JP2003032207A - 地上波ディジタル放送のsfnシステム及びその伝送遅延制御方法 - Google Patents

地上波ディジタル放送のsfnシステム及びその伝送遅延制御方法

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JP2003032207A
JP2003032207A JP2001211606A JP2001211606A JP2003032207A JP 2003032207 A JP2003032207 A JP 2003032207A JP 2001211606 A JP2001211606 A JP 2001211606A JP 2001211606 A JP2001211606 A JP 2001211606A JP 2003032207 A JP2003032207 A JP 2003032207A
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video
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JP2001211606A
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Rei Sato
玲 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる伝送路の遅延を制御して全送信所から
同時放送を可能にする。 【解決手段】 ビデオ・オーディオ多重パケットを各送
信所200-1〜200-5から同一周波数で放送を行う地上波デ
ィジタル放送のSFNシステムに、演奏所100、各送信
所で外部から無線で時刻情報を入力しクロック信号を生
成する受信部1-4,105と、演奏所の受信部で生成される
クロック信号を所定時間毎にカウントしたカウント値を
基準時刻情報のパケットに生成し、基準時刻情報パケッ
トを、伝送すべきビデオ・オーディオ多重パケットに多
重する演奏所側伝送遅延時間制御部101Aと、送信所の受
信部で生成されるクロック信号のカウント値と、伝送さ
れてきたカウント値とを比較して伝送路の遅延時間を算
出し、遅延時間に応じて、ビデオ・オーディオ多重パケ
ットを遅延して全送信所で放送する送信信号のタイミン
グ関係を所定の時間内に収める送信所側伝送遅延時間制
御部214Aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOFDM(直交周波数分
割多重)方式を用いて複数の送信所から単一の周波数で
放送を行う地上ディジタル波のSFN放送システムに関
する。特に、本発明は、送信側の演奏所から複数の受信
側の送信所へMPEG2−TSパケットを分配して伝送
する際に伝送路の違いに起因する遅延を制御し、送信所
からのシンボル間の干渉を防止するための伝送遅延制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近い将来に計画されているディジタル地
上波放送では、ビデオ、オーディオ等の圧縮方式とし
て、エラーの発生する環境の伝送に適合しているMPE
G(Moving Pictrure Coding
Experts Group)2−TS(Transp
ort Stream)が採用され、さらに、マルチパ
スフェージング等の遅延波の妨害に強いOFDM(直交
周波数分割多重)方式が採用され、同一の周波数を利用
するSFN(Single FrequencyNet
work)放送の運用が可能になるであろうということ
が予想されている。
【0003】従来技術として、特開平10−75263
号公報には、演奏所から複数の送信所にMPEG2−T
Sパケットを伝送し、各送信所からOFDM(直交周波
数分割多重)方式により同一周波数を用いて送信するS
FN放送について開示されている。この公報では、各送
信所間の距離並びにビルや山岳等の反射物の条件から、
受信点における各送信所からの電波の到着する遅延時間
差をガードインターバルの範囲に収めるために、演奏所
から各送信所に、各送信所の送信時刻、遅延時刻情報を
MPEG2−TSパケットに多重して、伝送し、各送信
所でMPEG2−TSパケットを遅延して送信してい
る。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記S
FN放送では、伝送路毎に距離が異なり、演奏所から複
数の送信所にMPEG2−TSパケットを分配伝送する
場合に、例えば、各伝送路の伝送方式が異なると、各送
信所の発した電波が受信点に到着する時刻の差をガード
インターバルの範囲に収めることができなくなる場合が
生じるという問題がある。
【0005】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、演奏所と各送信所間の伝送路の距離、伝送方式が異
なる場合にも、受信点における各送信所からの電波の到
着する時刻の差をガードインターバルの範囲に収めるこ
とを可能とする地上波ディジタル放送のSFNシステム
及びその伝送遅延制御方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、演奏所から複数の送信所に伝送されるビ
デオ・オーディオ多重パケットを各送信所から同一周波
数のディジタル地上波で放送を行う地上波ディジタル放
送のSFNシステムにおいて、前記演奏所、各前記送信
所のそれぞれで外部から無線で時刻情報を入力しクロッ
ク信号を生成する受信部と、前記演奏所の前記受信部で
生成される前記クロック信号をカウントしたカウント値
を所定時間毎に基準時刻情報のパケットに生成し、生成
された基準時刻情報パケットを、伝送すべき前記ビデオ
・オーディオ多重パケットに多重する演奏所側伝送遅延
時間制御部と、前記送信所の前記受信部で生成される前
記クロック信号をカウントしたカウント値と、伝送され
てきた基準時刻情報パケットから抽出したカウント値と
を比較して伝送遅延時間を算出し、この遅延時間に応じ
て、前記ビデオ・オーディオ多重パケットを遅延して全
前記送信所で放送する送信信号のタイミング関係を所定
の時間内に収める送信所側伝送遅延時間制御部とを備え
