JP2004007127A - 番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004007127A JP2004007127A JP2002158796A JP2002158796A JP2004007127A JP 2004007127 A JP2004007127 A JP 2004007127A JP 2002158796 A JP2002158796 A JP 2002158796A JP 2002158796 A JP2002158796 A JP 2002158796A JP 2004007127 A JP2004007127 A JP 2004007127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- distribution
- content
- distribution schedule
- attribute information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】デジタル放送サービスから受信する番組コンテンツを新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて再配信を行うにおいて、多数の番組コンテンツに高い付加価値を付与し、低コストに一般視聴者に提供する。
【解決手段】番組配信スケジュール構成部4はデジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する。付加情報処理部7は番組属性情報を用いて、インターネット等から番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける。コンテンツ処理部5は配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行う。番組ガイド処理部6は配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する。
【選択図】 図1
【解決手段】番組配信スケジュール構成部4はデジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する。付加情報処理部7は番組属性情報を用いて、インターネット等から番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける。コンテンツ処理部5は配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行う。番組ガイド処理部6は配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した配信スケジュールに合わせて再配信を行うための、番組配信制御方法及び番組配信制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、デジタル放送サービスで提供される番組コンテンツを別のサービスとして再配信する技術として、図4に示すケーブルテレビサービスで実施されるREMUX方式がある。
【0003】
REMUX方式では、BSデジタル、CSデジタル放送、地上波デジタル放送等をケーブルテレビ送信局にて一旦受信し、MPEG−2 TSパケット形式まで復号した後、番組を独自の配信スケジュールに従って再多重化してケーブルテレビ視聴者に再配信するものである。
【0004】
このREMUX方式では、オペレータの人手により番組編成スケジュールを作成し、スケジュールに応じた番組コンテンツの管理やデータの送信管理も人手によるところが大きい。
【0005】
一方、番組コンテンツの再配信サービスとして、xDSLや光ファイバをインフラとして用いたブロードバンド放送サービスがあるが、ブロードバンド放送においても、番組の編成やコンテンツの管理は人手により行われる。さらに、ブロードバンド放送では、映像・音声コンテンツのみを、MPEG−4等のストリーミングに適した形式に再符号化する方式が一般的であり、番組ガイドや他の関連データについては、コンテンツや個別の配信スケジュールに応じて、人手で編集、作成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、複数のメディアから入力されるデジタル放送用番組コンテンツを再配信する際に、番組配信スケジュールの作成、及びコンテンツの管理、再符号化、番組ガイドの作成等をオペレータが人手で行うため、再配信のためのコストや時間がかかる問題点がある。
【0007】
また、ブロードバンドインフラによる通信サービスとして再配信を行う場合、番組コンテンツの一部のみを提供することになり、魅力的なサービスにつながらないという問題点がある。
【0008】
さらに、ブロードバンド放送サービスが普及し、多くの番組コンテンツを再配信するようになれば、伝送帯域の管理や番組ガイドの作成等において一層、人手による作業量が増え、コストが増加する可能性がある。
【0009】
本発明の目的は、上記の各課題を解決した番組配信制御方法、番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、デジタル放送サービスでコンテンツと合わせて伝送される番組属性情報を用いることで、番組コンテンツに関する、番組タイトル、出演者、番組時間長、コンテンツ容量、コピー可否情報等の情報を取得し、この情報と、操作者が指定した配信制御パラメータや伝送帯域の空き状況を考慮して、効率的な再配信スケジュールを自動的に構成する。また、構成された配信スケジュールに従って、映像・音声の再符号化やコンテンツの変換、付加情報の付与、番組ガイドの生成等の処理を行い、スケジュールどおりに配信サービスを実施する。
【0011】
これらにより、本発明は、複数の伝送メディアや複数のチャンネルによって伝送される多数の番組コンテンツに高い付加価値を付与し、低コストに一般視聴者に提供するもので、以下の番組配信制御方法、番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体を特徴とする。
【0012】
(番組配信制御方法の発明)
(1)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組コンテンツの再配信を行う番組配信制御方法において、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0013】
(2)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0014】
