JP4658199B2 - Dvb−h準拠のトランスポートストリームを処理する方法および装置 - Google Patents
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Description
ETSI EN 302 304: ≪デジタルビデオ放送(DVB):携帯端末向け伝送システム (DVB―H)≫
ETSI TR 102 377 : ≪DVB―H 実装ガイドライン≫
上記文献に引用される各種の参考文献
セル内のトランスミッタは全て標準配信ネットワークDNを介してセルに共通のDVBトランスポートストリームを受信し、同じ単一周波数でこのトランスポートストリームを変調してブロードキャストする。
とりわけ、近接するセルにおいて異なる送信周波数チャネルが使用されることにより、各セル内でのローカルなコンテンツの実行が可能となる。
例えば、各セル内でローカルなテレビ番組を放送することができる。
DVB−Hリピータは、高周波動作して、特定の周波数(すなわち、リピータが位置するセル内で用いられる送信周波数)で大気中からDVB−Hエミッションを受信し、これを増幅して同じ周波数で再送信する。
これによりハンドセットはバーストの合間に受信機を停止させることができ、これにより、電力消費を最小限にしてバッテリ寿命を延ばすことができる。
こうした情報の中には、TPS(送信パラメータシグナリング)ビット内で送信されるものがあり、TPSビットは受信機によりより迅速かつ容易に利用可能となるように(したがって受信機はMPEG2およびPSI/SI情報の複合化をする必要がない)専用キャリア(TPSパイロット)によってCOFDM(符号化直交周波数分割多重)信号で送られる。
MPE−FECの目的は、モバイルチャネルにおける搬送波対雑音比(C/N)およびドップラー効果を向上し、インパルス干渉に対する許容範囲を向上することにある。
したがって、送信される信号は全て同一であり、全ての視聴ユーザによる情報の同時受信が可能となる。
8Kモードではn=s×2、4Kモードではn=s×4、2Kモードではn=s×8である。
メガフレームの第1のパケットは、逆同期バイトを有している。
MIPは、専用の(0×15)PID(パケット識別子)値を有するMPEG2パケットである。
インデックスMのメガフレームのMIPは、インデックスM+1のメガフレームの開始地点をユニークに識別することを可能とする。
maximum_delayの値は、配信ネットワークDNにおける最長ディレイとモジュレータ、電力トランスミッタ、アンテナフィーダーにおけるディレイとの合計よりも長くなる。
maximum_delayの最大値は1秒である。
ツリー(1pps基準の現在のパルスに対して100ns単位で表現される)におけるメガフレームの開始を受信するトランスミッタは、Tdelay=(STS+maximum_delay−Trec)modulo 107分だけこのメガフレームをディレイさせる。
例えば、IPデータグラムは、ローカルなIPEにおいてローカルにカプセル化されるかわりに、中央でカプセル化され、中央で生成されたトランスポートストリーム内で最終トランスポートストリームが生成され放送される場所に配信されてもよい。
SFNアダプタのトランスポートストリーム内へのMIP同期マークの挿入タスクも、中央で実施されてもよい。
さらに、イントラセル配信ネットワーク(ローカルなIPEを各種トランスミッタにリンクする)、中央でカプセル化されタイムスライスされたストリームは、中央IPEから異なるセルのトランスミッタに、例えば衛星リンクを介して、直接配信することができるため、義務的なものではない。
実際、DVB−HはDVB−Tよりも密度の高いトランスミッタネットワークを必要とし、そのため、既存のDVB−Tイントラセル配信ネットワークはDVB−Hの要求に応えるために密度を高くしなければならない。
言うまでもなく、このような高密度化は複雑かつ高価である。
さらに、DVB−Hの展開は、公共事業の責任を負うことのない私企業によって行われるべきである。
したがって、これらの企業が人口密度の高いゾーンに集中して人口密度の低いゾーンを網羅しないかもしれないという危険性がある。
上記の問題に鑑みて、衛星配信が、実施が容易かつ迅速であり資本費が低いことから目立っている。
・入力トランスポートストリームから1つ以上のタイムスライスされたエレメンタリストリームの一部または全部をフィルタするよう入力トランスポートストリームに対してフィルタ処理を行う。
・フィルタされた入力トランスポートストリームからDVB−H準拠の出力トランスポートストリームを生成するよう入力トランスポートストリームのバーストスケジュールを変更する。
MPEタイミング情報は、バースト内で次のバーストの開始までの時間を示す。
本明細書は、また、本発明の第1の様態にかかる処理の例示的実施形態を説明することを目的としている。
・PIDフィールドを新しいPID値で更新するPID変換
・MPEセクションのソースおよびあて先IPアドレスを更新するMPE/IPセクションにおけるIPアドレス変換