ることを特徴とする地上波ディジタル放送のSFNシス
テムを提供する。
【0007】この手段により、演奏所と各送信所間の伝
送路が異なり、伝送路の遅延時間、伝送路の遅延時間が
所定の範囲を超えて変動する場合にも、受信点における
各送信所からのディジタル地上波の到着する遅延時間差
をガードインターバルの範囲に収めることが可能にな
る。好ましくは、前記演奏所から前記送信所末端までの
伝送路のうち、遅延時間が最大となる伝送路を有する送
信所からの前記ビデオ・オーディオ多重パケットの放送
タイミングと、他の送信所からの前記ビデオ・オーディ
オ多重パケットの放送タイミングとを所定の時間範囲内
に合わせる。
【0008】この手段により、最大の遅延時間の伝送路
を有する送信所に合わせて、他の送信所からの前記ビデ
オ・オーディオ多重パケットの放送が行われるので、全
前記送信所で同時刻の放送が可能になる。さらに、前記
演奏所側伝送遅延時間制御部、前記送信所側伝送遅延時
間制御部の双方では、前記受信部から前記クロック信号
と共にリセット信号を入力し、前記リセット信号で前記
クロック信号をカウントするカウント部をリセットす
る。
【0009】この手段により、前記演奏所側伝送遅延時
間制御部、前記送信所側伝送遅延時間制御部のカウント
値は同時刻では同一の値になる。好ましくは、前記受信
部はGPS信号又はJJY信号を受信して時刻情報から
前記クロック信号、前記リセット信号を生成する。この
手段により、前記演奏所側伝送遅延時間制御部、前記送
信所側伝送遅延時間制御部では共通の時刻情報が得ら
れ、同一のクロック信号、リセット信号を生成すること
が可能になる。
【0010】好ましくは、MPEG2−TSパケットに
変換されたビデオ・オーディオ多重MPEG2−TSパ
ケット、基準時刻情報MPEG2−TSパケットが、前
記演奏所と各前記送信所間の伝送路、前記送信所間の伝
送路を経由して、伝送される。この手段により、近い将
来計画されているビデオ・オーディオ多重MPEG2−
TSパケットに対して、全送信所で同時刻に放送を行う
ことが可能になる。
【0011】好ましくは、前記送信所毎に伝送路の遅延
時間が制御された前記ビデオ・オーディオ多重パケット
をOFDM変調して放送する。この手段により、近い将
来計画されているOFDM変調のディジタル地上波の放
送に対して、、全送信所で同時刻に放送を行うことが可
能になる。
【0012】さらに、前記演奏所と各前記送信所間、前
記送信所相互間の伝送路はマイクロ波回線、ATM網、
専用回線を適宜用いて構成される。この手段により、異
なる伝送路、すなわち、伝送路の異なる遅延時間、伝送
路の遅延時間の変動に対して、全送信所で同時刻に放送
を行うことが可能になる。
【0013】好ましくは、前記送信所側伝送遅延時間制
御部では、算出した伝送路の遅延時間を統計処理し、遅
延時間の統計値が所定の範囲を超えて変動した場合に、
前記ビデオ・オーディオ多重パケットの遅延時間を更新
する。この手段により、各送信所の送出タイミングのバ
ラツキを所定内に収めることが可能になる。
【0014】好ましくは、前記演奏所側伝送遅延時間制
御部では前記クロック信号は、前記基準時刻情報パケッ
トを前記ビデオ・オーディオ多重パケットに多重する多
重クロックとして用いられ、前記送信所側伝送遅延時間
制御部では前記クロック信号は、前記基準時刻情報パケ
ットを前記ビデオ・オーディオ多重パケットから分離す
る分離クロックとして用いられる。
【0015】この手段により、前記演奏所側伝送遅延時
間制御部、前記送信所側伝送遅延時間制御部の回路構成
を簡単化できる。好ましくは、前記多重クロックは前記
演奏所側伝送遅延時間制御部内の処理クロックとして用
いられ、前記分離クロックは前記送信所側伝送遅延時間
制御部内の処理クロックとして用いられる。
【0016】この手段により、前記演奏所側伝送遅延時
間制御部、前記送信所側伝送遅延時間制御部の回路構成
を簡単化できる。さらに、本発明は、演奏所から複数の
送信所に伝送されるビデオ・オーディオ多重MPEG2
−TSパケットを各送信所から同一周波数で放送する地
上波ディジタル放送のSFNシステムの伝送遅延制御方
法において、、前記演奏所、各前記送信所のそれぞれで
外部から無線で時刻情報を入力しクロック信号を生成す
る工程と、前記演奏所の前記受信部で生成される前記ク
ロック信号をカウントしたカウント値を所定時間毎に基
準時刻情報MPEG2−TSのパケットに生成する工程
と、生成された基準時刻情報MPEG2−TSパケット
を、伝送すべき前記ビデオ・オーディオ多重MPEG2
−TSパケットに多重する工程と、前記送信所の前記受
信部で生成される前記クロック信号をカウントする工程
と、伝送されてきた基準時刻情報パケットから前記カウ
ント値を抽出する工程と、前記送信所の前記受信部でカ
ウントしたカウント値と、抽出した前記カウント値とを
比較して伝送路の遅延時間を算出する工程と、前記算出
した遅延時間に応じて、前記ビデオ・オーディオ多重M
PEG2−TSパケットを遅延して全前記送信所で放送
する前記ビデオ・オーディオ多重MPEG2−TSパケ
ットの放送タイミング関係が所定の時間範囲に収まるよ
うに制御する工程とを備えることを特徴とする地上波デ
ィジタル放送のSFNシステムの伝送遅延制御方法。
【0017】この手段により、上記発明と同様に、演奏
所と各送信所間の伝送路が異なり、伝送路の遅延時間、
伝送路の遅延時間が所定の範囲を超えて変動する場合に
も、受信点における各送信所からのディジタル地上波の
到着する遅延時間差をガードインターバルの範囲に収め
ることが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るディ
ジタル地上波のSFN放送システムの概略構成を示す図
である。本図に示すように、演奏所100を中心にして
複数の送信所200−1、200−2、200−3、2
00−4、200−5が並列的に又は直列的に複数の伝
送路201−1、201−2、201−3、201−
4、201−5を介して接続される。
【0019】複数の送信所200−1、200−2、2
00−3、200−4、200−5は、通常高所に設定
され、同一の周波数f1の電波で放送を行う。受信点4