(3)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0015】
(4)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0016】
(番組配信制御システムの発明)
(5)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムにおいて、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0017】
(6)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0018】
(7)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0019】
(8)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0020】
(番組配信制御プログラムを記録した記録媒体の発明)
(9)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムの機能プログラムを、コンピュータで実行可能に記録した記録媒体であって、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部の機能プログラムと、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部の機能プログラムと、
を記録したことを特徴とする。
【0021】
(10)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づけて配信する付加情報処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0022】
(11)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0023】
(12)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
(1)概要の説明
ここでは、図1を例にとり、デジタル放送から入力される複数番組コンテンツの再配信スケジュールを自動で構成し、スケジュールに応じて、再符号化/コンテンツ拡充の後、再配信を行う、本発明の実施形態を示す。
【0025】
本実施形態におけるシステムは、番組属性情報を用いることで、番組コンテンツの内容、伝送可能帯域、伝送可能時間に基づいた最適な配信スケジュールを自動生成可能であり、低コストで付加価値の高い再配信サービスを提供できるシステムである。
【0026】
なお、番組属性情報としては、現行のデジタル放送サービスで配信される番組配列情報を利用することができ、この情報から番組コンテンツに対する属性情報として抽出することを含む。また、デジタル放送サービスにメタデータとして付属する場合にはそれから番組属性情報として抽出することを含む。
【0027】
(2)構成の説明
本実施形態におけるシステムは、受信部11〜13、番組属性情報抽出部2、コンテンツ抽出部3、番組配信スケジュール構成部4、コンテンツ処理部5、番組ガイド処理部6、付加情報処理部7および配信部8から構成される。
【0028】
このうち、従来のシステムと異なる機能を持つ構成要素は、番組属性情報抽出部2が抽出した番組属性情報に基づいてコンテンツの再配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部4と、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化及びデータコンテンツの変換を自動的に行うコンテンツ処理部5と、番組属性情報を用いてインターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づけて配信する付加情報処理部7と、番組配信スケジュールに合わせてユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成、配信する番組ガイド処理部6と、番組配信スケジュールに合わせてコンテンツの再配信を行う配信部8である。
【0029】
(3)機能の説明
番組配信スケジュール構成部4は、番組属性情報から抽出した番組に関する内容情報(タイトル、出演者等)と、操作者によって予め設定されたパラメータを比較した上で配信する番組を選択・決定する機能を有する。また、番組配信スケジュール構成部4は、番組属性情報から抽出した番組伝送に関する情報(所要伝送帯域、番組長)と、利用可能な伝送帯域を比較した上で、再配信する際の帯域、配信開始時間を決定する機能を有する。これらの機能により、番組配信スケジュール構成部4は、統合的に、番組編成をスケジューリングする。
【0030】
コンテンツ処理部3は、番組配信スケジュール構成部4から指示される伝送帯域に併せて、映像、音声コンテンツの再符号化を行う機能を有する。また、コンテンツ処理部3は、データ放送等のデータコンテンツについても、再配信の指示があれば、再配信用のデータ形式へ変換を行う。
【0031】
付加情報処理部7は、番組属性情報から抽出した番組内容に関する情報(タイトル、出演者等)を検索キーワードとして、インターネット等の異なるメディアからHTML等の関連コンテンツを自動収集する機能を有する。
【0032】
番組ガイド処理部6は、構成された番組配信スケジュールの内容から、XML形式やMPEG−2のセクションフレームの形式等で番組ガイド情報を自動的に生成する機能を有する。
【0033】
配信部8は、番組配信スケジュールに応じて、コンテンツ処理部5、付加情報処理部7、番組ガイド処理部6において処理された再配信用番組コンテンツを自動的に配信する機能を有する。
【0034】
(4)システムの動作説明
図2に、本システムにより、提供される再配信サービスについて示す。以下では、図2の再配信サービスを実現するシステム動作について記述する。処理の流れについては、図3に処理ステップS1〜S10で示す、
(a)受信部11〜13、コンテンツ抽出部3、番組属性情報抽出部2において、複数のメディア、チャンネルから各番組コンテンツ及び番組属性情報を受信する(S1〜S3)。
【0035】
(b)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報を解析し、情報内容を蓄積する(S4)。
【0036】
