JP2011501931A - 終端端末のグループの同期方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

終端端末のグループへのストリームの送信を同期させる方法について記載する。この方法は、パケット化ストリームをネットワークを通じて少なくとも第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに送信する局を備えているシステムにおいて用いられる。各ネットワーク・ノードは、可変遅延ユニットを備えており、各ネットワーク・ノードは1つ以上の終端端末に接続されている。この方法では、同期ユニットが、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードにおいて、ブロードキャスト・ストリーム内のパケットの到達時刻情報を受信する。パケットの到達時刻情報に基づいて、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードについて遅延情報を計算する。更に、遅延情報を第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに送信することによって、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードの中にある可変遅延ユニットが、実質的に同期を取って、ブロードキャスト・ストリームを第1終端端末および第2終端端末に送信することができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、終端端末のグループの同期を取る方法およびシステムに関するものである。更に、本発明は、同期ユニット、およびこのようなシステムにおいて用いるためのネットワーク・ノードに関するものである。
従来技術
ボイス・オーバーIP(VoIP)やインターネット・プロトコル・テレビジョン(IPVT)のような新たなマルチメディア技術が、新たなマルチメディア・サービス全域の扉を開いた。これらのサービスの一種では、ユーザのグループが同じTVチャネルを別個に見て、テキスト、オーディオ、および/またはビデオを用いて互いに通信することを可能にする。このようなサービスでは、終端端末(end-terminal)の出力信号を同時にグループ内の全てのユーザに送信する必要がある。言い換えると、グループにおけるディスプレイ・デバイス、例えば、テレビジョン、PDA、移動体デバイス、PC、またはその組み合わせの出力を同期させなければならない。
IPTVシステムでは、TVチャネル信号は、通例、1つ以上のパケット化されたストリームとして、運用業者の広帯域IPネットワーク上で、ヘッド・エンド、エッジ・ルータ、およびアクセス・ノードというようなネットワーク・ノードを経由して、このようなサービスの加入者の終端端末まで送信される。これらのストリームの送信中、パケットには、送信遅延、ネットワーク経路の差、ならびに符号化遅延および復号化遅延の差というような、ネットワークにおける未知の遅延が生ずる。その結果、1つの終端端末において受信されるオーディオおよびビデオ・ストリームのパケットと、他の終端端末において受信されるそれらとの間における時間的関係が乱れることになる。
IPTVコンテンツを終端端末に流すには、通常リアル・タイム・トランスポート・プロトコル(RTP)が用いられる。RTPは、連番付与およびタイム・スタンプ付与を行う。RTPを用いると、1つのストリーム内における時間関係(ストリーム内同期)および関連するストリーム間における時間関係(ストリーム間同期)を復元することができる。
グループ同期または宛先間同期(先に言及したようなサービスによって要求される)を達成するためには、更に別の尺度が必要となる。様々な技術が知られており、これらは全て終端端末においてタイム・スタンプ付与および可変遅延バッファを用いる。可変遅延バッファは、ある時間量だけストリームを遅延させることができる。
Nuome et al.による論文"An Application-Level QoS Comparison of Inter-Destination Synchronization Schemes for Continuous Media Multicasting"(連続メディア・マルチキャスティングのための宛先間同期方式のアプリケーション・レベルQoS比較)(IEICE trans. Commun. vol. 87, 2004, pp.3057-3067)には、2種類の宛先間同期方式が記載されている。第1の種類では、中央同期マスタを用い、これがグループの中にある全ての終端端末からのタイミング情報を収集し、制御パケットを終端端末に配布することによって、出力タイミングを調節する。第2の種類は、分散型制御方式に関し、各終端端末が全てのタイミング情報をグループ内の全ての終端端末にマルチキャストする。しかしながら、このような方式を典型的なIPTVシステムに実施すると、ある種の問題を招くことになる。
これら提案された方式のスケーラビリティ(scalability:拡張性)に限界があることに関する第1の問題がある。中央同期マスタは、限られた数の終端端末しか扱うことができない。更に、分散方式では、大多数のマルチキャスト・チャネルが必要となるが、これは限られたリソースである。
終端端末において制御可能な可変遅延バッファを用いることに関して、第2の問題がある。これらのバッファ、ならびにタイミング情報を受信および送信するための追加機能は、終端端末のコストが増大すること、およびこれらの能力を有さない旧式端末を使用できないことを暗示する。更に、終端端末のユーザが、同期されているグループに加入する場合、この終端端末におけるローカル・バッファリングで多大な適応化時間がかかった後でないと、ユーザはグループ内の他の終端端末と同期を取ることができない。
本発明の目的は、先行技術において周知の同期方式の欠点の内少なくとも1つを低減または解消すること、そして終端端末によって受信されるストリームの送信を同期させる方法を提供することである。終端端末は、ネットワーク・ノードに接続されている。

前述の方法は、
−第1ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第2到達時刻情報とを受信するステップと、
−第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて遅延情報を計算するステップと、
−第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに遅延情報を提供し、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノード内にある1つ以上の可変遅延ユニットが、終端端末によって受信されるストリームを実質的に同期させるように、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに接続されている終端端末へのストリームの送信を遅延させることを可能にするステップと、
を備えている。
一実施形態では、本発明による方法は、少なくとも1つの第1ネットワーク・ノード、好ましくは、グループにおける終端ノードの第1集合に接続されている第1アクセス・ノードと、第2ネットワーク・ノード、好ましくは、グループにおける終端端末の第2集合に接続されている第2アクセス・ノードにパケット化ストリームを送信する局を備えているシステムにおいて用いられる。各ネットワーク・ノードは、可変遅延ユニットを備えており、ストリーム内のパケットの到達時刻情報を決定することができる。更に、各ネットワーク・ノードは、遅延情報を計算する少なくとも1つの同期ユニットに接続されている。