00は、代表的には一般家庭等の受信機であり、複数の
送信所から同一の周波数f1の電波を受信する。さら
に、演奏所100、複数の送信所200−1、200−
2、200−3、200−4、200−5の各々はGP
S(Global Positioning Syst
em)衛星300から時刻情報を受信する。
【0020】演奏所100と送信所200−2間の伝送
路201−2、送信所200−2と送信所200−3間
の201−3、送信所200−4と送信所200―5間
の伝送路201−5は、STL(Studio to
Transmitter Link)のようなマイクロ
回線で構成されるものとしている。演奏所100と送信
所200−1間の伝送路201−1は、ATM(Asy
nchronous Transfer Mode)網
で構成されるものとしている。
【0021】演奏所100と送信所200−4間の伝送
路201−4は、専用回線で構成されるものとしてい
る。専用回線は同軸ケーブルなどにより、演奏所100
と送信所200−4とを接続する回線である。このよう
に、従来の放送システムでは伝送する信号がアナログ信
号であるが、近い将来、地上波ディジタル放送の実施さ
れるに当たって、放送信号がディジタル化されているた
め、演奏所から送信所の間、送信所相互間の伝送路で
は、従来と異なり、マイクロ回線だけでなく、ATM
網、専用回線のような伝送方式を利用することが可能に
なる。
【0022】なお、専用回線は、同軸ケーブルの回線、
光ファイバ回線であり、さらに、NTT(日本電信電話
(株))メタル回線、光ファイバ回線のようなレンタル
の専用回線を含む。さらに、上記伝送路201−1〜2
01−5は現用回線と、予備回線をそれぞれ有し、例え
ば、伝送路201−1の現用回線はATM網であり、そ
の予備回線はマイクロ回線とし、伝送路201−2、2
01−2の現用回線はマイクロ回線であり、伝送路20
1−2の予備回線はマイクロ回線でとし、伝送路201
−3の予備回線は専用回線とし、伝送路201−4の現
用回線は専用回線であり、その予備回線はATM網と
し、伝送路201−5の現用回線はマイクロ回線であ
り、その予備回線は専用回線とすることが可能である。
【0023】このように、複数の回線を確保し回線障害
などが生じても放送を止めることがないように備えてい
る。次に、電波の伝播速度は、3ns/m程度であるの
で、10kmの距離で30μs程度の時間を要するの
で、例えば、送信所200−2と送信所200−3間の
距離が20kmとすると、送信所200−3に到着する
信号には送信所200−2に対して60μsの伝送遅延
が生じる。このため、演奏所100から各送信所200
−1〜200−5までの伝送路の距離が異なるので、演
奏所100から各送信所200−1〜200−5までの
伝送遅延はそれぞれ異なる。
【0024】さらに、現用回線から予備回線への切り替
え時、予備回線から現用回線への切り替え時に、演奏所
100から各送信所200−1〜200−5までの伝送
遅延に変化が、下記のように、生じる。このような伝送
遅延、その変化の大きさはOFDM変調方式のガードイ
ンターバルの範囲を超える場合がある。図2は、図1に
おける伝送路の回線切り替え時に生じる伝送遅延の変化
の有無を説明する図である。本図に示すように、マイク
ロ回線、ATM網、専用回線の切り替えには、マイクロ
回線→マイクロ回線、ATM網、専用回線;ATM網→
マイクロ回線、ATM網、専用回線;専用回線→マイク
ロ回線、ATM網、専用回線の切替の9種類がある。
【0025】ATM網、専用回線では切り替え毎に、同
一の伝送路の経路を取ることが保証されず、異なる経路
を取らざるを得ないので、伝送遅延の保証が無いので、
伝送遅延も変化する。したがって、マイクロ回線→マイ
クロ回線の切り替え時には同一の伝送路の経路を取るの
で伝送遅延の変化が無いが、それ以外では上記の理由に
より、マイクロ回線→ATM網、専用回線;ATM網→
マイクロ回線、ATM網、専用回線;専用回線→マイク
ロ回線、ATM網、専用回線の切り替え時に伝送遅延の
変化が生じる。
【0026】演奏所と送信所間、及び送信所相互間の伝
送路の種類は、送信所が置かれている通信基盤、コスト
等に依存して決定される。特に、伝送路の距離に起因す
る伝送遅延の発生に加えて、演奏所から各送信所の間
で、伝送路の伝送方式の組み合わせが変化するので、地
上波ディジタル放送のSFNシステム全体の伝送遅延が
複雑に変化する。
【0027】図3は図1における演奏所100の概略構
成を示すブロック図である。本図に示すように、演奏所
100には送信装置101が設けられ、送信装置101
はビデオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPEG
2−TSパケットをフレーム信号に変換し、各伝送路を
介して、送信する処理を行う。送信装置101の出力側
には分配器102が接続され、分配器102は、送信信
号を各送信所200−1、200−2、200−4に分
配する。
【0028】なお、分配器102の送信所200−1の
出力側にはATMセル変換部102Aが設けられ、AT
Mセル変換部102Aは送信所200−1に分配する送
信信号をATMセル信号に変換する。図4は分配器10
2のATMセル変換部102Aの変換動作を説明する図
である。
【0029】本図に示すように、ATMセル変換部10
2Aにより送信所200−1に対し分配される送信信号
は、ビデオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPE
G2−TSパケットからATMパケットに変換される。
【0030】例えば、分配器102から送信所200―
2に対してはマイクロ波送信アンテナ103を介してマ
イクロ回線の伝送路201−2でビデオ・オーディオ/
伝送基準時刻情報多重MPEG2−TSパケットの送信
が行われる。分配器102から送信所200−1へはA
TM網の伝送路201−1でATMセル信号の送信が行
われ、分配器102から送信所200−4へは専用回線
の伝送路201−4でフレーム信号の送信が行われる。
【0031】GPS受信機105は、GPSアンテナ1
04を介して、GPS衛星300から時刻情報を受信す
る。送信装置101の入力側にはGPS(Global
