JP3722882B2 - コマーシャル放送システム及び放送端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン放送やラジオ放送などの各種放送施設からコマーシャルを放送するシステム及びそのシステムに用いる放送端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビ番組やラジオ番組の間に、コマーシャル・メッセージ(以下、単にコマーシャルと称す。)を放送することがなされている。例えば、CATVシステムを考えてみると、基本的に各CATV放送局が地域に密着した放送局であることから、CATV放送局からのコマーシャル放送はローカルなコマーシャル内容のものが主体となり、コマーシャル用の放送情報作りも各CATV放送局にて独自に行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コマーシャルの中には、その地域限定のものだけでなく全ての放送エリアに放送されるものもある。その場合においても、各CATV放送局個別にコマーシャルの作成・登録をするのは非合理的である。特にCATVシステムでは、1つの放送局のカバーするエリアが比較的小さく、その放送スタッフも比較的少人数となりがちであり、このような場合に各放送局でコマーシャル用の放送情報制作・登録作業を行なうのは負担が大きい。
【0004】
一方、例えばそのような全ての放送エリアに対して放送したいコマーシャルについては、予め作成しておいて、例えばビデオテープ等の記憶媒体に記憶させたものを各放送局に対して配布するという手段も考えられる。但し、その場合でも、各放送局では、その配布された記憶媒体からコマーシャル用の放送情報を読み出して所定の番組の間に放送できるように登録しなくてはならず、その登録作業はやはり各放送局で行わなければならない。
【0005】
さらに、全ての放送エリアに対して放送したいコマーシャルといっても、全く画一化されたものではなく、基本的なコマーシャル内容は同じでも、例えばそのコマーシャル内容についての問い合わせ先だけはその地域毎の営業所の連絡先を放送したい場合がある。例えば全国にチェーン店を持ち、コマーシャルも全国展開したいような場合などである。この場合に、各放送局で地域毎の営業所の連絡先等についての情報を付加するという作業が必要となると、負担はやはり大きい。そして、その営業所の連絡先等が変わった場合等には、その都度各放送局で再度付加する作業が必要となり、非常に面倒である。
【0006】
なお、このような問題は、CATVシステムに限らず、通常の無線方式のテレビジョン放送システムやラジオ放送システムにおけるコマーシャル放送についても同様である。現状として、例えば東京の「キー局」と各地方の「系列局」との間で同じ番組を放送し、同じコマーシャルを放送するということはよくあることである。
【0007】
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、各放送局から放送するコマーシャルについて、それぞれカバーする放送地域独自の情報を付加したコマーシャルを放送することが容易にできるようにしたコマーシャル放送システム及びそのシステムに用いる放送端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
この目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、コマーシャルを放送可能な放送手段を有する複数の放送端末と、いずれの放送端末においても共通して使用可能な共通コマーシャル情報と、各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自に関連した地域独自情報と、地域コードと地域独自情報を識別するコードとの対応関係を示す放送地域コード情報テーブルとを含むコマーシャル情報を、各放送端末に対して配信可能な情報センタとを備え、前記各放送端末は、自端末がカバーする放送地域を示す前記地域コードと、前記情報センタから伝送路を介して配信されたコマーシャル情報を記憶する記憶手段と、 コマーシャル情報の編集を含む各種制御を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、 前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の放送地域コード情報テーブルと前記地域コードとを用いて、放送すべき地域独自情報を特定し、その特定された地域独自情報を、前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の共通コマーシャル情報に付加または合成することにより、自端末がカバーする放送地域に対応した所定のコマーシャルに編集し、 その編集したコマーシャルを前記放送手段を介して放送することを特徴とするコマーシャル放送システムである。
【0009】
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコマーシャル放送システムにおいて、前記地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情報であり、前記各放送端末では、その地域独自情報を前記共通コマーシャル情報に付加して放送することを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のコマーシャル放送システムにおいて、 前記共通コマーシャル情報は、映像情報であり、前記各放送端末では、該当する地域独自情報を字幕として前記共通コマーシャル情報に合成して放送することを特徴とする。
【0012】
本発明のコマーシャル放送システムによれば、コマーシャルを放送可能な放送手段を有する複数の放送端末に対して情報センタがコマーシャル情報を配信することができる。そして、このコマーシャル情報は、いずれの放送端末においても共通して使用可能な共通コマーシャル情報と、各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自に関連した地域独自情報と、地域コードと地域独自情報を識別するコードとの対応関係を示す放送地域コード情報テーブルとを含むものである。
【0013】
そして、各放送端末では、自端末がカバーする放送地域を示す地域コードと、情報センタから伝送路を介して配信されたコマーシャル情報が記憶手段に記憶される。そして、コマーシャル情報の編集を含む各種制御を実行する制御手段が、記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の放送地域コード情報テーブルと地域コードとを用いて、放送すべき地域独自情報を特定し、その特定された地域独自情報を、記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の共通コマーシャル情報に付加または合成することにより、自端末がカバーする放送地域に対応した所定のコマーシャルに編集する。そして、その編集したコマーシャルを前記放送手段を介して放送する。なお、コマーシャル内容によっては複数の放送端末に対応する地域独自情報が重複する場合も考えられる。
【0014】
そしてまた、請求項2に示すように、その地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情報であり、各放送端末では、その地域独自情報を共通コマーシャル情報に付加して放送するようにすることが考えられる。
【0015】
このように、本発明のコマーシャル放送システムによれば、各放送端末において独自にコマーシャルを作成・登録したりする必要がなく、情報センタから配信されたコマーシャル情報に基づき、該当する地域独自情報を共通コマーシャル情報に付加するだけでよい。つまり、全ての放送地域分の地域独自情報自体が情報センタから配信されるので、各放送端末では、自端末がカバーする放送地域に対応した地域独自情報を「選択」し、共通コマーシャル情報に付加するという編集を自動的に実行するので、地域に密接したコマーシャルの放送が容易にできるのである。
【0016】
複数の放送端末から同じ種類のコマーシャルを放送する場合、基本的なコマーシャル内容は同じでも、その問い合わせ先だけはその地域毎の営業所の連絡先を放送したい場合がある。例えば全国にチェーン店を持ち、コマーシャルも全国展開したいような場合などである。この場合に、従来のシステムでは、各放送端末で地域毎の営業所の連絡先等についての情報を作成して付加することとなり、端末独自での個別作業となって負担が大きい。そして、その営業所の連絡先等が変わった場合等には、その都度各放送端末で再度付加する作業が必要となり、非常に面倒である。
【0017】
それに対して、本システムによれば、各放送端末から放送するコマーシャル内容の基となる情報については全て情報センタから配信することが可能である。そのため、各放送端末では、その配信されたコマーシャル情報より、地域独自情報の中から必要なものを選択して、共通コマーシャル情報に付加するという自動編集によって最終的に放送するコマーシャルを作成することができ、非常に合理的である。
【0018】
なお、放送するコマーシャルとしては、ラジオ放送によるコマーシャルのような音声だけでもよいし、テレビジョン放送によるコマーシャルのように映像だけ、あるいは映像と音声とがセットになったもの等が考えられる。そして、請求項3に示すように、共通コマーシャル情報は映像情報とし、各放送端末では該当する地域独自情報を字幕として共通コマーシャル情報に合成して放送するようにしてもよい。上述した営業所の連絡先(電話番号やFAX番号等)であれば、このような字幕で示すのが好ましいといえる。
【0019】
また、テレビジョン放送の一形態であるが、例えばCATVシステムとして適用した場合には、1つの放送端末のカバーするエリアが比較的小さく放送端末数が多くなりがちである。したがって、このような場合に各放送端末で地域独自情報の作成等をするのは負担が大きいため、本発明のようにすればそのメリットは大きい。
【0020】
一方、このようなコマーシャル放送システムに用いられる放送端末は、例えば請求項4に示すように、コマーシャルを放送可能な放送手段を有し、共通して使用可能な共通コマーシャル情報と、各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自に関連した地域独自情報と、地域コードと地域独自情報を識別するコードとの対応関係を示す放送地域コード情報テーブルとを含むコマーシャル情報を、情報センタから配信される放送端末であって、自端末がカバーする放送地域を示す前記地域コードと、前記情報センタから伝送路を介して配信されたコマーシャル情報を記憶する記憶手段と、コマーシャル情報の編集を含む各種制御を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の放送地域コード情報テーブルと前記地域コードとを用いて、放送すべき地域独自情報を特定し、その特定された地域独自情報を、前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の共通コマーシャル情報に付加または合成することにより、自端末がカバーする放送地域に対応した所定のコマーシャルに編集し、その編集したコマーシャルを前記放送手段を介して放送することを特徴とする放送端末とすることができる。
【0021】
【0022】
また、請求項2に対応するものとして、前記地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情報であり、各放送端末では、その地域独自情報を前記共通コマーシャル情報に付加して放送するようにしてもよい。
【0023】
また、請求項3に対応するものとして、前記共通コマーシャル情報は、映像情報であり、各放送端末では、該当する地域独自情報を字幕として前記共通コマーシャル情報に合成して放送することを特徴とする。また、CATVシステムにおける放送局として構成してもよい。
【0024】
もちろん、本発明のコマーシャル放送システムを実現するに当たっては、これらの放送端末に限られるものではなく、その目的・作用・効果を共通とするものであれば上述の放送端末とは異なるものを用いたものも含むことはいうまでもない。
【0025】
【発明の実施の態様】
以下、本発明のコマーシャル放送システムを具体化した一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例のコマーシャル放送システムをCATVシステムに適用した場合の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本CATVシステムは、複数のテレビ等により構成される加入者端末装置30に対してCATV方式により所定の番組及び番組間にコマーシャルを放送可能な複数の放送端末10と、それら各放送端末10に対し、公衆電話回線等の伝送路40を介してコマーシャル情報を配信可能な情報センタ50とを備えている。なお、伝送路40は、公衆電話回線に限定されるものではない。
【0026】
情報センタ50は、コマーシャル情報(図2に「2」で示す。)を蓄積しておくためのハードディスク等で構成されたコマーシャル情報蓄積部51、コマーシャル情報を各放送端末10に配信するためのコマーシャル情報配信部53とを備える。情報センタ50は、各放送端末10とは独立に存在しており、放送端末10に配信するコマーシャル情報を管理し、各地域に密着した情報をすべて蓄積する。このため、コマーシャルを放送したい人または組織は各CATV放送局にてどのような情報が実際に放送するのかを情報センタ50にて認知することができる。
【0027】
情報センタ50は、配信が必要であると判断した場合、蓄積されているコマーシャル情報をコマーシャル情報配信部53を介して各放送端末10に配信することができる。一方、放送端末10は、ハードディスク等により構成されるコマーシャル情報蓄積部12と、コマーシャル情報編集部13と、コマーシャル情報放送部14と、番組放送部15とを備えている。前記情報センタ50から配信されたコマーシャル情報は、伝送路40を介して放送端末10に配信され、放送端末10は、それを受信してコマーシャル情報蓄積部12に一旦蓄積する。番組放送部15からは所定の番組編成にしたがって、番組を順次放送していく。そして、蓄積されたコマーシャル情報は、その放送される番組間等の必要な時間枠内に放送されるため、放送時間が来るまで蓄積されることになる。
【0028】
CATV放送の番組間等の放送が必要となるコマーシャル情報はあらかじめコマーシャル情報蓄積部から読み出される。この読み出されたコマーシャル情報はコマーシャル情報手段を具備するコマーシャル情報編集部13によって実際に放映される情報に編集される。この編集されたコマーシャル情報が放送手段を具備したコマーシャル情報放送部14によって実際の加入者に向けて放送される。
【0029】
図2は、本CATVシステムにおいてコマーシャル情報を編集して放送するまでの概略を示す説明図である。図1にて説明したように、コマーシャル情報は情報センタ50にて管理され、各放送端末10に配信される。図2に示すように、この配信されたコマーシャル情報2はコマーシャル情報蓄積部12に蓄積される。ここで、コマーシャル情報2の構成を説明する。
【0030】
このコマーシャル情報2は、コマーシャルとして放送するコマーシャル映像情報21と、各放送端末10の地域別の情報がコマーシャル情報内のどこに格納されているかを指し示す情報を格納する放送地域コード情報テーブル22と、地域コード別に編集するための情報が格納されている地域コード別の映像情報23からなる。
【0031】
そして、コマーシャル情報編集部13はROM及びRAM等が接続されたCPU等により構成される映像編集可能な装置によって構成され、上記コマーシャル情報2に基づいて加入者端末装置30に放送するコマーシャルを編集する。詳しくは、各放送端末10毎に設定されている地域コード3に基づいて、放送地域コード情報テーブル22より該当する映像識別番号を見つけ、その映像識別番号に対応する地域コード別の映像情報23を選択するのである。そして、共通コマーシャル情報であるコマーシャル映像情報21に選択した映像情報23を合成して、放送用のコマーシャルとする。なお、地域コード3及び放送地域コード情報テーブル22は、前記コマーシャル情報蓄積部12に記憶されている。
【0032】
図2に示す場合で具体的に説明する。この場合には地域コード3として「001」を記憶している。そして、コマーシャル情報2内の放送地域コード情報テーブル22内より「001」に対応する「X1001」を見つけ、地域コード別の映像情報23から「X1001」の指す映像情報が取り出される。そして、コマーシャル映像情報21にこの「X1001」の映像情報23(名古屋営業所の電話番号等)が合成されることとなる。
【0033】
合成された場合の画面5は、図2に示すように、番号6で示される部分がコマーシャル映像情報21に格納されていた部分であり、番号7で示される部分が各放送地域コード22により選択されて出力された地域独自情報である。このように、加入者からみれば、地域により密着した情報に接することができ放送端末10からの放送を見ることによる利便性をより増すことができる。
【0034】
以上説明したことから明らかなように、本実施例のコマーシャル放送システムによれば、情報センタ50が、各放送端末10側にて地域に密着した情報を作成できるだけの情報を持つコマーシャル情報を管理し、各放送端末10へ配信し、各放送端末10内にてコマーシャル情報を地域に密着した放送情報に編集しこれを各加入者端末装置30に対して放送することができるようにしている。つまり、全ての放送地域分の地域独自情報自体が情報センタ50から配信されるので、各放送端末10では、自端末がカバーする放送地域に対応した地域独自情報を「選択」し、共通コマーシャル情報に付加するという編集を自動的に実行するので、地域に密接したコマーシャルの放送が容易にできるのであり、また各加入者端末装置30を介して加入者は、利用価値の高いコマーシャル(情報)を得ることができる。
【0035】
このように、情報センタ50においてコマーシャル情報を共有化して蓄積することができるため、コマーシャル情報の設定や変更、削除等を各放送端末10単位にて行う必要が無く運用コストを大幅に削減することができるし、加入者側から見ても、地域に密着した情報を受け取ることができ、放送端末10の利便性を高めることができる。
【0036】
例えば、複数の放送端末10から同じ種類のコマーシャルを放送する場合、基本的なコマーシャル内容は同じでも、その問い合わせ先だけはその地域毎の営業所の連絡先を放送したい場合がある。例えば全国にチェーン店を持ち、コマーシャルも全国展開したいような場合などである。この場合に、従来のシステムでは、各放送端末10で地域毎の営業所の連絡先等についての情報を作成して付加することとなり、端末独自での個別作業となって負担が大きい。そして、その営業所の連絡先等が変わった場合等には、その都度各放送端末10で再度付加する作業が必要となり、非常に面倒である。
【0037】
それに対して、本システムによれば、各放送端末10から放送するコマーシャル内容の基となる情報については全て情報センタ50から配信することが可能である。そのため、各放送端末10では、その配信されたコマーシャル情報より、地域独自情報の中から必要なものを選択して、共通コマーシャル情報に付加するという自動編集によって最終的に放送するコマーシャルを作成することができ、非常に合理的である。
【0038】
なお、放送するコマーシャルとしては、ラジオ放送によるコマーシャルのような音声だけでもよいし、テレビジョン放送によるコマーシャルのように映像だけ、あるいは映像と音声とがセットになったもの等が考えられる。そしてまた、配信は、無線・有線を問わず、さらに情報をパッケージに入れ、例えば郵送等によって放送端末10に送るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のコマーシャル放送システムをCATVシステムに適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例のCATVシステムにおいてコマーシャル情報を編集して放送するまでの概略を示す説明図である。
【符号の説明】
2…コマーシャル情報 3…地域コード10…放送端末 12…コマーシャル情報蓄積部13…コマーシャル情報編集部 14…コマーシャル情報放送部15…番組放送部 21…コマーシャル映像情報22…放送地域コード情報テーブル 23…映像情報30…加入者端末装置 40…伝送路50…情報センタ 51…コマーシャル情報蓄積部53…コマーシャル情報配信部
Claims (4)
- コマーシャルを放送可能な放送手段を有する複数の放送端末と、
いずれの放送端末においても共通して使用可能な共通コマーシャル情報と、各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自に関連した地域独自情報と、地域コードと地域独自情報を識別するコードとの対応関係を示す放送地域コード情報テーブルとを含むコマーシャル情報を、各放送端末に対して配信可能な情報センタとを備え、
前記各放送端末は、
自端末がカバーする放送地域を示す前記地域コードと、前記情報センタから伝送路を介して配信されたコマーシャル情報を記憶する記憶手段と、
コマーシャル情報の編集を含む各種制御を実行する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の放送地域コード情報テーブルと前記地域コードとを用いて、放送すべき地域独自情報を特定し、
その特定された地域独自情報を、前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の共通コマーシャル情報に付加または合成することにより、自端末がカバーする放送地域に対応した所定のコマーシャルに編集し、
その編集したコマーシャルを前記放送手段を介して放送することを特徴とするコマーシャル放送システム。 - 請求項1に記載のコマーシャル放送システムにおいて、
前記地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情報であり、
前記各放送端末では、その地域独自情報を前記共通コマーシャル情報に付加して放送することを特徴とするコマーシャル放送システム。 - 請求項1又は2に記載のコマーシャル放送システムにおいて、
前記共通コマーシャル情報は、映像情報であり、
前記各放送端末では、該当する地域独自情報を字幕として前記共通コマーシャル情報に合成して放送することを特徴とするコマーシャル放送システム。 - コマーシャルを放送可能な放送手段を有し、
共通して使用可能な共通コマーシャル情報と、各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自に関連した地域独自情報と、地域コードと地域独自情報を識別するコードとの対応関係を示す放送地域コード情報テーブルとを含むコマーシャル情報を、情報センタから配信される放送端末であって、
自端末がカバーする放送地域を示す前記地域コードと、前記情報センタから伝送路を介して配信されたコマーシャル情報を記憶する記憶手段と、
コマーシャル情報の編集を含む各種制御を実行する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の放送地域コード情報テーブルと前記地域コードとを用いて、放送すべき地域独自情報を特定し、
その特定された地域独自情報を、前記記憶手段に記憶されたコマーシャル情報中の共通コマーシャル情報に付加または合成することにより、自端末がカバーする放送地域に対応した所定のコマーシャルに編集し、
その編集したコマーシャルを前記放送手段を介して放送することを特徴とする放送端末。
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