(c)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報と操作者設定パラメータから、再配信番組の選択、決定を行う(S5)。
【0037】
(d)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報と利用可能帯域情報から、該当番組の伝送帯域及び配信時間帯を決定する(S5)。
【0038】
(e)付加情報処理部7において、番組属性情報から、関連するHTMLコンテンツ等をインターネット上で自動検索し、該当したものを配信部8に受け渡し、配信登録を行う(S6、S9)。
【0039】
(f)コンテンツ処理部5において、構成された番組配信スケジュールに応じて、映像、音声、データコンテンツの再符号化、フォーマット変換を行った後、配信部に受け渡し、配信登録を行う(S8、S9)。
【0040】
(g)番組ガイド処理部6において、番組配信スケジュールの情報内容を、ユーザに提供可能なデータ形式(XML.MPEG−2セクション形式等)に符号化し、配信部に受け渡して、配信登録を行う(S7、S9)。
【0041】
(h)配信部8は、配信登録された番組コンテンツを番組配信スケジュールに応じて配信する(S10)。
【0042】
以上の動作により、放送サービスで提供される番組属性情報を用い、自動で最適な番組配信スケジュールを構成でき、低コストで高い付加価値を持つ番組コンテンツ再配信サービスを実現可能となる。
【0043】
なお、本発明は、図1に示したシステム又は図3に示した方法の一部又は全部の処理機能をプログラムとして構成して、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることが可能であり、また、インターネットのような通信ネットワークを介して配布したりすることが可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明では、デジタル放送サービスでコンテンツとともに伝送される番組属性情報から、番組コンテンツに関する情報(番組タイトル、出演者、番組時間長、コンテンツ容量、コピー可否情報等)を取得し、この情報を用いることによって、従来技術では操作者の長時間の作業によって実現していた配信スケジュール作成やスケジュールに基づく配信管理等の作業を軽減し、サービス提供コストを低減することが可能となる。
【0045】
また、膨大な数の番組コンテンツを最適な帯域や時間帯で配信することが可能であるため、伝送路の状態に応じた効率的なサービス提供を実現できる。
【0046】
さらに、番組コンテンツに関する情報を利用することで、インターネット上の関連コンテンツを検索し、番組コンテンツと併せて配信したり、動的に変化する番組ガイド情報を配信することが可能になるため、ユーザにとって利便性が高く、付加価値の高いサービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す番組配信制御システムの構成図。
【図2】実施形態における番組再配信サービスの例を示す図。
【図3】実施形態における処理の流れ図。
【図4】従来技術の説明図。
【符号の説明】
11〜13…受信部
2…番組属性情報抽出部
3…コンテンツ抽出部
4…番組配信スケジュール構成部
5…コンテンツ処理部
6…番組ガイド処理部
7…付加情報処理部
8…配信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した配信スケジュールに合わせて再配信を行うための、番組配信制御方法及び番組配信制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、デジタル放送サービスで提供される番組コンテンツを別のサービスとして再配信する技術として、図4に示すケーブルテレビサービスで実施されるREMUX方式がある。
【0003】
REMUX方式では、BSデジタル、CSデジタル放送、地上波デジタル放送等をケーブルテレビ送信局にて一旦受信し、MPEG−2 TSパケット形式まで復号した後、番組を独自の配信スケジュールに従って再多重化してケーブルテレビ視聴者に再配信するものである。
【0004】
このREMUX方式では、オペレータの人手により番組編成スケジュールを作成し、スケジュールに応じた番組コンテンツの管理やデータの送信管理も人手によるところが大きい。
【0005】
一方、番組コンテンツの再配信サービスとして、xDSLや光ファイバをインフラとして用いたブロードバンド放送サービスがあるが、ブロードバンド放送においても、番組の編成やコンテンツの管理は人手により行われる。さらに、ブロードバンド放送では、映像・音声コンテンツのみを、MPEG−4等のストリーミングに適した形式に再符号化する方式が一般的であり、番組ガイドや他の関連データについては、コンテンツや個別の配信スケジュールに応じて、人手で編集、作成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、複数のメディアから入力されるデジタル放送用番組コンテンツを再配信する際に、番組配信スケジュールの作成、及びコンテンツの管理、再符号化、番組ガイドの作成等をオペレータが人手で行うため、再配信のためのコストや時間がかかる問題点がある。
【0007】
また、ブロードバンドインフラによる通信サービスとして再配信を行う場合、番組コンテンツの一部のみを提供することになり、魅力的なサービスにつながらないという問題点がある。
【0008】
さらに、ブロードバンド放送サービスが普及し、多くの番組コンテンツを再配信するようになれば、伝送帯域の管理や番組ガイドの作成等において一層、人手による作業量が増え、コストが増加する可能性がある。
【0009】
本発明の目的は、上記の各課題を解決した番組配信制御方法、番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、デジタル放送サービスでコンテンツと合わせて伝送される番組属性情報を用いることで、番組コンテンツに関する、番組タイトル、出演者、番組時間長、コンテンツ容量、コピー可否情報等の情報を取得し、この情報と、操作者が指定した配信制御パラメータや伝送帯域の空き状況を考慮して、効率的な再配信スケジュールを自動的に構成する。また、構成された配信スケジュールに従って、映像・音声の再符号化やコンテンツの変換、付加情報の付与、番組ガイドの生成等の処理を行い、スケジュールどおりに配信サービスを実施する。
【0011】
これらにより、本発明は、複数の伝送メディアや複数のチャンネルによって伝送される多数の番組コンテンツに高い付加価値を付与し、低コストに一般視聴者に提供するもので、以下の番組配信制御方法、番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体を特徴とする。