PositioningSystem)受信機105
が接続され、GPS受信機105は、GPS衛星300
の時刻情報に基づいて10MHzクロック信号、1秒リ
セット信号を生成し送信装置101に出力する。
【0032】GPSアンテナ104、GPS受信機10
5の一例として、市販されている古野電気株式会社製の
FURUNO基準周波数発生器GF−74を用いること
が可能である。なお、上記の10MHzクロック信号、
1秒リセット信号を得るために、GPS受信機に代わり
JJY(郵政省通信総合研究所から発信されている標準
電波局呼び出し信号)受信機を用いてもよい。
【0033】送信装置101には演奏所側伝送遅延時間
制御部101Aが設けられ、演奏所側伝送遅延時間制御
部101Aは、ビデオ・オーディオ多重MPEG2−T
Sパケットに伝送基準時刻情報パケットを多重し、ビデ
オ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPEG2−T
Sパケットを生成する。図5は図1における送信所20
0−2の概略構成を示すブロック図である。本図に示す
ように、送信所200−2にはマイクロ波受信アンテナ
211、マイクロ波送信アンテナ213が設けられ、マ
イクロ波受信アンテナ211は演奏所100のマイクロ
波送信アンテナ103から伝送路201−2を介して、
ビデオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPEG2
−TSパケットのフレーム信号を受信する。
【0034】マイクロ波受信アンテナ211の出力側に
は中継装置212が接続され、中継装置212は、受信
したビデオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPE
G2−TSパケットのフレーム信号を中継し、マイクロ
波送信アンテナ213から伝送路201−3を介して、
送信所200−3にマイクロ波送信する。なお、受信信
号がフレーム信号で次の送信所への送信信号がATMセ
ルである場合には、中継装置212にはその変換部が設
けられる。同様に、受信信号がATMセル信号で次の送
信所への送信信号がフレーム信号である場合には、中継
装置212にはその変換部が設けられる。
【0035】さらに、マイクロ波受信アンテナ211の
出力側には受信装置214が接続され、受信装置214
は、受信したフレーム信号をビデオ・オーディオ/伝送
基準時刻情報多重MPEG2−TSパケットに変換し、
伝送路201−2の遅延情報を得て、ビデオ・オーディ
オ多重MPEG2−TSパケットの出力の遅延を行う。
【0036】受信装置214の入力側にはGPS受信機
105が接続され、GPS受信機105は10MHzク
ロック信号、1秒リセット信号を送信装置101に出力
する。前述の演奏所100の送信装置101と同様に、
GPS受信機105は、GPSアンテナ104を介し
て、GPS衛星300から時刻情報を受信する。
【0037】受信装置214には送信所側伝送遅延時間
制御部214Aが設けられ、送信所側伝送遅延時間制御
部214Aは、受信したビデオ・オーディオ/伝送基準
時刻情報多重MPEG2−TSパケットをビデオ・オー
ディオ多重MPEG2−TSパケットと伝送基準時刻情
報パケットに分離し、伝送基準時刻情報を参照して伝送
路201−2の遅延時間を算出し、伝送路201−2の
遅延量に応じて、ビデオ・オーディオ多重MPEG2−
TSパケットの出力の遅延量を制御する。
【0038】受信装置214の出力側にはOFDM(直
交周波数分割多重)変調器215が接続され、マルチキ
ャリア変調方式のOFDM変調器215では、多数のデ
ィジタル変調波を加え合わせた送信信号が生成され、マ
ルチキャリアの基本周波数の周期をシンボル期間とし、
シンボル期間とシンボル期間の間にマルチパスの影響を
排除可能とするガードインターバルが設けられる。
【0039】OFDM変調器215は送信装置101で
遅延制御されたビデオ・オーディオ多重MPEG2−T
Sパケットを直交周波数分割多重変調し、中間周波信号
IFを生成する。OFDM変調器215の出力側には送
信部216が接続され、OFDM変調器215の出力す
る中間周波信号IFを、送信周波数f1にアップコンバ
ートし、電力増幅する。
【0040】送信部216の出力側には送信アンテナ2
17が接続され、送信部216の増幅した周波数f1の
送信信号を放送する。図6は図1における送信所200
−4の概略構成の一例を示すブロック図である。本図に
示すように、図4と比較して、送信所200−4では演
奏所100から専用回線の伝送路201−4を介して、
ビデオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPEG2
−TSパケットの信号を受信する点が異なり、その他は
図4と同じである。
【0041】図7は、図3における送信装置101の演
奏所側伝送遅延時間制御部101Aの概略構成を示すブ
ロック図である。本図に示すように、演奏所100の送
信装置101の演奏所側伝送遅延時間制御部101Aに
は、MPEG2−TS多重部111が設けられ、MPE
G2−TS多重部111は、ディジタル地上波の放送の
信号として伝送すべきビデオ信号、オーディオ信号を多
重しMPEG2−TSパケット形式に変換したビデオ・
オーディオ多重MPEG2−TSパケットと後述する伝
送基準時刻情報MPEG2−TSパケットを多重してビ
デオ・オーディオ/伝送基準時刻情報多重MPEG2−
TSパケットを出力する。
【0042】さらに、演奏所側伝送遅延時間制御部10
1Aには、秒カウント部112が設けられ、秒カウント
部112は、バイナリカウンタであり、GPS受信機1
05から10MHzクロック信号、1秒リセット信号を
入力し、入力した10MHzクロック信号をクロックと
してカウントし、1秒リセット信号でカウントをリセッ
トする。所定時間(Δt)毎のカウント値をCkとす
る。
【0043】秒カウント部112のリセットは、後述す
る送信所側伝送遅延時間制御部214Aの秒カウント部
224と同時に行われ、秒カウント部224のカウント
値と秒カウント部112のカウント値が同時刻に同一の
値になるようにするために行われる。
