JP2004193920A - 番組配信システム及び受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現在放送中の番組、過去に放送された番組及び未来に放送される番組をユーザーが意識することなくシームレスに番組選択でき、さらにユーザーが放送経路と通信経路を自由に選択可能とした番組配信システム及び受信装置を提供する。
【解決手段】放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、双方向の通信路を用いた第2の配信路104を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、第2の配信路104では、第1の配信路で配信後の番組について番組を配信可能状態にし、第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にする番組配信システム。
【選択図】 図1
【解決手段】放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、双方向の通信路を用いた第2の配信路104を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、第2の配信路104では、第1の配信路で配信後の番組について番組を配信可能状態にし、第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にする番組配信システム。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組配信システム及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送のディジタル化が推進され、BSディジタル放送、110°CSディジタル放送がすでに開始されており、地上波のディジタル放送も今後開始される予定になっている。これらディジタル放送の規格についてはARIB(Association of Radio Industries and Businesses)ですべて規格化されており、規格書運用から受信装置の基本的な要求事項まで記載されている。
【0003】
また、通信ネットワークの分野でもインターネットの普及、さらにADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等を用いたブロードバンド化の促進により、この通信回線を用いパソコン等を受信装置として用いて映像コンテンツをストリーミング視聴或いはダウンロード視聴する環境が整ってきている。
【0004】
さらに、パッケージメディアでは販売による経路の他、レンタルビデオ店によるレンタルシステムが確立しており、多くの人がこれを利用している。
このような状況でテレビ放送された過去の番組情報をデータベース化してインターネット等の双方向の通信路を用いて視聴したい番組を検索できるようにしたテレビ放送番組映像配信システムが提案されている(以下、特許文献1参照)。
【0005】
また、放送チャネルを用いて放送された番組を代理サーバーで受信してデータベース化し、ユーザーからのデマンドアクセスにより代理サーバーにより番組配信し、デマンドアクセスの要求にない番組は放送チャネルをもつ情報サーバーからそのデータを転送して配信すると共にそのデータを代理サーバーにデータベース化して検索可能とするものが提案されている(以下、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−63174号公報
【特許文献2】
特開平9−163344号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記特許文献1記載の発明では、過去に放送されたテレビ番組を双方向の通信経路を用いて、番組名や出演者名或いは放送日時等のキーワードを用いてユーザーがわざわざ検索しなければならないという問題がある。
【0008】
また、上記特許文献2記載の発明では番組をキーワード検索するという手間はないが、ユーザーが放送経路と通信経路を任意に選択することができないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記問題を解決するために成されたもので、現在放送中の番組、過去に放送された番組及び未来に放送される番組をユーザーが意識することなくシームレスに番組選択でき、さらにユーザーが放送経路と通信経路を自由に選択可能とした番組配信システム及び受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システムを提供する。
【0011】
このとき前記第1の配信路で配信した番組が公告付きである場合、前記番組を第2の配信路で配信する場合前記公告と同一の公告付き番組、前記第2の配信路での配信用に獲得した公告付き番組或いは有料番組のいずれかを選択可能とすることが好ましい。
【0012】
また、本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システムにより配信された番組を受信する受信装置であって、
【0013】
前記第1の配信路を使用して配信された番組を受信する第1の受信手段と、
前記第2の配信路を使用して配信された番組を受信する第2の受信手段と、
前記第1の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第1のEPG情報及び前記第2の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第2のEPG情報とを合成したEPG情報を表示する手段とを具備することを特徴とする受信装置を提供する。
【0014】
このとき、ユーザーが前記合成されたEPG情報により選択した番組が、前記第1の配信路で配信中の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を選局し、前記第1の配信路で配信予定の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を視聴予約し、前記第1の配信路で過去に放送した番組であれば前記第2の配信路で配信要求を行うことが好ましい。
【0015】
また、前記合成されたEPG情報のうち前記第1のEPG情報であるか前記第2のEPG情報であるかを、EPG画面に表示された番組の文字、色、大きさ或いは番組が点滅することにより、識別可能な状態で表示することが好ましい。
【0016】
また、前記第2の配信路での通信速度を測定する通信速度測定手段と、
前記通信速度測定手段により所定の通信速度が得られない場合警告を表示する警告表示手段とを具備することが好ましい。
さらに本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
ユーザーが番組の予約動作を行った時に、先に予約されている番組と少なくとも一部時間が重なる場合において、先ず後から予約を行った番組、先に予約されている番組の順に第1の配信路での再放送予定を検索し、次に第2の配信路で配信される再放送予定を同様の順番に検索し、その検索結果を表示し、選択された内容に従って番組の予約を行う受信装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の番組配信システムの概要を示す図である。
図1に示すように、放送局101はBS、CS、地上もしくはケーブル等の伝送路を用いた放送局であり、それぞれの伝送路にて放送波を用いて番組を配信する。また、ディジタル放送であれば番組以外にEPG(電子番組表)情報も送信される。
【0018】
受信装置103では放送局101で送信された放送波を受信し、例えばユーザーがEPG情報を用いて選択した番組やリモコンから直接チャンネル番号を入力して選択した番組を視聴できるようにする。以下この放送波を用いて番組を配信する経路を放送系と称する。
【0019】
番組配信サーバー102には放送局101で過去に放送された番組、現在放送中の番組及び将来放送予定の番組がインデックス化されて蓄積されている。この情報配信サーバー102は、受信装置103と通信ネットワーク104を介して接続され、受信装置103の要求により番組の配信が可能になっている。どのような番組を提供しているか、放送系での放送内容等が記載されたEPG情報を通信ネットワーク104を用いて伝送することも可能である。以下この双方向の通信経路を用いて番組を配信する経路を通信系と称する。