【0012】
(番組配信制御方法の発明)
(1)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組コンテンツの再配信を行う番組配信制御方法において、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0013】
(2)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0014】
(3)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0015】
(4)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0016】
(番組配信制御システムの発明)
(5)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムにおいて、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0017】
(6)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0018】
(7)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0019】
(8)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする。
【0020】
(番組配信制御プログラムを記録した記録媒体の発明)
(9)デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムの機能プログラムを、コンピュータで実行可能に記録した記録媒体であって、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部の機能プログラムと、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部の機能プログラムと、
を記録したことを特徴とする。
【0021】
(10)前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づけて配信する付加情報処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0022】
(11)前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0023】
(12)前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
(1)概要の説明
ここでは、図1を例にとり、デジタル放送から入力される複数番組コンテンツの再配信スケジュールを自動で構成し、スケジュールに応じて、再符号化/コンテンツ拡充の後、再配信を行う、本発明の実施形態を示す。
【0025】
本実施形態におけるシステムは、番組属性情報を用いることで、番組コンテンツの内容、伝送可能帯域、伝送可能時間に基づいた最適な配信スケジュールを自動生成可能であり、低コストで付加価値の高い再配信サービスを提供できるシステムである。
【0026】
なお、番組属性情報としては、現行のデジタル放送サービスで配信される番組配列情報を利用することができ、この情報から番組コンテンツに対する属性情報として抽出することを含む。また、デジタル放送サービスにメタデータとして付属する場合にはそれから番組属性情報として抽出することを含む。
【0027】
(2)構成の説明
本実施形態におけるシステムは、受信部11〜13、番組属性情報抽出部2、コンテンツ抽出部3、番組配信スケジュール構成部4、コンテンツ処理部5、番組ガイド処理部6、付加情報処理部7および配信部8から構成される。
【0028】
このうち、従来のシステムと異なる機能を持つ構成要素は、番組属性情報抽出部2が抽出した番組属性情報に基づいてコンテンツの再配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部4と、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化及びデータコンテンツの変換を自動的に行うコンテンツ処理部5と、番組属性情報を用いてインターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づけて配信する付加情報処理部7と、番組配信スケジュールに合わせてユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成、配信する番組ガイド処理部6と、番組配信スケジュールに合わせてコンテンツの再配信を行う配信部8である。
【0029】
(3)機能の説明
番組配信スケジュール構成部4は、番組属性情報から抽出した番組に関する内容情報(タイトル、出演者等)と、操作者によって予め設定されたパラメータを比較した上で配信する番組を選択・決定する機能を有する。また、番組配信スケジュール構成部4は、番組属性情報から抽出した番組伝送に関する情報(所要伝送帯域、番組長)と、利用可能な伝送帯域を比較した上で、再配信する際の帯域、配信開始時間を決定する機能を有する。これらの機能により、番組配信スケジュール構成部4は、統合的に、番組編成をスケジューリングする。
【0030】
コンテンツ処理部3は、番組配信スケジュール構成部4から指示される伝送帯域に併せて、映像、音声コンテンツの再符号化を行う機能を有する。また、コンテンツ処理部3は、データ放送等のデータコンテンツについても、再配信の指示があれば、再配信用のデータ形式へ変換を行う。
【0031】
付加情報処理部7は、番組属性情報から抽出した番組内容に関する情報(タイトル、出演者等)を検索キーワードとして、インターネット等の異なるメディアからHTML等の関連コンテンツを自動収集する機能を有する。
【0032】
番組ガイド処理部6は、構成された番組配信スケジュールの内容から、XML形式やMPEG−2のセクションフレームの形式等で番組ガイド情報を自動的に生成する機能を有する。
【0033】
配信部8は、番組配信スケジュールに応じて、コンテンツ処理部5、付加情報処理部7、番組ガイド処理部6において処理された再配信用番組コンテンツを自動的に配信する機能を有する。
【0034】
(4)システムの動作説明