【0044】秒カウント部112の出力側にはパケット
生成部113が接続され、パケット生成部113は、秒
カウント部112からカウント値Ckを入力し、入力し
たカウント値Ckを伝送基準時刻情報として、MPEG
2−TSパケット形式に変換し、所定時間(Δt)毎に
伝送基準時刻情報MPEG2−TSパケットとしてMP
EG2−TS多重部111に出力する。この所定時間
(Δt)は、例えば、数秒、数10秒、数分、数時間で
あってもよい。
【0045】さらに、伝送遅延時間制御装置101Aに
は多重クロック生成部114が設けられ、多重クロック
生成部114はGPS受信機105から10MHzクロ
ック信号を入力し、入力した10MHzクロック信号に
同期した、例えば、32.5MHzの多重クロック信号
を生成し、生成した32.5MHzの多重クロック信号
をMPEG2−TS多重部111に出力し、生成した多
重クロック信号でMPEG2−TS多重部111にパケ
ットの多重を行わせ、さらに、32.5MHzの多重ク
ロック信号を装置内部処理クロック信号の使用に供す
る。
【0046】図8は図7における秒カウント部112の
動作を説明するタイミングチャートである。秒カウント
部112は、本図(a)に示す10MHzクロック信号
をカウントし、本図(b)に示す1秒リセット信号でリ
セットし、本図(c)に示すように、上記の所定時間
(Δt)毎のカウント値C1、C2、…、Cnを伝送基
準時刻情報として出力する。
【0047】図9は図7におけるパケット生成部113
とMPEG2−TS多重部111の動作を説明する図で
ある。本図の下段に示すように、パケット生成部113
で生成されるパケットは、MPEG2−TS多重部11
1に入力するビデオ・オーディオ多重MPEG2−TS
パケットと同様に、188バイトの構成でトランスポー
トヘッダとペイロードからなる。
【0048】上記のペイロードには伝送基準時刻情報
(カウント値:Ck)が設定される。上記のトランスポ
ートヘッダは同期バイト、PID(Packet Id
entifier)などから構成され、メディア識別情
報の書き込みに使用されるPIDには、伝送基準時刻情
報MPEG2−TSパケットである識別子が書き込ま
れ、書き込まれた識別子でビデオ・オーディオ多重MP
EG2−TSパケットであるか又は伝送基準時刻情報M
PEG2−TSパケットであるかを識別することが可能
になる。
【0049】これにより、複数の送信所200−1、2
00−2、200−3、200−4、200−5の各々
の伝送遅延時間制御部213で後述するMPEG2−T
S分離部205でのパケット分離が可能になる。
【0050】本図の上段に示すように、MPEG2−T
S多重部111では、パケット生成部113からの伝送
基準時刻情報MPEG2−TSパケットが前述の所定時
間(Δt)毎でビデオ・オーディオ多重MPEG2−T
Sパケットに多重化され、ビデオ・オーディオ/伝送基
準時刻情報多重MPEG2−TSパケットが生成され
る。図10は、図5又は図6における受信装置214の
送信所側伝送遅延時間制御部214Aの概略構成を示す
ブロック図である。
【0051】本図に示すように、各送信所200−1、
200−2、200−3、200−4、200−5の受
信装置214の送信所側伝送遅延時間制御部214Aに
はMPEG2−TS分離部221が設けられ、MPEG
2−TS分離部221は、入力したビデオ・オーディオ
/伝送基準時刻情報多重MPEG2−TSパケットか
ら、パケットのトランスポートヘッダのPIDにより、
ビデオ・オーディオ多重MPEG2−TSパケットと伝
送基準時刻情とに分離する。
【0052】MPEG2−TS分離部221の出力側に
はメモリ部222が設けられ、メモリ部222は、MP
EG2−TS分離部211から分離したビデオ・オーデ
ィオ多重MPEG2−TSパケットを書き込み、後述す
る遅延制御部226の制御にしたがって読み出し、伝送
路遅延時間制御を行ったビデオ・オーディオ多重MPE
G2−TSパケットとしてOFDM変調器215に出力
する。
【0053】MPEG2−TS分離部221の出力側に
は伝送基準時刻抽出部223が接続され、伝送基準時刻
抽出部223はMPEG2−TS分離部221から分離
した伝送基準時刻情報MPEG2−TSパケットを入力
し、伝送基準時刻情報としてカウント値Ckを抽出し出
力する。送信所側伝送遅延時間制御部214Aには秒カ
ウント部224が設けられ、秒カウント部224は、バ
イナリカウンタであり、GPS受信機105から10M
Hzクロック信号、1秒リセット信号を入力し、入力し
た10MHzクロック信号をカウントし、カウント値
(C)を出力し、入力した1秒リセット信号でカウント
値をリセットする。
【0054】伝送基準時刻抽出部223、秒カウント部
224の出力側には比較部225が接続され、比較部2
25は、伝送基準時刻抽出部223から伝送基準時刻値
としてカウント値Ckを入力し、秒カウント部224か
らカウント値Cを入力し、これらの入力値を用いて伝送
路遅延時間ΔCxを演算し出力する。なお、比較部22
5は伝送路遅延時間ΔCxデータをモニター用として装
置外に出力する。
【0055】比較部225の出力側には遅延制御部22
6が接続され、遅延制御部226は、比較部225から
伝送路遅延時間ΔCxを入力し、入力した伝送遅延時間
ΔCxを用いて、メモリ部222へ書き込まれたビデオ
・オーディオ多重MPEG2−TSパケットの読み出し
の制御を行う。すなわち、メモリ部222にビデオ・オ
ーディオ多重MPEG2−TSパケットを書き込み、伝
送路遅延時間ΔCxデータ分だけメモリ部222の読み
出しを遅延させる遅延制御が行われる。
【0056】また、遅延制御部226では、繰り返し入
力する伝送路遅延時間ΔCxの統計を取り、伝送路遅延
時間ΔCxの変動傾向を捉えて、実際の遅延量を制御す
る。例えば、各送信所の送出タイミングのバラツキを所
定量±1μs以内に収めることと仮定した場合は、統計
値が所定の量(±1μs)を超えて変動した場合に、遅
延量を更新するようにしてもよい。なお、伝送路遅延時
間ΔCxの変動が激しく、変動の量が所定の大きさを越
える場合には、演奏所の演奏所側伝送遅延時間制御部1