・DVBオブジェクトの値の変換(例えばネットワーク名、network_id、TSID、cell_IDなど)
・バースト抑制、バースト移動、バースト多重化、バースト逆多重化、バースト挿入などのバーストリモデリング
・MIPおよびメガフレーム更新
・アドレス変換およびトラフィックフィルタリングを反映するためのESG(Electronic Service Guide)更新
・PSI/SIテーブル更新
・トランスポートストリーム圧縮/解凍(例えばNULL抑制、DVB圧縮またはIPComp(IPペイロード圧縮プロトコル)、MPEG−2入力ストリームがIPを介して送信されるときのROHC(RObustヘッダ圧縮)など)。
その結果として生じるトランスポートストリームは出力ビットレートB出力より低いレートを有し、残りにはNULLパケットが充填されている。
任意のエレメンタリストリームについて、このエレメンタリストリームの次のバーストの開始日時s’iを特に決定しなければならない。
・MPEタイミング情報が相対的である(次のバーストの開始に相対的な時間)
・MPEG−2パケットが固定長である
・MPEG−2パケットの送信に必要な時間は、任意のSDRに用いられる送信パラメータより求められるレートBoより求められる。
・入力ストリームのエレメンタリストリームのバーストBをSDRで受信する
・出力ストリームにおける当該バーストBの出力を、当該エレメンタリストリームの次のバーストがSDRで受信されるまでディレイさせる
・入力ストリームにおける当該バーストの到着を検出し、当該バーストを分離するインターバル(時間量またはデータ量)を算出する
・当該インターバルから、生成された出力トランスポートストリームにおける当該バーストBについて設定されるMPEタイミング情報を算出する
異なる時間に開始する異なるSDRの必要なディレイの分析がわずかに異なり、このため異なる出力ストリームを生成する危険性がある。
これにより、トランスポートストリームの全体的な構造を維持することができる。例えば、オーディオおよびビデオが2つのエレメンタリストリームで同期送信される場合、これらは両方ともディレイされるが同期する。
これにより、出力バンド幅のバラツキを簡略化し、制限する。
ESの連続するバーストB1、B2を示す。
この例では、バーストは周期的に送信され(毎秒)、それぞれ9MB/秒のレートと(1/3)秒の期間を有する。
B2/ES1の到着が検出され、入力ストリームにおけるB1/ES1の開始とB2/ES1の開始との間のインターバルbpが算出される。
入力ストリームにおけるB1/ES1の終了とB2/ES1の開始との間のインターバルt(2/3秒)も算出される。
このMPEタイミングの値は、B1/ES1の開始のbp(この場合1秒)からB1/ES1の終了のt’(1/2秒)までの連続するMPEフレームにおいて減少する。
したがって、トランスポートストリームの構造が例えばバーストを逆さにすることによって変更されなければならない。
このときには送信されるものが全くない状態であることもありうる。
この場合、状況が落ち着くまでNULLパケットが送信される。
ここでのフィルタ処理もまたエレメンタリストリームES2、ES4、ES6をフィルタアウトすることであり、SDRはエレメンタリストリームES1、ES3、ES5からなる出力トランスポートストリームを(B/2)のレートで生成する。
しかしながら、このディレイを短くするには、適切なタイミング情報を持たないうちにバーストを送信する必要が出てくることがある。
したがって、インターバルが長いバーストについて第2の実施形態が行われ、第1のMPEフレームのMPEタイミングが維持され後に強制不能となる。
・エレメンタリストリームのバーストBを受信すると、あらかじめ設定されたタイムインターバルDにより当該バーストBの出力をディレイする
・当該現在のインターバルDが経過すると
・当該エレメンタリストリーム次のバーストB+1が受信された場合、
・当該次のバーストの到着を検出しバーストを分離するインターバルを計算する
・当該インターバルから、生成された出力トランスポートストリーム内の当該バーストBについて設定するMPEタイミング情報を算出する
・そうでない場合には、入力トランスポートストリームにおける当該バーストBの第1のフレームのMPEタイミングを決定し、生成されたトランスポートストリームにおける当該バーストBの第1のフレームに対する当該MPEタイミングを実施し、出力および入力バンド幅間の差を考慮するように生成された出力ストリームにおける当該バーストBの続くフレームのMPEタイミングが調整される。
バーストインターバルがDよりも低い場合、正確に計算されるMPEタイミングについて時間通りに次のバーストが受信され、トランスポートストリーム構造が維持される。
逆に、バーストインターバルがDよりも高い場合、バーストは次のバーストがいつ送信可能になるかがわかる前に送信されることになる。
MPEタイミングは調整されて、次のバーストの出発時間は変更されることなく実施される。