【0020】
受信装置103では放送系及び通信系を利用して番組を受信する手段を備えており、ユーザーからのリクエストにより放送系或いは通信系を自由に選択して番組を視聴できるようになっている。放送系を利用する場合はチャンネルを所望の番組に合わせることにより視聴でき、通信系を利用する場合は通信ネットワーク104を介して番組配信サーバー102にアクセスし、認証等の処理を行った後にユーザーが所望する番組の配信リクエストを行う。番組配信サーバー102から所望の番組が通信ネットワーク104を介して配信されると、受信装置103はこれを受信して視聴できる。
【0021】
本実施形態において、通信系では、放送系で配信された後の番組についてこの番組を配信可能状態にしており、また放送系で配信する前或いは配信している配信中の番組についてはこの番組の部分或いはダイジェストを配信できる状態になっている。こうすることでユーザーは一つの受信装置103を用いて放送系或いは通信系を意識することなく番組を視聴できる状態になる。
【0022】
図2は、本発明における受信装置103(図1参照)の具体的な構成図である。
図2に示すように、この受信装置103は、アンテナから入ってくる放送波により配信された番組を受信するチューナ201と、番組配信センタから配信された番組を受信する通信装置206とを備えている。
【0023】
また、チューナ201から受信した番組のプログラムを表示するEPG情報と通信装置206から受信した番組のプログラムを表示するEPG情報とを合成するためのEPG処理部208と、この合成されたEPG情報を表示するためのモニター205とを備えている。
【0024】
また、TS及びMPEG処理部202、映像・音声再生部207、セレクタ203、制御装置209、リモコン等の入力部210、表示処理部204、表示部212及び蓄積装置213を備えている。
【0025】
この受信装置103では、アンテナより入力された放送波はチューナ201で入力部210から入力される選局情報により所定のチェンネルが選局される。この選局されたチャンネルからのTS(Transport)ストリームがTS及びMPEG処理部202に入力され、このTSストリームをデパケット化しMPEGデータを復号して番組データを作成する。この番組データはセレクタ203を介して表示処理部204に入力されモニター205で表示できる形式にして出力する。こうしてユーザーが放送系で選択した番組をモニター205により視聴できるようになる。
【0026】
また、この受信装置103では、通信装置206は、入力部210からの情報により所望する番組を番組配信センタに通知し、番組配信センタから送信された番組データを映像・音声再生部207に入力する。映像・音声再生部207は、この番組データを映像データ及び音声データに復号する。これら映像データ及び音声データはセレクタ203を介して表示処理部204に入力され上記と同様にモニター205で選択した番組が視聴できるようになる。
【0027】
本実施形態では、EPG処理部208は、TS及びMPEG処理部202で分離された放送系で配信されたEPG情報が入力され、また、通信装置206で分離された通信系で配信されたEPG情報が入力され、それらEPG情報を入力部210から指定された時間帯や表示方法で画面を合成する。この合成されたEPG情報は、セレクタ203及び表示処理部204を通じてモニター205にEPG画面として表示される。
【0028】
制御装置209は、受信装置103全体をコントロールする部分であり、受信装置103を立ち上げた時の初期制御の他、入力部210から入力されるユーザーからの要求を解釈し、内部バス211を通じて各処理部の制御等を行う。
【0029】
図3は、受信装置103からモニター205に出力させたEPG画面の表示例である。これは放送系及び通信系から取得したEPG情報をEPG処理部208で合成し画面表示用に構築して出力したものである。
【0030】
画面右下には現在時刻を表示しているがこれは受信装置103が管理している時刻情報である。また、このEPG画面では、中央部分に3チャンネル分の番組表を表示している。
【0031】
図4に、受信装置103がEPG画面を構成する動作フロー例を示し、図1と合わせてそれぞれのステップを以下に説明する。
先ず、ステップS601で開始され、番組選択が行われるかどうか判断される(S602)。番組が選択されなければ終了ステップに移行する(S611)。番組が選択されると(Y)、指定された番組が放送系を用いて配信されるか通信系を用いて配信されるかを判定する(S603)。放送系で配信される番組であると判定された場合、放送局101から放送系を用いて配信される番組を受信して(S605)終了ステップに移行する(S611)。
【0032】
通信系で配信される番組であると判定された場合、番組配信サーバー102に配信要求を行う(S604)。
配信サーバー102では、要求された番組が配信可能であるかどうか判定し(S606)、配信可能ではない場合、そのチャンネルを視聴できる権利に非加入であるかどうか判定する(S607)。
【0033】
ここで非加入であると判定されると(Y)、非加入メッセージが表示され(S602)、終了ステップに移行する(S611)。非加入ではないと判定されると配信不可であるとのメッセージが表示され(S610)、終了ステップに移行する(S611)。
【0034】
ステップS606で配信可と判定されると(Y)、配信される番組を再生し(S608)、終了ステップに移行する(S611)。
次に、図2、図3を参照して、受信装置103の入力部210で番組13、番組22、番組33のいずれかを選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組13或いは番組33が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。ここでは番組13、番組22及び番組33は現在放送中の番組であるので、制御装置209は、チューナ201の選局動作を行ってセレクタ203を入力Aが出力される様に切り替える。こうしてモニター205には放送系で放送されている番組13、番組22或いは番組33が表示される。
【0035】
また、入力部210で番組11、番組12、番組21、番組31、番組32のいずれかを選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組11、番組12、番組21、番組31或いは番組32が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。これらはすでに過去に放送された番組であり、現在放送系においては放送されていない。そのような場合に、制御装置209は、入力部210から入力されたこれらの選択情報とEPG処理部208の情報から過去に放送された番組と判断し、通信装置206を制御して番組配信サーバーへのアクセスを行う。番組配信サーバー102では要求された番組が配信可能であれば、番組データを配信し、可能でない場合にはその旨を通知する情報を返信する。
【0036】
配信可能であった場合には、通信装置206を介して番組を受信し、映像・音声再生部207で復号処理を行い、セレクタ203は入力Cを選択するように制御し、所望の番組がモニター205に表示される。
【0037】
配信不可であった場合には制御装置209から表示処理部204を制御して、配信サービスに非加入であった場合には図5(a)に示すメッセージをモニター205に表示し、番組データそのものがない場合或いは著作権により制限されている場合等配信が不可能であれば図5(b)のようなメッセージをモニター205に表示する。
【0038】
また、入力部210で番組23を選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組23が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。
【0039】
番組23は放送系において未来に放送する予定の番組であり、これを選択した場合も通信装置206を経由して配信サーバーと通信を行う。配信サーバー102では選択された番組がプレビュー配信可能な場合にはプレビューを配信し、不可である場合には視聴不可に関するメッセージを送信する。プレビューは、その番組の一部分であったり或いはダイジェスト版であったりする。
【0040】
同時に、番組23は放送系にて視聴予約する。
次に、図6を用いて、放送局101と番組配信サーバー102(図1参照)についてさらに詳しく説明する。図6は放送局101と番組配信サーバー102の簡単な内部構成を示す図である。
