JPH0974393A - コマーシャル放送システム及び放送端末 - Google Patents

コマーシャル放送システム及び放送端末

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JPH0974393A
JPH0974393A JP7229402A JP22940295A JPH0974393A JP H0974393 A JPH0974393 A JP H0974393A JP 7229402 A JP7229402 A JP 7229402A JP 22940295 A JP22940295 A JP 22940295A JP H0974393 A JPH0974393 A JP H0974393A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各放送局の放送地域独自の情報を付加したコ
マーシャルを容易に放送することのできるコマーシャル
放送システムを提供する。 【解決手段】 情報センタ50から配信されたコマーシ
ャル情報2は、コマーシャル情報蓄積部12に蓄積され
る。そして、コマーシャル情報編集部13は、放送端末
10毎に設定されている地域コード3に基づいて、放送
地域コードテーブル22より該当する映像識別番号を見
つけ、該番号に対応する地域コード別の映像情報23を
選択する。そして、コマーシャル映像情報21に選択し
た映像情報23を合成して、放送用コマーシャルとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
やラジオ放送などの各種放送施設からコマーシャルを放
送するシステム及びそのシステムに用いる放送端末に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ番組やラジオ番組の間に、
コマーシャル・メッセージ(以下、単にコマーシャルと
称す。)を放送することがなされている。例えば、CA
TVシステムを考えてみると、基本的に各CATV放送
局が地域に密着した放送局であることから、CATV放
送局からのコマーシャル放送はローカルなコマーシャル
内容のものが主体となり、コマーシャル用の放送情報作
りも各CATV放送局にて独自に行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コマー
シャルの中には、その地域限定のものだけでなく全ての
放送エリアに放送されるものもある。その場合において
も、各CATV放送局個別にコマーシャルの作成・登録
をするのは非合理的である。特にCATVシステムで
は、1つの放送局のカバーするエリアが比較的小さく、
その放送スタッフも比較的少人数となりがちであり、こ
のような場合に各放送局でコマーシャル用の放送情報制
作・登録作業を行なうのは負担が大きい。
【0004】一方、例えばそのような全ての放送エリア
に対して放送したいコマーシャルについては、予め作成
しておいて、例えばビデオテープ等の記憶媒体に記憶さ
せたものを各放送局に対して配布するという手段も考え
られる。但し、その場合でも、各放送局では、その配布
された記憶媒体からコマーシャル用の放送情報を読み出
して所定の番組の間に放送できるように登録しなくては
ならず、その登録作業はやはり各放送局で行わなければ
ならない。
【0005】さらに、全ての放送エリアに対して放送し
たいコマーシャルといっても、全く画一化されたもので
はなく、基本的なコマーシャル内容は同じでも、例えば
そのコマーシャル内容についての問い合わせ先だけはそ
の地域毎の営業所の連絡先を放送したい場合がある。例
えば全国にチェーン店を持ち、コマーシャルも全国展開
したいような場合などである。この場合に、各放送局で
地域毎の営業所の連絡先等についての情報を付加すると
いう作業が必要となると、負担はやはり大きい。そし
て、その営業所の連絡先等が変わった場合等には、その
都度各放送局で再度付加する作業が必要となり、非常に
面倒である。
【0006】なお、このような問題は、CATAVシス
テムに限らず、通常の無線方式のテレビジョン放送シス
テムやラジオ放送システムにおけるコマーシャル放送に
ついても同様である。現状として、例えば東京の「キー
局」と各地方の「系列局」との間で同じ番組を放送し、
同じコマーシャルを放送するということはよくあること
である。
【0007】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたものであり、各放送局から放送するコマーシャルに
ついて、それぞれカバーする放送地域独自の情報を付加
したコマーシャルを放送することが容易にできるように
したコマーシャル放送システム及びそのシステムに用い
る放送端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、コ
マーシャルを放送可能な複数の放送端末と、いずれの放
送端末においても共通して使用可能な共通コマーシャル
情報及び各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自