01Aにおけるクロック信号のカウントの時間間隔(Δ
t)を短くして、遅延の制御間隔を短くするように、メ
モリ部222へ書き込まれたビデオ・オーディオ多重M
PEG2−TSパケットの読み出しの制御を行うように
してもよい。
【0057】さらに、送信所側伝送遅延時間制御部21
4Aには分離クロック生成部227が設けられ、分離ク
ロック生成部227はGPS受信機105から10MH
zクロック信号を入力し、入力した10MHzクロック
信号に同期した、例えば、32.5MHzの分離クロッ
ク信号を生成し、生成した32.5MHzの分離クロッ
ク信号をMPEG2−TS分離部221に出力し、生成
した32.5MHzの分離クロック信号でMPEG2−
TS分離部221にパケットの分離を行わせ、さらに、
32.5MHzの分離クロック信号を装置内部処理クロ
ックの使用に供する。
【0058】図11は図10における比較部225の比
較動作を説明する図である。本図に示すように、比較部
225には加算部401が設けられ、加算部401は伝
送基準時刻抽出部223から抽出した伝送基準時刻値と
してカウント値Ck、秒カウント部224からカウント
値Cを入力し、伝送路の通過時間に要した伝統遅延時間
に相当するカウント数の下記演算ΔCを行う。 ΔC=C−Ck
【0059】さらに、加算部401の出力側には加算部
402が接続され、加算部402は加算部401からΔ
Cを入力し、他方にΔC0を入力する。なお、演奏所1
00でパケットに乗せたカウント値Ckが秒カウント部
112の最大に近い値であって、そのパケットが送出さ
れた後、リセットパルスが生成されて、秒カウント部1
12のカウント値が一旦「0」となり、末端の送信所に
届く頃には「0」からいくらかカウントした程度のカウ
ント値だったとしても、遅延時間の算出は可能である。
【0060】すなわち、末端の送信所では、受け取った
パケットのカウント値Ckと自身の有する秒カウント部
224のカウント値Cとを比較した時に、受け取ったカ
ウント値Ckの方が大きかった場合は、送信所のカウン
ト値Cに秒カウント部224の最大値を加えてから受け
取ったカウント値Ckを引けば、伝送遅延時間に相当す
るカウント値ΔCを算出することが可能である。
【0061】このΔC0は、複数の送信所200−1、
200−2、200−3、200−4、200−5の中
で演奏所100から遅延が最も大きい送信所に対して、
さらに時間に余裕を持たせた値として設計する。加算部
402の出力ΔCxは下記のように算出する。 ΔCx=ΔC0−ΔC
【0062】なお、新たに、送信所が加わり、最大の遅
延時間が増大する場合は、これに対応してΔC0の値を
大きくする。こうすることで、送信所の追加にも容易に
対応することができる。図12は図11における比較部
225の加算部401の出力ΔC、加算部402の出力
ΔCxを説明する図である。本図に示すように、加算部
401の出力ΔC1〜ΔC5は、演奏所100から各送
信所200−1〜200−5までの遅延時間を示す。Δ
C1〜ΔC5は、伝送路の距離が大きくなるにしたがっ
て大きくなる。
【0063】各送信所200−1〜200−5の加算部
402の出力ΔCx1〜ΔCx5は、ビデオ・オーディ
オ多重MPEG2−TSパケットの出力を遅延させる時
間を示す。ΔCx1〜ΔCx5は、伝送路の距離が大き
くなるにしたがって、小さくなる。図13は複数の送信
所200−1、200−2、200−3、200−4、
200−5の各々で同時刻の放送に処理されたシンボル
とガードインターバルを示す図である。
【0064】本図(a)〜(e)に示すように、本発明
の適用前には、演奏所100から送信所200−1、2
00−2、200−3、200−4、200−5への伝
送路の違いにより、図1に示す受信点400では、ガー
ドインターバルに重なりがない。このまま放送すると、
シンボル間干渉が生じ、受信できない。本発明の適用後
には、伝送路の違いによる遅延を制御するので、受信点
400では、ガードインターバルに重なりができ、シン
ボル間の干渉を排除できるようになって、安定した受信
が可能になる。
【0065】図14は本発明に係るディジタル地上波の
SFN放送システムにおける伝送路遅延制御の一連の動
作を説明するフローチャートである。ステップS31に
おいて、演奏所100Aの伝送遅延時間制御装置100
の送信装置101における演奏所側伝送遅延時間制御部
101Aでは、さらに、複数の送信所200−1、20
0−2、200−3、200−4、200−5の伝送遅
延時間制御装置200−1、200−2、200−3の
各々における受信装置214の送信所側伝送遅延時間制
御部214Aでは、GPS受信機105から10MHz
クロック信号、1秒リセット信号を入力する。
【0066】ステップS32において、演奏所100の
伝送遅延時間制御装置100では、秒カウント部102
により10MHzクロック信号をカウントし1秒リセッ
ト信号で秒カウント部102をリセットする。ステップ
S33において、演奏所100の伝送遅延時間制御装置
100では、パケット生成部103により所定時間(Δ
t)毎にカウント値Ckのパケットを生成する。
【0067】ステップS34において、演奏所100A
の伝送遅延時間制御装置100では、MPEG2−TS
多重部101により、ビデオ・オーディオ多重MPEG
2−TSパケットに伝送基準時刻情報MPEG2−TS
パケットを多重して、ビデオ・オーディオ/伝送基準時
刻情報多重MPEG2−TSパケットをATMセル又は
フレームに変換し、異なる伝送路201−1、201−
2、201−3、201−4、201−5を経由して、
複数の送信所200−1、200−2、200−3、2
00−4、200−5に伝送する。
【0068】 ステップS35において、複数の送信所
200−1、200−2、200−3、200−4、2
00−5の各々の受信装置214における送信所側伝送
遅延時間制御部214Aで、秒カウント部224により
10MHzクロック信号をカウントし、リセットする。
ステップS36において、送信所側伝送遅延時間制御部
214Aで、伝送されたATMセル又はフレームから変
換した伝送基準時刻MPEG2−TSパケットを分離
し、カウント値Ckを抽出する。
【0069】ステップS37において、送信所側伝送遅