【0041】
図6に示すように、放送局101内の番組ソース504としては中継や生放送のようなリアルタイム番組とドラマのような番組DB(データ−ベース)に蓄積されたものがあり、これらをタイムテーブルに従って放送設備505から伝送路に送出される。
【0042】
番組配信サーバー102は中心となる制御部510のほか通信部511、番組そのもののDB506とこれの管理情報DB507からなる配信DB508及びサービスを提供する加入者を管理する加入者管理DB509からなり、制御バスにより接続されている。配信DBには番組ソース504の情報が符号化装置501で配信用に適した形に符号化され、番組DB506に一意に指定可能な識別情報をつけて蓄積される。番組関連情報DB511からはタイムテーブルや番組名、出演者等の情報が取り出せれて、先の識別情報に付随する情報として番組管理DB507に蓄積される。
【0043】
図7に、この番組管理DB507に蓄積される情報を示す。この情報は、番組DB506上の番組データを識別する一意の番組ID、放送局を識別する情報、番組タイトル、出演者、番組が放送された時間帯、配信を許可する日時情報、CMに関する情報、課金情報など番組に関連する情報が番組IDに関連づけられて記録される。
【0044】
たとえば配信可能時期のレコードでは配信を許可する日時情報や許可/不許可の情報、配信前のプレビュー許可情報などが格納され、受信装置102からの配信要求に対する判定要素に使用される。
【0045】
また、CM情報と課金情報のレコードについては配信する番組が有料であるか否か、CM付であるか否か、放送系での放送時のCMを別のCMに付け替えるか否かの情報等が格納され、受信側の選択要素に使用される。
【0046】
この番組配信サーバー102では各受信機から番組の配信要求を通信部511を介して受信するとまず加入者管理DB509を検索し、番組配信サービスの提供が可能かどうかを判定する。サービスに非加入である場合にはその旨を通知するメッセージを送信し、サービスの提供が可能な端末からのリクエストであれば、次に番組管理DB507を検索し、指定された番組が配信可能かどうかを判定する。もし、配信可能でない場合には配信が不可であることを示すメッセージを送信し、配信可能であれば指定の番組を通信部511を介して配信する。
【0047】
図8に、この動作フローを示す。
先ず、ステップS701で開始され、配信要求があるかないか判断される(S702)。配信要求がなければ終了ステップに移行する(S710)。
配信要求があると(Y)、加入者管理DBを検索する(S703)。加入者管理DBを検索した結果配信が可能であるかどうか判定される(S704)。配信が不可であると判定された場合、サービス提供が不可であるとのメッセージを送信し(S706)、終了ステップに移行する(S710)。
【0048】
配信が可能であると判定されると、指定された番組を番組管理DBから検索する(S705)。番組管理DBを検索した結果、指定された番組は配信可能であるかどうか判定される(S707)。配信が不可能であると判定された場合、配信不可のメッセージを送信し(S709)、終了ステップに移行する(S710)。
【0049】
配信が可能であると判定されると、指定された番組を配信して(S708)、終了ステップに移行する(S710)。
このように通信系で配信される番組に対しても現在放送されている番組選択と同じEPG画面上から選択できるようにしたことで、過去に放送系で放送されて視聴できなかった番組を視聴したい場合にタイトルの入力や検索条件等を入力せずに視聴可能になるのでユーザフレンドリーな受信装置を提供することが可能である。
【0050】
また、本実施形態の受信装置では、放送系と通信系を意識せずに新聞や雑誌に記載されるGコードを利用して番組予約することもできる。「Gコード」とは、「日付」、「チャンネル」、「番組開始時間」、「番組の長さ」の4つの要素を圧縮コーディング技術により、最大8桁の数字に置き換えたものである。
【0051】
例えば、捕実施形態の受信装置103(図2参照)において、入力部310からGコードが入力されると制御装置309で解釈され、指定のチャンネル、日付、開始時間、番組の長さが得られる。
【0052】
このとき制御装置309が、番組の開始時間が受信装置103内部で設定している現在時刻より後であれば予約であると解釈し、放送系で放送される番組を予約する。制御装置309が、番組の開始時間が受信装置103内部で設定している現在時刻よりも前で番組の修了時間がこの時刻よりも後であれば現在行われている番組と解釈して放送系の番組を受信する。また、制御装置309が、番組の開始時刻と番組の修了時間がこの時刻よりも後であればすでに終了している番組をと解釈して、図6で説明したシーケンスで動作する。
【0053】
次に、図3に示すようなEPG情報の表示方法にはいろいろな方法があるので以下に説明する。
通信系で提供される番組と放送系で提供される番組を文字修飾や配色や濃淡、点滅等で視覚的に識別できるようにするとより効果的なインターフェースが実現できる。
【0054】
図9に示すように、放送系で現在行われている番組13、番組22、番組33(斜線)と、通信系で提供されている番組11、番組12、番組21と、放送系及び通信系どちらでも提供されてない番組31、32が異なる配色で表示され、ユーザーにとって一目で識別可能な表示が提供できる。
【0055】
また、この番組の表示で伝送系の違いのみを視覚的に識別可能にするだけでは無く、その他の属性による識別も可能である。たとえば、放送系で配信可能である番組では広告放送による無料放送、通信系で配信可能である番組には広告なしの有料配信、広告付の無料配信の選択を可能とする等、サービスや番組の権利処理などの条件により適応的に選択することが可能である。
【0056】
例えば、番組11はCM付で無料で使用可能、番組12はCM付で無料もしくは100円でCMなしの視聴が可能になる選択等、通信系で配信される番組の属性を表示することで、ユーザーの選択動作を容易にする。
【0057】
また、通信系で視聴する番組の課金方法については通信系での決済方法の他、放送系の視聴契約の一部として契約し、ICカード等を使用した放送用の課金システムで行うことも可能である。
【0058】
放送系のEPG情報は、伝送帯域の関係からこれから放送される番組(現在含む)を中心に送られるため、過去の番組のEPGを表示することができない。そこで受信装置103ではこのEPG情報を逐次記録しておくことで過去の番組までEPG表示を可能とする機能を持っても良い。その後の選択動作は上記実施形態で示したものと同じ手順になる。
【0059】
本実施形態では、現在以降の放送を中心に送られる放送系のEPG情報と番組DBに蓄積されている通信系で配信する番組のEPG情報をあわせて使用し、現在以降の情報を放送系のEPG情報から過去の番組の情報を通信系のEPG情報から取得することでより正確で効率のよい情報の配信と表示が提供可能である。
【0060】
また、放送系においては裏番組の録画、通信系においてはインターネット閲覧等それぞれの媒体が空いているときはこれらの作業を行うことが想定される。つまり通信系で過去の番組を視聴している際には放送系で行われている番組を記録しておくことや、通信系での番組視聴を行っていないときにインターネットアクセス等を行い通信路のクオリティを下げないようにする等、現在の視聴している系がどちらでるかという情報が必要になる。
【0061】
そこで図10に示すように、入力部210からの指示による制御装置209の制御により表示処理部204に現在受信している番組が放送系であるか通信系であるかをOSD表示させたり、直接受信装置103の表示部212に現在選択されている系を表示するようにしてもよい。
【0062】
さて、通信系における番組配信はリアルタイムに視聴可能なストリーミング配信と一旦手元の受信機に蓄積してから視聴するダウンロード配信がある。現在の一般的な通信路のパフォーマンスでは高ビットレートの番組をストリーミング配信することは困難であり、DVD画質のような高画質の番組を通信回線経由で配信する場合は一旦ダウンロードしてから視聴することになる。
【0063】
例えば、番組供給側が低レートでの配信を許可しない場合やユーザーの選択によりリアルタイムでなくとも高画質で視聴したい場合などダウンロード視聴を選択することになる。
【0064】