に関連した地域独自情報を含むコマーシャル情報を、各
放送端末に対して配信可能な情報センタとを備え、前記
各放送端末では、前記情報センタから配信されたコマー
シャル情報に基づき、選択した地域独自情報と前記共通
コマーシャル情報とによって、自端末がカバーする放送
地域に密接した所定のコマーシャルに編集して放送する
ことを特徴とするコマーシャル放送システムである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のコマーシャル放送システムにおいて、前記地域
独自情報は、それぞれ放送地域を識別する情報に対応し
た状態で前記コマーシャル情報中に設定されており、前
記各放送端末は、自端末がカバーする放送地域の識別情
報を記憶しており、その記憶した識別情報に基づいて、
前記情報センタから配信されたコマーシャル情報より該
当する地域独自情報を選択するように構成されているこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のコマーシャル放送システムにおいて、前記地域
独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者の連
絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情報で
あり、前記各放送端末では、その地域独自情報を前記共
通コマーシャル情報に付加して放送することを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のコマーシャル放送システムにおいて、前記共通コマー
シャル情報は、映像情報であり、前記各放送端末では、
該当する地域独自情報を字幕として前記共通コマーシャ
ル情報に合成して放送することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4い
ずれかに記載のコマーシャル放送システムにおいて、前
記放送端末は、CATVシステムにおける放送局である
ことを特徴とする。本発明のコマーシャル放送システム
によれば、コマーシャルを放送可能な複数の放送端末に
対して情報センタがコマーシャル情報を配信することが
できる。そして、このコマーシャル情報は、いずれの放
送端末においても共通して使用可能な共通コマーシャル
情報及び各放送端末がそれぞれカバーする放送地域独自
に関連した地域独自情報を含むものである。
【0013】そして、各放送端末では、情報センタから
配信されたコマーシャル情報に基づき、選択した地域独
自情報と共通コマーシャル情報とによって、自端末がカ
バーする放送地域に密接した所定のコマーシャルに編集
して放送する。この地域独自情報は、例えば請求項2に
示すように、それぞれ放送地域を識別する情報に対応し
た状態でコマーシャル情報中に設定しておき、各放送端
末では、自端末がカバーする放送地域の識別情報を記憶
しており、その記憶した識別情報に基づいて、情報セン
タから配信されたコマーシャル情報より該当する地域独
自情報を選択するようにすることが考えられる。なお、
コマーシャル内容によっては複数の放送端末に対応する
地域独自情報が重複する場合も考えられる。
【0014】そしてまた、請求項3に示すように、その
地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供者
の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す情
報であり、各放送端末では、その地域独自情報を共通コ
マーシャル情報に付加して放送するようにすることが考
えられる。
【0015】このように、本発明のコマーシャル放送シ
ステムによれば、各放送端末において独自にコマーシャ
ルを作成・登録したりする必要がなく、情報センタから
配信されたコマーシャル情報に基づき、該当する地域独
自情報を共通コマーシャル情報に付加するだけでよい。
つまり、全ての放送地域分の地域独自情報自体が情報セ
ンタから配信されるので、各放送端末では、自端末がカ
バーする放送地域に対応した地域独自情報を「選択」
し、共通コマーシャル情報に付加するという編集を自動
的に実行するので、地域に密接したコマーシャルの放送
が容易にできるのである。
【0016】複数の放送端末から同じ種類のコマーシャ
ルを放送する場合、基本的なコマーシャル内容は同じで
も、その問い合わせ先だけはその地域毎の営業所の連絡
先を放送したい場合がある。例えば全国にチェーン店を
持ち、コマーシャルも全国展開したいような場合などで
ある。この場合に、従来のシステムでは、各放送端末で
地域毎の営業所の連絡先等についての情報を作成して付
加することとなり、端末独自での個別作業となって負担
が大きい。そして、その営業所の連絡先等が変わった場
合等には、その都度各放送端末で再度付加する作業が必
要となり、非常に面倒である。
【0017】それに対して、本システムによれば、各放
送端末から放送するコマーシャル内容の基となる情報に
ついては全て情報センタから配信することが可能であ
る。そのため、各放送端末では、その配信されたコマー
シャル情報より、地域独自情報の中から必要なものを選
択して、共通コマーシャル情報に付加するという自動編
集によって最終的に放送するコマーシャルを作成するこ
とができ、非常に合理的である。
【0018】なお、放送するコマーシャルとしては、ラ
ジオ放送によるコマーシャルのような音声だけでもよい
し、テレビジョン放送によるコマーシャルのように映像
だけ、あるいは映像と音声とがセットになったもの等が
考えられる。そして、請求項4に示すように、共通コマ
ーシャル情報は映像情報とし、各放送端末では該当する
地域独自情報を字幕として共通コマーシャル情報に合成
して放送するようにしてもよい。上述した営業所の連絡
先(電話番号やFAX番号等)であれば、このような字
幕で示すのが好ましいといえる。
【0019】また、テレビジョン放送の一形態である
が、例えばCATVシステムとして適用した場合には、
1つの放送端末のカバーするエリアが比較的小さく放送
端末数が多くなりがちである。したがって、このような
場合に各放送端末で地域独自情報の作成等をするのは負
担が大きいため、本発明のようにすればそのメリットは
大きい。
【0020】一方、このようなコマーシャル放送システ
ムに用いられる放送端末は、例えば請求項6に示すよう
に、共通して使用可能な共通コマーシャル情報及び各放
送地域独自に関連した地域独自情報を含むコマーシャル
情報を、情報センタから配信される放送端末であって、
前記情報センタから配信されたコマーシャル情報に基づ
き、選択した地域独自情報と前記共通コマーシャル情報
とによって、自端末がカバーする放送地域に密接した所
定のコマーシャルに編集して放送することを特徴とする
放送端末とすることができる。
【0021】また、請求項2に対応するものとして、前
記地域独自情報は、それぞれ放送地域を識別する情報に
対応した状態で前記コマーシャル情報中に設定されてお
り、各放送端末は、自端末がカバーする放送地域の識別
情報を記憶しており、その記憶した識別情報に基づい
て、前記情報センタから配信されたコマーシャル情報よ
り該当する地域独自情報を選択するように構成してもよ
い。
【0022】また、請求項3に対応するものとして、前
記地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提供
者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示す
情報であり、各放送端末では、その地域独自情報を前記
共通コマーシャル情報に付加して放送するようにしても
よい。
【0023】また、請求項4に対応するものとして、前
記共通コマーシャル情報は、映像情報であり、各放送端
末では、該当する地域独自情報を字幕として前記共通コ
マーシャル情報に合成して放送することを特徴とする。
また、請求項5に対応するものとして、CATVシステ
ムにおける放送局として構成してもよい。
【0024】もちろん、本発明のコマーシャル放送シス
テムを実現するに当たっては、これらの放送端末に限ら
れるものではなく、その目的・作用・効果を共通とする
ものであれば上述の放送端末とは異なるものを用いたも
のも含むことはいうまでもない。
【0025】
【発明の実施の態様】以下、本発明のコマーシャル放送
システムを具体化した一実施例を図面を参照しながら説
明する。図1は、本実施例のコマーシャル放送システム
をCATVシステムに適用した場合の概略構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、本CATVシステ
ムは、複数のテレビ等により構成される加入者端末装置
30に対してCATV方式により所定の番組及び番組間
にコマーシャルを放送可能な複数の放送端末10と、そ
れら各放送端末10に対し、公衆電話回線等の伝送路4
0を介してコマーシャル情報を配信可能な情報センタ5
0とを備えている。なお、伝送路40は、公衆電話回線
に限定されるものではない。
【0026】情報センタ50は、コマーシャル情報(図
2に「2」で示す。)を蓄積しておくためのハードディ
スク等で構成されたコマーシャル情報蓄積部51、コマ
ーシャル情報を各放送端末10に配信するためのコマー
シャル情報配信部53とを備える。情報センタ50は、
各放送端末10とは独立に存在しており、放送端末10
に配信するコマーシャル情報を管理し、各地域に密着し
た情報をすべて蓄積する。このため、コマーシャルを放
送したい人または組織は各CATV放送局にてどのよう
な情報が実際に放送するのかを情報センタ50にて認知
することができる。
【0027】情報センタ50は、配信が必要であると判
断した場合、蓄積されているコマーシャル情報をコマー
シャル情報配信部53を介して各放送端末10に配信す
ることができる。一方、放送端末10は、ハードディス
ク等により構成されるコマーシャル情報蓄積部12と、
コマーシャル情報編集部13と、コマーシャル情報放送
部14と、番組放送部15とを備えている。前記情報セ
ンタ50から配信されたコマーシャル情報は、伝送路4
0を介して放送端末10に配信され、放送端末10は、
それを受信してコマーシャル情報蓄積部12に一旦蓄積
する。番組放送部15からは所定の番組編成にしたがっ
て、番組を順次放送していく。そして、蓄積されたコマ
ーシャル情報は、その放送される番組間等の必要な時間
枠内に放送されるため、放送時間が来るまで蓄積される
ことになる。
【0028】CATV放送の番組間等の放送が必要とな
るコマーシャル情報はあらかじめコマーシャル情報蓄積
部から読み出される。この読み出されたコマーシャル情
報はコマーシャル情報手段を具備するコマーシャル情報
編集部13によって実際に放映される情報に編集され
る。この編集されたコマーシャル情報が放送手段を具備
したコマーシャル情報放送部14によって実際の加入者
に向けて放送される。
【0029】図2は、本CATVシステムにおいてコマ
ーシャル情報を編集して放送するまでの概略を示す説明
図である。図1にて説明したように、コマーシャル情報
は情報センタ50にて管理され、各放送端末10に配信
される。図2に示すように、この配信されたコマーシャ
ル情報2はコマーシャル情報蓄積部12に蓄積される。
ここで、コマーシャル情報2の構成を説明する。
【0030】このコマーシャル情報2は、コマーシャル
として放送するコマーシャル映像情報21と、各放送端
末10の地域別の情報がコマーシャル情報内のどこに格
納されているかを指し示す情報を格納する放送地域コー
ド情報テーブル22と、地域コード別に編集するための
情報が格納されている地域コード別の映像情報23から
なる。
【0031】そして、コマーシャル情報編集部13はR
OM及びRAM等が接続されたCPU等により構成され
る映像編集可能な装置によって構成され、上記コマーシ
ャル情報2に基づいて加入者端末装置30に放送するコ
マーシャルを編集する。詳しくは、各放送端末10毎に
設定されている地域コード3に基づいて、放送地域コー
ド情報テーブル22より該当する映像識別番号を見つ
け、その映像識別番号に対応する地域コード別の映像情
報23を選択するのである。そして、共通コマーシャル
情報であるコマーシャル映像情報21に選択した映像情
報23を合成して、放送用のコマーシャルとする。な
お、地域コード3及び放送地域コード情報テーブル22
は、前記コマーシャル情報蓄積部12に記憶されてい
る。
【0032】図2に示す場合で具体的に説明する。この
場合には地域コード3として「001」を記憶してい
る。そして、コマーシャル情報2内の放送地域コード情
報テーブル22内より「001」に対応する「X100
1」を見つけ、地域コード別の映像情報23から「X1
001」の指す映像情報が取り出される。そして、コマ
ーシャル映像情報21にこの「X1001」の映像情報
23(名古屋営業所の電話番号等)が合成されることと
なる。
【0033】合成された場合の画面5は、図2に示すよ
うに、番号6で示される部分がコマーシャル映像情報2
1に格納されていた部分であり、番号7で示される部分
が各放送地域コード22により選択されて出力された地
域独自情報である。このように、加入者からみれば、地
域により密着した情報に接することができ放送端末10
からの放送見ることによる利便性をより増すことができ
る。
【0034】以上説明したことから明かなように、本実
施例のコマーシャル放送システムによれば、情報センタ
50が、各放送端末10側にて地域に密着した情報を作
成できるだけの情報を持つコマーシャル情報を管理し、
各放送端末10へ配信し、各放送端末10内にてコマー
シャル情報を地域に密着した放送情報に編集しこれを各
加入者端末装置30に対して放送することができるよう
にしている。つまり、全ての放送地域分の地域独自情報
自体が情報センタ50から配信されるので、各放送端末
10では、自端末がカバーする放送地域に対応した地域
独自情報を「選択」し、共通コマーシャル情報に付加す
るという編集を自動的に実行するので、地域に密接した
コマーシャルの放送が容易にできるのであり、また各加
入者端末装置30を介して加入者は、利用価値の高いコ
マーシャル(情報)を得ることができる。
【0035】このように、情報センタ50においてコマ
ーシャル情報を共有化して蓄積することができるため、
コマーシャル情報の設定や変更、削除等を各放送端末1
0単位にて行う必要が無く運用コストを大幅に削減する
ことができるし、加入者側から見ても、地域に密着した
情報を受け取ることができ、放送端末10の利便性を高
めることができる。
【0036】例えば、複数の放送端末10から同じ種類
のコマーシャルを放送する場合、基本的なコマーシャル
内容は同じでも、その問い合わせ先だけはその地域毎の
営業所の連絡先を放送したい場合がある。例えば全国に
チェーン店を持ち、コマーシャルも全国展開したいよう
な場合などである。この場合に、従来のシステムでは、
各放送端末10で地域毎の営業所の連絡先等についての
情報を作成して付加することとなり、端末独自での個別
作業となって負担が大きい。そして、その営業所の連絡
先等が変わった場合等には、その都度各放送端末10で
再度付加する作業が必要となり、非常に面倒である。
【0037】それに対して、本システムによれば、各放
送端末10から放送するコマーシャル内容の基となる情
報については全て情報センタ50から配信することが可
能である。そのため、各放送端末10では、その配信さ
れたコマーシャル情報より、地域独自情報の中から必要
なものを選択して、共通コマーシャル情報に付加すると
いう自動編集によって最終的に放送するコマーシャルを
作成することができ、非常に合理的である。
【0038】なお、放送するコマーシャルとしては、ラ
ジオ放送によるコマーシャルのような音声だけでもよい
し、テレビジョン放送によるコマーシャルのように映像
だけ、あるいは映像と音声とがセットになったもの等が
考えられる。そしてまた、配信は、無線・有線を問わ
ず、さらに情報をパッケージに入れ、例えば郵送等によ
って放送端末10に送るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のコマーシャル放送システムをCAT
Vシステムに適用した場合の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】 実施例のCATVシステムにおいてコマーシ
ャル情報を編集して放送するまでの概略を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2…コマーシャル情報 3…地域コード 10…放送端末 12…コマーシ
ャル情報蓄積部 13…コマーシャル情報編集部 14…コマーシ
ャル情報放送部 15…番組放送部 21…コマーシ
ャル映像情報 22…放送地域コード情報テーブル 23…映像情報 30…加入者端末装置 40…伝送路 50…情報センタ 51…コマーシ
ャル情報蓄積部 53…コマーシャル情報配信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマーシャルを放送可能な複数の放送端
    末と、 いずれの放送端末においても共通して使用可能な共通コ
    マーシャル情報及び各放送端末がそれぞれカバーする放
    送地域独自に関連した地域独自情報を含むコマーシャル
    情報を、各放送端末に対して配信可能な情報センタとを
    備え、 前記各放送端末では、前記情報センタから配信されたコ
    マーシャル情報に基づき、選択した地域独自情報と前記
    共通コマーシャル情報とによって、自端末がカバーする
    放送地域に密接した所定のコマーシャルに編集して放送
    することを特徴とするコマーシャル放送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコマーシャル放送シス
    テムにおいて、 前記地域独自情報は、それぞれ放送地域を識別する情報
    に対応した状態で前記コマーシャル情報中に設定されて
    おり、 前記各放送端末は、自端末がカバーする放送地域の識別
    情報を記憶しており、その記憶した識別情報に基づい
    て、前記情報センタから配信されたコマーシャル情報よ
    り該当する地域独自情報を選択するように構成されてい
    ることを特徴とするコマーシャル放送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のコマーシャル放
    送システムにおいて、 前記地域独自情報は、その地域におけるコマーシャル提
    供者の連絡先等、コマーシャル内容の問い合わせ先を示
    す情報であり、 前記各放送端末では、その地域独自情報を前記共通コマ
    ーシャル情報に付加して放送することを特徴とするコマ
    ーシャル放送システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のコマーシャル放送シス
    テムにおいて、 前記共通コマーシャル情報は、映像情報であり、 前記各放送端末では、該当する地域独自情報を字幕とし
    て前記共通コマーシャル情報に合成して放送することを
    特徴とするコマーシャル放送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載のコマーシ
    ャル放送システムにおいて、 前記放送端末は、CATVシステムにおける放送局であ
    ることを特徴とするコマーシャル放送システム。
  6. 【請求項6】 共通して使用可能な共通コマーシャル情
    報及び各放送地域独自に関連した地域独自情報を含むコ
    マーシャル情報を、情報センタから配信される放送端末
    であって、 前記情報センタから配信されたコマーシャル情報に基づ
    き、選択した地域独自情報と前記共通コマーシャル情報
    とによって、自端末がカバーする放送地域に密接した所
    定のコマーシャルに編集して放送することを特徴とする
    放送端末。
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