・ディレイDを0に設定することにより、上記第2の実施形態を実施する。
・ディレイDを40.96秒に設定することにより、第1の実施形態を実施する。
第1のセルにおいて、全国的なコンテンツES1およびローカルなコンテンツES2のみが第1のセル内でブロードキャストされるように、この第1のセルに設置されたSDRによりローカルなコンテンツES3をフィルタアウトすることができる。
逆に、全国的なコンテンツES1とローカルなコンテンツES3のみが第2のセル内でブロードキャストされるように、第2のセルに設置されたSDRによりローカルなコンテンツES2をフィルタアウトすることもできる。
これは、少なくとも、同一セル内の全SDRセルは入力データに対して同一の動作を行い、リンクされた復調装置の全てを(セルに)共通のTSの各MPEG−2パケットを完全に同時に(例えば、従来の100nsの精度で)再生可能にする正確なMIPタイミング情報を含む全く同じ出力データを生成することを意味する。
しかしながら、(例えばフィルタリング処理により)トランスポートストリームを変形することは、MPEG−2パケットを個別に変形することほど単純ではない。
この変形はこれらのパケット間の依存性を利用するものだからである。
メガフレームは、実際にメガフレーム初期化パケット(MIP)の形のもとに同期点を含む。
OU(n)=f(IU(n)、IU(n−1),
・・・IU(n−p+1),S(n))
ここで、S(n)はそのときのSDRの状態、すなわちそのメモリに含むものである。
S(n)=g(IU(n),IU(n−1),IU(n−2),
・・・IU(n−q+1),C)
ここで、Cは、アクティブでスタティックな設定、すなわち、システムの動作に実際に影響を与える設定の一部を表す。
設定テーブルから設定スクリプトを派生することができ、またその逆も可能である。
SDRによりトランスポートストリームに追加されるディレイは、バッファユニットが大きいほど一層重要になりうることに注意したい。
表1のパラメータにおいて、以下のディレイはパケット数で表される。ここで、パケット<n>は、パケット<n>+<d>の受信中に送信される場合には、<d>だけディレイされる。
・DはSDRにより追加される固定ディレイである。
・Bは同期点で実施される可変ディレイである。
・AはSDRにより追加される最大可変ディレイである。
・Sは同期ディレイである
・N_i/N_oは入力と出力との間のバンド幅率であり、例えば、N_Iはエレメンタリ入力ユニットに対応するサイズであり、N_oはエレメンタリ出力ユニットに対応するサイズである。
したがって、バッファの内容は、同期点の全SDRにおいて完全に決定されている。
アルゴリズムは、DおよびD+Aの間の現在のパケットディレイを維持する。
同期処理は、ディレイが小さすぎるまたはドロッピングパケットが大きすぎる場合には、同期点の前にNULLを挿入することによりこのディレイをD+Bまで実行し、これにより、以前のことが十分にわかっている全SDRが任意のパケットIの受信時に全く同一の出力を確実に送信するようにする。
・損失を予測することによりパケットドロップのインパクトを最小限にし、好ましくはNULL、そしてMPE−FECトランスポートパケットなどをドロップする。
・バースト期間を最適化するため、特に再スケジュールされたバーストにより中断されたときに、バーストをリモデリングする。
実際、上記にリストされたSDRにより実行される動作には、PSI/SIコンテンツに影響を与えるものもある。
・PIDフィルタリング
フィルタされたPIDをポイントする全てのPMT(プログラムマップテーブル)エントリーは除去されなければならない。
これは、EIT(イベント情報テーブル)エントリーについても当てはまる。
除去されたPIDが任意のPMTにおける1つ以上のサービスの最後のエレメンタリストリームである場合、対応するサービスもPAT(プログラム関連付けテーブル)から除去されなければならず、対応するPMTも除去されなければならない。
これは、EITについても当てはまる。
IP/MAC通知テーブル(INT)は、また、PMTにおける除去されたエントリーをポイントする全スラッシュ記述子を除去することにより更新される。
・IPフィルタリング
フィルタされたアドレスに対応する全スラッシュ記述子は、INT(IP/MAC通知テーブル)から除去されなければならず、対象記述子ループの最後のスラッシュ記述子が除去されると、関連付けられたtime_slice_fec_identifier_descriptorおよびIPMAC_stream_location_descriptorsもまた除去される。
これらの記述子は、TS、サービス、およびcomponent_tagを識別する。
この場合、このサービスのPMTは、更新されなければならず、対応するcomponent_tagも除去されなければならない。
これは、EITについても当てはまる。
この場合、除去されたエレメンタリストリームは、このサービスの最後のものであり、PMT全体が除去されてこのサービスのPATエントリーもまた除去される。