ダウンロード視聴が選択できる番組でダウンロード視聴が選択された場合には、制御装置209は通信装置206を制御してサーバーにアクセスを行い、例えばデータの一部分をダウンロードし、その所要時間から番組全体をダウンロードする時間を算出し、およそのダウンロード時間を提示する。ユーザーが入力部210より受信の指示を入力すると蓄積部213に番組をダウンロードを開始し、表示制御部204を介してのOSDや表示部212でダウンロード進行状況を表示することもできる。
【0065】
上記実施形態では、放送系を中心として通信系で放送系で放送済みの番組を配信し、放送系の補完を行う形のシステムを説明したが、他の実施形態として、通信系を中心として、放送系を補完系とした例をインターネットのストリーム配信を例として示す。
【0066】
インターネットでのストリーム配信は帯域制限があるため、有名アーティストのライブ映像の配信など多くの視聴者のアクセスが予想されるものについては事前予約方式で視聴者を限定することが行われる。そのような場合、これにもれた人の視聴機会を奪うことになり、これらが多く発生する場合は配信側にとっても損なことである。
【0067】
そのため、本実施形態では通信を使ったストルーミング配信の予約が一定以上に達した場合には放送系のチャンネルを使用して配信を行うようにしている。
先ず、図11に示すように、受信機1103からはインターネットでのストリーム配信リクエストが出される。配信サーバー1101ではこのリクエスト数の計数をし、インターネット経由で配信可能な数以内で、カウント期限にきた場合には、所定時刻にインターネットでストリーミング配信を行い、この設定数を越えて期限内に第2の閾値である放送チャネル使用設定数に至った場合には、例えばインターネット1104経由で配信チャネルが変更になったことをメールやHP等で通知し、放送局1101に番組配信用のチャネルの要求を行い、番組を放送系で配信する。
【0068】
図12にこの手順のフローを示す。
先ず、リクエスト受信を受けると(S1201)、リクエスト数をカウントし(S1202)、予約期限内であるかどうかを確認する(S1203)。そのリクエストが予約期限内でない場合、終了ステップに移行する(S1210)。
【0069】
そのリクエストが予約期限内である場合(Y)、リクエスト数が閾値1を超えているかどうか判定する(S1204)。リクエスト数が閾値1を超えていない場合、通信系で配信し(S1207)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0070】
リクエスト数が閾値1を超えている場合、閾値2を超えているかどうか判定する(S1205)。リクエスト数が閾値2を超えていない場合、閾値1以上閾値2以下でカウントしたユーザーに視聴不可のメッセージを送信し(S1208)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0071】
リクエスト数が閾値2を超えている場合、放送系での配信に変更し(S1206)、放送系での配信に変更した旨のメッセージを配信し(S1209)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0072】
このような視聴者の数により番組の配信経路を適応的に変更することで、配信用の帯域の有効活用及びユーザーの視聴機会拡大することが可能なシステムを提供することができる。
【0073】
次に、本発明の別の実施形態について図13を参照しながら説明する。
図13に示す手順は、ユーザーがある番組を予約しようとした場合に、たまたま先に予約済みの番組と一部もしくは全部の時間で重複することがある。番組の予約時にはまず時間の重複チェックを行い、重複が無ければそのまま予約を行うものである。
【0074】
図13に示すように、番組予約処理を行うと(S702)、その番組予約が既に番組予約されているものと時間が一部でも重複しているかどうかチェックして(S703)、時間の重複があるかどうか判断する(S704)。重複がない場合には番組予約をして(S702)、終了ステップに移行する(S711)。
【0075】
重複があった場合には、時間の重複するそれぞれの番組について、放送系での再放送日時を、EPG情報をもとに検索し(S705)、続いて通信系での配信可能日時を、EPG情報をもとに検索する(S710)。
【0076】
次に、指定された番組の再放送や配信があるかどうかを判断する(S707)。再放送や配信がない場合には、再放送や配信がないことのメッセージを表示して(S706)、終了ステップに移行する(S711)。
【0077】
指定された番組の再放送や配信がある場合、放送系での再放送日時、通信系での配信時間の調停案を表示する(S708)。
次に、調停案の表示を元に、ユーザーが選択動作により片方の番組の予約時間を変更して予約動作を行う(S709)。ユーザーの選択動作を促がす調停案としては提示された再放送時間や通信での配信時間に対して、たとえば放送系での再放送があり、何日かの遅れがあってもいい場合には放送系での再放送を選択し、ある程度の画質を犠牲にしてもなるべく速く番組視聴したい場合には通信系での配信を予約する等が想定される。
【0078】
また、これらの動作はユーザーの設定により変更が可能であり、重複が発生した場合には自動的に通信系での配信を予約する/後から予約した番組は必ず通信系での予約にする等優先度の設定をおこなうことでより容易な動作を行うことができる。
【0079】
さらに、予約した番組が放送系であるか、通信系であるかの表示を文字や色もしくは形などを変えて表示して識別を容易にする等はすでに説明した物と同じである。
【0080】
【発明の効果】
本発明は、現在、過去、未来に放送される番組を意識することなく簡単に番組選択でき、さらにユーザーが放送経路と通信経路を自由に選択可能とした番組配信システム及び受信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの概念図。
【図2】本発明の実施形態にかかる番組配信システムを利用した受信装置のブロック図。
【図3】本発明の実施形態にかかる受信装置に表示されるEPG表示画面。
【図4】本発明の実施形態にかかる受信装置の動作フローを示す図。
【図5】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例であり、(a)は配信サービスに未加入のため利用できない旨を示し、(b)はリクエストされた番組は配信不可である旨を示した図。
【図6】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの放送局及び配信装置のブロック図。
【図7】本発明の実施形態にかかる番組情報DBを示す図。
【図8】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの配信サーバーの動作フローを示す図。
【図9】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例。
【図10】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例及び予備画面の表示例。
【図11】本発明の別の実施形態にかかる番組配信システムの概念図。
【図12】本発明の別の実施形態にかかる番組配信システムの配信サーバーの動作フローを示す図。
【図13】本発明の別の実施形態にかかる受信装置の動作フローを示す図。
【符号の説明】
101・・・放送局
102・・・配信サーバー
103・・・受信装置
104・・・双方向の通信経路
201・・・チューナ
202・・・TS及びMPEG処理部
203・・・セレクタ
204・・・表示処理部
205・・・モニター
206・・・通信装置
207・・・映像・音声再生部
208・・・EPG処理部
209・・・制御装置
210・・・入力部
211・・・バス配線
212・・・表示部
213・・・蓄積装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組配信システム及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、放送のディジタル化が推進され、BSディジタル放送、110°CSディジタル放送がすでに開始されており、地上波のディジタル放送も今後開始される予定になっている。これらディジタル放送の規格についてはARIB(Association of Radio Industries and Businesses)ですべて規格化されており、規格書運用から受信装置の基本的な要求事項まで記載されている。
