JP2005175699A - 遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置 - Google Patents

遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 地上デジタル放送システム全体を演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式において遅延時間制御の容易な自動遅延制御方式で運用することができる遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 演奏所から放送TS信号の付加情報伝送パケットに基準時刻との時間差情報及び最大遅延時間情報を設定して伝送し、放送所それぞれで受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている時間差情報とリファレンス基準信号とを用いて放送所それぞれまでの伝送遅延時間を計測し、放送所それぞれで計測した伝送遅延時間と受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている最大遅延時間情報に基づいて調整遅延時間を決定し、放送所それぞれでマスタークロックと共に受信した放送TS信号をマスタークロックに同期して調整遅延時間だけ遅延する。
【選択図】 図4

Description

本発明は遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置に関し、単一周波数網を構成する各放送所で放送信号の遅延時間を調整する遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置に関する。
現在、地上デジタルテレビジョン放送の伝送方法として、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)と呼ばれるOFDM(Orthogonal Frequency Division Mu1tip1exing:直交周波数分割多重)伝送方式が規格化され、実用化に向けた準備が進められている(例えば、非特許文献1参照。)。
地上デジタルテレビジョン放送では、複数チャンネルのテレビジョン放送信号それぞれを周波数効率の良いOFDMでデジタル変調して放送される。OFDMはマルチパスの干渉にも強く、伝送信号中にガードインターバルという時間的なガードを設けることにより、遅延時間差の長いマルチパスの妨害による信号劣化を抑えることができることから、同じ放送内容を同一の周波数で放送する単一周波数網(SFN:Single Frequency Network)が可能となり、これにより周波数を大きく節約することができる。
単一周波数網を構築するためには、各放送所での変調器が遅延時間差なしに同一タイミングで同一なOFDM信号を発射する必要がある。OFDM信号は演奏所から各放送所まで無線や有線などの伝送経路で伝送されるために伝送経路による遅延時間差が生じ、また、各放送所で変調器などの構成機器を経由することから各構成機器による遅延時間差も生じるため、各放送所でのタイミング合わせを行うためには、これらの遅延時間を調整する必要がある。
単一周波数網の同期化方法として、リファレンス同期方式と従属同期方式がある(例えば、非特許文献2参照。)。リファレンス同期方式は、演奏所システムから放送所システムまでの各システムをGPS(Global Positioning System)等のリファレンス同期信号に同期させる。従属同期方式は、演奏所システムのマスタークロックを各放送所システムまで伝送し、全ての放送所システムのクロックを演奏所システムのマスタークロックに同期させる。
図1は、従来のリファレンス同期方式における遅延制御方法の一例のフローチャートを示す。伝送路より放送TS(Transport Stream)信号を受信し、ステップS1でGPS受信部から供給される周波数10MHzの基準周波数信号を基準として受信した放送TS信号を読み込む。
次に、ステップS2で放送TS信号の多重フレームのIIP(ISDB−T Information Packet)パケット内のNSI(Network Synchronization Information)情報に設定されている固定遅延フラグ(static_delay_flag)が0か否かを判別する。
リファレンス同期方式では固定遅延制御(固定遅延フラグ=1)と自動遅延制御(固定遅延フラグ=0)の2つの方式があり、固定遅延フラグが1の固定遅延制御の場合はステップS3に進み、NSI情報から自装置のタイムオフセット(time_offset)を読込む。そして、GPS受信部から供給される基準周波数信号(10MHz)を基準にして、ステップS5で上記タイムオフセットにより指定された時間の遅延時間処理を行い、ステップS6で遅延した放送TS信号を出力する。この放送TS信号出力は後段のOFDM変調器に供給される。
ステップS2において固定遅延フラグが0の自動遅延制御の場合は、ステップS4に進み、演奏所で放送TS信号のIIPパケットのNSI情報に設定される基準時刻との時間差を示すSTS(Synchronization_Time_stamp)情報を基に、GPS受信部から供給される基準時間信号(1PPS)及び基準周波数信号(10MHz)を用いて演奏所から自装置までの伝送遅延時間を測定し、次に、NSI情報に設定されている最大遅延量(maximum_delay)と測定した伝送遅延時間に基づき、基準周波数信号(10MHz)を基準にして、ステップS5で遅延時間処理を行い、ステップS6で放送TS信号を出力する。この放送TS信号出力は後段のOFDM変調器に供給される。
図2は、従来の従属同期方式における遅延制御方法の一例のフローチャートを示す。伝送路より放送TS信号及び周波数512/63MHzのマスタークロックを受信し、ステップS10で受信したマスタークロック(512/63MHz)を基準として受信した放送TS信号を読み込む。
次に、ステップS11でNSI情報からタイムオフセット(time_offset)を読込む。そして、受信したマスタークロック(512/63MHz)を基準にして、ステップS12で上記タイムオフセットにより指定された時間の遅延時間処理を行い、ステップS13で遅延した放送TSを出力する。この放送TS信号出力は後段のOFDM変調器に供給される。
地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格(ARIB STD−B31):電波産業会 地上デジタル放送用送信設備 共通仕様書 p.158" 地上波デジタル放送におけるSFN同期化方式":全国デジタル送信設備検討会
従来のリファレンス同期方式における遅延制御方法では、固定遅延制御と自動遅延制御の両方に対応しているために、状況に応じて柔軟な遅延時間管理を行うことができる。しかし、STS情報や最大遅延量(maximum_delay)とタイムオフセット(time_offset)のようなGPS等のリファレンス基準信号に依存した遅延制御のために、リファレンス基準信号に異常が発生した場合、各放送所の基準クロックの同一性が確保できなくなりSFNが破綻する可能性があるという問題があった。
従来の従属同期方式における遅延制御方法では、GPS等のリファレンス基準信号に頼らずにシステム全体が演奏所のマスタークロックに同期して運用を行うことができる。しかし、固定遅延制御しか行うことができず、固定遅延制御の場合は、固定値の遅延量を各遅延調整装置に直接プリセット値として与えるか、または、演奏所から各遅延調整装置のタイムオフセット(time_offset)として与える必要があり、遅延時間が変動する場合や、新しく回線を引く場合には当該装置までの遅延時間を測定して固定値の遅延量を決定する必要があり、手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、地上デジタル放送システム全体を演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式において遅延時間制御の容易な自動遅延制御方式で運用することができる遅延時間調整方法及び遅延時間調整装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、演奏所から前記放送TS信号の付加情報伝送パケットに基準時刻との時間差情報及び最大遅延時間情報を設定して伝送し、
前記放送所それぞれで受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている時間差情報とリファレンス基準信号とを用いて前記放送所それぞれまでの伝送遅延時間を計測し、
前記放送所それぞれで計測した伝送遅延時間と受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている最大遅延時間情報に基づいて調整遅延時間を決定し、
前記放送所それぞれでマスタークロックと共に受信した放送TS信号を前記マスタークロックに同期して前記調整遅延時間だけ遅延することにより、
地上デジタル放送システム全体を演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式において遅延時間制御の容易な自動遅延制御方式で運用することができる。
また、請求項2に記載の発明は、放送所で受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている時間差情報とリファレンス基準信号とを用いて前記放送所までの伝送遅延時間を計測する遅延時間計測手段と、
前記放送所で計測した伝送遅延時間と受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている最大遅延時間情報に基づいて調整遅延時間を決定する調整遅延時間決定手段と、
前記放送所でマスタークロックと共に受信した放送TS信号を前記マスタークロックに同期して前記調整遅延時間だけ遅延する遅延手段を有することにより、
地上デジタル放送システム全体を演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式において遅延時間制御の容易な自動遅延制御方式で運用することができる。
請求項1,2に記載の発明によれば、地上デジタル放送システム全体を演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式において遅延時間制御の容易な自動遅延制御方式で運用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図3は、本発明の遅延時間調整装置を適用した従属同期方式の地上デジタル放送システムの一実施形態のブロック図を示す。同図中、演奏所10は、放送TS信号及び512/63MHzのマスタークロックを多重して64QAM変調した例えば130MHzの64QAM変調信号を出力する。この64QAM変調信号は伝送路11を通って放送所20に伝送され、また、伝送路12を通って放送所30に伝送される。
各放送所20,30それぞれは、64QAM復調器21、遅延時間調整装置22、GPS受信部23、OFDM変調器24及び放送機25から構成されている。64QAM復調器21は伝送路11または12から受信した64QAM変調信号の64QAM復調を行って放送TS信号及び512/63MHzのマスタークロックを再生して遅延時間調整装置22に供給する。
遅延時間調整装置22は、GPS受信部23から基準時間信号(1PPS)及び基準周波数信号(10MHz)のリファレンス基準信号を供給されており、このリファレンス基準信号を使用して自動遅延制御の遅延量の算出を行い、その遅延量だけ遅延処理を行う。遅延時間調整装置22の出力する放送TS信号及びマスタークロックはOFDM変調器24に供給され、OFDM変調器24は放送TS信号に付加された制御情報に従ってテレビジョン放送信号のOFDM変調を行う。得られたOFDM変調信号は放送機25からSFNサービスエリア31に無線送信される。
図4は、本発明の遅延時間調整装置22の一実施形態のブロック図を示す。同図中、端子40a,40bには64QAM復調器21の出力する放送TS信号及び512/63MHzのマスタークロックが入来しTS受信部41に供給される。TS受信部41はマスタークロックに同期して放送TS信号を受信し、受信した放送TS信号及びマスタークロックをTS遅延部42に供給すると共に、放送TS信号の多重フレームからIIPパケットを取り出してNSI読出し部43に供給する。
ここで、図5(A)に示す放送TS信号の多重フレームの各フレームには1つのIIPパケットが含まれている。図5(B)に示すIIPパケット内にはNSI(Network Synchronization Information)情報が設定されている。このNSI情報内には図5(C)に示すように、基準時刻との時間差を示すSTS(Synchronization_Time_stamp)情報、演奏所10からOFDM変調器24出力までの最大遅延量(maximum_delay:図中max)、各機器の遅延時間のオフセット等を個別に制御するためのECI(equipment_Control_Information)情報として、制御する機器を指定する機器情報(equipment_id:図中eid)、固定遅延フラグ(static_delay_flag:図中sdf)、後続のタイムオフセットの極性を著すタイムオフセット極性(time_offset_polarity:図中ofp)、最大遅延量に対するタイムオフセット(time_offset:図中ofs)それぞれが設定される。
NSI読出し部43は、GPS受信部23からの基準周波数信号(10MHz)を基準に動作し、IIPパケット内のNSI情報からSTS情報と自装置向けのECI情報を取り出し、STS情報を遅延時間計測部45に供給し、自装置向けのECI情報を遅延時間決定部47に供給する。
遅延時間計測部45は、端子46を介してGPS受信部23から基準時間信号(1PPS)及び基準周波数信号(10MHz)のリファレンス基準信号を供給されており、基準時刻との時間差を示すSTS情報と基準時間信号及び基準周波数信号を基に演奏所10から自装置までの伝送遅延時間を計測して遅延時間決定部47に供給する。
遅延時間決定部47は、自動遅延制御時にはNSI情報の最大遅延量及びECI情報から、測定結果の伝送遅延時間とOFDM変調器25の遅延時間(固定値)を減算した値を自装置の調整遅延時間と決定し、固定遅延制御時にはECI情報のタイムオフセットを自装置の調整遅延時間と決定し、この調整遅延時間をTS遅延部42に供給する。
TS遅延部42は、放送TS信号を512/63MHzのマスタークロックに同期して上記調整遅延時間だけ遅延する。遅延された放送TS信号及びマスタークロックはTS送信部48によって端子50a,50bから出力され、後続のOFDM変調器24に供給される。
ここで、遅延時間計測部45では基準周波数信号(10MHz)を用いているため、遅延時間決定部47では100nsec単位で遅延時間を算出しており、TS遅延部42では512/63MHzで再生した放送TS信号を上記遅延時間だけ遅延する。放送TS信号は512/63MHzを基準とするため、遅延処理は123nsec単位となる。
このような制御を行う場合は、100nsec単位での測定結果を123nsec単位のデータ列で遅延制御を行うために制御分解能は123nsec単位となるが、SFN構成の条件であるガードインターバル時間は最短(Mode1、1/32)の場合でも、7.875usecであるので、運用上充分な分解能を確保することができる。
図6は、本発明装置の遅延時間調整装置が実行する遅延制御の一実施形態のフローチャートを示す。し、ステップS20で伝送路より放送TS信号及び周波数512/63MHzのマスタークロックを受信し、ステップS21でGPS受信部23から供給される周波数10MHzの基準周波数信号を基準として受信した放送TS信号を読み込む。
次に、ステップS21で放送TS信号の多重フレームのIIPパケット内のNSI情報に設定されている固定遅延フラグ(static_delay_flag)が0か否か(=1)を判別する。
固定遅延フラグが1の固定遅延制御の場合はステップS23に進み、NSI情報から自装置向けのECIを読込み、ステップS24で上記ECIのタイムオフセット極性に基づきタイムオフセットの値(10MHz基準)を調整遅延時間処理量(512/63MHz基準)に変換して確定する。その後ステップS27に進む。