・PID変換
対応するMPEG−2パケットにおけるPIDフィールドの新しいPID値への更新、および古いPIDの値に関するPMTエントリーの更新が必要である。
・IPアドレス変換
適切なMPEセクションのソースおよびあて先IPアドレスの新しい値での更新、およびトランスポート(UDP)チェックサムの算出が必要である。
この機能は暗号化されていないIPストリームに用いることができ、INT IPv4/v6スラッシュ記述子を値で更新しなければならない。
・DVBオブジェクトの値の変換
適切なテーブル(NIT−ネットワーク情報テーブル、INT、EIT)における対応する値、およびMIPにおけるTPSビットを更新しなければならない。
・入力トランスポートストリームのフィルタされていないパケットの逆同期バイトが、例えば逆同期バイトの逆転により除去される。
・生成された出力TSの適切な位置にMIPが挿入され、これらのMIPは各フィールドおよび特にSTSポインターおよびmaximum_delayタイミングフィールドについての正確な値を有している(これらの値は最初からまたは入力ストリームのMIPの値を更新することにより算出される)。
・逆同期バイトが出力ストリームの各メガフレームの第1のパケットのヘッダに挿入される。
maximum_delayは、1秒未満でなければならず、これによりSFNアダプタおよび配信チェーンの各モジュレータ間の最大トランジット時間を1秒とすることになる。
実際、すでに説明したように、これらの値は設定パラメータによって与えられるまたは送信パラメータから算出される。
入力ストリームの値は、また、入力ストリームの分析(TSパケットヘッダにおける逆同期バイトを探すこと)から求めることができる。
この手段10は、またバッファにおいて入力ストリームにおける最後のMIPのコピーを得てMIPを廃棄する方法を提供する。
MIPは、設定パラメータにより出力ストリームの固定または擬似ランダムな位置に挿入される(MIPのperiodic_flagが適切に設定される)、「擬似ランダム」とは、同一のエリアの2つのSDRにMIPをメガフレームの可変位置pで送信するよう指示することができることを意味し、pはエリア内の全てのSDRについて同じではない)。
ポインターの値が出力ストリーム内のメガフレーム長およびこのメガフレームですでに送信されたパケット数から算出される。
これは、絶対時間t1のSDRによりタイミングシステム(例えばGPS)によって絶対時間tで配信された1pps信号が考慮されることを意味し、ここでt<t1<t+dt1である。
mdt1を1つのエリア内の各SDRのdt1の最大値よりも大きい値とする。
1pps基準信号により、各SDRはMIPを最後のパルス対する時間tmipで処理すること、またこのイベントatmipの絶対時間がatpps+tmip(最後のpps+tmipの絶対時間)およびatpps+tmip+dt1の間にあることがわかる(atpps+tmip<atmip<atpps+tmip+dt1)。
p*ttmpg<tfm<p*ttmpg+dt2
ここで、dt2は、例えばSDRがメガフレーム全体を送信するのにかかる時間についての不確実性により最大化されている。
max_delay=mdm
STS=(tmip+p*ttmpg)modulo 107
mdm>107であれば有効ではない。
しかしながら、上記の議論に基づいて、mdminがSTSフィールドに追加されmdminがmax_delayフィールドに置き換えられるならばMIPフィールドは有効なままである。
したがって、MIPのタイミングフィールドは、好ましくは以下のように設定される。
max_delay=mdm−mdmin
STS=(tmip+p*ttmpg+mdmin)modulo 107
これは、メガフレーム(M)におけるパケット数に対する次のメガフレームにパケット数pの調整が必要である。
この結果、以下の通りとなる。
max_delay=mdm−mdrnin
STS=(tmg+M*ttmpg+mdmin)modulo 107
この場合、SDRは、例えば入力ストリームにおけるMIPからその基準タイミング情報を抽出する。
attpsm+stsu<ata<attpsm+stsu+mdu
ここで、attpsmはメガフレームが送信されたときのppsの絶対時間である。
stsu<ata<stsu+mdu
この時差は不正確に算出されるため、dtioの精度でのみ推定することが可能である。
tio<atmip−ata<tio+dtio
したがって、dt1(およびmdt1)の値は、この場合はより大きくなることが予測される。
しかしながら、全ての出力ストリームが同一であるという保証はない。
実際、全SDRがmdm、mdu等について同じ構成値を有するならば、方法1におけるtmipの評価と方法2におけるtio評価はSDRごとに異なることになる。
この場合、SDRは外部時間基準がまったくないMIPコヒーレンスを実施することに注意したい。