【0003】
また、通信ネットワークの分野でもインターネットの普及、さらにADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等を用いたブロードバンド化の促進により、この通信回線を用いパソコン等を受信装置として用いて映像コンテンツをストリーミング視聴或いはダウンロード視聴する環境が整ってきている。
【0004】
さらに、パッケージメディアでは販売による経路の他、レンタルビデオ店によるレンタルシステムが確立しており、多くの人がこれを利用している。
このような状況でテレビ放送された過去の番組情報をデータベース化してインターネット等の双方向の通信路を用いて視聴したい番組を検索できるようにしたテレビ放送番組映像配信システムが提案されている(以下、特許文献1参照)。
【0005】
また、放送チャネルを用いて放送された番組を代理サーバーで受信してデータベース化し、ユーザーからのデマンドアクセスにより代理サーバーにより番組配信し、デマンドアクセスの要求にない番組は放送チャネルをもつ情報サーバーからそのデータを転送して配信すると共にそのデータを代理サーバーにデータベース化して検索可能とするものが提案されている(以下、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−63174号公報
【特許文献2】
特開平9−163344号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記特許文献1記載の発明では、過去に放送されたテレビ番組を双方向の通信経路を用いて、番組名や出演者名或いは放送日時等のキーワードを用いてユーザーがわざわざ検索しなければならないという問題がある。
【0008】
また、上記特許文献2記載の発明では番組をキーワード検索するという手間はないが、ユーザーが放送経路と通信経路を任意に選択することができないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記問題を解決するために成されたもので、現在放送中の番組、過去に放送された番組及び未来に放送される番組をユーザーが意識することなくシームレスに番組選択でき、さらにユーザーが放送経路と通信経路を自由に選択可能とした番組配信システム及び受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システムを提供する。
【0011】
このとき前記第1の配信路で配信した番組が公告付きである場合、前記番組を第2の配信路で配信する場合前記公告と同一の公告付き番組、前記第2の配信路での配信用に獲得した公告付き番組或いは有料番組のいずれかを選択可能とすることが好ましい。
【0012】
また、本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システムにより配信された番組を受信する受信装置であって、
【0013】
前記第1の配信路を使用して配信された番組を受信する第1の受信手段と、
前記第2の配信路を使用して配信された番組を受信する第2の受信手段と、
前記第1の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第1のEPG情報及び前記第2の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第2のEPG情報とを合成したEPG情報を表示する手段とを具備することを特徴とする受信装置を提供する。
【0014】
このとき、ユーザーが前記合成されたEPG情報により選択した番組が、前記第1の配信路で配信中の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を選局し、前記第1の配信路で配信予定の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を視聴予約し、前記第1の配信路で過去に放送した番組であれば前記第2の配信路で配信要求を行うことが好ましい。
【0015】
また、前記合成されたEPG情報のうち前記第1のEPG情報であるか前記第2のEPG情報であるかを、EPG画面に表示された番組の文字、色、大きさ或いは番組が点滅することにより、識別可能な状態で表示することが好ましい。
【0016】
また、前記第2の配信路での通信速度を測定する通信速度測定手段と、
前記通信速度測定手段により所定の通信速度が得られない場合警告を表示する警告表示手段とを具備することが好ましい。
さらに本発明は、放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
ユーザーが番組の予約動作を行った時に、先に予約されている番組と少なくとも一部時間が重なる場合において、先ず後から予約を行った番組、先に予約されている番組の順に第1の配信路での再放送予定を検索し、次に第2の配信路で配信される再放送予定を同様の順番に検索し、その検索結果を表示し、選択された内容に従って番組の予約を行う受信装置を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の番組配信システムの概要を示す図である。
図1に示すように、放送局101はBS、CS、地上もしくはケーブル等の伝送路を用いた放送局であり、それぞれの伝送路にて放送波を用いて番組を配信する。また、ディジタル放送であれば番組以外にEPG(電子番組表)情報も送信される。
【0018】
受信装置103では放送局101で送信された放送波を受信し、例えばユーザーがEPG情報を用いて選択した番組やリモコンから直接チャンネル番号を入力して選択した番組を視聴できるようにする。以下この放送波を用いて番組を配信する経路を放送系と称する。
【0019】
番組配信サーバー102には放送局101で過去に放送された番組、現在放送中の番組及び将来放送予定の番組がインデックス化されて蓄積されている。この情報配信サーバー102は、受信装置103と通信ネットワーク104を介して接続され、受信装置103の要求により番組の配信が可能になっている。どのような番組を提供しているか、放送系での放送内容等が記載されたEPG情報を通信ネットワーク104を用いて伝送することも可能である。以下この双方向の通信経路を用いて番組を配信する経路を通信系と称する。
【0020】
受信装置103では放送系及び通信系を利用して番組を受信する手段を備えており、ユーザーからのリクエストにより放送系或いは通信系を自由に選択して番組を視聴できるようになっている。放送系を利用する場合はチャンネルを所望の番組に合わせることにより視聴でき、通信系を利用する場合は通信ネットワーク104を介して番組配信サーバー102にアクセスし、認証等の処理を行った後にユーザーが所望する番組の配信リクエストを行う。番組配信サーバー102から所望の番組が通信ネットワーク104を介して配信されると、受信装置103はこれを受信して視聴できる。
【0021】
本実施形態において、通信系では、放送系で配信された後の番組についてこの番組を配信可能状態にしており、また放送系で配信する前或いは配信している配信中の番組についてはこの番組の部分或いはダイジェストを配信できる状態になっている。こうすることでユーザーは一つの受信装置103を用いて放送系或いは通信系を意識することなく番組を視聴できる状態になる。
【0022】
図2は、本発明における受信装置103(図1参照)の具体的な構成図である。
図2に示すように、この受信装置103は、アンテナから入ってくる放送波により配信された番組を受信するチューナ201と、番組配信センタから配信された番組を受信する通信装置206とを備えている。
【0023】
また、チューナ201から受信した番組のプログラムを表示するEPG情報と通信装置206から受信した番組のプログラムを表示するEPG情報とを合成するためのEPG処理部208と、この合成されたEPG情報を表示するためのモニター205とを備えている。
【0024】
また、TS及びMPEG処理部202、映像・音声再生部207、セレクタ203、制御装置209、リモコン等の入力部210、表示処理部204、表示部212及び蓄積装置213を備えている。
【0025】
この受信装置103では、アンテナより入力された放送波はチューナ201で入力部210から入力される選局情報により所定のチェンネルが選局される。この選局されたチャンネルからのTS(Transport)ストリームがTS及びMPEG処理部202に入力され、このTSストリームをデパケット化しMPEGデータを復号して番組データを作成する。この番組データはセレクタ203を介して表示処理部204に入力されモニター205で表示できる形式にして出力する。こうしてユーザーが放送系で選択した番組をモニター205により視聴できるようになる。
【0026】
また、この受信装置103では、通信装置206は、入力部210からの情報により所望する番組を番組配信センタに通知し、番組配信センタから送信された番組データを映像・音声再生部207に入力する。映像・音声再生部207は、この番組データを映像データ及び音声データに復号する。これら映像データ及び音声データはセレクタ203を介して表示処理部204に入力され上記と同様にモニター205で選択した番組が視聴できるようになる。
【0027】
本実施形態では、EPG処理部208は、TS及びMPEG処理部202で分離された放送系で配信されたEPG情報が入力され、また、通信装置206で分離された通信系で配信されたEPG情報が入力され、それらEPG情報を入力部210から指定された時間帯や表示方法で画面を合成する。この合成されたEPG情報は、セレクタ203及び表示処理部204を通じてモニター205にEPG画面として表示される。
【0028】
制御装置209は、受信装置103全体をコントロールする部分であり、受信装置103を立ち上げた時の初期制御の他、入力部210から入力されるユーザーからの要求を解釈し、内部バス211を通じて各処理部の制御等を行う。
【0029】
図3は、受信装置103からモニター205に出力させたEPG画面の表示例である。これは放送系及び通信系から取得したEPG情報をEPG処理部208で合成し画面表示用に構築して出力したものである。
【0030】
画面右下には現在時刻を表示しているがこれは受信装置103が管理している時刻情報である。また、このEPG画面では、中央部分に3チャンネル分の番組表を表示している。
【0031】
図4に、受信装置103がEPG画面を構成する動作フロー例を示し、図1と合わせてそれぞれのステップを以下に説明する。
先ず、ステップS601で開始され、番組選択が行われるかどうか判断される(S602)。番組が選択されなければ終了ステップに移行する(S611)。番組が選択されると(Y)、指定された番組が放送系を用いて配信されるか通信系を用いて配信されるかを判定する(S603)。放送系で配信される番組であると判定された場合、放送局101から放送系を用いて配信される番組を受信して(S605)終了ステップに移行する(S611)。
【0032】
通信系で配信される番組であると判定された場合、番組配信サーバー102に配信要求を行う(S604)。
配信サーバー102では、要求された番組が配信可能であるかどうか判定し(S606)、配信可能ではない場合、そのチャンネルを視聴できる権利に非加入であるかどうか判定する(S607)。
【0033】
ここで非加入であると判定されると(Y)、非加入メッセージが表示され(S602)、終了ステップに移行する(S611)。非加入ではないと判定されると配信不可であるとのメッセージが表示され(S610)、終了ステップに移行する(S611)。
【0034】
ステップS606で配信可と判定されると(Y)、配信される番組を再生し(S608)、終了ステップに移行する(S611)。
次に、図2、図3を参照して、受信装置103の入力部210で番組13、番組22、番組33のいずれかを選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組13或いは番組33が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。ここでは番組13、番組22及び番組33は現在放送中の番組であるので、制御装置209は、チューナ201の選局動作を行ってセレクタ203を入力Aが出力される様に切り替える。こうしてモニター205には放送系で放送されている番組13、番組22或いは番組33が表示される。
【0035】
また、入力部210で番組11、番組12、番組21、番組31、番組32のいずれかを選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組11、番組12、番組21、番組31或いは番組32が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。これらはすでに過去に放送された番組であり、現在放送系においては放送されていない。そのような場合に、制御装置209は、入力部210から入力されたこれらの選択情報とEPG処理部208の情報から過去に放送された番組と判断し、通信装置206を制御して番組配信サーバーへのアクセスを行う。番組配信サーバー102では要求された番組が配信可能であれば、番組データを配信し、可能でない場合にはその旨を通知する情報を返信する。
【0036】
配信可能であった場合には、通信装置206を介して番組を受信し、映像・音声再生部207で復号処理を行い、セレクタ203は入力Cを選択するように制御し、所望の番組がモニター205に表示される。
【0037】
配信不可であった場合には制御装置209から表示処理部204を制御して、配信サービスに非加入であった場合には図5(a)に示すメッセージをモニター205に表示し、番組データそのものがない場合或いは著作権により制限されている場合等配信が不可能であれば図5(b)のようなメッセージをモニター205に表示する。
【0038】
また、入力部210で番組23を選択した情報が入力されると、制御装置209はEPG処理部208の情報から番組23が放送系において現在放送中の番組であるか、過去に放送した番組であるか或いは将来放送予定の番組であるかを判断する。
【0039】
番組23は放送系において未来に放送する予定の番組であり、これを選択した場合も通信装置206を経由して配信サーバーと通信を行う。配信サーバー102では選択された番組がプレビュー配信可能な場合にはプレビューを配信し、不可である場合には視聴不可に関するメッセージを送信する。プレビューは、その番組の一部分であったり或いはダイジェスト版であったりする。
【0040】
同時に、番組23は放送系にて視聴予約する。
次に、図6を用いて、放送局101と番組配信サーバー102(図1参照)についてさらに詳しく説明する。図6は放送局101と番組配信サーバー102の簡単な内部構成を示す図である。
【0041】
図6に示すように、放送局101内の番組ソース504としては中継や生放送のようなリアルタイム番組とドラマのような番組DB(データ−ベース)に蓄積されたものがあり、これらをタイムテーブルに従って放送設備505から伝送路に送出される。
【0042】
番組配信サーバー102は中心となる制御部510のほか通信部511、番組そのもののDB506とこれの管理情報DB507からなる配信DB508及びサービスを提供する加入者を管理する加入者管理DB509からなり、制御バスにより接続されている。配信DBには番組ソース504の情報が符号化装置501で配信用に適した形に符号化され、番組DB506に一意に指定可能な識別情報をつけて蓄積される。番組関連情報DB511からはタイムテーブルや番組名、出演者等の情報が取り出せれて、先の識別情報に付随する情報として番組管理DB507に蓄積される。
【0043】
図7に、この番組管理DB507に蓄積される情報を示す。この情報は、番組DB506上の番組データを識別する一意の番組ID、放送局を識別する情報、番組タイトル、出演者、番組が放送された時間帯、配信を許可する日時情報、CMに関する情報、課金情報など番組に関連する情報が番組IDに関連づけられて記録される。
【0044】
たとえば配信可能時期のレコードでは配信を許可する日時情報や許可/不許可の情報、配信前のプレビュー許可情報などが格納され、受信装置102からの配信要求に対する判定要素に使用される。
【0045】
また、CM情報と課金情報のレコードについては配信する番組が有料であるか否か、CM付であるか否か、放送系での放送時のCMを別のCMに付け替えるか否かの情報等が格納され、受信側の選択要素に使用される。
【0046】
この番組配信サーバー102では各受信機から番組の配信要求を通信部511を介して受信するとまず加入者管理DB509を検索し、番組配信サービスの提供が可能かどうかを判定する。サービスに非加入である場合にはその旨を通知するメッセージを送信し、サービスの提供が可能な端末からのリクエストであれば、次に番組管理DB507を検索し、指定された番組が配信可能かどうかを判定する。もし、配信可能でない場合には配信が不可であることを示すメッセージを送信し、配信可能であれば指定の番組を通信部511を介して配信する。
【0047】
図8に、この動作フローを示す。
先ず、ステップS701で開始され、配信要求があるかないか判断される(S702)。配信要求がなければ終了ステップに移行する(S710)。
配信要求があると(Y)、加入者管理DBを検索する(S703)。加入者管理DBを検索した結果配信が可能であるかどうか判定される(S704)。配信が不可であると判定された場合、サービス提供が不可であるとのメッセージを送信し(S706)、終了ステップに移行する(S710)。
【0048】
配信が可能であると判定されると、指定された番組を番組管理DBから検索する(S705)。番組管理DBを検索した結果、指定された番組は配信可能であるかどうか判定される(S707)。配信が不可能であると判定された場合、配信不可のメッセージを送信し(S709)、終了ステップに移行する(S710)。
【0049】
配信が可能であると判定されると、指定された番組を配信して(S708)、終了ステップに移行する(S710)。
このように通信系で配信される番組に対しても現在放送されている番組選択と同じEPG画面上から選択できるようにしたことで、過去に放送系で放送されて視聴できなかった番組を視聴したい場合にタイトルの入力や検索条件等を入力せずに視聴可能になるのでユーザフレンドリーな受信装置を提供することが可能である。
【0050】
また、本実施形態の受信装置では、放送系と通信系を意識せずに新聞や雑誌に記載されるGコードを利用して番組予約することもできる。「Gコード」とは、「日付」、「チャンネル」、「番組開始時間」、「番組の長さ」の4つの要素を圧縮コーディング技術により、最大8桁の数字に置き換えたものである。
【0051】
例えば、捕実施形態の受信装置103(図2参照)において、入力部310からGコードが入力されると制御装置309で解釈され、指定のチャンネル、日付、開始時間、番組の長さが得られる。
【0052】
このとき制御装置309が、番組の開始時間が受信装置103内部で設定している現在時刻より後であれば予約であると解釈し、放送系で放送される番組を予約する。制御装置309が、番組の開始時間が受信装置103内部で設定している現在時刻よりも前で番組の修了時間がこの時刻よりも後であれば現在行われている番組と解釈して放送系の番組を受信する。また、制御装置309が、番組の開始時刻と番組の修了時間がこの時刻よりも後であればすでに終了している番組をと解釈して、図6で説明したシーケンスで動作する。
【0053】
次に、図3に示すようなEPG情報の表示方法にはいろいろな方法があるので以下に説明する。
通信系で提供される番組と放送系で提供される番組を文字修飾や配色や濃淡、点滅等で視覚的に識別できるようにするとより効果的なインターフェースが実現できる。
【0054】
図9に示すように、放送系で現在行われている番組13、番組22、番組33(斜線)と、通信系で提供されている番組11、番組12、番組21と、放送系及び通信系どちらでも提供されてない番組31、32が異なる配色で表示され、ユーザーにとって一目で識別可能な表示が提供できる。
【0055】
また、この番組の表示で伝送系の違いのみを視覚的に識別可能にするだけでは無く、その他の属性による識別も可能である。たとえば、放送系で配信可能である番組では広告放送による無料放送、通信系で配信可能である番組には広告なしの有料配信、広告付の無料配信の選択を可能とする等、サービスや番組の権利処理などの条件により適応的に選択することが可能である。
【0056】
例えば、番組11はCM付で無料で使用可能、番組12はCM付で無料もしくは100円でCMなしの視聴が可能になる選択等、通信系で配信される番組の属性を表示することで、ユーザーの選択動作を容易にする。
【0057】
また、通信系で視聴する番組の課金方法については通信系での決済方法の他、放送系の視聴契約の一部として契約し、ICカード等を使用した放送用の課金システムで行うことも可能である。
【0058】
放送系のEPG情報は、伝送帯域の関係からこれから放送される番組(現在含む)を中心に送られるため、過去の番組のEPGを表示することができない。そこで受信装置103ではこのEPG情報を逐次記録しておくことで過去の番組までEPG表示を可能とする機能を持っても良い。その後の選択動作は上記実施形態で示したものと同じ手順になる。
【0059】
本実施形態では、現在以降の放送を中心に送られる放送系のEPG情報と番組DBに蓄積されている通信系で配信する番組のEPG情報をあわせて使用し、現在以降の情報を放送系のEPG情報から過去の番組の情報を通信系のEPG情報から取得することでより正確で効率のよい情報の配信と表示が提供可能である。
【0060】
また、放送系においては裏番組の録画、通信系においてはインターネット閲覧等それぞれの媒体が空いているときはこれらの作業を行うことが想定される。つまり通信系で過去の番組を視聴している際には放送系で行われている番組を記録しておくことや、通信系での番組視聴を行っていないときにインターネットアクセス等を行い通信路のクオリティを下げないようにする等、現在の視聴している系がどちらでるかという情報が必要になる。
【0061】
そこで図10に示すように、入力部210からの指示による制御装置209の制御により表示処理部204に現在受信している番組が放送系であるか通信系であるかをOSD表示させたり、直接受信装置103の表示部212に現在選択されている系を表示するようにしてもよい。
【0062】
さて、通信系における番組配信はリアルタイムに視聴可能なストリーミング配信と一旦手元の受信機に蓄積してから視聴するダウンロード配信がある。現在の一般的な通信路のパフォーマンスでは高ビットレートの番組をストリーミング配信することは困難であり、DVD画質のような高画質の番組を通信回線経由で配信する場合は一旦ダウンロードしてから視聴することになる。
【0063】
例えば、番組供給側が低レートでの配信を許可しない場合やユーザーの選択によりリアルタイムでなくとも高画質で視聴したい場合などダウンロード視聴を選択することになる。
【0064】
ダウンロード視聴が選択できる番組でダウンロード視聴が選択された場合には、制御装置209は通信装置206を制御してサーバーにアクセスを行い、例えばデータの一部分をダウンロードし、その所要時間から番組全体をダウンロードする時間を算出し、およそのダウンロード時間を提示する。ユーザーが入力部210より受信の指示を入力すると蓄積部213に番組をダウンロードを開始し、表示制御部204を介してのOSDや表示部212でダウンロード進行状況を表示することもできる。
【0065】
上記実施形態では、放送系を中心として通信系で放送系で放送済みの番組を配信し、放送系の補完を行う形のシステムを説明したが、他の実施形態として、通信系を中心として、放送系を補完系とした例をインターネットのストリーム配信を例として示す。
【0066】
インターネットでのストリーム配信は帯域制限があるため、有名アーティストのライブ映像の配信など多くの視聴者のアクセスが予想されるものについては事前予約方式で視聴者を限定することが行われる。そのような場合、これにもれた人の視聴機会を奪うことになり、これらが多く発生する場合は配信側にとっても損なことである。
【0067】
そのため、本実施形態では通信を使ったストルーミング配信の予約が一定以上に達した場合には放送系のチャンネルを使用して配信を行うようにしている。
先ず、図11に示すように、受信機1103からはインターネットでのストリーム配信リクエストが出される。配信サーバー1101ではこのリクエスト数の計数をし、インターネット経由で配信可能な数以内で、カウント期限にきた場合には、所定時刻にインターネットでストリーミング配信を行い、この設定数を越えて期限内に第2の閾値である放送チャネル使用設定数に至った場合には、例えばインターネット1104経由で配信チャネルが変更になったことをメールやHP等で通知し、放送局1101に番組配信用のチャネルの要求を行い、番組を放送系で配信する。
【0068】
図12にこの手順のフローを示す。
先ず、リクエスト受信を受けると(S1201)、リクエスト数をカウントし(S1202)、予約期限内であるかどうかを確認する(S1203)。そのリクエストが予約期限内でない場合、終了ステップに移行する(S1210)。
【0069】