延時間制御部214AのMPEG2−TS分離部221
で、伝送されたビデオ・オーディオ多重MPEG2−T
Sパケットを分離し、メモリ部222に書き込む。ステ
ップS38において、送信所側伝送遅延時間制御部21
4Aの比較部225で伝送されたカウント値Ckと秒カ
ウント部224のカウント値Cを比較する。
【0070】ステップS39において、カウント値の差
異ΔCから遅延時間ΔCxを算出し、遅延時間だけメモ
リ部222からビデオ・オーディオ多重MPEG2−T
Sパケットの読み出しを遅延させる。図15は、演奏所
から複数の送信所にビデオ・オーディオ多重MPEG2
−TSパケットを分配する代表的な伝送路の構成例を説
明する図である。本図(a)に示すように、演奏所から
複数の送信所に並列に設けられる伝送路の構成例、本図
(b)に示すように、演奏所から複数の送信所に直列に
設けられる伝送路の構成例、本図(c)に示すように、
演奏所から複数の送信所に並列に、直列に設けられる伝
送路の構成例に対しても、伝送路の距離の違い、伝送方
式の違いに起因する遅延時間の変化に対して、本発明の
伝送路遅延制御が適用可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演奏所、各送信所のそれぞれで外部から無線で時刻情報
を入力しクロック信号を生成し、演奏所の受信部で生成
されるクロック信号を所定時間毎にカウントしたカウン
ト値を基準時刻情報のパケットに生成し、生成された基
準時刻情報パケットを、伝送すべきビデオ・オーディオ
多重パケットに多重し、送信所の受信部で生成されるク
ロック信号をカウントし、伝送されてきた基準時刻情報
パケットからカウント値を抽出し、送信所の受信部でカ
ウントしたカウント値と、抽出したカウント値とを比較
して伝送路の遅延時間を算出し、算出した遅延時間に応
じて、ビデオ・オーディオ多重パケットを遅延して全送
信所で放送する前記ビデオ・オーディオ多重パケットの
放送タイミング関係が所定の時間範囲に収まるように制
御するようにしたので、演奏所と各送信所間における伝
送路の距離の違い、伝送路の伝送方式の違いにより遅延
時間の変化が生じる場合にも、受信点における各送信所
からのディジタル地上波の到着する遅延時間差をガード
インターバルの範囲に収めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル地上波のSFN放送シ
ステムの概略構成を示す図である。
【図2】図1における伝送路の回線切り替え時に生じる
伝送遅延の変化の有無を説明する図である。
【図3】図1における演奏所100の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】分配器102のATMセル変換部102Aの変
換動作を説明する図である。
【図5】図1における送信所200−2の概略構成を示
すブロック図である。
【図6】図1における送信所200−4の概略構成の一
例を示すブロック図である。
【図7】図3における送信装置101の演奏所側伝送遅
延時間制御部101Aの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図8】図7における秒カウント部112の動作を説明
するタイミングチャートである。
【図9】図7におけるパケット生成部113とMPEG
2−TS多重部111の動作を説明する図である。
【図10】図5又は図6における受信装置214の送信
所側伝送遅延時間制御部214Aの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図11】図10における比較部225の比較動作を説
明する図である。
【図12】図11における比較部225の加算部401
の出力ΔC、加算部402の出力ΔCxを説明する図で
ある。
【図13】複数の送信所200−1、200−2、20
0−3、200−4、200−5の各々で同時刻の放送
に処理されたシンボルとガードインターバルを示す図で
ある。
【図14】本発明に係るディジタル地上波のSFN放送
システムにおける伝送路遅延制御の一連の動作を説明す
るフローチャートである。
【図15】演奏所から複数の送信所にビデオ・オーディ
オ多重MPEG2−TSパケットを分配する代表的な伝
送路の構成例を説明する図である。
【符号の説明】
100…演奏所 101…送信装置 101A…演奏所側伝送遅延時間制御部 102…分配器 102A…ATMセル変換部 102B…フレーム変換部 103、213…マイクロ波送信アンテナ 104…GPSアンテナ 105…GPS受信機 111…MPEG2−TS多重部 112…秒カウント部 113…パケット生成部 114…多重クロック生成部 200−1、200−2、200−3、200−4、2
00−5…送信所 201−1、201−2、201−3、201−4、2
01−5…伝送路 211…マイクロ波受信アンテナ 212…中継装置 214…受信装置 214A…送信所側伝送遅延時間制御部 215…OFDM変調器 216…送信部 217…送信アンテナ 221…MPEG2−TS分離部 222…メモリ部 223…伝送基準時刻抽出部 224…秒カウント部 225…比較部 226…遅延制御部 227…分離クロック生成部 300…GPS衛星 400…受信点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04L 12/18 7/081 H04N 7/08 Z // H04L 12/18 Fターム(参考) 5C063 AA20 AB07 AC01 CA23 CA38 CA40 DA07 DA20 EB07 5K022 DD01 DD12 DD21 DD31 5K028 AA01 BB04 CC05 DD01 DD02 EE03 EE08 FF11 KK01 KK03 KK32 MM16 NN32 5K030 GA02 GA12 HA10 HB01 HB02 HB15 HB29 HC13 JA01 JL01 JL02 JT04 KA21 LA15 LA17 LD07 5K047 AA01 AA11 CC02 CC08 DD02 EE04 GG09 HH52 MM03 MM56