SDRの設定は必然的に生成された出力トランスポートストリームに影響を与えるため、提案されるありうる実施形態は、セル内のSDRが確実に同期的に設定されるようにする。
異なるセルに当てはまる設定コマンドは、カルーセル内で循環的に送信される。
「area_id config_number command_number action opcode arguments」
ここで、
・area_idは、設定コマンドが適用されるSDRのグループを識別する(したがって、このコマンドが適用されるSDRまたは複数のSDRを識別する)。
SDRは、実際に設定コマンドにより1つ以上のSDRからなるグループにリンクされてもよい。
グループは識別子で見分けられ、SDRは1つ以上のグループの一部であってもよい。
1つのSDRからなるグループおよびSFNセルの全SDRからなるグループは、特殊な利害グループである。
・config_numberは、カルーセルに送信された最後の設定のバージョン番号を識別する。
・command_numberは、設定がカルーセルに送信されるたびにゼロに設定されるカウンターであり、新しい設定コマンドで1増加する。このコマンドの不連続性は、設定コマンドの損失を示すことになり、設定カルーセルストリームにおいて次に有効な設定が受信されるまでSDRに出力の生成を停止させる。
・actionは、コマンドが設定のみを更新させることを目的とする、または設定を更新することなくすぐに実行されることを目的とする、またその両方を実行することを目的とすることを示すコードである。
・opcodeは、例えばfilter_pid(PIDフィルタリング処理)、filter_ip(IPフィルタリング処理)またはchange_value(変換処理)、などのオペレーションコードを識別する。
認められたオペコードに、area_idに属する全てのSDRのconfig_numberにより与えられた設定を有効化することになり、したがって、「設定更新のみ」に設定されたアクションパラメータを有する先のコマンドを一括して有効化する、オペコード「activate」がある。
・argumentsは、例えば、filter_pidについては0x56、change_valueについてはTransportStreamId=「456」である。
これにより、SDR設定機能をIPEの外部におくことができ、したがってIPEを独立させることができる。
・NULLトランスポートパケットのペイロード内
・特定のPIDを有する特別なトランスポートパケット内
・MIPフレームのプライベートゾーン内
・MIPの機能ループにおいて許可される機能セットの拡張による
・ESのトランスポートパケットにおいて用いられていないスペースの特別なセクション内(1PID)
・1つ以上のプライベートセクション内
・新しいPSIセクション内
Claims (15)
- 処理装置(SDR)において入力トランスポートストリームとして受信したトランスポートストリーム(TS)を処理する方法であって、
前記トランスポートストリームは複数のエレメンタリストリーム(ES)からなり、各前記エレメンタリストリーム(ES)は同じパケット識別子(PID)を有するトランスポートストリームパケットのセットであり、このエレメンタリストリーム(ES)のうち少なくとも一つがタイムスライスされてバーストで送信され、タイミング情報はバースト内で次のバースト開始時間を示し、
前記入力トランスポートストリームから一つ以上のタイムスライスされたエレメンタリストリームの一部または全部をフィルタするように、前記入力トランスポートストリームに対してフィルタ処理を行うステップと、
フィルタされた前記入力トランスポートストリームからDVB―H準拠の出力トランスポートストリームを生成するように、前記入力トランスポートストリームのバーストスケジュールを変更するステップと、
を有することを特徴とする方法。 - 前記バーストスケジュールの変更が前記出力トランスポートストリームの前記バーストのタイミング情報を更新することからなることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記出力トランスポートストリームにおいてエレメンタリストリームのバースト(B)に対して設定するタイミング情報を前記の処理装置が受信した前記入力トランスポートストリームにおいて前記バースト(B)と前記エレメンタリストリームの次のバースト(B+1)を分離するインターバルから算出することからなる処理を有することを特徴とする請求項2記載の方法。
- 各バーストの前記タイミング情報の前記更新は、
前記入力トランスポートストリームのエレメンタリストリームのバーストBを前記処理装置で受信するステップと、
前記エレメンタリストリームの次のバーストが処理ユニットで受信されるまで前記出力トランスポートストリームの前記バーストBの出力をディレイさせるステップと、
前記入力トランスポートストリームの前記次のバーストの到着を検出し前記バーストを分離するインターバルを算出するステップと、
前記インターバルから、前記出力トランスポートストリームの前記バーストBについて設定されるタイミング情報を算出するステップと、
