぞれデジタルデータを送信す
    べき時刻の情報を有するパケットをパケット多重により
    デジタルデータに時分割多重する多重手段と、 この手段で多重されたデジタルデータを、前記複数の送
    信装置に配信する記録媒体に記録する記録手段とを具備
    し、 前記複数の送信装置にあっては、前記記録手段で記録さ
    れた記録媒体を再生する再生手段と、この再生手段で再
    生されたデジタルデータから送信すべき時刻の情報を抽
    出する送信時刻抽出手段と、単一周波数網を構成する他
    の送信装置の送信信号を受信する受信手段と、この手段
    による受信信号から前記MPEG2システムズのトラン
    スポートストリームに含まれる時刻の情報を抽出する時
    刻情報抽出手段と、この手段で抽出された時刻の情報と
    前記送信すべき時刻の情報とにより送信時刻を特定し、
    この特定時刻に前記デジタルデータを送信する送信時刻
    制御手段とを備えることを特徴とする単一周波数網の同
    期方式。
  5. 【請求項5】前記多重手段は、さらに各送信装置がデジ
    タルデータを送信すべき時刻の情報に局の識別符号を付
    加することを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれ
    かに記載の単一周波数網の同期方式。
  6. 【請求項6】基準時刻の情報を発生する基準時刻発生手
    段と、 パケット形式のデジタル信号を送信する複数の送信装置
    または中継装置の送信時刻の同期を目的として挿入され
    る遅延時間に係る情報を、前記基準時刻発生手段で発生
    される時刻を基準とした絶対時刻に変換する絶対時刻変
    換手段と、 この手段で得られた絶対時刻と前記基準時刻発生手段で
    発生された基準時刻との情報をパケット形式に変換する
    パケット形式変換手段と、 この手段によりパケット形式となした送信すべき絶対時
    刻の情報と基準時刻の情報とを前記伝送すべきパケット
    形式のデジタル信号にパケット多重により時分割多重す
    る多重手段とを具備し、 この手段で得られた多重信号を記録媒体に記録すること
    を特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】基準時刻の情報を発生する基準時刻発生手
    段と、 MPEG2システムズのトランスポートストリームのデ
    ジタル信号を送信する複数の送信装置または中継装置の
    送信時刻の同期を目的として挿入される遅延時間に係る
    情報を、前記基準時刻発生手段で発生される時刻を基準
    として校正されるトランスポートストリームにより伝送
    されるMPEG2システムズの時刻情報を基準とした絶
    対時刻に変換する絶対時刻変換手段と、 この手段で得られた絶対時刻をパケット形式に変換する
    パケット形式手段と、 この手段によりパケット形式となした送信すべき絶対時
    刻の情報を前記トランスポートストリームにパケット多
    重により時分割多重する多重手段とを具備し、 この手段で得られた多重信号を記録媒体に記録すること
    を特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】さらに、前記挿入すべき遅延時間と基準時
    刻とから送信すべき絶対時刻の算出を行なう時刻と送信
    すべき絶対時刻の情報を有するパケットがパケット多重
    される時刻との差を求める手段と、 前記挿入すべき遅延時間と基準時刻とから送信すべき絶
    対時刻の算出を行なうのに際し、前記多重により生ずる
    時刻の差を補償する手段とを有することを特徴とする請
    求項6または請求項7のいずれかに記載の記録装置。
  9. 【請求項9】デジタルデータをパケット識別子を有する
    パケット形式により複数の放送局または中継局に伝送し
    送信する単一周波数網システムの前記複数の送信局また
    は中継局に用いられる送信装置であって、 前記複数の放送局または中継局における送信装置が前記
    パケット形式のデジタルデータを互いに同期して送信す
    るための各局の送信時刻が基準時刻に基づいて算出さ
    れ、それぞれの送信時刻の情報に対応する局の識別符号
    が付加されて局別送信時刻情報が生成され、前記局別送
    信時刻情報及び基準時刻情報がそれぞれパケット形式に
    変換されて、それぞれのパケットがパケット多重により
    前記パケット形式のデジタルデータに時分割多重され、
    前記局別送信時刻情報、基準時刻情報が多重されたデジ
    タルデータが前記複数の放送局または中継局へ伝送され
    るとき、 基準時刻の情報を発生し、当該基準時刻の情報を入力時
    刻情報に合わせて校正する従属動作基準時計と、前記複数の放送局または中継局のいずれかから送信され
    る時分割多重信号を 受信する受信手段と、 この手段による受信信号から基準時刻の情報を有するパ
    ケットを分離して基準時刻の情報を抽出し、この基準時
    刻の情報に基づいて前記従属動作基準時計の時刻を校正
    する時刻校正手段と、前記伝送路を通じて伝送される時分割多重信号から前記
    局別送信時刻情報を有するパケットを分離して、局の識
    別符号が自局を示す送信時刻情報を抽出する送信時刻情
    報抽出手段と、 この手段で得られた送信時刻と前記基準時計の時刻
    差から挿入すべき遅延時間を求める遅延時間演算手段
    と、 前記伝送路から入力された時分割多重信号を前記遅延時
    間演算手段で得られた遅延時間分遅延する遅延手段とを
    具備し、前記遅延手段で遅延された時分割多重信号を 送信するこ
    とを特徴とする単一周波数網を構成する送信装置。
  10. 【請求項10】基準時刻の情報を発生し、当該基準時刻
    の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動作基準
    時計と、 MPEG2システムズのトランスポートストリームが伝
    送される無線信号を受信する受信手段と、 この手段で受信されたトランスポートストリームに含ま
    れる時刻情報を抽出し、この時刻情報に基づいて前記従
    属動作基準時計の時刻を校正する時刻校正手段と、 MPEG2システムズのトランスポートストリームのデ
    ジタル信号にパケット形式となした送信すべき絶対時刻
    の情報をパケット多重により時分割多重した信号を伝送
    路からの入力信号とし、該入力信号のパケット形式とな
    した送信すべき絶対時刻の情報から送信すべき絶対時刻
    を求める絶対時刻抽出手段と、 この手段で得られた絶対時刻と前記基準時計の時刻の差
    から挿入すべき遅延時間を求める遅延時間演算手段と、 前記伝送路から入力されたパケット形式のデジタル信号
    に前記遅延時間演算手段で得られた遅延時間を与える遅
    延手段とを具備し、 この手段で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送
    信することを特徴とする単一周波数網を構成する送信装
    置。
  11. 【請求項11】基準時刻の情報を発生し、当該基準時刻
    の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動作基準
    時計と、 パケット形式のデジタル信号に少なくともパケット形式
    となした基準時刻の情報がパケット多重により時分割多
    重された無線信号を受信する受信手段と、 この手段による受信信号から基準時刻の情報を抽出し、
    この基準時刻の情報に基づいて前記従属動作基準時計の
    時刻を校正する時刻校正手段と、 パケット形式のデジタル信号に少なくともパケット形式
    となした送信すべき絶対時刻の情報をパケット多重によ
    り時分割多重した信号が記録された記録媒体を再生する
    再生手段と、 この手段による再生信号からパケット形式となした送信
    すべき絶対時刻の情報を抽出して送信すべき絶対時刻を
    求める絶対時刻抽出手段と、 この手段で得られた絶対時刻と前記基準時計の時刻の差
    から挿入すべき遅延時間を求める遅延時間演算手段と、 前記記録媒体の再生により入力されたパケット形式のデ
    ジタル信号に前記遅延時間演算手段で得られた遅延時間
    を与える遅延手段とを具備し、 この手段で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送
    信することを特徴とする単一周波数網を構成する送信装
    置。
  12. 【請求項12】基準時刻の情報を発生し、当該基準時刻
    の情報を入力時刻情報に合わせて校正する従属動作基準
    時計と、 MPEG2システムズのトランスポートストリームが伝
    送される無線信号を受信する受信手段と、 この手段で受信されたトランスポートストリームに含ま
    れる時刻情報を抽出し、この時刻情報に基づいて前記従
    属動作基準時計の時刻を校正する時刻校正手段と、 MPEG2システムズのトランスポートストリームのデ
    ジタル信号にパケット形式となした送信すべき絶対時刻
    の情報がパケット多重により時分割多重された信号が記
    録された記録媒体を再生する再生手段と、 この手段による再生信号からパケット形式となした送信
    すべき絶対時刻の情報を抽出して送信すべき絶対時刻を
    求める絶対時刻抽出手段と、 この手段で得られた絶対時刻と前記基準時計の時刻の差
    から挿入すべき遅延時間を求める遅延時間演算手段と、 前記記録媒体の再生により入力されたパケット形式のデ
    ジタル信号に前記遅延時間演算手段で得られた遅延時間
    を与える遅延手段とを具備し、 この手段で遅延されたパケット形式のデジタル信号を送
    信することを特徴とする単一周波数網を構成する送信装
    置。
  13. 【請求項13】前記パケット信号の送信方式として直交
    周波数分割多重方式を用いることを特徴とする請求項9
    乃至請求項12のいずれかに記載の送信装置。
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