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏所から複数の送信所に伝送されるビ
    デオ・オーディオ多重パケットを各送信所から同一周波
    数のディジタル地上波で放送を行う地上波ディジタル放
    送のSFNシステムにおいて、 前記演奏所、各前記送信所のそれぞれで外部から無線で
    時刻情報を入力しクロック信号を生成する受信部と、 前記演奏所の前記受信部で生成される前記クロック信号
    をカウントしたカウント値を所定時間毎に基準時刻情報
    のパケットに生成し、生成された基準時刻情報パケット
    を、伝送すべき前記ビデオ・オーディオ多重パケットに
    多重する演奏所側伝送遅延時間制御部と、 前記送信所の前記受信部で生成される前記クロック信号
    をカウントしたカウント値と、伝送されてきた基準時刻
    情報パケットから抽出したカウント値とを比較して伝送
    遅延時間を算出し、この遅延時間に応じて、前記ビデオ
    ・オーディオ多重パケットを遅延して全前記送信所で放
    送する送信信号のタイミング関係を所定の時間内に収め
    る送信所側伝送遅延時間制御部とを備えることを特徴と
    する地上波ディジタル放送のSFNシステム。
  2. 【請求項2】 前記演奏所から前記送信所末端までの伝
    送路のうち、遅延時間が最大となる伝送路を有する送信
    所からの前記ビデオ・オーディオ多重パケットの放送タ
    イミングと、他の送信所からの前記ビデオ・オーディオ
    多重パケットの放送タイミングとを所定の時間範囲内に
    合わせることを特徴とする、請求項1に記載の地上波デ
    ィジタル放送のSFNシステム。
  3. 【請求項3】 前記演奏所側伝送遅延時間制御部、前記
    送信所側伝送遅延時間制御部の双方では、前記受信部か
    ら前記クロック信号と共にリセット信号を入力し、前記
    リセット信号で前記クロック信号をカウントするカウン
    ト部をリセットすることを特徴とする、請求項1に記載
    の地上波ディジタル放送のSFNシステム。
  4. 【請求項4】 前記受信部はGPS信号又はJJY信号
    を受信して時刻情報から前記クロック信号、前記リセッ
    ト信号を生成することを特徴とする、請求項1又は請求
    項3に記載の地上波ディジタル放送のSFNシステム。
  5. 【請求項5】 MPEG2−TSパケットに変換された
    ビデオ・オーディオ多重MPEG2−TSパケット、基
    準時刻情報MPEG2−TSパケットが、前記演奏所と
    各前記送信所間の伝送路、前記送信所間の伝送路を経由
    して、伝送されることを特徴とする、請求項1に記載の
    地上波ディジタル放送のSFNシステム。
  6. 【請求項6】 前記送信所毎に伝送路の遅延時間が制御
    された前記ビデオ・オーディオ多重パケットをOFDM
    変調して放送することを特徴とする、請求項1に記載の
    地上波ディジタル放送のSFNシステム。
  7. 【請求項7】 前記演奏所と各前記送信所間、前記送信
    所相互間の伝送路はマイクロ波回線、ATM網、専用回
    線を用いて構成されることを特徴とする、請求項1に記
    載のディジタル地上波のSFN放送システム。
  8. 【請求項8】 前記送信所側伝送遅延時間制御部では、
    算出した伝送路の遅延時間を統計処理し、遅延時間の統
    計値が所定の範囲を超えて変動した場合に、前記ビデオ
    ・オーディオ多重パケットの遅延時間を更新することを
    特徴とする、請求項1に記載の地上波ディジタル放送の
    SFNシステム。
  9. 【請求項9】 前記演奏所側伝送遅延時間制御部では前
    記クロック信号は、前記基準時刻情報パケットを前記ビ
    デオ・オーディオ多重パケットに多重する多重クロック
    として用いられ、前記送信所側伝送遅延時間制御部では
    前記クロック信号は、前記基準時刻情報パケットを前記
    ビデオ・オーディオ多重パケットから分離する分離クロ
    ックとして用いられることを特徴とする、請求項1に記
    載のディジタル地上波のSFN放送システム。
  10. 【請求項10】 前記多重クロックは前記演奏所側伝送
    遅延時間制御部内の処理クロックとして用いられ、前記
    分離クロックは前記送信所側伝送遅延時間制御部内の処
    理クロックとして用いられることを特徴とする、請求項
    9に記載のディジタル地上波のSFN放送システム。
  11. 【請求項11】 演奏所から複数の送信所に伝送される
    ビデオ・オーディオ多重MPEG2−TSパケットを各
    送信所から同一周波数で放送する地上波ディジタル放送
    のSFNシステムの伝送遅延制御方法において、 前記演奏所、各前記送信所のそれぞれで外部から無線で
    時刻情報を入力しクロック信号を生成する工程と、 前記演奏所の前記受信部で生成される前記クロック信号
    をカウントしたカウント値を所定時間毎に基準時刻情報
    MPEG2−TSのパケットに生成する工程と、 生成された基準時刻情報MPEG2−TSパケットを、
    伝送すべき前記ビデオ・オーディオ多重パケットに多重
    する工程と、 前記送信所の前記受信部で生成される前記クロック信号
    をカウントする工程と、 伝送されてきた基準時刻情報MPEG2−TSパケット
    から前記カウント値を抽出する工程と、 前記送信所の前記受信部でカウントしたカウント値と、
    抽出した前記カウント値とを比較して伝送路の遅延時間
    を算出する工程と、 前記算出した遅延時間に応じて、前記ビデオ・オーディ
    オ多重MPEG2−TSパケットを遅延して全前記送信
    所で放送する前記ビデオ・オーディオ多重MPEG2−
    TSパケットの放送タイミング関係が所定の時間範囲に
    収まるように制御する工程とを備えることを特徴とする
    地上波ディジタル放送のSFNシステムの伝送遅延制御
    方法。
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