図2に、本システムにより、提供される再配信サービスについて示す。以下では、図2の再配信サービスを実現するシステム動作について記述する。処理の流れについては、図3に処理ステップS1〜S10で示す、
(a)受信部11〜13、コンテンツ抽出部3、番組属性情報抽出部2において、複数のメディア、チャンネルから各番組コンテンツ及び番組属性情報を受信する(S1〜S3)。
【0035】
(b)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報を解析し、情報内容を蓄積する(S4)。
【0036】
(c)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報と操作者設定パラメータから、再配信番組の選択、決定を行う(S5)。
【0037】
(d)番組配信スケジュール構成部4において、番組属性情報と利用可能帯域情報から、該当番組の伝送帯域及び配信時間帯を決定する(S5)。
【0038】
(e)付加情報処理部7において、番組属性情報から、関連するHTMLコンテンツ等をインターネット上で自動検索し、該当したものを配信部8に受け渡し、配信登録を行う(S6、S9)。
【0039】
(f)コンテンツ処理部5において、構成された番組配信スケジュールに応じて、映像、音声、データコンテンツの再符号化、フォーマット変換を行った後、配信部に受け渡し、配信登録を行う(S8、S9)。
【0040】
(g)番組ガイド処理部6において、番組配信スケジュールの情報内容を、ユーザに提供可能なデータ形式(XML.MPEG−2セクション形式等)に符号化し、配信部に受け渡して、配信登録を行う(S7、S9)。
【0041】
(h)配信部8は、配信登録された番組コンテンツを番組配信スケジュールに応じて配信する(S10)。
【0042】
以上の動作により、放送サービスで提供される番組属性情報を用い、自動で最適な番組配信スケジュールを構成でき、低コストで高い付加価値を持つ番組コンテンツ再配信サービスを実現可能となる。
【0043】
なお、本発明は、図1に示したシステム又は図3に示した方法の一部又は全部の処理機能をプログラムとして構成して、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることが可能であり、また、インターネットのような通信ネットワークを介して配布したりすることが可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明では、デジタル放送サービスでコンテンツとともに伝送される番組属性情報から、番組コンテンツに関する情報(番組タイトル、出演者、番組時間長、コンテンツ容量、コピー可否情報等)を取得し、この情報を用いることによって、従来技術では操作者の長時間の作業によって実現していた配信スケジュール作成やスケジュールに基づく配信管理等の作業を軽減し、サービス提供コストを低減することが可能となる。
【0045】
また、膨大な数の番組コンテンツを最適な帯域や時間帯で配信することが可能であるため、伝送路の状態に応じた効率的なサービス提供を実現できる。
【0046】
さらに、番組コンテンツに関する情報を利用することで、インターネット上の関連コンテンツを検索し、番組コンテンツと併せて配信したり、動的に変化する番組ガイド情報を配信することが可能になるため、ユーザにとって利便性が高く、付加価値の高いサービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す番組配信制御システムの構成図。
【図2】実施形態における番組再配信サービスの例を示す図。
【図3】実施形態における処理の流れ図。
【図4】従来技術の説明図。
【符号の説明】
11〜13…受信部
2…番組属性情報抽出部
3…コンテンツ抽出部
4…番組配信スケジュール構成部
5…コンテンツ処理部
6…番組ガイド処理部
7…付加情報処理部
8…配信部
Claims (12)
- デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組コンテンツの再配信を行う番組配信制御方法において、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御方法。 - 請求項1に記載の番組配信制御方法において、
前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御方法。 - 請求項1または2に記載の番組配信制御方法において、
前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の番組配信制御方法において、
前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御方法。 - デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した番組配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムにおいて、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部と、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部とを有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御システム。 - 請求項5に記載の番組配信制御システムにおいて、
前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づける付加情報処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツ及び関連する付加コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御システム。 - 請求項5または6に記載の番組配信制御システムにおいて、
前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツを、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御システム。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載の番組配信制御システムにおいて、
前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部を有し、