そのリクエストが予約期限内である場合(Y)、リクエスト数が閾値1を超えているかどうか判定する(S1204)。リクエスト数が閾値1を超えていない場合、通信系で配信し(S1207)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0070】
リクエスト数が閾値1を超えている場合、閾値2を超えているかどうか判定する(S1205)。リクエスト数が閾値2を超えていない場合、閾値1以上閾値2以下でカウントしたユーザーに視聴不可のメッセージを送信し(S1208)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0071】
リクエスト数が閾値2を超えている場合、放送系での配信に変更し(S1206)、放送系での配信に変更した旨のメッセージを配信し(S1209)、終了ステップに移行する(S1210)。
【0072】
このような視聴者の数により番組の配信経路を適応的に変更することで、配信用の帯域の有効活用及びユーザーの視聴機会拡大することが可能なシステムを提供することができる。
【0073】
次に、本発明の別の実施形態について図13を参照しながら説明する。
図13に示す手順は、ユーザーがある番組を予約しようとした場合に、たまたま先に予約済みの番組と一部もしくは全部の時間で重複することがある。番組の予約時にはまず時間の重複チェックを行い、重複が無ければそのまま予約を行うものである。
【0074】
図13に示すように、番組予約処理を行うと(S702)、その番組予約が既に番組予約されているものと時間が一部でも重複しているかどうかチェックして(S703)、時間の重複があるかどうか判断する(S704)。重複がない場合には番組予約をして(S702)、終了ステップに移行する(S711)。
【0075】
重複があった場合には、時間の重複するそれぞれの番組について、放送系での再放送日時を、EPG情報をもとに検索し(S705)、続いて通信系での配信可能日時を、EPG情報をもとに検索する(S710)。
【0076】
次に、指定された番組の再放送や配信があるかどうかを判断する(S707)。再放送や配信がない場合には、再放送や配信がないことのメッセージを表示して(S706)、終了ステップに移行する(S711)。
【0077】
指定された番組の再放送や配信がある場合、放送系での再放送日時、通信系での配信時間の調停案を表示する(S708)。
次に、調停案の表示を元に、ユーザーが選択動作により片方の番組の予約時間を変更して予約動作を行う(S709)。ユーザーの選択動作を促がす調停案としては提示された再放送時間や通信での配信時間に対して、たとえば放送系での再放送があり、何日かの遅れがあってもいい場合には放送系での再放送を選択し、ある程度の画質を犠牲にしてもなるべく速く番組視聴したい場合には通信系での配信を予約する等が想定される。
【0078】
また、これらの動作はユーザーの設定により変更が可能であり、重複が発生した場合には自動的に通信系での配信を予約する/後から予約した番組は必ず通信系での予約にする等優先度の設定をおこなうことでより容易な動作を行うことができる。
【0079】
さらに、予約した番組が放送系であるか、通信系であるかの表示を文字や色もしくは形などを変えて表示して識別を容易にする等はすでに説明した物と同じである。
【0080】
【発明の効果】
本発明は、現在、過去、未来に放送される番組を意識することなく簡単に番組選択でき、さらにユーザーが放送経路と通信経路を自由に選択可能とした番組配信システム及び受信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの概念図。
【図2】本発明の実施形態にかかる番組配信システムを利用した受信装置のブロック図。
【図3】本発明の実施形態にかかる受信装置に表示されるEPG表示画面。
【図4】本発明の実施形態にかかる受信装置の動作フローを示す図。
【図5】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例であり、(a)は配信サービスに未加入のため利用できない旨を示し、(b)はリクエストされた番組は配信不可である旨を示した図。
【図6】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの放送局及び配信装置のブロック図。
【図7】本発明の実施形態にかかる番組情報DBを示す図。
【図8】本発明の実施形態にかかる番組配信システムの配信サーバーの動作フローを示す図。
【図9】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例。
【図10】本発明の実施形態にかかる受信装置の表示画面の一例及び予備画面の表示例。
【図11】本発明の別の実施形態にかかる番組配信システムの概念図。
【図12】本発明の別の実施形態にかかる番組配信システムの配信サーバーの動作フローを示す図。
【図13】本発明の別の実施形態にかかる受信装置の動作フローを示す図。
【符号の説明】
101・・・放送局
102・・・配信サーバー
103・・・受信装置
104・・・双方向の通信経路
201・・・チューナ
202・・・TS及びMPEG処理部
203・・・セレクタ
204・・・表示処理部
205・・・モニター
206・・・通信装置
207・・・映像・音声再生部
208・・・EPG処理部
209・・・制御装置
210・・・入力部
211・・・バス配線
212・・・表示部
213・・・蓄積装置
Claims (7)
- 放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システム。 - 前記第1の配信路で配信した番組が公告付きである場合、前記番組を第2の配信路で配信する場合前記公告と同一の公告付き番組、前記第2の配信路での配信用に獲得した公告付き番組或いは有料番組のいずれかを選択可能とする請求項1記載の番組配信システム。
- 放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
前記第2の配信路では、前記第1の配信路で配信後の番組について前記番組を配信可能状態にし、前記第1の配信路で配信前或いは配信中の番組について前記番組の部分或いはダイジェストを配信可能状態にすることを特徴とする番組配信システムにより配信された番組を受信する受信装置であって、
前記第1の配信路を使用して配信された番組を受信する第1の受信手段と、
前記第2の配信路を使用して配信された番組を受信する第2の受信手段と、
前記第1の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第1のEPG情報及び前記第2の受信手段から受信した番組のプログラムを表示する第2のEPG情報とを合成したEPG情報を表示する手段とを具備することを特徴とする受信装置。 - ユーザーが前記合成されたEPG情報により選択した番組が、前記第1の配信路で配信中の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を選局し、前記第1の配信路で配信予定の番組であれば前記第1の配信路で配信される番組を視聴予約し、前記第1の配信路で過去に放送した番組であれば前記第2の配信路で配信要求を行うことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 前記合成されたEPG情報のうち前記第1のEPG情報であるか前記第2のEPG情報であるかを、EPG画面に表示された番組の文字、色、大きさ或いは番組が点滅することにより、識別可能な状態で表示することを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 前記第2の配信路での通信速度を測定する通信速度測定手段と、
前記通信速度測定手段により所定の通信速度が得られない場合警告を表示する警告表示手段とを具備することを特徴とする請求項3記載の受信装置。 - 放送波を用いた第1の配信路を使用して番組を配信する第1の配信方法と、
双方向の通信路を用いた第2の配信路を使用して番組を配信する第2の配信方法とを備えた番組配信システムにおいて、
ユーザーが番組の予約動作を行った時に、先に予約されている番組と少なくとも一部時間が重なる場合において、先ず後から予約を行った番組、先に予約されている番組の順に第1の配信路での再放送予定を検索し、次に第2の配信路で配信される再放送予定を同様の順番に検索し、その検索結果を表示し、選択された内容に従って番組の予約を行う受信装置。
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