本方法は、(i)第1ネットワーク・ノード、好ましくは、第1アクセス・ノードに到達したパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノード、好ましくは、第2アクセス・ノードに到達したパケットの第2到達時刻情報とを受信するステップと、(ii)第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードについて遅延情報を計算するステップと、(iii)第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに遅延情報を提供することにより、ネットワーク・ノードの可変遅延ユニットが、終端端末のグループの出力を実質的に同期させるように、終端端末へのストリームの送信を遅延することを可能にするステップとを備えている。
本方法は、ネットワーク・ノードに接続されている終端端末の出力を効果的に同期させる。好ましくは、アクセス・ノードは同期が取られている。これは、ネットワーク遅延は主にネットワーク内部において発生し、アクセス・ノードを終端端末に接続するアクセス・ラインではネットワーク遅延が少ないからである。運用業者のネットワークにおけるアクセス・ノードの全てまたは少なくとも大きなグループで同期を取ることにより、終端端末、例えば、セット・トップ・ボックスによってこれらの同期アクセス・ノードに接続されている全ての視聴者は、生のサッカー試合のような、ブロードキャストされる番組を同時に視聴することが可能となる。このように、本発明は、視聴者の大きなグループが、TVチャネルを同期して見ることを可能にする。
更に、本発明による方法は、終端端末における適応遅延バッファ、および付随する電子回路の必要性を排除する。ネットワーク・ノードによってアクセス・ラインを通じて終端端末に送信される各ストリームは同期が取られている。更に、別のTVチャネルに変更する場合、終端端末の出力は、その特定のTVチャネルを見ているグループにおける他の終端端末と自動的に同期が取られる。
本発明の一実施形態では、第1到達時刻情報および第2到達時刻情報は、中央クロック、例えば、NTPサーバまたはNTP同期クロックの時刻に基づいて決定される。ネットワークにおける中央クロックを用いることにより、遅延の計算を簡単にそして精度高く行うことが可能になる。更に、中央クロックを用いると、ネットワーク・ノードは互いに意識する必要がなくなる。
本発明の更に別の実施形態では、第1到達時刻情報および第2到達時刻情報は、第1ネットワーク・ノードに位置する第1クロックのおよび第2ネットワーク・ノードに位置する第2クロックの時刻に基づいて決定される。ローカル・クロックの使用により、外部クロック同期方法をネットワーク・ノードに実装する必要がなくなる。更に、ローカル・クロックの使用は時間帯には無関係であり、したがってネットワーク・ノードがどの時間帯に位置するか知る必要がない。
一実施形態では、本システムは、前述の方法において定められたステップを実行する1つ以上の同期ユニットを備えている。
一実施形態では、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードは、ネットワーク・ノードに遅延情報を提供するために、少なくとも1つの同期ユニットに接続されている。
更に別の実施形態では、同期ユニットは、更に、遅延情報から、第1ネットワーク・ノードの可変遅延において用いるための第1遅延と、第2ネットワーク・ノードの可変遅延において用いるための第2遅延とを計算するステップと、第1遅延を第1ネットワーク・ノードに送信する、および/または第2遅延を第2ネットワーク・ノードに送信するステップとを実行する。このように、同期ユニットは、双方の遅延を計算し、しかるべき遅延を各ネットワーク・ノードに送信する。
一実施形態では、同期ユニットは、サーバに位置することができ、別の実施形態では、第1ネットワーク・ノード、または第2ネットワーク・ノードに位置することができる。
更に別の実施形態において、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードは、それぞれ、第1同期ユニットおよび第2同期ユニットを備えており、各ネットワーク・ノードが到達時刻情報を他のネットワーク・ノードに伝達する手段を備えている。本方法は、更に、
−第1同期ユニットが、第2同期ユニットによって送信された第2到達時刻情報を受信するステップと、
−第2同期ユニットが、第1同期ユニットによって送信された第1到達時刻情報を受信するステップと、
−第1同期ユニットおよび第2同期ユニットが、それぞれ、第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて、第1遅延および第2遅延を計算し、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードにおける可変遅延が、終端端末のグループの出力を実質的に同期させるように、終端端末へのストリームの送信を遅延させることを可能にするステップとを備えている。
各ネットワーク・ノードに配備されている同期ユニットを用いることによって、ネットワーク内における中央同期ユニットの使用を不要にする。
一実施形態では、少なくとも1つの同期ユニットが、更に、
−ストリームの送信レートを取得するステップと、
−基準パケットを選択するステップと、
−各ネットワーク・ノードにおいて基準パケットの到達時刻を計算するステップと、
−最も遅れたネットワーク・ノードに関する各ネットワーク・ノードの遅延を計算することによって、遅延情報を決定するステップと、
を実行する。
各ネットワーク・ノードにおけるパケットの到達時刻情報を収集し、1つのパケットを基準パケットとして選択することによって、同期ユニットは、各ネットワーク・ノードにおいて基準パケットの到達時刻を計算することが可能になる。更に、同期ユニットは、どのネットワーク・ノードが最も遅れているネットワーク・ノードか(即ち、どのネットワーク・ノードが基準パケットを最後に受信したか)を判定することも可能になる。
更に別の実施形態では、ストリームにおけるパケットは、タイム・スタンプおよび/またはフレーム番号を備えている。別の実施形態では、前述のストリームは、マルチキャスト・ストリームである。
代替実施形態では、ネットワーク・ノードは、ディジタル加入者ライン・アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)、ケーブル・モデム終端システム(CMTS)、光アクセス・ノード、またはエッジ・ルータのようなアクセス・ノードとすることができる。
一実施形態では、本方法は、更に、同期要求を受信するステップを備えている。
更に別の実施形態では、1つの同期ドメインが、可変遅延ユニットのグループを備えており、1つの同期ユニットが少なくとも1つの同期ドメインを実質的に同期させることができる。本方法は、更に、
−同期ドメインに関する遅延情報を受信するステップと、
−同期ドメインについて遅延を計算するステップと、
−同期ドメインに遅延を供給し、関連する可変遅延ユニットが、終端端末によって受信されるストリームを実質的に同期させるように、終端端末へのストリームの送信を遅延させることを可能にするステップと、
を備えている。
あるいは、可変遅延ユニットが配備されているネットワーク・ノードは、ヘッド・エンド、コア・ルータ、またはネットワークのトランスポート機能の一部であり、ストリームの経路に位置するその他の機能要素とすることができる。
あるいは、ストリームの経路内にある多数のネットワーク・ノードに可変遅延ユニットがあってもよい。例えば、ヘッド・エンドおよびアクセス・ノードの双方に、可変遅延ユニットがあってもよい。ヘッド・エンドにある可変遅延ユニットは、異なるネットワーク(例えば、IPTV、DVB−H、DVB−T、UMTS、各々それ自体のヘッド・エンドを有する)間における大きな遅延変動に対処することができ、一方アクセス・ノードにある可変遅延ユニットは、各ネットワーク内の異なるアクセス・ノードにおける小さな遅延変動に対する付加的な微調整に対処することができる。このように、ネットワークにおける種々のレベルに全体的な遅延を区分することによって、集中同期の形態を遂行することができる。
また、本発明は終端端末のグループの出力を同期させるシステムに関し、このシステムは、パケット化ストリームを送信する局と、少なくとも1つの第1ネットワーク・ノード、好ましくは、グループにおける終端ノードの第1集合に接続されている第1アクセス・ノードと、第2ネットワーク・ノード、好ましくは、グループにおける終端端末の第2集合に接続されている第2アクセス・ノードであって、各々、少なくとも1つの可変遅延ユニットを備えており、ストリーム内のパケットの到達時刻情報を決定することができる、ネットワーク・ノードと、ネットワーク・ノードに接続されている少なくとも1つの同期ユニットとを備えている。同期ユニットは、第1ネットワーク・ノードに到達したパケットの第1到達時刻情報を受信する手段と、第2ネットワーク・ノードに到達したパケットの第2到達時刻情報を受信する手段と、第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードについて遅延情報を計算する手段と、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに遅延情報を提供する手段とを備えている。
また、本発明は、前述したようなシステムにおいて用いるための同期ユニットおよびネットワーク・ノードに関するものである。更に別の態様では、本発明は、同期ユニット、好ましくは、終端端末によって受信されるストリームの送信を同期させる同期サーバに関するものである。この同期ユニットは、
−第1ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第2到達時刻情報とを受信する手段と、
−第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて遅延情報を計算する手段と、
−第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに遅延情報を提供し、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノード内にある1つ以上の可変遅延ユニットが、終端端末によって受信されるストリームを実質的に同期させるように、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに接続されている終端端末へのストリームの送信を遅延させることを可能にする手段と、
を備えている。
更に別の態様では、本発明は、終端端末のグループの出力を同期させるための、同期ユニット、好ましくは、同期サーバに関し、グループにおける終端端末の第1集合が第1ネットワーク・ノード、好ましくは、第1アクセス・ノードに接続されており、グループにおける終端端末の第2集合が第2ネットワーク・ノード、好ましくは、第2アクセス・ノードに接続されている。同期ユニットは、第1ネットワーク・ノードに到達したパケット化ストリームからのパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノードに到達したパケットの第2到達時刻情報とを受信する手段と、第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて、第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードについて遅延情報を計算する手段と、遅延情報を第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに送信する手段とを備えている。
更に別の態様では、本発明は、前述のシステムにおいて用いるためのネットワーク・ノードに関し、
−少なくとも1つの可変遅延ユニットと、
−ストリーム内にあるパケットの到達時刻を同期ユニットに送信する手段と、
−少なくとも1つの可変遅延ユニットについての遅延情報を受信し、ネットワーク・ノードがストリームを終端端末に所定の時点に送信することを可能にする、手段と、
を備えている。
更に別の態様では、本発明は、ネットワーク・ノードのメモリにおいて実行すると、前述したような方法ステップを実行するように構成されているソフトウェア・コード部を備えている、コンピュータ・プログラム生産物に関するものである。
更に、添付図面を参照しながら、本発明を例示する。添付図面は、本発明による実施形態を模式的に示す。尚、本発明は、これら具体的な実施形態には全く限定されないことは言うまでもない。
図1は、中央同期ユニットを備えている本発明の実施形態例を示す。 図2は、中央クロックおよび中央同期ユニットを備えている本発明によるシステムにおける情報の流れを示す。 図3は、分散型同期システムの実施形態例を示す。 図4は、異なる場所から送信する複数の局を有するネットワーク・トポロジの実施形態例を示す。 図5は、同期セッションの実施形態例を示す。 図6は、本発明を実施するために構成されたシステムのアーキテクチャ例を示す。 図7Aは、スケーラブル同期アーキテクチャの一例を示す。 図7Bは、スケーラブル同期アーキテクチャの別の例を示す。 図8は、ドメイン間同期アーキテクチャの実施形態例を示す。
図1は、本発明による第1システムを示す。ブロードキャスト局(BS)1、好ましくは、IPTVシステム、例えば、IMS型アーキテクチャを有するIPTVシステムは、パケット化したトランスポート・ストリーム2、通例、マルチキャスト・ストリームを、運用業者のネットワーク3、例えば、広帯域IPネットワークを通じて、多数のアクセス・ノード(AN1、AN2、AN3、...;4a、4b、4c、...)に送信する。
このストリームの中にあるビデオ・コンテンツは、例えば、MPEG−2またはMPEG−4を用いて圧縮してもよい。更に、IPTVコンテンツをネットワーク上で流すために、リアル・タイム・トランスポート・プロトコル(RTP)を用いてもよい。RTPによって提供されるサービスには、連番付与、タイム・スタンプ付与、および配信監視が含まれ、1つのストリームの中にある複数のパケットの同期、および関連するストリーム間の同期を可能とし、ストリームの中にある連続フレームが正しい時間に再生されるようになっている。