複数の伝送メディア及び複数のチャンネルに渡って伝送される多数の番組コンテンツと再構成された番組ガイド情報を、前記番組属性情報を基に自動的に構成した配信スケジュールに基づいて、サービス提供することを特徴とする番組配信制御システム。 - デジタル放送サービスにて伝送される番組コンテンツを受信し、新たに構成した配信スケジュールに合わせて、番組の再配信を行う番組配信制御システムの機能プログラムを、コンピュータで実行可能に記録した記録媒体であって、
デジタル放送サービス中の番組属性情報を抽出し、これを基に番組コンテンツの再配信時の配信スケジュールを構成する番組配信スケジュール構成部の機能プログラムと、
前記配信スケジュールに合わせて番組コンテンツの再配信を行う配信部の機能プログラムと、
を記録したことを特徴とする記録媒体。 - 請求項9に記載の記録媒体において、
前記番組属性情報を用いて、インターネット等の通信メディアから番組に関連する付加情報を検索し、これを番組コンテンツに対応づけて配信する付加情報処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 請求項9または10に記載の記録媒体において、
前記配信スケジュールに合わせて、伝送可能帯域に応じた映像・音声コンテンツの再符号化、及びデータコンテンツの変換を行うコンテンツ処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載の記録媒体において、
前記配信スケジュールに合わせて、ユーザが受信端末にてEPGを享受するための番組ガイド情報を生成する番組ガイド処理部の機能プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158796A JP2004007127A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002158796A JP2004007127A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004007127A true JP2004007127A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=30428851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002158796A Pending JP2004007127A (ja) | 2002-05-31 | 2002-05-31 | 番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004007127A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033585A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音声符号化装置および音声符号化方法 |
JP2007251764A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 番組ナビゲーションシステム、番組ナビゲーション方法、この方法のプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 |
WO2008108563A1 (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Lg Electronics Inc. | Method and system for redistributing information |
JP2008538674A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-10-30 | スリング メディア,インク. | マルチルームテレビジョンシステムを効果的に実施するための方法 |
WO2009085720A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for metadata-based conditioned use of audio-visual content |
JP2009277144A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 衛星通信を利用したコンテンツ配信管理システム |
JP2010239194A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Nec Personal Products Co Ltd | データ再配信装置及びデータ表示装置 |
US8346605B2 (en) | 2004-06-07 | 2013-01-01 | Sling Media, Inc. | Management of shared media content |
US8365236B2 (en) | 2004-06-07 | 2013-01-29 | Sling Media, Inc. | Personal media broadcasting system with output buffer |
US8799969B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-08-05 | Sling Media, Inc. | Capturing and sharing media content |
US8904455B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-12-02 | Sling Media Inc. | Personal video recorder functionality for placeshifting systems |
US9131253B2 (en) | 2004-06-07 | 2015-09-08 | Sling Media, Inc. | Selection and presentation of context-relevant supplemental content and advertising |
US9584757B2 (en) | 1999-05-26 | 2017-02-28 | Sling Media, Inc. | Apparatus and method for effectively implementing a wireless television system |
US9998802B2 (en) | 2004-06-07 | 2018-06-12 | Sling Media LLC | Systems and methods for creating variable length clips from a media stream |