ステップS22において固定遅延フラグが0の自動遅延制御の場合は、ステップS25に進み、演奏所で放送TS信号のIIPパケットのNSI情報に設定されている基準時刻との時間差を示すSTS(Synchronization_Time_stamp)情報を基に、GPS受信機から供給される基準時間信号(1PPS)及び基準周波数信号(10MHz)を用いて演奏所から自装置までの伝送遅延時間を測定し、ステップS26で、NSI情報の最大遅延量(maximum_delay)を基に、基準周波数信号(10MHz)を基準にして自装置の調整遅延時間を求め、この調整遅延時間(10MHz基準)を調整遅延時間処理量(512/63MHz基準)に変換して確定する。その後ステップS27に進む。
ステップS27では、ステップS20で受信したマスタークロック(512/63MHz)を基準にして、放送TS信号を調整遅延時間処理量だけ遅延する調整遅延時間処理を行い、ステップS28で遅延した放送TS信号を出力する。
このようにして、従属同期方式の地上デジタル放送システムで自動遅延制御を行うことが可能となる。また本実施形態はシステムとしては従属同期方式のシステムとなっているために、GPS等のリファレンス基準信号が異常になった場合、異常が発生する直前の遅延情報を維持して遅延調整器を動作させることでリファレンス基準信号に異常が発生した場合でもSFNでの運用を続けることが可能である。
また、本発明による自動遅延制御は従属同期方式に使用する基準クロックが512/63MHzではなく、例えば10MHzである場合にも、上記実施形態と同様に実施することができる。
本発明の遅延時間調整装置22を各放送所に設置することにより、従属同期方式においても最大遅延量(maximum_delay)を利用した自動遅延制御を行うことができ、自動遅延制御を行うことで煩雑な固定遅延制御値の管理を行う必要が無く、遅延時間が変動する場合や、新しく回線を引く場合には当該装置までの遅延時間を測定して固定値の遅延量を決定する必要がない。
なお、IIPパケットが請求項記載の付加情報伝送パケットに対応し、遅延時間計測部45が遅延時間計測手段に対応し、遅延時間決定部47が調整遅延時間決定手段に対応し、TS遅延部42が遅延手段に対応する。
従来のリファレンス同期方式における遅延制御方法の一例のフローチャートである。 従来の従属同期方式における遅延制御方法の一例のフローチャートである。 本発明の遅延時間調整装置を適用した従属同期方式の地上デジタル放送システムの一実施形態のブロック図である。 本発明の遅延時間調整装置22の一実施形態のブロック図である。 放送TS信号の構成を説明するための図である。 本発明装置の遅延時間調整装置が実行する遅延制御の一実施形態のフローチャートである。
符号の説明
10 演奏所
11,12 伝送路
20,30 各放送所
21 64QAM復調器
22 遅延時間調整装置
23 GPS受信部
24 OFDM変調器
25 放送機
31 SFNサービスエリア
41 TS受信部
42 TS遅延部
43 NSI読出し部
44 NSI読出し部
45 遅延時間計測部
47 遅延時間決定部

Claims (3)

  1. 演奏所から放送TS信号とマスタークロックを複数の放送所に伝送し、システム全体を前記演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式の単一周波数網の各放送所における遅延時間調整方法において、
    前記演奏所から前記放送TS信号の付加情報伝送パケットに基準時刻との時間差情報及び最大遅延時間情報を設定して伝送し、
    前記放送所それぞれで受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている時間差情報とリファレンス基準信号とを用いて前記放送所それぞれまでの伝送遅延時間を計測し、
    前記放送所それぞれで計測した伝送遅延時間と受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている最大遅延時間情報に基づいて調整遅延時間を決定し、
    前記放送所それぞれでマスタークロックと共に受信した放送TS信号を前記マスタークロックに同期して前記調整遅延時間だけ遅延する
    ことを特徴する遅延時間調整方法。
  2. 演奏所から放送TS信号とマスタークロックを複数の放送所に伝送し、システム全体を前記演奏所のマスタークロックに同期させる従属同期方式の単一周波数網の各放送所における遅延時間調整装置において、
    前記放送所で受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている時間差情報とリファレンス基準信号とを用いて前記放送所までの伝送遅延時間を計測する遅延時間計測手段と、
    前記放送所で計測した伝送遅延時間と受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットに設定されている最大遅延時間情報に基づいて調整遅延時間を決定する調整遅延時間決定手段と、
    前記放送所でマスタークロックと共に受信した放送TS信号を前記マスタークロックに同期して前記調整遅延時間だけ遅延する遅延手段を
    有することを特徴する遅延時間調整装置。
  3. 請求項2記載の遅延時間調整装置において、
    調整遅延時間決定手段は、前記放送所で受信した放送TS信号の付加情報伝送パケットの固定遅延フラグに応じ、前記付加情報伝送パケットのタイムオフセット情報を調整遅延時間として決定することを特徴する遅延時間調整装置。
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