アクセス・ノードは、ディジタル加入者ライン・アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)、ケーブル・モデム端末システム(CMTS)、光アクセス・ノード、またはエッジ・ルータとすればよい。アクセス・ノードは、一般に、アクセス・ライン5、例えば、DSLを通じて広帯域ネットワーク3を終端端末の集合(6a、6b;7a、7b;8a、8b)に接続する運用業者のトランスポート・ネットワークにおける最後のアクティブ・コンポーネントまたはその内の1つとして定めることができる。あるいは、終端端末をアクセス・ノードに接続するアクセス・ラインは、いずれの種類のワイヤレス・ネットワーク(WI−FI、UMTS等)でもよい。アクセス・ノードはネットワークの縁端(即ち、境界)に位置するので、アクセス・ノードから終端端末までのアクセス・ラインは、したがって、ネットワークにおける遅延を実質的に受けない(例えば、送信遅延、ネットワーク・ルートの相違、ならびに符号化および復号化遅延の差)。つまり、アクセス・ノードの同期により、これらのアクセス・ノードに接続されている終端端末のグループの出力を同期させる。
各アクセス・ノードは、終端端末(即ち、1つ以上の終端端末)の集合に接続することができ、各終端端末は1つ以上のディスプレイ・ユニットに接続することができる。終端端末(6a、6b;7a、7b;8a、8b)の集合は終端端末のグループ(G)8を形成し、これらに1つ以上のIPTVサービスを配信することができる。一実施形態では、終端端末は、ディスプレイ・ユニットに接続されているセット・トップ・ボックス(STB)とすることができる。別の実施形態では、終端端末は、ディスプレイ・ユニット内にあるハードウェア・ユニットでもよい。ディスプレイ・ユニットは、テレビジョン、パーソナル・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、移動体端末、またはオーディオ/ビデオ・ストリームをユーザに提示することができるその他のいずれのデバイスでもよい。終端端末は、アクセス・ノードに、選択したTVチャネルを終端端末に送信するように要求するために、インターネット・グループ管理プロトコル(IGMP)を用いることができる。
終端端末の出力の同期は、同期ユニット9によって実現される。同期ユニットは、サーバ、例えば、ネットワーク3の中またはアクセス・ノードの1つの中にある専用同期サーバ内における機能ユニットとして配置することができる。これによって、アクセス・ノードはネットワーク3におけるネットワーク遅延を補償することが可能になる(例えば、ネットワークにおける処理遅延、キュー遅延、ルーティング遅延、送信遅延、および伝搬遅延)。このために、各アクセス・ノードは、終端端末へのストリームの送信を遅延させることができる少なくとも1つの可変遅延バッファ10a、10b、10cを備えている。
本発明による同期方法は、例えば、ネットワーク全体またはその一部において動作する連続プロセス、あるいはネットワーク全体を通過する全てのストリームまたはある種のストリームのみに動作する連続プロセスとして実装することができる。更に、この連続動作は、全ての終端端末またはある種の終端端末のみに作用してもよい。この方法は、システムをこの連続様式(continuous modus)で動作するように構成設定することによって、実装することができる。
あるいは、本方法は、例えば、クライアント−サーバ型モデルを用いて、セッション型同期プロセスとして実装することもできる。同期セッションは、例えば、ネットワーク内部におけるある種のトリガによって開始または終了することができる。同期セッションを開始または終了するトリガは、例えば、終端端末によって(図6の詳細な説明を参照のこと)、あるいはネットワーク内部にある他のエレメントまたはシステム自体によって供給することができる。
一実施形態では、可変遅延ユニットおよび同期ユニットをクライアント−サーバ型モデルにおいて実装することができ、この場合、ネットワーク・ノードにおける各可変遅延ユニットは同期クライアント(SC)として作用し、同期ユニットは同期サーバ(SYNCHS、メディア同期アプリケーション・サーバMSASとしても知られている)として作用する。同期クライアント(可変遅延ユニット)は、プロトコル・ソケットを有することができ、プロトコル・ソケットは、同期ステータス情報を、適したプロトコルを用いて同期サーバ(同期ユニット)に送ることを可能にし、更に、同期設定命令を同期サーバから受信することを可能にする。同期ステータス情報は、ストリーム受信に関するタイミング情報(即ち、どの時点で所与のストリームが受信されたか)、および現在の遅延設定値を含むことができる。同期設定命令は、可変遅延ユニットの設定に関する命令を含むことができる。
同期サーバ(同期ユニット)および同期クライアント(可変遅延ユニット)は、同期セッションを開始および終了するように構成することができる。同期セッションは、同期クライアントが招待メッセージを同期サーバに送ったとき、またはその逆のときに開始することができる。同期セッションの間、同期サーバおよび同期クライアントは同期ステータス情報および同期設定命令を交換することができる。同期セッションは、同期クライアントが終了メッセージを同期サーバに送ったとき、またはその逆のときに終了することができる。同期サーバおよび同期クライアントは、同期セッションへの招待を受け入れるため、または同期セッションの終了を確認するために、リターン・メッセージを送ることができる。
図1は、中央同期方式を示し、ここでは、同期ユニット9が到達時刻情報をアクセス・ノードから収集し、アクセス・ノードにおける可変遅延バッファのために遅延情報を計算する。同期ユニットによって用いられるアルゴリズムは、フレーム・レート、即ち、ストリーミング・コンテンツ(例えば、ビデオ)の1秒毎のフレーム数が既知であることを想定している。
同期ユニットとアクセス・ノードとの間における情報転送を、図2に更に詳しく示す。第1ステップ11において、同期ユニットは、アクセス・ノードに、ストリームにおける特定のビデオ・フレームの到達時刻情報を送るように要求する。第2ステップ12において、アクセス・ノードは、この情報、通例、アクセス・ノードにおける当該フレームのフレーム番号および到達時刻(T1、T2、T3)を含む、フレームのRTP情報を、同期ユニットに送る。その後、同期ユニットは、第3ステップ13において、遅延情報を計算する。このために、同期ユニットは、(i)フレーム番号の1つ、好ましくは、アクセス・ノードによって報告された最小または最大の番号を、基準フレームとして選択し、(ii)アクセス・ノード毎に、既知のフレーム・レートを用いて、この基準フレームに関する時刻を計算し、(iii)最も「遅れている」アクセス・ノードを決定し、(iv)他のアクセス・ノードまたはノード群について遅延を計算することができる。計算の後、次のステップにおいて、遅延をアクセス・ノードに送信する。
図2における同期ユニットは、次の到達時刻情報をアクセス・ノードAN1、AN2、およびAN3から受信する。
AN1は、フレーム6389を14:46:59:2645(T1)において受信した。
AN2は、フレーム6395を14:47:05:4112(T2)において受信した。
AN3は、フレーム6375を14:46:59.7600(T3)において受信した。
フレーム・レートが毎秒25フレームであるとすると、最小のフレーム番号、即ち、フレーム6375に対するクロック時刻を、アクセス・ノード毎に計算することができる。最初のアクセス・ノードは、フレーム6375をT1−(6389−6375)/25=14:46:58.7045(T1’)において受信し、二番目のアクセス・ノードは、フレーム6375をT2−(6395−6375)/25=14:47:04.6112(T2’)において受信し、三番目のアクセス・ノードは、フレーム6375をT3=14:46:59.7600(T3’=T3)において受信した。
AN1は、フレーム6375を14:46:58.7045(T1’)において受信した。
AN2は、フレーム6375を14:47:04.6112(T2’)において受信した。
AN3は、フレーム6375を14:46:59.7600(T3’=T3)において受信した。
最も「遅れた」アクセス・ノード、即ち、基準フレーム6375を最後に受信したアクセス・ノードは、アクセス・ノードAN2であるので、同期ユニットは、各アクセス・ノードについての遅延を以下のように決定する。
AN1についての遅延D1=T2’−T1’=5.9067
AN2についての遅延D2=0
AN3についての遅延D3=T2’−T3’=4.8512
これらの遅延は、続いて、アクセス・ノードに送られ、終端端末へのストリームの送信を遅延させるために、可変遅延バッファによって用いられる。このようにして、当初送信されたストリームの中にある特定のフレームのコンテンツが、図1に模式的に示すように、同じ時点Toutにおいて、グループ内の全てのユーザに送信されることになる。
前述の中央方式では、アクセス・ノードはそれらの時刻を中央クロックから得るようにしている。別の実施形態では、ローカル・クロック、例えば、アクセス・ノードに配備されているクロックを用いて、アクセス・ノード同士の出力を同期させることも可能である。この方式では、ネットワーク時間プロトコル(NTP)を用いて、遅延を計算する前に、アクセス・ノードにおけるローカル・クロックを同期させることができる。
あるいは、アクセス・ノード間において遅延が非常に少ない接続が利用可能な場合、アクセス・ノードはそれらのクロック時間を互いに共有することもできる。フレーム番号を中央同期ユニットに報告する際、アクセス・ノードはそれら自体のクロック時刻を報告するだけでなく、他のノードのクロック時刻も報告する。このようにして、同期ユニットは、最初に、(i)1つのクロックを基準クロックとして選出し、(ii)クロック毎に基準クロックとの差を計算し、(iii)全てのクロック時刻を、これらが基準クロック時刻となるように調節することによって、異なるアクセス・ノードのクロックを同期させることができる。その後、前述のように、中央クロック/中央同期ユニット方式で、遅延を計算することができる。
尚、本発明は、図1および図2に関して先に説明したようなアクセス・ノードの同期に限定されるのではないことを注記しておく。同期のレベル、ネットワークの経済性、およびネットワークのアーキテクチャに応じて、トランスポート・ネットワーク3において他の種類のネットワーク・エレメント(ネットワーク・ノード)を同期ノード、即ち、可変遅延バッファを配するノードとして用いることもできる。
例えば、一実施形態では、ネットワーク3は異なる種類の2系統以上のネットワーク、例えば、移動体ネットワークおよび固定ネットワークを備えることができ、これらは、例えば、ライブ・イベントのブロードキャストに関して、互いに同期を取る必要がある。この状況では、ネットワークの各々の先端に、可変遅延ユニットを配すればよい。
尚、ネットワーク間の同期は、異なるネットワークを用い同じブロードキャストを同時に体験したい異なるユーザにとって利点があるだけでなく、ネットワーク間で切り換える一人のユーザにとっても有効である場合もある。この切換は、例えば、ユーザが移動体ネットワークを用いているが通信状態が悪い(bad coverage)場合に行うとよい。ユーザがそのネットワークへの自身の接続を逸した場合、彼は別のネットワーク、例えば、通信状態が改善された別の移動体ネットワークに切り換えたい場合がある。このようなネットワーク切換の一例は、DVB−H(ディジタル・ビデオ・ブロードキャスト−ハンドヘルド)ネットワークとUMTS−ネットワークとの間の切換があり得る。
また、この切換は、例えば、移動体ネットワークを通じてビデオ・ストリームを視聴しているユーザが帰宅して、固定ネットワークに接続されている彼の大型画面のテレビジョンで視聴し続けたいといった場合に、移動体ネットワークと固定ネットワークとの間でも行われる場合がある。特定のストリームについて、異なるネットワーク間における遅延をキャンセルすれば、シームレスなネットワーク移行に備えることができ、ユーザの体験を改善することができる。
更に別の実施形態では、多数の同期ユニットを用いることができ、例えば、分散サーバ方式でネットワークを通じてこれらを分散する。図3は、このような分散方式の一例を示し、各アクセス・ノード15a、15b、15cは、同期ユニットSU1、SU2、SU3を備えている。各同期ユニットは、当該同期ユニットが配備されているアクセス・ノードに到達したフレームの到達時刻情報T1、T2、T3を、他の全ての同期ユニットに送信することができる。このため、各同期ユニットは、先に論じたのと同様に、可変遅延ユニットに適した遅延時間を計算することができる。
更に別の実施形態では、ネットワーク・ノードは多数の可変遅延ユニットを備えている。これは、異なる送信局が異なるストリーム(ブロードキャスト・チャネル)を送信し、ネットワーク・ノード間において異なる遅延が生ずる場合に利点を得ることができる。図4は、ネットワーク・アーキテクチャの一例を示し、2つのブロードキャスト・ソースBS1(17)およびBS2(18)が、ブロードキャスト・ストリーム19、20を異なる2つの位置からネットワーク・ノードAN1(22)、AN2(23)、およびAN3(24)に送信する。例えば、BS2は衛星地上局とすることができ、地理的に国規模のネットワークの北に位置し、ブロードキャスト・ストリームを北部アクセス・ポイントからネットワークに送信し、BS1(地理的に国規模のネットワークの中央に位置する)は、地上接続を通じてブロードキャスト・ストリームを受信することができ、中央アクセス・ポイントからネットワーク内に送信している。これらの異なるアクセス・ポイントのために、ブロードキャスト・ストリーム19および20は、AN1(22)、AN2(23)、およびAN3(24)間で異なる遅延を生ずる可能性がある。その結果、異なる発信源から送信された2つの異なるストリームが、異なる遅延パターンを生じ、宛先間同期が必要となる場合、これらのストリームを正しく同期させるには、関与するネットワーク・ノード毎に少なくとも2つの可変遅延ユニットが必要となる。
この原理を更に図4に示す。終端端末ET1、4、6、7は、グループG1の一部とすることができ、G1は、実質的に同期しているストリーム20Aを受信する。G1の出力を同期させるためには(ネットワーク・ノードAN1、AN2、およびAN3によって同期ストリーム20Aを出力することによって))、可変遅延ユニット25a、26a、および27aが必要となる。
一方、終端端末ET2、3、5は、グループG2の一部とすることができ、G2は、実質的に同期しているストリーム19Aを受信する。G2の出力を同期させるためには(ネットワーク・ノードAN1、AN2、およびAN3によって同期ストリーム19Aを出力することによって)、可変遅延ユニット25bおよび26bが必要となる。
可変遅延ユニット(25a、b;26a、b、および27a)の各々について、ネットワーク・ノードはパケット到達時刻情報を同期ユニット21に送信する必要があり、同期ユニットは、ネットワーク・ノードの中にある可変遅延ユニット毎に、遅延情報を計算し送信しなければならない。
図4で示すように、全ての終端端末が必ずしも1グループの一部である必要はない。ET8は、例えば、非同期ストリーム19/20の1つを、可変遅延ユニットの関与なく、直接受信することができる。
別の実施形態では、ネットワーク・ノードにおいて、送信元ブロードキャスト局毎に1つの可変遅延ユニットだけがあればよい。個別のストリーム毎に宛先間同期を適用する代わりに、1つの送信元局から送信されるストリームのバンドル(bundle)に対して、宛先間同期を適用し、これによって、このバンドルの中にあるストリームの各々が、ネットワークにおいて実質的に同様の遅延パターンを生ずるようにする。
図5は、本発明の一実施形態による同期クライアント(SC)と同期サーバ(SYNCHS、メディア同期アプリケーション・サーバ、MSASとしても知られている)との間における同期セッションのメッセージング・フローの一例を示す。SC、即ち、SYNCHSは、IMS型アーキテクチャで実現することができ、この場合、同期クライアントは、例えば、基本トランスポート機能(BTF)の基礎機能とすることができ、同期サーバは、ETSI技術仕様書TS182027において定められているメディア分散機能(MDF)、メディア制御機能(MCF)、またはサービス制御機能(SCF)の基礎機能とすることができる。ETSI技術仕様書TS182027をここで引用したことにより、その内容が本願にも含まれるものとする。あるいは、同期サーバは、アプリケーション・サーバ(AS)のような、ネットワークにおける専用機能エレメントとしてもよい。
同期セッションは、以下のステップで構成することができる。
第1ステップ(1)において、SCは同期開始要求をSYNCHSに送り、宛先間同期プロセスに参加したいことを示す。この要求は、同期セッションに必要な情報、例えば、同期を要求するブロードキャスト・チャネルのチャネル識別情報(BCServiceId)を含むことができる。第2ステップ(2)において、SYNCHSは、SCの宛先間同期プロセスへの参加を確認する。第3ステップ(3)において、SCはその同期ステータス情報をSYNCHSに送る。第4ステップ(4)において、SYNCHSは多数のSCからの同期ステータス情報を集計し、各SCに適した同期設定値を計算する。収集した同期ステータス情報からの同期設定命令は、図2に関して説明したアルゴリズムを用いて計算することができる。第5ステップ(5)において、SYNCHSは同期設定命令をSCに送る。ステップ3から5は、一定の時間間隔で繰り返すことができる。同期セッションを終了させる必要がある場合、SCは第6ステップ(6)において同期終了要求をSYNCHSに送り、もはや宛先間同期プロセスにおいてアクティブではないことを示す。第7ステップ(7)において、SYNCHSは、SCの宛先間同期プロセスにおける参加の終了を確認する。
本発明による同期方法は、IMSベースIPTVアーキテクチャにおいて実現することもできる。IMSベースIPTVアーキテクチャは、図6に更に詳細に示されており、ETSI技術仕様書TS182027に更に詳細に記載されている。このアーキテクチャでは、メディア分散機能MDF34が送信局を表し、IPTVブロードキャスト・セッション33が、MDFからユーザ機器UE27に送信されるパケット化ストリームを表す。
IMSベースIPTVサービスの2人の加入者が同じTV番組(例えば、サッカーの試合)を同期様式で視聴することを望み、同時に(ビデオ)電話またはチャットによって伝達するという場面において、ユーザ体験が容認可能であるためには、双方のTVにおいてIPTVストリームの同期が取られていることが必要となる(例えば、ユーザが実際にTVでゴールを見る何秒も前に、ユーザの反応が聞こえることを避けるため)。このようなIMSベースIPTVシステムにおける同期は、以下のプロセスを用いることによって達成することができる。
第1ステップにおいて、ユーザは、セッション修正を要求することによって、既存の非同期IPTVブロードキャスト・セッションのための同期を可能にすることができる(ここでは、メディア分散機能MDF34が送信元局であり、IPTVブロードキャスト・セッションはパケット化ストリームである)。セッションの修正には、UE27(終端端末)がSIP INVITEメッセージ(即ち、「トリガ」)をSCF26に送ることを伴う。このメッセージは、更新したセッション記述を含む(セッション記述プロトコル、SDPを用いる)。セッション記述は、どのIPTVストリームを同期させるべきかについての情報(例えば、BCServicedIDによって示される)、同期セッションに関与するUE27についての情報、そして可能な追加情報を収容する。このSIP INVITEメッセージは、コアIMS37内に配備されているプロキシ・コール・セッション制御機能(P−CSCF)38によって、SCF26に導出される。
第2ステップにおいて、SCF26はこの要求を受け入れて、MSAS(即ち、同期ユニット)に、宛先間同期用同期セッションを開始するように命令する。
IMS IPTVシステム内におけるMSASの位置によっては、異なるプロトコルを用いて同期セッションを準備することもできる。MSASがSCF26内に配備されている場合、内部プロトコルを用いることができ、MSASがメディア制御機能(MCF)35内に配備されている場合(MCFがIPTVメディア機能(MF)36の一部である)、SIPプロトコルを用いることができ、そしてMSASがSCF26の外部に配備されている場合、SOAPまたはRPCのような、遠隔プロシージャ・コール・プロトコルを用いることもできる。
MSASがリソース承認制御サブシステム(RACS:Resource Admission Control Subsystem)39内に配備されている場合、SCF26は必ずしもMSASに同期セッションを開始するように命令しなくてもよい。何故なら、P−CSCF38が、コアIMS29におけるSIPルータとしてのその役割においてSIP INVITEを受信し、RACSとの直接的なインターフェースを有するからである。したがって、P−CSCF38は、ダイアメータ・プロトコル(Diameter protocol)に基づいて、このインターフェースを用いてRACS39内に配備されているMSASに命令することができる。次いで、MSASは、同期活動のためのダイアメータ・プロトコルに基づいて、RACS39のインターフェースを基本トランスポート機能(BTF)32に向けて再使用することができ、BTFは同期クライアント機能を有する。
第3ステップにおいて、MSASを導入して同期セッションを開始した後、MSASは、トランスポート処理機能23内において該当する基本トランスポート機能BTF33(即ち、1つ以上の可変遅延ユニットを有する該当するネットワーク・ノード)を決定しなければならない。MSASは、運用業者のコンフィギュレーション、終端端末ネットワーク・アタッチメント(ダイアメータ・プロトコルを用いてネットワーク・アタッチメント・サブシステム(NASS)20に問い合わせる/申し込むことによって)、またはIMS登録によって(SIPを用いてサービング・コール・セッション制御機能(S−CSCF:Serving Call Session Control Function)38の登録イベントに加入することによって)、この情報を得ることができる。
次いで、MSASは、例えば、SIPプロトコルを用いて、各BTF33との同期セッションを準備する。要求には、同期セッションに必要な情報、例えば、同期を要求するブロードキャスト・チャネルのチャネル識別情報(BCServiceID)を含むことができる。この情報は、SIP要求のセッション記述の中に含むことができる。
第4ステップにおいて、同期セッションを受け入れた後、該当するBTF32(即ち、該当するネットワーク・ノード)はそれらの同期ステータス情報(該当するBTFに到達した同期ストリームのパケットのパケット到達時刻情報を含む)をMSASに、SIP INFO要求(例えば、XMLで符号化したステータス)またはその他のプロトコルを、確立した同期セッションの一部として送る。
次いで、MSASはBTF毎に可変遅延ユニットにおいて用いるための遅延情報を計算し、この遅延情報を該当するBTFに送信し、こうして各BTFがストリームの送信を遅延させることが可能になる。MSASとBTFとの間で用いられるプロトコルは、SIPの代わりに、DiameterまたはMEGACOに基づいてもよい。
図6に示すシステムは、非同期チャネルおよび同期チャネルの双方をサポートすることができる。例えば、可変遅延ユニットを備えているネットワーク・ノードが1つのチャネルを2つのバージョン、つまり、1)可変遅延ユニットの前ではチャネルの直接(非同期)バージョン、そして2)可変遅延ユニットの後では同じチャネルの同期バージョンを配信(distribute)することができる。
終端端末は、1つのチャネル(非同期または同期)を選択すること、および/または選択を変更することを、制御プロトコル、例えば、IGMPまたはRTSPを用いて行うことができる。同期チャネルを選択する終端端末のアクションによって、通例、これが同期チャネルを要求した最初の端末である場合に、ネットワーク・ノードが同期セッションを開始することを促される。同様に、終端端末が同期チャネルを放棄するアクションは、通例、これが同期チャネルを放棄する最後の端末である場合に、ネットワーク・ノードが関連のある同期セッションを終了することをトリガする。
以前に規定したように、既存の同期策の欠点は、1つの(同期)サーバは限られた数のクライアントしか扱うことができないので、そのスケーラビリティが限られていることである。本発明による解決策を提供することにより、ネットワーク・ノードが実質的に同期され、各ネットワーク・ノードは大量の終端端末を担当することが可能となる。しかしながら、非常に大きなネットワークおよび/または管理ドメインでは、同期サーバの階層を導入することによって、更にスケーラビリティを高めることが有利となる場合もある。
図7Aおよび図7Bは、このような階層のアーキテクチャ例を2つ示す。最低レベルにおいて、同期サーバ(SU)は、ネットワーク・ノード内に位置し、これらに割り当てられた同期クライアントを同期させる。ここで、同期クライアントの各グループが同期ドメインを形成する。次のレベルにおいて、同期サーバが、サーバ間同期によって同期される。サーバ間同期は、「水平」に行うことができ、図7Aに示すように、全てのサーバが互いのピアとなる。あるいは、同期サーバのグループを同期させる1つ以上の上位同期サーバがあってもよい。この実施形態を図7Bに示す。
(上位)−同期サーバ間において用いられるサーバ間同期プロトコルは、同期サーバと同期クライアントとの間で用いられる、前述のようなプロトコルと同様に機能することができる。サーバ間プロトコルは、異なる同期ドメイン間で遅延情報を交換するために用いることができる。また、これは再生遅延(play-out delay)を設定および変更するために情報を送る際にも用いることができる。
ネットワーク・ノードが多数の可変遅延ユニットを備えることができ、各々が同期クライアントとして機能することができるので、異なるストリームの大規模な同期のために、論理的に1つのネットワーク・ノードが同時に異なる同期ドメインの一部となることもできる。このことは、同期サーバ(即ち、同期ユニット)についても当てはまる。同期サーバは、同時に異なる同期ドメインの一部となることができ、更に、それよりも高いレベルでは、同期を必要とするストリームまたはストリームの集合に応じて、異なる同期サーバと同期を取ることもできる。したがって、大規模な同期では、異なる運用業者によって運用されているネットワーク・ドメイン間において相互作用が必要となる場合もある。この目的のために、これらのネットワーク・ドメイン間に同期ゲートウェイを設置することができる。同期ゲートウェイの機能は、同期サーバの一部とすることができ、図8に詳しく示す。
いずれの一実施形態に関して記載したいずれの特徴であっても、単独で用いることができ、あるいは記載した他の特徴と組み合わせて用いることもでき、更に他のいずれの実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせて用いることもでき、あるいは他のいずれの実施形態のいずれの組み合わせと組み合わせて用いることもできる。更に、これまでに記載しなかった同等物および修正も、添付した特許請求の範囲に定められる発明の範囲から逸脱することなく、採用することもできる。

Claims (17)

  1. 終端端末によって受信されるストリームの送信を同期させる方法であって、前記終端端末はネットワーク・ノードに接続されており、
    −第1ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノードに到達した前記ストリームにおけるパケットの第2到達時刻情報とを受信するステップと、
    −前記第1到達時刻情報および第2到達時刻情報に基づいて遅延情報を計算するステップと、
    −前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードに前記遅延情報を提供し、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノード内にある1つ以上の可変遅延ユニットが、前記終端端末によって受信される前記ストリームを実質的に同期するように、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードに接続されている終端端末への前記ストリームの送信を遅延させることを可能にするステップと、
    を備えている、方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記第1到達時刻情報および前記第2到達時刻情報は、中央クロックの時刻に基づいて決定される、方法。
  3. 請求項1記載の方法において、前記第1到達時刻情報および前記第2到達時刻情報は、前記第1ネットワーク・ノードに位置する第1クロックおよび前記第2ネットワーク・ノードに位置する第2クロックの時刻に基づいて決定される、方法。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項記載の方法において、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードは、前記ネットワーク・ノードに遅延情報を提供するための少なくとも1つの同期ユニットに接続されている、方法。
  5. 請求項4記載の方法において、前記同期ユニットは、更に、
    −前記遅延情報から、前記第1ネットワーク・ノードの前記可変遅延において用いるための第1遅延と、前記第2ネットワーク・ノードの前記可変遅延において用いるための第2遅延とを計算するステップと、
    前記第1遅延を前記前記第1ネットワーク・ノードに送信する、および/または前記第2遅延を前記第2ネットワーク・ノードに送信するステップと、
    を実行する、方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法において、前記同期ユニットは、サーバ、前記第1ネットワーク・ノード、または前記第2ネットワーク・ノードに位置する、方法。
  7. 請求項1から3までのいずれか1項記載の方法において、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードは、それぞれ、第1同期ユニットおよび第2同期ユニットを備えており、各ネットワーク・ノードが到達時刻情報を相手のネットワーク・ノードに伝達する手段を備えており、前記方法は、更に、
    −前記第1同期ユニットが、前記第2同期ユニットによって送信された前記第2到達時刻情報を受信するステップと、
    −前記第2同期ユニットが、前記第1同期ユニットによって送信された前記1到達時刻情報を受信するステップと、
    −前記第1同期ユニットおよび前記第2同期ユニットが、それぞれ、前記第1到達時刻情報および前記第2到達時刻情報に基づいて、第1遅延および第2遅延を計算し、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードにおける前記可変遅延ユニットに、前記終端端末のグループの出力が実質的に同期されるように、前記終端端末への前記ストリームの送信を遅延させることを可能にするステップと、
    を備えている、方法。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法において、少なくとも1つの同期ユニットが、更に、
    −前記ストリームの送信レートを取得するステップと、
    −基準パケットを選択するステップと、
    −各ネットワーク・ノードにおける前記基準パケットの到達時刻を計算するステップと、
    −最も遅れたネットワーク・ノードに関する各ネットワーク・ノードの遅延を計算することによって、前記遅延情報を決定するステップと、
    を実行する、方法。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項記載の方法において、前記ストリームにおける前記パケットは、タイム・スタンプおよび/またはフレーム番号を備えている、方法。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法において、前記ネットワーク・ノードはアクセス・ノード、ヘッド・エンド、コア・ルータ、またはネットワークのトランスポート機能の一部であり、前記ストリームの経路に位置するその他の機能要素である、方法。
  11. 請求項10記載の方法において、前記アクセス・ノードは、ディジタル加入者ライン・アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)、ケーブル・モデム終端システム(CMTS)、光アクセス・ノード、またはエッジ・ルータである、方法。
  12. 請求項1から11までのいずれか1項記載の方法において、当該方法は、更に、好ましくは、終端端末から発した、同期要求を受信するステップを備えている、方法。
  13. 請求項1から12までのいずれか1項記載の方法において、1つの同期ドメインが、可変遅延ユニットのグループを備えており、前記方法は、更に、
    −同期ドメインに関する遅延情報を受信するステップと、
    −前記同期ドメインについて遅延を計算するステップと、
    −前記同期ドメインに前記遅延を供給し、前記関連する可変遅延ユニットに、前記終端端末によって受信される前記ストリームを実質的に同期するように、前記終端端末へのストリームの送信を遅延させることを可能にするステップと、
    を備えている、方法。
  14. 終端端末のグループの出力を同期させるシステムであって、
    −パケット化されたストリームを送信するブロードキャスト局と、
    −少なくとも1つの第1ネットワーク・ノード、好ましくは、前記グループにおける終端ノードの第1集合に接続されている第1アクセス・ノードと、第2ネットワーク・ノード、好ましくは、前記グループにおける終端端末の第2集合に接続されている第2アクセス・ノードであって、各々、少なくとも1つの可変遅延ユニットを備えており、前記ストリーム内のパケットの到達時刻情報を決定することができる、ネットワーク・ノードと、
    −前記ネットワーク・ノードに接続されている少なくとも1つの同期ユニットであって、前記第1ネットワーク・ノード、好ましくは、第1アクセス・ノードに到達したパケットの第1到達時刻情報を受信する手段と、前記第2ネットワーク・ノード、好ましくは、第2アクセス・ノードに到達したパケットの第2到達時刻情報を受信する手段と、前記第1到達時刻情報および前記第2到達時刻情報に基づいて、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードについて遅延情報を計算する手段と、前記第1ネットワーク・ノードおよび第2ネットワーク・ノードに前記遅延情報を提供する手段とを備えている、同期ユニットと、
    を備えている、システム。
  15. 同期ユニットであって、好ましくは、終端端末によって受信されるストリームの送信を同期させるための同期サーバであり、
    −第1ネットワーク・ノードに到達したストリームにおけるパケットの第1到達時刻情報と、第2ネットワーク・ノードに到達した前記ストリームにおけるパケットの第2到達時刻情報とを受信する手段と、
    −前記第1到達時刻情報および前記第2到達時刻情報に基づいて遅延情報を計算する手段と、
    −前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードに前記遅延情報を提供し、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノード内にある1つ以上の可変遅延ユニットに、前記終端端末によって受信される前記ストリームが実質的に同期されるように、前記第1ネットワーク・ノードおよび前記第2ネットワーク・ノードに接続されている終端端末への前記ストリームの送信を遅延させることを可能にする手段と、
    を備えている、同期ユニット。
  16. 請求項12記載のシステムにおいて用いるためのネットワーク・ノードであって、
    −少なくとも1つの可変遅延ユニットと、
    −前記ストリーム内にあるパケットの到達時刻を前記同期ユニットに送信する手段と、
    前記少なくとも1つの可変遅延ユニットについての遅延情報を受信し、前記ネットワーク・ノードに、前記ストリームを前記終端端末に所定の時点に送信させることを可能にする、手段と、
    を備えている、ネットワーク・ノード。
  17. ネットワーク・ノードのメモリにおいて実行すると、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法のステップを実行するように構成されているソフトウェア・コード部を備えている、コンピュータ・プログラム生産物。
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