JP2022162181A (ja) * | 2021-04-12 | 2022-10-24 | 株式会社インフォシティ | 放送サービス通信ネットワーク配信装置および方法 |
-
2002
- 2002-05-31 JP JP2002158796A patent/JP2004007127A/ja active Pending
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9781473B2 (en) | 1999-05-26 | 2017-10-03 | Echostar Technologies L.L.C. | Method for effectively implementing a multi-room television system |
US9584757B2 (en) | 1999-05-26 | 2017-02-28 | Sling Media, Inc. | Apparatus and method for effectively implementing a wireless television system |
US9491523B2 (en) | 1999-05-26 | 2016-11-08 | Echostar Technologies L.L.C. | Method for effectively implementing a multi-room television system |
US8266657B2 (en) | 2001-03-15 | 2012-09-11 | Sling Media Inc. | Method for effectively implementing a multi-room television system |
US8819750B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-08-26 | Sling Media, Inc. | Personal media broadcasting system with output buffer |
US9131253B2 (en) | 2004-06-07 | 2015-09-08 | Sling Media, Inc. | Selection and presentation of context-relevant supplemental content and advertising |
US10419809B2 (en) | 2004-06-07 | 2019-09-17 | Sling Media LLC | Selection and presentation of context-relevant supplemental content and advertising |
US10123067B2 (en) | 2004-06-07 | 2018-11-06 | Sling Media L.L.C. | Personal video recorder functionality for placeshifting systems |
US9998802B2 (en) | 2004-06-07 | 2018-06-12 | Sling Media LLC | Systems and methods for creating variable length clips from a media stream |
US9716910B2 (en) | 2004-06-07 | 2017-07-25 | Sling Media, L.L.C. | Personal video recorder functionality for placeshifting systems |
US8346605B2 (en) | 2004-06-07 | 2013-01-01 | Sling Media, Inc. | Management of shared media content |
US8365236B2 (en) | 2004-06-07 | 2013-01-29 | Sling Media, Inc. | Personal media broadcasting system with output buffer |
US8621533B2 (en) | 2004-06-07 | 2013-12-31 | Sling Media, Inc. | Fast-start streaming and buffering of streaming content for personal media player |
US8799969B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-08-05 | Sling Media, Inc. | Capturing and sharing media content |
US9356984B2 (en) | 2004-06-07 | 2016-05-31 | Sling Media, Inc. | Capturing and sharing media content |
US8904455B2 (en) | 2004-06-07 | 2014-12-02 | Sling Media Inc. | Personal video recorder functionality for placeshifting systems |
US9106723B2 (en) | 2004-06-07 | 2015-08-11 | Sling Media, Inc. | Fast-start streaming and buffering of streaming content for personal media player |
US9253241B2 (en) | 2004-06-07 | 2016-02-02 | Sling Media Inc. | Personal media broadcasting system with output buffer |
JP2008538674A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-10-30 | スリング メディア,インク. | マルチルームテレビジョンシステムを効果的に実施するための方法 |
US9237300B2 (en) | 2005-06-07 | 2016-01-12 | Sling Media Inc. | Personal video recorder functionality for placeshifting systems |