で実行することを特徴とする請求項3記載の方法。 - 前記入力トランスポートストリームの前記タイミングを決定することからなるステップを有し、前記バーストスケジュールの変更は、生成される前記出力トランスポートストリームにおいて、前記入力トランスポートストリームの決定されたタイミングを実施するために前記トランスポートストリームの構造の前記バーストを再編成することからなること
を特徴とする請求項2記載の方法。 - 前記入力トランスポートストリームのバーストの第1のフレームの前記の決定されたMPEタイミング情報が、生成される前記出力トランスポートストリームの前記バーストの第1のフレームに強制されること、生成される前記出力トランスポートストリームの前記バーストの続くフレームのMPEタイミングが、出力および入力バンド幅の差を考慮して調整されることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記バーストスケジュールの変更が、
エレメンタリストリームのバーストBを受信する場合は、あらかじめ設定されたタイムインターバルDにより前記バーストの出力をディレイさせる、
前記あらかじめ設定されたタイムインターバルDが経過して、前記エレメンタリストリームの次のバーストが受信されていた場合は、前記次のバーストの到着を検出し前記バーストを分離するインターバルを算出し、
前記インターバルから、前記出力トランスポートストリームの前記のバーストBについて設定するタイミング情報を算出する、
前記あらかじめ設定されたタイムインターバルDが経過して、前記エレメンタリストリームの次のバーストが受信されていない場合には、前記入力トランスポートストリームの前記バーストBの第1のフレームのMPEタイミングを決定し、生成された前記出力トランスポートストリームの前記バーストBの第1のフレームに実施し、生成された前記出力トランスポートストリームの前記バーストの続くフレームのMPEタイミングを、出力および入力バンド幅の差を考慮して調整する、
動作を有することを特徴とする請求項2記載の方法。 - 前記フィルタ処理が、前記入力トランスポートストリームからそのPIDにより識別されるエレメンタリストリームをフィルタすることからなるPIDフィルタ処理を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の方法。
- 前記フィルタ処理が、前記入力トランスポートストリームから一つ以上のIPアドレスによって識別されるエレメンタリストリームの一部をフィルタすることからなるIPアドレスフィルタ処理を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の方法。
- PSI/SIテーブルを更新するステップをさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の方法。
- 前記フィルタ処理は、PID変換、IPアドレス変換、DVBオブジェクトの値変換のような変換処理をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の方法。
- メガフレームは入力トランスポートストリームパケットのグループから形成され、かつメガフレーム初期化パケット(MIP)として既知の同期マークを用いて各タイムスタンプが押されていて、生成される前記出力トランスポートストリームにおいてメガフレームとMIPのコヒーレンスを実行するステップをさらに有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の方法。
- メガフレームの第1のパケットは逆同期バイトを有していて、前記の実行ステップが、
前記入力トランスポートストリームのフィルタされていないパケットの前記逆同期バイトを取り除き、
生成された前記出力トランスポートストリームにMIPを挿入し、
前記出力トランスポートストリーム上の各メガフレームの第1のパケットのヘッダに逆同期バイトを挿入する、
ことからなる動作を有することを特徴とする請求項12記載の方法。 - 前記入力トランスポートストリームの範囲内にインバンド設定メッセージを送信することからなるステップと、処理装置(SDR)によって行われるフィルタ処理を決定するために前記設定メッセージを解釈するステップと、を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載の方法。
- 前記入力トランスポートストリームがDVB−H準拠トランスポートストリームであること、各DVB―Hエレメンタリストリームがマルチプロトコル・カプセル化(MPE)セクションを伝達し、前記MPEセクションがバーストで送信され、MPEタイミング情報がバースト内で次のバーストの開始時間を示していること、を特徴とする請求項1乃至14のいずれか1つに記載の方法。
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