JP2007033585A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音声符号化装置および音声符号化方法 |
JP2007251764A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 番組ナビゲーションシステム、番組ナビゲーション方法、この方法のプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 |
JP4585477B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2010-11-24 | 日本電信電話株式会社 | 番組ナビゲーションシステム、番組ナビゲーション方法、この方法のプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 |
WO2008108563A1 (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Lg Electronics Inc. | Method and system for redistributing information |
WO2009085720A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-09 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for metadata-based conditioned use of audio-visual content |
JP2009277144A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 衛星通信を利用したコンテンツ配信管理システム |
JP4653821B2 (ja) * | 2008-05-16 | 2011-03-16 | 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 | 衛星通信を利用したコンテンツ配信管理システム |
JP2010239194A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Nec Personal Products Co Ltd | データ再配信装置及びデータ表示装置 |
JP2022162181A (ja) * | 2021-04-12 | 2022-10-24 | 株式会社インフォシティ | 放送サービス通信ネットワーク配信装置および方法 |
JP7302829B2 (ja) | 2021-04-12 | 2023-07-04 | 株式会社インフォシティ | 放送サービス通信ネットワーク配信装置および方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10462530B2 (en) | Systems and methods for providing a multi-perspective video display | |
US11589085B2 (en) | Method and apparatus for a virtual online video channel | |
EP1935177B1 (en) | Systems and methods for recording multiple programs simultaneously with a single tuner | |
CN1612510B (zh) | 广播接收装置 | |
US7680808B2 (en) | Transmission apparatus, content reproduction apparatus, and content and license distribution system | |
JP4446082B2 (ja) | ビデオ及びデジタル・マルチメディアを取得し配送するシステム及び方法 | |
US20020010936A1 (en) | Digital broadcasting | |
JP2004193920A (ja) | 番組配信システム及び受信装置 | |
JP2004007127A (ja) | 番組配信制御方法及び番組配信制御システム及び番組配信制御プログラムを記録した記録媒体 | |
CN1291387A (zh) | 交互式数字无线电广播系统 | |
JP2000224257A (ja) | 送信装置および受信装置 | |
US20120096495A1 (en) | Broadcast reception device, broadcast reception method, and broadcast transmission device | |
JP5045715B2 (ja) | 放送受信装置 | |
US20030033612A1 (en) | Software appliance method and system | |
WO2007139314A1 (en) | System and method for editing an advertisement in digital broadcasting | |
JP2001024995A (ja) | 放送装置、放送方法、及び受信装置 | |
JP2004104721A (ja) | マルチメディア再生装置、および番組提供システム | |
JP2022507910A (ja) | タイムシフト再生 | |
US12034984B2 (en) | Method and apparatus for a virtual online video channel | |
CN103533400A (zh) | 一种实现个性化时移电视的方法及系统 | |
JP7414213B2 (ja) | 番組切り出し情報生成装置および方法 | |
JP2011077893A (ja) | コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置及びコンテンツ受信方法 | |
KR101460800B1 (ko) | 사용자 정의 채널 서비스 제공 방법 및 시스템 | |
JP4366742B2 (ja) | 受信装置 | |
KR20140134097A (ko) | 클라우드 환경에서 녹화 서비스 제공 방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |